JPH09287765A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH09287765A JPH09287765A JP8097930A JP9793096A JPH09287765A JP H09287765 A JPH09287765 A JP H09287765A JP 8097930 A JP8097930 A JP 8097930A JP 9793096 A JP9793096 A JP 9793096A JP H09287765 A JPH09287765 A JP H09287765A
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- Japan
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- group
- gear
- tip
- air conditioner
- support shaft
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 左右風向板群の相隣る両左右風向板の先端を
互いに近寄せる側に回動した際、同両先端が所定の間隙
を有して通風量が減少しないようにし、相隣る前記左右
風向板に結露が発生しないよう防止した空気調和機を提
供することを目的とする。 【解決手段】 左右風向板群６の相隣る両左右風向板の
支軸6aに、相対向する周縁部に歯部を備えた歯車9aおよ
び9bを設け、同両歯車の支軸を結ぶ直線を底辺とした二
等辺三角形状の頂点に、前記相隣る両左右風向板の先端
を近寄せた時に前記歯車と歯合する中間歯車10を回転自
在に設け、前記左右風向板群の一群の先端を他群の先端
に向けて回動した際、前記一群側の歯車を前記中間歯車
に噛合し、他群の先端を一群の先端に向けて回動した
際、前記他群側の歯車を前記中間歯車に噛合して前記一
群側の歯車を回動し、前記他群の先端を前記一群の先端
側に寄せ、同一群の先端を前記他群の先端の逆向きに寄
せるようにした。
互いに近寄せる側に回動した際、同両先端が所定の間隙
を有して通風量が減少しないようにし、相隣る前記左右
風向板に結露が発生しないよう防止した空気調和機を提
供することを目的とする。 【解決手段】 左右風向板群６の相隣る両左右風向板の
支軸6aに、相対向する周縁部に歯部を備えた歯車9aおよ
び9bを設け、同両歯車の支軸を結ぶ直線を底辺とした二
等辺三角形状の頂点に、前記相隣る両左右風向板の先端
を近寄せた時に前記歯車と歯合する中間歯車10を回転自
在に設け、前記左右風向板群の一群の先端を他群の先端
に向けて回動した際、前記一群側の歯車を前記中間歯車
に噛合し、他群の先端を一群の先端に向けて回動した
際、前記他群側の歯車を前記中間歯車に噛合して前記一
群側の歯車を回動し、前記他群の先端を前記一群の先端
側に寄せ、同一群の先端を前記他群の先端の逆向きに寄
せるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、連結板で連結された左右風向板群の
相隣る両左右風向板の先端を互いに近寄せる側に回動し
た際、同両先端が所定の間隙を有するようにして通風量
が減少しないようにし、相隣る前記両左右風向板に結露
が発生しないよう防止した構造に関する。
り、より詳細には、連結板で連結された左右風向板群の
相隣る両左右風向板の先端を互いに近寄せる側に回動し
た際、同両先端が所定の間隙を有するようにして通風量
が減少しないようにし、相隣る前記両左右風向板に結露
が発生しないよう防止した構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図３と、図
４（Ａ）および図４（Ｂ）で示すように、本体１内の吸
込口２と吹出口５とを結ぶ空気通路に、熱交換器３と送
風ファン４とを設け、前記吹出口５に設けた複数の支持
片7bに、両側の支軸7aを回動自在に軸支した少なくとも
一枚の上下風向板７を回動自在に軸支し、複数の連結板
８により連結され支軸6aを備えた左右風向板群６を回動
自在に軸支してなる構成であった。
４（Ａ）および図４（Ｂ）で示すように、本体１内の吸
込口２と吹出口５とを結ぶ空気通路に、熱交換器３と送
風ファン４とを設け、前記吹出口５に設けた複数の支持
