JPH09285629A - 遊技場のタバコ吸殻回収・排煙装置 - Google Patents
遊技場のタバコ吸殻回収・排煙装置Info
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Abstract
体で、灰皿のタバコの吸殻を一括回収するとともに、灰
皿やその近傍の空気を吸引してホール全体の清浄化を図
る。 【解決手段】 パチンコ島1の前板12に灰皿70を装
着し、該前板12の下部に設けた回収路51と灰皿内と
を連通させるとともに、回収路内に設けたベルトコンベ
ア52でタバコの吸殻を収納箱31,32まで搬送し、
前記回収路51を介して灰皿から遊技場内の空気を吸引
し外部に放出する。
Description
機を配置した遊技場のタバコ吸殻の回収と同タバコから
の煙を排出させる装置に関する。
技者が遊技機に向って遊技しながら喫煙ができる様に構
成されている。この灰皿は通常煙が直接上昇しないよう
にドーム型のしゃへい蓋が設けられた容器からなり遊技
機の前方に張り出された前板の上面に吸殻投入口を開口
させている。
においては、次の様な各種の問題が生じている。 1)ドーム型のしゃへい蓋があっても立ち昇る煙が遊技
者の顔に当り、吸い込むことになる。 又煙は灰皿から放散されるので遊技場(ホール)全体の
空気を汚す。 2)前板上面に灰皿が開口しているので吸殻や灰が前板
上に飛散することが多く、遊技機の周辺を汚す。特に灰
皿内に消火用の水を注入した場合にこの水が前板上に飛
びはねて汚れを大きくすることがある。 3)灰皿上に溜った吸殻をその都度回収入しないと灰皿
内は吸殻で溢れて、遊技者は他に捨てる場所がなくあげ
くの果てに床上に吸殻を捨てることにもなる。 4)灰皿が前板上で開口している為、パチンコ玉が灰皿
内に入り易く、一担入ると吸殻と分別して取り出すこと
が煩雑となり又注入水による玉や手の汚れも著しく不快
感が多くなる。 5)タバコの吸殻を回収する装置として従来から提案さ
れてきたものは、最終的に吸殻を収納箱に集める(集塵
箱)方式のものであって、この収納箱内に一定の高さで
消火用の水を予め注入しておくが、集められた吸殻の量
が多くなると、上部の吸殻まで水が浸透せず、その結果
全部を消火しきれずに多量の発煙を招くことになって遊
技場内空気を汚染することになる。
挙に解決すべく、発明されたタバコ吸殻回収と排煙可能
な装置に係り、その特徴とするところは、遊技機管理単
位体を構成する遊技機の前方に張り出した前板の下部
に、回収部を構成し該回収部の一端下方に収納部を配置
するとともに、前記回収部と連通する排煙部を設けてな
る遊技場のタバコ吸殻回収・排煙装置において、その回
収部は、前記収納部側に回動するベルトコンベアを下方
に内蔵したボックス状の回収路からなり、又前板は、引
き出し自在でかつ内部が前記回収路の上部と連通する灰
皿を装着したもので、収納部は、吸殻収納箱と玉収納箱
からなるものである。
コ吸殻回収・排煙装置について詳述する。図1は、パチ
ンコ台等の遊技機11を複数並設してなる二列の遊技機
列を背中合せに配置した遊技機管理単位体、所謂パチン
コ島1の正面図である。このパチンコ島1に並設された
各遊技機11,11の下方には、前方に張り出された状
態で前板12が連続して架設されている。
技機11に対応して灰皿70が設けられている。一方遊
技機11の上方にはランプ板13が又その上に幕板14
が設けられている。
の管理者(店員)を招く為の呼出ランプ15が取付けら
れており、さらには警報用のパトライト16が設けられ
ている。次ぎにタバコ吸殻回収機構の概略を図1乃至図
5にて説明する。図例の如く、パチンコ島1の左端には
吸殻を搬送するためのベルコンドライブ部20と同下方
には回収した吸殻やパチンコ玉を収納する為の収納部3
0が設けられている。
けて駆動する前記ベルコンドライブ部20により回動し
たベルトコンベアを反転回動させるためのベルコンリタ
ーン部40が形成されている。
50が形成され、この回収部50内の回収路51中に張
架されたベルトコンベアが前記ベルコンドライブ部20
によってベルコンリターン部40側から収納部30側に
移動し、各灰皿70から投入された吸殻をベルトコンベ
