JPH09286250A - ポジション信号発生スイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトレバーと可動体との嵌合強度を充分に
高め、信頼性向上を図る。 【解決手段】 ハウジング１がボディ１ａとカバー１ｂ
とで構成される。シフトレバーの切換操作に応じてハウ
ジング１内で回動する可動体１０を備える。シフトレバ
ーの切換操作で、可動体１０に一体的に取り付けられた
可動接点１１と、ボディ１ａ及びカバー１ｂに埋設され
た複数の導電板４に一体形成された固定接点１１とを接
触・開離させて、自動変速機のシフトポジションを示す
ポジション信号を発生するポジション信号発生スイッチ
である。樹脂成形品にて形成された可動体１０のシフト
レバーの嵌合孔部に金属筒４０をインサートしてある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、シフトレバーの切
換操作で、パーキング、リア、ニュートラル、ドライ
ブ、２速、１速というような自動変速器のシフトポジシ
ョンを示すポジション信号を発生するポジション信号発
生スイッチに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】自動変速機を備えた自動車では、シフト
レバーの切換操作でパーキング、リア、ニュートラル、
ドライブ、２速、１速というようなシフトポジションを
示すポジション信号を発生するポジション信号発生スイ
ッチが用いられ、それぞれのシフトポジション信号に応
じて制御系のマイクロコンピュータに操作指令を与える
ようになっている。

【０００３】本出願人は、この種のポジション信号発生
スイッチとして、例えば、図１７に示すようなものを提
案している（特願平６−５７５８３号参照）。このポジ
ション信号発生スイッチは、ボディ１ａとカバー１ｂと
からなるハウジング１と、このハウジング１の内部に回
動自在に収められる可動体１０とで構成してある。ボデ
ィ１ａ及びカバー１ｂには、それぞれ、シフトレバー
（あるいはこのシフトレバーに連結して一体的に回動す
る軸）を挿通する挿通孔２を形成してあり、この挿通孔
２を中心とする略扇状に凹部３を形成してある。これら
凹部３には複数本の導電板４を埋設してあり、各導電板
４には固定接点４ａを一体形成し、その固定接点４ａを
凹部３から露出させてある。

【０００４】可動体１０は、ハウジング１の内部に通さ
れる上記シフトレバー（あるいはこのシフトレバーに連
結して一体的に回動する軸）に嵌着されるリング状部１
０ａを形成してあり、シフトレバーの回動に応じて一体
的に回動する。リング状部１０ａからはハウジング１の
凹部３で形成される空間内を回動する可動片１０ｂを突
設してある。可動片１０ｂには、可動接点１１が一体的
に取り付けられている。なお、詳細な構造は説明しない
が、可動接点１１は、コイルスプリングなどで付勢する
ことにより、ボディ１ａ，１ｂに対してそれぞれ弾接さ
せてある。

【０００５】このポジション信号発生スイッチでは、シ
フトレバーの回動操作に応じて可動体１０が一体的に回
動して、可動接点１１が固定接点４ａと接触，開離させ
ることで切換出力としてポジション信号を得ている。ま
た、この種のポジション信号発生スイッチは、ボディ１
ａ及びカバー１ｂの外側部の一部から導電板４を突出さ
せ、その突出部を出力端子６としてポジション信号を出
力するようにしてある。そして、出力端子６には制御系
側の配線とコネクタ接続するため、ボディ１ａとカバー
１ｂの外側部を突出させて形成した出力端子部５に、別
体のコネクタハウジング２０を取り付ける構造としてあ
る。

【０００６】ところで、従来の可動体１０は樹脂成形品
にて形成され、可動体１０にシフトレバーを嵌合させ
て、シフトレバーに可動体１０を一体化させている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】ところが、自動車のシ
フトレバーには、ミッションから発生した比較的高温と
なる熱が伝導するのであり、樹脂成形品の可動体のシフ
トレバーの嵌合孔部が高温となり、金属製のシフトレバ
ーと樹脂成形品の可動体との熱膨張率の差に起因するな
どの寸法変化によって、可動体とシフトレバーとの嵌合
強度が低下し、がたつきが生じ、大きく商品価値を低下
させることになるという問題があった。

