JPH09292270A - 超音波測定装置 - Google Patents

超音波測定装置

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JPH09292270A
JPH09292270A JP8108054A JP10805496A JPH09292270A JP H09292270 A JPH09292270 A JP H09292270A JP 8108054 A JP8108054 A JP 8108054A JP 10805496 A JP10805496 A JP 10805496A JP H09292270 A JPH09292270 A JP H09292270A
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JP
Japan
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ultrasonic
propagation time
measured
ultrasonic wave
receiver
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Application number
JP8108054A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Araki
等 荒木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8108054A priority Critical patent/JPH09292270A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定に全伝搬時間を用いており、伝音材の温
度が変わると伝音材中の伝搬時間が変化して測定に誤差
が生じる課題があった。また、被測定流体の温度を測定
する機構が設置されておらず、温度を測定することがで
きないなどの課題があった。 【解決手段】 伝音材3a〜3d中の伝搬時間に関する
観測を行い、前記観測により全伝搬時間から前記伝音材
3a〜3d中の伝搬時間を差し引いた伝搬時間を用い
て、被測定流体1に関する流速,温度等の測定量を求め
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は超音波伝搬時間を
用いて被測定流体の流速、温度等を測定する超音波測定
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば、計測自動制御学会論文
集、第23巻、第5号(昭和62年5月発行)、および
計測自動制御学会論文集、第14巻、第2号(昭和53
年4月発行)に記載された従来の超音波測定装置を示す
構成図であり、図において、1は被測定流体、2aおよ
び2bは被測定流体1が流れる管路の管壁、3a〜3d
は超音波を伝達する伝音材、4a〜4dは超音波送受信
子である。
【0003】5は超音波送受信子4aおよび4cまたは
超音波送受信子4bおよび4dにおいて超音波送信を行
うための電気信号を周期的に送信する発振回路であり、
前記送信に伴って切換回路6、弁別回路8a,8b、お
よび伝搬時間測定回路9bに対するタイミング信号の送
信も行っている。
【0004】6は超音波の送信時と受信時との回路接続
の切り換えを行う切換回路、7aおよび7bは超音波送
受信子4bおよび4dまたは超音波送受信子4aおよび
4cにおいて受信された超音波による信号を増幅する増
幅回路、8aおよび8bは増幅回路7aおよび7bの出
力信号に対してタイミングおよび波高による弁別を行い
必要な信号を取り出す弁別回路、9aおよび9bは発振
回路5および弁別回路8a,8bからの出力を基に伝搬
時間に関する測定を行う伝搬時間測定回路、10は伝搬
時間測定回路9a,9bからの出力を基に被測定流体1
の流速Vを演算する演算回路である。
【0005】次に動作について説明する。この超音波測
定装置は、超音波の下流方向伝搬速度が上流方向伝搬速
度に比べて大きく、かつ、その差が流速Vに比例するこ
とを利用して被測定流体1の流速Vを測定するものであ
る。超音波の送信は、超音波送受信子4aおよび4cに
よる同時送信と、超音波送受信子4bおよび4dによる
同時送信とを繰り返す形で行われるが、以下、超音波送
受信子4aおよび4cによる送信の場合を説明する。
【0006】発振回路5の発振により超音波送受信子4
aから送信された超音波は伝音材3a、管壁2aを通り
被測定流体1に入射し、再び管壁2b、伝音材3bを通
り超音波送受信子4bにより受信され、この受信による
信号は、切換回路6、増幅回路7a、弁別回路8aを通
り、伝搬時間測定回路9aに入力される。
【0007】同時に超音波送受信子4cにより送信され
た超音波は、伝音材3c、管壁2aを通り被測定流体1
