JP2001268657A - 遠隔監視方法、装置、および遠隔監視プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
遠隔監視方法、装置、および遠隔監視プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2001268657A JP2001268657A JP2000078556A JP2000078556A JP2001268657A JP 2001268657 A JP2001268657 A JP 2001268657A JP 2000078556 A JP2000078556 A JP 2000078556A JP 2000078556 A JP2000078556 A JP 2000078556A JP 2001268657 A JP2001268657 A JP 2001268657A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特定領域内に存在する人物の挙動を、遠隔地
からユーザが容易に取り出せるようにする。 【解決手段】 店１内に設置された監視カメラ群４の映
像が画像処理装置５に送られる。監視カメラ映像は画像
処理され、画像データベース６に蓄積される。管理室２
にいるユーザはユーザインタフェース８を通して迷子の
服装特徴や予想位置等の必要情報を入力する。ユーザイ
ンタフェース８では、前記情報を解析し、画像検索装置
７に送信する。画像検索装置７では、前記解析された情
報と画像データベース６のデータベースのインデックス
を比較し、前記解析された情報に合致する画像をユーザ
インタフェース８に送信し、ユーザインタフェース８で
はその画像を表示する。
からユーザが容易に取り出せるようにする。 【解決手段】 店１内に設置された監視カメラ群４の映
像が画像処理装置５に送られる。監視カメラ映像は画像
処理され、画像データベース６に蓄積される。管理室２
にいるユーザはユーザインタフェース８を通して迷子の
服装特徴や予想位置等の必要情報を入力する。ユーザイ
ンタフェース８では、前記情報を解析し、画像検索装置
７に送信する。画像検索装置７では、前記解析された情
報と画像データベース６のデータベースのインデックス
を比較し、前記解析された情報に合致する画像をユーザ
インタフェース８に送信し、ユーザインタフェース８で
はその画像を表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定区域内に存在
する人物の遠隔監視を目的とした遠隔監視方法および装
置に関する。
する人物の遠隔監視を目的とした遠隔監視方法および装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ビル内や店内等の特定区域における監視
カメラシステムの役割は、不審人物の監視、犯罪の
証拠確保、顧客の行動分析等、大きく分けて３つの目
的がある。
カメラシステムの役割は、不審人物の監視、犯罪の
証拠確保、顧客の行動分析等、大きく分けて３つの目
的がある。
【０００３】従来の監視システムでは、複数の監視カメ
ラ映像を監視室にある複数モニタに写し、警備員が膨大
な画像情報から不審人物を抽出し、同時にその行動を分
析することで、不審人物の監視を行っていた。また、
監視カメラ映像をすべてビデオテープで保存し、犯罪
の証拠確保を行っていた。さらに、保存された監視カメ
ラ映像から手作業で情報の繋ぎあわせを行い、顧客の
行動分析を実現していた。
ラ映像を監視室にある複数モニタに写し、警備員が膨大
な画像情報から不審人物を抽出し、同時にその行動を分
析することで、不審人物の監視を行っていた。また、
監視カメラ映像をすべてビデオテープで保存し、犯罪
の証拠確保を行っていた。さらに、保存された監視カメ
ラ映像から手作業で情報の繋ぎあわせを行い、顧客の
行動分析を実現していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法
は、単なる画像情報の提示および蓄積であり、必ずしも
効率がよいとはいえず、以下のような問題点があった。
は、単なる画像情報の提示および蓄積であり、必ずしも
効率がよいとはいえず、以下のような問題点があった。
【０００５】警備員は、複数のモニタから不審人物を抽
出しながら、不審人物の行動を監視するという作業を長
時間に渡り継続的に行うため、苦痛が大きく、見落とし
等が発生する。
出しながら、不審人物の行動を監視するという作業を長
時間に渡り継続的に行うため、苦痛が大きく、見落とし
等が発生する。
【０００６】後から特定人物の行動を分析する場合、ビ
デオテープを１本１本人間がチェックする必要があり、
人的・時間的コストが高い。
デオテープを１本１本人間がチェックする必要があり、
人的・時間的コストが高い。
【０００７】本発明の目的は、監視者が膨大な情報から
注視すべき情報を容易に取り出すことができる遠隔監視
方法、装置、および遠隔監視プログラムを記録した記録
媒体を提供することにある。
注視すべき情報を容易に取り出すことができる遠隔監視
方法、装置、および遠隔監視プログラムを記録した記録
媒体を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、１つまたは複数のカメラを特定区域内に
配備し、これらカメラで撮影された画像群から人物の特
徴を抽出し、人物特徴と撮影時間と撮影場所と画像群を
画像データベースに蓄え、指定された時間帯、区域、人
物の特徴に応じて画像データベースを検索し、条件に合
致する画像群をモニタに表示するものである。
に、本発明は、１つまたは複数のカメラを特定区域内に
配備し、これらカメラで撮影された画像群から人物の特
徴を抽出し、人物特徴と撮影時間と撮影場所と画像群を
画像データベースに蓄え、指定された時間帯、区域、人
物の特徴に応じて画像データベースを検索し、条件に合
致する画像群をモニタに表示するものである。
【０００９】本発明の実現のためには、以下の要件を満
たす画像データベース作成手法および検索手法が必要で
ある。 要件１．検索が速いこと。 要件２．検索の自由度が高いこと。 要件３．検索の見落としがないこと。
たす画像データベース作成手法および検索手法が必要で
ある。 要件１．検索が速いこと。 要件２．検索の自由度が高いこと。 要件３．検索の見落としがないこと。
【００１０】そのため以下の手段を用いる。 １．要件１および要件２を実現するため、画像データベ
ースのインデックスとして、人物情報、時間情報、
空間情報、を用いる。具体的には、１つまたは複数の
固定カメラ画像に対し、各時刻において背景画像と原画
像の差分から人物領域画像を作成し、前記人物画像にお
ける画素値の度数分布である全体ヒストグラム群を作成
し、人物領域画像群を分割して各部領域画像群を作成
し、各部領域画像群における画素値の度数分布である各
部ヒストグラム群を複数作成し、全体ヒストグラム群と
各部ヒストグラム群を合わせたヒストグラム群を人物
情報とする。また、移動物体が抽出された時刻を時間
情報、移動物体が抽出されたカメラ番号を空間情報と
して画像データベースを作成する。 ２．要件１および要件２を実現するために、検索の際に
は、入力された検索範囲から該当するカメラの番号であ
るカメラ番号を計算し、入力された人物特徴を用いて複
数視点からの人物領域画像群を作成し、人物領域画像群
における画素値の度数分布である全体ヒストグラム群を
作成し、人物領域画像群を分割して各部領域画像群を作
