JPH09287391A - トンネルのセグメントの裏込め材注入用袋体及びトンネルのセグメントの裏込め方法 - Google Patents

トンネルのセグメントの裏込め材注入用袋体及びトンネルのセグメントの裏込め方法

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JPH09287391A
JPH09287391A JP8122644A JP12264496A JPH09287391A JP H09287391 A JPH09287391 A JP H09287391A JP 8122644 A JP8122644 A JP 8122644A JP 12264496 A JP12264496 A JP 12264496A JP H09287391 A JPH09287391 A JP H09287391A
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太司 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セグメントの背面に取り付けられた袋体が裏
込め材によって膨張してセグメントと地山の空間をシー
ルするための裏込め材注入用袋体であって、袋体同志の
突き合わせ部や地山との間に隙間が生じにくいトンネル
のセグメントの裏込め材注入用袋体を提供することを目
的としている。また、袋体同志の突き合わせ部や地山と
の間に隙間が生じにくいトンネルのセグメントの裏込め
方法を提供する。 【解決手段】 袋体5の長さ方向の両端に余尺部分21
を形成し、余尺部分21が開く程度を制限するととも
に、裏込め材が注入され適当な圧力になると解離可能な
縫製部(制限部材)22を、袋体5の幅方向に延在して
設ける。すると、余尺部分21が開く程度を制限しなが
ら裏込め材を注入し、余尺部分21を残したまま袋体5
が膨張して地山に接する第1工程と、更に裏込め材を注
入して余尺部分21が開く第2工程とに分けることが出
来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド工法など
でトンネルを構築する際にセグメントと地山の間をシー
ルする為に用いられるトンネルのセグメントの裏込め材
注入用袋体及びトンネルのセグメントの裏込め方法に関
する。
【0002】シールド工法は、シールドと呼ばれるトン
ネル掘削機を地中に推進させて土砂の崩壊を防ぎながら
その内部で安全に掘削作業や覆工作業を行ってトンネル
を構築していくものである。このシールド工法の詳細を
図11により説明する。
【0003】図11において、1は地山、2は覆工部材
としてのセグメントリングSRを形成するセグメント、
3は地山1との間の空間(余掘)6を完全に充填するた
めの裏込め材、4は地山を推進掘削するシールド機であ
る。
【0004】シールド機4は、前からフード部4a、ガ
ーダー部4b、テール部4cと呼ばれる3つの異なる機
能を有する部分で構成される。最先端のフード部4aで
切羽の切削を行いつつ、テール部4c内でセグメント2
を組み立ててセグメントリングSRを形成して一次覆工
を行う。ガーダー部4b内に複数のジャッキ4dがセグ
メントリングSRに押し当て可能に配設されており、こ
のジャッキ4dの推力でシールド機4は前方に推進す
る。覆工部材の一部であるセグメントリングSRを形成
するセグメント2は、コンクリート、鋼、鋳鉄及びこれ
らを合成したものであり、ジャッキ4dの推力の反力受
けとしての役目、トンネル施工中の支保工としての役
割、単独又は二次覆工材と併用して永久的な覆工構造物
としての役割を果たしている。裏込め材3は、モルタ
ル,コンクリート等であり、セグメントリングSRの背
部の余掘6を完全に充填することにより、覆工完成後の
地山1のゆるみを防ぎ、土圧を覆工に均一に伝える役割
を果たす。
【0005】裏込め材3は流動材であるため、カバー機
能を有するテール部4cが通過した後のセグメントリン
グSRの背面に対して裏込め材3が注入される。しかし
ながら、テール部4cのカバー機能は完全ではなく、テ
ール部4c直後のセグメントリングSRに対して裏込め
材3を注入すると、裏込め材3がテール部4cと地山と
の隙間を経てシールド機4の切羽前方にまわりカッター
ヘッドや土砂運搬用コンベアに悪影響を及ぼす。そこ