に入射し、再び管壁2b、伝音材3dを通り超音波送受
信子4dにより受信され、この受信による信号は、同様
に各測定回路切換回路6、増幅回路7b、弁別回路8b
を通り伝搬時間測定回路9aに入力されるとともに伝搬
時間測定回路9bに入力される。
【0008】超音波送受信子4aにより送信され超音波
送受信子4bにより受信された超音波の伝搬時間は、下
流方向の全伝搬時間であり、超音波送受信子4cにより
送信され超音波送受信子4dにより受信された超音波の
伝搬時間は、上流方向の全伝搬時間である。この上流方
向の全伝搬時間と下流方向の全伝搬時間との差が伝搬時
間測定回路9aにより測定され、この差を基に、演算回
路10において被測定流体1の流速Vが求められる。
【0009】なお、伝搬時間測定回路9bには発振回路
5の発振の際に信号が入力されており、伝搬時間測定回
路9bは、この信号と前記超音波の受信の際の信号の時
間差より全伝搬時間を測定する。この伝搬時間測定回路
9bから演算回路10に出力される全伝搬時間に関する
信号は、音速の温度依存性の補正に用いられる。
【0010】伝搬時間測定回路9aおよび9bの出力を
基に演算回路10において演算される流速Vは、以下の
ような計算により与えられる。
【0011】超音波送受信子4aから送信され超音波送
受信子4bにより受信される超音波の被測定流体1中の
伝搬速度は、音速Cに流速Vの超音波伝搬方向への成分
Vcosθ(入射角をθとする)が加わり、C+Vco
sθとなる。逆に超音波送受信子4cにより送信され超
音波送受信子4dにより受信される超音波の被測定流体
1中の伝搬速度は、C−Vcosθとなる。
【0012】下流方向の全伝搬時間tD と上流方向の全
伝搬時間tU は、管路の内径をd、各伝音材中3a〜3
dの伝搬時間を同一と仮定しτ0 とすると、次式により
与えられる。 tD =d/(sinθ(C+Vcosθ))+2τ0 ・・・(1) tU =d/(sinθ(C−Vcosθ))+2τ0 ・・・(2)
【0013】従って、式(1)および式(2)よりVを
求めると、 V=d(tU −tD )/(2sinθcosθ(tD −2τ0 )(tU −2 τ0 )) ・・・(3) となる。ここで、一般にtU −tD <<tU −2τ0
あり、tD −2τ0 〜tU −2τ0 であるため、式
(3)より、流速Vは以下のようになる。 V=d(tU −tD )/sin2θ(tU −2τ0 2 ・・・(4)
【0014】演算回路10は、伝搬時間測定回路9aに
より測定された上流方向の全伝搬時間tU と下流方向の
全伝搬時間tD との差tU −tD 、既知の管路の内径d
と入射角θ、および伝音材3a〜3d中の伝搬時間τ0
に相当する適切な値を用いて、流速Vを演算する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波測定装置
は以上のように構成されているので、測定に全伝搬時間
を用いており、伝音材中の伝搬時間が含まれているた
め、伝音材の温度が変わると伝音材中の伝搬時間が変化
し、このために測定に誤差が生じる課題があった。
【0016】また、被測定流体の温度を測定する機構が
設置されておらず、温度を測定することができないなど
の課題があった。
【0017】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、伝音材中の温度変化による測定誤
差を低減し、測定精度を向上させた超音波測定装置を得
ることを目的とする。
【0018】また、この発明は、被測定流体の温度を測
定することができる超音波測定装置を得ることを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る超音波測定装置は、伝音材中の伝搬時間に関する観測
を行い、前記観測により全伝搬時間から前記伝音材中の
伝搬時間を差し引いた伝搬時間を用いて、前記被測定流
体に関する測定量を求めるものである。
【0020】請求項2記載の発明に係る超音波測定装置
は、超音波送受信子および伝音材を、被測定流体の流れ
に対して斜め方向に超音波が横断するように設け、前記
流れの上流方向と下流方向へ超音波を伝搬させて二方向
の伝搬時間の差を用いて前記被測定流体の流速を求める
超音波測定装置に請求項1の構成を採用したものであ
る。
【0021】請求項3記載の発明に係る超音波測定装置
は、被測定流体の流速を求めるとともに、伝搬時間を用
いて被測定流体の温度を求めるものである。
【0022】請求項4記載の発明に係る超音波測定装置
は、上流方向伝搬時間と下流方向伝搬時間との平均を用
いて被測定流体の温度を求めるものである。
【0023】請求項5記載の発明に係る超音波測定装置
は、伝搬時間を用いて被測定流体の温度を求めるもので
ある。
【0024】請求項6記載の発明に係る超音波測定装置
は、伝音材を管路に垂直に設置したものである。
【0025】請求項7記載の発明に係る超音波測定装置