成し、各部領域画像における画素値の度数分布である各
部ヒストグラム群を作成し、全体ヒストグラム群に付加
し、入力された時刻範囲および前記検索カメラ番号およ
びヒストグラム群を用いて、入力された画像の画像デー
タベースに含まれる各画像との一致度を計算し、該一致
度が設定された閾値以上の画像群を出力として表示す
る。 ３．要件２を実現するために、一致度の閾値を低めに設
定する。
ースのインデックスとして、人物情報、時間情報、
空間情報、を用いる。具体的には、１つまたは複数の
固定カメラ画像に対し、各時刻において背景画像と原画
像の差分から人物領域画像を作成し、前記人物画像にお
ける画素値の度数分布である全体ヒストグラム群を作成
し、人物領域画像群を分割して各部領域画像群を作成
し、各部領域画像群における画素値の度数分布である各
部ヒストグラム群を複数作成し、全体ヒストグラム群と
各部ヒストグラム群を合わせたヒストグラム群を人物
情報とする。また、移動物体が抽出された時刻を時間
情報、移動物体が抽出されたカメラ番号を空間情報と
して画像データベースを作成する。 ２．要件１および要件２を実現するために、検索の際に
は、入力された検索範囲から該当するカメラの番号であ
るカメラ番号を計算し、入力された人物特徴を用いて複
数視点からの人物領域画像群を作成し、人物領域画像群
における画素値の度数分布である全体ヒストグラム群を
作成し、人物領域画像群を分割して各部領域画像群を作
成し、各部領域画像における画素値の度数分布である各
部ヒストグラム群を作成し、全体ヒストグラム群に付加
し、入力された時刻範囲および前記検索カメラ番号およ
びヒストグラム群を用いて、入力された画像の画像デー
タベースに含まれる各画像との一致度を計算し、該一致
度が設定された閾値以上の画像群を出力として表示す
る。 ３．要件２を実現するために、一致度の閾値を低めに設
定する。
【００１１】以上の手段１〜３により、以下の３つの作
用が得られる。 １．１つまたは複数のカメラを特定区域内に配備し、こ
れらカメラで撮影された画像群に対しあらかじめ特徴抽
出処理を行い、特徴と撮影時間と撮影場所と画像群を画
像データベースに蓄え、指定された時間帯、区域、人物
の特徴に応じて画像データベースを検索し、条件に合致
する画像群をモニタに表示するため、監視者は膨大な情
報から注視すべき情報を容易に素早く取り出すことがで
きる。そのため、監視者の苦痛を和らげ、見落としの発
生率を下げることができる。また、後から必要な情報を
効率よく検索でき、特定人物の行動分析を低い人的・時
間的コストで実現できる。 ２．１つまたは複数のカメラ画像に対し、各時刻におい
て背景画像と原画像の差分から人物領域画像を作成し、
前記人物画像における画素値の度数分布である全体ヒス
トグラム群を作成し、人物領域画像群を分割して各部領
域画像群を作成し、各部領域画像における画素値の度数
分布である各部ヒストグラム群を作成し、全体ヒストグ
ラム群と各部ヒストグラム群を合わせたヒストグラム群
を人物情報とし、移動物体が抽出された時刻を時間
情報、移動物体が抽出されたカメラ番号を空間情報と
して画像データベースを作成するため、高速かつ自由度
の高い検索が可能な画像データベースを作成することが
できる。 ３．検索の際には、入力された検索範囲から該当するカ
メラの番号であるカメラ番号を計算し、入力された人物
特徴を用いて複数視点からの人物領域画像群を作成し、
人物領域画像群における画素値の度数分布である全体ヒ
ストグラム群を作成し、人物領域画像群を分割して各部
領域画像群を作成し、各部領域画像における画素値の度
数分布である各部ヒストグラム群を作成し、全体ヒスト
グラム群に付加し、入力された時刻範囲および検索カメ
ラ番号およびヒストグラム群を用いて、画像データベー
スに含まれる各画像との一致度を計算し、該一致度が低
めに設定された閾値以上の画像群を出力として表示する
ため、要件１〜３を満たす画像検索を実現できる。
用が得られる。 １．１つまたは複数のカメラを特定区域内に配備し、こ
れらカメラで撮影された画像群に対しあらかじめ特徴抽
出処理を行い、特徴と撮影時間と撮影場所と画像群を画
像データベースに蓄え、指定された時間帯、区域、人物
の特徴に応じて画像データベースを検索し、条件に合致
する画像群をモニタに表示するため、監視者は膨大な情
報から注視すべき情報を容易に素早く取り出すことがで
きる。そのため、監視者の苦痛を和らげ、見落としの発
生率を下げることができる。また、後から必要な情報を
効率よく検索でき、特定人物の行動分析を低い人的・時
間的コストで実現できる。 ２．１つまたは複数のカメラ画像に対し、各時刻におい
て背景画像と原画像の差分から人物領域画像を作成し、
前記人物画像における画素値の度数分布である全体ヒス
トグラム群を作成し、人物領域画像群を分割して各部領
域画像群を作成し、各部領域画像における画素値の度数
分布である各部ヒストグラム群を作成し、全体ヒストグ
ラム群と各部ヒストグラム群を合わせたヒストグラム群
を人物情報とし、移動物体が抽出された時刻を時間
情報、移動物体が抽出されたカメラ番号を空間情報と
して画像データベースを作成するため、高速かつ自由度
の高い検索が可能な画像データベースを作成することが
できる。 ３．検索の際には、入力された検索範囲から該当するカ
メラの番号であるカメラ番号を計算し、入力された人物
特徴を用いて複数視点からの人物領域画像群を作成し、
人物領域画像群における画素値の度数分布である全体ヒ
ストグラム群を作成し、人物領域画像群を分割して各部
領域画像群を作成し、各部領域画像における画素値の度
数分布である各部ヒストグラム群を作成し、全体ヒスト
グラム群に付加し、入力された時刻範囲および検索カメ
ラ番号およびヒストグラム群を用いて、画像データベー
スに含まれる各画像との一致度を計算し、該一致度が低
めに設定された閾値以上の画像群を出力として表示する
ため、要件１〜３を満たす画像検索を実現できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１３】図１は本発明の一実施形態の遠隔監視装置
を店内の迷子探しシステムに適用した例を示している。
店１内の商品棚３の間に監視カメラ４1〜４5が設置され
ている。一方、管理室２内には画像処理装置５、画像デ
ータベース６、画像検索装置７、ユーザインタフェース
８が設置されている。これら画像処理装置５、画像デー
タベース６、画像検索装置７、ユーザインタフェース８
は遠隔監視装置を構成している。
を店内の迷子探しシステムに適用した例を示している。
店１内の商品棚３の間に監視カメラ４1〜４5が設置され
ている。一方、管理室２内には画像処理装置５、画像デ
ータベース６、画像検索装置７、ユーザインタフェース
８が設置されている。これら画像処理装置５、画像デー
タベース６、画像検索装置７、ユーザインタフェース８
は遠隔監視装置を構成している。
【００１４】本システムは概略の動作は次のようにな
る。まず、店１内に設置された監視カメラ群４の映像が
画像処理装置５に送られる。監視カメラ映像は画像処理
され、画像データベース６に蓄積される。管理室２にい
るユーザはユーザインタフェース８を通して迷子の服装
特徴や予想位置等の必要情報を入力する。ユーザインタ
フェース８では、前記情報を解析し、画像検索装置７に
送信する。画像検索装置７では、前記解析された情報と
画像データベース６のデータベースのインデックスを比
較し、前記解析された情報に合致する画像をユーザイン
タフェース８に送信し、ユーザインタフェース８ではそ
