JPH09288067A - ドラム缶内検査方法および装置 - Google Patents
ドラム缶内検査方法および装置Info
- Publication number
- JPH09288067A JPH09288067A JP10297096A JP10297096A JPH09288067A JP H09288067 A JPH09288067 A JP H09288067A JP 10297096 A JP10297096 A JP 10297096A JP 10297096 A JP10297096 A JP 10297096A JP H09288067 A JPH09288067 A JP H09288067A
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- drum
- inspection
- memory
- support rod
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はドラム缶内検査を自動化して検査員
の負担を軽減し、検査時間を大幅に短縮するとともに、
検査結果の記録管理を容易にするドラム缶内検査方法お
よび装置を提供する。 【解決手段】 ドラム缶の搬送ラインに近接して配置し
た支持体に、照明灯と複数のCCDカメラを配設した支
持桿を昇降自在に装着し、この支持桿のCCDカメラを
ドラム缶内に挿入して、上下方向の所定位置で各カメラ
によりドラム缶内の撮影分担領域を撮影し、この撮影映
像を一旦メモリーに保持し、次いでこのメモリーからモ
ニターにリプレーし、リプレーされた静止画像を目視観
察して各撮影分担領域の欠陥判別を行い、または同時に
映像信号を選別して別の記録媒体に保存し、事後の品質
評価を可能にした。
の負担を軽減し、検査時間を大幅に短縮するとともに、
検査結果の記録管理を容易にするドラム缶内検査方法お
よび装置を提供する。 【解決手段】 ドラム缶の搬送ラインに近接して配置し
た支持体に、照明灯と複数のCCDカメラを配設した支
持桿を昇降自在に装着し、この支持桿のCCDカメラを
ドラム缶内に挿入して、上下方向の所定位置で各カメラ
によりドラム缶内の撮影分担領域を撮影し、この撮影映
像を一旦メモリーに保持し、次いでこのメモリーからモ
ニターにリプレーし、リプレーされた静止画像を目視観
察して各撮影分担領域の欠陥判別を行い、または同時に
映像信号を選別して別の記録媒体に保存し、事後の品質
評価を可能にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種のドラム缶内
部の異物、汚れ、腐食、疵等の欠陥の有無を検査するド
ラム缶内検査方法および装置に関するものである。
部の異物、汚れ、腐食、疵等の欠陥の有無を検査するド
ラム缶内検査方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種のドラム缶は、周知のように円筒状
の胴板と、地板と、口栓を有する天板からなっており、
鋼板の成型、化成処理や内面塗装、巻き締めおよび外面
塗装の工程を経て製缶される。このドラム缶の製品検査
の工程では、水密性、気密性の検査の他、缶内の処理む
らや異物の有無、ドラム缶に充填する内容物の変質の要
因になる汚れや疵等の有無等の内部欠陥の検査が行われ
ている。
の胴板と、地板と、口栓を有する天板からなっており、
鋼板の成型、化成処理や内面塗装、巻き締めおよび外面
塗装の工程を経て製缶される。このドラム缶の製品検査
の工程では、水密性、気密性の検査の他、缶内の処理む
らや異物の有無、ドラム缶に充填する内容物の変質の要
因になる汚れや疵等の有無等の内部欠陥の検査が行われ
ている。
【0003】従来、この内部欠陥の検査は、通常、図6
に示すように、ドラム缶1の天板1aの大口栓1rから
ドラム缶内部に点検灯2を挿入し、天板1aの小口栓1
sから検査員が目視観察して行うことが多かった。しか
し、この検査方法では、地板1bと胴板1cの1部(中
間領域と下部領域)しか観察できないため、図7に示す
ように、天板1aの大口栓1rから点検灯2を挿入する
とともに小口栓1sから反射鏡3を挿入し、この小口栓
1sから検査員が反射鏡3を介して天板1aおよび胴板
1cの上部領域を目視観察して行うこともあった。
に示すように、ドラム缶1の天板1aの大口栓1rから
ドラム缶内部に点検灯2を挿入し、天板1aの小口栓1
sから検査員が目視観察して行うことが多かった。しか
し、この検査方法では、地板1bと胴板1cの1部(中
間領域と下部領域)しか観察できないため、図7に示す
ように、天板1aの大口栓1rから点検灯2を挿入する
とともに小口栓1sから反射鏡3を挿入し、この小口栓
1sから検査員が反射鏡3を介して天板1aおよび胴板
1cの上部領域を目視観察して行うこともあった。
【0004】これら従来の検査方法においては、いずれ
も検査員が狭隘な口栓から内部を覗いて検査するため、
検査員の作業負担が大きく検査ミスを生じやすいという
問題がある。また、検査員によって検査技能、判断に個
人差があり、欠陥の定量化、記録ができないため、検査
精度管理ができず、検査精度の安定性がなくなるという
問題がある。さらに、検査位置を変える場合に点検灯や
反射鏡の挿入深さ、角度を目視により調整する必要があ
り、検査に長時間要するか、或いは正味の検査時間が短
く結果として検査が不十分になるという問題もある。
も検査員が狭隘な口栓から内部を覗いて検査するため、