は、伝音材中の管路側端部からの反射波を用いて、伝音
材中の伝搬時間に関する観測を行うものである。
【0026】請求項8記載の発明に係る超音波測定装置
は、伝音材の管路側端部に反射構造を設けたものであ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による超
音波測定装置を示す構成図であり、図において、1は被
測定流体、2aおよび2bは被測定流体1が流れる管路
の管壁、3a〜3dは超音波を伝達する伝音材、4a〜
4dは超音波送受信子である。
【0028】5は超音波送受信子4aおよび4cまたは
超音波送受信子4bおよび4dにおいて超音波送信を行
うための電気信号を周期的に送信する発振回路であり、
前記送信に伴って切換回路6および弁別回路8a〜8d
に対するタイミング信号の送信も行っている。6は超音
波の送信時と受信時との回路接続の切り換えを行う切換
回路である。
【0029】7aは超音波送受信子4aから送信され超
音波送受信子4bにより受信された超音波による信号、
または、超音波送受信子4dから送信され超音波送受信
子4cにより受信された超音波による信号を増幅する増
幅回路、7bは超音波送受信子4cから送信され超音波
送受信子4dにより受信された超音波による信号、また
は、超音波送受信子4bから送信され超音波送受信子4
aにより受信された超音波による信号を増幅する増幅回
路、7cは超音波送受信子4aから送信され超音波送受
信子4aにより受信された超音波による信号、または、
超音波送受信子4dから送信され超音波送受信子4dに
より受信された超音波による信号を増幅する増幅回路、
7dは超音波送受信子4cから送信され超音波送受信子
4cにより受信された超音波による信号、または、超音
波送受信子4bから送信され超音波送受信子4bにより
受信された超音波による信号を増幅する増幅回路であ
る。
【0030】8a〜8dは増幅回路7a〜7dの出力信
号に対してタイミングおよび波高による弁別を行い必要
な信号を取り出す弁別回路、9a〜9cは弁別回路8a
〜8dからの出力を基に伝搬時間に関する測定を行う伝
搬時間測定回路、10は伝搬時間測定回路9a〜9cか
らの出力を基に被測定流体1の流速Vおよび温度Tを演
算する演算回路である。
【0031】次に動作について説明する。超音波の送信
は、超音波送受信子4aおよび4cによる同時送信と、
超音波送受信子4dおよび4bによる同時送信とを繰り
返す形で行われるが、以下において、まず、超音波送受
信子4aおよび4cによる同時送信の際の動作を説明す
る。
【0032】発振回路5の発振により超音波送受信子4
a,4cから同時に送信された超音波は、各々、伝音材
3a,3c、管壁2a、被測定流体1、管壁2b、伝音
材3b,3dを伝播して超音波送受信子4b,4dによ
り受信され、この受信による信号は、切換回路6、増幅
回路7a,7b、弁別回路8a,8bを通り、伝搬時間
測定回路9aに入力されるとともに伝搬時間測定回路9
b,9cに入力される。
【0033】一方、超音波送受信子4a,4cにより送
信された超音波のうち、管壁2aで反射されたものが、
各々超音波送受信子4a,4cに戻って受信され、この
受信による信号は、切換回路6、増幅回路7c,7d、
弁別回路8c,8dを通り、伝搬時間測定回路9b,9
cに入力される。図2は伝音材3a〜3d中の反射の様
子を示す説明図である。
【0034】伝搬時間測定回路9aにおいては、従来例
と同様に、入力された2信号の時間差より、超音波送受
信子4cにより送信され超音波送受信子4dにより受信
された超音波の伝搬時間である上流方向の全伝搬時間t
U と超音波送受信子4aにより送信され超音波送受信子
4bにより受信された超音波の伝搬時間である下流方向
の全伝搬時間tD との差Δtが測定される。
【0035】また、伝搬時間測定回路9bには、前述の
ように、超音波送受信子4aにより送信され超音波送受
信子4aに受信された超音波による信号と、超音波送受
信子4aにより送信され超音波送受信子4bに受信され
た超音波による信号が入力され、入力された2信号の時
間差tabが測定される。
【0036】また、伝搬時間測定回路9cには、前述の
ように、超音波送受信子4cにより送信され超音波送受
信子4cに受信された超音波による信号と、超音波送受
信子4cにより送信され超音波送受信子4dに受信され
た超音波による信号が入力され、入力された2信号の時
間差tcdが測定される。
【0037】次に、超音波送受信子4dおよび4bによ
る同時送信の際の動作を説明する。発振回路5の発振に
より超音波送受信子4d,4bから同時に送信された超
音波は、各々、伝音材3d,3b、管壁2b、被測定流
体1、管壁2a、伝音材3c,3aを伝播して超音波送
受信子4c,4aにより受信され、この受信による信号
は、切換回路6、増幅回路7a,7b、弁別回路8a,
8bを通り、伝搬時間測定回路9aに入力されるととも