片7bに、両側の支軸7aを回動自在に軸支した少なくとも
一枚の上下風向板７を回動自在に軸支し、複数の連結板
８により連結され支軸6aを備えた左右風向板群６を回動
自在に軸支してなる構成であった。
【０００３】前記構成で、図４（Ｂ）で示すように、前
記左右風向板群６を内方に向けて風向を調節した際、同
左右風向板群６の相隣る両左右風向板６の前端が、近接
または当接してしまうことによって、同両左右風向板６
前端の近傍Ａで吹出空気がぶつかり合うため、同近傍Ａ
における風量が減少してしまうことによって、室内の空
気が前記両左右風向板６の前端から流入して結露が発生
してしまうという問題を有していた。
記左右風向板群６を内方に向けて風向を調節した際、同
左右風向板群６の相隣る両左右風向板６の前端が、近接
または当接してしまうことによって、同両左右風向板６
前端の近傍Ａで吹出空気がぶつかり合うため、同近傍Ａ
における風量が減少してしまうことによって、室内の空
気が前記両左右風向板６の前端から流入して結露が発生
してしまうという問題を有していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑みなされたもので、連結板で連結された
左右風向板群の相隣る両左右風向板の先端を互いに近寄
せる側に回動した際、同両先端が所定の間隙を有するよ
うにして通風量が減少しないようにし、相隣る前記左右
風向板に結露が発生しないよう防止した空気調和機を提
供することを目的とする。
記の問題点に鑑みなされたもので、連結板で連結された
左右風向板群の相隣る両左右風向板の先端を互いに近寄
せる側に回動した際、同両先端が所定の間隙を有するよ
うにして通風量が減少しないようにし、相隣る前記左右
風向板に結露が発生しないよう防止した空気調和機を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送
風ファンとを設け、前記吹出口に、少なくとも一枚の上
下風向板と、複数の連結板により連結された左右風向板
群とを回動自在に軸支してなる空気調和機において、前
記左右風向板群の相隣る両左右風向板の支軸に、相対向
する周縁部にのみ歯部を備えた歯車を設け、同両歯車の
支軸を結ぶ直線を底辺とした二等辺三角形状の頂点に、
前記相隣る両左右風向板の先端を近寄せた時に前記両歯
車と歯合する中間歯車を回転自在に設け、前記左右風向
板群の一群の先端を他群の先端に向けて回動した際、前
記一群側の歯車を前記中間歯車に噛合し、他群の先端を
一群の先端に向けて回動した際、前記他群側の歯車を前
記中間歯車に噛合して前記一群側の歯車を回動し、前記
他群の先端を前記一群の先端側に寄せ、同一群の先端を
前記他群の先端の逆向きに寄せるようにした構成として
いる。
め、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱交換器と送
風ファンとを設け、前記吹出口に、少なくとも一枚の上
下風向板と、複数の連結板により連結された左右風向板
群とを回動自在に軸支してなる空気調和機において、前
記左右風向板群の相隣る両左右風向板の支軸に、相対向
する周縁部にのみ歯部を備えた歯車を設け、同両歯車の
支軸を結ぶ直線を底辺とした二等辺三角形状の頂点に、
前記相隣る両左右風向板の先端を近寄せた時に前記両歯
車と歯合する中間歯車を回転自在に設け、前記左右風向
板群の一群の先端を他群の先端に向けて回動した際、前
記一群側の歯車を前記中間歯車に噛合し、他群の先端を
一群の先端に向けて回動した際、前記他群側の歯車を前
記中間歯車に噛合して前記一群側の歯車を回動し、前記
他群の先端を前記一群の先端側に寄せ、同一群の先端を
前記他群の先端の逆向きに寄せるようにした構成として
いる。
【０００６】また、前記歯車の歯部の両側面と、同歯車
の中心とを結ぶ線がほぼ直角になるように形成した構成
としている。
の中心とを結ぶ線がほぼ直角になるように形成した構成
としている。
【０００７】また、前記左右風向板群の相隣る両左右風
向板の支軸と、同支軸に対応する前記歯車の挿通孔と
を、少なくとも一つの平坦部を設けて嵌合した構成とし
ている。
向板の支軸と、同支軸に対応する前記歯車の挿通孔と
を、少なくとも一つの平坦部を設けて嵌合した構成とし
ている。