検査員の作業負担が大きく検査ミスを生じやすいという
問題がある。また、検査員によって検査技能、判断に個
人差があり、欠陥の定量化、記録ができないため、検査
精度管理ができず、検査精度の安定性がなくなるという
問題がある。さらに、検査位置を変える場合に点検灯や
反射鏡の挿入深さ、角度を目視により調整する必要があ
り、検査に長時間要するか、或いは正味の検査時間が短
く結果として検査が不十分になるという問題もある。
【0005】これら従来の検査方法の場合のような問題
を解決するものとして、例えば、図8に示すようなCC
Dカメラとモニタ−を用いた検査方法(装置)が提案さ
れている。(参考技術 特開平7−286971号公報
に記載の技術) この検査方法は、支持台4に立設された支柱5の支持腕
に、昇降装置6を介して昇降自在に支持され、かつ旋回
装置7により水平旋回自在な支持桿8の下部に、照明灯
9と、俯仰角を調整自在なCCDカメラ10を配設し、
この支持桿8の照明灯9とCCDカメラ10をドラム缶
1の内部に挿入し、その上下位置、旋回位置、俯仰角を
変化させて、このCCDカメラ10でドラム缶1内を撮
影し、撮影画像をモニター11で目視観察してドラム缶
1内を検査するものである。
を解決するものとして、例えば、図8に示すようなCC
Dカメラとモニタ−を用いた検査方法(装置)が提案さ
れている。(参考技術 特開平7−286971号公報
に記載の技術) この検査方法は、支持台4に立設された支柱5の支持腕
に、昇降装置6を介して昇降自在に支持され、かつ旋回
装置7により水平旋回自在な支持桿8の下部に、照明灯
9と、俯仰角を調整自在なCCDカメラ10を配設し、
この支持桿8の照明灯9とCCDカメラ10をドラム缶
1の内部に挿入し、その上下位置、旋回位置、俯仰角を
変化させて、このCCDカメラ10でドラム缶1内を撮
影し、撮影画像をモニター11で目視観察してドラム缶
1内を検査するものである。
【0006】この検査方法においては、検査作業が自動
化され、検査員の負担を軽減し、検査精度を安定させる
ことができるが、1台のCCDカメラを、上下させると
ともに旋回、俯仰角を変化させてドラム缶内を撮影する
ため、少なくとも撮影のために15〜20秒のタクトタ
イムを必要とし、また、短時間で前記の作業を行うと、
モニターの映像が揺れるために検査が不正確になった
り、検査員の目が疲労するという問題もあって、検査時
間が5秒以下でなければならない高速ラインでのオンラ
イン検査方法(装置)としては、十分な適性を有するも
のとは言い難い。
化され、検査員の負担を軽減し、検査精度を安定させる
ことができるが、1台のCCDカメラを、上下させると
ともに旋回、俯仰角を変化させてドラム缶内を撮影する
ため、少なくとも撮影のために15〜20秒のタクトタ
イムを必要とし、また、短時間で前記の作業を行うと、
モニターの映像が揺れるために検査が不正確になった
り、検査員の目が疲労するという問題もあって、検査時
間が5秒以下でなければならない高速ラインでのオンラ
イン検査方法(装置)としては、十分な適性を有するも
のとは言い難い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
検査方法(装置)における問題点を同時に解決できるド
ラム缶内検査方法および装置、より具体的には、自動化
して検査員の負担を軽減し、検査精度を十分確保し、検
査時間を大幅に短縮できるドラム缶内検査方法および装
置を提供するものである。
検査方法(装置)における問題点を同時に解決できるド
ラム缶内検査方法および装置、より具体的には、自動化
して検査員の負担を軽減し、検査精度を十分確保し、検
査時間を大幅に短縮できるドラム缶内検査方法および装
置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の発明は、
ドラム缶の停止位置に近接して配置した支持体に、照明
灯と複数のCCDカメラを配設した支持桿を昇降自在に
装着し、この支持桿のCCDカメラをドラム缶内に挿入
して、上下方向の所定位置で各カメラによりドラム缶内
の撮影分担領域を撮影し、この撮影映像を一旦メモリー
に保持し、次いでこのメモリーからモニターにリプレー
し、リプレーされた静止画像を目視観察して各撮影分担
領域の欠陥判別を行い、または同時に映像信号を選別し
て別の記録媒体に保存し、事後の品質評価に供すること
を可能にしたことを特徴とするドラム缶内検査方法。
ドラム缶の停止位置に近接して配置した支持体に、照明
灯と複数のCCDカメラを配設した支持桿を昇降自在に
装着し、この支持桿のCCDカメラをドラム缶内に挿入
して、上下方向の所定位置で各カメラによりドラム缶内
の撮影分担領域を撮影し、この撮影映像を一旦メモリー
に保持し、次いでこのメモリーからモニターにリプレー
し、リプレーされた静止画像を目視観察して各撮影分担
領域の欠陥判別を行い、または同時に映像信号を選別し
て別の記録媒体に保存し、事後の品質評価に供すること
を可能にしたことを特徴とするドラム缶内検査方法。
【0009】第二の発明は、第一の発明を実施するため
のドラム缶内検査装置例として位置付けされるものであ
り、ドラム缶の停止位置に近接して配置した支持体と、
この支持体に昇降装置を介して昇降自在に装着された支
持桿と、この支持桿に配設された照明灯と複数のCCD
カメラと、この各CCDカメラに接続された映像信号を
記録する記録装置と、この記録装置に記録した映像をリ