で、裏込め材3の注入はシールド機4から相当距離隔て
たセグメントリングSRに対して行われ、裏込め材3が
シールド機4まで至らないようにしている。そのため、
隣接するもの同志がボルト接合されたセグメントリング
SRの先端部分は不安定な状態になっており、ジャッキ
4dの推力で変形したりする。セグメントリングSRが
変形すると、修復のために多大な時間と労力を費やすこ
とになる。
【0006】シールド機4直後のセグメントリングSR
に対して裏込め材3を注入できると、切羽に近いセグメ
ントリングSRが地山1に固定され、セグメントリング
SRはジャッキ圧に対して強くなる。また、トンネルの
急曲線部では、セグメントリングSRの背面の余堀6に
大小ができるため、セグメントリングSRは益々不安定
になり易く、できるだけ早い時期に裏込め材3を注入す
ることが望ましい。
【0007】そこで、裏込め材3の早期注入を可能にす
るために、図12のように、セグメント2の背面に袋体
101を取付け、袋体101に裏込め材3を注入し、袋
体101で余堀部6を埋める裏込め工法が採用されてい
る。この袋体101は、裏込め材3の水分は通しても裏
込め材3の硬化性を有する成分は通さないという濾過性
能を有するとともに、裏込め材を注入する際の内圧(外
水圧と注入圧との差)に耐えるような材質であって、セ
グメント2の背面の余堀部6を完全に埋め尽くすだけの
体積を有するものに形成されている。この袋体101を
用いることによって、セグメント2の早期固定と、裏込
め材3のシールド機4への漏れ込み防止のシールとの両
立を達成できる。
【0008】このような裏込め材注入用袋体101が取
り付けられたセグメント2の従来例としては、特開昭6
3−63893号公報や特開昭63−63894号に開
示されるものが知られている。図13に示すように、セ
グメント2は、円弧状に湾曲した長方形であり、組立て
るとリングになるセグメント本体11の上面地山側の周
方向端面のリブ板12と軸方向端面のリブ板13を立設
し、リブ板12,13で囲われた空間内に袋体101を
取付け、リブ板12,13に破裂可能な蓋体14を接着
してなっている。なお符号15はセグメント同志をトン
ネルの軸方向に接続するためのボルト孔である。
【0009】袋体101は、セグメント2の背面の余堀
部6を完全に埋め尽くすための体積を有するものに形成
されているため、少なくとも周方向の両端が折り畳まれ
てセグメント2の背面の空間内に収納されている。また
折り畳まれた袋体101内に裏込め材を注入するための
注入口102が袋体101の底面の略中央に設けられて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなセグメント
2はトンネルの周方向に接続されてリングを形成するた
め、上下に配設されるセグメント2や横に配設されるセ
グメント2がある。特に横に配設されたセグメント2に
あっては、袋体101が裏込め材3の自重によって垂れ
下がり、垂れ下がり状態のまま裏込め材3が充填される
と、袋体101と地山1との間や袋体101同志の突き
合わせ部に隙間が生じ、シールド機に対するシールが不
完全になるという問題点があった。
【0011】発明者らの知見に基づき、この問題点が生
じる状態を図14で説明する。図14(a)は注入口1
02から裏込め材3を注入する前の状態を示し、図14
(b)→図14(c)→図14(d)の順に裏込め材3
の充填が進んでいく。注入初期の図14(b)の状態で
は、袋体101の特に長さ方向下端の折り返し部に集中
的に裏込め材3が流れ込み、下端の折り返し部が伸びき
って垂れ下がるとともに上端の折り返し部が垂れ下がっ
た状態になって始めて袋体101が地山1に接し、これ
以上に垂れ下がらなくなる。すなわち、リブ12が強固
な場合には曲線aのように下に膨らむ。袋体101を保
護するためにリブ12が弱くなっており、その結果リブ
12が袋体101に沿って変形可能な普通の場合には、
袋体101は曲線bのように大きく下に膨らむ。そして
図14(b)→図14(c)のように、袋体101は地
山1との接触面積を増やしながら、下から上へと膨ら
む。しかし、袋体は折り返し部が垂れ下がった状態で膨
らむため、袋体と地山の間に隙間Cが生じる。この状態
で図示されない上側の袋体に裏込め材を注入すると、図