【０００８】本発明は上記の問題を解決し、シフトレバ
ーと可動体との嵌合強度を充分に高め、信頼性向上を図
ったポジション信号発生スイッチを提供しようとするも
のである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、ハウ
ジング１がボディ１ａとカバー１ｂとで構成され、シフ
トレバーの切換操作に応じてハウジング１内で回動する
可動体１０を備え、シフトレバーの切換操作で、可動体
１０に一体的に取り付けられた可動接点１１と、ボディ
１ａ及びカバー１ｂに埋設された複数の導電板４に一体
形成された固定接点１１とを接触・開離させて、自動変
速機のシフトポジションを示すポジション信号を発生す
るポジション信号発生スイッチにおいて、樹脂成形品に
て形成された可動体１０のシフトレバーの嵌合孔部に金
属筒４０をインサートして成ることを特徴とするもので
ある。

【００１０】請求項２の発明は、上記金属筒４０の中間
の外周側壁４８が、樹脂成形品の可動体１０から露出し
て成ることを特徴とするものである。請求項３の発明
は、上記金属筒４０に成形金型のピンの位置決め凹部４
１が形成されて成ることを特徴とするものである。請求
項４の発明は、上記金属筒４０の一部にハウジング１の
係合孔部に係合する突部４２が形成されて成ることを特
徴とするものである。

【００１１】請求項１の発明の構成では、シフトレバー
を可動体１０にインサートした金属筒４０に嵌合するこ
とで、シフトレバーと可動体１０との嵌合強度を充分に
高くでき、従来のように、シフトレバーと樹脂成形品の
可動体１０との嵌合に比べて、熱膨張係数の差に起因す
る寸法変化を回避でき、がたつきのない操作を長期にわ
たって維持でき、商品価値を高めることができる。

【００１２】請求項２の発明の構成では、金属筒４０を
樹脂成形品の可動体１０にインサート成形するのに、露
出している部分において金属筒４０を成形金型にて保持
することができ、可動体１０と金属筒４０との位置精度
を高めることができ、品質を高め、商品価値を高めるこ
とができる。請求項３の発明の構成では、成形金型にて
金属筒４０の位置決め凹部４１を保持して金属筒４０の
位置決めをおこなうことができ、可動体１０と金属筒４
０との位置決め精度を一層高めることができる。

【００１３】請求項４の発明の構成では、突部４２を介
して可動体１０がハウジング１の係合孔部に係合して、
可動体１０がハウジング１から抜けるのを強力に阻止す
ることができ、商品価値を高めることができる。

【００１４】

【発明の実施の形態】

（実施例１）本実施例のポジション信号発生スイッチ
は、図２〜図６に示すように、合成樹脂によりそれぞれ
略扇形に形成されたボディ１ａとカバー１ｂとを嵌合し
てなるハウジング１と、このハウジング１の内部に回動
自在に収められる可動体１０とで構成してあり、その基
本構成は従来例のものと共通であるから、共通する部分
には同一の符号を付して説明は省略する。

【００１５】ボディ１ａ及びカバー１ｂには、それぞ
れ、シフトレバー（あるいはこのシフトレバーに連結し
て一体的に回動する軸）を挿通する挿通孔２を形成して
あり、この挿通孔２を中心とする略扇状に凹部３を形成
してある。これら凹部３には複数本の導電板４を埋設し
てあり、各導電板４には固定接点４ａを一体形成し、そ
の固定接点４ａを凹部３から露出させてある。また、導
電板４の一端部をボディ１ａ及びカバー１ｂの外へ突出
させ、その突出部を出力端子６としてポジション信号を
出力するようにしてある。そして、ボディ１ａ及びカバ
ー１ｂの外側部の一部を突出させて形成した出力端子部
５によって、これら出力端子６を囲み、別体のコネクタ
ハウジング２０を取り付ける構造としてある。

【００１６】複数の導電板４は、自動変速機のシフトポ
ジションに対応して埋設されており、本実施例の場合に
は、パーキングポジション、リバースポジション、ニュ
ートラルポジション、第１のドライブポジション、第２
のドライブポジション、２速ポジション及び１速ポジシ
ョンの計７つのシフトポジションに対応した導電板４
と、さらに、アース用の導電板４’、自動変速モードに
対応した導電板４、セルモータ駆動許可信号用の導電板
４がある。これらの各導電板４は、それぞれボディ１ａ
側とカバー１ｂ側とに振り分けて埋設されており、アー
ス用の導電板４’のみが両方に埋設してある。すなわ
ち、回路構成上各導電板４と関わりの多いアース用の導
電板４’のみをボディ１ａとカバー１ｂの両方に埋設す
ることによって、ハウジング１の小型化を図ることがで
きるのである。

【００１７】ここで、可動体１０は、ハウジング１の内
部に通される上記シフトレバー（あるいはこのシフトレ
バーに連結して一体的に回動する軸）に嵌着されるリン
グ状部１０ａが形成してあり、シフトレバーの回動に応
じて一体的に回動する。なお、リング状部１０ａとハウ
ジング１との隙間は、図１２に示すように、パッキン１
ｃに金属環１ｄをインサートしたオイルシール１ｅによ
ってシールしてある。

【００１８】また、リング状部１０ａからはハウジング
１の凹部３で形成される空間内を回動する可動片１０ｂ
を突設してある。可動片１０ｂの両側面には、それぞれ
可動接点１１が一体的に取り付けられている。この可動
接点１１は、コイルスプリング１２によって各々可動片
１０ｂの両側面から外方へ弾性付勢することによって、
ボディ１ａ及びカバー１ｂに組み立てられたときにそれ
ぞれの凹部３に対して弾接するようにしてある。また、
可動片１０ｂのボディ１ａ側の側面上部には、スプリン
グによって外方へ弾性付勢された鋼球１５が取り付けて
ある。この鋼球１５は、シフトレバーをニュートラルポ
ジションにシフトした際に、ボディ１ａの凹部３上方に
設けたニュートラルポジション用凹所１６にはまり込む
ことによって、ニュートラルポジションにシフトされた
というクリック感を操作者に与えることができるのであ
る。

【００１９】そして、可動接点１１と固定接点４ａとの
導通角を規制リブ８で規制してある。すなわち、図７に
示すように、ボディ１ａ及びカバー１ｂの凹部３内に固
定接点４ａの高さよりも高い規制リブ８を固定接点４ａ
の間に設け、固定接点４ａの間では可動接点１１が規制
リブ８上に乗り上がることにより、固定接点４ａとの高
さ方向における距離を保ち、規制リブ８の幅により可動
接点１１と固定接点４ａとの導通角を規制してある。な
お、規制リブ８は、可動体１０の回動中心に対して円弧
状に形成してあり、固定接点４ａを配置した位置よりも
外側に形成してある。

【００２０】次に、本実施例の動作について、図８及び
図９により簡単に説明する。図８は可動体１０の回動に
より上述した各シフトポジションに対応するポジション
信号が出力される回動範囲（導通角）を示すものであ
り、シフトレバーの操作に対応して、パーキングポジシ
ョン（Ｐ）、リバースポジション（Ｒ）、ニュートラル
ポジション（Ｎ）、第１のドライブポジション
（Ｄ₄ ）、第２のドライブポジション（Ｄ₃ ）、２速ポ
ジション（２）及び１速ポジション（１）の各ポジショ
ンに対応したポジション信号が順次出力される。また、
図９は、縦の欄が７つの各シフトポジション、横の欄が
各種導電板４に対応したシンボル（Ｐ〜１など）を示
し、各シフトポジションに対応するポジション信号が出
力される際に何れの導電板４が導通されるかを示したも
のである。例えば、２速ポジション（２）の場合には、
自動変速モード（Ａ）に対応した導電板４と、アース用
（Ｅ）の導電板４’及び２速ポジション（２）に対応し
た導電板４が導通されるのである。

【００２１】なお、同図中ＳＴと表示してある導電板４
は、パーキングポジション（Ｐ）及びニュートラルポジ
ション（Ｎ）にシフトされた時にのみ導通してセルモー
タ駆動許可信号を出力するものである。すなわち、自動
車においては、安全のためにパーキングポジション
（Ｐ）及びニュートラルポジション（Ｎ）にシフトされ
て上記セルモータ駆動許可信号が出力されているときに
のみ、セルモータが駆動されてエンジンをかけることが
できるようにしてある。

【００２２】ここで、可動体１０においては、図１１に
示すように、樹脂成形品にて形成された可動体１０のシ
フトレバーの嵌合孔部に金属筒４０がインサート成形さ
れている。この金属筒４０は図１０に示すように、上方
部に小判状の孔４４が、下方部に円孔４５が形成されて
いる。このような構成によれば、シフトレバーを可動体
１０にインサートした金属筒４０に嵌合することで、シ
フトレバーと可動体１０との嵌合強度を充分に高くで
き、従来のように、シフトレバーと樹脂成形品の可動体
１０との嵌合に比べて、熱膨張係数の差に起因する寸法
変化を回避でき、がたつきのない操作を長期にわたって
維持でき、商品価値を高めている。

【００２３】ところで、金属筒４０の中間の外周側壁に
位置決め突出部４６が形成され、この位置決め突出部４
６には位置決め凹部４１が形成されている。しかして、
金属筒４０を樹脂成形品の可動体１０にインサート成形
するのに、成形金型のピン（図示せず）にて位置決め凹
部４１を係止して金属筒４０の位置決めをおこなうので
あり、可動体１０と金属筒４０との位置決め精度を高め
ている。

【００２４】（実施例２）本実施例の基本構成は実施例
１のものと共通であり、共通する部分には同一の符号を
付して説明は省略し、本実施例の特徴である可動体１０
の構成についてのみ説明する。図１３に示すように、金
属筒４０は、その外壁に全周にわたって抜止め段差部４
７が突出され、この抜止め段差部４７に位置決め凹部４
１が形成された位置決め突出部４６が設けられ、位置決
め突出部４６とは金属筒４０の直径方向において対向す
る位置に突部４２が形成されている。そして、金属筒４
０を樹脂成形品の可動体１０にインサート成形するの
に、金属筒４０の露出している外周側壁４８を成形金型
で受け、金属筒４０と可動体１０との同心度を高めてい
る。この場合、図１４に示すように、金属筒４０の軸心
方向の両端部において、合成樹脂部品４９，４９を後付
けしてもよいものである。

【００２５】（実施例３）本実施例の基本構成は実施例
１のものと共通であり、共通する部分には同一の符号を
付して説明は省略し、本実施例の特徴である金属筒４０
の構成についてのみ説明する。図１５に示すように、実
施例１の金属筒４０の位置決め突出部４６とは金属筒４
０の直径方向に対向して、突部４２を突出し、この突部
４２を可動体１０の樹脂成形品部分のインサート成形す
るとともに樹脂成形品部分から外方に突出したものであ
る。この場合、樹脂成形品部分から突出している突部４
２をハウジング１のボディ１ａとカバー１ｂとで挟持す
ることで、ハウジング１から可動体１０が抜け出るのを
強力に阻止するようにしてもよい。

【００２６】

【発明の効果】請求項１の発明は、ハウジングがボディ
とカバーとで構成され、シフトレバーの切換操作に応じ
てハウジング内で回動する可動体を備え、シフトレバー
の切換操作で、可動体に一体的に取り付けられた可動接
点と、ボディ及びカバーに埋設された複数の導電板に一
体形成された固定接点とを接触・開離させて、自動変速
機のシフトポジションを示すポジション信号を発生する
ポジション信号発生スイッチにおいて、樹脂成形品にて
形成された可動体のシフトレバーの嵌合孔部に金属筒を
インサートしてあるから、シフトレバーを可動体にイン
サートした金属筒に嵌合することで、シフトレバーと可
動体との嵌合強度を充分に高くでき、従来のように、シ
フトレバーと樹脂成形品の可動体との嵌合に比べて、熱
膨張係数の差に起因する寸法変化を回避でき、がたつき
のない操作を長期にわたって維持でき、商品価値を高め
ることができるという利点がある。