プレーするCRTユニットを少なくとも1台、または同
時に映像を保存する映像記録装置からなるCCD−メモ
リー−CRTモニタリング構成を備えたことを特徴とす
るものである。
のドラム缶内検査装置例として位置付けされるものであ
り、ドラム缶の停止位置に近接して配置した支持体と、
この支持体に昇降装置を介して昇降自在に装着された支
持桿と、この支持桿に配設された照明灯と複数のCCD
カメラと、この各CCDカメラに接続された映像信号を
記録する記録装置と、この記録装置に記録した映像をリ
プレーするCRTユニットを少なくとも1台、または同
時に映像を保存する映像記録装置からなるCCD−メモ
リー−CRTモニタリング構成を備えたことを特徴とす
るものである。
【0010】
【発明の実施形態】本発明においては、複数のCCDカ
メラ−メモリーCRTモニタリングによる検査方式を採
用しており、ドラム缶の搬送過程において、ドラム缶の
口栓位置を所定位置に定めてドラム缶内へ検査装置を挿
入して、各CCDカメラが缶内の上下方向所定位置にあ
るときに撮影分担領域を撮影して、この撮影映像を一旦
メモリーに保持し、次いでカメラまたはドラム缶の移送
中にメモリー内の映像をリプレーすることにより、モニ
ターで静止画像により観察を十分に行うことができ、観
察密度を高めて検査精度を十分に確保し、検査処理時間
を大幅に短縮できる。
メラ−メモリーCRTモニタリングによる検査方式を採
用しており、ドラム缶の搬送過程において、ドラム缶の
口栓位置を所定位置に定めてドラム缶内へ検査装置を挿
入して、各CCDカメラが缶内の上下方向所定位置にあ
るときに撮影分担領域を撮影して、この撮影映像を一旦
メモリーに保持し、次いでカメラまたはドラム缶の移送
中にメモリー内の映像をリプレーすることにより、モニ
ターで静止画像により観察を十分に行うことができ、観
察密度を高めて検査精度を十分に確保し、検査処理時間
を大幅に短縮できる。
【0011】また、ドラム缶内の各撮影分担領域の撮影
画像データをビデオや光磁気ディスクにすべて保存する
ことができ、製造日時や缶種、オーダーNo.等を記録す
ることによって品質管理レベルを高め、近年重視されて
いるPL法の要請に応えることができる。
画像データをビデオや光磁気ディスクにすべて保存する
ことができ、製造日時や缶種、オーダーNo.等を記録す
ることによって品質管理レベルを高め、近年重視されて
いるPL法の要請に応えることができる。
【0012】本発明においては、例えば、ドラム缶内に
対して昇降自在な支持桿に、ドラム缶内を照らす照明灯
と、地板部および胴板中間部と下部を撮影する下向きの
CCDカメラと、天板部と胴板上部を撮影する上向きの
CCDカメラの2台のCCDカメラを配設し、支持桿を
口栓からドラム缶内に挿入し、各CCDカメラを上下方
向の所定位置に位置させ、予め設定された各CCDカメ
ラによる撮影分担領域を撮影する。
対して昇降自在な支持桿に、ドラム缶内を照らす照明灯
と、地板部および胴板中間部と下部を撮影する下向きの
CCDカメラと、天板部と胴板上部を撮影する上向きの
CCDカメラの2台のCCDカメラを配設し、支持桿を
口栓からドラム缶内に挿入し、各CCDカメラを上下方
向の所定位置に位置させ、予め設定された各CCDカメ
ラによる撮影分担領域を撮影する。
【0013】ドラム缶内の地板部および胴板の中間部と
下部の撮影は、下向きCCDカメラで分担して行い、こ
の下向きのCCDカメラをドラム缶内に挿入する過程の
他、引き抜く過程でも撮影することができる。
下部の撮影は、下向きCCDカメラで分担して行い、こ
の下向きのCCDカメラをドラム缶内に挿入する過程の
他、引き抜く過程でも撮影することができる。
【0014】この2台のCCDカメラによる撮影画像
を、各撮影分担領域別にモニターに写して目視観察する
ことによりドラム缶内の欠陥判別を行うことができる。
このモニター映像はリプレー可能で、リプレーによる静
止画像の目視観察が可能であり、観察密度を上げ、欠陥
判別精度を十分に確保することができる。また、同時に
2台のCCDカメラによる撮影画像データを選別・保存
することができる。上記の欠陥判別に際しては、欠陥の
限界サンプルを標準画像として用いることができる。
を、各撮影分担領域別にモニターに写して目視観察する
ことによりドラム缶内の欠陥判別を行うことができる。
このモニター映像はリプレー可能で、リプレーによる静
止画像の目視観察が可能であり、観察密度を上げ、欠陥
判別精度を十分に確保することができる。また、同時に
2台のCCDカメラによる撮影画像データを選別・保存
することができる。上記の欠陥判別に際しては、欠陥の
限界サンプルを標準画像として用いることができる。
【0015】ここでは、CCDカメラは下向きカメラ1
台と上向きCCDカメラ1台の2台配置しているが、下
向きカメラと上向きCCDカメラをそれぞれ2〜3台づ
つ配設して、各CCDカメラによる撮影領域を狭めて撮
影画像をさらに明確化することも考慮する。
台と上向きCCDカメラ1台の2台配置しているが、下
向きカメラと上向きCCDカメラをそれぞれ2〜3台づ
つ配設して、各CCDカメラによる撮影領域を狭めて撮
影画像をさらに明確化することも考慮する。
【0016】本発明は、ドラム缶の製造ライン、再生
(補修、洗浄)ライン等オンラインでドラム缶の内部検
査に適用する他、オフラインでのドラム缶の内部検査に
も適用することができる。
(補修、洗浄)ライン等オンラインでドラム缶の内部検