の画像を表示する。
る。まず、店１内に設置された監視カメラ群４の映像が
画像処理装置５に送られる。監視カメラ映像は画像処理
され、画像データベース６に蓄積される。管理室２にい
るユーザはユーザインタフェース８を通して迷子の服装
特徴や予想位置等の必要情報を入力する。ユーザインタ
フェース８では、前記情報を解析し、画像検索装置７に
送信する。画像検索装置７では、前記解析された情報と
画像データベース６のデータベースのインデックスを比
較し、前記解析された情報に合致する画像をユーザイン
タフェース８に送信し、ユーザインタフェース８ではそ
の画像を表示する。
【００１５】次に、各装置の詳細を説明する。
【００１６】画像処理装置５は、図２に示すように、入
力部１０と原画像蓄積部１１とカメラ番号蓄積部１２と
時間蓄積部１３と背景画像作成部１４と背景画像蓄積部
１５と差分画像作成部１６と人物領域画像作成部１７と
人物領域蓄積部１８と各部領域画像群作成部１９とヒス
トグラム群作成部２０とヒストグラム群蓄積部２１と出
力部２２で構成されている。
力部１０と原画像蓄積部１１とカメラ番号蓄積部１２と
時間蓄積部１３と背景画像作成部１４と背景画像蓄積部
１５と差分画像作成部１６と人物領域画像作成部１７と
人物領域蓄積部１８と各部領域画像群作成部１９とヒス
トグラム群作成部２０とヒストグラム群蓄積部２１と出
力部２２で構成されている。
【００１７】入力部１０は監視カメラ群４から監視カメ
ラ画像（原画像）１０１とカメラ番号１０２と（撮像）
時間１０３を入力し、それぞれ原画像蓄積部１１、カメ
ラ番号蓄積部１２、時間蓄積部１３に格納する。背景画
像作成部１４は原画像１０１から背景画像１０４を作成
し、背景画像蓄積部１５に格納する。差分画像作成部１
６は原画像１０１と背景画像１０４の差分を計算し、差
分画像１０５を作成する。人物領域画像作成部１７は差
分画像１０５から人物領域画像１０６を作成し、人物領
域蓄積部１８に格納する。各部領域画像群作成部１９は
人物領域画像１０６を分割して各部領域画像１１１をＮ
（Ｎ≧２）個作成する。ヒストグラム群作成部２０は人
物領域画像１０６から全体ヒストグラム群１０７を作成
し、また各部領域画像から各部ヒストグラム群１１５を
作成し、全体ヒストグラム群１０７と合せてヒストグラ
ム群１１９としてヒストグラム群蓄積部２１に保存す
る。出力部２２は原画像１０１、カメラ番号１０２、時
間１０３、ヒストグラム群１１９を画像データベース６
に送信する。
ラ画像（原画像）１０１とカメラ番号１０２と（撮像）
時間１０３を入力し、それぞれ原画像蓄積部１１、カメ
ラ番号蓄積部１２、時間蓄積部１３に格納する。背景画
像作成部１４は原画像１０１から背景画像１０４を作成
し、背景画像蓄積部１５に格納する。差分画像作成部１
６は原画像１０１と背景画像１０４の差分を計算し、差
分画像１０５を作成する。人物領域画像作成部１７は差
分画像１０５から人物領域画像１０６を作成し、人物領
域蓄積部１８に格納する。各部領域画像群作成部１９は
人物領域画像１０６を分割して各部領域画像１１１をＮ
（Ｎ≧２）個作成する。ヒストグラム群作成部２０は人
物領域画像１０６から全体ヒストグラム群１０７を作成
し、また各部領域画像から各部ヒストグラム群１１５を
作成し、全体ヒストグラム群１０７と合せてヒストグラ
ム群１１９としてヒストグラム群蓄積部２１に保存す
る。出力部２２は原画像１０１、カメラ番号１０２、時
間１０３、ヒストグラム群１１９を画像データベース６
に送信する。
【００１８】図３は画像処理装置５の処理の流れを示し
ている。まず、監視カメラ群４からの監視カメラ画像１
０１とカメラ番号１０２と撮影時間１０３が入力部１０
に入力され、次の処理が行なわれる。 （ステップ３０） 原画像１０１を原画像蓄積部１１
へ、カメラ番号１０２をカメラ番号蓄積部１２へ、撮影
時間１０３を時間蓄積部１３へ送り、それぞれ保存す
る。図４は原画像１０１の一例を示している。原画像１
０１には、人物９と商品棚３が写っている。 （ステップ３１） 背景画像作成部１４で、現時刻が背
景更新条件に合致すれば、背景画像１０４を作成し、背
景画像蓄積部１５へ送り、保存する。図５は図４の原画
像１０１に対する背景画像１０４であり、商品棚３のみ
が写っている。背景更新条件は例えば、「現時刻が６０
の倍数」というように設定する。背景画像１０４の作成
は次のように行う。例えば、原画像１０１の各画素に対
し、時系列の画素値からヒストグラムを作成し、そのピ
ークにおける画素値を背景画像１０４の画素値とするこ
とにより作成する。これにより、背景画像１０４から一
時的に現われる（出現頻度が低くなる）人物領域を除去
することができる。 （ステップ３２） 差分画像作成部１６で、原画像１０
１と背景画像１０４の差分を計算し、差分画像１０５を
作成する。図６は図４の原画像１０１に対する差分画像
１０５であり、人物９のみが写っている。 （ステップ３３） 人物領域画像作成部１７で、差分画
像１０５から連結領域面積がある閾値よりも大きい領域
を抽出することで人物領域画像１０６（図７）を作成
し、人物領域蓄積部１８に送信し、保存する。 （ステップ３４） ヒストグラム群作成部２０で、人物
領域画像１０６から全体ヒストグラム群１０７を作成
し、ヒストグラム群蓄積部２１に送信し、保存する。図
８は全体ヒストグラム群１０７の構成例を示している。
各画素値をＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）値に分解し、
Ｒ値の度数分布であるＲヒストグラム１０８、Ｇ値の度
数分布であるＧヒストグラム１０９、Ｂ値の度数分布で
あるＢヒストグラム１１０を作成し、これらのヒストグ
ラム群で全体ヒストグラム群１０７を構成する。 （ステップ３５） 各部領域画像作成部１９で、人物領
域画像１０６を分割して各部領域画像１１１をＮ個作成
する。例えば、人物領域画像１０６をＹ軸方向にＮ等分
することによって各部領域画像群１１１を作成する。図
９は人物領域画像１０６を３等分して作成した各部領域
画像群１１１の構成を示しており、各部領域画像Ａ１１
２、各部領域画像Ｂ１１３、各部領域画像１１４Ｃによ
り構成されている。また、ｎ＝１とする。 （ステップ３６） ヒストグラム群作成部２０で、ステ
ップ３４と同様にして各部領域画像１１２，１１３，１
１４から各部のＲ値，Ｇ値，Ｂ値のヒストグラム群１１
５を作成し、ヒストグラム群蓄積部２１に送信し、全体
ヒストグラム群１０７とあわせてヒストグラム群１１９
として保存する。図１０は図９の各部領域画像群１１１
から作成した各部ヒストグラム群１１５の構成を示して
おり、Ａ部ヒストグラム群１１６、Ｂ部ヒストグラム群
１１７、Ｃ部ヒストグラム群１１８により構成されてお
り、例えばｎ＝１のときＡ部（各部領域画像１１２）の
ヒストグラム群が作成され、ｎ＝２のときＢ部（各部領
域画像１１３）のヒストグラム群が作成され、ｎ＝３の
ときＣ部（各部領域画像１１４）のヒストグラム群が作
成される。また、ｎ＝ｎ＋１とする。 （ステップ３７） Ｎ≧ｎならばステップ３６へ、それ
以外であればステップ３８へいく。 （ステップ３８） 原画像１０１、カメラ番号１０２、
時間１０３と、全体ヒストグラム群１０７と各部ヒスト
グラム群１１５の両者を含んだヒストグラム群１１９を
出力部２２を介して画像データベース６に送信する。
ている。まず、監視カメラ群４からの監視カメラ画像１
０１とカメラ番号１０２と撮影時間１０３が入力部１０
に入力され、次の処理が行なわれる。 （ステップ３０） 原画像１０１を原画像蓄積部１１
