JPH09290108A - ケース一体型フィルタ - Google Patents

ケース一体型フィルタ

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JPH09290108A
JPH09290108A JP8102795A JP10279596A JPH09290108A JP H09290108 A JPH09290108 A JP H09290108A JP 8102795 A JP8102795 A JP 8102795A JP 10279596 A JP10279596 A JP 10279596A JP H09290108 A JPH09290108 A JP H09290108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
drain
case
drain plug
filter case
Prior art date
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Pending
Application number
JP8102795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Chikaraishi
安夫 力石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wako Sangyo KK
Original Assignee
Wako Sangyo KK
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Publication date
Application filed by Wako Sangyo KK filed Critical Wako Sangyo KK
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Publication of JPH09290108A publication Critical patent/JPH09290108A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/14Safety devices specially adapted for filtration; Devices for indicating clogging
    • B01D35/157Flow control valves: Damping or calibrated passages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/16Cleaning-out devices, e.g. for removing the cake from the filter casing or for evacuating the last remnants of liquid

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換時に予め内部の流体を底部から排出させ
ることができるケース一体型フィルタであって、交換作
業を迅速に行うことができるとともに、安価に製作する
ことができるケース一体型フィルタを得る。 【解決手段】 フィルタケース2の底面2aに形成たド
レン孔2bに、内周空間2c側からドレンプラグ10を
圧入する。ドレンプラグ10は、ドレン孔2bを塞ぐと
ともにフィルタケース2への装着を行う挿入装着部10
b、内周空間内2cに圧力が作用してもドレンプラグ1
0が外に抜け落ちないようにするための抜け止め部10
cおよび、エンジンを作動させたときの振動等によって
ドレンプラグ10が外れないようにするための係止部1
0aからなる。オイルフィルタ1の交換を行う場合に
は、工具Kを用いてドレンプラグ10を外側から押し込
むことによりドレン孔2bを開孔させ、内周空間2c内
や流出側油路9bおよび流入側油路9c内に溜っている
エンジンオイルを排出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン用のオイ
ルや燃料を濾過するフィルタとして多く用いられている
スピンオン型フィルタ等のケース一体型フィルタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このようなスピンオン型のオイルフィル
タはカートリッジタイプオイルフィルタとも称され、有
底筒状に形成されたフィルタケース内に環状に形成され
たフィルタエレメントを収容してなり、フィルタケース
の開口部には、流入孔および流出孔が形成されたカバー
プレートが取り付けられている。そして、この流出孔も
しくは流入孔に形成された雌ネジをエンジンの取付基台
に形成された雄ネジに螺合させることによって、オイル