査に適用する他、オフラインでのドラム缶の内部検査に
も適用することができる。
【0017】本発明を実施するためのドラム缶内の検査
装置例を、図1〜図5に基づいて説明する。この例はド
ラム缶の製造ラインの途中に設けた検査ラインで本発明
を適用した場合のものである。図1は検査ラインの平面
概念説明図、図2は図1の側面概念説明図である。図1
において、1はドラム缶で、その天板1aには大口栓1
rと小口栓1sが設けられている。このドラム缶1は、
ローラーコンベヤー12により製造ラインから検査ライ
ンに搬入される。13はローラーコンベヤーに近接して
配設された向き調整装置で、ローラーコンベヤー12で
搬送されてくるドラム缶1の口栓位置を調整するための
ものである。
装置例を、図1〜図5に基づいて説明する。この例はド
ラム缶の製造ラインの途中に設けた検査ラインで本発明
を適用した場合のものである。図1は検査ラインの平面
概念説明図、図2は図1の側面概念説明図である。図1
において、1はドラム缶で、その天板1aには大口栓1
rと小口栓1sが設けられている。このドラム缶1は、
ローラーコンベヤー12により製造ラインから検査ライ
ンに搬入される。13はローラーコンベヤーに近接して
配設された向き調整装置で、ローラーコンベヤー12で
搬送されてくるドラム缶1の口栓位置を調整するための
ものである。
【0018】この向き調整装置は、支持台14に立設の
支柱15に取り付けられた支持腕16と、この支持腕に
配設の駆動装置17により軸18を中心に旋回自在に装
着され大口栓1a、1bへの係止部19aを有する旋回
腕19とからなっている。図2に示すspはドラム缶1
の停止位置を決めるためのストッパーであり、エアシリ
ンダーasによりドラム缶1に対しして進退動作させる
ことができる。
支柱15に取り付けられた支持腕16と、この支持腕に
配設の駆動装置17により軸18を中心に旋回自在に装
着され大口栓1a、1bへの係止部19aを有する旋回
腕19とからなっている。図2に示すspはドラム缶1
の停止位置を決めるためのストッパーであり、エアシリ
ンダーasによりドラム缶1に対しして進退動作させる
ことができる。
【0019】20は本発明の検査装置で、ローラーコン
ベヤー12に近接して配置され、ドラム缶1内を検査す
るためのものである。この検査装置20は、支持台21
と、この支持台に立設された支柱22に、昇降装置23
により昇降自在に装着された支持体25と、この支持体
25に取り付けられた支持腕27に支持桿26を有して
いる。この支持桿26は回動装置27により回動可能で
あり、下部には、図3に示すように、ドラム缶1内を照
らす照明灯28が取り付けられている。
ベヤー12に近接して配置され、ドラム缶1内を検査す
るためのものである。この検査装置20は、支持台21
と、この支持台に立設された支柱22に、昇降装置23
により昇降自在に装着された支持体25と、この支持体
25に取り付けられた支持腕27に支持桿26を有して
いる。この支持桿26は回動装置27により回動可能で
あり、下部には、図3に示すように、ドラム缶1内を照
らす照明灯28が取り付けられている。
【0020】この照明灯28の下部には、ドラム缶1の
地板1bと胴板1cの中間部と下部領域を撮影する下向
きCCDカメラ29が配置され、この照明灯28の上部
には、ドラム缶1の天板1aと胴板1cの上部領域を撮
影する上向きCCDカメラ30が配置されている。
地板1bと胴板1cの中間部と下部領域を撮影する下向
きCCDカメラ29が配置され、この照明灯28の上部
には、ドラム缶1の天板1aと胴板1cの上部領域を撮
影する上向きCCDカメラ30が配置されている。
【0021】検査装置20は、検査対象のドラム缶1の
サイズによってドラム缶1内での、挿入ストローク、上
下方向停止位置、各CCDカメラの向き、各CCDカメ
ラ間の間隔等を調整する必要があるため、これらのCC
Dカメラ29、30の向きは予め角度調整装置31a、
31bを調整して設定できるようになっている。
サイズによってドラム缶1内での、挿入ストローク、上
下方向停止位置、各CCDカメラの向き、各CCDカメ
ラ間の間隔等を調整する必要があるため、これらのCC
Dカメラ29、30の向きは予め角度調整装置31a、
31bを調整して設定できるようになっている。
【0022】この検査装置の動作パターンは、ドラム缶
1のサイズに応じて予め演算器32に設定されており、
この演算器32により制御装置33を介して、昇降装置
23を制御することができる。
1のサイズに応じて予め演算器32に設定されており、
この演算器32により制御装置33を介して、昇降装置
23を制御することができる。
【0023】一方、検査装置20の支持桿26に取り付
けられた下向きCCDカメラ29には、メモリー内蔵の
コントロールボックス34を介して、ドラム缶の地板1
bと胴板1cの中間部と下部領域の撮影画像を写し出す
モニター35が接続されており、上向きCCDカメラ3
0には、メモリー内蔵のコントロールボックス34を介
して、ドラム缶の天板1aと胴板1cの上部領域の撮影
画像を写し出すモニター36が接続されている。
けられた下向きCCDカメラ29には、メモリー内蔵の
コントロールボックス34を介して、ドラム缶の地板1
bと胴板1cの中間部と下部領域の撮影画像を写し出す
モニター35が接続されており、上向きCCDカメラ3
0には、メモリー内蔵のコントロールボックス34を介
