JPH09286141A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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Publication number
JPH09286141A
JPH09286141A JP8101311A JP10131196A JPH09286141A JP H09286141 A JPH09286141 A JP H09286141A JP 8101311 A JP8101311 A JP 8101311A JP 10131196 A JP10131196 A JP 10131196A JP H09286141 A JPH09286141 A JP H09286141A
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color
tape
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printing
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Pending
Application number
JP8101311A
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English (en)
Inventor
Koushirou Yamaguchi
晃志郎 山口
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字にその文字とは異なる色の記号を重ね合
わせることで文字を強調した文書の合成結果を実際に印
字する前に確認できること。 【解決手段】 色選択キーを押下して(S15:Yes )色
選択処理を実行し(S16)、これから入力するキャラク
タの印字色を選択した後、キャラクタを入力する(S1
3:Yes )と入力処理が実行され(S14)、入力されたキ
ャラクタのデータが印字色毎に設けられたテキストメモ
リの選択した印字色に対応するテキストメモリに格納さ
れると共に入力したキャラクタがディスプレイの入力デ
ータ表示部に表示される。次にイメージ表示処理が実行
され(S11)、各テキストメモリ毎に格納されたデータ
からドットパターンデータを作成し、これらを合成して
得られた合成ドットパターンデータをディスプレイの合
成データ表示部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書作成装置に関
し、特に、各々が異なる色にて印字するように設定され
たキャラクタを1つの画面上に合成して表示可能な文書
作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本願出願人は、特開平5−849
94号公報に記載のように、印字媒体である印字テープ
に文字や記号のキャラクタやマークを印字し、ファイル
の背表紙に貼付するのに適したラベルを作成するのに好
適なテープ状ラベル作成装置を提案し、実用化した。こ
のラベル作成装置は、キーボード、ディスプレイ、サー
マル印字方式の印字機構を備え、印字媒体としての印字
テープ(例えば、テープ幅6、9、12、18、24m
m)に、キャラクタやマークを、種々の文字サイズや書
体で印字できるように構成してある。
【0003】ところで、テキストを印字して作成したテ
ープ状のラベルは、ファイルの背表紙だけに限らず、例
えば、カセットテープやそのカセットテープケース、更
にはビデオテープやそのビデオテープケースに貼付する
のにも好適であり、印字処理と印字テープの巻き戻し操
作とを繰り返すことで、収録内容やジャンルに応じて、
印字文字列をカラフルに印字したテープ状のラベルを作
成することが考えられる。
【0004】そこで、本願の発明者達は、インクリボン
のリボン色を、「黒」だけでなく、「赤」や「緑」や
「青」・・などの複数色とする複数種類のリボンカセッ
トをテープカセットとは別体のものとして準備し、これ
らリボンカセットをテープカセットに対して着脱可能に
構成するとともに、多色印字に供する印字色を、印字す
る一方、入力したテキストに対して、設定した複数色で
印字する各印字色毎の印字対象範囲を設定する色別範囲
設定処理を実行するようにし、設定した印字色と同様の
リボン色を有するリボンカセットを順次取り替えるとと
もに、2回目以降の各印字に際して、前回の印字におけ
る印字テープの送り量だけ印字テープを巻き戻すこと
で、複数色でカラフルに多色印字したラベルを作成する
ことに着想した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多色印字したラベルの
1種として、印字した文字に、丸形、正方形、菱形、星
形等の記号を、その文字とは異なる色にて重ねて印字す
ることにより文字を強調する多色印字ラベルが考えられ
る。
【0006】ところで、通常の文書作成装置において
は、文字に記号を同じ位置に重ねて入力することは、例
えば、タイプライタにおいて文字「Y」と記号「=」と
を音字位置に重ねて「¥」を入力するように、その文字
と記号とを重ねた結果が他の文字として認識されない限
り、できなかった。また、その結果が文字として認識さ
れないものは、その結果を表示することができなかっ
た。
【0007】上記着想に係るラベル印字装置も上記文書
作成装置の一種であるから、同じ位置に文字と記号を同
時に入力することができず、上記の文字にその文字とは
異なる色の記号を重ねて印字するラベルを作成すること
はできなかった。
【0008】また、仮に何らかの方法を用いて同じ位置
に文字と記号を同時に入力することができたとしても、
上記着想に係るラベル印字装置では、その結果をディス
プレイに表示することができず、合成結果を印字する前
に確認することが機内という問題がある。また、入力済
みのテキストに対して印字色を設定するため、同じ位置
にある文字と記号を別々の印字色設定することはできな
いという問題ある。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、合成すると文字として認識され
ない文字や記号を同じ位置に入力でき、且つ同じ位置に
入力された文字と記号とを異なる印字色に設定すること
ができ、さらに、これらの文字と記号を合成した結果を
ディスプレイにて表示することができ、文字にその文字
とは異なる色の記号を重ね合わせることで文字を強調し
た文書の合成結果を実際に印字する前に確認することが
できる文書作成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、文字や記号等のキャラクタを入力する入力手段と、
複数の印字色の中から1つの印字色を選択する印字色選
択手段と、入力手段により入力されたキャラクタのコー
ドデータとそのキャラクタの入力時に選択されている印
字色とを関連付けて記憶するデータ記憶手段とを備え、
印字色を選択した後にキャラクタを入力することで、そ
のキャラクタの印字色を設定する文書作成装置であっ
て、入力データ表示部と合成データ表示部とから構成さ
れる表示手段と、前記印字色選択手段にて選択された印
字色が設定されているキャラクタを前記入力データ表示
部に表示すると共に、各印字色の設定された全てのキャ
ラクタの印字イメージを合成して前記合成データ表示部
に表示する表示制御手段とを備えている。
【0011】上記のように構成された請求項1に係る文
書作成装置は、印字色選択手段により印字色を選択し、
入力手段によりキャラクタを入力すると、データ記憶手
段に入力されたキャラクタのコードデータがその時に選
択されている印字色と関連付けられて記憶される。そし
て、表示制御手段が、入力データ表示部に選択されてい
る印字色が設定されているキャラクタを表示し、合成デ
ータ表示部に各印字色の設定された全てのキャラクタの
印字イメージを合成して表示する。
【0012】また、請求項2記載の文書作成装置は、請
求項1に記載の文書作成装置において、データ記憶手段
が、設定された印字色毎に、入力されたキャラクタのコ
ードデータを記憶するための複数の色別データ記憶手段
から構成され、表示制御手段が印字色選択手段にて選択
された印字色に対応する色別データ記憶手段に記憶され
ているデータに基づいてキャラクタを表示する。
【0013】上記のように構成された請求項2に係る文
書作成装置は、請求項1に記載の文書作成装置と同様の
作用を奏するが、入力手段により入力されたキャラクタ
のコードデータが、その時に印字色選択手段にて選択さ
れている印字色に対応する色別データ記憶手段に記憶さ
れる。そして、表示制御手段が、この色別データ記憶手
段に記憶されているデータに基づいてキャラクタを入力
データ表示部に表示する。
【0014】また、請求項3に記載の文書作成装置は、
請求項2に記載の文書作成装置において、色別データ記
憶手段毎に作成された印字イメージを合成して記憶する
イメージ記憶手段を備え、表示制御手段がそのイメージ
記憶手段に記憶された印字イメージを合成データ表示部
に表示する。
【0015】上記のように構成された請求項3に係る文
書作成装置は、請求項2に記載の文書作成装置と同様の
作用を奏するが、イメージ記憶手段が色別データ記憶手
段毎に作成された印字イメージを記憶し、表示制御手段
がその印字イメージを合成データ表示部に表示する。
【0016】また、請求項4に記載の文書作成装置は、
請求項1に記載の文書作成装置において、表示制御手段
が、印字色選択手段により選択されている印字色に関す
