JPH09292399A - サンプリング液体の分注方法 - Google Patents

サンプリング液体の分注方法

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JPH09292399A
JPH09292399A JP10754496A JP10754496A JPH09292399A JP H09292399 A JPH09292399 A JP H09292399A JP 10754496 A JP10754496 A JP 10754496A JP 10754496 A JP10754496 A JP 10754496A JP H09292399 A JPH09292399 A JP H09292399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampling
nozzle
liquid
tip
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP10754496A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Ikeda
昌満 池田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH09292399A publication Critical patent/JPH09292399A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はサンプリング液体の分注時における
サンプリング液体の飛散を防止し得る分注方法の提供を
目的とする。 【解決手段】 サンプリングノズル1により反応試液管
6内より反応試液6aを指定量吸引した後、サンプリン
グノズル1の先端が反応試液6aに触れず、反応試液管
6の口から出ていない位置まで上昇させて、空気を吸引
することによりサンプリングノズル1の先端に空気ゾー
ン7を生成する。しかる後、前記反応試液6aを、空気
ゾーン7を介して、反応管4に分注する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動化学
分析装置のサンプリング液体の分注方法において、液体
試料および反応試液がサンプリングノズルから移動停止
時に慣性により飛散するのを防止するに好適なサンプリ
ング液体の分注方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、特開平3−261
841号公報において、サンプリング液体の飛散防止機
構の発明が開示されている。該技術では、ノズル移動の
駆動系統の一部に衝撃吸収機構を設ける事により、移動
停止時の振動を押さえ、液体試料、反応試液の飛散を防
止するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、振動
を押さえるため、駆動系統の一部に衝撃吸収機構を設け
るため、構造が複雑になり、部材の点数が増える欠点が
あった。
【0004】本発明は、分注装置に衝撃吸収機構を設け
る必要なく、構造が簡単な装置により、サンプリング液
体を飛散せしめずに、サンプリング液体の分注を実施す
ることのできる分注方法の提供を目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
[手段]本発明のサンプリング液体の分注方法は、上下
および旋回移動するアームの先端に垂直に取り付けたサ
ンプリングノズルを用いて、サンプリング液体を吸引す
るとともに、分注位置に移動後、サンプリング液体を吐
出するサンプリング液体の分注方法において、サンプリ
ング液体吸引後にノズル先端より空気を吸い込む事で、
ノズル先端に空気ゾーンを設けることを特徴とする。
【0006】[作用]本発明の分注方法では、サンプリ
ングノズルにより液体試料または反応試液等のサンプリ
ング液体を吸引した後、さらにサンプリングノズルの先
端から空気を吸引して、サンプリングノズルが生成する
ことにより、移動停止時に衝撃を受けた際に、ノズル先
端にある空気ゾーンの空気が圧縮して衝撃を吸収し、サ
ンプリング試液の飛散を防止する。
【0007】
【発明の実施の形態】 (実施の形態1)本発明のサンプリング液体の分注方法
の実施の形態1を図面とともに説明する。
【0008】[構成]図1は、本発明方法に使用するサ
ンプリング装置の概要を示す平面図、図2は正面図、図
3はサンプリングノズルにより液体試料を吸引した際
の、ノズル先端部の拡大図、図4は同空気を吸引した際
のノズル先端部の拡大図である。サンプリングノズル1
は、アーム2の先端に取り付けられており、チューブ1
0によりディスペンサ11と接続されている。前記アー
ム2の、他端は支持軸3の上端に固着されて支持される
とともに支持軸3は同軸3に取り付けられた歯車21と
これに噛合する駆動歯車22をモータ20を駆動するこ
とにより、アーム2を旋回することができるように構成
されている。また、前記支持軸3の下部にはピニオン2
4が取り付けられており、これに噛合する歯車25をモ
ーター23により回転することにより、アーム2を上下
に移動するすることができるように構成されている。ま
た、サンプリングノズル1の下方には、反応管4、ノズ
ル洗浄管5、反応試液管6がサンプリングノズル1の移
動旋回軌跡と合致する位置に配置されている尚、前記ア
ーム2の支持軸3は図示しない軸受けにより上下および
回転自在に支持されている。
【0009】[作用]次に、前記構成から成る分注装置
による本例のサンプリング液体の分注方法について説明
する。反応管4には、予め液体試料が投入されている。
先ず、第1工程は、サンプリングノズル1を、モーター
20を動作させることにより、反応試液管6の位置まで
旋回させる。反応試液管6の上方に移動した後、モータ
ー23を動作させ、サンプリングノズル1の先端が反応
試液6aに達するまで下降させる。第2工程では、図3
に示すようにディスペンサ11を動作させ反応試液6a
を指定量吸引する。第3工程では、モーター23を動作
させ、サンプリングノズル1の先端が、反応試験6aに
触れず反応試液管6の口から出ていない位置まで上昇さ
せる。この位置で、ディスペンサ11を動作させると、
サンプリングノズル1は空気を吸引することになり、図
4に示すように、サンプリングノズル1の先端に空気ゾ
ーン7を生成する。第4工程で、再度モーター23を動
作させサンプリングノズル1を、反応試液管6内より上
方に上昇後、モーター20を動作しつつアーム2を旋回
して反応管4上側に移動し、反応試液6aを吐出する。
この際、移動停止時の衝撃により反応試液6aがサンプ
リングノズル1の先端より飛び出そうとする力が働き、
空気ゾーン7の空気を押し出そうとする。この時、サン
プリングノズル1の先端が狭くなっているため、空気ゾ
ーン7の空気が逃げきれず圧縮される。このため、空気
の圧力が反応試液6aが飛び出そうとする力より大きく
なり、反応試液6aを押し戻すため、反応試液6aの飛
散はない。反応試液6aを、複数の反応管4に分注する
際には、反応試液6aを指定量吐出した後、サンプリン
グノズル1に反応試液6aが残った状態で再度空気を吸
引することにより、空気ゾーンを再び生成することがで
きる。
【0010】[効果]このように、特別な機構を設ける
ことなく、サンプリング液体の飛散を防止することが可
能となる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、サンプリングノズル先
端に空気ゾーンを生成することにより、サンプリング液
体を飛散させることなく分注することが可能となる。ま
た、特別な機構を設けることなく、飛散を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施に使用する分注装置の平面
図。
【図2】本発明方法の実施に使用する分注装置の正面
図。
【図3】サンプリングノズルにより液体試料を吸引した
際のノズル先端部の拡大図。
【図4】さらに空気を吸引した際のノズル先端部の拡大
図。
【符号の説明】
1 サンプリングノズル 2 アーム 3 支持軸 4 反応管 5 ノズル洗浄管 6 反応試液管 6a 反応試液 7 空気ゾーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下および旋回移動するアームの先端に
    垂直に取り付けたサンプリングノズルを用いて、サンプ
    リング液体を吸引するとともに、分注位置に移動後、サ
    ンプリング液体を吐出するサンプリング液体の分注方法
    において、サンプリング液体吸引後にノズル先端より空
    気を吸い込み、ノズル先端に空気ゾーンを設けることを
    特徴とするサンプリング液体の分注方法。
JP10754496A 1996-04-26 1996-04-26 サンプリング液体の分注方法 Pending JPH09292399A (ja)

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JP (1) JPH09292399A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264878A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Nichiryo Co Ltd 液分注装置、液分注方法、液採取システム、及び、液採取プログラム
JP2010181292A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Beckman Coulter Inc 分注装置、自動分析装置及び分注装置のメンテナンス方法

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