JPH09289529A - デジタル通信装置 - Google Patents

デジタル通信装置

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JPH09289529A
JPH09289529A JP9037302A JP3730297A JPH09289529A JP H09289529 A JPH09289529 A JP H09289529A JP 9037302 A JP9037302 A JP 9037302A JP 3730297 A JP3730297 A JP 3730297A JP H09289529 A JPH09289529 A JP H09289529A
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JP
Japan
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digital data
states
baseband signal
detection
differential detection
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Withdrawn
Application number
JP9037302A
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English (en)
Inventor
Antoine Chouly
アントワーヌ、シュリイ
Americo Brajal
アメリコ、ブラジャル
Castane Josep Casals
ヨセプ、カサルス、カスターネ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03178Arrangements involving sequence estimation techniques
    • H04L25/03184Details concerning the metric
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L2025/0335Arrangements for removing intersymbol interference characterised by the type of transmission
    • H04L2025/03375Passband transmission
    • H04L2025/03401PSK
    • H04L2025/03407Continuous phase

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な確度で送信するためにCPM変調を使
用できるようにするとともに、必要なハードウェアのコ
ストを低減することである。 【解決の手段】 連続位相変調に従ってデジタルデータ
(12)により変調された無線周波数(RF)を発生す
る送信手段(10)と、受信した無線周波数信号(R
F)をベースバンド信号(BB)に変換するための変換
手段(21)を備える受信手段(20)と、ベースバン
ド信号の連続位相変調を検波するための検波手段(2
4)と、ベースバンド信号からデジタルデータを取り出
すための逐次復号手段(29)とを備えるデジタル通信
装置(5)である。この装置は差動検波(12)を行
い、かつ、差動検波により生じさせられた記号間干渉を
ビタービ復号(29)を介して補償する。縮小ビタービ
復号により処理される状態の数を減少することによりひ
き起こされる計算の不確実さを小さくする帰還ループ
(FB)を含む縮小ビタービ復号に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続位相変調に従
ってデジタルデータにより変調された無線周波数を発生
するための変調手段により構成された送信手段と、受信
した無線周波数信号をベースバンド信号に変換するため
の変換手段により構成された受信手段と、ベースバンド
信号の連続位相変調を検波するための検波手段と、ベー
スバンド信号からデジタルデータを取り出すための逐次
復号手段とを備えるデジタル通信装置に関するものであ
る。
【0002】この装置は衛星通信、とくに低速衛星通信
において、または高周波通信、とくに低速高周波通信に
おいて使用できる。
【0003】本発明は同様に、連続位相変調によりデジ
タル送信された信号を検出するための受信器にも関する
ものである。
【0004】
【従来の技術】連続位相変調においては情報は位相によ
り運ばれる。それらの変調はそれのスペクトル効果、ス
ペクトル電力、および一定振幅のために興味がある。し
たがって、それらの変調は飽和領域付近で動作する電力
増幅器で使用できる。
【0005】連続位相変調(CPMと略する)の例が、
IEE Proceedings−1、138巻、4
号、1991年、256〜268ページ所載の、A.S
WENSSONの論文「部分応答連続位相変調の状態減
少逐次検波(ReducedState Sequen
ce Detection of PartialRe
sponse Continuous Phase M