る色情報を前記表示手段に表示する。
【0017】また、請求項5に記載の文書作成装置は、
請求項1に記載の文書作成装置において、印字媒体であ
るテープを移送可能なテープ移送手段と、複数の印字色
のインクリボンを夫々収容し且つ複数色で順々に印字す
るために着脱自在に択一的に装着される複数のリボンカ
セットと、テープ移送機構によるテープ移送経路の途中
部においてキャラクタをテープに印字する印字手段と、
印字のための制御を司る印字制御手段とを備えている。
【0018】上記のように構成された請求項5に係る文
書作成装置は、請求項1に記載の文書作成装置と同様の
作用を奏するが、複数のリボンカセットを交換しつつ、
印字制御手段が、テープ移送手段及び印字手段を制御し
て、テープを移送しつつテープ上にキャラクタを印字す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】本実施形態は、文字や記号などの多数のキ
ャラクタを印字媒体である印字テープに、リボン色の異
なる複数のリボンカセットを取り換えることで、多色印
字可能なテープ状ラベル作成装置に本発明を適用した場
合のものである。
【0021】図1に示すように、テープ状ラベル作成装
置1の本体カバー2の前部には、文字や記号や数字など
のキャラクタキーに加えて、種々の機能キー等が設けら
れたキーボード4が配設され、そのキーボード4の直ぐ
後側には、入力した文字や記号を表示可能な液晶ディス
プレイ5が設けられるとともに、リボンカセット30の
交換時に開閉されるカセットカバー3に対応する本体カ
バー2の内部には、サーマルヘッド12を備えたサーマ
ル印字機構10が配設されている。ここで、スライドツ
マミ6をスライドさせてカセットカバー3を開放でき、
また切断用ノブ85を下方に押圧操作して、印字した印
字テープ22を手動で切断できる。
【0022】上記キーボード4が本発明の請求項1に係
る入力手段を構成し、液晶ディスプレイ5が本発明の請
求項1に係る表示手段を構成し、サーマル印字機構10
が本発明の請求項5に係る印字手段を構成する。
【0023】尚、液晶ディスプレイ5は、図20に示す
ように、入力した全ての文字や記号を合成した印字用の
ドットパターンデータを表示する合成データ表示部5a
と、現在選択されている印字色が設定されているキャラ
クタを表示する入力データ表示部5aと、マーク表示部
5cと、このマーク表示部5cに隣接する印字色表示部
5dとから構成される。印字色表示部5dには「色
1」、「色2」、「色3」と印刷されており、マーク表
示部5cに表示されるマークMが色1〜3のいずれかを
指し示すことにより、現在、何れ印字色が選択されてい
るのかを使用者に報知する。
【0024】次に、サーマルヘッド12を含むサーマル
印字機構10について、図2〜図4に基づいて説明す
る。
【0025】先ず、サーマル印字機構10に着脱可能に
装着されるテープカセット20について説明する。この
テープカセット20のテープケース21内部には、薄膜
状のフィルムからなる印字テープ22が巻装されたテー
プスプール23が回転自在に設けられ、このテープスプ
ール23から繰出された印字テープ22は、複数のガイ
ド部で湾曲状にガイドされて、サーマルヘッド12の直
前を通過して、テープ送りローラ24によりテープ送り
方向に移送されてテープカセット20の外部に排出され
るように構成されている。
【0026】また、図4に示すように、テープケース2
1の外周壁の相離隔した2箇所には、次に説明するリボ
ンカセット30の着脱時に、リボンカセット30を上下
方向にガイドし、且つ、支持するための1対のガイド軸
21a・21bの下端部が夫々一体形成されている。更
に、テープケース21には、リボンカセット30の下側
に当接して支持する1対の下端壁部21c(一方のみ図
示)が夫々形成されている。
【0027】次に、テープカセット20に着脱可能に装
着されるリボンカセット30について説明する。リボン
カセット30のリボンケース31には、テープケース2
1の一部分に上側から当接する上壁部31aが水平に延
びて一体形成され、その上壁部31aの端部には、テー
プケース21の1対のガイド軸21a・21bに外嵌さ
れる、貫通穴を有する1対の係合脚部31b・31cが
形成されるとともに、テープケース21の切欠き部21
eに当接する垂直壁部31dが形成されている。また、
リボンカセット30には、テープカセット20を挿通し
て下方から挿入されるサーマルヘッド12を収容するヘ
ッド収容部37が形成されている。
【0028】更に、リボンケース31内部には、インク
リボン32が巻装されたリボンスプール33と、このイ
ンクリボン32を巻取るリボン巻取りスプール34とが
回転可能に設けられ、リボンスプール33に巻装された
インクリボン32は、サーマルヘッド12に対向すると
きに印字テープ22と一時的に平行状に接近し、リボン
ケース31に一体形成された分離部材35の分離部35
aで略鋭角的に折曲されて、印字テープ22から離間
し、リボン巻取りスプール34で巻き取られるように構
成されている。即ち、リボンケース31の分離部材35
は、サーマルヘッド12のテープ送り方向下流側に位置
している。そして、リボンケース31には、これらリボ
ンスプール33、巻取りスプール34、分離部材35等
を上側から支持する蓋部材31eが形成されている。
【0029】一方、テープケース21には、リボンカセ
ット30を収容する為のリボンカセット収容部21f
(図4参照)が形成され、リボンケース31の蓋部材3
1eと上壁部31aとの上面には、つまみ片31f,3
1gが夫々形成されているので、印字に際しては、先ず
テープケース21を本体カバー2に設けられた装着用凹
部(図示略)に装着した後、所望の印字色のインクリボ
ン32を有するリボンカセット30をテープケース21
のリボンカセット収容部21fに装着することができ
る。このときには、先ず2本の指で1対のつまみ片31
f,31gを掴んだ状態で、1対の係合脚部31b・3
1cを対応するガイド軸21a,21bに貫通穴を介し
て夫々外嵌させながら、リボンカセット30を下方に移
動させてリボンカセット収容部21fに収納する。この
とき、リボンケース31の上壁部31aがテープカセッ
ト20の上面に重なるとともに、リボンカセット30の
下端部は、テープケース21の1対の下端壁部21c・
21dに上側から当接して、リボンカセット30はテー
プケース21に対して所定位置に保持される。
【0030】ところで、リボンカセット30には、イン
クリボン32のリボン色(赤、緑、黄、黒、・・・)や
リボン幅(12、18、24、32mm) により、複数種類が準備
されており、リボンケース31の垂直壁部31dの下端
部には、これら複数種類のリボンカセット30の何れか
を検出させる為に、最大で6つの検出穴36aを組合せ
た検出用穴群36(図6においては、1つの検出穴36
aが形成されている)が形成されている。
【0031】次に、印字テープ22とインクリボン32
とを印字方向である送り方向と、反印字方向である巻き
戻し方向とに移送可能なテープ・リボン移送機構40に
ついて、図5に基づいて説明する。尚、このテープ・リ
ボン移送機構40により本発明の請求項6に係るテープ
移送手段が構成される。
【0032】本体フレーム11には、テープスプール2
3の中央部に係合可能なテープ巻取りカム41と、リボ
ン巻取りスプール34の中央部に係合可能なリボン巻取
りカム42と、テープ送りローラ24の中央部に係合す
るテープ駆動カム43とが回転可能に枢支され、サーマ
ルヘッド12が立設されるとともに、前記検出用穴群3
6の6つの検出穴36aの有無を検出する為に、第1〜
第6検出スイッチからなるリボン検出スイッチ群103
が設けられ、これら6つの検出スイッチからのスイッチ
信号の組み合わせによるリボン検出信号RSが出力され
る。
【0033】更に、本体フレーム11の前端部の右端部
には、ステッピングモータからなるテープ駆動モータ4
4が取付けられ、このテープ駆動モータ44の駆動ギヤ
45に、本体フレーム11に夫々回転可能に支持された
ギヤ46〜53が順次噛み合い、このギヤ53には、テ
ープ駆動カム43に固着されたテープ駆動ギヤ54とギ
ヤ55とが噛み合っている。ここで、ギヤ48とギヤ4
9とは一体的に形成されて、リボン巻取りカム42の下
端部に固着され、またギヤ50とギヤ51とは一体的に
形成され、更にテープ巻取りギヤ52はテープ巻取りカ
ム41の下端部に固着されている。即ち、テープ駆動モ
ータ44の回転は、これらギヤ45〜54を介して、テ
ープ駆動ギヤ54に固着されたテープ駆動カム43に伝
達され、テープ送りローラ24の回転により印字テープ
22が移送される。
【0034】一方、一体形成された両ギヤ50,51の
隙間には、揺動レバー56の基端部が両ギヤ50,51
との間に適度の摩擦抵抗を付与された状態で支持され、
その揺動レバー56には、ギヤ51に常時噛み合う遊星
ギヤ57が回転可能に枢支されている。また、ギヤ53
の枢支軸58には、切断禁止レバー84の基端部が、切
断禁止レバー84に支持されている巻きバネ59の一端
と基端部とで枢支軸58を挟むように、巻きバネ59の
付勢力により押圧支持されている。
【0035】そして、図9に示すように、テープ駆動モ
ータ44が通常印字の為に、時計回転方向に駆動(正回
転駆動)されて、ギヤ50が時計回転方向に回転すると
きには、両者間の摩擦力によりその揺動レバー56も時
計回転方向に回動して、遊星ギヤ57がテープ巻取りギ
ヤ52と噛合しないようになり、テープ巻取りカム41
がフリーになることから、テープスプール23に巻装さ
