JPH09286879A - 防水シート - Google Patents

防水シート

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JPH09286879A
JPH09286879A JP10107396A JP10107396A JPH09286879A JP H09286879 A JPH09286879 A JP H09286879A JP 10107396 A JP10107396 A JP 10107396A JP 10107396 A JP10107396 A JP 10107396A JP H09286879 A JPH09286879 A JP H09286879A
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JP
Japan
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weight
component
waterproof sheet
olefin
sheet
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Pending
Application number
JP10107396A
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English (en)
Inventor
Hideho Tanaka
秀穂 田中
Hideki Ichihashi
秀樹 市橋
Kenji Fujimoto
賢治 藤本
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、優れた貯蔵特性および物性を有
し、かつ、無公害で作業環境良好なシート状防水材を提
供するものである。 【解決手段】 本発明は、(A)軟化点が100〜17
0℃であり、かつ、190℃における溶融粘度が10-1
〜10パスカル・秒である非晶性ポリα−オレフィン、
(B)結晶性ポリα−オレフィン、(C)オレフィン系
熱可塑性エラストマーおよび(D)カーボンブラックを
特定の割合で配合させてなるポリオレフィン組成物、ま
たは、これを不織布あるいは織物に含浸させて得られる
ことを特徴とする防水シートに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵特性の優れた
防水シートに関するものである。本発明によって提供さ
れる防水シートは、貯蔵特性に優れるとともに、衝撃強
度が高く、また、毒性のある水溶性物質や揮発性成分な
どを含有していないものであり、これらの特性に起因し
て、無公害で良好な作業環境性、可撓性(柔軟性)や接
合性などの優れた現場施工性、そして、良好な耐水性お
よび耐薬品性など、多くの利点を有するものである。
【0002】そのために、本発明によって提供される防
水シートは、屋上防水用など通常の建築用防水シートの
他に、廃棄物埋め立て地遮水用、池の漏水防止用、農工
業用排水路遮水用、護岸・河川堤防の漏水防止用など遮
水シートやトンネル用防水シートなどのいわゆる土木用
防水シートとして使用できる。
【0003】
【従来の技術】防水材(特に建築用)としては、従来、
直接現場で流し込んで施工する熱アスファルトが主流で
あったが、耐候性や作業性などを改良する目的で高分子
を用いたシート防水材や塗膜防水材(「建築防水ハンド
ブック」建築産業調査会発行(昭和49年)や「建築施
工ハンドブック第3版,第770〜775頁」朝倉書店
発行(昭和49年)など参照)などが近年多く使用され
るようになってきた。
【0004】この内、特に、シート防水材は、ゴム入ア
スファルト、合成ゴム、ポリ塩化ビニル、高密度ポリエ
チレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体など主として熱
可塑性ポリマーやゴムからなるシート状をした防水材で
あり、主としてウレタン、不飽和ポリエステル、エポキ
シなどの熱硬化性ポリマーを用いる塗膜タイプの防水材
と比べて、取扱いやすく、工期が短く、作業環境が良好
であるなどの長所をもっているため、多用されている。
しかし、これらの防水材シートは、強度が低い(ゴム入
アスファルト、合成ゴムなど)、水溶性の可塑剤が溶出
するなどの公害問題の発生(ポリ塩化ビニルなど)、剛
直で取扱いにくく、かつ、現場での接合が容易でない
(高密度ポリエチレンなど)など、それぞれ、重要な問
題を抱え、必ずしも満足のいく防水材ではなかった。
