JP2006278940A - 太陽電池セルの梱包物の製造方法及び梱包物 - Google Patents

太陽電池セルの梱包物の製造方法及び梱包物 Download PDF

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Abstract

【課題】 梱包及び輸送などの際に変形や破損などが発生するのを低減することができる太陽電池セルの梱包物の製造方法及び梱包物を得る。
【解決手段】 光電変換によりセル内で発生した電流を外部に取り出すための第1の集電極1及び第2の集電極2がセルの表(オモテ)面及び裏面のうちの少なくとも一面に形成され、第1の集電極1及び第2の集電極2が互いに異なる方向に延びるように形成されている太陽電池セル3を、第1の集電極1及び第2の集電極2のそれぞれの方向が並行に揃うように複数積み重ねてフィルム10で覆い、太陽電池セル3の梱包物を製造する方法であり、第1の集電極1に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を、第2の集電極2に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度よりも弱くすることを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽電池セルの梱包物の製造方法及び梱包物に関するものである。
太陽電池モジュールは、複数の太陽電池セルを並べ、これらを接続することにより作製されている。従って、太陽電池モジュールを作製する現場に太陽電池セルを輸送する必要が生じる場合がある。このような場合、太陽電池セルを積み重ねて梱包し、これを輸送すれば効率的に太陽電池セルを輸送することができる。
積み重ねた太陽電池セルを梱包する方法としては、ダンボール箱などに太陽電池セルを積み重ねて収納し梱包する方法などが考えられる。
しかしながら、このような方法では、ダンボール箱内で太陽電池が上下方向及び左右方向に動くため、太陽電池セル同士の摩擦や、上下の揺れによる衝撃などで太陽電池セルが破損するおそれがある。
特許文献1においては、このような破損を防止するため、積み重ねた太陽電池セルの周囲を空気マットにより囲む方法が提案されている。
しかしながら、このような方法では、箱ごとに空気マットを準備する必要があり、取り扱いが煩雑であるとともに、コスト的に高価なものとなる。また、空気マットを用いるため、体積が増加し、輸送効率が悪いという問題も生じる。
本発明者は、太陽電池セルを梱包する方法として、太陽電池セルをフィルムなどによりラッピングすることを検討した。しかしながら、フィルムでラッピングし梱包すると、太陽電池セルにワレやカケなどが生じる場合があった。
特開2003−34363号公報
本発明の目的は、梱包及び輸送などの際に変形や破損などが発生するのを低減することができる太陽電池セルの梱包物の製造方法及び梱包物を提供することにある。
本発明は、光電変換によりセル内で発生した電流を外部に取り出すための第1の集電極と、第1の集電極で集めた電流をさらに集めるための第2の集電極とが、セルの表(オモテ)面及び裏面のうちの少なくとも一方の面上に形成され、第1の集電極及び第2の集電極が互いに異なる方向に延びるように形成されている太陽電池セルを、積み重ねる上下方向から見て第2の集電極がほぼ重なるように複数積み重ねてフィルムで覆い、太陽電池セルの梱包物を製造する方法であり、第1の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を、第2の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度よりも弱くすることを特徴としている。
図3は、太陽電池セルの表面に形成された集電極の一例を示す平面図である。太陽電池セル3の表面には、セル内で発生した電流を外部に取り出すための横方向に延びる第1の集電極1と、第1の集電極1に対して略直交する方向に延びる第2の集電極2が形成されている。太陽電極セルの一端から他端に延びるように形成され、所定間隔をあけて多数形成されている比較的細い電極指からなる集電極は、一般にフィンガー状電極と呼ばれており、第1の集電極1はこのフィンガー状電極に相当する。
第1の集電極で集めた電流をさらに集めるための電極は、一般にバスバーと呼ばれており、 第1の集電極1に対して略直交する方向に延びる第2の集電極2は、このバスバーに相当する。従って、第2の集電極2は、第1の集電極1よりも幅が太い電極からなり、また第1の集電極1よりも高さが高くなるように形成されるのが一般的である。また、第1の集電極1及び第2の集電極2は、一体化して形成されている。