odulation)」に記載されている。この論文は
受信端において行われる信号の処理に関するものであ
る。受信手段はベースバンド信号の相関検波を行う検波
器と、その後に続くビタービデコーダとを備える。その
検波により受信端において記号間干渉が生ずることはな
い。ビタービデコーダは設けられて、送信端において生
ずる不完全さを訂正するために使用されるだけである。
しかし、そのような装置には種々の欠点がある。まず、
相関検波は非常に正確な発振器が受信端に存在すること
を必要とするが、そうするとハードウェアが複雑になっ
て、ハードウェアのコストが上昇する。更に、相関検波
によって達成される正確さはある用途には不十分であ
る。これは、たとえば、衛星リンクのための低速伝送
(たとえば、数Mbits/s)および高周波伝送(た
とえば、数GHz)の場合である。周波数/伝送速度比
が、たとえば、10より高くなると、前記論文に記載
されている技術は不十分になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、十分
な確度で前記送信のためにCPM変調を使用できるよう
にするとともに、必要なハードウェアのコストを低減す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、検波手段が
差動検波を行い、逐次復号手段が、差動検波により発生
された記号間干渉を受信端において訂正するようなもの
である装置により達成される。
【0008】したがって、差動検波により非常に高い検
波確度を得ることが可能にされ、しかもハードウェアの
コストがかなり低減される。なお、差動検波によりひき
起こされた記号間干渉を受信端で補償するための特定の
逐次復号手段を工夫する必要がある。逐次復号手段は受
信した記号列に対して作用する。本発明に従って、逐次
復号手段はビタービアルゴリズムを実行するビタービデ
コーダを備えることが好ましい。
【0009】更に詳しくいえば、差動検波により、種々
の可能な遷移状態を採用できる差位相が得られ、逐次復
号手段は、減少させられた数の状態を含む状態格子に対
して作用するビタービデコーダを備え、ビタービデコー
ダはメトリックスの計算における、状態数の減少に基づ
く計算の不正確さを減少するための帰還ループを備え
る。
【0010】帰還ループが縮小ビタービ復号(redu
ced Viterbi decoding)の結果で
ある単一の2進データを残存状態ごとに生じさせること
が好ましい。
【0011】本発明は、送信端において連続位相変調に
従ってデジタルデータにより変調された無線周波数を受
信するための受信器であって、受信した無線周波数信号
をベースバンド信号に変換するための変換手段と、ベー
スバンド信号の連続位相変調を検波するための検波手段
と、ベースバンド信号からデジタルデータを取り出すた
めの逐次復号手段とを備える受信器において、検波手段
は差動検波を行い、逐次復号手段は、差動検波により発
生された記号間干渉を受信端部において逐次復号手段が
訂正するようなものであることを特徴とする受信器にも
関するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は通信装置5のブロック図で
ある。この通信装置は送信手段TRANS10と受信手
段RECEIVE20とにより構成される。送信手段と
受信手段は通信チャネルCHAにより通信する。送信器
はデジタルデータ源DATA12を含む。そのデータ源
は搬送波を変調手段MOD14(図2)で変調して無線
周波数信号RFを発生する。その信号RFはチャネルに
供給される。本発明に従って、使用する変調は連続位相
変調CPMである。
【0013】図3はCPM変調デジタルデータを取り出
すために受信端で用いる手段すなわち受信器20に関す
るものである。受信器20は受信した無線周波数信号R
Fを、2つの直角成分を含む複雑なベースバンド信号B
Bに変換するための変換手段21を有する。図4は変換
手段21の実施例のブロック図である。その変換手段は
低域フィルタ210を含む。そのフィルタの出力端子は
混合器212に接続される。局部発振器214が2つの
直角信号を混合器212に供給するから、2つの直角成
分を含む複雑なベースバンド信号BBがその出力端子に
発生される。
【0014】ベースバンド信号の成分は低域フィルタ2
2により濾波され、その後で標本化器23(図3)によ
り標本化される。標本化されたベースバンド信号BB
は、その後で検波手段24で差動検波され、その後に差
位相が位相計25で決定される。
【0015】図5はCPM変調を検波するための差動検
波手段24の実施例を示す。nにより決定される連続す
る時刻に標本化器23を出る標本化されたベースバンド
信号BB(n)は2つの経路に沿って、一方では混合
器242に到達し、他方では遅延手段240に到達す
る。その遅延手段は信号を2進持続時間Tのk倍だけ遅
延させる。整数kの値は装置組立体の複雑さと性能とに
影響を及ぼす。更に詳しくいえば、kの値は計算すべき
メトリックの方程式中に生ずる。遅延手段240の出力
端子は変換手段244に接続される。その変換手段はそ
れの入力端子に加えられた信号を共役信号に変換する。