【0005】そこで、本発明者らは、上記のような欠点
を改良した、すなわち、優れた現場での施工性および物
性を持ち、かつ、無公害で作業環境良好なシート状防水
材を先に提案した(特願平6−221618号明細書、
特願平6−277849号明細書および特願平6−31
7237号明細書参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記に提案し
た防水シートは、貯蔵特性が悪く、その中に含まれてい
る非晶性ポリα−オレフィンの一部が貯蔵中にシート表
面に滲出してくる欠点を有している。そのために、シー
ト同士が粘着したり、シート間接合強度が低下するなど
実用に供し得ないという問題があった。したがって、本
発明の目的とするところは、上記のような従来技術が保
有していた欠点を改良した、すなわち、良好な貯蔵特性
と優れた現場での施工性および物性を持ち、かつ、無公
害で作業環境良好なシート状防水材を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定の性状
および組成を有するポリオレフィン組成物を溶融シート
加工して得られる防水シートおよび該ポリオレフィン組
成物を不織布や織物に含浸させて得られる防水シートを
提供することによって、その目的が達成できることを見
いだし、本発明を完成するに至ったのである。
【0008】すなわち、本発明における第1の発明は、
(A)軟化点が100〜170℃であり、かつ、190
℃における溶融粘度が10-1〜10パスカル・秒である
非晶性ポリα−オレフィン、(B)結晶性ポリα−オレ
フィン、(C)オレフィン系熱可塑性エラストマーおよ
び(D)カーボンブラックからなる組成物であって、そ
して、前記数式(I)で表わされる、前記(A)成分、
前記(B)成分および前記(C)成分の合計重量に対す
る前記(A)成分の重量百分率(Wa)が40〜80重
量%であり、かつ、前記数式(II)で表わされる、前記
(B)成分と前記(C)成分の合計重量に対する前記
(C)成分の重量百分率(Wb)が5〜50重量%であ
り、さらに、前記(A)成分、前記(B)成分および前
記(C)成分の合計100重量部に対し、前記(D)成
分が1〜5重量部含まれるポリオレフィン組成物からな
ることを特徴とする防水シートを提供することによって
達成できるのである。
【0009】本発明における第2の発明は、上記特定の
性状および組成を有するポリオレフィン組成物を不織布
に含浸させて得られる防水シートを提供することによっ
て達成できる。また、本発明における第3の発明は、上
記特定の性状および組成を有するポリオレフィン組成物
を織物に含浸させて得られる防水シートを提供すること
によって達成できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳しく説明す
る。本発明に述べる非晶性ポリα−オレフィン(A)と
は、α−オレフィン類の単独重合体あるいはそれらの共
重合体(例えば、プロピレン単独重合体、プロピレン・
エチレン共重合体、プロピレン・ブテン−1共重合体な
ど)およびこれらの混合物で、比較的低分子量、しかも
非晶性のものをいう。さらに、これらがα、β−不飽和
カルボン酸(例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロ
トン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコ
ン酸など)やそれらの酸ハライド、アミド、イミド、酸
無水物およびエステルなどの誘導体(例えば、塩化マレ
ニル、アクリルアミド、マレイミド、無水マレイン酸、
無水イタコン酸、無水シトラコン酸、アクリル酸メチ
ル、メタクリル酸メチル、マレイン酸モノメチル、マレ
イン酸ジメチル、グリシジルアクリレート、グリシジル
メタクリレートなど)などよく知られた化合物によって
変性されたものも含まれる。
【0011】そして、本発明においては、それらの軟化
点(環球法によって測定される値)および溶融粘度(円
錐/円板型レオメーターによって190℃において測定
される値)は、特定の範囲に含まれることが必要であ
る。すなわち、軟化点は、100〜170℃の範囲でな
ければならない。軟化点が100℃より低いと、防水シ
ート表面がベタつき取扱いにくいし、170℃より高い
と、タック性が発現しにくいので、いずれも好ましくな
い。なお、防水シート表面のベタつきの防止およびタッ
ク性の発現を確実なものとするためには、前記非晶性ポ