フィルタをエンジンに固定するようになっている。この
ように構成されたオイルフィルタは、フィルタケースの
底部が下方に位置した垂直状態またはそれに近い状態で
エンジンに取り付けられることがある。
【0003】このような状態でオイルフィルタを取り付
けるエンジンとしては、ディーゼルエンジンが多い。近
時においてディーゼルエンジンに用いられるエンジンオ
イルは、車両の走行距離が10万Km位に達するまでは
交換せずに使用することができるが、オイルフィルタは
数千Km走行する毎に交換しなければならない。従っ
て、エンジンからオイルフィルタを取り外すときは、エ
ンジン内にエンジンオイルが入っている状態で行うこと
が多い。
【0004】このようなディーゼルエンジンにおいて
は、オイルフィルタを取り外すことによりエンジン内の
エンジンオイルが全て流出してしまうことは無いが、オ
イルフィルタを取り外すためにエンジンとオイルフィル
タとの螺合部を緩めるにつれて、配管中等に溜っている
一部のエンジンオイルがオイルフィルタ上部から外に流
出(オーバーフロー)してしまう。
【0005】そこで、フィルタケースの底部にネジ座を
有するドレン孔を形成するとともに、このネジ座にドレ
ンプラグ(雄ネジ)を螺合させて構成したオイルフィル
タが従来から知られている。このようなオイルフィルタ
によれば、エンジンからオイルフィルタを取り外す前に
はまずドレンプラグを外し、このドレンプラグを外すこ
とによってドレン孔からオイルフィルタ内部や配管中の
エンジンオイルを排出させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、交換し
た古いオイルフィルタは再利用するものではないにも拘
らず、ドレン用のネジ座を形成したりネジ式のドレンプ
ラグを用いることはオイルフィルタの製作コストの上昇
に繋がるという問題がある。また、ドレンプラグを緩め
るためにドレンプラグに合った工具が必要であるととも
に、オイルフィルタ自体がエンジンに対して回転しない
ように注意しながら作業を行わなければならない等、作
業が煩雑になるという問題もある。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、交換時に予め内部の流体を底部から排出
させることができるケース一体型フィルタであって、交
換作業を迅速に行うことができるとともに、安価に製作
することができるケース一体型フィルタを提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のケース一体型フィルタは、有底筒状に形
成されたフィルタケースの底部に形成されたドレン孔に
装着されるドレンプラグを有している。このドレンプラ
グは、ドレン孔に挿入装着されてドレン孔を塞ぐ挿入装
着部と、この挿入装着部よりも大きな外形に形成されて
フィルタケースの内側に位置する抜け止め部とからな
る。そして、フィルタケースに保持された状態でフィル
タケースの外側から挿入装着部をフィルタケース内に押
し込むことにより、フィルタケースからドレンプラグを
外すことができるようになっている。
【0009】このように構成されたケース一体型フィル
タによれば、ドレンプラグがドレン孔に挿入装着されて
いる状態においては、フィルタケースの内側には抜け止
め部が位置しているため、濾過される流体によってフィ
ルタケース内の圧力が高くなってもドレンプラグが抜け
出ることがない。そして、フィルタケースの外側から挿
入装着部をフィルタケース内に押し込むことにより、挿
入装着部をドレン孔から外すことができるため、フィル
タケース内の流体をドレン孔から排出させることができ
る。
【0010】なお、ドレンプラグは、円筒状に形成され
た挿入装着部およびこの挿入装着部から一体に繋がって
袋状に膨らんで形成された抜け止め部から形成してもよ
く、このように形成されたドレンプラグは、フィルタケ
ースの内側から挿入装着部をドレン孔に挿入した後、フ
ィルタケースの外側において挿入装着部を外側に広げる
ようにかしめることによりフィルタケースにしっかりと
装着させることができる。
【0011】そして、棒状の押し込み工具等を用いてフ
ィルタケースの外側から袋状の抜け止め部の内側を押し
込めば、かしめられた部分が変形して挿入装着部がドレ
ン孔から外れるため、ドレンプラグをフィルタケースか
ら外すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら説明する。図1には、本
発明に係るケース一体型フィルタの一例であるスピンオ
ン型のオイルフィルタ1を示している。このオイルフィ
ルタ1は、有底筒状に形成されたフィルタケース2の内
周空間2c内に環状に形成されたフィルタエレメント3
を収容して構成され、フィルタケース2の開口部には、
カバープレート4が取り付けられている。カバープレー