太陽電池セル3の厚みは、例えば50〜400μmであり、一例として180μmが挙げられる。また、第1の集電極1の電極指の厚みは、例えば15〜90μmであり、一例として45μmが挙げられる。また、その幅は、例えば50〜300μmであり、一例として100μmが挙げられる。第2の集電極2の厚みは、例えば20〜140μmであり、一例として70μmが挙げられる。また、その幅は、例えば0.5〜4mmであり、一例として2mmが挙げられる。
太陽電池セル3の受光面においては、第1の集電極1及び第2の集電極2は太陽電池セル3への入射光を遮ることになるため、面積は小さい方が好ましい。しかしながら、第1の集電極1の面積を小さくすると抵抗ロスが増大するため、第1の集電極1の厚みを厚くして断面積を大きくしている。また、第2の集電極2を複数本設けることにより、第1の集電極1における電流の走行距離を短縮させている。第2の集電極2は、通常2本以上設けられている場合が多いが、1本でもよい。
本実施例の太陽電池セル3の裏面には、表面と同様の第1の集電極及び第2の集電極が設けられている。しかしながら、太陽電池セルによっては、片面のみにこのような集電極が設けられているものもあり、第2の集電極が第1の集電極より高さ(厚み)が高い構成であれば、このような太陽電池にも本発明は適用することができる。
図3に示すような第1の集電極及び第2の集電極が設けられた太陽電池セル3を積み重ねると、図4及び図5に示すような状態となる。なお、図4及び図5において、第1の集電極の高さは第2の集電極の高さより低いので、第2の集電極のみを図示し、第1の集電極を図示省略している。図4は、図3に示すA方向から見た側面図である。図4に示すように、太陽電池セル3の表面の第2の集電極2と裏面の第2の集電極2とが接するように複数の太陽電池セル3が積み重ねられる。第2の集電極2同士が接しているため、太陽電池セル3同士は直接に接触しない状態で積み重ねられている。図4に示すように、太陽電池セル3の端部3aと第2の集電極2との間には長い距離が存在している。従って、太陽電池セル3の端部3a付近に外部から応力が加わると、端部3aが外部応力により大きく変形する。このため、梱包時や輸送時に外部から応力が加わると、太陽電池セルにワレやカケが発生するという問題が生じる。特に、太陽電池セルに用いている単結晶シリコンウェハは、コーナー部をグラインド加工し、面取りしていることが多く、このような加工の際にマイクロクラックが形成されているため、応力が加わった場合にワレやカケが発生しやすい。
本実施例においては、第2の集電極が第1の集電極より高さが高いとしているが、第1の集電極と第2の集電極の高さがほぼ同じであっても、更には、第1の集電極が第2の集電極よりも高さが高い場合でも、互いに対向する第1の集電極の各電極指の面積は狭いので、各電極指は互いに突き合わされないようにずれあうため、面積の広い第2の集電極を支点として上述のように端部付近に応力が加わることとなる。
図5は、太陽電池セルを、図3に示すB方向から見た側面図である。図5に示すように、第2の集電極2は一端から他端へ左右方向に延びるものであるので、第2の集電極2の端部2aから太陽電池セル3の端部3aまでの距離は短くなっている。従って、太陽電池セルの端部3aに応力が加わってもその変形量は少ない。従って、第2の集電極2に平行な方向に沿うフィルムの巻き付けに対して、太陽電池セル3は変形しにくく、この方向に沿って応力が加わってもワレやカケが発生しにくいことを本発明者は見出した。
本発明は、積み重ねた太陽電池セルをフィルムで覆い、梱包物を製造する方法であり、第2の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を相対的に強くし、第1の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を相対的に弱くしている。上述のように第1の集電極に平行な方向に沿うフィルムの巻き付けにおいては、太陽電池セルの端部は大きく変形しやすいため、この方向に沿うフィルムの締め付け強度を弱くすることにより、ワレやカケ等の発生を低減することができる。本発明におけるフィルムとしては、帯状、袋状、その他の形状のものを用いることができる。
本発明においては、第2の集電極に平行な方向に沿ってのみ帯状フィルムを巻き付けることにより、第1の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を第2の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度よりも弱くしてもよい。
また、第1の集電極に平行な方向に沿って第1の帯状フィルムを巻き付けるとともに第2の集電極に平行な方向に沿って第2の帯状フィルムを巻き付け、第1の帯状フィルムの締め付け強度を第2の帯状フィルムの締め付け強度より弱くしてもよい。
本発明において太陽電池セルの梱包に用いるフィルムとしては、ポリオレフィンフィルムなどのような熱可塑性樹脂フィルムが好ましく用いられ、特に好ましくは、加熱により収縮する熱収縮フィルムが用いられる。