リα−オレフィン(A)の軟化点は、105〜155℃
の範囲であることがより好ましい。また、溶融粘度は、
10-1〜10パスカル・秒(以下「Pa・S」と略記)
の範囲、好ましくは1〜8Pa・Sの範囲であることが
求められる。溶融粘度が1Pa・Sより低粘度になる
と、得られる防水シートの物性の低下が見られるように
なり、特に10-1Pa・Sより低粘度になると、得られ
る防水シートの物性は、著しく低下する。そして、溶融
粘度が8Pa・Sより高粘度では、防水シートの可撓性
や接合性が悪くなる傾向が見られ、特に10Pa・Sよ
り高粘度になると、それらに悪影響を及ぼす。
【0012】本発明に使用する結晶性ポリα−オレフィ
ン(B)とは、α−オレフィン類の単独重合体あるいは
それらの共重合体、さらにはこれらのα、β−不飽和カ
ルボン酸やそれらの誘導体などよく知られた化合物によ
る変性体であり、かつ、明確な融点が存在するなどの結
晶性を呈するものをいう。もちろん、これらの二種以上
の混合物であってもよい。具体例を挙げれば、高密度ポ
リエチレン、アイソタクチックポリプロピレン、結晶性
エチレン・プロピレン共重合体(結晶性エチレン・プロ
ピレンランダム共重合体、結晶性エチレン・プロピレン
ブロック共重合体など)など、あるいは、これらが前述
したα、β−不飽和カルボン酸(例えば、アクリル酸、
メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸、シトラコン酸など)やそれらの酸ハライド、
アミド、イミド、酸無水物およびエステルなどの誘導体
(例えば、塩化マレニル、アクリルアミド、マレイミ
ド、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン
酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、マレイン
酸モノメチル、マレイン酸ジメチル、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレートなど)などによって
変性されたものである。なお、これら結晶性ポリα−オ
レフィン(B)の分子量や化学組成、溶融粘度などに関
しては、特別な限定はなく、使用される前記非晶性ポリ
α−オレフィン(A)の性状や両者の混合割合などに応
じて適宜選択されるべきである。
【0013】また、本発明において使用されるオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー(C)としては、エチレン・
プロピレンラバー(EPR)、エチレン・ブチレンラバ
ー(EBR)、エチレン・プロピレン・ブチレンラバー
(EPBR)、エチレン・プロピレン・ジエンラバー
(EPDM)などが具体的に挙げられる。これらの中で
も特に、EPRおよびEBRが好ましく使用される。そ
して、EPRとしては、エチレン含量が30〜85重量
%であり、かつ、メルトフローインデックス(230℃
で測定)が0.3〜10g/10分またはムーニー粘度
(ML1+4 (100℃))が10〜80程度のもの、E
BRとしては、ブテン−1含量が10〜25重量%であ
り、かつ、メルトフローインデックス(190℃で測
定)が0.5〜10g/10分またはムーニー粘度(M
1+4 (100℃))が5〜20程度のものがとりわけ
好適に使用され得る。
【0014】ところで、本発明では、ポリオレフィンと
して、前記非晶性ポリα−オレフィン(A)、前記結晶
性ポリα−オレフィン(B)および前記オレフィン系熱
可塑性エラストマー(C)の三種を使用することに特徴
がある。上記三者の選択に際しては、特に制限はない
が、一般的には、相溶性を有する組み合わせが均一なマ
トリックスを形成しやすいので好ましい。例示すれば、
非晶性プロピレン・エチレン共重合体/結晶性エチレン
・プロピレン共重合体/エチレン・プロピレンラバー
や、非晶性プロピレン・ブテン−1共重合体/結晶性エ
チレン・プロピレン共重合体/エチレン・ブチレンラバ
ーなどである。
【0015】また、本発明に用いるカーボンブラック
(D)としては、チャネルブラック、ファーネスブラッ
ク、サーマルブラック、アセチレンブラック、ランプブ
ラックなど通常よく知られているものが挙げられる。こ
れらの中でも、チャネルブラックやファーネスブラック
が好適である。カーボンブラックの粒径としては、10
〜30nm程度のものが特に好ましい。
【0016】次に、本発明の重要な構成要件の一つは、
上記四者の配合割合である。すなわち、本発明において