14(e)と同様にこの袋体も折り返し部が垂れ下がっ
た状態で膨らみ、図14(d)のようになるため、隙間
Cを無くすことができない。また、下端の袋体が所定の
位置で膨らんでいる場合でも、注入初期のには長さ方向
下端部の折り返し部に集中的に裏込め材が流れ込み、下
端の折り返し部が折り重なり、上端の折り返し部が垂れ
下がった状態で膨らみ、図14(e)のようになり、袋
体と地山の間に隙間Cが生じる。隙間Cが生じると、袋
体101でシールされるべき裏込め材3がシールド機に
向かって流れ出るという現象が生じていることを発見し
た。
【0012】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、セグメントの背面に取り付けられた袋体
が裏込め材によって膨張してセグメントと地山の空間を
シールするための裏込め材注入用袋体であって、袋体同
志の突き合わせ部や地山との間に隙間が生じにくくした
トンネルのセグメントの裏込め材注入用袋体を提供する
ことを目的としている。また、袋体同志の突き合わせ部
や地山との間に隙間が生じにくいトンネルのセグメント
の裏込め方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、掘削さ
れたトンネルの内面に沿って配設されるセグメントの背
面に取り付けられ、内部に注入される裏込め材によって
膨張して前記セグメントと地山の空間をシールするため
の裏込め材注入用袋体であって、前記袋体の長さ方向の
両端に余尺部分が形成され、この余尺部分が開く程度を
制限するとともに、前記裏込め材が注入され適当な圧力
になると解離可能な制限部材が、前記袋体の幅方向に延
在して設けられていることを特徴とするものである。制
限部材によって袋体長さ方向端部が垂れ下がる前に地山
に接触して、裏込め材の自重による垂れ下がりが制限さ
れる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1の発明の
構成において、前記余尺部が前記袋体の前記両端を内折
り又は外折りに折り畳んで形成され、前記制限部材が折
り畳み後の前記袋体の端側に設けられているものであ
る。制限部材が解離した後、内折り又は外折りに折り畳
まれた余尺部が開いていく。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1の発明の
構成において、前記袋体の長さ方向の少なくとも一端に
前記裏込め材の注入口か設けられているものである。注
入口の選択によって袋体を例えば下から順に膨らませる
こともできる。
【0016】請求項4記載の発明は、掘削されたトンネ
ルの内面に沿って配設されるセグメントの背面に袋体を
取り付け、この袋体の内部に注入される裏込め材によっ
て前記袋体を膨張させて前記セグメントと地山の空間を
シールする裏込め方法であって、前記袋体の両端に形成
された余尺部分が開く程度を制限しながら前記裏込め材
を注入し、前記余尺部分を残したまま前記袋体が膨張し
て前記地山に接するようにした第1工程と、更に前記裏
込め材を注入すると、前記余尺部分が開く第2工程とを
含むことを特徴とするものである。袋体の端部の余尺部
分が残ったまま膨張すると、袋体の下端の垂れ下がりが
少なくなる。
【0017】請求項5記載の発明は、掘削されたトンネ
ルの内面に沿って配設されるセグメントの背面に取り付
けられ、内部に注入される裏込め材によって膨張して前
記セグメントと地山の空間をシールするための裏込め材
注入用袋体であって、前記袋体の長さ方向を複数に分割
するとともに、前記裏込め材が注入され適当な圧力にな
ると解離可能な分割部材が、前記袋体の長さ方向に列設
されていることを特徴とするものである。分割された部
分がまず膨張し、地山と接するので垂れ下がりが少なく
なる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項5の発明の
構成において、前記裏込め材の注入口を前記袋体の長さ
方向の途中に設け、前記分割部材の解離程度を前記注入
口の両側で異ならせたものである。袋体の途中から膨ら
ませて、地山に接触させることができる。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項5の発明の
構成において、前記裏込め材の注入口を前記袋体の長さ
