JPH09289959A - ガラスクリーナー - Google Patents

ガラスクリーナー

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JPH09289959A
JPH09289959A JP13092496A JP13092496A JPH09289959A JP H09289959 A JPH09289959 A JP H09289959A JP 13092496 A JP13092496 A JP 13092496A JP 13092496 A JP13092496 A JP 13092496A JP H09289959 A JPH09289959 A JP H09289959A
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JP
Japan
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cleaning
cleaning member
glass
magnet
magnets
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Application number
JP13092496A
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English (en)
Inventor
Haruo Abe
春生 阿部
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁石吸引作用を利用した窓ガラスの洗浄器具
に於いて、窓ガラス外側の洗浄部材の落下を防止する。 【解決手段】扁平な箱形本体1の表裏面にワイパー体3
や吸水性洗浄体4を設け、本体内に複数の永久磁石2
を、NS極が表裏方向となり且つ隣接する磁石のNS極
方向が逆になるように配置して、操作部材(洗浄部材A
2)の移動による磁石21と23の吸引力減少に際して
同時に磁石223と22の反発力で吸引状態に直ぐに復
帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手が届き難い箇所や、
高所で安全上問題がある箇所の窓ガラスその他の箇所の
清浄化を行うガラスクリーナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】高層ビルの窓や、大きくて外側に手が回
らない窓等の窓ガラスの汚れ落とし作業は、作業員がコ
ンドラに乗ったり、作業員がロープを使用してビル外壁
に吊り下がつて行っている。しかしこれらの作業は危険
であり、特殊な作業員しか行うことができない。
【0003】そこで窓ガラスの外側に配置した洗浄部材
に磁石を付設し、ガラス内側にも磁石を設けた操作部材
を配置し、操作部材の移動を磁石の吸着力で、洗浄部材
を動作移動させて窓ガラスの外側の清浄化を行うことが
提案されてる(特開昭51−122963、同52−1
51260号、特開平2−241584号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来提案され
ている磁石吸引方式の洗浄機器は、ガラスの表裏面に配
置した機器の吸引力を基本的に単一の磁石を以て行って
いる。即ち清掃作業の際に窓の内側に位置する操作部材
を移動させると、磁石の吸引力で、より吸引力が強くな
る位置に復帰しようとして窓外側に位置する洗浄部材が
従動するものである。然し操作部材の動作が速くて、洗
浄部材がついていけない状態となり、操作部材と洗浄部
材との位置のずれが大きくなると、急激に磁石吸引力が
低下し、洗浄部材の吸引保持が不可能となり、洗浄部材
が窓外を落下することになる。このように単一磁石の吸
引力を利用した場合に、洗浄部材はその操作中に落下す
る虞がある。
【0005】そこで本発明は、落下の可能性があるとい
う欠点を改善したガラスクリーナーを提案したものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガラスクリ
ーナーは、扁平な箱形本体の表裏面の何れか一方若しく
は双方に、ワイパー体又は吸水性洗浄体の何れか一方若
しくは両方を設け、本体内に複数の永久磁石を、NS極
が表裏方向となり且つ隣接する磁石のNS極方向が逆に
なるように配置してなる洗浄部材と、前記洗浄部材と同
様に磁石を内設した操作部材とで構成されることを特徴
とするものである。
【0007】また特に洗浄部材の表面側の長手方向両側
にワイパー体を突設すると共に、両側ワイパー体の間
に、柔軟性材質のもので形成したクッション体を設け、
裏面側に吸水性洗浄体を設けてなり、また洗浄部材を一
対とし、一方を操作部材としたことをことを特徴とする
ものである。
【0008】従って洗浄部材を窓の外側に配置し、操作
部材を窓内側に配置して洗浄部材を吸引保持し、操作部
材を動作せしめると洗浄部材が従動して、洗浄部材のワ
イパー部材や、吸水性洗浄体で窓の外側の洗浄を行う。
特に吸引する磁石が複数で且つ隣接する磁石の極性を交
互に設けているので、操作部材の移動で磁石の吸引位置
が変化すると、隣接磁石との反発力が作用して対応する
磁石の吸引位置に直ぐに復帰することになり、操作部材
と洗浄部材の吸引保持が強く維持される。
【0009】更に表裏にそれぞれ吸水性洗浄体並びにワ
イパー体を設けておくと、吸水性洗浄体に洗浄液を染み
込ませてガラス面の汚れを浮かせ、次にワイパー体で、
汚れを落とした洗浄液を拭い取ると、ガラス面の清浄化
が確実に実施でき、ワイパー体を本体両側に設けること
によって、窓ガラスの一方の端から他方の端までの移動
でガラス全面の拭き取りが実現する。また操作体として
洗浄体を採用すると、ガラス面の表裏同時の洗浄作業が
実施できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。実施形態に示したものは、洗浄部材一対をも
って洗浄部材と操作部材としたものである。
【0011】実施形態に示した洗浄部材は、適宜な樹脂
で扁平な箱形に形成した本体1に、磁石2を内設し、表
面にワイパー体3を突設し、裏面に吸水性の洗浄体4を
設けたものである。特に磁石2は、本体1の表裏面に近
接状態となるのようにし、且つNS極が表裏方向にする
と共に、隣接する磁石のNS極方向が逆になるように配
置してなる。図示した例は前後左右共に複数列としてな
る。
【0012】ワイパー体3は、ゴム製若しくは柔軟な樹
脂の板状で、本体1の長手方向両側全長に設けたワイパ