れた印字テープ22が繰出されると同時に、ギヤ53が
反時計回転方向に回転して、切断禁止レバー84が反時
計回転方向に回動し、切断禁止レバー84の先端部が後
述する切断用レバー82の下側に位置して、切断動作が
禁止されるとともに、リボン駆動ギヤ45の反時計回転
方向への回転によりリボン巻取りカム42がクラッチバ
ネ60を介して反時計回転方向へ回転して、インクリボ
ン32がリボン巻取りスプール34に巻取られる。
【0036】ところで、ゴム製のプラテンローラ65と
テープ送りサブローラ66とを回転可能に支持するロー
ラホルダ67は、本体フレーム11に立設された枢支軸
68に回動可能に枢支され、カセットカバー3の開閉に
連動してリリースレバー71が左右方向に移動して、図
5に示す印字位置と、図6に示すリリース位置とに亙っ
て位置切換えされる。ここで、そのローラホルダ67
は、図示外の巻きバネにより常にリリース位置に弾性付
勢されている。
【0037】即ち、リリースレバー71に枢着したコロ
72が本体フレーム11の立設壁11aに当接するとと
もに、リリースレバー71の一端部がローラホルダ67
に後側から当接しているので、リリースレバー71が図
6に示す退避位置から図5に示す作動位置まで左方移動
したときには、リリースレバー71の左端部がローラホ
ルダ67と立設壁11aとの間にクサビ状に侵入して、
ローラホルダ67はリリース位置から印字位置に切換え
られる。このとき、プラテンローラ65は印字テープ2
2とインクリボン32とを介してサーマルヘッド12を
押圧するとともに、テープ送りサブローラ66は印字テ
ープ22を介してテープ送りローラ24を押圧してい
る。
【0038】ここで、ローラホルダ67が印字位置に切
換えられたときには、プラテンローラ65の下端部に固
着したプラテンギヤ(図示略)がギヤ55に噛合すると
ともに、またテープ送りサブローラ66の下端部に固着
したサブローラギヤ(図示略)がテープ駆動ギヤ54に
噛合する。
【0039】次に、リリースレバー71を右方向に駆動
して、ローラホルダ67をサーマルヘッド12に対して
リリース位置に切換えてリリースさせるヘッドリリース
機構70について、図5、図6に基づいて説明する。
【0040】リリースレバー71の右端部は、本体フレ
ーム11に回動可能に枢着した二股レバー76の一方の
レバーに回動可能に枢支されるとともに、その二股レバ
ー76の他方のレバーには、本体フレーム11の右端部
の下側に配設された作動板74の前端部に固着したピン
77を介して連結されている。前記作動板74の後端部
には、前記カセットカバー3に係合する係合ピン75が
固着されている。
【0041】そして、カセットカバー3が閉じていると
き、つまりローラホルダ67が図5に示す印字位置のと
きに、カセットカバー3を開放したときには、その動き
に連動してカセットカバー3に係合する係合ピン75が
後方に移動するので、作動板74が後方に移動し、二股
レバー76が反時計回転方向に回動して、リリースレバ
ー71が右方に移動するのに応動して、ローラホルダ6
7がリリース位置に切換えられる。このとき、作動板7
4が後方に移動したときに、カバー開閉検出スイッチ1
02(図7参照)から「H」レベルのカバー開閉信号V
Sが出力される。
【0042】また、カセットカバー3を開放していると
き、つまりローラホルダ67が図6に示すリリース位置
のときに、カセットカバー3を閉じたときには、その動
きに連動して係合ピン75が前方に移動するので、作動
板74が前方に移動し、二股レバー76が図11に示す
位置から時計回転方向に回動して、リリースレバー71
が左方に移動するのに応動して、ローラホルダ67が印
字位置、つまり非リリース状態に切換えられる。
【0043】そして、図2、図5に示すように、印字を
実行する際には、先ずテープカセット20をサーマル印
字機構10に装着した上で、このテープカセット20に
リボンカセット30が装着され、カセットカバー3を閉
じたときには、ローラホルダ67が印字位置に切換えら
れている。
【0044】そして、この状態で、テープ駆動モータ4
4が通常印字方向に正回転駆動されたときには、これら
ギヤ45〜55が夫々所定の回転方向に駆動され、プラ
テンローラ65とテープ送りサブローラ66とが夫々反
時計回転方向に回転されるとともに、テープ送りサブロ
ーラ66とテープ送りローラ24とが同期して回転する
ので、印字テープ22は、サーマルヘッド12で印字さ
れながら、テープ切断機構80とテープ検出機構90と
を通過して外部に排出される。このとき、テープ巻取り
カム41がフリーになることから、テープスプール23
に巻装された印字テープ22が抵抗なく順次繰出され
る。
【0045】これと同時に、インクリボン32は、プラ
テンローラ65の回転により印字テープ22と同期して
リボンスプール33から繰出され、リボン巻取りギヤ4
8の回転によりリボン巻取りカム42が回転され、リボ
ン巻取りカム42に係合して回転するリボン巻取りスプ
ール34に巻き取られる。
【0046】一方、1色目の印字が終了して2色目印字
を実行する際には、先ずカセットカバー3を開放して、
リボンカセット30が取り外されたときには、ローラホ
ルダ67はヘッドリリース機構70によりリリース位置
に切換えられている。そして、テープ駆動モータ44が
反時計回転方向(巻き戻し方向)に逆回転駆動されたと
きには、図3・図11に示すように、これらギヤ45〜
55が夫々所定の回転方向に駆動される。このとき、ギ
ヤ50の反時計回転方向への回転により、揺動レバー5
6も反時計回転方向に回動して、遊星ギヤ57がテープ
巻取りギヤ52と噛合するようになり、テープ巻取りカ
ム41が反時計回転方向に回転して、印字された印字テ
ープ22がテープスプール23に巻取られる。ここで、
リボン巻取りギヤ48が時計回転方向に回転駆動される
が、リボンカセット30が取り外されているので、リボ
ン巻取りスプール34に巻取られたインクリボン32の
繰出しはない。
【0047】次に、印字された印字テープ22を切断す
るテープ切断機構80について説明する。本体フレーム
11の左端部が部分的に下方に曲げられた左端壁には、
固定刃の下端部が固着され、側面視略L字状の切断用レ
バー82の基端部がビスで回動可能に枢支され、その切
断用レバー82には可動刃が形成されている。ここで、
印字中には、図5に示すように、ギヤ53が反時計回転
方向に回転して、切断禁止レバー84の先端部が切断用
レバー82の下側に移動して、切断動作が禁止されてい
る。
【0048】しかし、印字終了時に、テープ駆動モータ
44が少しだけ巻き戻し方向に回転されたときには、ギ
ヤ53が時計回転方向に少しだけ回転して、切断禁止レ
バー84の先端部が切断用レバー82の下側から外れて
切断動作が可能になったときに、切断用レバー82の先
端部の切断用ノブ85を下方向に押圧操作したときに
は、可動刃が固定刃に向かって回動し、固定刃と可動刃
との間に位置する印字テープ22が、これら両刃の協働
により切断される。このとき、本体フレーム11に取付
けられた切断検出スイッチ101(図7参照)は、切断
用レバー82に取付けた作動部材により作動して切断検
出信号CSを出力する。そして、切断用レバー82の押
圧操作を停止すると、切断用レバー82は、図示外のバ
ネによる付勢力により、元の所定位置に復帰回動する。
【0049】次に、そのテープ切断機構80よりも外側
に設けられ、印字テープ22の有無を検出するテープ検
出機構90について、図2に基づいて説明する。
【0050】テープ切断機構80よりも外側の本体カバ
ー2には、1対のセンサ収容室96・97を密閉状に形
成する為に案内部材94,95が一体的に形成され、一
方のセンサ収容室96には発光素子92が取付けられる
とともに、他方のセンサ収容室97には受光素子93が
取付けられている。これら1対の案内部材94,95の
間には、印字テープ22が通過可能なスリット98が形
成されるとともに、1対の案内部材94,95の相対向
する部位には、小径の光通過穴94a・95aが形成さ
れるとともに、傾斜したガイド部99が夫々形成され
て、テープ切断機構80を通過した印字テープ22の先
端部をこのガイド部99でガイドすることで、確実にス
リット98を通過して検出可能になっている。
【0051】そして、発光素子92から発射されたセン
サ光が、各センサ収容室96・97に形成された光通過
穴94a・95aを通過して、受光素子93に投射され
る。即ち、印字テープ22が、テープ検出センサ91に
進入し、その発光素子92と受光素子93との間に存在
するときだけ、そのセンサ光が遮断されることから、テ
ープ検出センサ91からは、「L」レベルのテープ検出
信号TSが出力される。
【0052】次に、テープ状ラベル作成装置1の制御系
は、図7のブロック図に示すように構成されている。
【0053】制御装置CDの入出力インターフェース1
13には、キーボード4と、テープ検出センサ91と、
切断検出スイッチ101と、カバー開閉検出スイッチ1
02と、リボン検出スイッチ群103と、液晶ディスプ
レイ(LCD)5に表示データを出力する為のビデオR
AMを有するディスプレイコントローラ(LCDC)1
04と、警告用ブザー105の為の駆動回路106と、
サーマルヘッド12を駆動する為の駆動回路107と、
テープ駆動モータ44の為の駆動回路108とが夫々接
続されている。
【0054】制御装置CDは、CPU110と、このC
PU110にデータバス等のバス114を介して接続さ
れた入出力インターフェース113と、フォントROM
111と、ROM112及びRAM120とから構成さ