位相計25で遅延させられた共役信号に遅延されていな
い入力信号が乗ぜられる。その位相計は位相差の測定値
を生ずる。信号の位相とは独立であるその測定値は差動
記号を形成する。
【0016】差動検波器を用いることの利点は、搬送波
信号の位相を回復するためには必要でないという事実に
存する。そうすると相関検波を行うために必要な局部発
振器よりも性能が低い局部発振器を使用することが可能
にされる。
【0017】差動記号は量子化器26で量子化される。
その量子化器はpビットで量子化されたΔθ(n)を生
ずる。しかし、量子化器を出たデータは直接は使用でき
ない。その理由は差動検波により記号間干渉が生じさせ
られるからである。その記号間干渉は訂正しなければな
らない。この干渉は遅延経路の存在によりひき起こされ
る。その訂正は、ビタービアルゴリズムを逐次復号手段
29を介して加えることによって行われる。したがっ
て、逐次復号手段はメトリック計算手段27と、それに
続くビタービデコーダ28とを含む。ビタービ復号によ
り可能な状態のうちから一連の状態を生ずる。それらの
可能な状態は状態格子の形で表すことができる。まず、
装置は状態の間で可能な遷移メトリックスを計算し、そ
の後で装置はメトリックスが最小である状態を結ぶ経路
を選択する。確かに、格子をカバーするために最適な経
路を決定するように、状態を分離する分岐のメトリック
スを計算する必要がある。メトリックスの計算はメトリ
ックス計算手段27で行う。その後でそれらのメトリッ
クスはビタービデコーダ28により処理されるから、見
積り
【0018】
【数1】 が送信端から来るデジタルデータbで発生される。
【0019】メトリックスは理論的な位相差を考慮に入
れることにより計算される。それらの位相差は、動作中
の装置に実際に存在するノイズおよび位相差なしに機能
する差動検波器で得られる。
【0020】理論的な位相差は次のように書くことがで
きる。
【0021】
【数2】 ここにbn−iは値+1と−1を取ることができ、Ci
は重み係数である。装置のメモリがLビット
(bn−L,...,bn−2,bn−1,b)にわ
たって拡張したとすると、ビタービデコーダは2個の
状態を持つ。各状態は先行するビット
(bn−L,...,bn−2,bn−1)により決定
される係数nを持つ。
【0022】格子の全ての状態に対して働きかける従来
のビタービアルゴリズムの場合には、メトリックスを状
【0023】
【数3】 へ向かう状態
【0024】
【数4】 の各遷移について計算される。
【0025】この距離は次式により与えられる。
【0026】
【数5】 ここに、
【0027】
【数6】 であり、Δθ(n)は差動検波器の出力について測定し
た位相差、Θはモジュロ−2π差記号、記号
【0028】
【数7】 はそれらが見積もられたビットであることを示す。
【0029】図5に示す差動検波手段24の出力信号D
(n)は、次の関係により入力信号BB(n)の関数
として表される。
【0030】
【数8】 すなわち、
【0031】
【数9】 例により、CPM変調の特定の種類である連続位相周波
数変調TFM(時間周波数変調)について考えることに
する。この場合には、最適標本化時刻tを選択する
と、標本化された位相差は先行するビットの一次関数と
して表される。
【0032】1つの遅延セル240が存在する場合、す
なわち、k=1である場合には、
【0033】
【数10】 が得られる。2つの遅延セル240が存在する場合、す
なわち、k=2である場合には、
【0034】
【数11】 が得られる。一般的なやり方では、kの任意の値に対し
て、位相の変化は次のように書かれる。
【0035】
【数12】 差動検波の例により、遅延kTが2Tに等しい3ビット
差動検波器の場合について考えることにする。検波器の
出力における理論的な差位相は〔数7〕の式のそれであ
る。検波器により発生される理論的な差位相は、nによ
り定められる所与の時刻に受けたビットbに依存する
が、その時刻より前に受けたビットb −3
n−2,bn−1にも依存することに気がつくであろ
う。それら3つの先行するビットは図7に示す8状態格
子を構成する。左側にはビットbn−3,bn−2,b
n−1により決定される状態Kが表され、右側には状態
Kの後で生ずる状態Sが表されている。状態Sは、3つ
の先行するビットの後で来るビットbn−2
n−1,bの状態により定められる。したがって、
状態
【0036】
【数13】 は、b=−1である時に状態
【0037】
【数14】 またはb=+1である時に状態
【0038】
【数15】 になる。したがって、この例では、8個の可能な状態S
と、決定すべき16個のメトリックスがある。各値に対
してbはある位相差に対応する。たとえば、b=−
1に対してΔΦ=−π、b=+1に対してΔΦ=−3
π/4である。他の状態に対しては、位相差ΔΦは図の
左側に示されている。
【0039】本発明に従って、状態、すなわち、所与の
例(L=3)の場合には格子の8つの状態の全て、を定
めるLビットの全てを考慮に入れながらビタービ復号を
適用することが可能である。本発明に従って、ビタービ
デコーダ28(図3)は減少した数のビットL′<L、
すなわち、例の場合にはL′=2、で動作する。そうす