は、前記数式(I)で表わされる、前記(A)成分、前
記(B)成分および前記(C)成分の合計重量に対する
前記(A)成分の重量百分率(Wa)が40〜80重量
%、好ましくは50〜70重量%であり、かつ、前記数
式(II)で表わされる、前記(B)成分と前記(C)成
分の合計重量に対する前記(C)成分の重量百分率(W
b)が5〜50重量%、好ましくは10〜50重量%で
あることが必要である。さらに、前記(A)成分、前記
(B)成分および前記(C)成分の合計100重量部に
対し、前記(D)成分が1〜5重量部、好ましくは1〜
3重量部含まれることが必要である。もし上記Waの値
が40重量%より小さいと、得られる防水シートの伸び
と施工性(柔軟性、タック性、接合性など)とのバラン
スが十分期待できず、実用に供し得ない。一方、この値
が80重量%より大きいと、本発明の目的の一つである
防水シートの貯蔵特性が著しく低下する。また、上記W
bの値が5重量%より小さいと、本発明の改良効果が十
分発揮されず、得られる防水シートの貯蔵安定性がな
い。逆に、この値が50重量%より大きいと、得られる
防水シートの機械的物性が損なわれてしまう。また、カ
ーボンブラック(D)の量が1重量部より少ないと、得
られる防水シートの耐候性や着色性が劣るので好ましく
ないし、5重量部より多く加えても効果の向上は望めな
い。 なお、得られる防水シートにおける上述したよう
な好ましくない現象の発現を確実に抑えるためには、上
記WaおよびWbの値、また、上記カーボンブラック
(D)の量は、それぞれ、前述した好ましい範囲内の値
となるようにすることが望ましい。
【0017】また、本発明では、その効果を損なわない
程度において上記四種の成分以外に、公知の各種添加剤
(耐熱安定剤、光安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、滑
剤、スリップ剤、核剤、離型剤、顔料、染料など)、改
質剤(グラフトゴムなどの耐衝撃性改良剤、可塑剤、架
橋剤、発泡剤、難燃剤など)、充填剤(炭酸カルシウ
ム、マイカ、タルク、ガラス繊維など)などを加えても
差しつかえない。特に耐候性を要求される場合は、紫外
線吸収剤や光安定剤あるいはそれらと酸化防止剤とを併
用して配合することが望ましい。この場合、使用する紫
外線吸収剤、光安定剤や酸化防止剤としては、通常ポリ
オレフィンに使用される公知のものが好適である。
【0018】前記非晶性ポリα−オレフィン(A)、前
記結晶性ポリα−オレフィン(B)、前記オレフィン系
熱可塑性エラストマー(C)および前記カーボンブラッ
ク(D)からなるポリオレフィン組成物は、公知の方法
および装置を用いて製造される。すなわち、バンバリー
ミキサー、スーパーミキサー、ミキシングロール、二軸
連続ミキサー、ブラベンダープラストグラフ、ニーダ
ー、単軸押出機、二軸押出機などの装置を使用し、これ
ら四者を溶融混練することによって達成できる。この場
合、混練方法に関しては特に制限はないが、微小なカー
ボンブラックの分散性を向上させるために、カーボンブ
ラックのマスターバッチを作製して用いる方法が一般的
である。また、上記溶融混練は、150〜250℃、好
ましくは170〜230℃の温度で行われる。溶融混練
温度が150℃よりも低いと、上記の混練装置内で、前
記非晶性ポリα−オレフィン(A)、前記結晶性ポリα
−オレフィン(B)および前記オレフィン系熱可塑性エ
ラストマー(C)の溶融粘度が高くなり過ぎるととも
に、これらポリオレフィンの一部が固化するなどして、
これらポリオレフィンおよびカーボンブラックの混練が
十分に行われない。また、250℃よりも高いと、これ
らポリオレフィンの熱分解や熱劣化が起こり、ポリオレ
フィン組成物の着色や物性の低下をもたらすので好まし
くない。なお、これらの好ましくない現象の発生を確実
に防止するためには、溶融混練温度は前述の好ましい範
囲とすべきである。
【0019】ところで、本発明における第1の発明の防
水シートは、前記ポリオレフィン組成物からなることを
特徴とするもの、すなわち、前記ポリオレフィン組成物
を溶融シート加工することによって製造されるものであ
る。溶融シート加工法としては、例えば、ダイ押出成
形、カレンダリング成形、プレス成形など一般によく知
られた成形方法が適用できる。中でも、ダイ押出成形や
カレンダリング成形などの連続プロセスが好適である。
【0020】本発明における第2の発明の防水シート
は、上述のようにして得られたポリオレフィン組成物を
不織布に含浸させるわけであるが、本発明で用いられる