へ、カメラ番号１０２をカメラ番号蓄積部１２へ、撮影
時間１０３を時間蓄積部１３へ送り、それぞれ保存す
る。図４は原画像１０１の一例を示している。原画像１
０１には、人物９と商品棚３が写っている。 （ステップ３１） 背景画像作成部１４で、現時刻が背
景更新条件に合致すれば、背景画像１０４を作成し、背
景画像蓄積部１５へ送り、保存する。図５は図４の原画
像１０１に対する背景画像１０４であり、商品棚３のみ
が写っている。背景更新条件は例えば、「現時刻が６０
の倍数」というように設定する。背景画像１０４の作成
は次のように行う。例えば、原画像１０１の各画素に対
し、時系列の画素値からヒストグラムを作成し、そのピ
ークにおける画素値を背景画像１０４の画素値とするこ
とにより作成する。これにより、背景画像１０４から一
時的に現われる（出現頻度が低くなる）人物領域を除去
することができる。 （ステップ３２） 差分画像作成部１６で、原画像１０
１と背景画像１０４の差分を計算し、差分画像１０５を
作成する。図６は図４の原画像１０１に対する差分画像
１０５であり、人物９のみが写っている。 （ステップ３３） 人物領域画像作成部１７で、差分画
像１０５から連結領域面積がある閾値よりも大きい領域
を抽出することで人物領域画像１０６（図７）を作成
し、人物領域蓄積部１８に送信し、保存する。 （ステップ３４） ヒストグラム群作成部２０で、人物
領域画像１０６から全体ヒストグラム群１０７を作成
し、ヒストグラム群蓄積部２１に送信し、保存する。図
８は全体ヒストグラム群１０７の構成例を示している。
各画素値をＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）値に分解し、
Ｒ値の度数分布であるＲヒストグラム１０８、Ｇ値の度
数分布であるＧヒストグラム１０９、Ｂ値の度数分布で
あるＢヒストグラム１１０を作成し、これらのヒストグ
ラム群で全体ヒストグラム群１０７を構成する。 （ステップ３５） 各部領域画像作成部１９で、人物領
域画像１０６を分割して各部領域画像１１１をＮ個作成
する。例えば、人物領域画像１０６をＹ軸方向にＮ等分
することによって各部領域画像群１１１を作成する。図
９は人物領域画像１０６を３等分して作成した各部領域
画像群１１１の構成を示しており、各部領域画像Ａ１１
２、各部領域画像Ｂ１１３、各部領域画像１１４Ｃによ
り構成されている。また、ｎ＝１とする。 （ステップ３６） ヒストグラム群作成部２０で、ステ
ップ３４と同様にして各部領域画像１１２，１１３，１
１４から各部のＲ値，Ｇ値，Ｂ値のヒストグラム群１１
５を作成し、ヒストグラム群蓄積部２１に送信し、全体
ヒストグラム群１０７とあわせてヒストグラム群１１９
として保存する。図１０は図９の各部領域画像群１１１
から作成した各部ヒストグラム群１１５の構成を示して
おり、Ａ部ヒストグラム群１１６、Ｂ部ヒストグラム群
１１７、Ｃ部ヒストグラム群１１８により構成されてお
り、例えばｎ＝１のときＡ部（各部領域画像１１２）の
ヒストグラム群が作成され、ｎ＝２のときＢ部（各部領
域画像１１３）のヒストグラム群が作成され、ｎ＝３の
ときＣ部（各部領域画像１１４）のヒストグラム群が作
成される。また、ｎ＝ｎ＋１とする。 （ステップ３７） Ｎ≧ｎならばステップ３６へ、それ
以外であればステップ３８へいく。 （ステップ３８） 原画像１０１、カメラ番号１０２、
時間１０３と、全体ヒストグラム群１０７と各部ヒスト
グラム群１１５の両者を含んだヒストグラム群１１９を
出力部２２を介して画像データベース６に送信する。
【００１９】図１１は画像データベース６に蓄積される
データのデータ形式を示している。カメラ番号１０２と
時間１０３とヒストグラム群１１９と原画像へのポイン
タ１２０を画像データベース６のインデックス１２１と
して保存する。原画像１０１は独立に保存する。画像デ
ータベース６は、画像の要求があった場合、データベー
スのインデックス１２１と原画像１０１を共に要求先に
提供する。また、データベースのインデックスの要求が
あった場合、データベースのインデックス１２１のみを
提供する。さらに、データベースのインデックスの要求
があり、かつ、すべてのデータベースのインデックスを
提供した後であれば、「ＥＮＤ」を返す。これにより、
高速、かつ自由度の高い検索が可能な画像データベース
６を作成することができる。
データのデータ形式を示している。カメラ番号１０２と
時間１０３とヒストグラム群１１９と原画像へのポイン
タ１２０を画像データベース６のインデックス１２１と
して保存する。原画像１０１は独立に保存する。画像デ
ータベース６は、画像の要求があった場合、データベー
スのインデックス１２１と原画像１０１を共に要求先に
提供する。また、データベースのインデックスの要求が
あった場合、データベースのインデックス１２１のみを
提供する。さらに、データベースのインデックスの要求
があり、かつ、すべてのデータベースのインデックスを
提供した後であれば、「ＥＮＤ」を返す。これにより、
高速、かつ自由度の高い検索が可能な画像データベース
６を作成することができる。
【００２０】図１２はユーザインタフェース８の画面の
一例を示しており、以下のような特徴を持つ。 ○検索領域入力画面（図１２（１））より検索領域２０
１を入力できる。 ○時間範囲入力画面（図１２（２））より時間範囲２０
２を入力できる。 ○人物特徴入力画面（図１２（３））より人物の服装の
色などを指定することにより、人物特徴モデル２０３を
構築することができる。 ○検索結果表示画面（図１２（４））より検索結果映像
２０４を見ることができる。
一例を示しており、以下のような特徴を持つ。 ○検索領域入力画面（図１２（１））より検索領域２０
１を入力できる。 ○時間範囲入力画面（図１２（２））より時間範囲２０
２を入力できる。 ○人物特徴入力画面（図１２（３））より人物の服装の
色などを指定することにより、人物特徴モデル２０３を
構築することができる。 ○検索結果表示画面（図１２（４））より検索結果映像
２０４を見ることができる。
【００２１】図１３は、ユーザインタフェース８の内部
機構を示しており、検索領域入力部４０と時間範囲入力
部４１と人物特徴モデル入力部４２と検索条件変換部４
３とデータ蓄積部４４とヒストグラム群作成部４５と各
部領域画像群作成部４６と出力部４７と入力部４８と検
索結果表示部４９で構成されている。
機構を示しており、検索領域入力部４０と時間範囲入力
部４１と人物特徴モデル入力部４２と検索条件変換部４
３とデータ蓄積部４４とヒストグラム群作成部４５と各
部領域画像群作成部４６と出力部４７と入力部４８と検
索結果表示部４９で構成されている。
【００２２】検索領域入力部４０は検索領域２０１を、
時間範囲入力部４１は時間範囲２０２を、人物特徴モデ
ル入力部４２は人物特徴モデル２０３をそれぞれ入力す
る。検索条件変換部４３はデータ蓄積部４４に蓄積され
ている地図情報１２２と検索領域２０１から対象となる
カメラ番号（Ｕ）１２３を計算し、データ蓄積部４４に
保存し、時間範囲２０２も時間範囲（Ｕ）１２４として
データ蓄積部４４に保存し、人物特徴モデル２０３から
多視点人物画像１２６をＭ個（Ｍ≧２）作成し、データ
蓄積部４４に保存する。ヒストグラム群作成部４５は各
多視点人物画像１２６に対して全体ヒストグラム群
（Ｕ）１２５を作成し、データ蓄積部４４に保存する。
各部領域画像群作成部４６は各多視点人物画像１２６に
対して各部領域画像をＮ個作成し、データ蓄積部４４に
保存する。出力部４７はカメラ番号（Ｕ）１２３、時間