方向の少なくとも一端に設けたものである。袋体の例え
ば下端を垂れ下がる前に膨らませて、地山に接触させる
ことができる。
【0020】請求項8記載の発明は、掘削されたトンネ
ルの内面に沿って配設されるセグメントの背面に袋体を
取り付け、前記袋体の内部に注入される裏込め材によっ
て前記袋体を膨張させて前記セグメントと地山の空間を
シールする裏込め方法であって、前記袋体の長さ方向を
複数に分割し、裏込め材を注入することにより分割され
た前記袋体の所定部分を膨張させて前記地山に接するよ
うにした第1工程と、更に前記裏込め材を注入して、前
記袋体の残りの分割された部分を順次膨張させる第2工
程とを含むことを特徴とするものである。分割された部
分が膨張してまず地山に接触するので、垂れ下がりが少
なくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図1乃至図
4を参照しながら説明する。図1は本発明の袋体がセグ
メントに取り付けられた状態を示す斜視図であり、図2
は図1の袋体の展開及び折り畳まれた状態を示す図であ
る。
【0022】図1において、セグメント2の構造と作動
は図13で説明したものと同様であり、同じ符号を付し
てその説明を省略する。図13と異なるのは袋体5の構
造と作動である。袋体5の長さ方向の両端が内折りで折
り畳まれて余尺部分21が形成され、この余尺部分21
の端に制限部材としての縫製部22が施されている。
【0023】図2(a)の袋体5の展開図において、袋
体5は、大径筒部23と、大径筒部23の両側の円錐筒
部24,24と、円錐筒部24,24の端の小径筒部2
5,25との連続筒になっている。この袋体5はポリエ
ステル、ナイロン、テトロン、ビニロン等の合成繊維の
糸を筒状に織って形成され、裏込め材の水分は通過する
ものの、裏込め材の固形成分は通過しない程度の濾過性
(通気性)を確保している。
【0024】偏平になった袋体5の下面(腹部)に4本
のベルト27が縫い付けられている。ベルト27は例え
ばポリエステル製であり、セグメントの周方向に伸びて
おり、セグメントへの取付け部材として機能する。偏平
になった袋体5の長さ方向には地山とセグメントとの間
の空間を埋めるのに必要な膨張代を見込んだ余尺部分2
1,21が設けられている。なお、ベルト27に代わる
取付け部材として、袋体5の腹部の全面又は一部分をセ
グメント本体11の表面に接着するものであってもよ
い。
【0025】図2(b)の袋体5の折り畳み状態におい
て、袋体長さ方向の余尺部分21が内折りによって折り
畳まれ、丁度小径筒部25が両端から突出する程度まで
折り込まれている。折り込まれた長方形の袋体5の長さ
方向の端であって、幅方向に延在して制限部材としての
縫製部22が設けられている。袋体5の端の中央から突
設した小径筒部25は裏込め材の注入口になるため、小
径筒部25がある部分には縫製部22が省かれ、縫製部
22は4か所にわかれている。
【0026】縫製部22は具体的には、300デニール
ポリエステル縫製糸を使って5mmピッチで縫製したも
のである。この縫製部22における糸の材質、太さ、縫
製間隔を変えることによって、裏込め材の注入圧力に応
じた解離の程度を調整することができる。この解離の程
度は裏込め材が注入される圧力より小さい圧力で縫製部
22の糸が切れることで達成される。裏込め材の注入に
よって袋体が受ける内圧は、外水圧と注入圧との差であ
り、例えばこの差が1kg/cm2 である場合には、袋
体5内の内圧が1kg/cm2 に達する前に、縫製部2
2の糸が切れ、制限部材としての縫製部22が解離する
ようにすればよい。なお、制限部材としては縫製が加工
のし易さと解離程度の確実性と解離程度の調整性の観点
から望ましい手段であるが、これに限らず接着剤で固定
するという制限部材であってもよい。
【0027】前述した袋体5のセグメント2への取付け
状態を図3(a)により説明する。余尺部分が折り畳ま
れ、制限部材としての縫製が施された袋体5をセグメン
ト2の本体の背面に載せ、ベルト27で袋体5をセグメ
ント周方向に引っ張り、ベルト27の端をボルト28で
セグメント本体11に固定することによって袋体5をセ
グメント2に取り付ける。そして、袋体5の小径筒部2
5,25をセグメント本体11の孔から内側に引っ張り
だして、袋体5の両端からの注入口25,25を形成す
