JPH09289979A - 磁気共鳴イメージング装置用電源装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置用電源装置

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JPH09289979A
JPH09289979A JP8129314A JP12931496A JPH09289979A JP H09289979 A JPH09289979 A JP H09289979A JP 8129314 A JP8129314 A JP 8129314A JP 12931496 A JP12931496 A JP 12931496A JP H09289979 A JPH09289979 A JP H09289979A
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敬信 畠山
Hiroshi Takano
博司 高野
Keiichi Chabata
圭一 茶畑
Takuya Domoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高電圧、大容量の磁場用低リップル電流の電源
装置を提供する 【解決手段】MRI装置の電源装置10として複数のス
イッチング電源11〜14を並列に接続したものを更に
直列に接続すると共に、その出力側に電流制御手段20
〜27と電圧蓄積手段31、32とを接続し、磁場発生
コイル40への印加電流をフィードバックする制御回路
30により各スイッチング電源を制御することができ
る。これにより高電圧、大容量の電源装置を構成するこ
とができ、しかも各スイッチング電源どうしの電流の回
り込みを防止することができ、更に各スイッチング電源
の出力電圧を自由に可変とすることができる。また、複
数のスイッチング電源の位相をずらして動作させること
により、リップルを低減し高周波化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴イメージ
ング装置(以下「MRI装置」という)に用いられる電
源装置に係わり、特にその大電力を要求される静磁場、
傾斜磁場、高周波磁場の発生に必要な各種電源に好適な
電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は静磁場中に置かれた検査対
象に高周波磁場をパルス状に印加し、検査対象が発生す
る磁気共鳴信号を検出し、この検出信号をもとにスペク
トルや画像を再構成するものであり、MRI装置には磁
場発生コイルとして静磁場を発生する超電導或いは常電
導コイル、静磁場に重畳される傾斜磁場を発生するため
の傾斜磁場コイル、さらに高周波磁場を発生するための
高周波コイルが備えられている。これら磁場発生コイル
は所定の磁気強度の磁場を発生するために、印加電流の
大きさとタイミングとを制御するためのスイッチング電
源を備えている。
【0003】このようなMRI装置の磁場発生用スイッ
チング電源として、特に傾斜磁場発生用のスイッチング
電源の構成を図6に示す。このスイッチング電源は、4
つのスイッチング素子51〜54と、スイッチング電源
の出力を平滑化するためのリアクトル55、56及びコ
ンデンサ57、58とを備えている。スイッチング素子
としては電解効果型トランジスタ(MOSFET)が採
用され、スイッチング素子51と52及びスイッチング
素子53と54はそれぞれ直流電源50に対して直列に
接続され、かつ、スイッチング素子51と52及びスイ
ッチング素子53と54は並列に接続された4アームか
らなるブリッジ回路を構成している。リアクトル55及
びコンデンサ57はスイッチング素子52に並列に、リ
アクトル56及びコンデンサ58はスイッチング素子5
4に並列に接続され、それぞれスイッチング素子52及
び54のドレイン側の電圧VL'、VR'を平滑化する平滑
回路を構成する。このスイッチング電源の一方の出力端
子はリアクトル55とコンデンサ57の接続点に、他方
の出力端子はリアクトル56とコンデンサ58の接続点
にそれぞれ接続される。
【0004】このスイッチング電源は、スイッチング素