して、ドラム缶の天板1aと胴板1cの上部領域の撮影
画像を写し出すモニター36が接続されている。
【0024】また、下向きCCDカメラ29と上向きC
CDカメラ30からの映像信号を映像記録装置37を介
して、2台のCRTの一方に4枠に分割して常時投影
し、他方には、ドラム缶の地板1b領域、胴部1c
領域、天板1a領域の画像、シーケンシャルリプレー
または抽出画像を投影することができる。
CDカメラ30からの映像信号を映像記録装置37を介
して、2台のCRTの一方に4枠に分割して常時投影
し、他方には、ドラム缶の地板1b領域、胴部1c
領域、天板1a領域の画像、シーケンシャルリプレー
または抽出画像を投影することができる。
【0025】次に、上記の検査装置例による検査方法例
について図4により概要説明する。例えば、図1、図2
に示すように、製造ラインからローラーコンベヤー12
で搬送されてくるドラム缶1の大口栓1rの位置がずれ
ており、検査装置20において大口栓1rに支持桿26
を挿入できないと判断した場合には、向き調整装置13
で向きを修正してから検査装置20に搬送し、ストッパ
ーspで一旦ドラム缶1を停止させ、検査装置20の支
持桿26を大口栓1rよりドラム缶1内に挿入する。こ
の支持桿を挿入して、照明灯28でドラム缶1内を照ら
し、CCDカメラ29、30を、予めドラム缶1のサイ
ズに応じて演算器32に設定された操作パターンで操作
し、所定の領域を撮影する。
について図4により概要説明する。例えば、図1、図2
に示すように、製造ラインからローラーコンベヤー12
で搬送されてくるドラム缶1の大口栓1rの位置がずれ
ており、検査装置20において大口栓1rに支持桿26
を挿入できないと判断した場合には、向き調整装置13
で向きを修正してから検査装置20に搬送し、ストッパ
ーspで一旦ドラム缶1を停止させ、検査装置20の支
持桿26を大口栓1rよりドラム缶1内に挿入する。こ
の支持桿を挿入して、照明灯28でドラム缶1内を照ら
し、CCDカメラ29、30を、予めドラム缶1のサイ
ズに応じて演算器32に設定された操作パターンで操作
し、所定の領域を撮影する。
【0026】撮影された映像は一旦メモリーに映像信号
の形で保持され、メモリーよりCRTに静止画像として
写し出され、次のドラム缶の映像が取り込まれるまで継
続(タクトタイム約5秒間に相当)してリプレーされ、
この間に目視により映像観察して品質判定を行う。
の形で保持され、メモリーよりCRTに静止画像として
写し出され、次のドラム缶の映像が取り込まれるまで継
続(タクトタイム約5秒間に相当)してリプレーされ、
この間に目視により映像観察して品質判定を行う。
【0027】一方、検査装置20は、所定の位置での撮
影が終了し次第、その支持桿26を当該ドラム缶から引
き抜き、次のドラム缶の検査に備える。このような操作
をドラム缶1本毎に繰り返し行う。より具体的には、図
4に示すように、(a)の状態(H0 の位置)から支持
桿26のドラム缶1への挿入を開始し、挿入途中(H1
位置)で下向きのCCDカメラ29で、ドラム缶1内の
胴板1c中間部領域Bを撮影して、その撮影画像をメモ
リーに記録し、またはモニター35に写し、目視観察に
より検査する。
影が終了し次第、その支持桿26を当該ドラム缶から引
き抜き、次のドラム缶の検査に備える。このような操作
をドラム缶1本毎に繰り返し行う。より具体的には、図
4に示すように、(a)の状態(H0 の位置)から支持
桿26のドラム缶1への挿入を開始し、挿入途中(H1
位置)で下向きのCCDカメラ29で、ドラム缶1内の
胴板1c中間部領域Bを撮影して、その撮影画像をメモ
リーに記録し、またはモニター35に写し、目視観察に
より検査する。
【0028】次に、挿入停止(H2 位置)で上向きのC
CDカメラ30でドラム缶1内の胴板1c上部領域A0
と天板1a領域を撮影して、その撮影画像をメモリーに
記録し、またはモニター36に写して、目視観察により
検査する。同時に、下向きCCDカメラ29で地板1領
域Cを撮影して、その撮影画像をメモリーに記録し、ま
たはモニター35に写し、目視観察により検査する。
CDカメラ30でドラム缶1内の胴板1c上部領域A0
と天板1a領域を撮影して、その撮影画像をメモリーに
記録し、またはモニター36に写して、目視観察により
検査する。同時に、下向きCCDカメラ29で地板1領
域Cを撮影して、その撮影画像をメモリーに記録し、ま
たはモニター35に写し、目視観察により検査する。
【0029】そして、支持桿26を約10度回動させ、
上向きCCDカメラ30で支持桿26の陰になり見えな
かった胴板1cの上部領域の一部分Ax(A)を撮影し
て、その撮影画像をメモリーに記録し、またはモニター
36に写し、目視観察により検査する。
上向きCCDカメラ30で支持桿26の陰になり見えな
かった胴板1cの上部領域の一部分Ax(A)を撮影し
て、その撮影画像をメモリーに記録し、またはモニター
36に写し、目視観察により検査する。
【0030】このようにして、ドラム缶の内面全体の画
像を、一旦メモリー(メモリー1〜4)に保持し、次い
でこのメモリーからモニターにリプレーし、リプレーさ
れた静止画像を目視観察により検査する。
像を、一旦メモリー(メモリー1〜4)に保持し、次い
でこのメモリーからモニターにリプレーし、リプレーさ
れた静止画像を目視観察により検査する。
【0031】この検査作業におけるCCDカメラでの撮
影位置{H0 −H1 −H2 (H21)}と、各位置の経過