範囲（Ｕ）１２４、ヒストグラム群（Ｕ）１２５を画像
検索装置７に出力する。入力部４８は画像検索装置７か
ら原画像１０１、カメラ番号１０２、時間１０３を入力
し、検索結果表示部４９で表示する。
時間範囲入力部４１は時間範囲２０２を、人物特徴モデ
ル入力部４２は人物特徴モデル２０３をそれぞれ入力す
る。検索条件変換部４３はデータ蓄積部４４に蓄積され
ている地図情報１２２と検索領域２０１から対象となる
カメラ番号（Ｕ）１２３を計算し、データ蓄積部４４に
保存し、時間範囲２０２も時間範囲（Ｕ）１２４として
データ蓄積部４４に保存し、人物特徴モデル２０３から
多視点人物画像１２６をＭ個（Ｍ≧２）作成し、データ
蓄積部４４に保存する。ヒストグラム群作成部４５は各
多視点人物画像１２６に対して全体ヒストグラム群
（Ｕ）１２５を作成し、データ蓄積部４４に保存する。
各部領域画像群作成部４６は各多視点人物画像１２６に
対して各部領域画像をＮ個作成し、データ蓄積部４４に
保存する。出力部４７はカメラ番号（Ｕ）１２３、時間
範囲（Ｕ）１２４、ヒストグラム群（Ｕ）１２５を画像
検索装置７に出力する。入力部４８は画像検索装置７か
ら原画像１０１、カメラ番号１０２、時間１０３を入力
し、検索結果表示部４９で表示する。
【００２３】図１４はユーザインタフェース８の処理の
流れを示す図である。まず、検索領域入力部４０で検索
領域２０１が、時間範囲入力部４１で時間範囲２０２
が、人物特徴モデル入力部４２で人物特徴モデル２０３
が入力され、次の処理が実行される。 （ステップ５０） 検索条件変換部４０で、データ蓄積
部４４から地図情報１２２を受信し、地図情報１２２と
検索領域２０１から対象となるカメラ番号（Ｕ）１２３
を計算し、データ蓄積部４４に送信し、保存する。図１
２の場合、カメラ番号（Ｕ）１２３＝｛１，５｝とな
る。ただし、この地図情報１２２は、検索領域入力画面
（図１２（１））に表示される情報であり、この例では
店１内の平面図と監視カメラ４の位置関係を表わした情
報であるが、種々の監視区域に合わせて、その平面図と
監視カメラ４の位置を設定することができる。 （ステップ５１） 検索条件変換部４３で、時間範囲２
０２を時間範囲（Ｕ）１２４とし、データ蓄積部４４に
送信し、保存する。図１２の場合、時間範囲（Ｕ）１２
４＝｛１２＜ｔ＜２４｝となる。ｔは時間を表す変数で
ある。 （ステップ５２） 検索条件変換部４３で、人物特徴モ
デル２０３から多視点人物画像１２６をＭ個作成し、デ
ータ蓄積部４４に送信し、保存する。また、空集合であ
るヒストグラム群（Ｕ）１２５を作成する。例えば図１
５のように上から見た人物画像１２７、横からみた人物
画像１２８、正面から見た人物映像１２９の３つを多視
点人物画像群１２６とする。この場合、Ｍ＝３である。
また、ｍ＝１とする。 （ステップ５３） ヒストグラム群作成部４５で、各多
視点人物画像１２６に対し、ステップ３４と同様にして
全体ヒストグラム群（Ｕ）を作成、ヒストグラム群
（Ｕ）１２５に付加して、データ蓄積部４４に送信し、
保存する。また、ｍ＝ｍ＋１とする。 （ステップ５４） 各部領域画像群作成部４６で、ステ
ップ３５と同様にして各多視点人物画像１２６に対して
各部領域画像をＮ個作成する。また、ｎ＝１とする。 （ステップ５５） ヒストグラム群作成部４５で、各部
領域画像から各部ヒストグラム群（Ｕ）を作成し、デー
タ蓄積部４４に送信し、ヒストグラム群（Ｕ）１２５に
付加して保存する。 （ステップ５６） Ｎ≧ｎならばステップ５５へ、それ
以外であればステップ５７へ。 （ステップ５７） Ｍ≧ｍならばステップ５３へ、それ
以外であればステップ５８へ。 （ステップ５８） カメラ番号（Ｕ）１２３、時間範囲
（Ｕ）１２４、ヒストグラム群（Ｕ）１２５を出力部４
７を介して画像検索装置７に出力する。 （ステップ５９） 画像検索装置７の出力結果であるカ
メラ番号１０２、時間１０３、原画像１０１を入力部４
８を介して受信し、検索結果表示部４９で表示する。
流れを示す図である。まず、検索領域入力部４０で検索
領域２０１が、時間範囲入力部４１で時間範囲２０２
が、人物特徴モデル入力部４２で人物特徴モデル２０３
が入力され、次の処理が実行される。 （ステップ５０） 検索条件変換部４０で、データ蓄積
部４４から地図情報１２２を受信し、地図情報１２２と
検索領域２０１から対象となるカメラ番号（Ｕ）１２３
を計算し、データ蓄積部４４に送信し、保存する。図１
２の場合、カメラ番号（Ｕ）１２３＝｛１，５｝とな
る。ただし、この地図情報１２２は、検索領域入力画面
（図１２（１））に表示される情報であり、この例では
店１内の平面図と監視カメラ４の位置関係を表わした情
報であるが、種々の監視区域に合わせて、その平面図と
監視カメラ４の位置を設定することができる。 （ステップ５１） 検索条件変換部４３で、時間範囲２
０２を時間範囲（Ｕ）１２４とし、データ蓄積部４４に
送信し、保存する。図１２の場合、時間範囲（Ｕ）１２
４＝｛１２＜ｔ＜２４｝となる。ｔは時間を表す変数で
ある。 （ステップ５２） 検索条件変換部４３で、人物特徴モ
デル２０３から多視点人物画像１２６をＭ個作成し、デ
ータ蓄積部４４に送信し、保存する。また、空集合であ
るヒストグラム群（Ｕ）１２５を作成する。例えば図１
５のように上から見た人物画像１２７、横からみた人物
画像１２８、正面から見た人物映像１２９の３つを多視
点人物画像群１２６とする。この場合、Ｍ＝３である。
また、ｍ＝１とする。 （ステップ５３） ヒストグラム群作成部４５で、各多
視点人物画像１２６に対し、ステップ３４と同様にして
全体ヒストグラム群（Ｕ）を作成、ヒストグラム群
（Ｕ）１２５に付加して、データ蓄積部４４に送信し、
保存する。また、ｍ＝ｍ＋１とする。 （ステップ５４） 各部領域画像群作成部４６で、ステ
ップ３５と同様にして各多視点人物画像１２６に対して
各部領域画像をＮ個作成する。また、ｎ＝１とする。 （ステップ５５） ヒストグラム群作成部４５で、各部
領域画像から各部ヒストグラム群（Ｕ）を作成し、デー
タ蓄積部４４に送信し、ヒストグラム群（Ｕ）１２５に
付加して保存する。 （ステップ５６） Ｎ≧ｎならばステップ５５へ、それ
以外であればステップ５７へ。 （ステップ５７） Ｍ≧ｍならばステップ５３へ、それ
以外であればステップ５８へ。 （ステップ５８） カメラ番号（Ｕ）１２３、時間範囲
（Ｕ）１２４、ヒストグラム群（Ｕ）１２５を出力部４
７を介して画像検索装置７に出力する。 （ステップ５９） 画像検索装置７の出力結果であるカ
メラ番号１０２、時間１０３、原画像１０１を入力部４
８を介して受信し、検索結果表示部４９で表示する。
【００２４】以上の機能を有するユーザインタフェース
８により、ユーザは所望する画像の条件を自由に設定
し、それを閲覧できる。
８により、ユーザは所望する画像の条件を自由に設定
し、それを閲覧できる。
【００２５】図１６に示すように、画像検索装置７は入
力部６０とカメラ番号照合部６１と時間照合部６２とヒ
ストグラム群照合部６３とデータ蓄積部６４と一致度計
算部６５と結果インタフェース部６６で構成されてい
る。
力部６０とカメラ番号照合部６１と時間照合部６２とヒ
ストグラム群照合部６３とデータ蓄積部６４と一致度計
算部６５と結果インタフェース部６６で構成されてい
る。
【００２６】入力部６０はユーザインタフェース８から
カメラ番号（Ｕ）１２３、時間範囲（Ｕ）１２４、ヒス
トグラム群（Ｕ）１２５を入力し、画像データベース６
からカメラ番号１０２、時間１０３、ヒストグラム群１