れている。
【0055】フォントROM111には、文字や記号等
の多数のキャラクタの各々に関して、印字用ドットパタ
ーンデータ及びその幅データが、複数の印字文字サイズ
分格納されている。
【0056】前記ROM112には、テキストメモリ1
21に格納された文字や記号について、表示や印字に供
するドットパターンデータを作成する印字制御プログラ
ムや、作成されたドットパターンデータについて、1ド
ット列毎のドットパターンデータを順次サーマルヘッド
12やテープ駆動モータ44に出力して印字する印字駆
動制御プログラム、本願特有の後述の印字テープ作成処
理制御の制御プログラム等が格納されている。尚、RO
M112には、第1〜第6検出スイッチからなるリボン
検出スイッチ群103から出力されるリボン検出信号R
Sに基づいて、インクリボン32のリボン色とリボン幅
とを検知するリボンカセット検知テーブルが格納されて
いる。
【0057】前記RAM120のテキストメモリ121
は、図8に示すように、各々の印字色、即ち、色1に対
応した第1テキストメモリ121a、色2に対応する第
2テキストメモリ121b、色3に対応する第3テキス
トメモリ121cの3つのテキストメモリから構成さ
れ、各テキストメモリ121a〜121cには、キーボ
ード4から入力された文字や記号等のキャラクタのコー
ドデータが、その印字の際の配置位置を示す位置データ
を対応付ける格納される。上記テキストメモリ121に
より本発明の請求項1に係るデータ記憶手段が構成さ
れ、第1〜第3テキストメモリ121a〜121cによ
り本発明の請求項2に係る色別データ記憶手段が構成さ
れる。
【0058】また、前記RAM120の印字色メモリ1
22には、選択された印字色の印字色データCが格納さ
れる。余白量メモリ123には、設定された同一の前余
白量と後余白量とに関する余白量データが格納される。
【0059】第1イメージデータメモリ124には、そ
の各テキストメモリ121a〜121cに格納されたキ
ャラクタコードに対応するドットパターンデータが、キ
ャラクタコードに対応付けられて格納されている位置デ
ータに基づいて展開して格納される。第2イメージデー
タメモリは、選択されている印字色に対応する1つのテ
キストメモリ121に記憶されているデータからドット
パターンデータが展開され格納される。尚、上記第1イ
メージデータメモリ124により本発明の請求項3に係
るイメージ記憶手段が構成される。
【0060】更に、RAM120には、カーソルポイン
タKP等の各種ポインタを格納したり、CPU110で
演算した演算結果を一時的に格納するメモリなどが設け
られている。
【0061】次に、テープ状ラベル作成装置1の制御装
置CDで行なわれる印字テープ作成処理制御のルーチン
について、図9〜図18のフローチャートに基づいて説
明する。尚、図中符号Si(i=10、11、12・・
・)は各ステップである。
【0062】ここで、印字テープ作成処理制御に先立っ
て、図19に基づいて、テープ検出センサ91によるテ
ープ検出位置と、テープ切断機構80によるテープ切断
位置と、サーマルヘッド12による印字位置との位置関
係について説明すると、印字テープ22の送り方向Tに
おいて、送り方向Tの上流側から印字位置(P位置)、
テープ切断位置(C位置)テープ検出位置(S位置)の
順となり、印字位置とテープ切断位置との印字・切断間
距離Dcpは約25mmであり、テープ切断位置とテープ
検出位置との切断・検出間距離Dscは約15mmであ
る。また、分離部材35の分離部35aによる分離位置
(B位置)は、送り方向Tにおいて印字位置よりも約6
mmだけ下流側に位置している。
【0063】このテープ状ラベル作成装置1に電源が投
入されると、先ずサーマル印字機構10や制御装置CD
を初期化する初期化処理が実行される(S10)。この初
期化処理において、印字色メモリ122に格納される印
字色データCの値が「1」にセットされる。そして、デ
ィスプレイ5には、テキスト入力画面が表示される。こ
のテキスト入力画面においては、入力データ表示部5b
には入力位置を示すカーソルKが表示され、マーク表示
部5cにおいては、図20(a)に示すように、矢印か
らなるマークMが印字色表示部5dの「色1」を指し示
す位置に表示され、現在、印字色の「色1」が選択され
ていることが表示される。
【0064】次に後述のイメージ表示処理制御(図11
参照)が実行される(S11)。その後、キー入力、即
ち、キーボード4の何れかのキーの押下を待ち(S12:
No)、キーボード4の文字や記号等のキャラクタを入力
するためのキャラクタキーが押下されると(S12・S1
3:Yes )、図10に示す入力処理制御が実行される
(S14)。
【0065】この入力処理制御が実行されると、先ず、
印字色メモリ122に格納されている印字色データCの
値が「1」か否か判別され(S31)、電源投入後なら
ば、印字色を変更しない限り、印字色データCの値が
「1」であり、「色1」が選択されているので(S31:
Yes )、押下されたキャラクタキーに対応するキャラク
タのコードデータが、カーソルKの位置から求められた
印字の際の配置位置を示す位置データと共に第1テキス
トメモリ121aに格納される(S32)。このように、
「色1」が選択された状態で入力されたキャラクタに関
するデータが第1テキストメモリ121aに格納される
ことにより、そのキャラクタに「色1」が設定されたこ
とになる。
【0066】そして、第1テキストメモリ121aに格
納されているデータとフォントROM111に格納され
ているドットパターンデータとから、入力されたキャラ
クタのドットパターンデータが作成され、そのドットパ
ターンデータが第2イメージデータメモリ125に格納
される(S33)。この格納されたドットパターンデータ
に基づいて入力されたキャラクタがディスプレイ5の入
力データ表示部5bにおいてカーソルKの位置に表示さ
れる(S34)。
【0067】一方、後述するキーボード4に設けられて
いる色選択キーの押下により、「色2」が選択されたな
らば、印字色データCの値が「2」となるので(S31:
No、S35:Yes )、押下されたキャラクタキーに対応す
るキャラクタのコードデータが、印字の際の配置位置を
示す位置データと共に第2テキストメモリ121bに格
納される(S36)。
【0068】そして、前記S33と同様に、第2テキスト
メモリ121bに格納されているデータとフォントRO
M111に格納されているデータとから、入力されたキ
ャラクタのドットパターンデータが作成され、そのドッ
トパターンデータが第2イメージデータメモリ125に
格納され(S37)、前記S34により、入力されたキャラ
クタが入力データ表示部5bのカーソルKの位置に表示
される。
【0069】また、「色3」が選択されたならば、印字
色データCの値が「3」となるので(S31・S35:N
o)、押下されたキャラクタキーに対応するキャラクタ
のコードデータが、印字の際の配置位置を示す位置デー
タと共に第3テキストメモリ121cに格納される(S
38)。そして、前記S33、S37と同様に、第3テキスト
メモリ121cに格納されているデータとフォントRO
M111に格納されているデータとから、入力されたキ
ャラクタのドットパターンデータが作成され、そのドッ
トパターンデータが第2イメージデータメモリ125に
格納され(S39)、前記S34により、入力されたキャラ
クタが入力データ表示部5bのカーソルKの位置に表示
される。
【0070】前記S34の処理が終了すると、この入力処
理制御を終了して印字テープ作成処理制御のS11、即ち
イメージ表示処理へリターンする。
【0071】このイメージ表示処理の制御について、図
11を参照して説明する。先ず、第1テキストメモリ1
21aに格納されているキャラクタのデータとフォント
ROM111に格納されている印字用ドットパターンデ
ータとから、「色1」にて印字するキャラクタのドット
パターンデータが作成され、第1イメージデータメモリ
124に格納される(S40)。
【0072】同様に、第2テキストメモリ121bに格
納されているキャラクタのデータ等から「色2」にて印
字するキャラクタのドットパターンデータが作成され、
第1イメージデータメモリ124に格納され、S40にて
作成された「色1」のドットパターンデータに合成され
る(S41)。さらに、第3テキストメモリ121cに格
納されているキャラクタのデータ等から「色3」にて印
字するキャラクタのドットパターンデータが作成され、
第1イメージデータメモリ124に格納され、S40、S
41にて作成された「色1」と「色2」との合成ドットパ
ターンデータに合成される(S42)。
【0073】そして、第1イメージデータメモリ124
に格納された合成ドットパターンデータが読み出され、
ディスプレイ5の合成データ表示部5aに合成されたキ
ャラクタが表示される(S43)。そして、このイメージ
表示処理制御を終了して、印字テープ作成処理制御のS
12へリターンする。
【0074】尚、制御装置CDが前記入力処理制御にお
けるS34及びイメージ表示処理制御におけるS43を実行
することにより、本発明の請求項1〜請求項3に係る表
示制御手段が構成される。
【0075】S12において押下されたキーが前記色選択
キーであるならば(S12:Yes 、S13:No、S15:Yes
)、図12に示す色選択処理制御が実行される(S1
6)。尚、制御装置CDがこの印字色選択処理制御を行
うことにより、本願発明の請求項1に係る印字色選択手
段が構成される。
