JPH0499920A - 質量流量計 - Google Patents

質量流量計

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JPH0499920A
JPH0499920A JP21830890A JP21830890A JPH0499920A JP H0499920 A JPH0499920 A JP H0499920A JP 21830890 A JP21830890 A JP 21830890A JP 21830890 A JP21830890 A JP 21830890A JP H0499920 A JPH0499920 A JP H0499920A
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JP
Japan
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sensor tube
fluid
pressure
voltage
case part
Prior art date
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Pending
Application number
JP21830890A
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English (en)
Inventor
Yasushi Miyata
康司 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は質量流量計に係り、特にコリオリの力を利用し
て流量を計測する質量流量計に関する。
従来の技術 従来より、特開昭54−52570号に記載の如く、振
動するU字状のセンサチューブ内に流体を流し、流体に
働くコリオリの力によって発生するセンサチューブの捩
れを検出し、流体の質量流量を計測する質量流量計があ
る。
この質量流量計ては、センサチューブか外気に直接触れ
て結露したりし、又は風の影響を受けると、流量計測が
不安定となる。
そこで、密封性を有するケースが設けられ、センサチュ
ーブはこのケース内に収容されている。
また、流量計測に関して所望の性能を得るため、センサ
チューブは捩れ易いように肉厚か薄くな、っている。
このため、極めてまれではあるけれども、疲労等によっ
てセンサチューブに亀裂が生じる虞れがある。亀裂が生
じると、この場所から流体が漏れ始める。
しかし、上記のケースによる密封構造のため、センサチ
ューブの状態は外部からは目視ては確認できない。
このため、特に流体が高圧の場合には密封構造のケース
が破裂するという問題がある。
従って、質量流量計は、上記の問題にも十分に対応する
ことか出来る構成であることが必要とされる。そこで、
従来の質量流量計は、センサチューブを密封するケース
の一部にラブチャディスクを設けた構成としている。
発明が解決しようとする課題 センサチューブに亀裂か生じて流体が漏れ出し、ケース
内の圧力か上昇して危険な圧力になると、ラブチャディ
スクが破損する。これによってケース自体が破損する事
故は未然に防止される。
しかし、その後の処理が遅れると、流体はセンサチュー
ブから漏れ続け、ケース外に大量に流れ出してしまう。
このことは、流体が危険な流体の場合に特に問題となる
そこで、本発明は上記課題を解決した質量流量計を提供
することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、振動するセンサチューブ内に流体を流し、該
流体に生ずるコリオリの力によって該センサチューブに
生じた振動の時間差を検出して上記流体の流量を計測す
る質量流量計において、質量流量計本体のケースを上記
センサチューブを収容するセンサチューブ収容気密ケー
ス部と該センサチューブを収容しない基準気密ケース部
とに画成してなる構成とすると共に、 上記センサチューブ収容気密ケース部内の圧力と上記基
準気密ケース部内の圧力との差圧に応じた電圧を出力す
る差圧−電圧変換器と、該変換器よりの電圧を予め設定
してある基準電圧とを比較し、該変換器よりの電圧が該
基準電圧を越えると信号を出力する比較回路と、質量流
量計本体より上流側の配管に設けてあり、上記比較回路
から出力された信号によって閉弁される弁とを有してな
る構成としたものである。
作用 ケースをセンサチューブ収容気密ケース部と基準気密ケ
ース部とに画成した構成は、センサチューブからの流体
漏洩時に、センサチューブ収容気密ケース部と基準気密
ケース部との圧力に差圧を発生させる。
差圧−電圧変換器、比較回路、及び弁は、センサチュー
ブから流体が漏れ始めたときに、配管を閉じ、流体が更
に漏れ出すことを防止する。