る。普通は2つの注入口25,25のうち下側を使用
し、上側をプラグする。また、袋体の一端の小径筒部を
あらかじめ封止しておき、袋体をセグメント本体に取付
けた後、セグメント本体の孔から、他端の小径筒部を引
張りだして、注入口25を1つだけ形成しても良い。
【0028】つぎに、袋体5が取り付けられたセグメン
ト2による裏込め方法を図3により説明する。図3
(a)の下側の注入口25から裏込め材を注入する。図
3(b)において、袋体5の長さ方向の端をベルト27
で固定しているため、袋体5の腹部がセグメント本体1
1の背面でずれない。裏込め材3の自重で袋体5の長さ
方向下側が膨らむが、縫製部22による開き具合の制限
部材があるため、袋体5の下側の垂れ下がりが制限され
ながら径方向に膨らんでいく。セグメント2と地山1と
の間の空間6の広さによって、袋体5の端部の膨らみ程
度が異なるが、膨らみが大きくなるとともに袋体長さ方
向下側の縫製部22の間隔が開く。開き具合に応じて順
番に縫製部22の縫製糸が切れ(制限部材が解除さ
れ)、袋体5の下側の余尺部分である折り込み部を部分
的に残したまま、膨張した袋体5が地山1に接触する
(第1工程)。袋体5が地山1に接触した後には、袋体
5の垂れ下がりは生じにくくなる。
【0029】図3(c)において、袋体5への裏込め材
3の注入によって、袋体5の背部が順次地山1に密着し
ていく。やがて、袋体5の上側端の余尺部分21が縫製
部22で制限されたまま一杯に膨らんだ図示の状態にな
る。更に裏込め材3が注入されると、上側端の縫製部2
2が切れ、袋体5の上側端は矢印g方向に緊張状態を保
ったまま膨れる(第2工程)。そして、図示されない上
側の袋体の下端の緊張状態を保った膨らみと突き合わさ
れ、図3(d)のような隙間のない袋体同志の突き合わ
せと地山1への隙間のない接触が確保される。このと
き、地山1とセグメント2との間の空間6の大きさに応
じて、余尺部分21の一部が図示のように袋体5の中に
取り込まれ、この余尺部分21によるシールの阻害が生
じないようになっている。
【0030】さらにセグメント2と袋体5との好ましい
取付け位置の関係を以下に説明する。図3(a)におい
て、袋体5の直径が地山1との間の空間の距離に等しい
とすると、袋体5には少なくとも袋体径×1/2の余尺
部分21が生じる。この余尺部分21はセグメント2の
周方向の端からはみ出る。そこで、内折り又は外折りで
余尺部分21を折り込みことになるが、その折り込み位
置は出来るだけセグメント2の周方向の端に位置させる
ことが好ましい。すなわち、図3(a)におけるセグメ
ント2の端と袋体5の端にある縫製部22との距離を短
くすることが好ましい。また図3(a)において、袋体
へのベルトの取付位置は袋体の端にある縫製部とほぼ同
じ位置が良い。
【0031】つぎに両端の幅方向に解離可能な制限部材
を設けた袋体の他の実施形態を図4により説明する。図
1と異なる点は、袋体7の折り畳み形状と制限部材とし
ての縫製部22の設け方である。袋体7は、長さ方向の
両端のみならず、幅方向にも折り畳まれており、長さ方
向の端の幅方向に縫製部22が延在している。
【0032】図5(a)のように、袋体7の長さ方向の
余尺部分21,21はセグメント2の外側に向かって外
折りされ、外折りされた後の袋体7の両端に縫製部22
が設けられている。この縫製部22は外折りされる前の
折り込み線に沿って延在するように設けられ、余尺部分
21への裏込め材の注入による折り込み部分の開き具合
が制限される。そして、袋体7の幅方向でも外折りさ
れ、セグメント本体11の背面にベルト27とボルト2
8で取り付けられる。なお、注入口29は袋体7の中央
部に設けられている。また、縫製部22は幅方向一列に
限らず、接近した幅方向2列であってもよい。
【0033】つぎに、袋体7が取り付けられたセグメン
ト2による裏込め方法を図6により説明する。図6
(a)の中央の注入口29から裏込め材を注入する。図
6(b)において、袋体7の長さ方向の端をベルト27
で固定しているため、袋体7がずり落ちない。袋体7の
下側に裏込め材3が流れ込み、裏込め材3の自重によっ
て下側の縫製部22が解離する。この解離に至るまで
に、袋体7は地山1に接するので袋体が垂れ下がること
がない。
【0034】裏込め材3の更なる注入によって、図6