第1の帯状フィルム及び第2の帯状フィルムとして熱収縮フィルムを用いる場合には、第1の帯状フィルムの熱収縮前の長さを第2の帯状フィルムの熱収縮前の長さよりも長くすることにより、第1の帯状フィルムの締め付け強度を第2の帯状フィルムの締め付け強度より弱くしてもよい。
また、第1の帯状フィルムと第2の帯状フィルムで熱収縮率が異なるフィルムを用いてもよい。この場合、第1の帯状フィルムに相対的に熱収縮率が小さい熱収縮フィルムを用い、第2の帯状フィルムに相対的に熱収縮率が大きい熱収縮フィルムを用いる。これにより、第1の帯状フィルムの締め付け強度を第2の帯状フィルムより弱くすることができる。
熱収縮フィルムとしては、加熱により収縮するフィルムであれば特に限定されるものではないが、例えば、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリエチレンテレフタートフィルムなどが挙げられる。
本発明に従う他の局面においては、積み重ねた太陽電池セルを熱収縮フィルムで袋状に覆い、これを加熱して収縮させることにより梱包する。すなわち、袋状に形成された熱収縮フィルムを用いて梱包する。
袋状の熱収縮フィルムを用いて梱包する場合、例えば、第1の集電極に平行な方向に沿う袋の周囲長を、第2の集電極に平行な方向に沿う袋の周囲長よりも長くすることより、第1の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を、第2の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度より弱くすることができる。
また、熱収縮フィルムとして1軸性の熱収縮フィルムを用いる場合には、第2の集電極に平行な方向に、熱収縮率が大きい軸方向が沿うように熱収縮フィルムの方向を配置することが好ましい。これにより第1の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を、第2の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度より弱くすることができる。
1軸性の熱収縮フィルムにおいては、所定の軸方向の熱収縮率が大きく、この方向と略直交する方向には熱収縮率が小さくなっている。1軸性の熱収縮フィルムとしては、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンテレフタートフィルムなどが知られている。
また、熱収縮フィルムを収縮させる際の加熱方法を制御することにより第1の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を、第2の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度より弱くしてもよい。
具体的には、第2の集電極に平行な方向に沿って熱収縮が大きく、第1の集電極に平行な方向に沿って熱収縮が小さくなるように、フィルムを加熱する際の温度分布を制御する方法が挙げられる。例えば、加熱炉内で熱収縮させる場合、加熱炉内の温度分布をこのような温度分布となるように制御する。
また、赤外線を照射して加熱し熱収縮させる場合には、第2の電極に平行な方向に沿って熱収縮が大きく、第1の集電極に平行な方向に沿って熱収縮が小さくなるように赤外線の照射時間をフィルムの場所によって変化させてフィルムを熱収縮させてもよい。
本発明の太陽電池セルの梱包物は、上記本発明の製造方法により製造されたことを特徴としている。
なお、上記説明においては、第1の集電極と第2の集電極が互いに略直交して延びている例を示したが、本発明において第1の集電極と第2の集電極は異なる方向に延びていればよく、すなわち第1の集電極と第2の集電極が交差していればよい。
本発明によれば、梱包及び搬送などの際に太陽電池セルに変形や破損などが発生するのを低減することができる。
また、本発明は積み重ねた太陽電池セルをフィルムで覆い梱包するものであるので、簡易にかつ安価に梱包することができる。
また、梱包に際して重量や体積の著しい増加を伴うものでないので、効率的に搬送することができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1は、本発明に従う一実施例の太陽電池セルの梱包物を示す斜視図である。図1に示すように、複数に重ねられた太陽電池セル3を、フィルム10を巻き付けることにより梱包している。フィルム10は帯状のフィルムであり、第2の集電極2に平行な方向に沿って巻き付けられている。第1の集電極1に平行な方向にはフィルムが巻き付けられていないので、第1の集電極1に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度が、第2の集電極2に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度よりも弱くなっている。