実施例 第1図は本発明の質量流量計の一実施例を示す。
第2図は第1図中の質量流量計を示す。
各図中、1は質量流量計本体であり、配管2の途中に設
けである。
3.4は電磁弁であり、夫々上流側配管2a及び下流側
配管2bに設けである。
5.6はセンサチューブてあり、側面図」二はU字状に
、平面図上は5字状に屈曲されて、管7に関して対称に
取り付けである。
8.9は加振器であり、夫々センサチューブ5゜6を矢
印X方向に振動させる。
10.11はピックアップであり、センサチューブ5,
6の矢印X方向の振動を検出する。
上流側配管2aを通って供給された流体は、質量流量計
本体l内を矢印■て示すように分岐して夫々センサチュ
ーブ5,6内を矢印■で示すように流れ、矢印■で示す
ように合流されて管7内に入り、管7内を矢印■て示す
ように流れて本体lより下流側配管2bに到る。
流体か、振動しているセンサチューブ5,6内を流れる
ときに、流体にコリオリの力が生じ、これにより、セン
サチューブ5,6の振動に時間差を生じる。
センサチューブ5.6の振動がピックアップ10.11
により検出され、この振動の時間差か、時間差−電圧変
換回路20により電圧に変換され、更にはV−F変換回
路21により周波数に変換され、次段の流量演算回路2
2を経て、端子23より流量信号か出力される。
次に本発明の要部について説明する。
30は気密構造のケースであり、センサチューブ5,6
を収容するセンサチューブ収容気密ケース部30aとセ
ンサチューブ5,6を収容していない基準気密ケース部
30bとに画成されているゎセンサチューブ収容気密ケ
ース部30aと基準気密ケース部30bとは隣接してお
り、連通していない独立の室を形成している。
センサチューブ収容気密ケース部30aは、センサチュ
ーブ5,6が外気に触れて結露することや風の影響を受
けることを防止するために設けである。
基準気密ケース部30bは、センサチューブ収容気密ケ
ース部30aと同じ気圧条件の室を形成するためのもの
であり、基準気圧室としての機能を有する。なお、長期
の使用により、センサチューブ収容気密ケース部30a
と基準気密収容ケース部30bとの間に差圧が生じるよ
うな場合には、両ケース部30a、30bとの間を連通
、遮断する均圧弁を設け、この均圧弁を必要に応じて開
弁じて両ケース部30a、30b内の圧力を同圧にして
から差圧を検出するようにしてもよい。
33は差圧−電圧変換器であり、基準気密ケース部30
b内の基準圧力P refとセンサチューブ収容気密ケ
ース部り0a内の圧力Pとの差圧に応じた電圧Vを出力
する。
34は比較回路であり、上記の差圧−電圧変換器33よ
りの出力Vと、基準電圧設定部35で設定された基準電
圧V refとを比較し、V>Vrefとなると、信号
を出力する。
ここで、基準電圧V refは、センサチューブ5゜6
からの流体の漏れを検出することができる電圧としてあ
る。
36は電磁弁であり、センサチューブ収容気密ケース部
30aの底面部に接続されたドレンパイプ37に設けで
ある。パイプ37の先端には、非危険場所におかれたタ
ンク38が設けである。
39は警報用のブザーである。
次に上記構成装置の動作について説明する。
まず、センサチューブ5,6から流体の漏れが生じてい
ないときの動作について説明する。
流体の流量は、前記のように、センサチューブ5.6の
振動の時間差に基づいて計測される。
圧力PとP refとは同一であり、差圧−電圧変換器
33の出力電圧Vは略零であり、V<Vrefとなり、
比較回路34は信号を出力しない。
次に、センサチューブ5,6内に高温の流体を流した場
合について説明する。
センサチューブ5,6内を高温の流体が流れると、セン
サチューブ収容気密ケース部り0a内の温度が上昇し、
センサチューブ収容気密ケース部り0a内の圧力Pが上
昇する。
このとき、基準気密ケース部30b内にも高温の流体が
流れるパイプ部があるため、基準気密ケース部30b内
の温度上昇に伴って、その圧力P refも上昇する。
このため、圧力PとP refとは同一のままてあす、
差圧−電圧変換器33の出力電圧■は変化せず略零のま
まであり、V<Vrefであり、比較回路34は信号を
出力しない。
次に、流量計測中にセンサチューブ5.6に亀裂か発生
し、流体が漏れ出したときの動作について説明する。
流体かセンサチューブ5,6から漏れ出すと、流体がセ
ンサチューブ収容気密ケース部り0a内にたまり始め、
その分気密ケース部り0a内の容積か減り、気密ケース
部り0a内の圧力Pが徐々に上昇する。基準気密ケース
部30bはセンサチューブ収容気密ケース部30aとは
画成されており、漏れた流体は基準気密ケース部30b
内には入り込まず、基準気密ケース部30b内の圧力P
 refは変化しない。
