JP2001065967A - 空気調和機の風向調節装置 - Google Patents
空気調和機の風向調節装置Info
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Abstract
に縦羽根の揺動角度範囲を簡単に狭めることのできる空
気調和機の風向調節装置を提供する。 【解決手段】 複数枚の縦羽根9を取付枠11に枢着
し、これらの縦羽根9を連動板13によって左右に揺動
させて吹出方向を変えるようにした空気調和機1の風向
調節装置において、前記縦羽根9は連動軸および連動板
との当接縁を有し、かつ、連動板は前記縦羽根9の連動
軸17が嵌合される複数の連動孔21を連動板13の長
手方向に沿って表裏非対称になるように設け、連動板1
3の表側の使用状態と裏側の使用状態において縦羽根9
の当接縁18と連動板13の端縁との接触位置が異なる
ようにした。
Description
される調和空気の方向を変える風向調節装置に関する。
に、吸込口3と吹出口6とを有するケーシング2内に、
熱交換器4とクロスフローファン型送風機5とを収容
し、吸込口3からフィルタを介して吸い込んだ空気を熱
交換器4で加熱または冷却した後、クロスフローファン
5により吹出口6から吹き出している。
は吹出風の方向を左右に調節する複数の縦羽根9と、吹
出風の方向を上下に調節する水平羽根15とを備えてい
る。
12に、縦羽根9の回動軸を回動自在に取り付けられ、
各縦羽根9は連動板14によって連動するように連結さ
れて風向調節装置が構成され、全ての縦羽根が同時に左
右に回動するように構成されている。
和機の風向調節装置は、冷房運転時、湿度の高い状態で
横羽根を大きく揺動して(最大揺動角度)長時間運転し
続けると室内の温度や湿度の条件によっては吹出口付近
に露が付着し、この露が床に滴下するという問題があっ
た。また、この風向調節装置は共通部品として複数の機
種の吹出口で使用されるため、室内の湿度条件以外に機
種の能力によっては羽根を大きく揺動した位置で冷房運
転をし続けると吹出口付近に露が付着して滴下するとい
う問題が生じることがあった。
したものであり、冷房運転時に縦羽根の最大揺動角度を
規制し、露の付着が生じるような縦羽根の揺動を簡単に
防ぐことのできる空気調和機の風向調節装置を提供する
ことを目的とする。
に、本発明は取付枠に回動自在に取り付けられた複数の
縦羽根と、これらの縦羽根を同時に左右に揺動させる連
動板とを備え調和空気の吹出方向を変えるように成した
空気調和機の風向調節装置において、縦羽根は、連動板
の連動孔に嵌まる連動軸と、予め定めた角度以上吹出方
向を変えた際に連動板に当たり吹出方向の規制を行う当
接縁とを備え、連動板は複数の連動孔を連動板の長手方
向に沿って直線上に配置し、この直線を連動板の短手方
向の中心からずらすと共に、連動板の表側又は裏側の選
択使用を可能に構成するものである。
着脱自在に嵌められるものである。
ことを特徴とするものである。
ある。
置されているものである。
を用いて説明する。尚、従来技術として説明した図6に
示す連動板14を図4に示す連動板13に変えるものが
本発明のなので、本発明の前提となる説明は図6の説明
を共通して用いることができるので省略する。
13は長方形状の細長い樹脂製の板であり、この板には
複数の連動孔21が一方の長辺から寸法L、他方の長辺
からは寸法Lより小さな寸法Mの位置に、かつ、これら
長辺に平行な直線上に配設されている。(以下連動孔2
1から寸法Lの遠い方の長辺を遠方側長辺23a、連動
孔21から寸法Mの近い方の長辺を近方側長辺23bと
いう。)図3は縦羽根9の側面図である。縦羽根9は樹
脂製の平らな板であり、取付枠11に設けられた回動孔
12に回動自在に嵌まる回動軸16と連動板13の連動
孔21に嵌まる連動軸17とを有している。
右に揺動される。縦羽根9は風向を左右に案内すると共
に、風向を変える操作部でもある。連動軸17は回動軸
16の軸方向と平行に、かつ回動軸16の先端方向と反
対方向に軸の先端を突出させて連動板13の連動孔21
に着脱自在に嵌められている。
連動軸17に平行に間隔Eを持って揺動制限縁(以下当
接縁という)18が形成されている。
められる連動孔21を連動板13の長手方向に沿った直
線上に配置し、表側と裏側とで非対称になるよう寸法L
及び寸法Mを設定している。また、連動板13は表側と
裏側とのどちら側からでも連動軸17が嵌合され、連動
板13を動かすことによって縦羽根9全体を連動して左
右に揺動できるものである。
成され、遠方側長辺23aと近方側長辺23bとを区別
する目印にしている。また、遠方側長辺23aの端部に
は突起片24が設けられ、この突起片24と短辺との距
離が突起片24近傍の連動孔21と短辺との距離とほぼ
同じ距離に形成されている。
る。取付枠11の回動孔12には、縦羽根9の回動軸1
6をほぼ下向きに、縦羽根9の連動軸17を後方(風上
側)にして枢着されている。連動板13は縦羽根9の連
動軸17に近方側長辺23bを縦羽根9側(前方側)に
して枢着されている。
軸17と当接縁18との距離Eが連動板13のM寸法よ
り大きいため、連動板13の近方側長辺23bと当接縁
18との間には縦羽根9の左右の大きな揺動に充分な間
隔が確保されている。
の前縁(図の下方側)を右に揺動すると連動板13が左
方向に動いて近方側長辺23bと当接縁18との間隔が
狭まり、縦羽根9が所定角度(図2では、例えば約45
度の角度)で当接縁18と当接する。同様に縦羽根9の
前縁を左に揺動すると、縦羽根9が所定角度で当接縁1
8と当接し、この左右の揺動角度範囲で風向が調節され
る。
れている。この縦羽根9の最大揺動角度は、連動軸17
と当接縁18との間の寸法Eに対して連動板13の連動