時間は図5に示す通りである。ドラム缶1が到着前にC
CDカメラは、H0 の位置にあり検査装置にドラム缶が
到着してから挿入を開始し、約0.5秒後にH1 の位置
に到達する。
影位置{H0 −H1 −H2 (H21)}と、各位置の経過
時間は図5に示す通りである。ドラム缶1が到着前にC
CDカメラは、H0 の位置にあり検査装置にドラム缶が
到着してから挿入を開始し、約0.5秒後にH1 の位置
に到達する。
【0032】挿入開始から撮影が開始され、H1 、H2
、H21の順に位置を変え各位置H1、H2 、H21で撮影
画像の取り込みが行われる。この画像の取り込み時間は
約1.5秒である。画像取り込み後終了後、CCDカメ
ラは、直ちに待機位置まで引き上げ次のドラム缶の到着
に備える。取り込み画像は約3.5〜5秒間モニターに
写し出され、その間、モニター画像を目視観察して欠陥
の有無を検査する。
、H21の順に位置を変え各位置H1、H2 、H21で撮影
画像の取り込みが行われる。この画像の取り込み時間は
約1.5秒である。画像取り込み後終了後、CCDカメ
ラは、直ちに待機位置まで引き上げ次のドラム缶の到着
に備える。取り込み画像は約3.5〜5秒間モニターに
写し出され、その間、モニター画像を目視観察して欠陥
の有無を検査する。
【0033】CCDカメラの挿入開始から、モニター画
像を目視観察して欠陥の有無の検査を終了するまでの1
サイクルの所要時間は約5秒である。ただし、1度の目
視観察による検査で欠陥かどうかの判断がつかない場合
には、リプレー画像により再度目視観察を行い、欠陥判
別を行うことができる。また、後で必要に応じて選別・
保存されている映像を用い、目視観察により品質判定を
行うこともできる。検査終了後のドラム缶は、ストッパ
ーspを解除しローラーコンベヤー12により次工程に
搬送する。
像を目視観察して欠陥の有無の検査を終了するまでの1
サイクルの所要時間は約5秒である。ただし、1度の目
視観察による検査で欠陥かどうかの判断がつかない場合
には、リプレー画像により再度目視観察を行い、欠陥判
別を行うことができる。また、後で必要に応じて選別・
保存されている映像を用い、目視観察により品質判定を
行うこともできる。検査終了後のドラム缶は、ストッパ
ーspを解除しローラーコンベヤー12により次工程に
搬送する。
【0034】
【実施例】図3に示すような検査装置を用いて、径が6
17mm、高さ890mmの鋼製ドラム缶を対象として、図
4に示すような手順で缶内検査を実施した。その結果に
ついて、従来例による場合と比較して説明する。
17mm、高さ890mmの鋼製ドラム缶を対象として、図
4に示すような手順で缶内検査を実施した。その結果に
ついて、従来例による場合と比較して説明する。
【0035】(実施条件) 検査装置 カメラ CCDカメラ:画素1/2インチ 42万画素 カラー レンズ :写角111度 焦点距離F=3mm 取り付け数 下向き:1台 上向き:1台 照明灯:蛍光灯(100V、27ワット) メモリー 4ケ 胴板中間部用 :1ケ 胴板下部および地板用:1ケ 胴板上部と天板用 :2ケ CRT 2台 4枠に分割、または選択投影用:1台 胴板中間部用、胴板下部および地板用、胴板上部
と天板用、シーケンスリプレーまたは抽出画像の選択
用 タイムシャリング 検査タクトタイム5秒 映像記録 :3回、0.2秒/回以下 モニタリング :4.4秒 (挿入・抜き出しに約2秒を要するが、これらの作業は
タクトタイム内に行われるので、タクトタイムに加算し
ていない)
と天板用、シーケンスリプレーまたは抽出画像の選択
用 タイムシャリング 検査タクトタイム5秒 映像記録 :3回、0.2秒/回以下 モニタリング :4.4秒 (挿入・抜き出しに約2秒を要するが、これらの作業は
タクトタイム内に行われるので、タクトタイムに加算し
ていない)
【0036】本発明の実施例では、検査のタクト時間を
ドラム缶1本当り約5秒程度で、これは、前記図8に示
すような従来のCCD−モニタ−方式を用いた検査方法
(装置)による場合の検査のタクトタイムの1/3に相
当する。したがって、検査のためのドラム缶停止時間を
大幅に短縮し、ドラム缶検査ラインの生産性を大幅に向
上させることが可能になった。
ドラム缶1本当り約5秒程度で、これは、前記図8に示
すような従来のCCD−モニタ−方式を用いた検査方法
(装置)による場合の検査のタクトタイムの1/3に相
当する。したがって、検査のためのドラム缶停止時間を
大幅に短縮し、ドラム缶検査ラインの生産性を大幅に向
上させることが可能になった。
【0037】この検査精度の確認は、検査終了後のドラ
ム缶について、前記図8に示すような従来のCCDカメ
ラとモニタ−を用いた検査方法(装置)により十分な時
間をかけて詳細検査を行い、その結果との比較において
検査精度を評価することにより行ったが、本発明の実施
例の検査精度は、当該従来例による検査精度に対して全
く遜色のないものであった。
ム缶について、前記図8に示すような従来のCCDカメ
ラとモニタ−を用いた検査方法(装置)により十分な時
間をかけて詳細検査を行い、その結果との比較において
検査精度を評価することにより行ったが、本発明の実施
例の検査精度は、当該従来例による検査精度に対して全
く遜色のないものであった。
【0038】なお、上記の実施例は、鋼製のドラム缶を
検査対象としたものであるが、本発明は、他の金属製の
ドラム缶やペール缶あるいはプラスチック缶、紙製の容