不織布としては、短繊維やステープル繊維などを用いて
湿式法や乾式法によって製造される、いわゆる湿式法不
織布や乾式法不織布、紡糸工程で直接ウェブを形成させ
るスパンボンド不織布やメルトブローン不織布など、一
般的によく知られた方法によって製造されるものを言
う。そしてこれらは、強度向上のために、バインダー、
熱融着、機械的方法(ニードルパンチ、スティッチボン
ド、水流絡合など)などによって繊維同士の絡み合いが
行われることが多い。材質としては、ポリマーやガラス
などがあるが、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポ
リアクリロニトリル、ウレタンなどが代表的なものとし
て挙げられる。不織布の目付重量は、50〜450g/
2 、好ましくは100〜200g/m2 程度が望まし
い。また、不織布の厚みは、0.5〜4mm、好ましく
は0.8〜2mm程度が好適である。
【0021】前記ポリオレフィン組成物の上記不織布へ
の含浸については、公知の方法によって行うことが可能
である。例えば、前記ポリオレフィン組成物をエマルジ
ョン、あるいは、p−キシレン、トルエン、デカリンな
どの有機溶媒の溶液にして、上記不織布中へ含浸した
後、水や溶媒を乾燥除去する方法、前記ポリオレフィン
組成物をフィルムあるいはシート押出成形、カレンダー
ロール加工、プレスシート加工など、公知の手段によっ
て、フィルムあるいはシート状とした後、上記不織布と
重ねて加熱溶融・加圧して含浸させる方法、前記ポリオ
レフィン組成物を粉末状あるいは繊維状にして上記不織
布に導入した後、加熱溶融・加圧して含浸させる方法、
前記ポリオレフィン組成物の溶融シートと上記不織布と
を重ね合わせ、加圧して含浸させる方法などが好適に挙
げられる。この場合、含浸を良好に行うために、予熱、
脱気などの操作を適宜上記不織布に施すことも効果的で
ある。なお、上記の各種含浸方法において、使用する不
織布が一層の場合が最も簡単なケースであるが、二層以
上の不織布を用いることも可能である。
【0022】一方、本発明の第2の発明の防水シートの
組成としては、前記ポリオレフィン組成物が60〜99
体積%、好ましくは80〜97体積%、そして前記不織
布が40〜1体積%、好ましくは20〜3体積%(ただ
し、前記ポリオレフィン組成物と前記不織布とは合計1
00体積%)から構成されるのが一般的である。前記不
織布の含有量が1体積%よりも少ないと、防水シートの
機械的強度や剛性などが向上しない。また、前記不織布
の含有量が40体積%を越える場合、つまり、前記ポリ
オレフィン組成物の含有量が60体積%より少ない場合
は、前記非晶性ポリα−オレフィン(A)に基づく防水
シートの接合性の発現が十分でないとともに、前記ポリ
オレフィン組成物の前記不織布中への含浸が不十分とな
るなど好ましくない。なお、前記不織布および前記ポリ
オレフィン組成物の含有量が上述の好ましい範囲を逸脱
する範囲では、得られる防水シートに、前述の好ましく
ない現象が発現することがある。
【0023】さらに、本発明における第3の発明の防水
シートは、前述のようにして得られたポリオレフィン組
成物を織物に含浸させるわけであるが、本発明で用いら
れる織物を形成する繊維としては、よく知られたガラス
繊維の他、ポリエチレンテレフタレート繊維、ビニロン
繊維など各種の有機ポリマー繊維などが代表的なもので
ある。これらは、通常単独で用いられるが、これらの二
種以上の組み合わせも差しつかえない。これら繊維の径
には、特に制限はなく、一般的には径が4〜20μm程
度のものである。使用する上記繊維の番手に関しても特
に制限はないが、100〜1200テックス(ただし、
「テックス」は1000m当たりのグラム数として示さ
れる値)程度が好ましい。100テックス未満では、得
られる防水シートの引裂強度が低く、また、1200テ
ックスより大きいと、織物への樹脂、つまり、前記ポリ
オレフィン組成物の含浸性がよくない。なお、繊維に
は、マトリックスとなる前記ポリオレフィン組成物との
濡れ性や接着性などを向上させ、その補強効果、つま
り、機械的強度をより高めるために、表面処理剤(シラ
ンカップリング剤など)が施されることが通常である。
【0024】本発明に使用する織物の構造に関しても特
に制限はない。すなわち、織密度についての本発明の実
施上の制約はなく、縦糸および横糸とも5〜30本/2
5mm程度で十分である。なお、以上述べた縦糸および
横糸に使用する前記繊維の番手、および両者の織密度