(c)のように袋体7の背部と地山1との接触領域が上
側へと広がり、やがて上側の縫製部22も解離し、図6
(d)のように、地山1とセグメント2との間の空間6
の間で袋体7が均等に膨らみ、袋体7同志の突き合わせ
部や袋体7と地山1との接触部における隙間の発生が防
止される。また、袋体7における縫製部22は袋体7の
長さ方向の両端に設けることが望ましいが、上側の一端
に縫製部22を設けるものであってもよい。
【0035】図7は図5の袋体7の余尺部分21を内折
りしたものであり、この場合の縫製部22は外側に位置
する余尺部分21を内折りした袋体の端に設けられる。
【0036】以上説明した実施形態では袋体の長さ方向
の端に幅方向延在の制限部材を設けたものを説明した
が、図8乃至図10で説明する袋体8,9,10は袋体
を長さ方向に分割する解離可能な分解部材を設けたもの
である。この分解部材は図1乃至図7の制限部材と組み
合わせて使用することもできる。
【0037】図8(a)の袋体8は分割部材としての縫
製部31,32によって長さ方向に多数に分割されてい
る。縫製部31,32は袋体8の幅方向に延在し、図1
乃至図7の制限部材としての縫製部と同様に裏込め材の
注入圧力で解離可能である。袋体8の中央に突設された
注入口29の上下両側の縫製部31,32によって、中
央室33が区画される。注入口29の上側の縫製部31
によって、上側室34の多数が区画される。注入口29
の下側の縫製部32によって、下側室35の多数が区画
される。下側の縫製部32のピッチは上側の縫製部31
のピッチより小さいため、上側室34は下側室35より
広くなっている。
【0038】図8(b)のように、注入口29から裏込
め材3を注入すると、中央室33を押し広げ、上側室3
4と下側室35にも裏込め材3が流れ込んで、上側の縫
製部31と下側の縫製部32とが順番に解離していく。
すると、袋体8の背部が地山1に接し、袋体8の内部の
裏込め材3によるずり落ちが防止される(第1工程)。
そして図8(c)のように、上下の縫製部31,32の
解離が袋体の長さ方向上下に進み、袋体8の背部と地山
1との接触面積を増やしながら、袋体8が膨張し、図8
(d)の状態に至る(第2工程)。このように、袋体8
の中央部をずり落ちないようにしながら先に地山1に接
触させることにより、その後の袋体8の全体のずり落ち
が防止される。特に、袋体の長さ方向に密に配設された
縫製部32は解離した時の袋体8内の裏込め材3の自重
による下側方向への落下距離を短くし、裏込め材落下に
よる衝撃を小さくする機能を果している。
【0039】図9(a)の袋体9は分割部材としての縫
製部36によって長さ方向に多数に分割されている。具
体的には、袋体9の下側に突設された注入口29に対す
る下端室37と、下端室37に続く均等幅の多数の中間
室38と、上端室39とに分割される。図9(b)の如
く、注入口29から下端室37に裏込め材3を注入する
と、縫製部36で膨らみ程度が制限された下端室37が
コンパクトに膨張して地山1に接する(第1工程)。こ
の下端室37の地山1との接触によって袋体9のずり落
ちが防止され、裏込め材3の更なる注入によって中間室
38が縫製部36の順次の解離によって開いていき、袋
体9の背部の地山1との接触部分が増えていき、図9
(d)の状態に至る(第2工程)。
【0040】図10(a)の袋体10は分割部材として
の縫製部40,41によって長さ方向に3室に分割され
ている。具体的には、袋体10の下側に突設された注入
口29Aに対する下端室43と、袋体10の上側に突設
された注入口29Bに対する上端室44と、下端室43
と上端室44に挟まれた中間室45に分割されている。
図10(b)の如く、まず上側の注入口29Bから上端
室44に裏込め材3を注入すると、縫製部41で膨らみ
程度が制限された上端室44がコンパクトに膨張して地
山1に接する(第1A工程)。この上端室44の地山1
との接触によって袋体10のずり落ちが防止されるだけ
ではなく、図示されない上側の袋体に対する障壁46が
形成される。つぎに図10(c)の如く、下側の注入口
29Aから下端室43に裏込め材3を注入すると、縫製
部40で膨らみ程度が制限された下端室43がコンパク
トに膨張して地山1に接する(第1B工程)。このよう
に袋体10の上下端を地山1に接触させた後、下側の注