【０００８】また、前記左右風向板群の相隣る両左右風
向板の支軸の先端部に、同支軸に比して大径でなる第一
頭部を設け、同第一頭部および前記支軸に、先端を開口
した第一スリットを設けた構成としている。
向板の支軸の先端部に、同支軸に比して大径でなる第一
頭部を設け、同第一頭部および前記支軸に、先端を開口
した第一スリットを設けた構成としている。
【０００９】また、前記中間歯車の支軸の先端部に、同
支軸に比して大径でなる第二頭部を設け、同第二頭部お
よび前記支軸に、先端を開口した第二スリットを設ける
一方、前記支軸に対応して前記吹出口に軸受孔を設け、
同軸受孔に前記第二スリットにより弾性変形させた前記
第二頭部および前記支軸を挿入して前記中間歯車を回転
自在に軸支した構成としている。
支軸に比して大径でなる第二頭部を設け、同第二頭部お
よび前記支軸に、先端を開口した第二スリットを設ける
一方、前記支軸に対応して前記吹出口に軸受孔を設け、
同軸受孔に前記第二スリットにより弾性変形させた前記
第二頭部および前記支軸を挿入して前記中間歯車を回転
自在に軸支した構成としている。
【００１０】また、前記中間歯車とその支軸とを、一体
的に形成した構成としている。
的に形成した構成としている。
【００１１】更に、前記歯車と、前記中間歯車およびそ
の支軸とを、摺動性を有する合成樹脂製により形成した
構成としている。
の支軸とを、摺動性を有する合成樹脂製により形成した
構成としている。
【００１２】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、連結
板で連結された左右風向板群の相隣る両左右風向板の先
端を互いに近寄せる側に回動した際、同両先端が所定の
間隙を有するようにして通風量が減少しないようにし、
相隣る前記左右風向板に結露が発生しないよう防止した
空気調和機となる。
板で連結された左右風向板群の相隣る両左右風向板の先
端を互いに近寄せる側に回動した際、同両先端が所定の
間隙を有するようにして通風量が減少しないようにし、
相隣る前記左右風向板に結露が発生しないよう防止した
空気調和機となる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図１と、図２（Ａ）乃至図２（Ｃ）とにお
いて、１は空気調和機本体、２は同本体１に着脱可能に
被せられた前面カバーと同本体１の上面部とに設けられ
た吸込口、３は同吸込口２と後述する吹出口とを結ぶ空
気通路に設けられ、同吸込口２から吸い込まれた空気を
熱交換する熱交換器、４は前記空気通路に設けられ、熱
交換された空気を後述する吹出口に送出する送風ファ
ン、５は前記熱交換器３で熱交換された空気を室内に向
けて吹き出すための吹出口、5aは同吹出口５の下部を構
成する送風ケーシング、６は同送風ケーシング5aに支軸
6aにより回動自在に軸支され後述する連結板により連結
された左右風向板群、７は前記吹出口５に設けられた支
持片7bに、両側に設けられた支軸が回動自在に軸支され
た少なくとも一枚の上下風向板、８は前記左右風向板群
６を連結した複数の連結板である。
に説明する。図１と、図２（Ａ）乃至図２（Ｃ）とにお
いて、１は空気調和機本体、２は同本体１に着脱可能に
被せられた前面カバーと同本体１の上面部とに設けられ
た吸込口、３は同吸込口２と後述する吹出口とを結ぶ空
気通路に設けられ、同吸込口２から吸い込まれた空気を
熱交換する熱交換器、４は前記空気通路に設けられ、熱
交換された空気を後述する吹出口に送出する送風ファ
ン、５は前記熱交換器３で熱交換された空気を室内に向
けて吹き出すための吹出口、5aは同吹出口５の下部を構
成する送風ケーシング、６は同送風ケーシング5aに支軸
6aにより回動自在に軸支され後述する連結板により連結
された左右風向板群、７は前記吹出口５に設けられた支
持片7bに、両側に設けられた支軸が回動自在に軸支され
た少なくとも一枚の上下風向板、８は前記左右風向板群
６を連結した複数の連結板である。
【００１４】前記連結板８で連結された前記左右風向板
群６の相隣る両左右風向板６に設けられた前記支軸6a
は、相対向する周縁部にのみ歯部を備えた歯車9aおよび
9bを設けており、前記支軸6aを結ぶ直線を底辺とした二
等辺三角形状の頂点には、支軸10a を備えて前記相隣る