孔21と長辺23との間の寸法を変えることによって変
わるものである。
り、近方側長辺23aを縦羽根9側にしても、また、遠
方側長辺23aを縦羽根9側にしても、連動軸17に枢
着することができる。
羽根13側に向け連動軸17に枢着すると、近方側長辺
23aを縦羽根9側に向け枢着する場合に比べ、長辺2
3と当接縁18との間隔が狭まるため、縦羽根9の揺動
する角度が小さいうちに当接縁18と長辺23とが当接
する。図5では、この左右20度の揺動角度範囲で風向
が調節される。
の連動孔21を連動板13の長手方向に沿って両長辺2
3a、23bの中心から偏って配設し、かつどちらの長
辺23を縦羽根側に向けても縦羽根9の連動軸17に枢
着することができるので、風向調節装置8を組み立てる
時に、連動板13の表裏を反転させることにより、1つ
の連動板14で2通りの最大揺動角度を持つ風向調節装
置8を提供することができる。
縦羽根9の連動軸17を枢着することができるので、風
向調節装置8組立時に、組立作業時に誤って組み立てら
れるおそれがあるので、これを避けるため、連動板14
の一方の長辺には切欠22と突起片24が形成されてい
る。
したときの風向調節装置の平面図であり、図8は図7の
部分拡大図である。
3aと近方側長辺23aとを区別するための目印であ
り、突起片24は同様な区別と併せて縦羽根9の揺動を
極端に制限するものとして設けられている。突起片24
を縦羽根9の揺動を制限するときの長辺側に設ければ、
縦羽根9をわずかに左方向に揺動しても、突起片24が
縦羽根9の当接縁18に当接して動かなくなるので、縦
羽根9を少し左右に揺動させることによって、揺動制限
の組立をしたのか連動板13を誤って取り付けたのかは
組立後であっても容易に確認できる。
9側に向けて風向調節装置8を組み立てるときには、突
起片24をニッパー等で切除しなければ実用的な揺動を
確保できないこともあるが、この突起片24は切断しや
すい端に形成されているので、切除作業に困難さはな
い。また、突起片24は切断しないと突起片24側を使
用できないときは、使用頻度の少ない側の長辺に設けら
れる。
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
風向調節装置の連動板と縦羽根の縁を当接させて縦羽根
の揺動角度範囲を制限する構成の風向調節装置におい
て、連動板の縦羽根の当接する縁までの距離を連動板の
長辺と連動軸との寸法によって2通りの縦羽根の揺動角
度を設定して縦羽根の揺動角度範囲の通常使用と揺動角
度範囲を狭めた特別使用の設計が容易にできるようにし
たので、室内の温度や湿度の特殊な条件によつて空気吹
出口付近に露が付着するようなときにも、吹出風の左右
の揺動角を制限してこのような露付きを防止した空気調
和機を提供することができる。
ときには突起片を切断しないと正常に使えないようして
おき、誤って組み立てた場合や風向調節装置組立後に確
認する場合にも容易に調べることができるものであり、
より確実に露付きを防止した空気調和機を提供すること
ができる。
図である。
である。
す側断図である。
風向調節装置の平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 取付枠に回動自在に取り付けられた複数
の縦羽根と、これらの縦羽根を同時に左右に揺動させる
連動板とを備え調和空気の吹出方向を変えるように成し
た空気調和機の風向調節装置において、前記縦羽根は、
前記連動板の連動孔に嵌まる連動軸と、予め定めた角度
以上吹出方向を変えた際に連動板に当たり吹出方向の規
制を行う当接縁とを備え、前記連動板は複数の連動孔を
連動板の長手方向に沿って直線上に配置し、この直線を
連動板の短手方向の中心からずらすと共に、連動板の表
側又は裏側の選択使用を可能に構成することを特徴とす
る空気調和機の風向調節装置。 - 【請求項2】 前記縦羽根の連動軸は前記連動板の連動
孔に着脱自在に嵌められることを特徴とする請求項1に
記載の空気調和機の風向調節装置。 - 【請求項3】 前記連動板は一長辺に突起片を形成した
ことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の風向調
節装置。 - 【請求項4】 前記突起片は長辺の端に形成したことを
特徴とする請求項3に記載の空気調和機の風向調節装
置。 - 【請求項5】 前記連動板は前記縦羽根と交差するよう
に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の空
気調和機の風向調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24336899A JP4152044B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 空気調和機の風向調節装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008292099A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機 |
KR101431834B1 (ko) | 2007-12-21 | 2014-08-26 | 엘지전자 주식회사 | 공조장치 |
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1999
- 1999-08-30 JP JP24336899A patent/JP4152044B2/ja not_active Expired - Fee Related
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