に伝搬時間測定回路9b,9cに入力される。
【0038】一方、超音波送受信子4d,4bにより送
信された超音波のうち、管壁2bで反射されたものが、
各々超音波送受信子4d,4bに戻って受信され、この
受信による信号は、切換回路6、増幅回路7c,7d、
弁別回路8c,8dを通り、伝搬時間測定回路9b,9
cに入力される。
【0039】伝搬時間測定回路9aにおいては、従来例
と同様に、入力された2信号の時間差より、超音波送受
信子4bにより送信され超音波送受信子4aにより受信
された超音波の伝搬時間である上流方向の全伝搬時間
t’U と超音波送受信子4dにより送信され超音波送受
信子4cにより受信された超音波の伝搬時間である下流
方向の全伝搬時間t’D との差Δt’が測定される。
【0040】また、伝搬時間測定回路9bには、前述の
ように、超音波送受信子4dにより送信され超音波送受
信子4dに受信された超音波による信号と、超音波送受
信子4dにより送信され超音波送受信子4cに受信され
た超音波による信号が入力され、入力された2信号の時
間差t’cdが測定される。
【0041】また、伝搬時間測定回路9cには、前述の
ように、超音波送受信子4bにより送信され超音波送受
信子4bに受信された超音波による信号と、超音波送受
信子4bにより送信され超音波送受信子4aに受信され
た超音波による信号が入力され、入力された2信号の時
間差t’abが測定される。
【0042】図3はこの発明の実施の形態1による超音
波測定装置における各伝搬時間等の関係を示す説明図で
あり、(1)には超音波送受信子4aおよび4cによる
同時送信の際の伝搬時間測定回路9bに関連したもの
を、(2)には超音波送受信子4aおよび4cによる同
時送信の際の伝搬時間測定回路9cに関連したものを、
(3)には超音波送受信子4dおよび4bによる同時送
信の際の伝搬時間測定回路9bに関連したものを、
(4)には超音波送受信子4dおよび4bによる同時送
信の際の伝搬時間測定回路9cに関連したものを示して
いる。
【0043】図において、τa ,τb ,τc ,τd はそ
れぞれ伝音材3a,3b,3c,3d中の伝搬時間であ
る。また、τD ,τU ,τ’D ,τ’U はそれぞれ、超
音波送受信子4aにより送信され超音波送受信子4bに
受信された超音波の被測定流体1中の下流方向伝搬時
間、超音波送受信子4cにより送信され超音波送受信子
4dに受信された超音波の被測定流体1中の上流方向伝
搬時間、超音波送受信子4dにより送信され超音波送受
信子4cに受信された超音波の被測定流体1中の下流方
向伝搬時間、超音波送受信子4bにより送信され超音波
送受信子4aに受信された超音波の被測定流体1中の上
流方向伝搬時間である。また、前述のように、tD ,t
U ,t’D ,t’U はそれぞれ、超音波送受信子4aに
より送信され超音波送受信子4bに受信された超音波の
下流方向の全伝搬時間、超音波送受信子4cにより送信
され超音波送受信子4dに受信された超音波の上流方向
の全伝搬時間、超音波送受信子4dにより送信され超音
波送受信子4cに受信された超音波の下流方向の全伝搬
時間、超音波送受信子4bにより送信され超音波送受信
子4aに受信された超音波の上流方向の全伝搬時間であ
る。
【0044】(1)においては、超音波送受信子4aに
より送信され超音波送受信子4bに受信された超音波の
下流方向の全伝搬時間tD =τa +τD +τb と伝音材
3a中の往復伝搬時間2τa との差が前述の伝搬時間測
定回路9bに入力された2信号の時間差tabに等しいこ
とを示しており、(2)においては、超音波送受信子4
cにより送信され超音波送受信子4dに受信された超音
波の上流方向の全伝搬時間tU =τc +τU +τd と伝
音材3c中の往復伝搬時間2τc との差が前述の伝搬時
間測定回路9cに入力された2信号の時間差tcdに等し
いことを示しており、(3)においては、超音波送受信
子4dにより送信され超音波送受信子4cに受信された
超音波の下流方向の全伝搬時間t’D =τd +τ’D
τc と伝音材3d中の往復伝搬時間2τd との差が前述
の伝搬時間測定回路9bに入力された2信号の時間差
t’cdに等しいことを示しており、(4)においては、
超音波送受信子4bにより送信され超音波送受信子4a
に受信された超音波の上流方向の全伝搬時間t’U =τ
b +τ’U +τa と伝音材3b中の往復伝搬時間2τb
との差が前述の伝搬時間測定回路9cに入力された2信
号の時間差t’abに等しいことを示している。ここで、
伝搬時間測定回路9aにおいて測定されたΔtおよびΔ
t’は次式で表される。
【0045】 Δt=tU −tD =(τU −τD )+(τc +τd −τa −τb ) ・・・(5) Δt’=t’U −t’D =(τ’U −τ’D )−(τc +τd −τa −τb ) ・・・(6)