【0076】この色選択処理制御が開始されると、先
ず、印字色を選択する選択画面が表示される(S45)。
この選択画面においては、ディスプレイ5の入力データ
表示部5bに「1:色1 2:色2 3:色3」と表示
される。
【0077】そして、キー入力が待たれ(S46:No)、
ここで、キーボード4に設けられている数字の「1」キ
ーが押下されると(S46・S47:Yes )、印字色メモリ
122に記憶されている印字色データCの値が「1」に
変更される(S48)。また、キーボード4に設けられて
いる数字の「2」キーが押下されると(S46:Yes 、S
47:No、S49:Yes )、印字色データCの値が「2」に
変更される(S50)。また、キーボード4に設けられて
いる数字の「3」キーが押下されると(S46:Yes 、S
47・S49:No、S51:Yes )、印字色データCの値が
「3」に変更される(S52)。これら印字色データCの
変更後、ディスプレイ5のマーク表示部5bに表示され
ているマークMが、この印字色データCの値に対応する
印字色を指し示す位置に変更される(S54)。尚、制御
装置CDがこのS54を実行することにより、本発明の請
求項4に係る表示制御手段を構成する。
【0078】例えば、「1」キーが押下されると、印字
色データCの値が「1」に変更されると共にマークMが
印字色表示部5cの「色1」を指し示す位置に変更さ
れ、「2」キーが押下されると、印字色データCの値が
「2」に変更されると共にマークMが「色2」を指し示
す位置に変更され、「3」キーが押下されると、印字色
データCの値が「3」に変更されると共にマークMが
「色3」を指し示す位置に変更される。
【0079】前記S54が実行された後、第1〜第3テキ
ストメモリ121a〜121cのうち印字色データCの
値に対応する1つのテキストメモリ121、即ち、印字
色データCが「1」ならば第1テキストメモリ121a
に、印字色データCが「2」ならば第2テキストメモリ
121bに、印字色データCが「3」ならば第3テキス
トメモリ121cに格納されているデータとフォントR
OM111に格納されているデータとからドットパター
ンデータが作成され、第2イメージデータメモリ125
に格納される(S55)。続いて、この第2イメージデー
タメモリ125に格納されているドットパターンデータ
が読み出されてディスプレイ5の入力データ表示部5b
に表示される。そして、この色選択処理制御を終了して
印字テープ作成処理のS11にリターンする。
【0080】一方、キーボード4に設けられている取消
キーが入力されると(S46:Yes 、S47・S49・S51:
No、S53:Yes )、印字色データCの値が変更されるこ
となく、前記S55が実行され、その後、印字テープ作成
処理制御のS11へリターンする。尚、前記選択画面が表
示されている状態で、「1」〜「3」キー及び取消キー
以外のキーが押下された場合には(S46:Yes 、S47・
S49・S51・S53:No)、無効なキーが押下されたこと
になり、そのキー入力は無視され、前記S45へ戻る。そ
の際、警告ブザー105を鳴動して無効なキーが押下さ
れたことを使用者に報知するように構成しても良い。
【0081】例えば、マークMが「色1」を指し示し、
「色1」が選択されている状態で、「スペース(以下、
SPと略す)」、「I」、「SP」、「LOVE」、
「SP」、「YOU」と各キャラクタキーが押下される
と、図8に示すように、第1テキストメモリ121aに
そのコードデータと位置データD11〜D21とが対応付け
られて格納される。そして、そのドットパターンデータ
が作成されてディスプレイ5の入力データ表示部5bに
表示される。また、合成データ表示部5aにも同じキャ
ラクタが表示される(図20(a)、(b)参照)。
【0082】次に、色選択キーが押下され、選択画面が
表示されている状態で「2」キーが押下されると、マー
クMが「色2」を指し示す位置に移動し、「色2」が選
択されている状態となる。この状態でキーボード4に設
けられているカーソルキーの押下によりカーソルKを文
字「U」の後に移動させた後、記号「!」を入力すべく
キャラクタキーが押下されると、そのキャラクタのコー
ドデータと位置データD21とが第2テキストメモリ12
1bに格納されると共にそのドットパターンデータが作
成され、入力データ表示部5bに表示される。また、そ
のドットパターンデータが、既に表示されている「色
1」にて選択された時に入力されたキャラクタのドット
パターンデータ「I LOVE YOU」に合成され、
合成データ表示部5aに表示される(図20(d)参
照)。
【0083】次に、色選択キーが押下された後、「3」
キーが押下されると、マークMが「色3」を指し示す位
置に移動し、「色3」が選択されている状態となる。こ
の状態で前記カーソルキーの押下によりカーソルKを移
動させつつ記号の一種である白抜きの星形(以下、星形
と略す)を入力すべくキャラクタキーが押下されると、
そのコードデータとその位置データD31〜D37が第3テ
キストメモリ121cに格納されると共にそのドットパ
ターンデータが作成され、入力データ表示部5bに表示
される。また、そのドットパターンデータが、既に表示
されている「色1」または「色2」にて選択された時に
入力されたキャラクタのドットパターンデータ「I L
OVE YOU !」に合成され、合成データ表示部5
aに表示される(図20(e)、(f)参照)。
【0084】尚、ディスプレイ5にキャラクタを数桁乃
至十数桁表示可能な小型のものを使用した場合には、合
成データ表示部5a及び入力データ表示部5bに入力し
たキャラクタの全てを表示できないときがある。その際
には、周知のスクロール処理によりキャラクタを右方へ
スクロールさせて、最新に入力したキャラクタが入力デ
ータ表示部5bの左端に表示されるように構成してもよ
い。そして、この入力データ表示部5bにおける表示キ
ャラクタのスクロールと同期して、合成データ表示部5
aに表示されている合成ドットパターンデータもスクロ
ールさせて、合成データ表示部5aと入力データ表示部
5bとが常に同じ範囲を表示するように構成してもよ
い。
【0085】次に、一旦入力したキャラクタを他のキャ
ラクタに修正する処理について説明する。キャラクタを
修正する際には、先ずキーボード4に設けられている修
正キーを押下する(S12:Yes、S13・S15:No、S17:
Yes )。このことにより、図13に示す修正処理制御が
実行される(S18)。
【0086】この制御が開始されると、先ず、前記S15
と同様の色選択処理制御(図12参照)が実行され(S
59)、どの印字色に関連するキャラクタの修正を行うの
かが選択される。この色選択処理制御が終了すると、第
1〜第3テキストメモリ121a〜121cのうち、選
択された印字色が設定されたキャラクタがディスプレイ
5の入力データ表示部5bに表示される。そして、印字
色データCの値に対応するテキストメモリ121に格納
されている先頭のキャラクタに対応する位置データがカ
ーソルポインタKPにセットされ、カーソルKが入力デ
ータ表示部5bに表示されている先頭のキャラクタの位
置に表示される(S60)。
【0087】例えば、色選択処理にて「色1」が選択さ
れたならば、印字色データCの値が「1」となり、第1
テキストメモリ121aに格納されているデータとフォ
ントROM111とからドットパターンデータが作成さ
れ、ディスプレイ5の入力データ表示部5bに「 I
LOVE YOU」が表示される。それと共に、マーク
表示部5bのマークMが「色1」を指し示す位置に表示
される(図21(a)参照)。また、カーソルKが
「I」の前の位置に表示される。
【0088】一方、色選択処理にて「色2」が選択され
たならば、印字色データCの値が「2」となり、第2テ
キストメモリ121bに格納されているデータとフォン
トROM111とからドットパターンデータが作成さ
れ、入力データ表示部5bに「!」が表示される。それ
と共に、マーク表示部5bのマークMが「色1」を指し
示す位置に表示される。また、カーソルKが「!」の位
置に表示される。
【0089】さらに、色選択処理にて「色3」が選択さ
れたならば、印字色データCの値が「3」となり、第3
テキストメモリ121cに格納されているデータとフォ
ントROM111とからドットパターンデータが作成さ
れ、入力データ表示部5bに複数の星形が表示される。
それと共に、マーク表示部5bのマークMが「色3」を
指し示す位置に表示される(図21(e)参照)。ま
た、カーソルKが先頭の星形の位置に表示される。
【0090】次に、キー入力が待たれ(S61:No)、カ
ーソルキーが押下されたならば(S61・S62:Yes )、
カーソルポインタKPの値が変更され、カーソルKが右
方または左方へ移動し(S63)、再びキー入力が待たれ
る(S61:No)。
【0091】一方、修正に関連するキー、例えば、キャ
ラクタキーやキーボード4に設けられている削除キー等
が押下されたならば(S61:Yes 、S62:No、S64:Ye
s )、印字色データCの値に対応するテキストメモリ1
21に対してのみ、押下されたキーに応じて、データの
削除や押下されたキャラクタキーに対応するコードデー
タ及びその位置データの追加格納等の修正が行われる
(S65)。
【0092】そして、前記S60と同様に、テキストメモ
リ121に格納された修正済みのデータに基づいてドッ
トパターンデータが作成され、そのドットパターンデー
タが入力データ表示部5bに表示される(S66)。さら
に、前記S11と同様のイメージ表示処理制御が実行さ