ると格子は4つの状態まで減少させられる。更に、状態
の数の減少によりひき起こされる劣化を減少するため
に、本発明に従って帰還ループFBが用いられる。それ
は以前の残存状態のビット、すなわち、脇に置かれたビ
ット、を考慮に入れる。そうすると格子を減少すること
になる。
【0040】縮小ビタービ復号の場合には、状態Kから
状態Sへの遷移は
【0041】
【数16】 により定められる状態K′から
【0042】
【数17】 により定められる状態S′への遷移になる。状態K′か
ら状態S′への遷移は次式のように書かれる。
【0043】
【数18】 ここに、
【0044】
【数19】 である。ビット
【0045】
【数20】 i={L′+1,...,L)は状態K′の残存したも
のにより定められる。
【0046】TFM変調の例の場合には、差動検波器が
〔数11〕の式に従って動作していると、相関検波と比
較して、2進誤差率10−5に対して信号対ノイズ比の
低下は僅かに0.7dBである。
【0047】ビタービ復号については、減少した数の状
態に働きかけるビタービ復号と、全ての数の状態に働き
かけるビタービ復号とを比較するために、8状態格子ま
で減少させられる16状態格子を基にした例について考
えることにする。縮小ビタービ復号には帰還ループFB
が組合わされている。
【0048】この場合に3ビット差動検波器について考
えることにする。検波器の出力についての理論的な差位
相は次式のように書かれる。
【0049】
【数21】 ΔΦ=π/8(bn−4+3bn−3+4bn−2+3
n−1+b) したがって、状態S′のビットbはビットbn−4
n−3、bn−2、bn−1により決定される。格子
をL=4からL′=3まで減少することにより、式9と
10は次のようになる。
【0050】
【数22】 ここに、
【0051】
【数23】 である。ここに、
【0052】
【数24】 は遷移
【0053】
【数25】 によって影響されるビットである。
【0054】項
【0055】
【数26】 は帰還ループにより行われる修正を特徴づける。
【0056】TFM変調の場合には、そのような3ビッ
ト差動位相検波器と帰還ループを含む縮小ビタービ復号
との組合わせ含む受信器は、通常のビタービ復号を行う
相関検波器の性能と同じ性能を実際に有する。これは信
号対ノイズ比が高くなるにつれてますます明らかにな
る。
【0057】〔数5〕、〔数18〕または〔数22〕に
より定められるメトリックスは実時間で計算できるが、
予め計算しておいて、結果をルックアップ・テーブルの
形でメモリに保存する方が好ましい。図6はメトリック
ス計算手段27の実施例を示す。予め計算したメトリッ
クスを保存するために手段27ないし27を使用す
ることが好ましい。それらの手段はN個のメモリMEM
(N個の状態に対して)、たとえば、PROMメモリ、
のバンクを有する。それらのメモリは量子化器QUAN
T26から来るp個のビットと、帰還ループからくるビ
ットとによってアドレスされる。帰還ループは1個のビ
ット、すなわち、ビット
【0058】
【数27】 により各メモリをアドレスすることが好ましい。したが
って、帰還ループはN個のビットを含む。それらのビッ
トは各メモリにそれぞれ割当てられる。したがって、メ
モリはp+1ビットによりアドレスされる。各メトリッ
クはmビットに保存される。各ビットは、状態ごとに2
つのメトリックを生ずるために、2p+1.2mの容量
をおのおの有するメモリを求める。メトリックスはビタ
ービデコーダ28により通常のやり方で処理される。メ
モリは小容量を維持する。たとえば、メモリの容量はp
=6ビットにわたって量子化されるデータに対して、1
28×12=1536ビットであり、メトリックスは6
ビットで符号化される。
【0059】1つの状態が1つのメモリに割当てられ
る。したがって、、このメモリを帰還モードでアドレス
するビット
【0060】
【数28】 はこの状態に依存し、更に詳しくいえば、一時的に保持
されていた残存状態に依存する。図8は残存状態の線図
表現である。所与の時刻に、ビタービデコーダは状態
K′から状態S′までの遷移を決定する。減少格子が
L′個の状態を含むとすると、4次の残存状態は、〔数
21〕の式で生ずる送信されるビットbn−4の見積も
りであるビット
【0061】
【数29】 を含む。ビタービデコーダがたとえば、1ビット(L−
L′=1)を捨てることによりL′に働きかけるとする
と、帰還ループは、一時的に脇に置かれて以前の残存状
態にあるビット
【0062】
【数30】 を利用する。各状態に対して、脇に置かれたビット
【0063】
【数31】 を含む残存状態がこのようにして存在する。したがっ
て、N個のメモリ27ないし27の1つを個々にア
ドレスするために残存状態の全てのビット
【0064】
【数32】 を用いる。
【0065】縮小ビタービ復号(8つの状態)、それは
帰還ループにより形成される、で達成される性能は、状
態の数(16の状態)を減少することがない通常のビタ
ービ復号により達成される性能と明らかに同じである
が、8つの状態まで減少されないビタービ復号の性能よ
りはるかに高いことに注目される。他方、ハードウェア
の減少は非常に著しい。
【0066】差動検波および縮小ビタービ復号を帰還ル