器等を検査対象としても適用可能なものである。
検査対象としたものであるが、本発明は、他の金属製の
ドラム缶やペール缶あるいはプラスチック缶、紙製の容
器等を検査対象としても適用可能なものである。
【0039】また、本発明の検査方法および検査装置の
構造、検査装置を構成する各要素(例えばCCDカメ
ラ、CRT、記録装置、メモリー等)の型式、容量、
数、配置および駆動装置、制御機構等は上記の「発明の
実施の形態」の項、および「実施例」に記載される内容
のみに限定されるものではなく、検査対象のドラム缶条
件(材質、形状、サイズ等)、検査の実施ライン(オン
ラインかオフラインか)、検査精度、許容検査時間等に
応じて、請求項1または請求項2を満足する範囲内で変
更することができる。
構造、検査装置を構成する各要素(例えばCCDカメ
ラ、CRT、記録装置、メモリー等)の型式、容量、
数、配置および駆動装置、制御機構等は上記の「発明の
実施の形態」の項、および「実施例」に記載される内容
のみに限定されるものではなく、検査対象のドラム缶条
件(材質、形状、サイズ等)、検査の実施ライン(オン
ラインかオフラインか)、検査精度、許容検査時間等に
応じて、請求項1または請求項2を満足する範囲内で変
更することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明においては、固定配置された複数
のCCDカメラ−メモリー−CRTモニタリングによる
検査方式を採用しており、ドラム缶の搬送過程におい
て、ドラム缶内へ検査装置を挿入して、各CCDカメラ
を上下方向の所定位置で撮影分担領域を撮影して、モニ
ター観察をリプレー付きで十分に行うことができ、ま
た、ドラム缶内で検査装置を移動(挿入、引き抜き)中
にも観察することができ、観察密度を高めて検査精度を
十分に確保し、検査処理時間を大幅に短縮できる。そし
て、ドラム缶内の各撮影分担領域の撮影画像データを保
存することができ、品質管理レベルを高め、近年重視さ
れているPL法の要請に応えることができる。
のCCDカメラ−メモリー−CRTモニタリングによる
検査方式を採用しており、ドラム缶の搬送過程におい
て、ドラム缶内へ検査装置を挿入して、各CCDカメラ
を上下方向の所定位置で撮影分担領域を撮影して、モニ
ター観察をリプレー付きで十分に行うことができ、ま
た、ドラム缶内で検査装置を移動(挿入、引き抜き)中
にも観察することができ、観察密度を高めて検査精度を
十分に確保し、検査処理時間を大幅に短縮できる。そし
て、ドラム缶内の各撮影分担領域の撮影画像データを保
存することができ、品質管理レベルを高め、近年重視さ
れているPL法の要請に応えることができる。
【図1】本発明を適用したドラム缶の検査ラインの設備
配置例をします平面概念説明図。
配置例をします平面概念説明図。
【図2】図1の側面概念説明図。
【図3】本発明のドラム缶内の検査装置の構造例と制御
機構例を示す側面概念説明図。
機構例を示す側面概念説明図。
【図4】本発明のドラム缶内の検査方法でのCCDカメ
ラによるドラム缶内撮影手順例を示す側断面概念説明
図。
ラによるドラム缶内撮影手順例を示す側断面概念説明
図。
【図5】本発明のドラム缶の検査方法でのCCDカメラ
の位置の変化と経過時間との関係を示す概念説明図。
の位置の変化と経過時間との関係を示す概念説明図。
【図6】従来のドラム缶内検査方法の第一例を示す側断
面概念説明図。
面概念説明図。
【図7】従来のドラム缶内検査方法の第二例を示す側断
面概念説明図。
面概念説明図。
【図8】従来のドラム缶内検査方法の第三例を示す側断
面概念説明図。
面概念説明図。
1 ドラム缶 1a 天板 1b 地板 1c 胴板 1r 大口栓 1s 小口栓 2 点検灯 3 反射鏡 4 支持台 5 支柱 6 昇降装置 7 旋回装置 8 支持桿 10 CCDカメラ 11 モニター 12 ローラーコン
ベヤー 13 向き調整装置 14 支持台 15 支柱 16 支持腕 17 旋回装置 18 軸 19 旋回腕 19a、19b 係
止部 20 検査装置 21 支持台 22 支柱 23 昇降装置 24 支持体 25 支持腕 26 支持桿 27 回動装置 28 照明灯 29 下向きCCD
カメラ 30 上向きCCDカメラ 31a、31b 角
度調整装置 32 演算器 33 制御装置 34 コントロールボックス 35 モニター(4
画再分割) 36 モニター(選択リプレー用)37 映像記録装置 sp ストッパー as エアシリンダ
ー
ベヤー 13 向き調整装置 14 支持台 15 支柱 16 支持腕 17 旋回装置 18 軸 19 旋回腕 19a、19b 係
止部 20 検査装置 21 支持台 22 支柱 23 昇降装置 24 支持体 25 支持腕 26 支持桿 27 回動装置 28 照明灯 29 下向きCCD
カメラ 30 上向きCCDカメラ 31a、31b 角
度調整装置 32 演算器 33 制御装置 34 コントロールボックス 35 モニター(4
画再分割) 36 モニター(選択リプレー用)37 映像記録装置 sp ストッパー as エアシリンダ
ー
Claims (4)
- 【請求項1】 ドラム缶の停止位置に近接して配置した
支持体に、照明灯と複数のCCDカメラを配設した支持
桿を昇降自在に装着し、この支持桿のCCDカメラをド
ラム缶内に挿入して、上下方向の所定位置で各カメラに
よりドラム缶内の撮影分担領域を撮影し、この撮影映像