は、得られる防水シートの引裂強度の等方性(すなわ
ち、縦糸方向と横糸方向の引裂強度が等しい)の点から
同一であることが好ましいが、本発明の実施に当たって
は必ずしも制限されるものではない。本発明に用いる織
物の織組織についても特に指定はなく、平織、朱子織、
綾織などよく知られたものを挙げることができるが、中
でも平織が最も好適である。
【0025】前記ポリオレフィン組成物の上記織物への
含浸については、公知の方法によって行うことが可能で
ある。例えば、前述のポリオレフィン組成物の不織布へ
の含浸の場合と同様に、前記ポリオレフィン組成物をエ
マルジョン、あるいは、p−キシレン、トルエン、デカ
リンなどの有機溶媒の溶液にして上記織物中へ含浸した
後、水や溶媒を乾燥除去する方法、前記ポリオレフィン
組成物をフィルムあるいはシート押出成形、カレンダー
ロール加工、プレスシート加工など、公知の手段によっ
て、フィルムあるいはシート状とした後、上記織物と重
ねて加熱溶融・加圧して含浸させる方法、前記ポリオレ
フィン組成物を粉末状あるいは繊維状にして上記織物に
導入した後、加熱溶融・加圧して含浸させる方法、前記
ポリオレフィン組成物の溶融シートと上記織物とを重ね
合わせ、加圧して含浸させる方法などが好適に挙げられ
る。この場合、含浸を良好に行うために、予熱、脱気、
開繊などの操作を適宜上記織物に施すことも効果的であ
る。なお、上記の各種含浸方法において、使用する織物
が一層の場合が最も簡単なケースであるが、二層以上の
織物を用いることも可能である。
【0026】一方、本発明の第3の発明の防水シートの
組成としては、前記ポリオレフィン組成物が50〜85
体積%、好ましくは60〜80体積%、そして前記織物
が50〜15体積%、好ましくは40〜20体積%(た
だし、前記ポリオレフィン組成物と前記織物とは合計1
00体積%)から構成されるのが一般的である。前記織
物の含有量が15体積%よりも少ないと、防水シートの
機械的強度や剛性などが向上しない。また、前記織物の
含有量が50体積%を越える場合、つまり、前記ポリオ
レフィン組成物の含有量が50体積%より少ない場合
は、前記非晶性ポリα−オレフィン(A)に基づく防水
シートの接合性の発現が十分でないとともに、前記ポリ
オレフィン組成物の前記織物中への含浸が不十分となる
など好ましくない。なお、前記織物および前記ポリオレ
フィン組成物の含有量が上述の好ましい範囲を逸脱する
範囲では、得られる防水シートに、前述の好ましくない
現象が発現することがある。
【0027】以上のようにして製造される本発明の第1
の発明、第2の発明および第3の発明の防水シート(以
下、単に「防水シート」という)を接合したり、基材へ
貼付けしたりする際のハンドリングの容易性や可撓性、
防水シート製造の際の生産性などを考慮に入れれば、防
水シートは、幅が200〜1000mmおよび厚みが
0.5〜2mm程度の形状が代表的なものとして挙げら
れる。
【0028】以上述べたように、本発明(第1、第2お
よび第3の発明)で得られる防水シートは、ポリオレフ
ィン組成物の溶融粘度が低いために、短時間でしかも特
別大きな力(圧力)を加えなくても防水シート同士を接
合したり、下地に貼付けして一体化したりすることがで
きる。この場合、防水シートは、ポリオレフィン組成物
の溶融開始温度近辺にまで加熱する必要がある。
【0029】
【実施例】以下に、実施例および比較例を挙げて本発明
をより具体的に説明するが、これらは本発明を何ら限定
するものではない。
【0030】以下の実施例および比較例において、使用
するポリオレフィン組成物および繊維の諸物性は、次の
方法によって測定した。 (1)非晶性ポリα−オレフィンの軟化点 環球式軟化点試験器を使用し、ASTM E28に従っ
て測定した。
【0031】(2)非晶性ポリα−オレフィンの溶融粘
度 円錐/円板型レオメーター(レオメトリクス社製、メカ
ニカルスペクトロメーター)を使用し、ASTM D3
236に従って、190℃で測定した。
【0032】(3)結晶性ポリα−オレフィンのメルト
フローインデックス メルトインデクサーを使用し、ASTM D1238に
従って、230℃において測定した。
【0033】(4)不織布および織物の目付重量 JIS L1096に従い、20cm×20cmの不織
布または織物の重さを計ることによって1m2 当たりの
重量を求めた。
【0034】(5)不織布および織物の厚み JIS L1096に従い、ダイアルゲージマイクロメ
ーターを使用して不織布または織物の厚みを測定した。