ープに組合わせる受信器はまた性能が向上し、ある使用
条件に対しては相関検波を行う受信器の性能よりも高
い。しかし、それの使用はかなり複雑で、性能があまり
良くない発振機を必要とするだけである。たとえば、発
振器は性能を低くでき、かつ位相ノイズを更に40dB
までにできる。そうしないと装置の動作が面倒になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】送信器と受信器で構成された通信装置の線図を
示す。
【図2】送信器の線図を示す。
【図3】本発明の差動検波器を含む受信器の線図を示
す。
【図4】無線周波数信号をベースバンド信号に変換する
変換手段の線図を示す。
【図5】位相差を決定する差動検波器の線図を示す。
【図6】メトリックス計算手段の実施例の線図を示す。
【図7】差動2ビット検波のための8状態格子を示す。
【図8】縮小格子から来る残存状態の線図的表現であ
る。
【符号の説明】
5 通信装置 10 送信手段 14 変調手段 20 受信手段 21、244 変換手段 23 標本化器 24 検波手段 25 位相計 27 メトリック計算手段 28 ビタービ復号器 29 逐次復号手段 210 低域フィルタ 212、242 混合器 214 局部発振器 240 遅延手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アメリコ、ブラジャル フランス国ビルヌーブ‐ル‐ロワ、リュ、 ジャン‐ジャック、ルソー、54 (72)発明者 ヨセプ、カサルス、カスターネ フランス国パリ、リュ、ド、サントンジュ 12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続位相変調に従ってデジタルデータ(1
    2)により変調された無線周波数(RF)を発生するた
    めの変調手段(14)により構成された送信手段(1
    0)と、受信した無線周波数信号(RF)をベースバン
    ド信号(BB)に変換するための変換手段(21)によ
    り構成された受信手段(20)と、ベースバンド信号の
    連続位相変調を検波するための検波手段(24)と、ベ
    ースバンド信号からデジタルデータを取り出すための逐
    次復号手段(29)とを備えるデジタル通信装置(5)
    であって、検波手段は差動検波を行い、逐次復号手段
    は、差動検波により発生された記号間干渉を受信端にお
    いて訂正するようなものであることを特徴とするデジタ
    ル通信装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置であって、差動検波に
    より、種々の可能な遷移状態を採用できる差位相が得ら
    れ、逐次復号手段(29)は、減少させられた数の状態
    を含む状態格子に対して作用するビタービ(Viter
    bi)デコーダ(28)を備え、ビタービデコーダはメ
    トリックス(27)の計算における、状態数の減少に基
    づく計算の不正確さを減少するための帰還ループ(F
    B)を備えることを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の装置であって、メトリック
    スを計算するために、ビタービデコーダは、取って置か
    れて格子の数を減少するデジタルデータを帰還ループが
    取り出す対象である残存状態を取って置くことを特徴と
    する装置。
  4. 【請求項4】送信端において連続位相変調に従ってデジ
    タルデータ(12)により変調された無線周波数(R
    F)を受信するための受信器(20)であって、受信し
    た無線周波数信号(RF)をベースバンド信号(BB)
    に変換するための変換手段(21)と、ベースバンド信
    号の連続位相変調を検波するための検波手段(24)
    と、ベースバンド信号からデジタルデータを取り出すた
    めの逐次復号手段(29)とを備える受信器(20)に
    おいて、検波手段は差動検波を行い、逐次復号手段は、
    差動検波により発生された記号間干渉を受信端において
    訂正するようなものであることを特徴とする受信器。
  5. 【請求項5】請求項4記載の装置であって、差動検波に
    より、種々の可能な遷移状態を採用できる差位相が得ら
    れ、逐次復号手段(29)は、減少させられた数の状態
    を含む状態格子に対して作用するビタービ(Viter
    bi)デコーダ(28)を備え、ビタービデコーダはメ
    トリックス(27)の計算における、状態数の減少に基
    づく計算の不正確さを減少するための帰還ループ(F
    B)を備えることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の装置であって、メトリック
    スを計算するために、ビタービデコーダは、取って置か
    れて格子の数を減少するデジタルデータを帰還ループが
    取り出す対象である残存状態を問って置くことを特徴と
    する装置。
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