これにより、P > P refとなり、両者の差圧は
徐々に増える。
この結果、差圧−電圧変換器33の出力電圧Vが徐々に
上昇する。
電圧Vが徐々に上昇して基準電圧V refを越え、v
>Vrefとなると、比較回路34が信号を出力する。
比較回路34よりの出力信号により、以下に説明する三
つの動作が行われる。
■ 第1には、ライン41に出力された信号により、電
磁弁3,4が閉弁される。
これにより、上流側配管2a及び下流側配管2bが閉じ
られ、流体かセンサチューブ5,6の亀裂部分から更に
漏洩することが停止される。
これにより、センサチューブ収容気密ケース部30aの
圧力Pが異常に高くなって気密ケース部30aが破裂す
る事故は未然に防止され、安全である。
また、流量計測は、電磁弁3,4が閉弁された時点で停
止される。
■ 第2には、ライン42に出力された信号により、電
磁弁36が開弁される。
これにより、漏れ出してセンサチューブ収容気密ケース
部30a内にたまった流体は、ドレンパイプ37を通し
て、センサチューブ収容気密ケース部30a外に抜は出
し、タンク38にためられる。
■ 第3には、ライン43に出力された信号により、ブ
ザー39が発音して警報が発せられ、異常が生じたこと
を作業者に知らしめる。
発明の効果 上述の如く、本発明になる質量流量計によれば、センサ
チューブに亀裂が発生して流体漏れが始まった時点て、
これを検出して配管の弁を閉じることにより、流体が更
に漏れ出すことを防止することが出来、従って、ケース
が破裂する事故を防止出来、危険な流体であってもこの
流量計測を安全に行うことが出来る。
また、共に気密構造であるセンサチューブ収容気密ケー
ス部と基準気密ケース部との差圧を検出するため、セン
サチューブからの漏洩が発生したときには差圧が発生し
、温度等による圧力上昇があっても差圧は生じない。こ
れにより、誤動作を防止し得、信頼性の向上を図ること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の質量流量計の一実施例を示す図、第2
図は第1図中質量流量計本体の構造を示す図である。 l・・・質量流量計本体、2・・・配管、2a・・・上
流側配管、2b・・・下流側配管、3,4・・・電磁弁
、56・・・センサチューブ、7・・・管、8,9・・
・加振器、10.11・・・ピックアップ、20・・時
間差−電圧変換回路、21・・・V−F変換回路、22
・・・流量演算回路、30・・・気密構造のケース、3
0a・・・センサチューブ収容気密ケース部、30b・
・・基準気密ケース部、33・・・差圧−電圧変換器、
34・・・比較回路、35・・・基準電圧設定部、36
・・・電磁弁、37・・・ドレンパイプ、38・・・タ
ンク、39・・・ブザー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  振動するセンサチューブ内に流体を流し、該流体に生
    ずるコリオリの力によって該センサチューブに生じた振
    動の時間差を検出して上記流体の流量を計測する質量流
    量計において、質量流量計本体のケースを上記センサチ
    ューブを収容するセンサチューブ収容気密ケース部と該
    センサチューブを収容しない基準気密ケース部とに画成
    してなる構成とすると共に、上記センサチューブ収容気
    密ケース部内の圧力と上記基準気密ケース部内の圧力と
    の差圧に応じた電圧を出力する差圧−電圧変換器と、該
    変換器よりの電圧を予め設定してある基準電圧とを比較
    し、該変換器よりの電圧が該基準電圧を越えると信号を
    出力する比較回路と、上記質量流量計本体より上流側の
    配管に設けてあり、上記比較回路から出力された信号に
    よって閉弁される弁とを有してなることを特徴とする質
    量流量計。
JP21830890A 1990-08-20 1990-08-20 質量流量計 Pending JPH0499920A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008151808A (ja) * 2008-03-07 2008-07-03 Oval Corp コリオリ質量流量計
JP2013246178A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Krohne Ag 流量測定装置

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JP2008151808A (ja) * 2008-03-07 2008-07-03 Oval Corp コリオリ質量流量計
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