【0046】両者の平均Δt(avg) は次式で表される。 Δt(avg) =(Δt+Δt’)/2 ={(τU −τD )+(τ’U −τ’D )}/2 ・・・(7) ここでτN として、(tab+t’ab+tcd+t’cd)/4をとると、 τN =(τD +τ’U +τU +τ’D )/4 ・・・(8) となる。上記のΔt(avg) およびτN には被測定流体1
中の伝搬時間しか含まれておらず、伝音材中の伝搬時間
は含まれていない。
【0047】以下において、演算回路10において演算
される流速Vの式について説明する。超音波送受信子4
aから送信され超音波送受信子4bにより受信される超
音波、および超音波送受信子4dにより送信され超音波
送受信子4cにより受信される超音波の被測定流体1中
の伝搬速度は、音速Cに流速Vの超音波伝搬方向への成
分Vcosθ(入射角をθとする)が加わり、C+Vc
osθとなる。逆に超音波送受信子4cにより送信され
超音波送受信子4dにより受信される超音波、および超
音波送受信子4bにより送信され超音波送受信子4aに
より受信される超音波の被測定流体1中の伝搬速度は、
C−Vcosθとなる。
【0048】従って、下流方向の被測定流体1中の伝搬
時間τD およびτ’D と、上流方向の被測定流体1中の
伝搬時間τU およびτ’U は、管路の内径をdとする
と、次式により与えられる。
【0049】 τD =τ’D =d/(sinθ(C+Vcosθ)) ・・・(9) τU =τ’U =d/(sinθ(C−Vcosθ)) ・・・(10)
【0050】式(9)および式(10)よりVを求める
と、 V=d(τU −τD )/2sinθcosθ・(τD τU ) ・・・(11) =d・Δτ/sin2θ・(τD τU ) ・・・(12) となる。なお、Δτ=τU −τD である。
【0051】ここで、τ(avg)=(τU +τD )/2と
おけば、 τD τU =(τ(avg) −Δτ/2)(τ(avg) +Δτ/2) =τ(avg) 2−Δτ2 /4 〜τ(avg) 2 ・・・(13) である。従って、式(12)および式(13)より V=d・Δτ/sin2θ・[(τD +τU )/2]2 ・・・(14) となる。なお、τD =τ’D ,τU =τ’U であるた
め、τD の代わりにτ’Dを、τU の代わりにτ’U
用いることもできる。
【0052】上記のように被測定流体1の流速Vは式
(14)で与えられるが、式(14)中のΔτ=τU
τD として、式(7)の関係を満たすΔt(avg) =(Δ
t+Δt’)/2を用いることができる。また、式(1
4)中の(τD +τU )/2として式(8)の関係を満
たすτN =(tab+t’ab+tcd+t’cd)/4を用い
ることができる。
【0053】従って、演算回路10は伝搬時間測定回路
9aにおいて測定されたΔtおよびΔt’、そして、伝
搬時間測定回路9bおよび9cにおいて測定された
ab,t’ab,tcd,t’cdを用いて、Δt(avg) およ
びτN を演算し、これらの値を式(14)中のΔτおよ
び(τD +τU )/2に用いて流速Vを演算する。上記
のΔt(avg) およびτN には式(7)および式(8)に
示したように被測定流体1中の伝搬時間しか含まれてお
らず、伝音材3a〜3d中の伝搬時間は含まれていない
ため、伝音材3a〜3d中の伝搬時間への温度変化の影
響による測定誤差を除去し、測定精度を向上させた流速
Vの測定を行うことができる。
【0054】この実施の形態1の超音波測定装置は、被
測定流体1の流速Vを求めるとともに、被測定流体1の
超音波伝搬速度(音速C)の温度依存性を利用して、被
測定流体1の温度Tを求めるものであり、以下におい
て、温度測定について説明する。
【0055】被測定流体1中の音速Cは、aおよびbを
被測定流体1に応じた定数とし、温度Tを用いて、a−
bTと表され、また、音速Cは、dおよびθを前記の管
路の内径および入射角として、d/(sinθ・(τD
+τU )/2)と表されるため、温度Tは近似的に次式
で表される。 T={a2 sinθ・(τD +τU )/2}/bd−a/b ・・・(15)
【0056】前述のように、式(15)中の(τD +τ
U )/2として、式(8)の関係を満たすτN =(tab
+t’ab+tcd+t’cd)/4を用いることができ、従
って、演算回路10は伝搬時間測定回路9bおよび9c
において測定されたtab,t’ab,tcd,t’cdを用い
てτN を演算し、この値を式(15)中の(τD
τU )/2に用いて温度Tを演算する。上記のτN には
式(8)に示したように被測定流体1中の伝搬時間しか
含まれておらず、伝音材3a〜3d中の伝搬時間は含ま
れていないため、伝音材3a〜3d中の伝搬時間への温
度変化の影響による測定誤差を除去し、測定精度を向上
させた温度Tの測定を行うことができる。
【0057】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、伝音材中の伝搬時間に関する観測を行い、観測によ