を一旦メモリーに保持し、次いでこのメモリーからモニ
ターにリプレーし、リプレーされた静止画像を目視観察
して各撮影分担領域の欠陥判別を行うことを特徴とする
ドラム缶内検査方法。 - 【請求項2】 ドラム缶の停止位置に近接して配置した
支持体に、照明灯と複数のCCDカメラを配設した支持
桿を昇降自在に装着し、この支持桿のCCDカメラをド
ラム缶内に挿入して、上下方向の所定位置で各カメラに
よりドラム缶内の撮影分担領域を撮影し、この撮影映像
を一旦メモリーに保持し、次いでこのメモリーからモニ
ターにリプレーし、リプレーされた静止画像を目視観察
して各撮影分担領域の欠陥判別を行い、同時に映像信号
を選別して別の記録媒体に保存し、事後の品質評価に供
することを可能にしたことを特徴とするドラム缶内検査
方法。 - 【請求項3】 ドラム缶の停止位置に近接して配置した
支持体と、この支持体に昇降装置を介して昇降自在に装
着された支持桿と、この支持桿に配設された照明灯と複
数のCCDカメラと、この各CCDカメラに接続された
映像信号を記録する記録装置と、この記録装置に記録し
た映像をリプレーするCRTユニットを少なくとも1台
とからなるCCD−メモリー−CRTモニタリング構成
を備えたことを特徴とするドラム缶内検査装置。 - 【請求項4】 ドラム缶の停止位置に近接して配置した
支持体と、この支持体に昇降装置を介して昇降自在に装
着された支持桿と、この支持桿に配設された照明灯と複
数のCCDカメラと、この各CCDカメラに接続された
映像信号を記録する記録装置と、この記録装置に記録し
た映像をリプレーするCRTユニットを少なくとも1台
と、同時にこの映像を保存する映像記録装置からなるC
CD−メモリー−CRTモニタリング構成を備えたこと
を特徴とするドラム缶内検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10297096A JPH09288067A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | ドラム缶内検査方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10297096A JPH09288067A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | ドラム缶内検査方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09288067A true JPH09288067A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14341629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10297096A Withdrawn JPH09288067A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | ドラム缶内検査方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09288067A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014190884A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Kubota Corp | 内面検査装置および方法 |
US10766654B2 (en) | 2016-06-13 | 2020-09-08 | Kyodo Yushi Co., Ltd. | Inspection device and production management method |
CN116952962A (zh) * | 2023-07-12 | 2023-10-27 | 成都瑞波科材料科技有限公司 | 涂布装置、检测方法及涂布工艺设备 |
CN117647536A (zh) * | 2023-11-29 | 2024-03-05 | 无锡理奇智能装备有限公司 | 容器内部残留识别系统及识别方法 |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP10297096A patent/JPH09288067A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014190884A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Kubota Corp | 内面検査装置および方法 |
US10766654B2 (en) | 2016-06-13 | 2020-09-08 | Kyodo Yushi Co., Ltd. | Inspection device and production management method |
CN116952962A (zh) * | 2023-07-12 | 2023-10-27 | 成都瑞波科材料科技有限公司 | 涂布装置、检测方法及涂布工艺设备 |
CN117647536A (zh) * | 2023-11-29 | 2024-03-05 | 无锡理奇智能装备有限公司 | 容器内部残留识别系统及识别方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |