JPH09288027A - 圧力測定装置 - Google Patents

圧力測定装置

Info

Publication number
JPH09288027A
JPH09288027A JP10101396A JP10101396A JPH09288027A JP H09288027 A JPH09288027 A JP H09288027A JP 10101396 A JP10101396 A JP 10101396A JP 10101396 A JP10101396 A JP 10101396A JP H09288027 A JPH09288027 A JP H09288027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pipe
measuring pipe
water
orifice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10101396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisakuni Takenaga
久邦 竹永
Shojiro Saito
象二郎 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP10101396A priority Critical patent/JPH09288027A/ja
Publication of JPH09288027A publication Critical patent/JPH09288027A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 急激な圧力変化があっても正確な圧力測定が
可能な装置を実現する。 【解決手段】 一端が気体の圧力検出端15である第1
の圧力計測配管20の他端が底板より挿入され水が満さ
れた水タンク80と、同水タンク80の底板に一端が接
続され他端に圧力計40が接続され中間にオリフィス3
0が設けられた第2の圧力計測配管70と、同配管70
のオリフィス30と圧力計40の間に接続され電磁弁5
0が設けられた圧力検定配管60を備えたことによっ
て、気体の急激な圧力変化があった場合にも、それを瞬
時に検出することができ、応答性が良好な装置の実現が
可能となる。なお、圧力計の作動確認は、電磁弁50を
開き、圧力検定配管60を介して第2の圧力計測配管7
0内の水を加圧することにより可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気タービン排気
室の圧力計測等に適用される圧力測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蒸気タービン排気室の圧力計測に
適用される圧力測定装置について、図2により説明す
る。
【0003】図2に示す従来の圧力測定装置において
は、圧力計40が圧力計測配管20を介して蒸気タービ
ン排気室10に接続されており、圧力計測配管20の途
中にはオリフィス30が設けられ、圧力計測配管20の
オリフィス30が設けられた位置の圧力計40側に電磁
弁50が設けられた圧力検定配管60が接続されてい
た。
【0004】上記圧力計40は、圧力計測配管20の蒸
気タービン排気室10との接続部である圧力検出端15
からかなり離れた位置に設置されていた。また、圧力計
測配管20は、オリフィス30が小径(3mmφ程度)の
ため、オリフィス30から圧力計40までの間にはドレ
ンが溜まっていることが多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧力測定装置に
おいて、蒸気タービンが通常の運転状態の場合は、圧力
計測配管内にドレンや空気が存在して計測の時間遅れが
あっても、蒸気タービン排気室の圧力をほぼ正しく計測
できる。しかし、蒸気タービン排気室で急激な圧力変化
が生じた場合には、この圧力が圧力計に伝達されるまで
に要する時間が長くなり、測定誤差を生じていた。
【0006】これはオリフィスの開口面積が小さいため
にオリフィス通過流量が少なく、オリフィスから圧力計
までの圧力計測配管内の圧力を変化させるのに時間がか
かるためである。
【0007】この圧力計によって計測される圧力変化の
遅れは、保安装置である圧力スイッチの作動遅れにつな
がり、タービンの信頼性を損なうことになり、改善が望
まれていた。本発明は、上記の課題を解決しようとする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る圧力測定装置は、一端が気体の圧力検出端である第
1の圧力計測配管の他端がその底板を貫通して内部に挿
入されこの他端の近傍まで水が満された水タンク、同水
タンクの底板に一端が接続され他端に圧力計が接続され
中間にオリフィスが設けられた第2の圧力計測配管、お
よび同第2の圧力計測配管のオリフィスと圧力計の間に
接続され電磁弁が設けられた圧力検定配管を備えたこと
を特徴としている。
【0009】上記において、第1の圧力計測配管の圧力
検出端における圧力は、第1の圧力計測配管内の気体を
介して水タンク内に伝達されるが、この配管は短かく、
また、オリフィスが設けられていないため、圧力は直ち
に伝達される。
【0010】水タンク内の圧力は、第2の圧力計測配管
内を伝搬して圧力計に伝達されるが、第2の圧力計測配
管内には水が満されているため、オリフィスが設けられ
ているにもかかわらず、瞬時に伝達される。
【0011】そのため、圧力検出端で気体の急激な圧力
変化があった場合にも、それを瞬時に検出することがで
き、応答性が良好な装置の実現が可能となる。なお、圧
力計の作動確認は、電磁弁を開き、圧力検定配管を介し
て第2の圧力計測配管内の水を加圧することにより可能
である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態に係る圧力
測定装置について、図1により説明する。なお、この圧
力測定装置は、蒸気タービン排気室の圧力計測に適用さ
れたものである。
【0013】図1に示す本実施形態に係る装置は、圧力
検出端15であるその一端が蒸気タービン排気室10に
接続された圧力計測配管20、その底板が上記圧力検出
端15より高い位置に設けられ上記圧力計測配管20の
他端が上記底板を貫通して内部に挿入され上部に水補給
配管95が接続された水タンク80、同水タンク80の
底板に一端が接続され他端に圧力計が接続され中間にオ
リフィス30が設けられた圧力計測配管70、および同
配管70のオリフィス30が設けられた位置と他端の間
に接続された圧力検定配管60を備えている。
【0014】なお、上記圧力計測配管20には手元弁2
5が設けられ、上記圧力検定配管60には電磁弁50が
設けられ、上記水補給配管95には弁90が設けられて
いる。
【0015】上記において、蒸気タービン排気室10内
の圧力測定のための操作は、次のように行われる。まず
最初に、弁90を開いて水タンク80内に水補給配管9
5より水を注入し、圧力計測配管20の他端より少し下
の位置まで水を満たす。
【0016】これにより、水タンクから圧力計までの配
管は完全に水で満たされる。この状態で、弁90を閉
じ、手元弁25を開くと、蒸気タービン排気室10の蒸
気が水タンク80内へ流入し、圧力計測配管20内は蒸
気で満たされる。通常の蒸気タービンの運転状態では、
圧力検出端15の圧力は水タンク80内の圧力と同一で
あり、水タンク80内の圧力は計測配管70内の水を介
して圧力計40に伝達されており、蒸気タービン排気室
10の圧力は正しく圧力計40により計測される。
【0017】何らかの事情により、蒸気タービン排気室
10内の圧力が急上昇した場合には、その高い圧力は水
タンク80内に伝達され、水タンク80内からは圧力計
測配管70内の水を介して圧力計40に伝達されるた
め、オリフィス30が設けられているにもかかわらず、
圧力計40の応答性が良好である。
【0018】なお、圧力計40の作動チェックを行なう
場合は、遠隔操作により電磁弁50を開き、既知の圧力
を圧力検定配管60内に加え、これを圧力計測配管70
内の水に伝えることにより、圧力計40の作動を確認す
る。
【0019】
【発明の効果】本発明の圧力測定装置は、一端が気体の
圧力検出端である第1の圧力計測配管の他端が底板より
挿入され水が満された水タンクと、同水タンクの底板に
一端が接続され他端に圧力計が接続され中間にオリフィ
スが設けられた第2の圧力計測配管と、同配管のオリフ
ィスと圧力計の間に接続され電磁弁が設けられた圧力検
定配管を備えたことによって、気体の急激な圧力変化が
あった場合にも、それを瞬時に検出することができ、応
答性が良好な装置の実現が可能となる。なお、圧力計の
作動確認は、電磁弁を開き、圧力検定配管を介して第2
の圧力計測配管内の水を加圧することにより可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る圧力測定装置の説
明図である。
【図2】従来の圧力測定装置の説明図である。
【符号の説明】
10 蒸気タービン排気室 15 圧力検出端 20 圧力計測配管 25 手元弁 30 オリフィス 40 圧力計 50 電磁弁 60 圧力検定配管 70 圧力計測配管 80 水タンク 90 弁 95 水補給配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が気体の圧力検出端である第1の圧
    力計測配管の他端がその底板を貫通して内部に挿入され
    この他端の近傍まで水が満された水タンク、同水タンク
    の底板に一端が接続され他端に圧力計が接続され中間に
    オリフィスが設けられた第2の圧力計測配管、および同
    第2の圧力計測配管のオリフィスと圧力計の間に接続さ
    れ電磁弁が設けられた圧力検定配管を備えたことを特徴
    とする圧力測定装置。
JP10101396A 1996-04-23 1996-04-23 圧力測定装置 Withdrawn JPH09288027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10101396A JPH09288027A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 圧力測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10101396A JPH09288027A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 圧力測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09288027A true JPH09288027A (ja) 1997-11-04