り全伝搬時間から前記伝音材中の伝搬時間を差し引いた
伝搬時間を用いて、被測定流体の流速および温度を求め
ているため、伝音材中の伝搬時間への温度変化の影響に
よる測定誤差を除去し、測定精度を向上させた流速測定
および温度測定を行うことができる。
【0058】また、上流方向伝搬時間と下流方向伝搬時
間との平均を用いているため、温度測定に対する流速の
影響を上流下流の平均により除去して測定誤差を低減す
ることができる。
【0059】さらに、伝音材中の管路側端部からの反射
波を用いて、伝音材中の伝搬時間に関する観測を行うよ
うにしているため、超音波の送信を行う超音波送受信子
を用いて超音波を受信して、伝音材中の伝搬時間に関す
る観測を行うことができ、装置構造の単純化を図ること
ができる。
【0060】さらに、超音波送受信子および伝音材を2
対設けて上流方向と下流方向の伝搬を同時に行い、同時
送信の上流方向と下流方向超音波の全伝搬時間差の測定
を行っているため、極めて短い全伝搬時間差の測定を、
測定スパンの短い高分解能の伝搬時間測定回路を用いて
高精度に、かつ、短時間に行うことができる。
【0061】実施の形態2.前記実施の形態1において
は、超音波送受信子および伝音材を2対設け、超音波送
受信子4aおよび4cによる同時送信と超音波送受信子
4dおよび4bによる同時送信とを用いたが、例えば、
超音波送受信子および伝音材を、図1における超音波送
受信子4a,4bおよび伝音材3a,3bの1対のみ設
け、超音波送受信子4aによる送信と超音波送受信子4
bによる送信とを繰り返すことにより、流速および温度
を求めるようにすることもできる。この場合、同時送信
を行わないため、伝搬時間測定回路9aにおいて前記実
施の形態1におけるように同時送信の超音波の全伝搬時
間差の測定は行わず、前記従来例における伝搬時間測定
回路9bと同様にして上流方向の全伝搬時間t’U と下
流方向の全伝搬時間tDの測定を行う。
【0062】次に動作について説明する。動作は前記実
施の形態1のものに準ずるが、図3における諸量のうち
(1)と(4)のものを用いる。流速Vの式(14)中
のΔτ=τU −τD として、t’U −tD =τ’U −τ
D を用い、また、式(14)および式(15)中の(τ
D+τU )/2として、(tab+t’ab)/2=(τD
+τ’U )/2を用いることができ、演算回路10は伝
搬時間測定回路9aにおいて測定されたt’U およびt
D 、そして、伝搬時間測定回路9bおよび9cにおいて
測定されたtabおよびt’abを用いて、式(14)およ
び式(15)により流速Vおよび温度Tを演算する。こ
の場合も、t’U −tD および(tab+t’ab)/2に
は被測定流体1中の伝搬時間しか含まれておらず、伝音
材3a,3b中の伝搬時間は含まれていないため、伝音
材3a,3b中の伝搬時間への温度変化の影響による測
定誤差を除去し、測定精度を向上させた流速Vおよび温
度Tの測定を行うことができる。
【0063】この実施の形態2によれば、前記実施の形
態1の場合のように同時送信を行わないため、極めて短
い全伝搬時間差の測定を測定スパンの短い高分解能の伝
搬時間測定回路を用いて高精度にかつ短時間に行うこと
はできないが、単純な装置構成により、ほぼ前記実施の
形態1と同様な効果が得られる。
【0064】実施の形態3.前記実施の形態1および2
においては、伝音材中の管路側端部からの反射波を用い
て伝音材中の伝搬時間に関する観測を行ったが、伝音材
と管路の接続部付近に超音波を受信する超音波送受信子
等を設け、実際に伝音材毎の超音波の伝搬時間を測定
し、全伝搬時間から差し引くようにしてもよく、同様
に、伝音材中の伝搬時間への温度変化の影響による測定
誤差を除去し、測定精度を向上させた流速Vおよび温度
Tの測定を行うことができる。
【0065】実施の形態4.前記実施の形態1および2
においては、伝音材に加工を施すことなく管路壁面にお
ける反射波を利用して、伝音材中の伝搬時間に関する観
測を行ったが、伝音材端部に反射構造を設けるようにし
てもよい。
【0066】図4はこの発明の実施の形態4による超音
波測定装置の伝音材端部の構造および超音波の反射の様
子を示す説明図であり、図において、11aは反射面
(反射構造)、11bは反射溝(反射構造)である。な
お、図1に示した部分と同一または相当の部分について
は同一符号を付して重複説明を省略する。
【0067】次に動作について説明する。図4(a)に
おいては、伝音材3aの図中下半部を伝搬して管壁2a
と被測定流体1との境界において反射した超音波が、伝
音材3a側面に形成された平面状の反射面11aにより
良好に反射されて超音波を送信した超音波送受信子4a
に戻る。この場合、長くなった伝搬距離の補正を適切に
行う。
【0068】また、図4(b)においては、伝音材3a
の図中上部を伝搬した超音波が、伝音材3a側面に刻ま