両左右風向板６の先端を近寄せた時に前記両歯車9aおよ
び9bと歯合する中間歯車10が回転自在に設けられたた構
成となっている。
群６の相隣る両左右風向板６に設けられた前記支軸6a
は、相対向する周縁部にのみ歯部を備えた歯車9aおよび
9bを設けており、前記支軸6aを結ぶ直線を底辺とした二
等辺三角形状の頂点には、支軸10a を備えて前記相隣る
両左右風向板６の先端を近寄せた時に前記両歯車9aおよ
び9bと歯合する中間歯車10が回転自在に設けられたた構
成となっている。
【００１５】前記歯車9aおよび9bの歯部の両側面と、同
歯車9aおよび9bの回転中心とを結ぶ線は、ほぼ直角にな
るように形成したことにより、図４（Ａ）で示した左右
風向板群６の一群の前端を他群側に回動した際、図２
（Ｂ）で示すように、同一群の左右風向板６の前記支軸
6aに設けられた前記歯車9bが前記中間歯車10に歯合し、
次に、他群の前端を矢印ａで示すように一群側に回動し
た際、前記歯車9aの歯部が矢印ｂで示すように回動して
前記中間歯車10に歯合し、同中間歯車10が矢印ｃで示す
ように回動することによって、同中間歯車10に歯合した
前記歯車9bが矢印ｄで示すように回動して前記一群の前
端が矢印ｅで示すように前記他群の逆向きに回動するよ
うになっており、これによって、前記他群の先端を前記
一群の先端側に寄せた際、同一群の先端を前記他群の先
端の逆向きに寄せるようにした構成となり、前記一群の
左右風向板６の前端と前記他群の左右風向板６の前端と
が近接または当接することがなく、適宜間隙を有するこ
とができるようにした構成となっている。
歯車9aおよび9bの回転中心とを結ぶ線は、ほぼ直角にな
るように形成したことにより、図４（Ａ）で示した左右
風向板群６の一群の前端を他群側に回動した際、図２
（Ｂ）で示すように、同一群の左右風向板６の前記支軸
6aに設けられた前記歯車9bが前記中間歯車10に歯合し、
次に、他群の前端を矢印ａで示すように一群側に回動し
た際、前記歯車9aの歯部が矢印ｂで示すように回動して
前記中間歯車10に歯合し、同中間歯車10が矢印ｃで示す
ように回動することによって、同中間歯車10に歯合した
前記歯車9bが矢印ｄで示すように回動して前記一群の前
端が矢印ｅで示すように前記他群の逆向きに回動するよ
うになっており、これによって、前記他群の先端を前記
一群の先端側に寄せた際、同一群の先端を前記他群の先
端の逆向きに寄せるようにした構成となり、前記一群の
左右風向板６の前端と前記他群の左右風向板６の前端と
が近接または当接することがなく、適宜間隙を有するこ
とができるようにした構成となっている。
【００１６】前記一群の左右風向板６の前端と、前記他
群の左右風向板６の前端とは、適宜間隙を有することが
できるようにしたことにより、これら両前端の近傍で吹
出空気がぶつかり合うことがなくなって風量が減少して
しまわないようになり、室内の空気が相隣る前記両左右
風向板６の前端から流入しなくなって、相隣る同両左右
風向板６に結露が発生しないようにした構成となってい
る。
群の左右風向板６の前端とは、適宜間隙を有することが
できるようにしたことにより、これら両前端の近傍で吹
出空気がぶつかり合うことがなくなって風量が減少して
しまわないようになり、室内の空気が相隣る前記両左右
風向板６の前端から流入しなくなって、相隣る同両左右
風向板６に結露が発生しないようにした構成となってい
る。
【００１７】また、前記左右風向板群６の相隣る両左右
風向板６の支軸6aと、同支軸6aに対応する前記歯車9aお
よび9bの挿通孔とは、少なくとも一つの平坦部ｆを設け
て嵌合したことにより、前記支軸6aが回動することによ
って前記歯車9aおよび9bを正確に回転できるようにした
構成となっている。
風向板６の支軸6aと、同支軸6aに対応する前記歯車9aお
よび9bの挿通孔とは、少なくとも一つの平坦部ｆを設け
て嵌合したことにより、前記支軸6aが回動することによ
って前記歯車9aおよび9bを正確に回転できるようにした
構成となっている。
【００１８】また、前記左右風向板群６の相隣る両左右
風向板６の支軸6aの先端部は、同支軸6aに比して大径で
なる第一頭部6bを設け、同第一頭部6bおよび前記支軸6a
に、先端を開口した第一スリット6cを設けたことによ
り、前記第一頭部6bおよび前記支軸6aを弾性変形させて