フィルム10としては、例えばポリオレフィンフィルムなどからなる熱収縮フィルムを用いることができる。
本実施例において、太陽電池セル3は、n型もしくはp型の略矩形状の単結晶シリコンウェハの上に、真性のi型非晶質シリコン薄膜及びp型もしくはn型非晶質シリコン薄膜を堆積させた太陽電池セルである。第1の集電極1及び第2の集電極2は、Agペーストなどの導電性ペーストをスクリーン印刷等により印刷することにより形成している。しかしながら、本発明はこのような太陽電池セルに限定されるものではなく、その他の構造の単結晶シリコン基板を用いた太陽電池セルや、多結晶系太陽電池セル、非単結晶シリコン薄膜を発電層として用いた太陽電池セル等にも適用することができるものである。また、第1の集電極及び第2の集電極も、その他の方法により形成されたものであってもよい。
図2は、フィルム10として熱収縮フィルムを用いた場合の熱収縮前の状態を示す平面図である。図6は、図2のA−A線に沿う断面図である。図2及び図6に示すように、フィルム10は2枚の熱収縮フィルムの両端を熱溶着し、熱溶着部11及び12を形成することにより環状に形成されている。この環状のフィルム10を、積み重ねた太陽電池セル3の周囲に配置し、フィルム10を加熱することにより熱収縮させて積み重ねた太陽電池セルの周囲に巻き付けている。フィルム10の幅W1は、太陽電池セル3の幅W2を狭くすることが好ましい。
本実施例では、1枚のフィルムを用いて巻き付けているが、複数枚のフィルムを同じ方向に巻き付けてもよい。このような場合、それぞれのフィルムが第2の集電極2の少なくとも一本を覆うように巻き付けることが好ましい。本発明において最も好ましくは、本実施例のように第2の集電極2の全てを覆うようにフィルムを巻き付けることが好ましい。
(実施例2)
図7は、本発明に従う他の実施例の太陽電池セルの梱包物を示す斜視図である。図7に示すように、第1の帯状フィルム30を第1の集電極1に平行な方向に沿って巻き付けるとともに、第2の帯状フィルム20を第2の集電極2に平行な方向に沿って巻き付けることにより、積み重ねた太陽電池セルを梱包している。図7に示す実施例においては、第1の帯状フィルム30の締め付け強度を、第2の帯状フィルム20の締め付け強度よりも弱くしている。従って、第1の集電極1に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を、第2の集電極2に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度よりも弱くしている。このように第1の帯状フィルム30及び第2の帯状フィルム20の締め付け強度を制御することにより、太陽電池セルの梱包及び搬送の際のカケやワレの発生を低減することができる。
図8は、第1の帯状フィルム30及び第2の帯状フィルム20として実施例1と同様に熱収縮フィルムを用いた場合の、熱収縮前の状態を示す平面図である。図8に示す実施例においては、第1の帯状フィルム30及び第2の帯状フィルム20として、ほぼ同程度の熱収縮率を有するフィルムを用いている。第1の帯状フィルム30の締め付け強度を第2の帯状フィルム20の締め付け強度よりも弱くするため、図8に示す実施例においては、第1の帯状フィルム30の長さ(周囲長)を、第2の帯状フィルム20の長さ(周囲長)よりも長くしている。例えば、第2の帯状フィルム20の長さを1とした場合、第1の帯状フィルム30の長さを1.1〜2程度にする。
図8に示すような熱収縮前の状態の第1の帯状フィルム30及び第2の帯状フィルム20を加熱することにより熱収縮させて、積み重ねた太陽電池セル3の周囲に巻き付け、図7に示すような状態とする。
(実施例3)
図9は、本発明に従うさらに他の実施例の太陽電池セルの梱包方法を示す平面図である。本実施例においては、積み重ねた太陽電池セル3を梱包するフィルムとして、袋状のフィルム40を用いている。袋状のフィルム40は、2枚の熱収縮フィルムを太陽電池セルを挟んで重ね、その周囲を熱溶着し、熱溶着部41を形成することにより形成されている。
図10は、図9に示すA−A線に沿う断面図である。本実施例では、図9に示すように、第1の電極1に平行な方向に沿う袋の周囲長が、第2の電極2に平行な方向に沿う袋の周囲長より長くなるように設定している。第1の集電極1に平行な方向に沿う袋の周囲長を長くすることにより、第1の電極1に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を、第2の集電極2に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度よりも弱くしている。第2の集電極2に平行な方向に沿う袋の周囲長に対する、第1の集電極1に平行な方向に沿う袋の周囲長の比としては、実施例2に示した比率と同様の比率を挙げることができる。
(実施例4)