【0035】また、これら実施例および比較例の中で採
用した防水シートの評価方法は、次の通りである。 (a)不織布の繊維体積分率(Vf) 防水シートの目付重量(g/m2 )を前記(4)項に準
じて測定し、下記数式(III)および数式(IV)に従っ
て、計算して求めた。
【0036】
【数3】
【0037】
【数4】
【0038】(b)織物の繊維体積分率(Vf) JIS K7052に従い、樹脂成分を加熱分解させる
ことにより求めた。
【0039】(c)柔軟性 23℃、相対湿度50%(以下「50%RH」と略記)
の状態におけるシートの屈曲性で判定した。なお、表1
および表2中における柔軟性の評価結果の表示の意味
は、次の通りである。 良 :曲がりにくい。 不良:曲がりやすい。
【0040】(d)引張強度 JIS K6301に従い、23℃、50%RHの状態
において求めた。ただし、引張速度は、200mm/分
とした。
【0041】(e)貯蔵特性 5cm×5cmのシートを50℃の熱風循環オーブン中
に20日間貯蔵した後、これを取り出して表面を光学顕
微鏡で観察し、その中に含まれる非晶性ポリα−オレフ
ィン成分の滲出が生じているかどうかで判定した。な
お、表1および表2中における貯蔵特性の評価結果の表
示の意味は、次の通りである。 良 :非晶性ポリα−オレフィン成分の滲出が生じてい
ない。 不良:非晶性ポリα−オレフィン成分の滲出が生じてい
る。
【0042】実施例1 非晶性プロピレン・エチレン共重合体(宇部レキセン
(株)製、商品名:UBETAC APAO UT25
85、軟化点:129℃、溶融粘度:8.5Pa・S)
50重量部、結晶性エチレン・プロピレンランダム共重
合体(宇部興産(株)製、商品名:UBEポリプロ J
309G、メルトフローインデックス:9g/10分)
40重量部、エチレン・プロピレンラバー(三井石油化
学工業(株)製、商品名:タフマー S4030)10
重量部およびカーボンブラック(三菱化学(株)製、商
品名:三菱カーボンブラック MA600、粒子径:1
8nm)2重量部を二軸押出機を使用して200℃で溶
融混練し、ペレットを作製した。ただし、カーボンブラ
ックとしては、前記結晶性エチレン・プロピレンランダ
ム共重合体のマスターバッチペレット(カーボンブラッ
ク含量:10重量%)を用いた。次に、このペレットを
用いて190℃、2MPa(ゲージ圧)で1分間プレス
成形して1mm厚み(ダイアルゲージマイクロメーター
を用いて測定。以下において同じ)の防水シートを得
た。この防水シートの評価結果を表1に示す。
【0043】実施例2 非晶性プロピレン・エチレン共重合体を50重量部に変
えて70重量部、結晶性エチレン・プロピレンランダム
共重合体を40重量部に変えて15重量部、そして、エ
チレン・プロピレンラバーを10重量部に変えて15重
量部としたこと以外は、実施例1と全く同様の操作を行
って防水シートを得た。得られた防水シートの評価結果
を表1に示す。
【0044】実施例3 非晶性プロピレン・エチレン共重合体50重量部に代え
て非晶性プロピレン・ブテン−1共重合体(宇部レキセ
ン(株)製、商品名:UBETAC APAOUT27
80、軟化点:110℃、溶融粘度:8Pa・S)50
重量部を用いたこと、結晶性エチレン・プロピレンラン
ダム共重合体40重量部に代えて結晶性エチレン・プロ
ピレンブロック共重合体(宇部興産(株)製、商品名:
UBEポリプロ J609H、メルトフローインデック
ス:9g/10分)40重量部を用いたこと、および、
エチレン・プロピレンラバー10重量部に代えてエチレ
ン・ブチレンラバー(三井石油化学工業(株)製、商品
名:タフマー A4085)10重量部を用いたこと以
外は、実施例1と全く同様の操作を行って防水シートを
得た。得られた防水シートの評価結果を表1に示す。
【0045】実施例4 結晶性エチレン・プロピレンブロック共重合体を40重
量部に変えて45重量部としたこと、および、エチレン
・ブチレンラバーを10重量部に変えて5重量部とした
こと以外は、実施例3と全く同様の操作を行って防水シ
ートを得た。得られた防水シートの評価結果を表1に示
す。
【0046】比較例1〜3 非晶性プロピレン・エチレン共重合体50重量部、結晶
性エチレン・プロピレンランダム共重合体40重量部お
よびエチレン・プロピレンラバー10重量部に変えて、
これらの配合割合を、それぞれ、表1に示すような値に
したこと以外は、実施例1と全く同様の操作を行ってそ
れぞれ防水シートを得た。これらの防水シートの評価結
果を表1に示す。