前記歯車9aおよび9bの挿通孔に容易に嵌入できるように
した構成となっている。
風向板６の支軸6aの先端部は、同支軸6aに比して大径で
なる第一頭部6bを設け、同第一頭部6bおよび前記支軸6a
に、先端を開口した第一スリット6cを設けたことによ
り、前記第一頭部6bおよび前記支軸6aを弾性変形させて
前記歯車9aおよび9bの挿通孔に容易に嵌入できるように
した構成となっている。
【００１９】また、前記第一頭部6bの先端に円弧状また
は直線状の第一傾斜部を設けたことにより、前記第一頭
部6bの先端を前記歯車9aおよび9bの挿通孔に挿入する
際、容易に挿入できるようにした構成となっている。
は直線状の第一傾斜部を設けたことにより、前記第一頭
部6bの先端を前記歯車9aおよび9bの挿通孔に挿入する
際、容易に挿入できるようにした構成となっている。
【００２０】また、前記中間歯車10の支軸10a の先端部
は、同支軸10a に比して大径でなる第二頭部10b を設
け、同第二頭部10b および前記支軸10a に、先端を開口
した第二スリット10c を設ける一方、前記支軸10a に対
応して前記吹出口５を構成する前記送風ケーシング5aに
軸受孔を設け、同軸受孔に前記第二スリット10c により
弾性変形させた前記第二頭部10b および前記支軸10a を
挿入して前記中間歯車10を容易に回転自在に軸支できる
ようにした構成となっている。
は、同支軸10a に比して大径でなる第二頭部10b を設
け、同第二頭部10b および前記支軸10a に、先端を開口
した第二スリット10c を設ける一方、前記支軸10a に対
応して前記吹出口５を構成する前記送風ケーシング5aに
軸受孔を設け、同軸受孔に前記第二スリット10c により
弾性変形させた前記第二頭部10b および前記支軸10a を
挿入して前記中間歯車10を容易に回転自在に軸支できる
ようにした構成となっている。
【００２１】また、前記第二頭部10b の先端は、円弧状
または直線状の第二傾斜部を設けたことより、前記第二
頭部10b の先端を前記送風ケーシング5aの軸受孔に容易
に挿入して正確に軸支できるようにした構成となってい
る。
または直線状の第二傾斜部を設けたことより、前記第二
頭部10b の先端を前記送風ケーシング5aの軸受孔に容易
に挿入して正確に軸支できるようにした構成となってい
る。
【００２２】また、前記中間歯車10とその支軸とを一体
的に形成したことにより、寸法形状が精度よく仕上げら
れると共に、コスト的に有利な構成となっている。
的に形成したことにより、寸法形状が精度よく仕上げら
れると共に、コスト的に有利な構成となっている。
【００２３】また、前記歯車9aおよび9bと、前記中間歯
車10およびその支軸10a とは、摺動性を有する例えばポ
リプロピレン等の合成樹脂製によって形成したことによ
り、前記歯車9aおよび9bと前記中間歯車10とが円滑に歯
合して前記左右風向板６を正確に回動できるようにした
構成となっている。
車10およびその支軸10a とは、摺動性を有する例えばポ
リプロピレン等の合成樹脂製によって形成したことによ
り、前記歯車9aおよび9bと前記中間歯車10とが円滑に歯
合して前記左右風向板６を正確に回動できるようにした
構成となっている。
【００２４】以上の構成により、図１と、図２（Ａ）乃
至図２（Ｃ）とで示すように、前記一群の左右風向板６
の前記支軸6aに設けられた前記歯車9bを前記中間歯車10
に歯合し、他群の左右風向板６の先端を矢印ａで示すよ
うに一群側に向けて回動した際、前記歯車9aの歯部が矢
印ｂで示すように回動して前記中間歯車10に歯合し、同
中間歯車10が矢印ｃで示すように回動することによっ
て、同中間歯車10に歯合した前記歯車9bが矢印ｄで示す
ように回動し、前記一群の左右風向板６の前端が矢印ｅ
で示すように前記他群の先端の左右風向板６の逆向きに
寄せるように回動して、前記一群の左右風向板６の前端
と前記他群の左右風向板６の前端とが近接または当接し
ないよう適宜間隙を有することができるようになり、こ
れら両前端の近傍で吹出空気がぶつかり合わないように
して通風量が減少しないようにし、室内の空気が相隣る
前記両左右風向板６の前端から流入しなくなって、相隣
る同両左右風向板６に結露が発生しないようにした空気
調和機となる。