１９を入力する。カメラ番号照合部６１はカメラ番号
（Ｕ）１２３とカメラ番号１０２を比較し、カメラ番号
比較結果Ｃをデータ蓄積部６４に保存する。時間照合部
６２は時間範囲（Ｕ）１２４と時間１０３を比較し、時
間比較結果Ｔをデータ蓄積部６４に保存する。ヒストグ
ラム照合部６３はヒストグラム群（Ｕ）１２５とヒスト
グラム群１１９を比較し、ヒストグラム群比較結果Ｈを
データ蓄積部６４に保存する。一致度計算部６６は比較
結果Ｃ，Ｔ，Ｈから一致度ｄを計算する。結果インタフ
ェース部６６は一致度ｄ＞閾値Ｄならば、画像データベ
ース６に原画像１０１を要求し、カメラ番号１０２、時
間１０３とともにユーザインタフェース８に送信する。
カメラ番号（Ｕ）１２３、時間範囲（Ｕ）１２４、ヒス
トグラム群（Ｕ）１２５を入力し、画像データベース６
からカメラ番号１０２、時間１０３、ヒストグラム群１
１９を入力する。カメラ番号照合部６１はカメラ番号
（Ｕ）１２３とカメラ番号１０２を比較し、カメラ番号
比較結果Ｃをデータ蓄積部６４に保存する。時間照合部
６２は時間範囲（Ｕ）１２４と時間１０３を比較し、時
間比較結果Ｔをデータ蓄積部６４に保存する。ヒストグ
ラム照合部６３はヒストグラム群（Ｕ）１２５とヒスト
グラム群１１９を比較し、ヒストグラム群比較結果Ｈを
データ蓄積部６４に保存する。一致度計算部６６は比較
結果Ｃ，Ｔ，Ｈから一致度ｄを計算する。結果インタフ
ェース部６６は一致度ｄ＞閾値Ｄならば、画像データベ
ース６に原画像１０１を要求し、カメラ番号１０２、時
間１０３とともにユーザインタフェース８に送信する。
【００２７】図１７は画像検索装置７の処理を示す流れ
図である。まず、ユーザインタフェース８から入力部６
０に、カメラ番号（Ｕ）１２３、時間範囲（Ｕ）１２
４、ヒストグラム群（Ｕ）１２５が入力され、次の処理
が実行される。 （ステップ７０） 画像データベース６からデータベー
スのインデックス１２１を取り出し、「ＥＮＤ」なら終
了、それ以外ならばステップ７１へ。 （ステップ７１） カメラ番号照合部６１でカメラ番号
（Ｕ）１２３とカメラ番号１０２を比較し、カメラ番号
比較結果Ｃをデータ蓄積部６４に送信して保存する。カ
メラ番号比較結果Ｃは例えば、一致した場合Ｃ＝１、一
致しなかった場合Ｃ＝０と定義できる。 （ステップ７２） 時間照合部６２で時間範囲（Ｕ）１
２４と時間１０３を比較し、時間比較結果Ｔをデータ蓄
積部６４に送信して保存する。時間比較結果Ｔは例え
ば、時間範囲（Ｕ）に時間が含まれる場合、Ｔ＝１、含
まれない場合Ｔ＝０と定義できる。 （ステップ７３） ヒストグラム群照合部６３でヒスト
グラム群（Ｕ）１２５とヒストグラム群１１９を比較
し、ヒストグラム群比較結果Ｈをデータ蓄積部６４に送
信して保存する。ヒストグラム群（Ｕ）１２５とヒスト
グラム群１１９の比較は、例えば次のように行う。ヒス
トグラム群１１９の全体ヒストグラム群をＡＨと表し、
ヒストグラム群（Ｕ）のＭ個の全体ヒストグラム群をＡ
ＨＵ（ｍ）と表し、ＡＨとＡＨＵ（ｍ）の各比較結果
を、Ａ（ｍ）＝Ｒヒストグラムの差分累積値＋Ｂヒスト
グラムの差分累積値＋Ｇヒストグラムの差分累積値、と
定義する。ただし、ｍは１以上Ｍ以下の整数である。同
様にして、ヒストグラム群の１１９のＮ個の各部ヒスト
グラム群をＰ（ｎ）と表し、ヒストグラム群（Ｕ）のＭ
×Ｎ個の各部ヒストグラム群ＰＵ（ｍ，ｎ）と表し、Ｐ
（ｎ）とＰＵ（ｍ，ｎ）の比較結果を、Ｈ（ｍ，ｎ）＝
Ｒヒストグラムの差分累積値＋Ｂヒストグラムの差分累
積値＋Ｇヒストグラムの差分累積値、と定義する。ただ
し、ｎは１以上Ｎ以下の整数である。そして
図である。まず、ユーザインタフェース８から入力部６
０に、カメラ番号（Ｕ）１２３、時間範囲（Ｕ）１２
４、ヒストグラム群（Ｕ）１２５が入力され、次の処理
が実行される。 （ステップ７０） 画像データベース６からデータベー
スのインデックス１２１を取り出し、「ＥＮＤ」なら終
了、それ以外ならばステップ７１へ。 （ステップ７１） カメラ番号照合部６１でカメラ番号
（Ｕ）１２３とカメラ番号１０２を比較し、カメラ番号
比較結果Ｃをデータ蓄積部６４に送信して保存する。カ
メラ番号比較結果Ｃは例えば、一致した場合Ｃ＝１、一
致しなかった場合Ｃ＝０と定義できる。 （ステップ７２） 時間照合部６２で時間範囲（Ｕ）１
２４と時間１０３を比較し、時間比較結果Ｔをデータ蓄
積部６４に送信して保存する。時間比較結果Ｔは例え
ば、時間範囲（Ｕ）に時間が含まれる場合、Ｔ＝１、含
まれない場合Ｔ＝０と定義できる。 （ステップ７３） ヒストグラム群照合部６３でヒスト
グラム群（Ｕ）１２５とヒストグラム群１１９を比較
し、ヒストグラム群比較結果Ｈをデータ蓄積部６４に送
信して保存する。ヒストグラム群（Ｕ）１２５とヒスト
グラム群１１９の比較は、例えば次のように行う。ヒス
トグラム群１１９の全体ヒストグラム群をＡＨと表し、
ヒストグラム群（Ｕ）のＭ個の全体ヒストグラム群をＡ
ＨＵ（ｍ）と表し、ＡＨとＡＨＵ（ｍ）の各比較結果
を、Ａ（ｍ）＝Ｒヒストグラムの差分累積値＋Ｂヒスト
グラムの差分累積値＋Ｇヒストグラムの差分累積値、と
定義する。ただし、ｍは１以上Ｍ以下の整数である。同
様にして、ヒストグラム群の１１９のＮ個の各部ヒスト
グラム群をＰ（ｎ）と表し、ヒストグラム群（Ｕ）のＭ
×Ｎ個の各部ヒストグラム群ＰＵ（ｍ，ｎ）と表し、Ｐ
（ｎ）とＰＵ（ｍ，ｎ）の比較結果を、Ｈ（ｍ，ｎ）＝
Ｒヒストグラムの差分累積値＋Ｂヒストグラムの差分累
積値＋Ｇヒストグラムの差分累積値、と定義する。ただ
し、ｎは１以上Ｎ以下の整数である。そして
【００２８】
【数１】 と定義する。さらに、ヒストグラム群比較結果ＨをＨ
（１）〜Ｈ（ｍ）の最小値と定義する。 （ステップ７４） 一致度計算部６５で一致度ｄを計算
する。一致度ｄは例えばｄ＝Ｃ×Ｔ／Ｈと定義できる。 （ステップ７５） 一致度計算部６５で、ｄ＞ある閾値
Ｄならばステップ７６へ、それ以外であればステップ７
０へ。このとき、検索の見落としがないように、ある閾
値Ｄは低めに設定しておく。 （ステップ７６） 結果インタフェース部６６で、画像
データベース６に原画像１０１を要求し、カメラ番号１
０２、時間１０３とともにユーザインタフェース８に送
信する。ステップ７０へ。
（１）〜Ｈ（ｍ）の最小値と定義する。 （ステップ７４） 一致度計算部６５で一致度ｄを計算
する。一致度ｄは例えばｄ＝Ｃ×Ｔ／Ｈと定義できる。 （ステップ７５） 一致度計算部６５で、ｄ＞ある閾値
Ｄならばステップ７６へ、それ以外であればステップ７
０へ。このとき、検索の見落としがないように、ある閾
値Ｄは低めに設定しておく。 （ステップ７６） 結果インタフェース部６６で、画像
データベース６に原画像１０１を要求し、カメラ番号１
０２、時間１０３とともにユーザインタフェース８に送
信する。ステップ７０へ。
【００２９】以上の画像検索により、画像条件に一致す
る画像を画像データベース６から高速かつ自由に検索す
ることができ、迷子の現在位置を高速に予測することが
できる。
る画像を画像データベース６から高速かつ自由に検索す
ることができ、迷子の現在位置を高速に予測することが
できる。
【００３０】図１８は画像処理装置５をパソコン等のコ
ンピュータ上で実施する場合のブロック図である。入力
装置８０は図２中の入力部１０に相当する。記憶装置８
１，８２，８３，８４，８５，８６はそれぞれ図２中の
原画像蓄積部１１、カメラ番号蓄積部１２、時間蓄積部
１３、背景画像蓄積部１５、人物領域蓄積部１８、ヒス
トグラム群蓄積部２１に相当し、記憶装置８７はハード
ディスクである。出力装置８８は図２中の出力部２２に