Family

ID=14289345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10101396A Withdrawn JPH09288027A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 圧力測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09288027A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105115654A (zh) * 2015-09-09 2015-12-02 枣庄矿业(集团)有限责任公司田陈煤矿 一种具有不停机在线疏通功能的压力测点装置
CN109084929A (zh) * 2018-10-23 2018-12-25 水利部南京水利水文自动化研究所 一种有时有压有时无压测压管智能监测装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105115654A (zh) * 2015-09-09 2015-12-02 枣庄矿业(集团)有限责任公司田陈煤矿 一种具有不停机在线疏通功能的压力测点装置
CN109084929A (zh) * 2018-10-23 2018-12-25 水利部南京水利水文自动化研究所 一种有时有压有时无压测压管智能监测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0351061A3 (en) Leak detector
JPH0823516B2 (ja) 流体管路に配置された二つの弁の気密試験を実施する方法及び装置
JP2009510443A (ja) プロセス弁のための漏れ検出器
JPH09288027A (ja) 圧力測定装置
JPH0241441Y2 (ja)
JP3632396B2 (ja) 流量計測装置
JP2006118762A (ja) ガス遮断装置
JP2007127509A (ja) 調整器及びハイブリッドガスメータシステム
GB0017935D0 (en) Testing fluid systems
JP4278722B2 (ja) ガス遮断装置
US20080295897A1 (en) Dual range flow sensor
RU2247345C2 (ru) Устройство для определения профилей концентрации жидких или газообразных веществ вдоль участка
JP4222212B2 (ja) ガス制御装置
JPS5868581A (ja) 流体回路異常検出装置
JPH04164220A (ja) ガス圧力異常検知装置
KR19980029676A (ko) 압력센서를 이용한 가스 누설 탐지방법, 그 탐지장치 및 그 경보장치
JPH0328239Y2 (ja)
JPH07260541A (ja) 圧縮性流体の漏洩量計測装置
JPH05273012A (ja) マイクロフローセンサ付フルイディック式ガスメータにおける復帰漏洩検査方法
JPH1090108A (ja) 配管のガス漏れ検査方法および検出器
JPH11241972A (ja) ガスメータの二次側配管の漏洩確認方法及び同確認装置
JPH0499920A (ja) 質量流量計
KR950008410Y1 (ko) 유압기기의 누유측정장치
JPH0467876A (ja) ガス漏れ遮断弁
JP3378129B2 (ja) ガスメータ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701