子51及び54がオンのときにはスイッチング素子52
及び53がオフ、スイッチング素子51及び54がオフ
のときにはスイッチング素子52及び53がオンとなる
ように交互に一定周期で駆動される。この際、一方、例
えばスイッチング素子51及び54がオンとなる時間を
長く、スイッチング素子52及び53のオン時間を短く
したとすると、直流電源50の中性点(図示せず)から
みたスイッチング素子52及び54のドレイン側の電圧
VL'、VR'はそれぞれ図7に示すような矩形の波形とな
り、これらをリアクトル55とコンデンサ57及びリア
クトル56とコンデンサ58で平滑化することにより、
出力端子の電圧VLA'及びVRA'は鎖線で示すような直流
電圧となる。しかし、出力端子の電圧はスイッチング周
波数のリップルを含む直流電圧となるため、磁場コイル
に供給する出力電流IL'は実線で示すようにVLA'とVR
A'と同じ周波数のリップルをわずかに含んだ直流電流と
なる。
【0005】この出力電流のリップルは、MRI装置に
おける画像のノイズとなるため例えば実効値で数mA程
度以下にする必要があり、このため、リアクトルとコン
デンサからなる平滑回路のカットオフ周波数を低く押さ
える方法と、スイッチのスイッチング周波数を高周波化
する方法とが採られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者に
ついては、カットオフ周波数を低くすると磁場発生コイ
ルに印加すべき電流指令値に対する出力電流の応答が遅
れてしまい、高速で良質の画像を得ることが困難にな
る。後者は、MOSFET等の高速スイッチングが可能
なスイッチを用い、例えば、80kHz〜100kHz
程度の周波数で動作させることが実現できるが、一般に
MOSFET等の高速スイッチング素子は耐圧が500
V程度、定格電流で100A程度までしかなく、これ以
上の高い電圧や電流容量に対応することができない。
【0007】ところで近年、短時間で診断に有用な画像
を得るためにMRI装置の磁場電源として大電流電源が
必要となっており、このようなMRI装置ではスイッチ
耐圧で1200V程度、出力電流で400〜600A程
度の電源装置が必要となる。しかし、MOSFETに代
表される高速なスイッチング素子は、上述したように使
用する電圧がスイッチング素子の定格電流の制約を受け
るため、これ以上の高速応答、大容量化が困難であると
いう問題点があった。
【0008】これに対し、スイッチング電源を磁場コイ
ルに対して直列に接続したMRI装置用電源が提案され
ている(O.M.Mueller等、文献名「Quasi-linear IGBT i
nverter topologies」、文献名 Proceedings of APEC'9
4 vol.1 P253-9 or vol.2 P1077,1994)。この電源装置
では磁場コイルに印加される電圧が複数のスイッチング
電源に分配されるので、スイッチング素子として比較的
耐電圧の低い素子の使用が可能となる。しかしこの場合
でも用いたスイッチング素子の動作周波数と同じ周波数
のリップルが発生するという問題点は解決されない。
【0009】そこで、本発明は、用いるスイッチング素
子の種類の如何にかかわらず、高電圧、大容量の磁場用
に好適な低リップル電流の電源装置を提供することを目
的とする。また、MOSFETのような高速スイッチン
グ素子を用いることなく、低リップル電流の電源装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のMRI装置用電源装置は、スイッチング素
子を備えたスイッチング電源と、このスイッチング電源
内のスイッチング素子を制御する制御回路とを備えた磁
気共鳴イメージング装置の磁場発生コイルに接続される
磁気共鳴イメージング装置用電源装置であって、前記の
スイッチング電源を複数設け、スイッチング電源を並列
に接続して構成されるスイッチング電源群を複数備える
と共にこれらのスイッチング電源群を直列に接続し、各
スイッチング電源の出力側に他のスイッチング電源への
電流の回り込みを防止する電流制御手段と、各スイッチ
ング電源群の出力側に磁場発生コイルと直列に接続され
た複数の電圧蓄積手段と、磁気発生コイルに印加される
電流を検出して制御回路にフィードバックする電流検出
手段、又は/かつ、各電圧蓄積手段の出力電圧を検出し
てフィードバックする電圧検出手段とを備えたものであ
る。
【0011】或いは、本発明のMRI装置用電源装置
は、スイッチング素子を備えたスイッチング電源と、こ
のスイッチング電源内のスイッチング素子を制御する制
御回路とを備えた磁気共鳴イメージング装置の磁場発生
コイルに接続される磁気共鳴イメージング装置用電源装
置であって、二以上のスイッチング電源を複数設け、ス
イッチング電源を直列に接続して構成されるスイッチン
グ電源群を複数備えると共にこれらのスイッチング電源
群を並列に接続し、各スイッチング電源の出力側に磁場
発生コイルと直列に接続された複数の電圧蓄積手段と、
各スイッチング電源群の出力側に他のスイッチング電源
への電流の回り込みを防止する電流制御手段と、磁気発
生コイルに印加される電流を検出して制御回路にフィー
ドバックする電流検出手段、又は/かつ、各電圧蓄積手
段の出力電圧を検出してフィードバックする電圧検出手
段とを備えたものである。
【0012】好適には、このような磁気共鳴イメージン
グ装置用電源装置において、制御回路は、電流検出手段
又は/かつ電圧検出手段と接続され、磁気発生コイルに
印加すべき電流指定値又は/かつ各電圧蓄積手段が出力
すべき電圧指定値と、電流検出手段又は/かつ電圧検出
手段で検出した電流又は/かつ電圧とを比較し、両者の
差がゼロになるように各スイッチング電源内のスイッチ
ング素子の位相をずらして駆動制御するものである。
【0013】以上のように本発明の電源装置は、複数の
スイッチング電源が並列に接続されたスイッチング電源
群を直列に接続することにより、磁場コイルに印加する
電圧を複数のスイッチング電源に分配できるので、スイ
ッチング素子の定格電流及び耐電圧の制限により1つの
スイッチング電源のスイッチ耐圧、電流容量が小さい場
合でも、電源装置全体としての出力電流を大きくするこ
とができ、大容量の電流を必要とするMRI装置用磁場
発生コイルに適用できる。また、各スイッチング電源の
入力電圧を低く抑えることができるので、大電流容量に
もかかわらずMOSFETのような高速スイッチング素
子をも用いることができ、出力電流の応答が早くリップ
ルの少ない電源装置が得られる。
【0014】また、スイッチング電源を並列に接続した
出力側に電流制御手段を設けることにより、他のスイッ
チング電源からの電流の回り込みを防止することができ
る。更に、各スイッチング電源の出力電圧を可変とし、
スイッチング電源群を直列に接続した出力側に電圧蓄積
手段を設けることにより、磁気発生コイルに印加する電
圧を自由に可変できる。
【0015】同様に、複数のスイッチング電源が直列に
接続されたスイッチング電源群を並列に接続することに
より、磁場コイルに印加する電圧を複数のスイッチング
電源に分配できるので、1つのスイッチング電源のスイ
ッチ耐圧、電流容量が小さい場合でも、大容量の電流を
必要とするMRI装置用磁場発生コイルに適用できる。
また、各スイッチング電源の入力電圧を低く抑えること
ができるので、大電流容量にもかかわらずMOSFET
のような高速スイッチング素子をも用いることができ
る。
【0016】また、スイッチング電源を直列に接続した
出力側に電圧蓄積手段を設け、更に、各スイッチング電
源の出力電圧を可変とし、他のスイッチング電源からの
電流の回り込みを防止することができる。更に、各スイ
ッチング電源の出力電圧を可変とすることにより、磁気
発生コイルに印加する電圧を自由に可変できる。前述と
同様、スイッチング電源群を並列に接続した出力側に電
流制御手段を設けることにより磁気発生コイルに印加す
る電圧を自由に可変できる。
【0017】また、各スイッチング電源を制御回路によ
って少しずつ位相をずらして動作させることにより、各
スイッチング電源を低周波のスイッチング周波数で動作
させた場合でも、これらの出力電流を合成した最終出力
電流に含まれるリップルは周波数が高く、かつ小さいも
のとすることができ、結果としてリップルによるMRI
装置の画像のノイズを低減できる。更に、MOSFET
のような高速スイッチング素子を用いなくても低リップ
ル電流とすることができるので、バイポーラトランジス
タ、ゲートターンオフサイリスタ、絶縁ゲート型バイポ
ーラトランジスタ(IGBT)等の大容量半導体スイッ
チを利用することができる。これにより更に大容量化を
図ることができる。
【0018】また、制御回路は、電流指令値と電流検出
手段により検出される電源装置の出力電流とを比較し
て、両者の差がゼロになるようにスイッチング電源を制
御することにより各スイッチング電源の位相をずらして
動作させた場合にも常に所望の出力電流とすることがで
きる。また、制御回路は、電圧指令値と電圧検出手段に
より検出される各電圧蓄積手段の出力電圧とを比較し
て、両者の差がゼロになるようにスイッチング電源を制
御することにより各スイッチング電源の位相をずらして
動作させた場合にも常に所望の出力電圧とすることがで
きるものであってもよい。更に、このようなスイッチン
グ電源の制御は電流及び電圧の双方により行ってもよ
い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について説明
する。
【0020】図1は本発明のMRI装置用電源10の一
実施例を示す図で、この電源装置10は、4つのスイッ
チング電源11〜14と、これらのスイッチング電源の
出力側にそれぞれ接続された電流制御手段であるリアク
トル20〜27とを備えており、並列に接続されたスイ
ッチング電源11と12及び並列に接続されたスイッチ
ング電源13と14はそれぞれはスイッチング電源群を
なし、これらのスイッチング電源群は直列にMRI装置
用電源装置10の出力側に接続される負荷である磁場発
生コイル40に接続されている。並列に接続されたスイ
ッチング電源11と12とからなるスイッチング電源群
の出力側には電圧蓄積手段であるコンデンサ31が接続
されている。同様に、並列に接続されたスイッチング電
源13と14とからなるスイッチング電源群の出力側に
は電圧蓄積手段であるコンデンサ32が接続されてい
る。コンデンサ31及び32は磁場発生コイル40に対
し直列に接続されており、コンデンサ31及び32に蓄
積される電圧の合計が磁場発生コイル40に印加され
る。
【0021】更に、磁場発生コイル40に流れる電流を
検出する電流検出手段41と、各スイッチング電源11
〜14を駆動制御する制御回路30とを備えている。制
御回路30には磁場発生コイル40に印加されるべき電
流指定値と電流検出手段41により検出された電流値と
が入力され、制御回路30は両者の差がゼロになるよう
に各スイッチング電源11〜14を駆動制御する。
【0022】ここで電流制御手段として用いられるリア
クトル20〜27は、スイッチング電源を駆動するタイ
ミングがわずかでもずれた場合に、特に後述するように
位相をずらして駆動した場合に、1つのスイッチング電
源から他のスイッチング電源に電流が回り込むのを防止
するものである。
【0023】この実施例におけるスイッチング電源11
〜14としては、図6に示すような従来の電源装置とし
て使用されたものをスイッチング電源として採用するこ
ともできるが、図2に好適なスイッチング電源の一例を
示す。このスイッチング電源11では耐電圧が600V
程度であり、スイッチング周波数が20kHz程度であ
る大容量半導体スイッチング素子、絶縁ゲート型バイポ
ーラトランジスタ(IGBT)をスイッチング素子61
〜64として用いており、スイッチング素子を除く構成
は図6のものと同様である。簡単に説明すると、直流電
源60に対して直列に接続された1組のスイッチング素
子61及び62と、同様に直流電源に対し直列に接続さ
れ、スイッチング素子61、62に対し並列である1組
のスイッチング素子63及び64とから4アームのブリ
ッジ回路を構成しており、スイッチング素子62のコレ
クタ側の電圧を平滑化するためのリアクトル65及びコ
ンデンサ67と、スイッチング素子64のコレクタ側の
電圧を平滑化するためのリアクトル66及びコンデンサ
68とを備えている。リアクトル65とコンデンサ67
との接続点はこのスイッチング電源の一方の出力端子に
接続され、同様にリアクトル66とコンデンサ68との
接続点は他方の出力端子に接続され、これら2つの出力
端子は図1に示すようにリアクトル20、21及びコン
デンサ31を介して磁場発生コイル40に接続される。
尚、図2にはスイッチング電源11のみを図示したが、
スイッチング電源12〜14についても全く同様の構成
である。
【0024】このような構成のスイッチング電源は、図
6のスイッチング電源と同様にスイッチング素子61及
び64とスイッチング素子62及び63とが交互にオン
オフとなるように所定周期で繰り返し駆動される。この
際、例えばスイッチング素子61及び64のオン時間を
長くするとともに、スイッチング素子62及び63のオ
ン時間を短くすることにより、図7において説明したの
と同様に、スイッチング電源11の出力端子の電圧VLA
1及びVRA1は、互いに極性の異なる直流電圧となる。こ
の電圧VLA1及びVRA1は、図2中直流電源60の中性点
(図示せず)からみたスイッチング素子62及び64の
コレクタ側の電圧である電圧VL1及びVR1を、リアクト
ルとコンデンサとを用いた平滑回路により平滑化したも
のである。そして、結果としてこのスイッチング電源の
出力は直流電流IL1となる。
【0025】ところで、図1に示す実施例では、以上の
ように構成されるスイッチング電源11〜14の各々が
リアクトル及びコンデンサを介して磁場発生コイル40
に接続されているのであるが、これらのスイッチング電
源11〜14は制御回路30によってスイッチの位相を
ずらして駆動する。この実施例では、図3に示すように
スイッチング電源が4つ設けられていることに対応して
位相は90度ずつシフトしている。尚、図中実線の矩形
波形VL1〜VL4は各スイッチング電源11〜14のスイ
ッチング素子62のコレクタ側の電圧を示し、鎖線の波
形VLA1〜VLA4はリアクトル及びコンデンサにより平滑
された電圧を示し、実線の波形ILは、各スイッチング
電源11〜14から出力される電流IL1〜IL4が最終的
に合成された電源装置10の出力電流を示す。ここで、
スイッチング電源が並列に接続されている結果、電源装
置10からの出力電流ILは各スイッチング電源11〜
14から出力される電流IL1〜IL4よりも大きいものと
なる。
【0026】スイッチングの位相をずらすために制御回
路30は、各スイッチング電源11〜14のスイッチン
グ素子のゲート電圧を印加するタイミングをずらすと共
に、磁場発生コイル40に印加すべき電流指令値と電流
検出手段41で検出された電流値とを比較し、両者の差
がゼロになるように各スイッチング電源のスイッチング
素子に印加する電圧を制御する。これにより、各スイッ
チング電流の位相をずらして駆動しても、所定の電流指
令値の出力電流ILが磁場発生コイル40に流される。
尚、電流検出手段41としては、カレントトランスの
他、低抵抗やホール素子検出器等の公知の電流検出器を
用いることができる。
【0027】ここで各スイッチング電源の出力端子の電
圧波形は、図3の鎖線VLA1〜VLA4に示すようにスイッ
チング周波数と同じ周波数のリップルを含んだ直流波形
となるが、これらの位相が90度ずつずれていることに
よって、図1の電源装置10全体としての出力端子の電
圧は高周波化され、磁場発生コイル40に流れる出力電
流ILのリップルを低減することができる。従って、例
えばスイッチング周波数20kHzのIGBTのような
MRI装置用の電源としては動作周波数の低いスイッチ
ング素子を用いた場合でも、実際の出力のリップル周波
数を80kHzに高周波化し、リップルを低減できる。
このため、電源装置10は80kHzの周波数が要求さ
れるMRI装置用の電源として好適に用いることができ
る。
【0028】このようにしてスイッチング電源11及び
12から出力される直流電流はリアクトル20〜23を
介してコンデンサ31に接続されることにより、コンデ
ンサ31の出力端子には直流電圧V1が得られる。同様
に、スイッチング電源13及び14から出力される直流
電流はリアクトル24〜27を介してコンデンサ32に
接続されることにより、コンデンサ32の出力端子には
直流電圧V2が得られる。この直流電圧は、スイッチン
グ電源11の入力電圧をV01とするとき、−V01〜+V
01まで可変することができる。従って、コンデンサ31
及び32の各出力電圧V1及びV2の合計である電源装置
10の出力電圧VLを−(V1+V2)から+(V1+V
2)の間で自由に可変することができる。即ち、各スイ
ッチング電源11〜14の出力電圧よりも高電圧を得る
ことができる。
【0029】次に本発明の別の実施例について説明す
る。図1で示した電源装置は複数のスイッチング電源を
並列に接続したいくつかのスイッチング電源群を直列に
接続して電源装置全体としての出力を得るものである
が、これに対し、図4に示す別の実施例の電源装置は複
数のスイッチング電源を直列に接続したいくつかのスイ
ッチング電源群を並列に接続して電源装置全体としての
出力を得るものである。この電源装置の構成について図
4を参照して簡単に説明すると、この電源装置10も前
述の実施例と同様4つのスイッチング電源11〜14を
備えているが、直列に接続されたスイッチング電源11
と12及び直列に接続されたスイッチング電源13と1
4はそれぞれはスイッチング電源群をなしている。各ス
イッチング電源11〜14の出力側にはそれぞれ電圧蓄
積手段であるコンデンサ71〜74が接続され、直列に
接続されたスイッチング電源11と12とからなるスイ
ッチング電源群の出力側には電流制御手段であるリアク
トル81及び82が接続され、直列に接続されたスイッ
チング電源13と14とからなるスイッチング電源群の
出力側にはリアクトル83及び84が接続されている。
そして、リアクトル81と83とが接続され、リアクト
ル82と84とが接続されることにより、スイッチング
電源11及び12からなるスイッチング電源群とスイッ
チング電源13及び14からなるスイッチング電源群と
が並列に磁気発生コイル40に接続される。また、この
電源装置10も図1の実施例と同様、MRI装置用電源
装置10の出力側に接続される磁場発生コイル40に流
れる電流を検出する電流検出手段41及び各スイッチン
グ電源11〜14を駆動制御する制御回路30とを備え
ている。
【0030】この実施例による電源装置10においても
スイッチング電源11〜14には前述したものを全く同
様に適用でき、またリアクトル81〜84、コンデンサ
71〜74、電流検出手段41及び制御回路30の機能
は前述の実施例と同様である。即ち、制御回路30は、
各スイッチング電源11〜14のスイッチング素子のゲ
ート電圧を印加するタイミングをずらすと共に、磁場発
生コイル40に印加すべき電流指令値と電流検出手段4
1で検出された電流値とを比較し、両者の差がゼロにな
るように各スイッチング電源のスイッチング素子に印加
する電圧を制御する。リアクトルはこのように位相をず
らしてスイッチング電源を駆動することによる電流の回
り込みを防止するとともにコンデンサとともに出力電流
を更に平滑化する。
【0031】このように複数のスイッチング電源を図1
のように接続しても、図4のように接続しても、いずれ
の構成の電源装置であっても、スイッチング電源を駆動
制御することにより同様に低リップルの直流電流を出力
として得ることができる。
【0032】尚、上記図1及び図4の実施例では何れも
スイッチング電源を4つ用いたものを示したが、スイッ
チング電源の個数は4つに限定されるものではなく、そ
れ以上のいくつであってもよく、この場合並列に接続さ
れるスイッチング電源の数を更に増やすことにより、よ
り大電流出力の電源装置を構成することができる。
【0033】また、図1及び図4に示す実施例では、ス
イッチング電源11〜14を並列に接続することによっ
て一つのスイッチング電源の出力電流が他のスイッチン
グ電源内部へ流入することを防ぐための電流制限手段と
してリアクトル20〜27及びリアクトル81〜84を
用いたが、このような電流制御手段としては、リアクト
ルの代わりに抵抗器であってもよいし、他のスイッチや
ダイオードなどを用いることもできるし、更にこれらの
組み合わせでもよい。また、図1及び図4では2つの出
力端子の両方にリアクトルを接続しているが、これは必
ずしも両側である必要はなく、片側でもよい。
【0034】また、上記実施例では、各スイッチング電
源のスイッチの位相を等間隔でシフトする場合について
説明したがシフトの間隔は必ずしも等間隔である必要は
ない。不等間隔であってもよいし、いくつかのスイッチ
ング電源の位相は同じであってもよい。また複数のスイ
ッチング電源のスイッチの位相をシフトしない場合で
も、複数を並列に設けることにより、電源装置の大電流
容量化を図ることは可能である。但し、位相をシフトす
ることにより電源装置の主力電流のリップルの高周波化
が可能となるため、スイッチング素子として安全な動作
周波数が比較的低周波であるIGBTなど高耐圧大電流
の素子を使用することが可能となるので、低リップル化
のみならず大容量化にも好適である。また、MOSFE
T等の高速スイッチング素子を用いた場合には、更にリ
ップルの高周波化を図ることができる。
【0035】また、本発明におけるスイッチング電源は
図2に示す実施例に限定されるものではなく、電源とス
イッチの数、スイッチング素子の種類、平滑回路の構成
等を任意に変更することができる。例えば、図2では1
電源と4アームのスイッチから構成されたスイッチング
電源を例示したが、2電源と2アームのスイッチ、或は
1つのスイッチからなる電源等で構成することもでき
る。また、スイッチング素子としてはIGBTの他にも
バイポーラトランジスタ、ゲートターンオフサイリスタ
をはじめどのようなスイッチでも適用できる。
【0036】また、図2に示す実施例では平滑回路(フ
ィルタ)としてリアクトルとコンデンサを用いたが、こ
のような平滑回路は、個々のスイッチング電源に設ける
のではなく電源装置側に設けてもよく、また、個々のス
イッチング電源に設けると共に電源装置自体にも設ける
ことができる。このような例としてスイッチング電源内
のリアクトルとコンデンサを取り除いた図5のようなス
イッチング電源11’を示す。このスイッチング電源1
1’は図2に示す実施例と同様IGBTをスイッチング
素子として用いており、その出力端子の一方は直接スイ
ッチング素子61、62の接続点に接続されており、他
方はスイッチング素子63、64の接続点に直接接続さ
れている。従って、このスイッチング電源11’の出力
電流IL1は平滑化されていないので、このようなスイッ
チング電源11’を図1或いは図4で示すように複数設
けた電源装置ではその出力側側に平滑回路を備えている
必要がある。図1で示した実施例では、スイッチング電
源の出力側に設けられたリアクトル20〜27とコンデ
ンサ31、32が、それぞれ電流の回り込みを防止する
電流制御手段及び電圧蓄積手段として機能すると共に、
平滑回路をも構成しているので、これにより電源装置1
0の出力ILを直流電流とすることができる。図4で示
した実施例においても同様であり、コンデンサ71〜7
4及びリアクトル81〜84は平滑化にも寄与する。
【0037】更に、図1及び図4の実施例では制御回路
30による各スイッチング電源の駆動制御を電流値によ
り行っているが、コンデンサ31と32及びコンデンサ
71〜74の出力電圧を検出する電圧検出手段(図示せ
ず)を設け、各電圧蓄積手段が出力すべき電圧指定値と
電圧検出手段により検出された検出値とを制御回路30
に入力し、両者の差がゼロになるように各スイッチング
電源を駆動制御するようにしてもよい。この場合、各電
圧指令値はスイッチング電源ごとに等分してもよいし、
スイッチング電源ごとに異なるものとしてもよく、任意
に設定することができる。このために、上記実施例では
1つで示した制御回路31を各スイッチング電源ごとに
単独に設けて制御してもよい。また、電流及び電圧の双
方によりスイッチング電源の駆動制御をしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、M
RI装置の電源装置として複数のスイッチング電源を並
列に接続したものを更に直列に接続するか、又は、直列
に接続したものを更に並列に接続すると共にその出力側
に電流制御手段と電圧蓄積手段とを接続することによ
り、高電圧、大容量の電源装置を構成することができ、
しかも各スイッチング電源どうしの電流の回り込みを防
止することができ、更に各スイッチング電源の出力電圧
を自由に可変とすることができる。また、本発明によれ
ば、複数のスイッチング電源の位相をずらして動作せる
ことにより、リップルを低減し高周波化することができ
るので、MOSFETのような高速のスイッチング素子
を用いることなく、高電圧、大電流で、出力電流の応答