れ、修正済みのデータを含む合成ドットパターンデータ
が作成され、修正後の合成ドットパターンデータが合成
データ表示部5aに表示される(S67)。そして、前記
S61へ戻る。
【0093】また、色選択キーが押下されたならば(S
61:Yes 、S62・S64:No、S68:Yes )、前記S59の
色選択処理制御が実行され、終了キーが押下されたなら
ば(S61:Yes 、S62・S64・S68:No、S69:Yes
)、この修正処理制御を終了して、印字テープ作成処
理制御のS11へリターンする。
【0094】尚、カーソルキー、修正に関するキー、色
選択キー、終了キー以外のキーが入力された場合には
(S61:Yes 、S62・S64・S68・S69:No)、無効な
キー入力がなされたものとして、そのキー入力は無視さ
れ、前記S57に戻る。この場合にも、警告用ブザーを鳴
動して使用者にその旨を報知するようにしても良い。
【0095】例えば、図8に示すように、「色1」を選
択した時に入力した「 I LOVE YOU」と「色
2」を選択した時に入力した記号「!」とからなるキャ
ラクタ列に「色3」を選択した時に入力した星形を重ね
合わせたテキストにおいて、キャラクタ列「LOVE」
をキャラクタ列「SPEAK」に修正し、記号「!」を
他の記号「※」に修正し、星形を白抜きの菱形(以下、
菱形と略す)に変更する場合について、その操作を説明
する。
【0096】先ず、修正キーを押下した後、「1」キー
を押下して、マークMを「色1」に移動させて、「色
1」が選択されているキャラクタに対して修正を行うこ
とを選択する。このことにより、ディスプレイ5の入力
データ表示部5bには、「 ILOVE YOU」のみ
が表示されると共に、「I」の前にカーソルKが表示さ
れる。次に、カーソルキーを押下してカーソルKをキャ
ラクタ「L」の位置まで移動させ(図21(a)参
照)、削除キーを押下してキャラクタ列「LOVE」を
削除し、キャラクタキー「S」、「P」、「E」、
「A」、「K」の各キーを順次押下してキャラクタ列
「SPEAK」を入力する。
【0097】すると、入力データ表示部5bに表示され
ている「LOVE」が「SPEAK」に書き換えられて
表示されると共に、合成データ表示部5aに表示されて
いる「LOVE」も「SPEAK」に書き換えられて表
示される(図21(b)参照)。
【0098】次に、色選択キー及び「2」キーを操作し
て、マークMを「色2」に移動させて、「色2」が選択
されているキャラクタに対して修正を行うことを選択す
る。このことにより、入力データ表示部5bには記号
「!」のみが示され、この「!」の位置にカーソルKが
表示される。次に、削除キーを押下して記号「!」を削
除した後、キャラクタキーを押下して他の記号「※」を
入力する(図22(d)参照)。
【0099】すると、入力データ表示部5bに表示され
ている「!」が入力された「※」に書き換えられて表示
されると共に、合成データ表示部5aに表示されている
「!」も「※」に書き換えられて表示される(図21
(d)参照)。
【0100】さらに、色選択キー及び「3」キーを押下
して、マークMを「色3」に移動させて、「色3」が選
択されているキャラクタに対して修正を行うことを選択
する。このことにより、テキスト表示部5aには複数の
星形のみが表示され、その先頭に位置する星形にカーソ
ルが表示される(図21(e)参照)。次に、削除キー
を押下して星形を削除した後、キャラクタキーを押下し
て菱形を入力する。そして、次の星形までカーソルキー
にてカーソルKを移動させつつ上記押下操作を繰り返し
て最後に位置する星形までを菱形に修正する。
【0101】すると、入力データ表示部5bに表示され
ている星形が菱形に書き換えられて表示されると共に、
合成データ表示5aに表示されている星形も菱形に書き
換えられて表示される(図22(f)参照)。そして、
終了キーを押下して修正処理制御を終了する。
【0102】このように、修正する印字色を選択するこ
とによって、その選択した印字色の設定されたキャラク
タのみがディスプレイ5の入力データ表示部5aに表示
され、表示されたキャラクタに対してのみ、カーソルK
の移動や削除、キャラクタの入力等の修正作業が行える
ので、その修正作業が極めて容易に行える。また、修正
後のキャラクタが合成データ表示部5aにも表示される
ので、修正結果が直ちに確認できる。
【0103】さらに、その修正作業を行う際に、選択さ
れた印字色をマークMが指し示すので、使用者は何れの
印字色に関連するキャラクタに対して修正作業を行って
いるのか極めて容易に知ることができる。
【0104】尚、この修正処理においても、入力処理と
同様に、入力データ表示部5bの表示桁数よりも多く入
力されたキャラクタの入力データ表示部5bに表示でき
なかったキャラクタをスクロール処理により表示できる
ように構成し、合成データ表示部5aに表示された合成
ドットパターンデータが入力データ表示部5bのキャラ
クタのスクロールと同期してスクロールし、常に合成デ
ータ表示部5aと入力データ表示部5bとが同じ範囲を
表示するように構成してもよい。
【0105】次に、印字テープ作成処理制御において、
キャラクタキー、色選択キー、修正キー、キーボード4
に設けられている印字キー以外のキーが押下された場合
には(S12:Yes 、S13・S15・S17・S19:No)、押
下されたキーに応じた処理が行われる(S20)。例え
ば、書式の設定や余白量を設定する処理等が行われる。
この処理の終了後にS11に戻る。
【0106】また、印字テープ作成処理制御において、
印字キーが押下されると(S12:Yes 、S13・S15・S
17:No、S19:Yes )、各テキストメモリ121a〜1
21cにデータが格納されているか否かが判断され(S
21)、何れのテキストメモリ121にもデータが格納さ
れていない場合には(S21:No)、印字を行うことがで
きないので、印字キーの押下を無効とし、直ちにS11に
戻る。この時にも警告用ブザー105を鳴動してその旨
を使用者に報知するようにしても良い。
【0107】一方、各テキストメモリ121a〜121
cの少なくとも1つのテキストメモリにデータが格納さ
れていれば(S21:Yes )、印字を行うことができるの
で、図14に示す印字処理制御が実行される(S20)。
尚、制御装置CDがこの印字処理制御を行うことによ
り、本発明の請求項5に係る印字制御手段が構成され
る。
【0108】この印字処理制御は、先ず、図15に示す
印字開始処理制御が実行される(S70)。印字開始処理
制御は、先ず、「リボンカセットを交換して下さい」と
いうメッセージをディスプレイ5に表示し、これから印
字するキャラクタの印字色と一致するリボン色のインク
リボンが収納されたリボンカセット30の装着を使用者
に促す(S81)。所望のリボン色のリボンカセット30
に交換した後、または、現在装着されているリボンカセ
ット30が所望のリボン色である場合にはリボンカセッ
トを交換することなく、キーボード4の任意のキーが押
下されると(S82:Yes )、テープ検出センサ91から
のテープ検出信号TSが読み込まれ、テープ検出信号T
Sが「L」レベルであり、テープ検出センサ91に対応
して印字テープ22が位置しているときには(S83:Ye
s )、印字テープの切断を促すメッセージがディスプレ
イ5に表示される(S84)。
【0109】次に、切断用ノブ85を押圧操作して印字
テープ22が切断され、切断検出スイッチ101からの
切断検出信号CSが「H」レベルになり(S85:Yes
)、テープ検出信号TSが「H」レベルになって、テ
ープ切断が検出されたときには(S83:No)、印字テー
プ22の先端をテープ検出センサ91に進入させる為
に、テープ駆動モータ44が1ステップだけ正回転(時
計回転方向)駆動して印字テープ22が微小距離だけ送
り方向Tに移送され(S86)、テープ検出信号TSが
「H」レベルのときには(S87:No)、S86〜S87が繰
り返して実行される。
【0110】そして、テープ検出信号TSが「L」レベ
ルになり、印字テープ22の先端テープ検出センサ91
に進入したときには(S87:Yes )、この制御を終了し
て、印字処理制御のS71にリターンする。このとき、テ
ープ先端を検出した時の印字テープ22に対するサーマ
ルヘッド12の印字位置が印字開始基準原点位置に設定
される。ここで、印字テープ22を送り方向Tに移送す
るときに、印字テープ22の先端部がカールしていると
きでも、1対の案内部材94,95に形成されたガイド
部99により、印字テープ22の先端部を確実にスリッ
ト98に案内できる。
【0111】次に、何れのテキストメモリ121a〜1
21cにキャラクタのデータが格納されているかが判断
され(S71)、3つのテキストメモリ121の全てにデ
ータが格納されている場合には、色数データNの値を
「3」にセットする(S72)。また、2つのテキストメ
モリ121にデータが格納されている場合には、色数デ
ータNの値を「2」にセットする(S73)。また、1つ
のテキストメモリ121にデータが格納されている場合
には、後述する最終色印字処理・切断処理制御が実行さ
れる。
【0112】S72またはS73が実行された後、色数デー
タNの値が「1」でないとき、つまり最終色の印字でな
いときには(S74:No)、前記S21において設定された
余白量Lに対応する前余白量Lだけ印字テープ22を移
送する為に、テープ駆動モータ44が正回転駆動される
(S75)。
【0113】次に、データが格納され、且つ、未印字の
テキストメモリ121のうち上位のテキストメモリ12