れた溝状の反射溝11bにより良好に反射されて超音波
を送信した超音波送受信子4aに戻る。
【0069】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、伝音材の管壁への設置角度に依存せず、確実に良好
な反射波を得ることができ、伝音材中の伝搬時間に関す
る観測を確実に行うことができる。
【0070】実施の形態5.前記各実施の形態において
は、上下流方向の超音波の伝搬による流速測定を可能と
するために伝音材を管壁に対して斜め方向に設置してい
るが、流速測定を行わず温度測定のみを行うような場合
にはその必要がなく、図5に示すように、管壁2a,2
bに対して垂直に設置してよい。
【0071】この実施の形態5によれば、流速の影響が
出ない超音波の垂直方向の伝搬を用いることができるた
め、流速の影響を除去して測定誤差を低減し、測定精度
を向上させた温度測定を行うことができるとともに、超
音波の伝搬方向が管壁に対して垂直となるため、伝音材
中の伝搬時間に関する観測を反射波を用いる場合に容易
に反射を得ることができる。なお、図5に示したように
伝音材を1対のみの設置とせず、管路周囲の円周上に管
路を挟んで伝音材を複数対設置して、それらの平均をと
るようにしてもよく、さらに、管路の変形による測定誤
差を低減することができる。
【0072】実施の形態6.前記実施の形態5において
は、管路の両側に伝音材3a,3bを設置しているが、
図6に示すように伝音材3aの片側のみとし、管壁2a
および反対側管壁2bからの反射波を用いて伝音材3a
中の伝搬時間および全伝搬時間に関する観測を行うよう
にすることも可能である。
【0073】この実施の形態6によれば、極めて単純な
装置構成により、前記実施の形態5とほぼ同様な効果が
得られる。
【0074】なお、上記各実施の形態の説明において
は、被測定流体1の流速および温度を測定する場合につ
いて説明したが、この発明はこれに限らず超音波を用い
た測定一般に適用することができるものであることはい
うまでもなく、同様に伝音材中の伝搬時間への温度変化
の影響による測定誤差を除去し、測定精度を向上させる
ことが可能である。
【0075】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、伝音材中の伝搬時間に関する観測を行い、前記観
測により全伝搬時間から前記伝音材中の伝搬時間を差し
引いた伝搬時間を用いて、前記被測定流体に関する測定
量を求めるように構成したので、伝音材中の伝搬時間へ
の温度変化の影響による測定誤差を除去し、測定精度を
向上させることができる効果がある。
【0076】請求項2記載の発明によれば、超音波送受
信子および伝音材を、被測定流体の流れに対して斜め方
向に超音波が横断するように設け、前記流れの上流方向
と下流方向へ超音波を伝搬させて二方向の伝搬時間の差
を用いて前記被測定流体の流速を求める超音波測定装置
に請求項1の構成を採用するように構成したので、伝音
材中の伝搬時間への温度変化の影響による測定誤差を除
去し、測定精度を向上させた流速測定を行うことができ
る効果がある。
【0077】請求項3記載の発明によれば、被測定流体
の流速を求めるとともに、伝搬時間を用いて被測定流体
の温度を求めるように構成したので、伝音材中の伝搬時
間への温度変化の影響による測定誤差を除去し、測定精
度を向上させた流速測定を行うとともに、測定精度を向
上させた被測定流体の温度測定を行うことができる効果
がある。
【0078】請求項4記載の発明によれば、上流方向伝
搬時間と下流方向伝搬時間との平均を用いて被測定流体
の温度を求めるように構成したので、測定に対する流速
の影響を上流下流の平均により除去することができ、流
速の影響を除去して測定誤差を低減し、測定精度を向上
させることができる効果がある。
【0079】請求項5記載の発明によれば、伝搬時間を
用いて被測定流体の温度を求めるように構成したので、
伝音材中の伝搬時間への温度変化の影響による測定誤差
を除去し、測定精度を向上させた温度測定を行うことが
できる効果がある。
【0080】請求項6記載の発明によれば、伝音材を管
路に垂直に設置するように構成したので、流速の影響が
出ない超音波の垂直方向の伝搬を用いることができ、流
速の影響を除去して測定誤差を低減し、測定精度を向上
させた温度測定を行うことができるとともに、伝音材中
の伝搬時間に関する観測を反射波を用いて行う場合には
反射波を容易に得ることができる効果がある。
【0081】請求項7記載の発明によれば、伝音材中の
管路側端部からの反射波を用いて、伝音材中の伝搬時間
に関する観測を行うように構成したので、超音波の送信
を行う超音波送受信子を用いて超音波を受信して、伝音
材中の伝搬時間に関する観測を行うことができ、装置の
構造を単純化することができる効果がある。
【0082】請求項8記載の発明によれば、伝音材の管
路側端部に反射構造を設けるように構成したので、伝音