ト4は、中心部に取付孔(流出孔)4aが形成されると
ともにその外周に複数の流入孔4bが形成された厚板
と、この厚板に固着された薄板とからなり、薄板の外周
縁はフィルタケース2の開口部端縁にかしめ(巻き締
め)られている。
【0013】このように構成されたオイルフィルタ1
は、取付孔4aをエンジンのシリンダブロックに取り付
けられた取付基台9に形成された取付けボス9aに螺合
させることによって、その取付基台9に固定される。な
お、取付ボス9aの内部には、シリンダブロックの内部
に繋がる流出側油路9bが取付ボス9aの下端において
開口するように形成されており、また、取付基台9にお
ける流出側油路9bの側方には、流入側油路9cが形成
されている。さらに、エンジンオイルを流入させたとき
に取付基台9とオイルフィルタ1との間でエンジンオイ
ルが漏れないように本体用ガスケット5も設けられてい
る。
【0014】フィルタケース2の底部2aには、図2に
詳しく示すように、円形のドレン孔2bが形成され、こ
のドレン孔2bには、ドレンプラグ10が圧入されるこ
とによって挿入装着されている。ドレンプラグ10は、
樹脂材料によって形成されており、係止部10aと、挿
入装着部10bと、抜け止め部10cとからなる。挿入
装着部10bは円柱状に形成され、その外径はドレン孔
2b内に圧入可能な寸法に形成されている。
【0015】図2において挿入装着部10bの下方に位
置する係止部10aの外周には、挿入装着部10bの外
径よりも若干大きい外径を有する係止突起10dが形成
されている。この係止突起10dは、入り勝手となるよ
うに外周面が挿入装着部10bに向かって広がるように
斜めになって、上下方向に複数段形成されている。ま
た、挿入装着部10bの上部に形成された抜け止め部1
0cは、係止部10aの外径よりもさらに大きい直径を
有して略半球(球分)状に形成されている。
【0016】このように形成されたドレンプラグ10
は、オイルフィルタ1の組立時において、フィルタエレ
メント3を取り付ける以前に、内周空間2c側から係止
部10aおよび挿入装着部10bがドレン孔2b内に押
し込まれる。このとき、係止部10aに形成された係止
突起10dは弾性変形するためドレン孔2bを貫通し、
挿入装着部10bまでドレン孔2b内に押し込まれる。
【0017】ここで、底部2aの内周空間2c側であっ
てドレン孔2bの外周には、板材によってリング状に形
成されたドレン用ガスケット11が配設されている。そ
して、挿入装着部10bの上下方向の長さは、フィルタ
ケース2における底部2aの厚さとドレン用ガスケット
11の厚さを併せた長さに形成されている。これによ
り、図2(A)に示すように、抜け止め部10cの下面
10eがドレン用ガスケット11に密着した状態で、ド
レンプラグ10がフィルタケース2にしっかりと圧入保
持される。
【0018】なお、ドレン孔2bを貫通することにより
底部2bから外方に突出した係止部10aには、ドレン
孔2bより外側に広がる係止突起10dが形成されてい
るため、エンジンを作動させることによって生じる振動
や、若干の外力が作用してもドレンプラグ10がフィル
タケース2から外れることがない。
【0019】このように構成されたオイルフィルタ1に
おいては、エンジンの作動を行うと、流入側油路9cを
流れてきたエンジンオイルは、矢印INで示すように流
入孔4bからケース2の内部におけるフィルタエレメン
ト3の外周側に流入する。そして、そのオイルはフィル
タエレメント3の内周側に向かって通過することにより
濾過され、矢印OUTで示すようにフィルタエレメント
3の内周に繋がる流出側油路9bから流出する。
【0020】このようにエンジンオイルが流れるとオイ
ルフィルタ1内の圧力が高くなって、ドレンプラグ10
を外側に押し出そうとする力が作用するが、ドレンプラ
グ10の抜け止め部10cはドレン孔2bよりも大きな
外径で形成されているため、ドレンプラグ10が抜け出
ることはなく、ドレン孔2bはしっかりと塞がれるため
エンジンオイルが流出することもない。
【0021】そして、オイルフィルタ1の交換を行うた
めに、エンジンを停止させてエンジンオイルの流入・流
出を停止させた状態においては、ケース2の内周空間2
c内や、取付基台9における流出側油路9bおよび流入
側油路9c内にエンジンオイルが溜っている。このた
め、オイルフィルタ1を取付基台9から取り外す前にド
レンプラグ10を外してドレン孔2bを開口させ、内部
に溜っているエンジンオイルを排出させる。
【0022】ドレンプラグ10を外すには、図2(B)
に示すようにオイルフィルタ1の外側から、ドライバー
等の棒状の押込用工具Kを用いて、係止部10aを内周
空間2cの方向に押し込む。ここで、係止部10aの外
周には係止突起10dが形成されているが、ドレンプラ
グ10の装着時の押し込み力よりも大きな力で押し込む
ことにより係止突起10dは変形し、ドレンプラグ10