相当する。記録媒体８９は図３中のステップ３０〜３８
からなる画像処理プログラムが記録された、フロッピィ
・ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、光磁気ディスク等の記録媒
体である。データ処理装置９０はＣＰＵ、各種インタフ
ェース等を含み、記録媒体８９から画像処理プログラム
を記憶装置８７に読み込んで実行する。
ンピュータ上で実施する場合のブロック図である。入力
装置８０は図２中の入力部１０に相当する。記憶装置８
１，８２，８３，８４，８５，８６はそれぞれ図２中の
原画像蓄積部１１、カメラ番号蓄積部１２、時間蓄積部
１３、背景画像蓄積部１５、人物領域蓄積部１８、ヒス
トグラム群蓄積部２１に相当し、記憶装置８７はハード
ディスクである。出力装置８８は図２中の出力部２２に
相当する。記録媒体８９は図３中のステップ３０〜３８
からなる画像処理プログラムが記録された、フロッピィ
・ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、光磁気ディスク等の記録媒
体である。データ処理装置９０はＣＰＵ、各種インタフ
ェース等を含み、記録媒体８９から画像処理プログラム
を記憶装置８７に読み込んで実行する。
【００３１】なお、画像検索装置７、ユーザインタフェ
ース８も同様に、パソコン等のコンピュータ上で実行で
きる。
ース８も同様に、パソコン等のコンピュータ上で実行で
きる。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
定区域内に配備された１つまたは複数のカメラで撮影さ
れた画像群に対し特徴抽出処理を行い、特徴と撮影時間
と撮影場所と画像群をデータベースに蓄え、指定された
時間帯、区域、人物の特徴に基づいて画像データベース
を検索し、条件に合致する画像群をモニタに表示するこ
とにより、監視者は膨大な情報から注視すべき情報を容
易に取り出すことができ、そのため、監視者の苦痛を和
らげ、見落としの発生率を下げることができ、また、後
から必要な情報を効率よく検索でき、特定人物の行動分
析を低い人的・時間的コストで実現できる。
定区域内に配備された１つまたは複数のカメラで撮影さ
れた画像群に対し特徴抽出処理を行い、特徴と撮影時間
と撮影場所と画像群をデータベースに蓄え、指定された
時間帯、区域、人物の特徴に基づいて画像データベース
を検索し、条件に合致する画像群をモニタに表示するこ
とにより、監視者は膨大な情報から注視すべき情報を容
易に取り出すことができ、そのため、監視者の苦痛を和
らげ、見落としの発生率を下げることができ、また、後
から必要な情報を効率よく検索でき、特定人物の行動分
析を低い人的・時間的コストで実現できる。
【図１】本発明の一実施形態を示すシステム構成図であ
る。
る。
【図２】画像処理装置５の構成を示す図である。
【図３】画像処理装置５の処理の流れを示す図である。
【図４】原画像１０１の一例を示す図である。
【図５】背景画像１０４の一例を示す図である。
【図６】差分画像１０５の一例を示す図である。
【図７】人物領域画像１０６を示す図である。
【図８】全体ヒストグラム群１０７を示す図である。
【図９】各部領域画像群１１１を示す図である。
【図１０】各部ヒストグラム群１１５を示す図である。
【図１１】画像データベース６のデータ形式を説明する
図である。
図である。
【図１２】ユーザインタフェース８の画面構成の一例を
示す図である。
示す図である。
【図１３】ユーザインタフェース８の内部構成を示す図
である。
である。
【図１４】ユーザインタフェース８の処理の流れを示す
図である。
図である。
【図１５】人物画像群を説明する図である。
【図１６】画像検索装置７の構成を示す図である。
【図１７】画像検索装置７の処理の流れを示す図であ
る。
る。
【図１８】画像処理装置５をコンピュータ上で実施する
場合のブロック図である。
場合のブロック図である。
１ 店 ２ 管理室 ３ 商品棚 ４ 監視カメラ群 ４1〜４5 監視カメラ ５ 画像処理装置 ６ 画像データベース ７ 画像検索装置 ８ ユーザインタフェース ９ 人物 １０ 入力部 １１ 原画像蓄積部 １２ カメラ番号蓄積部 １３ 時間蓄積部 １４ 背景画像作成部 １５ 背景画像蓄積部 １６ 差分画像作成部 １７ 人物領域画像作成部 １８ 人物領域蓄積部 １９ 各部領域画像作成部 ２０ ヒストグラム作成部 ２１ ヒストグラム蓄積部 ２２ 出力部 ３０〜３８ ステップ ４０ 検索領域入力部 ４１ 時間範囲入力部 ４２ 人物特徴モデル入力部 ４３ 検索条件変換部 ４４ データ蓄積部 ４５ ヒストグラム群作成部 ４６ 各部領域画像群作成部 ４７ 出力部 ４８ 入力部 ４９ 検索結果表示部 ５０〜５９ ステップ ６０ 入力部 ６１ カメラ番号照合部 ６２ 時間照合部 ６３ ヒストグラム群照合部 ６４ データ蓄積部 ６５ 一致度計算部 ６６ 結果インタフェース部 ７０〜７６ ステップ １０１ 原画像 １０２ カメラ番号 １０３ 時間 １０４ 背景画像 １０５ 差分画像 １０６ 人物領域画像 １０７ 全体ヒストグラム群 １０８ Ｒヒストグラム １０９ Ｇヒストグラム １１０ Ｂヒストグラム １１１ 各部領域画像群 １１２ 各部領域画像Ａ １１３ 各部領域画像Ｂ １１４ 各部領域画像Ｃ １１５ 各部ヒストグラム群 １１６ Ａ部ヒストグラム群 １１７ Ｂ部ヒストグラム群 １１８ Ｃ部ヒストグラム群 １１９ ヒストグラム群 １２０ 原画像へのポインタ １２１ データベースのインデックス １２２ 地図情報 １２３ カメラ番号（Ｕ） １２４ 時間範囲（Ｕ） １２５ ヒストグラム群（Ｕ） １２６ 多視点人物画像 １２７ 上から見た人物映像 １２８ 横から見た人物映像 １２９ 正面から見た人物映像 ２０１ 検索領域 ２０２ 時間範囲 ２０３ 人物特徴モデル ２０４ 検索結果
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B075 ND12 PQ02 PR06 QM08 QP05 5C054 CH08 FC01 FC05 FC12 FC15 FC16 GB05 GB12 GB15 GD03 GD09 HA18 5C087 AA02 AA03 BB74 DD05 EE14 FF01 FF04 GG02 GG10 GG19 GG20 GG66 GG70 GG83 5K048 BA03 BA10 BA51 DA02 EB11 EB15 FB02 FC01 HA01 HA02
Claims (11)
- 【請求項１】 特定区域内に配備された１つまたは複数
のカメラで、該特定区域内に存在する人物を遠隔地から
監視する方法であって、 前記カメラで撮影された画像群から人物の特徴を抽出
し、前記人物特徴と撮影時間と撮影場所と前記画像群を
画像データベースに蓄える画像処理ステップと、 時間帯、検索範囲、人物特徴を入力する検索条件入力ス
テップと、 入力された時間帯、検索範囲、人物特徴を基に前記画像
データベースの検索処理を行う画像検索ステップと、 検索処理の結果、条件に合致する画像を表示する検索結
果表示ステップを有する遠隔監視方法。 - 【請求項２】 前記画像処理ステップは、 各時刻において、現時刻が設定された背景更新条件を満
たす場合に各カメラでの背景画像を作成または更新する
ステップと、 各時刻において、現時刻の映像である原画像と前記背景
画像との画素毎の差である差分画像を作成するステップ
と、 各時刻において、前記差分画像から連結領域面積がある