至図２（Ｃ）とで示すように、前記一群の左右風向板６
の前記支軸6aに設けられた前記歯車9bを前記中間歯車10
に歯合し、他群の左右風向板６の先端を矢印ａで示すよ
うに一群側に向けて回動した際、前記歯車9aの歯部が矢
印ｂで示すように回動して前記中間歯車10に歯合し、同
中間歯車10が矢印ｃで示すように回動することによっ
て、同中間歯車10に歯合した前記歯車9bが矢印ｄで示す
ように回動し、前記一群の左右風向板６の前端が矢印ｅ
で示すように前記他群の先端の左右風向板６の逆向きに
寄せるように回動して、前記一群の左右風向板６の前端
と前記他群の左右風向板６の前端とが近接または当接し
ないよう適宜間隙を有することができるようになり、こ
れら両前端の近傍で吹出空気がぶつかり合わないように
して通風量が減少しないようにし、室内の空気が相隣る
前記両左右風向板６の前端から流入しなくなって、相隣
る同両左右風向板６に結露が発生しないようにした空気
調和機となる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明によると、連結板で
連結された左右風向板群の相隣る両左右風向板の先端を
互いに近寄せる側に回動した際、同両先端が所定の間隙
を有するようになって通風量が減少しないようになり、
相隣る前記左右風向板に結露が発生しないよう防止した
空気調和機となる。
連結された左右風向板群の相隣る両左右風向板の先端を
互いに近寄せる側に回動した際、同両先端が所定の間隙
を有するようになって通風量が減少しないようになり、
相隣る前記左右風向板に結露が発生しないよう防止した
空気調和機となる。
【図１】本発明による空気調和機の断面図である。
【図２】本発明による空気調和機の要部説明図で、
（Ａ）は左右風向板群と連結板および歯車との組立状態
を示し、（Ｂ）は歯車と中間歯車との歯合状態を示し、
（Ｃ）は中間歯車の組付状態を示す。
（Ａ）は左右風向板群と連結板および歯車との組立状態
を示し、（Ｂ）は歯車と中間歯車との歯合状態を示し、
（Ｃ）は中間歯車の組付状態を示す。
【図３】従来例による空気調和機の断面図である。
【図４】従来例による空気調和機の要部説明図で、
（Ａ）は左右風向板群と連結板との組立状態を示し、
（Ｂ）は相隣る両左右風向板の先端を互いに近寄せる側
に回動した状態を示す。
（Ａ）は左右風向板群と連結板との組立状態を示し、
（Ｂ）は相隣る両左右風向板の先端を互いに近寄せる側
に回動した状態を示す。
１ 空気調和機本体 ２ 吸込口 ３ 熱交換器 ４ 送風ファン ５ 吹出口 5a 送風ケーシング ６ 左右風向板群 6a 左右風向板群の支軸 6b 第一頭部 6c 第一スリット ７ 上下風向板 7a 上下風向板の支軸 7b 支持片 ８ 連結板 9a，9b 歯車 10 中間歯車 10a 中間歯車の支軸 10b 第二頭部 10c 第二スリット ｆ 平坦部
Claims (7)
- 【請求項１】 吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、熱
交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口に、少なくと
も一枚の上下風向板と、複数の連結板により連結された
左右風向板群とを回動自在に軸支してなる空気調和機に
おいて、 前記左右風向板群の相隣る両左右風向板の支軸に、相対
向する周縁部にのみ歯部を備えた歯車を設け、同両歯車
の支軸を結ぶ直線を底辺とした二等辺三角形状の頂点
に、前記相隣る両左右風向板の先端を近寄せた時に前記
両歯車と歯合する中間歯車を回転自在に設け、 前記左右風向板群の一群の先端を他群の先端に向けて回
動した際、前記一群側の歯車を前記中間歯車に噛合し、
他群の先端を一群の先端に向けて回動した際、前記他群
側の歯車を前記中間歯車に噛合して前記一群側の歯車を
回動し、前記他群の先端を前記一群の先端側に寄せ、同
一群の先端を前記他群の先端の逆向きに寄せるようにし
たことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 前記歯車の歯部の両側面と、同歯車の中
心とを結ぶ線がほぼ直角になるように形成したことを特
徴とする請求項１記載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記左右風向板群の相隣る両左右風向板