1(例えば、各テキストメモリ121a〜121cの全
てにデータが格納されており、且つ未印字の場合、第1
テキストメモリ121aが上位になり、第2及び第3テ
キストメモリ121b〜121cが未印字の場合、第2
テキストメモリ121bが上位となる。)からコードデ
ータ及び位置データを読み出して、読み出したコードデ
ータに対応する印字用ドットパターンデータをフォント
ROM111から読み出して、位置データに基づいて第
1イメージデータメモリ124上に展開し、その展開し
たドットパターンデータを読み出して、サーマルヘッド
12やテープ駆動モータ44を駆動して印字する印字処
理が実行される(S76)。
【0114】次に、図16に示す印字テープ巻き戻し処
理制御が実行される(S77)。この制御が開始される
と、先ずテープ駆動モータ44が正回転駆動されて、印
字位置(P位置)と分離位置(B位置)との距離Dbp
に対応する分離送り量Dbpだけ印字テープ22とイン
クリボン32とが送り方向Tに移送される(S90)。即
ち、サーマルヘッド12により印字された最終印字箇所
においては、インクリボン32のインクが印字テープ2
2に融着した状態であるが、その分離送り量Dbpだけ
印字テープ22とインクリボン32とが移送されること
で、インクリボン32が分離部35aにより強制的に印
字テープ22から引き離されるので、印字テープ22と
インクリボン32とが確実に分離している。
【0115】次に、次の印字色と同様のリボン色のイン
クリボン32を有するリボンカセット30に交換する為
に、リボンカセット30の取り外しを促すメッセージが
ディスプレイ5に表示される(S91)。そして、リボン
検出スイッチ群103からのリボン検出信号RSとし
て、6つの検出スイッチ信号の全てが「H」レベル信号
になり、リボンカセット30が取り外されたときには
(S92:Yes )、リボンカセット30を装着しないよう
に促すメッセージがディスプレイ5に表示される(S9
3)。
【0116】次に、印字テープ22を巻き戻す為に、テ
ープ駆動モータ44が1ステップだけ逆回転(反時計回
転方向)駆動して印字テープ22が微小距離だけ巻き戻
し方向に移送され(S94)、テープ検出信号TSが
「H」レベルのときには(S95:No)、S93〜S95が繰
り返して実行される。そして、印字テープ22の先端が
テープ検出センサ91よりも若干内側まで巻き戻しされ
たときには(S95:Yes )、テープ駆動モータ44の逆
回転駆動が停止され(S96)、この制御を終了して、印
字処理制御のS78にリターンする。
【0117】次に、印字処理制御において、図17に示
す印字開始位置合せ処理制御が実行される(S78)。こ
の制御が開始されると、先ず、次に所望する印字色のイ
ンクリボン32を有するリボンカセット30の装着を促
すメッセージがディスプレイ5に表示される(S100
)。そして、リボン検出信号RSとして、6つのスイ
ッチ信号の全てが「H」レベル信号でなく、リボンカセ
ット30が装着されたときには(S101:Yes)、カセッ
トカバー3を閉じる旨のメッセージがディスプレイ5に
表示される(S102 )。
【0118】そして、使用者がカセットカバー3を閉じ
てキーボード4の任意のキーを押下すると(S103:Ye
s)、印字テープ22の先端がテープ検出センサ91に
対応するまで、テープ駆動モータ44が1ステップだけ
正回転駆動され(S104・S105:No)、テープ検出信号
TSが「L」レベルになり、印字テープ22の先端がテ
ープ検出センサ91に対応したときには、印字テープ2
2に対する印字開始基準原点位置がサーマルヘッド12
の印字位置に対応しており(S105:Yes)、この制御を
終了して、印字処理制御のS79にリターンする。
【0119】次に、印字処理制御において、色数データ
Nの値が1つデクリメントされ(S79)、色数データN
の値が「1」でなく最終色の印字でないときには(S7
4:No)、S75〜S79が繰り返して実行される。そし
て、色数Nが「1」となり、最終色の印字のときには
(S74:Yes )、最終色印字処理・切断処理制御(図1
8参照)が実行される(S80)。
【0120】この制御が開始されると、前余白量Lが印
字・切断間距離Dcp以上のときには(S110:Yes)、
テープ駆動モータ44の正回転駆動により、印字・切断
間距離Dcpだけ印字テープ22が送り方向Tに移送さ
れ(S111 )、テープ駆動モータ44の駆動が停止され
てテープ移送が停止される(S112 )。次に、テープ駆
動モータ44が少しだけ巻き戻し方向に回転されて、切
断禁止レバー84の先端部が切断用レバー82の下側か
ら外れて切断動作が可能になったときに、印字テープ2
2の切断を促すメッセージがディスプレイ5に表示され
る(S113 )。そして、印字テープ22が切断され、切
断検出信号CSが「H」レベルになり、テープ切断が検
出されたときには(S114:Yes)、更に前余白量Lの不
足分(前余白量L−印字・切断間距離Dcp)だけ印字
テープ22が送り方向Tに移送される(S95)。
【0121】次に、3つのテキストメモリ121a〜1
21cのうちの未印字のテキストメモリ121に格納さ
れているコードデータ及び位置データを読み出し、その
コードデータに対応する印字用ドットパターンデータを
フォントROM111から読み出して、位置データに基
づいて第1イメージデータメモリ124上に展開し、そ
の展開したドットパターンデータを読み出して、サーマ
ルヘッド12やテープ駆動モータ44を駆動して印字す
る印字処理が実行される(S116 )。
【0122】次に、印字文字列の後側に後余白量Lを設
ける為に、テープ駆動モータ44の正回転駆動により、
印字・切断間距離Dcpに後余白量Lを加算した値だけ
印字テープ22が送り方向Tに移送され(S117 )、そ
の後テープ駆動モータ44が少しだけ巻き戻し方向に回
転されて、切断禁止レバー84の先端部が切断用レバー
82の下側から外れて切断動作が可能になったときに、
印字テープ22の切断を促すメッセージがディスプレイ
5に再度表示される(S118 )。そして、印字テープ2
2が切断され、切断検出信号CSが「H」レベルにな
り、テープ切断が検出されたときには(S119:Yes)、
この制御を終了して、印字テープ作成処理制御のS11に
リターンする。
【0123】一方、前記S110 において、前余白量Lが
印字・切断間距離Dcpよりも小さいときには(S11
0:No )、テープ駆動モータ44を正回転駆動して、前
余白量Lだけ印字テープ22が送り方向Tに移送される
(S120 )。そして、未印字のテキストメモリ121に
格納されたデータに基づいて印字用のドットパターンデ
ータが作成され第1イメージデータメモリ124に格納
された後、第1イメージデータメモリ124から1ドッ
ト列分のドットパターンデータが読み出されて印字処理
され(S121 )、その1ドット列分に対応する微小送り
量だけ、テープ駆動モータ44の正回転駆動により印字
テープ22が移送される(S122 )。
【0124】次に、この最終色の印字開始後のテープ移
送量が、印字・切断間距離Dcpから前余白量Lを減算
した値よりも小さいとき、つまり切断位置(P位置)が
前余白量Lの先頭位置に達していないときには(S12
3:No )、S121〜S123が繰り返して実行される。
【0125】そして、前余白量Lの先頭位置が切断位置
に達したときには(S123:Yes)、印字とテープ移送と
が停止され(S124 )、その後、テープ駆動モータ44
が少しだけ巻き戻し方向に回転されて、切断禁止レバー
84の先端部が切断用レバー82の下側から外れて切断
動作が可能になったときに、印字テープ22の切断を促
すメッセージがディスプレイ5に表示される(S125
)。次に、切断用ノブ85を押圧操作して印字テープ
22が切断され、切断検出信号CSが「H」レベルにな
り、テープ切断が検出されたときには(S126:Yes)、
残りのドットパターンデータについて印字する残りの印
字処理が実行され(S127 )、S117〜S119により後余
白量Lが設けられてテープ切断され、この制御を終了し
て、同様にS11にリターンする。
【0126】例えば、図20に示すように、「色1」の
設定において入力された「I LOVE YOU」と
「色2」の設定において入力された記号「!」とからな
るキャラクタ列に、「色3」の設定において入力された
星形を重ね合わせたものは、「色1」を印字する際に黒
色のリボン色のリボンカセットを装着し、「色2」を印
字する際に青色のリボン色のリボンカセットを装着し、
「色3」を印字する際に黒色のリボン色のリボンカセッ
トを装着すると、「I LOVE YOU」が黒で印字
され、記号「!」が青で印字されたキャラクタ列に赤で
印字された複数の星形が重ね合わされた印字テープ22
が得られる(図22(a)参照)。
【0127】また、図21に示すように、上記のキャラ
クタ列の「LOVE」を「SPEAK」に修正し、記号
「!」を他の記号「※」に修正し、星形を菱形に修正し
たものは、同様に「色1」を印字する際に黒色のリボン
色のリボンカセットを装着し、「色2」を印字する際に
青色のリボン色のリボンカセットを装着し、「色3」を
印字する際に黒色のリボン色のリボンカセットを装着す
ると、「I SPEAK YOU」が黒で印字され、記
号が青で印字されたキャラクタ列に赤で印字された複数
の菱形が重ね合わされた印字テープ22が得られる(図
22(b)参照)。
【0128】以上説明したように、本実施形態では、印
字色を選択した後に、その印字色で印字しようとするキ