閾値よりも大きい領域を抽出することで人物領域画像を
作成するステップと、 前記人物領域画像における画素値の度数分布である全体
ヒストグラム群を作成するステップと、 前記人物領域画像を分割して各部領域画像群を作成する
ステップと、 前記各部領域画像における画素値の度数分布である各部
ヒストグラム群を作成するステップと、 前記全体ヒストグラム群と前記各部ヒストグラム群を合
わせたヒストグラム群を出力するステップと、 前記原画像と、当該原画像を撮影したカメラのカメラ番
号と、撮影時刻と、前記ヒストグラム群を前記画像デー
タベースに保存するステップを含む、請求項１記載の方
法。 - 【請求項３】 前記検索条件入力ステップは、 入力された検索範囲から該当するカメラの番号であるカ
メラ番号を計算するステップと、 入力された人物特徴を用いて複数視点からの人物領域画
像群を作成するステップと、 前記人物領域画像群の各人物領域画像における画素値の
度数分布である全体ヒストグラム群を作成するステップ
と、 各人物領域画像を分割して各部領域画像群を作成するス
テップと、 前記各部領域画像における画素値の度数分布である各部
ヒストグラム群を作成し、前記全体ヒストグラム群に付
加するステップと、 前記カメラ番号、前記時間帯、前記全体ヒストグラム群
を前記画像検索ステップに出力するステップを含む、請
求項２記載の方法。 - 【請求項４】 前記画像検索ステップは、 前記カメラ番号、前記時間帯、前記ヒストグラム群と前
記画像データベースに保存されているデータを比較し、
入力された人物特徴の前記画像データベースに含まれる
各画像との一致度を計算するステップと、 前記一致度が設定された閾値よりも高い画像を出力する
ステップを有する、請求項３記載の方法。 - 【請求項５】 特定区域内複数地点の画像を撮影する１
つまたは複数のカメラで、該特定区域内に存在する人物
を遠隔地から監視する装置であって、 画像データベースと、 前記カメラで撮影された画像から人物の特徴を抽出し、
前記人物特徴と撮影時間と撮影場所と前記画像群を前記
画像データベースに蓄える画像処理手段と、 時間帯、検索範囲、人物特徴を入力し、また検索条件に
合致する画像を表示するユーザインタフェース手段と、 入力された時間帯、検索範囲、人物特徴を基に前記画像
データベースを検索し、検索結果を前記ユーザインタフ
ェース手段に出力する画像検索手段を有する遠隔監視装
置。 - 【請求項６】 前記画像処理手段は、 各時刻において、現時刻が設定された背景更新条件を満
たす場合に各カメラでの背景画像を作成または更新する
手段と、 各時刻において、現時刻の映像である原画像と前記背景
画像との画素毎の差である差分画像を生成する手段と、 各時刻において、前記差分画像から連結領域面積がある
閾値よりも大きい領域を抽出することで人物領域画像を
作成する手段と、 前記人物領域画像における画素値の度数分布である全体
ヒストグラム群を作成する手段と、 前記人物領域画像を分割して各部領域画像群を作成する
手段と、 前記各部領域画像における画素値の度数分布である各部
ヒストグラム群を作成する手段と、 前記全体ヒストグラム群と前記各部ヒストグラム群を合
わせたヒストグラム群を出力する手段と、 前記原画像、当該原画像を撮影したカメラのカメラ番
号、撮影時間、前記ヒストグラム群を前記画像データベ
ースに保存する手段を含む、請求項５記載の装置。 - 【請求項７】 前記ユーザインタフェース手段は、 入力された検索範囲から該当するカメラの番号であるカ
メラ番号を計算する手段と、 入力された人物特徴を用いて複数視点からの人物領域画
像群を作成する手段と、 前記人物領域画像群の各人物領域画像における画素値の
度数分布である全体ヒストグラム群を作成する手段と、 各人物領域画像を分割して各部領域画像群を作成する手
段と、 前記各部領域画像群における画素値の度数分布である各
部ヒストグラム群を複数作成し、前記全体ヒストグラム
群に付加する手段と、 前記カメラ番号、前記時間帯、前記全体ヒストグラム群
を前記画像検索手段に出力する手段を含む、請求項６記
載の装置。 - 【請求項８】 前記画像検索手段は、 前記カメラ番号、前記時間帯、前記ヒストグラム群と前
記画像データベースに保存されているデータを比較し、
入力された人物特徴の前記画像データベースに含まれる
各画像との一致度を計算する手段と、 前記一致度が設定された閾値よりも高い画像を前記ユー
ザインタフェース手段に出力する手段を有する、請求項
７記載の装置。 - 【請求項９】 特定区域内に配備された１つまたは複数
のカメラで撮影された画像群から人物の特徴を抽出する
画像処理プログラムであって、 各時刻において、現時刻が設定された背景更新条件を満
たす場合に各カメラでの背景画像を作成または更新する
手順と、 各時刻において、現時刻の映像である原画像と前記背景
画像との画素毎の差である差分画像を作成する手順と、 各時刻において、前記差分画像から連結領域面積がある
閾値よりも大きい領域を抽出することで人物領域画像を
作成する手順と、 前記人物領域画像における画素値の度数分布である全体
ヒストグラム群を作成する手順と、 前記人物領域画像を分割して各部領域画像群を作成する
手順と、 前記各部領域画像における画素値の度数分布である各部
ヒストグラム群を作成する手順と、 前記全体ヒストグラム群と前記各部ヒストグラム群を合
わせたヒストグラム群を出力する手順と、 前記原画像、当該原画像を撮影したカメラのカメラ番
号、撮影時間と、前記ヒストグラム群を前記画像データ
ベースに保存する手順をコンピュータに実行させるため
の画像処理プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項１０】 特定区域内に配備された１つまたは複
数のカメラで該特定区域内の特定人物を遠隔監視する遠
隔監視装置に用いられるユーザインタフェースプログラ
ムであって、 入力された検索範囲から該当するカメラの番号であるカ
メラ番号を計算する手順と、 入力された人物特徴を用いて複数視点からの人物領域画
像群を作成する手順と、 前記人物領域画像群の各人物領域画像における画素値の
度数分布である全体ヒストグラム群を作成する手順と、 各人物領域画像を分割して各部分領域画像群を作成する
手順と、 前記各部領域画像における画素値の度数分布である各部
ヒストグラム群を作成し、前記全体ヒストグラム群に付
加する手順と、 前記カメラ番号と、入力された時間帯と、前記全体ヒス
トグラム群を画像検索プログラムに出力する手順と、 前記画像検索プログラムから検索結果を受け取り、カメ
ラ番号、時間、原画像を表示する手順をコンピュータに
実行させるためのユーザインタフェースプログラムを記
録した記録媒体。 - 【請求項１１】 請求項１０記載のユーザインタフェー
スプログラムからカメラ番号、時間範囲、ヒストグラム
群を入力する手順と、 前記カメラ番号、前記時間帯、前記ヒストグラム群と前
記画像データベースに保存されているデータを比較し、
入力された人物特徴の前記画像データベースに含まれる
各画像との一致度を計算する手順と、 前記一致度が設定された閾値よりも高い画像を前記ユー
ザインタフェースプログラムに出力する手順をコンピュ
ータに実行させるための画像検索プログラムを記録した
記録媒体。
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|---|---|---|---|
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