ー保持部11に、挾持(ワイパー体を挟む抑え板をビス
止めしてワイパー体を挾持する)若しくは嵌着(細溝に
接着剤を使用して嵌合止着する)して、本体1の表面よ
の突設してなる。またワイパー保持部11の無いほうに
溝部12を設けると共に、両側の溝部12の間に、ガラ
スに傷を付けない程度の柔軟性材質で、且つガラスに対
して摩擦抵抗が少ない材質のもので形成したクッション
体13を設けてなる。
【0013】洗浄体4は、スポンジ、不織布等の吸水性
を具備した材質で形成したもので、本体1の裏面全体を
覆うように設けてなる。
【0014】而して前記の洗浄部材Aを使用して窓ガラ
スBの洗浄を実施するには、最初に洗浄部材A1の洗浄
体4に適宜な洗浄液を染み込ませ、その洗浄部材A1を
窓の外側(手の届く開放した窓の端)に配置し、窓の内
側にも操作部材となる洗浄部材A2を配置して外側の洗
浄部材A1を吸引保持する(図4参照)。そして内側の
洗浄部材A2を動作せしめると外側の洗浄部材A1が従
動して、洗浄部材A1の洗浄体4で、ガラスBの表面の
汚れを洗い出す。次に外側の洗浄部材A1を手の届く範
囲まで移動させ、表裏逆にしてワイパー体3をガラスB
に接触させ、内側の洗浄部材A2を操作して、汚れを落
とした洗浄液を拭い取り、ガラス面を清浄化するもので
ある。このワイパー体3での拭い取り作業に際して、ワ
イパー体3の内側の溝部12を設けたので、洗浄部材A
1のワイパー体2間に存在する汚れた洗浄液も溝部12
を通って洗浄部材A1外に流下させることができ、また
クッション体13によって洗浄部材A1をガラスBに密
着させても、ガラスBを傷付けることなくワイパー体3
の作用が確実に実施できる。
【0015】また本発明は特に外側の洗浄部材A1を吸
引保持するための磁石2が複数で且つ隣接する磁石の極
性を交互に設けているもので、図5に示すように、ガラ
スBの表裏に配置した洗浄部材A1,A2の各対面する
磁石21と磁石23の吸引力並びに磁石22と磁石24
の吸引力で外側の洗浄部材A1が吸引保持されている。
そこで操作部材となる内側の洗浄部材A2を移動させる
と、磁石の各吸引位置が変化する。そして図6に示すよ
うに磁石位置が変化すると、磁石21と磁石23の距離
が長くなって吸引力は弱まるが、同時に磁石23と磁石
22の距離が短くなり、両者の反発力が強くなる。従っ
て吸引力が弱くなると同時に対向隣接磁石力との反発力
が作用するので、前後左右いずれの方向に操作部材を移
動しても、すぐに図5に示した吸引位置復帰することに
なり、操作部材となる洗浄部材A2の移動に、外側洗浄
部材A1が確実に従動することになる。
【0016】尚本発明は、前記の実施形態に限定される
ものではなく、特に洗浄部材の本体1に磁石2を内装
し、且つ表裏面がガラス面上を移動可能にして且つガラ
ス面を傷付けない材質である操作部材を形成して使用し
ても良い。また洗浄部材の洗浄機能(ワイパー体及び洗
浄体)も任意に選択できるもので、ワイパー保持部を特
に設けず、ゴム製の本体を採用して、本体と一体成形に
よって形成しても良い。勿論その使用対象も窓ガラスに
限定されるものではなく車両の窓、サンルーム等のガラ
スや、カーポート等の樹脂製屋根等にも使用できるもの
である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、扁平な箱形本体
の表裏面にワイパー体や吸水性洗浄体を設け、本体内に
複数の永久磁石を、NS極が表裏方向となり且つ隣接す
る磁石のNS極方向が逆になるように配置してなる洗浄
部材と、前記洗浄部材と同様な内設した操作部材とで構
成したガラスクリーナーで、操作部材の移動に対して洗
浄部材を確実に従動せしめたもので、高層ビル等での使
用に際して洗浄部材の落下を確実に防止したものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の洗浄部材の全体斜視図。
【図2】同断面図。
【図3】同平面図。
【図4】同使用状態の説明図(洗浄体使用)。
【図5】同使用状態の説明図(ワイパー体使用)。
【図6】同使用状態の説明図(洗浄部材の従同作用)。
【符号の説明】
1 本体 11 ワイパー保持部 12 溝部 13 クッション体 2 磁石 3 ワイパー体 4 洗浄体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扁平な箱形本体の表裏面の何れか一方若
    しくは双方に、ワイパー体又は吸水性洗浄体の何れか一
    方若しくは両方を設け、本体内に複数の永久磁石を、N
    S極が表裏方向となり且つ隣接する磁石のNS極方向が
    逆になるように配置してなる洗浄部材と、前記洗浄部材
    と同様に磁石を内設した操作部材とで構成されることを
    特徴とするガラスクリーナー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラスクリーナーに於い
    て、洗浄部材の表面側の長手方向両側にワイパー体を突
    設すると共に、両側ワイパー体の間に、ガラス面を傷つ
    けずに表面スライド可能な材質のもので形成したクッシ
    ョン体を設け、裏面側全面に吸水性洗浄体を設けてなる
    ことを特徴とするガラスクリーナー。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のガラスクリーナーを2個
    一組みとして、一方を操作部材としたことを特徴とする
    ガラスクリーナー。
JP13092496A 1996-04-26 1996-04-26 ガラスクリーナー Pending JPH09289959A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7506612B2 (en) 2005-11-12 2009-03-24 Duard W. Enoch, III Multifunction aquarium cleaning device
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CN105411470A (zh) * 2015-12-02 2016-03-23 陈汉乐 一种清洁玻璃的成套装置
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JP2022041617A (ja) * 2020-09-01 2022-03-11 ジェックス株式会社 水槽用清掃具

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