図11は、本発明に従うさらに他の実施例の太陽電池セルの梱包方法を示す平面図である。本実施例においても、実施例3と同様に袋状のフィルムを用いている。しかしながら、本実施例では、袋の周囲長を縦方向と横方向で変えるのではなく、熱収縮フィルムとして1軸性の熱収縮フィルムを用い、第2の集電極2に平行な方向に熱収縮率が大きい軸方向が沿うように熱収縮フィルムの方向を配置している。従って、第2の集電極2に平行な方向の熱収縮率は、第1の集電極1に平行な方向の熱収縮率よりも大きくなっている。例えば、第1の集電極1に平行な方向に沿う方向の熱収縮率を1とした場合、第2の集電極2に平行な方向に沿う方向の熱収縮率は1.1〜10の範囲とすることができる。なお、実施例2に示す2枚の帯状フィルムを用いる場合にも、熱収縮率の異なるフィルムを用いて、第1の帯状フィルムの締め付け強度を第2の帯状フィルムの締め付け強度よりも弱くしてもよい。
(実施例5)
図12は、本発明に従うさらに他の実施例の太陽電池セルの梱包方法を説明するための平面図である。本実施例においては、袋状の熱収縮フィルム60を用いて太陽電池セル3を梱包している。袋状フィルム60は、2枚の熱収縮フィルムを重ね合わせ、その周囲を熱溶着して熱溶着部61を形成することにより袋状にしている。
本実施例において用いている袋状フィルム60の熱収縮率は、縦方向及び横方向の熱収縮率がほぼ同程度である熱収縮フィルムである。本実施例においては、熱収縮させる際の加熱環境における温度分布を変化させることにより、縦方向の熱収縮の度合いと、横方向の熱収縮の場合を変えている。具体的には図12に示すように、第2の集電極2が延びる方向の両側に、赤外線ヒーター71及び72をそれぞれ配置している。従って、袋状フィルム60の赤外線ヒーター71及び72に近い領域が高温に加熱され、赤外線ヒーター71及び72から離れた領域がより低い温度で加熱されることになる。この結果、第2の集電極2に平行な方向に沿う方向の熱収縮が相対的に大きくなり、第1の集電極1に平行な方向に沿う方向の熱収縮が相対的に小さくなる。従って、第1の電極1に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を、第2の集電極2に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度よりも弱くすることができる。
図12に示す実施例においては、赤外線ヒーター71及び72の配置によって、第2の集電極2に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を相対的に弱くしているが、例えば、赤外線ヒーターの照射時間をフィルムの場所によって変えることにより、第2の集電極2に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を相対的に弱くしてもよい。
本発明に従う一実施例の太陽電池セルの梱包物を示す斜視図。 本発明に従う一実施例の太陽電池セルの梱包方法示す平面図。 太陽電池セルの表面の第1の集電極及び第2の集電極を示す平面図。 積み重ねた太陽電池セルを図3に示すA方向から見た側面図。 積み重ねた太陽電池セルを図5に示すB方向から見た側面図。 図2に示すA−A線に沿う断面図。 本発明に従う他の実施例の太陽電池セルの梱包物を示す斜視図。 本発明に従う他の実施例の太陽電池セルの梱包方法を示す平面図。 本発明に従うさらに他の実施例の太陽電池セルの梱包方法を説明するための平面図。 図9に示すA−A線に沿う断面図。 本発明に従うさらに他の実施例の太陽電池セルの梱包方法を説明するための平面図。 本発明に従うさらに他の実施例の太陽電池セルの梱包方法を説明するための平面図。
符号の説明
1…第1の集電極
2…第2の集電極
2a…第2の集電極の端部
3…太陽電池セル
3a…太陽電池セルの端部
10…帯状フィルム
20…第2の帯状フィルム
30…第1の帯状フィルム
40…袋状の熱収縮フィルム
50…袋状の熱収縮フィルム
60…袋状の熱収縮フィルム
71,72…赤外線ヒーター

Claims (13)

  1. 光電変換によりセル内で発生した電流を外部に取り出すための第1の集電極と、前記第1の集電極で集めた電流をさらに集めるための第2の集電極とが、セルの表(オモテ)面及び裏面のうちの少なくとも一方の面上に形成され、前記第1の集電極及び前記第2の集電極が互いに異なる方向に延びるように形成されている太陽電池セルを、積み重ねる上下方向から見て第2の集電極がほぼ重なるように複数積み重ねてフィルムで覆い、太陽電池セルの梱包物を製造する方法であって、
    前記第1の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を、前記第2の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度よりも弱くすることを特徴とする太陽電池セルの梱包物の製造方法。
