JPH09289331A - 太陽電池の梱包方法、梱包構造及び梱包構造の開封方法 - Google Patents

太陽電池の梱包方法、梱包構造及び梱包構造の開封方法

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JPH09289331A
JPH09289331A JP8101460A JP10146096A JPH09289331A JP H09289331 A JPH09289331 A JP H09289331A JP 8101460 A JP8101460 A JP 8101460A JP 10146096 A JP10146096 A JP 10146096A JP H09289331 A JPH09289331 A JP H09289331A
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Yasuyoshi Kawanishi
康義 川西
Seiji Amatsu
征治 天津
Kiyoharu Takenaka
清春 竹中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期間保管しても出力端子が腐食しにくい梱
包形態を提供する。 【構成】 梱包された状態で太陽電池の出力端子が直接
外気にさらされない、あるいは、減圧したフィルム体中
に太陽電池を梱包する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池の梱包方法、
梱包構造及び梱包構造の開封方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス基板上に非晶質シリコン層からな
る発電膜を形成した太陽電池の梱包形態として、実公平
5−30368には、樹脂製パレットに形成された複数
の凹部に、各々、太陽電池を収納する梱包形態が開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の梱包形態におい
ては、発電膜からの出力を取り出す出力端子が、外気と
直接にさらされることになり、長期間にわたり倉庫等に
保管された場合、出力端子の腐食が進む。そして、この
太陽電池を電子機器に取り付けるために、出力端子にリ
ード線を半田付けするとき、出力端子に溶融した半田が
のらない、あるいは、半田付け強度が弱い等の問題があ
った。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
に成されたものであり、長期間保管しても出力端子が腐
食しにくい梱包形態を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の主要な構成は、
梱包された状態で太陽電池の出力端子が直接外気にさら
されない、あるいは、減圧したフィルム体中に太陽電池
を梱包することを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下に、本発明を、図1〜7を用いて詳細に
説明する。
【0007】まず、図1は梱包する太陽電池を示す斜視
図であり、1はガラス等の絶縁表面を有する基板、2
は、透明電極膜、非晶質シリコン膜及び金属電極膜から
なる発電膜からの出力を導出する出力端子、3は発電膜
を被い出力端子を露出させる樹脂材料等からなる保護膜
である。出力端子2の材質は、透明導電膜、金属膜、銅
ペースト膜等が採用できる。ここで、銅ペースト膜は、
ガラス基板上で通常の半田付け作業ができるもので、フ
ェノール系樹脂をバインダーとして、粒径約5〜7μm
の銅粉末を重量比約90%で混入したものからなり、ス
クリーン印刷によるパタ−ニング後、加熱処理により硬
化される。しかしながら、この銅ペースト膜は、腐食し
やすい材質であるので、特に、本発明による出力端子の
腐食防止対策を取る必要がある。
【0008】次に、図2〜3に示す工程により、第1実
施例の梱包形態を説明する。
【0009】まず、図2に示す工程においては、ボール
紙等の多孔質材料からなる板状部材5の一主面上に、上
述した複数の太陽電池6、6・・・を配置する。ここ
で、太陽電池6は、出力端子2が板状部材5に接する状
態で配置される。
【0010】図3に示す工程においては、複数の太陽電
池6、6・・・上を含んで板状部材5上に、板状部材5
に臨む面に熱可塑性樹脂からなる接着層(図示せず)を
有する熱可塑性樹脂からなる透明な保護フィルムを加熱
して仮に配置し、板状部材5の下面より、上面に位置す
る保護フィルム7を吸引する。これにより、図に示すよ
うに、板状部材5上の太陽電池6、6・・・の形状に沿
って、保護フィルム7が形成される。ここで、保護フィ
ルム7は、板状部材5に接する部分ではこれと接着する
が、太陽電池6に接する部分とは密着するだけで、接着
することはない。なお、保護フィルム7の材料として
は、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン等が
利用できる。
【0011】そして、この梱包構造を輸送、保管後、開
封するときは、保護フィルム7の端部を引き上げ、これ
を板状部材5から剥離する。上述のように、保護フィル
ム7は太陽電池6と接着することなく、密着しているだ
けなので、保護フィルム7を剥離すると、板状部材5上
に太陽電池6、6・・・が残り、これらを容易に取り出
すことができる。
【0012】本第1実施例は、以上の形態であり、梱包
構造の輸送、保管中に、太陽電池6が板状部材5と保護
フィルム7とにより包まれるので、出力端子2が直接外
気にさらされることがない。従って、出力端子2が腐食
されにくく、開封後の半田付けにおいて、強固にリ−ド
線を接続することができる。
【0013】次に、図4〜7に示す工程により、第2実
施例の梱包形態を説明する。
【0014】まず、図4に示す工程において、15は形
状の復元力のある板状部材であり、複数枚(図では2
枚)のボール紙よりなる。そして、図に示すように、板
状部材15の一主面上に、上述した複数の太陽電池6、
6・・・を配置する。ここで、太陽電池6は、出力端子
2が板状部材15に接する状態で配置される。また、復
元力のある板状部材15の他の例としては、ボール紙と
復元力のあるスポンジとの積層体等も利用することがで
きる。
【0015】そして、図5に示す工程において、板状部
材15の上面、下面に、板状部材15より大面積の透明
フィルムシート17、17を配置し、フィルムシート1
7の外周部の一部に位置する排気通路18を除いて、フ
ィルムシート17、17の外周を熱圧着してフィルム体