が速く低リップルの電源装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源装置の一実施例を示すブロック
図。
【図2】本発明の電源装置に用いられるスイッチング電
源の一実施例を示す回路図。
【図3】図1の電源装置のスイッチング波形及び出力電
流を示す図。
【図4】本発明の電源装置の別の実施例を示すブロック
図。
【図5】本発明の電源装置に用いられるスイッチング電
源の別の実施例を示す回路図。
【図6】従来の電源装置を示すブロック図。
【図7】従来装置におけるスイッチング波形及び出力電
流を示す図。
【符号の説明】
10 MRI装置用電源装置 11〜14 スイッチング電源 30 制御回路 20〜27、81〜84 リアクトル(電流制御手段) 31、32、71〜71 コンデンサ(電圧蓄積手段) 40 磁気発生コイル 41 電流検出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堂本 拓也 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチング素子を備えたスイッチング電
    源と、このスイッチング電源内のスイッチング素子を制
    御する制御回路とを備えた磁気共鳴イメージング装置の
    磁場発生コイルに接続される磁気共鳴イメージング装置
    用電源装置であって、 前記スイッチング電源を複数設け、二以上の前記スイッ
    チング電源を並列に接続して構成されるスイッチング電
    源群を複数備えると共にこれらのスイッチング電源群を
    直列に接続し、 各スイッチング電源の出力側に他のスイッチング電源へ
    の電流の回り込みを防止する電流制御手段と、各スイッ
    チング電源群の出力側に前記磁場発生コイルと直列に接
    続された複数の電圧蓄積手段と、前記磁気発生コイルに
    印加される電流を検出して前記制御回路にフィードバッ
    クする電流検出手段、又は/かつ、各電圧蓄積手段の出
    力電圧を検出してフィードバックする電圧検出手段とを
    備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置用電
    源装置。
  2. 【請求項2】スイッチング素子を備えたスイッチング電
    源と、このスイッチング電源内のスイッチング素子を制
    御する制御回路とを備えた磁気共鳴イメージング装置の
    磁場発生コイルに接続される磁気共鳴イメージング装置
    用電源装置であって、 前記スイッチング電源を複数設け、二以上の前記スイッ
    チング電源を直列に接続して構成されるスイッチング電
    源群を複数備えると共にこれらのスイッチング電源群を
    並列に接続し、 各スイッチング電源の出力側に前記磁場発生コイルと直
    列に接続された複数の電圧蓄積手段と、各スイッチング
    電源群の出力側に他のスイッチング電源への電流の回り
    込みを防止する電流制御手段と、前記磁気発生コイルに
    印加される電流を検出して前記制御回路にフィードバッ
    クする電流検出手段、又は/かつ、各電圧蓄積手段の出
    力電圧を検出してフィードバックする電圧検出手段とを
    備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置用電
    源装置。
  3. 【請求項3】前記制御回路は、前記電流検出手段又は/
    かつ前記電圧検出手段と接続され、前記磁気発生コイル
    に印加すべき電流指定値又は/かつ各電圧蓄積手段が出
    力すべき電圧指定値と、前記電流検出手段又は/かつ前
    記電圧検出手段で検出した電流又は/かつ電圧とを比較
    し、両者の差がゼロになるように各スイッチング電源内
    のスイッチング素子の位相をずらして駆動制御すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の磁気共鳴イメージン
    グ装置用電源装置。
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