ャラクタを入力すると、そのキャラクタがディスプレイ
5の入力データ表示部5bに表示されると共に、入力さ
れたキャラクタのコードデータは、その位置データ共
に、印字色毎に設けられたテキストメモリ121a〜1
21cに格納される。そして、各テキストメモリ121
a〜121c毎に入力されたキャラクタのドットパター
ンデータが作成されて、第1イメージデータメモリ12
4にて合成されて格納され、その合成されたドットパタ
ーンデータがディスプレイ5の合成データ表示部5aに
表示される。
【0129】従って、合成すると文字として認識されな
い文字や記号を同じ位置に入力できると共に、同じ位置
に入力した文字と記号とを異なる印字色に設定すること
ができ、これらの文字と記号を合成した結果をディスプ
レイにて表示することができ、文字にその文字とは異な
る色の記号を重ね合わせることで文字を強調した文書の
合成結果を実際に印字する前に確認することができる。
また、印字色毎にテキストメモリ121を設けているの
で、設定された印字色毎にキャラクタのコードデータを
記憶することができるので、データの管理が極めて容易
になる。さらに、キャラクタを入力する毎に、各テキス
トメモリ121a〜121c毎に作成されたドットパタ
ーンデータを合成して表示するので、常に文書の合成結
果を実際に印字する前に確認することができる。
【0130】また、入力した文字や記号を修正するとき
には、印字色を選択することにより、選択した印字色に
対応するテキストメモリに格納されているキャラクタに
対してのみ修正が可能となるため、その修正作業が極め
て容易になる。
【0131】さらに、印字色毎にリボン色の異なるリボ
ンカセット30を装着して印字を行うので、複数色でカ
ラフルに多色印字したラベルを作成することができ、ま
た、文字の上に文字とは異なる色の記号、例えば、丸、
四角、星形、菱形等を印字して文字を強調したラベルを
作成することができる。
【0132】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1記載の文書作成装置によれば、合成すると文字と
して認識されない文字や記号を同じ位置に入力でき、且
つ同じ位置に入力された文字と記号とを異なる印字色に
設定することができ、さらに、これらの文字と記号を合
成した結果をディスプレイにて表示することができ、文
字にその文字とは異なる色の記号を重ね合わせることで
文字を強調した文書の合成結果を実際に印字する前に確
認することができる。
【0133】また、請求項2記載の文書作成装置によれ
ば、請求項1と同様の効果を奏するが、設定された印字
色毎にキャラクタのコードデータを記憶でき、データの
管理が極めて容易になり、入力データ表部への表示制御
が容易になる。
【0134】また、請求項3に記載の文書作成装置によ
れば、請求項2と同様の効果を奏するが、常に文書の合
成結果を実際に印字する前に確認することができる。
【0135】また、請求項4に記載の文書作成装置によ
れば、請求項1と同様の効果を奏するが、キャラクタの
入力時に現在選択されている印字色を極めて容易に確認
することができる。
【0136】また、請求項5に記載の文書作成装置によ
れば、請求項1と同様の効果を奏するが、複数色でカラ
フルに多色印字したラベルを作成することができ、ま
た、文字の上に文字とは異なる色の記号、例えば、丸、
四角、星形、菱形等を印字して文字を強調したラベルを
作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ状ラベル作成装置の平面図である。
【図2】印字状態のサーマル印字機構の平面図である。
【図3】リボンカセットを装着したテープカセットの平
面図である。
【図4】リボンカセットとテープカセットの背面斜視図
である。
【図5】サーマル印字機構の印字状態における駆動系の
平面図である。
【図6】サーマル印字機構のテープ巻き戻し状態におけ
る駆動系の平面図である。
【図7】テープ状ラベル作成装置の制御系のブロック図
である。
【図8】テキストメモリ内のデータ構成を説明する説明
図である。
【図9】印字テープ作成処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図10】入力処理制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図11】イメージ作成処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図12】色選択処理制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図13】修正処理制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図14】印字処理制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図15】印字開始処理制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図16】印字テープ巻き戻し処理制御のルーチンの概
略フローチャートである。
【図17】印字開始位置合せ処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図18】最終色印字処理・切断処理制御のルーチンの
概略フローチャートである。
【図19】印字位置(P位置)とテープ切断位置(C位
置)とテープ検出位置(S位置)との位置関係を説明す
る説明図である。
【図20】キャラクタ入力時における表示状態を説明す
る図である。
【図21】キャラクタ修正時における表示状態を説明す
る図である。
【図22】複数色で印字されたテープ状ラベルの平面図
である。
【符号の説明】
1 テープ状ラベル作成装置 4 キーボード 5 液晶ディスプレイ 5a 合成データ表示部 5b 入力データ表示部 5c マーク表示部 10 サーマル印字機構 30 リボンカセット 40 テープ・リボン移送機構 110 CPU 112 ROM 120 RAM 121 テキストメモリ CD 制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号等のキャラクタを入力する入
    力手段と、複数の印字色の中から1つの印字色を選択す
    る印字色選択手段と、入力手段により入力されたキャラ
    クタのコードデータとそのキャラクタの入力時に選択さ
    れている印字色とを関連付けて記憶するデータ記憶手段
    とを備え、印字色を選択した後にキャラクタを入力する
    ことで、そのキャラクタの印字色を設定する文書作成装
    置において、 入力データ表示部と合成データ表示部とから構成される
    表示手段と、 前記印字色選択手段にて選択された印字色が設定されて
    いるキャラクタを前記入力データ表示部に表示すると共
    に、各印字色の設定された全てのキャラクタの印字イメ
    ージを合成して前記合成データ表示部に表示する表示制
    御手段とを備えることを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 前記データ記憶手段は、設定された印字
    色毎に、入力されたキャラクタのコードデータを記憶す
    るための複数の色別データ記憶手段から構成され、前記
    表示制御手段は前記印字色選択手段にて選択された印字
    色に対応する色別データ記憶手段に記憶されているデー
    タに基づいてキャラクタを表示すること特徴とする請求
    項1に記載の文書作成装置。
  3. 【請求項3】 前記色別データ記憶手段毎に作成された
    印字イメージを合成して記憶するイメージ記憶手段を備
    え、前記表示制御手段はそのイメージ記憶手段に記憶さ
    れた印字イメージを前記合成データ表示部に表示するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の文書作成装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、印字色選択手段に
    より選択されている印字色に関する色情報を前記表示手
    段に表示することを特徴とする請求項1に記載の文書作
    成装置。
  5. 【請求項5】 印字媒体であるテープを移送可能なテー
    プ移送手段と、複数の印字色のインクリボンを夫々収容
    し且つ複数色で順々に印字するために着脱自在に択一的
    に装着される複数のリボンカセットと、テープ移送機構
    によるテープ移送経路の途中部においてキャラクタをテ
    ープに印字する印字手段と、印字のための制御を司る印
    字制御手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載
    の文書作成装置。
JP8101311A 1996-04-23 1996-04-23 文書作成装置 Pending JPH09286141A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007518143A (ja) * 2004-09-28 2007-07-05 カシオ計算機株式会社 演算処理装置
KR101276635B1 (ko) * 2012-11-01 2013-06-19 길명재 멀티 입출력 동영상 데이터 처리 장치 및 방법

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