  2. 前記第2の集電極に平行な方向に沿ってのみ帯状フィルムを巻き付けることにより、前記第1の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を、前記第2の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度よりも弱くすることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池セルの梱包物の製造方法。
  3. 前記第1の集電極に平行な方向に沿って第1の帯状フィルムを巻き付けるとともに前記第2の集電極に平行な方向に沿って第2の帯状フィルムを巻き付け、前記第1の帯状フィルムの締め付け強度を前記第2の帯状フィルムの締め付け強度よりも弱くすることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池セルの梱包物の製造方法。
  4. 前記第1の帯状フィルム及び前記第2の帯状フィルムとして熱収縮フィルムを用い、前記第1の帯状フィルムの熱収縮前の長さを前記第2の帯状フィルムの熱収縮前の長さよりも長くすることにより、前記第1の帯状フィルムの締め付け強度を前記第2の帯状フィルムの締め付け強度よりも弱くすることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池セルの梱包物の製造方法。
  5. 前記第1の帯状フィルム及び前記第2の帯状フィルムとして熱収縮フィルムを用い、前記第1の帯状フィルムとして前記第2の帯状フィルムに対して相対的に熱収縮率が小さい熱収縮フィルムを用い、前記第2の帯状フィルムとして前記第1の帯状フィルムに対して相対的に熱収縮率が大きい熱収縮フィルムを用いることにより、前記第1の帯状フィルムの締め付け強度を前記第2の帯状フィルムの締め付け強度よりも弱くすることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池セルの梱包物の製造方法。
  6. 積み重ねた太陽電池セルを熱収縮フィルムで袋状に覆い、これを加熱して収縮させることにより梱包することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池セルの梱包物の製造方法。
  7. 前記第1の集電極に平行な方向に沿う袋の周囲長を、前記第2の集電極に平行な方向に沿う袋の周囲長より長くすることにより、前記第1の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を前記第2の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度よりも弱くすることを特徴とする請求項6に記載の梱包物の製造方法。
  8. 熱収縮フィルムとして1軸性の熱収縮フィルムを用い、前記第2の集電極に平行な方向に熱収縮率が大きい軸方向が沿うように熱収縮フィルムの方向を配置して、前記第1の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度を前記第2の集電極に平行な方向に沿うフィルムの締め付け強度よりも弱くすることを特徴とする請求項6に記載の太陽電池セルの梱包物の製造方法。
  9. 前記第2の集電極に平行な方向に沿って熱収縮が大きく、前記第1の集電極に平行な方向に沿って熱収縮が小さくなるように、フィルムを加熱する際の温度分布を制御することを特徴とする請求項6に記載の太陽電池セルの梱包物の製造方法。
  10. 前記第2の集電極に平行な方向に沿って熱収縮が大きく、前記第1の集電極に平行な方向に沿って熱収縮が小さくなるように、赤外線の照射時間をフィルムの場所によって変化させてフィルムを熱収縮させることを特徴とする請求項6に記載の太陽電池セルの梱包物の製造方法。
  11. 前記第1の帯状フィルム及び前記第2の帯状フィルムとして熱収縮フィルムを用い、前記第2の帯状フィルムの熱収縮率が大きく、前記第1の帯状フィルムの熱収縮率が小さくなるように、これらのフィルムを加熱する際の温度分布を制御することを特徴とする請求項3に記載の太陽電池セルの梱包物の製造方法。
  12. 前記第1の帯状フィルム及び前記第2の帯状フィルムとして熱収縮フィルムを用い、前記第2の帯状フィルムの熱収縮率が大きく、前記第1の帯状フィルムの熱収縮率が小さくなるように、赤外線の照射時間をフィルムの場所によって変化させてフィルムを熱収縮させることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池セルの梱包物の製造方法。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法により製造されたことを特徴とする太陽電池セルの梱包物。
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