の支軸と、同支軸に対応する前記歯車の挿通孔とを、少
なくとも一つの平坦部を設けて嵌合したことを特徴とす
る請求項１記載の空気調和機。 - 【請求項４】 前記左右風向板群の相隣る両左右風向板
の支軸の先端部に、同支軸に比して大径でなる第一頭部
を設け、同第一頭部および前記支軸に、先端を開口した
第一スリットを設けたことを特徴とする請求項１または
請求項３記載の空気調和機。 - 【請求項５】 前記中間歯車の支軸の先端部に、同支軸
に比して大径でなる第二頭部を設け、同第二頭部および
前記支軸に、先端を開口した第二スリットを設ける一
方、前記支軸に対応して前記吹出口に軸受孔を設け、同
軸受孔に前記第二スリットにより弾性変形させた前記第
二頭部および前記支軸を挿入して前記中間歯車を回転自
在に軸支したことを特徴とする請求項請求項１記載の空
気調和機。 - 【請求項６】 前記中間歯車とその支軸とを、一体的に
形成したことを特徴とする請求項１または請求項５記載
の空気調和機。 - 【請求項７】 前記歯車と、前記中間歯車およびその支
軸とを、摺動性を有する合成樹脂製により形成したこと
を特徴とする請求項１、請求項２、請求項３、請求項５
または請求項６記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP09793096A JP3309950B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09793096A JP3309950B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 空気調和機 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09287765A true JPH09287765A (ja) | 1997-11-04 |
| JP3309950B2 JP3309950B2 (ja) | 2002-07-29 |
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ID=14205402
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09793096A Expired - Fee Related JP3309950B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 空気調和機 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3309950B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104101072A (zh) * | 2013-04-15 | 2014-10-15 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种扫风叶片装置及具有其的空调器 |
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-
1996
- 1996-04-19 JP JP09793096A patent/JP3309950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN104101072A (zh) * | 2013-04-15 | 2014-10-15 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种扫风叶片装置及具有其的空调器 |
| CN104101072B (zh) * | 2013-04-15 | 2018-08-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种扫风叶片装置及具有其的空调器 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3309950B2 (ja) | 2002-07-29 |
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