19を作成する。なお、保護フィルム17の材料として
は、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン等が
利用できる。
【0016】次に、図6に示す工程において、排気通路
18よりフィルム体19内部を排気し、その後、排気通
路18を封止することにより梱包形態を完成する。この
工程により、フィルム体19内部は減圧状態となり、板
状部材15が常圧状態より小体積になる。
【0017】この梱包構造を輸送、保管後、図7に示す
工程にて、開封する。フィルム体19の一部に空気を導
入するための空気導入部20を設けて空気を導入し、復
元力により板状部材15の体積を増大させる。図に示す
ように、空気導入部分20として、フィルム体19の一
辺の熱圧着部分を切り落とすことにより空気を導入する
と、太陽電池6が配置された板状部材15をフィルム体
19から容易に取り出すことができる。
【0018】本第2実施例は、以上の内容であり、梱包
構造の輸送、保管中に、太陽電池6がフィルム体19に
減圧状態で封止されるので、出力端子2が腐食されにく
く、開封後の半田付けにおいて、強固にリ−ド線を接続
することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の梱包形態は以上の構成であり、
梱包された状態で太陽電池の出力端子が直接外気にさら
されない、あるいは、減圧したフィルム体中に太陽電池
が梱包されるので、出力端子が腐食しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる太陽電池の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例における第1工程を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA−
A断面図である。
【図3】本発明の第1実施例における第2工程を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA−
A断面図である。
【図4】本発明の第2実施例における第1工程を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA−
A断面図である。
【図5】本発明の第2実施例における第2工程を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA−
A断面図である。
【図6】本発明の第2実施例における第3工程を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA−
A断面図である。
【図7】本発明の第2実施例における第4工程を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA−
A断面図である。
【符号の説明】
2 出力端子 5 板状部材 6 太陽電池 15 板状部材 17 フィルムシート 18 排気通路 19 フィルム体 20 空気導入部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端子を有する板状の太陽電池の梱包
    方法であって、 多孔質材料からなる板状部材の一主面上に複数の前記太
    陽電池を配置する工程と、 前記複数の太陽電池上を含んで前記主面上に、前記板状
    部材に臨む面に接着層を有する熱可塑性樹脂からなる保
    護フィルムを加熱して配置すると共に、前記板状部材の
    他面より前記主面上に位置する前記保護フィルムを吸引
    する工程と、からなることを特徴とする太陽電池の梱包
    方法。
  2. 【請求項2】 出力端子を有する板状の太陽電池の梱包
    構造であって、 多孔質材料からなる板状部材と、 前記板状部材の一主面上に配置された複数の前記太陽電
    池と、 前記複数の太陽電池上を含んで前記板状部材上に配置さ
    れた保護フィルムとからなり、 前記保護フィルムは前記複数の太陽電池に密着すると共
    に、前記板状部材に接着していることを特徴とする太陽
    電池の梱包構造。
  3. 【請求項3】 出力端子を有する板状の太陽電池の梱包
    方法であって、 形状の復元力がある材料からなる板状部材の一主面上に
    複数の前記太陽電池を配置する工程と、 前記板状部材の主面側及び他面側に、前記板状部材より
    大面積のフィルムシートを配置する工程と、 前記板状部材より外周側で一部を除いて前記両フィルム
    シートを封着する工程と前記一部から封着された前記両
    フィルムシート内部の空気を排気する工程と、 この工程の後、前記一部を封着する工程と、からなるこ
    とを特徴とする太陽電池の梱包方法。
  4. 【請求項4】 出力端子を有する板状の太陽電池の梱包
    構造であって、 形状の復元力がある材料からなる板状部材の一主面上に
    配置された複数の前記太陽電池と、 前記板状部材を密閉したフィルム体とからなり、 前記フィルム体の内部を減圧状態とすることにより、前
    記板状部材が常圧状態より小体積になっていることを特
    徴とする太陽電池の梱包構造。
  5. 【請求項5】 形状の復元力がある材料からなる板状部
    材の一主面上に配置された出力端子を有する板状の複数
    の太陽電池と、前記板状部材を密閉したフィルム体とか
    らなり、前記フィルム体の内部を減圧状態とすることに
    より、前記板状部材が常圧状態より小体積になっている
    梱包構造を開封する方法であって、 前記フィルム体に、空気を導入するための空気導入部を
    設けて空気を導入し、復元力により前記板状部材の体積
    を増大させることを特徴とする太陽電池の梱包構造の開
    封方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006229060A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽電池パネル製造方法
JP2006278940A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Sanyo Electric Co Ltd 太陽電池セルの梱包物の製造方法及び梱包物
JP2014241128A (ja) * 2013-05-15 2014-12-25 日本写真印刷株式会社 タッチセンサおよびタッチセンサモジュール

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