入口29Aから裏込め材3の注入を続けると、まず縫製
部40が解離して、袋体10の背部の接触部が下から拡
大していき、図10(d)の状態に至る(第2工程)。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、余尺部の開き具合を制限部材で制限
し、裏込め部材の注入初期には余尺部分を残したまま袋
体が開くようにしたため、袋体の端が地山に接触して袋
体の位置をセグメントと地山の間で固定し、その後地山
の接触部分を増やし、袋体の全体がずり落ちることを防
止するので、セグメントと地山との間の空間であって特
に袋体同志の突き合わせ部分を隙間なく埋めることがで
きるという効果を奏する。
【0042】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、内折りの場合には端に向かって張り
出すように、外折りの場合には外側に膨らむように余尺
部が変形していくため、袋体の突き合わせ部におけるシ
ールが確実になるという効果を奏する。
【0043】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、袋体の端例えば下側の端から裏込め
材を順次注入していくことを可能にし、袋体の膨張をス
ムーズに行うことができるという効果を奏する。
【0044】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明と同様に、セグメントと地山との間の空間であって特
に袋体同志の突き合わせ部分を隙間なく埋めることがで
きるという効果を奏する。
【0045】請求項5記載の発明は、袋体を分割部材で
長さ方向に分割し、所定部分を膨張させて地山に接触さ
せて固定し、残りの分割部分が順次地山に接するように
し、袋体の全体がずり落ちることを防止するので、セグ
メントと地山との間の空間を隙間なく埋めることができ
るという効果を奏する。
【0046】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果に加えて、分割部分が解離し、充填材が下方に
落下する時の衝撃を小さくすることができるという効果
を奏する。
【0047】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果に加えて、まず袋体の端をセグメントと地山と
の間で固定し、ずり落ちる程度をより少なくできるとい
う効果を奏する。
【0048】請求項8記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果と同様に、セグメントと地山との間の空間を隙
間なく埋めることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の袋体がセグメントに取り付けられた状
態を示す斜視図である。
【図2】図1の袋体の展開及び折り畳まれた状態を示す
図である。
【図3】図1の袋体の膨張状態を示す図である。
【図4】本発明の他の袋体がセグメントに取り付けられ
た状態を示す斜視図である。
【図5】図4の袋体の折り畳まれた状態及び取付け状態
を示す図である。
【図6】図4の袋体の膨張状態を示す図である。
【図7】図4の袋体の他の折り畳み状態を態を示す平面
図である。
【図8】本発明の更に他の袋体の膨張状態を示す図であ
る。
【図9】本発明の更に他の袋体の膨張状態を示す図であ
る。
【図10】本発明の更に他の袋体の膨張状態を示す図で
ある。
【図11】トンネルのシールド工法を示す斜視図であ
る。
【図12】袋体によるセグメントと地山との間のシール
状態を示す図である。
【図13】従来の袋体がセグメントに取り付けられた状
態を示す斜視図である。
【図14】従来の袋体の膨張状態を示す図である。
【符号の説明】
1 地山 2 セグメント 3 裏込め材 5,7,8,9,10 袋体 6 空間 21 余尺部分 22 縫製部(制限部材) 27 ベルト(取付け部材) 29 注入口 31,32,37,40,41 縫製部(分割部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 順一 大阪府摂津市別府2−21−22 (72)発明者 清水 太司 大阪府大阪市西区新町3−15−6−304