が外れる。
【0023】なお、ドレンプラグ10は再利用しないた
め、係止突起10dが永久変形しても支障がないばかり
か、ドレンプラグ10自体が破損したり、フィルタケー
ス2が変形したりしても支障はない。また、押込用工具
Kは、作業者がドレンプラグ10の押し込みを行いやす
ければどのような工具でも良く、さらには工具を用いる
ことなく作業者が指で押し込むようにしてもよい。この
ため、ネジ式のドレンプラグを外すためにネジに合った
スパナを選ぶ等の手間がかからない。
【0024】これにより、オイルフィルタ1の取外しに
先立って、特定の工具を必要とせずに、内周空間2c内
や流出側油路9bおよび流入側油路9c内に溜っていた
エンジンオイルを簡単に回収容器等に流出させることが
できるため、エンジンオイルがオイルフィルタ1の上方
から外周にオーバーフローして、作業者の手や衣服を汚
したりすることがない。
【0025】なお、ドレンプラグ10は、必ずしも樹脂
によって形成する必要はなく、ケース2よりも軟らかい
(変形し易い)材質であれば、アルミ等の非鉄金属でも
よい。また、エンジンの振動等によってドレンプラグ1
0が外れることがないように、ドレン孔2b内にしっか
りと挿入装着部2bが圧入保持されれば、係止部10a
および係止突起10dは必ずしも必要なものではない。
【0026】さらに、ドレンプラグは、上記のような構
成に限られるものではなく、図3に示すような構成でも
よい。このドレンプラグ20は、軟鋼板もしくは非鉄金
属板をプレス加工することによって、挿入装着部20a
とこの挿入装着部20aよりも大きく膨らんで袋状に形
成された抜け止め部20bとから、略きのこ状に形成さ
れている。そして、ドレン用貫通孔2b内に挿入装着部
20aを挿入し、抜け止め部20bの下面20cがドレ
ン側ガスケット11に当接した状態で、挿入された挿入
装着部20aの下端部を外側に広げるようにしてケース
2にかしめられる。これにより、ドレン孔2bはドレン
プラグ20によって確実に塞がれ、ドレン孔2bからエ
ンジンオイルが漏れ出ることはない。
【0027】さらに、このドレンプラグ20において
は、このオイルフィルタ1を取り付けた車両を走行させ
た時に、砂利等が当たってドレンプラグ20が内周空間
2c内に押し込まれてしまうことを防止するために、保
護キャップ21が取り付けられている。この保護キャッ
プ21は樹脂材料によって形成され、本体部21aと脚
部21bとから構成されている。
【0028】本体部21aは、外側に広がったかしめ部
20dの外径よりも大きい外径で略半球状に形成されて
おり、この本体部21aからは挿入装着部20a内に圧
入可能な外径で形成された脚部21bが上方に伸びてい
る。このように構成された保護キャップ21は、図3
(A)に示すようにその脚部21bを挿入装着部20a
内に圧入することにより、ドレンプラグ20に対してし
っかりと保持される。
【0029】そして、ドレンプラグ20を外す時には、
まず、本体部21aと底部2aとの間の隙間にマイナス
のドライバーD等を引っかけて保護キャップ21を外
す。その後、(B)に示すようにオイルフィルタ1の外
側から、前記と同様の押込用工具Kを抜け止め部20b
の内周面20eに押し当てて、抜け止め部20bを内周
空間2c内に押し込む方向の力を加える。このとき、ド
レンプラグ20は、ケース2よりも軟らかい軟鋼板や非
鉄金属板によって形成されているため、抜け止め部20
bとともにかしめ部20dが変形し、ドレンプラグ20
は内周空間2c内に押し込まれる。
【0030】なお、保護キャップ21がドレンプラグ2
0に保持された状態においては、かしめ部20dを覆っ
て本体部21aが位置しているため、下方から石が当る
等の外力が加わっても、ドレンプラグ20が内周空間2
c内に押し込まれることがない。
【0031】また、ドレンプラグ20における抜け止め
部20cは、上記のように予め挿入部装着20aよりも
大きい外形に形成しておいてもよいが、フィルタケース
2の外に突出した部分をかしめる際(かしめ部20dを
形成する際)に併せて挿入装着部20aよりも外形が大
きくなるように抜け止め部20cを形成するようにして
もよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明のケース一体型フィ
ルタによれば、ドレンプラグがドレン孔に挿入装着され
ている状態においては、フィルタケースの内側には抜け
止め部が位置しているため、濾過される流体によってフ
ィルタケース内の圧力が高くなってもドレンプラグが抜
け出ることがなく、フィルタケース内の流体が漏れ出る
こともない。そして、フィルタケースの外側から挿入装
着部をフィルタケース内に押し込むことにより、挿入装
着部をドレン孔から外すことができるため、フィルタケ
ース内の流体をドレン孔から排出させることができる。
【0033】またドレンプラグは、円筒状に形成された