【００２７】請求項２の発明は、上記金属筒の中間の外
周側壁が、樹脂成形品の可動体から露出しているから、
金属筒を樹脂成形品の可動体にインサート成形するの
に、露出している部分において金属筒を成形金型にて保
持することができ、可動体と金属筒との位置精度を高め
ることができ、品質を高め、商品価値を高めることがで
きるという利点がある。

【００２８】請求項３の発明は、上記金属筒に成形金型
のピンの位置決め凹部が形成されているから、成形金型
にて金属筒の位置決め凹部を保持して金属筒の位置決め
をおこなうことができ、可動体と金属筒との位置決め精
度を一層高めることができるという利点がある。請求項
４の発明は、上記金属筒の一部にハウジングの係合孔部
に係合する突部が形成されているから、突部を介して可
動体がハウジングの係合孔部に係合して、可動体がハウ
ジングから抜けるのを強力に阻止することができ、商品
価値を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１の断面図である。

【図２】同上の全体平面図である。

【図３】同上のボディを示す平面図である。

【図４】同上のボディを示す平面図である。

【図５】同上のカバーを示す平面図である。

【図６】同上のカバーを示す平面図である。

【図７】同上の動作を説明する図である。

【図８】同上の動作を説明する図である。

【図９】同上の動作を説明する図である。

【図１０】同上の金属筒を示し、（ａ）は平面図、
（ｂ）は断面図、（ｃ）は底面図である。

【図１１】同上の可動体を示し、（ａ）は平面図、
（ｂ）は断面図、（ｃ）は底面図である。

【図１２】同上のオイルシールの一部破断した側面図で
ある。

【図１３】同上の実施例２の金属筒を示し、（ａ）は平
面図、（ｂ）は断面図、（ｃ）は底面図である。

【図１４】同上の可動体を示し、（ａ）は平面図、
（ｂ）は断面図、（ｃ）は底面図である。

【図１５】同上の実施例３の金属筒を示し、（ａ）は平
面図、（ｂ）は断面図、（ｃ）は底面図である。

【図１６】同上の可動体を示し、（ａ）は平面図、
（ｂ）は断面図、（ｃ）は底面図である。

【図１７】従来例を示すものであり、（ａ）はカバーの
平面図、（ｂ）は全体断面図、（ｃ）はボディの平面図
である。

【符号の説明】

１ ハウジング １ａ ボディ １ｂ カバー ４ 導電板 １０ 可動体 １１ 可動接点 ４０ 金属筒

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ハウジングがボディとカバーとで構成さ
   れ、シフトレバーの切換操作に応じてハウジング内で回
   動する可動体を備え、シフトレバーの切換操作で、可動
   体に一体的に取り付けられた可動接点と、ボディ及びカ
   バーに埋設された複数の導電板に一体形成された固定接
   点とを接触・開離させて、自動変速機のシフトポジショ
   ンを示すポジション信号を発生するポジション信号発生
   スイッチにおいて、樹脂成形品にて形成された可動体の
   シフトレバーの嵌合孔部に金属筒をインサートして成る
   ことを特徴とするポジション信号発生スイッチ。
2. 【請求項２】 上記金属筒の中間の外周側壁が、樹脂成
   形品の可動体から露出して成ることを特徴とする請求項
   １記載のポジション信号発生スイッチ。
3. 【請求項３】 上記金属筒に位置決め突出部が形成さ
   れ、位置決め突出部に成形金型のピンが係止する位置決
   め凹部が形成されて成ることを特徴とする請求項１又は
   請求項２記載のポジション信号発生スイッチ。
4. 【請求項４】 上記金属筒の一部にハウジングの係合孔
   部に係合する突部が形成されて成ることを特徴とする請
   求項１記載のポジション信号発生スイッチ。