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削されたトンネルの内面に沿って配設
    されるセグメントの背面に取り付けられ、内部に注入さ
    れる裏込め材によって膨張して前記セグメントと地山の
    空間をシールするための裏込め材注入用袋体であって、 前記袋体の長さ方向の両端に余尺部分が形成され、 この余尺部分が開く程度を制限するとともに、前記裏込
    め材が注入され所定圧力になると解離可能な制限部材
    が、前記袋体の幅方向に延在して設けられていることを
    特徴とするトンネルのセグメントの裏込め材注入用袋
    体。
  2. 【請求項2】 前記余尺部は前記袋体の前記両端を内折
    り又は外折りに折り畳んで形成され、前記制限部材は折
    り畳み後の前記袋体の端側に設けられている請求項1記
    載のトンネルのセグメントの裏込め材注入用袋体。
  3. 【請求項3】 前記袋体の長さ方向の少なくとも一端側
    に前記裏込め材の注入口が設けられている請求項1記載
    のトンネルのセグメントの裏込め材注入用袋体。
  4. 【請求項4】 掘削されたトンネルの内面に沿って配設
    されるセグメントの背面に袋体を取り付け、この袋体の
    内部に注入される裏込め材によって前記袋体を膨張させ
    て前記セグメントと地山の空間をシールする裏込め方法
    であって、 前記袋体の両端に形成された余尺部分が開く程度を制限
    しながら前記裏込め材を注入し、前記余尺部分を残した
    まま前記袋体が膨張して前記地山に接するようにした第
    1工程と、 更に前記裏込め材を注入すると、前記余尺部分が開く第
    2工程とを含むことを特徴とするトンネルのセグメント
    の裏込め方法。
  5. 【請求項5】掘削されたトンネルの内面に沿って配設さ
    れるセグメントの背面に取り付けられ、内部に注入され
    る裏込め材によって膨張して前記セグメントと地山の空
    間をシールするための裏込め材注入用袋体であって、 前記袋体の長さ方向を複数に分割するとともに、前記裏
    込め材が注入され所定圧力になると解離可能な分割部材
    が、前記袋体の長さ方向に列設されていることを特徴と
    するトンネルのセグメントの裏込め材注入用袋体。
  6. 【請求項6】 前記裏込め材の注入口を前記袋体の長さ
    方向の途中に設け、前記分割部材の解離程度を前記注入
    口の両側で異ならせた請求項5記載の裏込め材注入用袋
    体。
  7. 【請求項7】 前記裏込め材の注入口を前記袋体の長さ
    方向の少なくとも一端に設けた請求項5記載の裏込め材
    注入用袋体。
  8. 【請求項8】 掘削されたトンネルの内面に沿って配設
    されるセグメントの背面に袋体を取り付け、前記袋体の
    内部に注入される裏込め材によって前記袋体を膨張させ
    て前記セグメントと地山の空間をシールする裏込め方法
    であって、 前記袋体の長さ方向を複数に分割し、裏込め材を注入す
    ることにより分割された前記袋体の所定部分を膨張させ
    て前記地山に接するようにした第1工程と、 更に前記裏込め材を注入して、前記袋体の残りの分割さ
    れた部分を順次膨張させる第2工程とを含むことを特徴
    とするトンネルのセグメントの裏込め方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138442A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Ohbayashi Corp セグメント、シールドトンネルの施工方法、及びシールドトンネル
WO2012177143A3 (en) * 2011-06-21 2013-10-10 Stabinor As A method for constructing a tunnel course, and structural element for use by the method
JP2021188495A (ja) * 2020-05-28 2021-12-13 岡三リビック株式会社 裏込め用袋材および立坑の構築方法

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