材の管壁への設置角度に依存せず、確実に良好な反射波
を得ることができ、伝音材中の伝搬時間に関する観測を
確実に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による超音波測定装
置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による超音波測定装
置における伝音材中の反射の様子を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による超音波測定装
置における各伝搬時間等の関係を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による超音波測定装
置の伝音材端部の構造および超音波の反射の様子を示す
説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による超音波測定装
置における伝音材の設置状態および超音波の反射の様子
を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態6による超音波測定装
置における伝音材の設置状態および超音波の反射の様子
を示す説明図である。
【図7】 従来の超音波測定装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 被測定流体、3a,3b,3c,3d 伝音材、4
a,4b,4c,4d超音波送受信子、11a 反射面
(反射構造)、11b 反射溝(反射構造)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定流体が流れる管路を挟んで設けら
    れた超音波送受信子と、前記超音波送受信子と前記管路
    との間に設けられて超音波を伝達する伝音材とを備え、
    前記超音波送受信子における超音波の送受信により測定
    される超音波の全伝搬時間を用いて前記被測定流体に関
    する測定量を求める超音波測定装置において、前記伝音
    材中の伝搬時間に関する観測を行い、前記観測により前
    記全伝搬時間から前記伝音材中の伝搬時間を差し引いた
    伝搬時間を用いて、前記被測定流体に関する測定量を求
    めることを特徴とする超音波測定装置。
  2. 【請求項2】 超音波送受信子および伝音材は、被測定
    流体の流れに対して斜め方向に超音波が横断するように
    設けられ、前記流れの上流方向と下流方向へ超音波を伝
    搬させて二方向の伝搬時間の差を用いて前記被測定流体
    の流速を求めることを特徴とする請求項1記載の超音波
    測定装置。
  3. 【請求項3】 被測定流体の流速を求めるとともに、伝
    搬時間を用いて被測定流体の温度を求めることを特徴と
    する請求項2記載の超音波測定装置。
  4. 【請求項4】 上流方向伝搬時間と下流方向伝搬時間と
    の平均を用いて被測定流体の温度を求めることを特徴と
    する請求項3記載の超音波測定装置。
  5. 【請求項5】 伝搬時間を用いて被測定流体の温度を求
    めることを特徴とする請求項1記載の超音波測定装置。
  6. 【請求項6】 伝音材は管路に垂直に設置されているこ
    とを特徴とする請求項5記載の超音波測定装置。
  7. 【請求項7】 伝音材中の管路側端部からの反射波を用
    いて、伝音材中の伝搬時間に関する観測を行うことを特
    徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記
    載の超音波測定装置。
  8. 【請求項8】 伝音材の管路側端部に反射構造を設けた
    ことを特徴とする請求項7記載の超音波測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003075227A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Osaka Gas Co Ltd ガスメータ
EP3744987A1 (en) * 2019-05-27 2020-12-02 Hamilton Sundstrand Corporation Ultrasonic position detection temperature calibration
EP3808994A1 (en) * 2019-10-17 2021-04-21 Hamilton Sundstrand Corporation Performance enhancement of controllers for varying temperature conditions in hydraulic actuators

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