挿入装着部およびこの挿入装着部から一体に繋がって袋
状に形成された抜け止め部から形成してもよく、このよ
うに形成した場合には、挿入装着部をドレン孔に挿入し
た後、フィルタケースの外側において挿入装着部を外側
に広げるようにかしめることによりドレンプラグをフィ
ルタケースにしっかりと装着させることができる。そし
て、棒状の押し込み工具等を用いてフィルタケースの外
側から抜け止め部の内側を押し込めば、かしめた部分を
変形させて挿入装着部をドレン孔から外すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドレンプラグを設けたスピンオン
型オイルフィルタの部分断面図である。
【図2】上記ドレンプラグによってドレン孔を塞いだ状
態を(A)に示し、開孔させた状態を(B)に示してい
る。
【図3】異なる構成のドレンプラグによってドレン孔を
塞いだ状態を(A)に示し、開孔させた状態を(B)に
示している。
【符号の説明】
1 オイルフィルタ(スピンオン型フィルタ) 2 フィルタケース 2a 底部 2b ドレン孔 3 フィルタエレメント 10,20 ドレンプラグ 21 保護キャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状に形成されたフィルタケースを
    有し、流入孔から流入させた流体を前記フィルタケース
    内に配設されたフィルタエレメントを通過させることに
    より濾過して流出孔から流出させるケース一体型フィル
    タであって、 前記フィルタケースの底部に形成されたドレン孔に挿入
    装着されて前記ドレン孔を塞ぐ挿入装着部および、この
    挿入装着部よりも大きな外形で形成されて前記フィルタ
    ケースの内側に位置する抜け止め部からなるドレンプラ
    グを有し、 このドレンプラグが前記フィルタケースに保持された状
    態で、前記フィルタケースの外側から前記挿入装着部を
    前記フィルタケース内に押し込むことにより、前記ドレ
    ンプラグを前記フィルタケースから外すことが可能に構
    成されていることを特徴とするケース一体型フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記ドレンプラグが、円筒状に形成され
    た前記挿入装着部およびこの挿入装着部から一体に繋が
    って袋状に形成された前記抜け止め部からなり、 前記フィルタケースの内側から前記挿入装着部を前記ド
    レン孔に挿入した後、前記フィルタケースの外側におい
    て前記挿入装着部を外側に広げるようにかしめて前記ド
    レンプラグを前記フィルタケースに装着させることを特
    徴とする請求項1に記載のケース一体型フィルタ。
JP8102795A 1996-04-24 1996-04-24 ケース一体型フィルタ Pending JPH09290108A (ja)

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JP8102795A JPH09290108A (ja) 1996-04-24 1996-04-24 ケース一体型フィルタ

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100444482B1 (ko) * 2002-10-31 2004-08-16 현대자동차주식회사 오일필터의 오일 드레인 장치
FR2880562A1 (fr) * 2005-01-10 2006-07-14 Somica Sa Procede de fabrication d'un filtre a huile a purge embouti et filtre ainsi obtenu
US7297282B2 (en) 2002-11-12 2007-11-20 Toyoda Boshoku Corporation Fluid filter, drain mechanism thereof, draining jig used in fluid filter and draining method of fluid filter
KR100812590B1 (ko) * 2007-03-12 2008-03-13 주식회사 동우 오일필터용 드레인밸브
JP2009119390A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Toyota Boshoku Corp 流体フィルタのドレン機構
JP2010025308A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Roki Co Ltd ドレンプラグ

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