【0047】比較例4 非晶性プロピレン・ブテン−1共重合体を50重量部に
変えて70重量部用いたこと、結晶性エチレン・プロピ
レンブロック共重合体を40重量部に変えて30重量部
用いたこと、そして、エチレン・ブチレンラバーを用い
なかったこと以外は、実施例3と全く同様の操作を行っ
て防水シートを得た。得られた防水シートの評価結果を
表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】実施例5 実施例2で得られた樹脂シート(防水シート)2枚の間
に、ポリエチレンテレフタレート(以下「PET」と略
記)繊維スパンボンド不織布(東洋紡績(株)製、商品
名:ボランス 4161N、目付重量:165g/
2 、厚み:1.5mm)をはさみ、190℃、1MP
a(ゲージ圧)で1分間プレス成形し、20cm×20
cm、厚み2mmの防水シート(なお、防水シートの幅
および長さはスチール製物指しを用いて測定した。以下
において同じ)を得た。この防水シートの評価結果を表
2に示す。
【0050】実施例6 実施例2と全く同様の操作を行ってペレットを作製し
た。次に、このペレットを用い、実施例2と全く同様に
プレス成形して、200μm厚みのフィルムを得た。そ
こで、このフィルムとガラス繊維織物(日東紡(株)
製、商品名:ガラスクロスWL 410N−105、目
付重量:410g/m2 、厚み:400μm、組織:平
織)とを重ね合わせ、170℃、0.6MPa(ゲージ
圧)で2分間プレス成形し、20cm×20cm、厚み
670μmの防水シートを得た。この防水シートの評価
結果を表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】
【発明の効果】以上述べた実施例および比較例からも明
らかなように、本発明によって提供される防水シート
は、貯蔵特性に優れるとともに、引張強度と柔軟性のバ
ランスがとれた材料である。そしてさらに、ポリオレフ
ィンのマトリックスから構成されているため、本質的に
耐水性や耐薬品性が良好である。したがって、建築用だ
けでなく、土木用途にも対応可能なシート状防水材とし
て使用できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)軟化点が100〜170℃であ
    り、かつ、190℃における溶融粘度が10-1〜10パ
    スカル・秒である非晶性ポリα−オレフィン、(B)結
    晶性ポリα−オレフィン、(C)オレフィン系熱可塑性
    エラストマーおよび(D)カーボンブラックからなる組
    成物であって、そして、数式(I) 【数1】 で表わされる、前記(A)成分、前記(B)成分および
    前記(C)成分の合計重量に対する前記(A)成分の重
    量百分率(Wa)が40〜80重量%であり、かつ、数
    式(II) 【数2】 で表わされる、前記(B)成分と前記(C)成分の合計
    重量に対する前記(C)成分の重量百分率(Wb)が5
    〜50重量%であり、さらに、前記(A)成分、前記
    (B)成分および前記(C)成分の合計100重量部に
    対し、前記(D)成分が1〜5重量部含まれるポリオレ
    フィン組成物からなることを特徴とする防水シート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のポリオレフィン組成物
    を不織布に含浸させて得られることを特徴とする防水シ
    ート。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のポリオレフィン組成物
    を織物に含浸させて得られることを特徴とする防水シー
    ト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102635874B1 (ko) * 2023-01-05 2024-02-14 (주)원창이엔지 표면개질된 카본블랙 마스터배치를 포함하는 단열·방수 복합시트 및 이를 이용한 단열·방수 시공공법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102635874B1 (ko) * 2023-01-05 2024-02-14 (주)원창이엔지 표면개질된 카본블랙 마스터배치를 포함하는 단열·방수 복합시트 및 이를 이용한 단열·방수 시공공법

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