ア上に載荷してこの収納部30にまで搬送するものであ
る。
回収路51全体(含むベルコンドライブ部20,収納部
30)を所謂エアタイトに形成するとともに灰皿70を
介して吸引したタバコの煙をこの回収路51を経て島端
若しくは島中から外部の送風機や清浄機まで送り出すも
のである。次に上記両機構の構成を詳細に説明する。
けられた排煙部60を説明する一部破断図であり、図3
は図2のX−X線矢視図である。図例の如くベルコンド
ライブ部20は、駆動源であるモータ22とこのモータ
22の回転軸に接続した駆動プーリ23と該駆動プーリ
23からの回転をタイミングベルト25を介して伝達さ
れる従動プーリ24と、前記従動プーリ24の下側に位
置し、前記従動プーリ24と同期的に回転するマグネッ
トローラ26からなる。
入したパチンコ玉を磁力により付着させるものなので、
図3に示す如く、溝26a,26b…が刻まれている。
このマグネットローラ26の回転軸に設けられた偏心カ
ム27を介してクランク28が取付けられており、この
クランク28は収納部30を構成する吸殻収納箱32に
当接してそれを揺動させるものである。
成を説明する一部省略図であり、図5はその側面概略図
である。このベルコンリターン部40は従動プーリ41
と複数のローラ42,43からなる。
であって、前板12の下部に設けた回収路51を説明す
るものである。この回収路51は、図1に示す如くベル
コンドライブ部20とベルコンリターン部40間に亘っ
て形成した回収部50の主構成をなすもので、前板12
下部に略中空状の搬送路として形成される。
0,収納部30は一体的にシールされ所謂エアタイトに
形成されている。斯かる回収路51内にはベルトコンベ
ア52が設けられる。このベルトコンベア52は無端す
なわちエンドレス(輪状)のもので輪内の一方を従動プ
ーリ24に、同他方を従動プーリ41に張架させてい
る。
2とその下部の回収路51を説明する一部省略断面図で
ある。そして図8は図1のZ−Z線矢視断面図であっ
て、灰皿70を装着した状態を説明するものである。図
に示す如く、1つ1つの遊技機11に対応して前板12
中には各々灰皿70が設けられている。
70を挿入するための灰皿挿入口12aが開口され、そ
してこの挿入口の底面には後述の如く灰皿70の開口底
と連通して回収路51内のベルトコンベア52上に吸殻
を落下させる為の落し口12bが設けられている。さら
に挿入口12aの下辺には灰皿70を着脱可能にしかつ
保持する為の板バネ12dが設けられている。
その(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のP−P線矢視断
面図である。すなわち本灰皿70は奥行と高さが前記前
板12の張り出し長さと厚さに略対応し、その挿入口1
2aから装着される大きさの本体71aを有するもので
あって、斯かる本体71aの一端側に把手71bが取付
けられている。
72とし反対側を開口底73として形成されている。前
記構成の灰皿70を前板12の灰皿挿入口12aから装
着すると図8に示す如く開口底73と落し口12bとが
略整合して本体71a内と回収路51とは連通する。
から脱落しない様ストッパ機構が設けられている。すな
わち、灰皿70は下方から板バネ12dにより上方に付
勢されており、斯かる状態で引き出せば、灰皿に本体上
端に設けた突起71cが挿入口12aに設けたストッパ
片12eに係合してそれ以上の引き抜きは制限される。
は、灰皿70自体を板バネ12dの付勢力に亢して押し
下げることで前記の係合を解放し、取り出せばよい。上
記構成による吸殻の回収動作について説明する。前板1
2の下部に設けられた回収路51内ではベルトコンベア
52が、その両側の従動プーリ24,41を介してベル
トが収納部30側に(上部がA方向,下部がB方向に移
動:図2参照)回動している。
仮想線に示す如く把手71bを介してテーパ辺72が外
部に引き出される。そしてこの状態でタバコがテーパ辺
72の手前に形成された挾みリブ74(図9参照)に置
かれた場合その灰はテーパ辺72を経て底板12c上に
落ちる。同様に灰皿70内でもみ消されたタバコの吸殻
や灰も底板12c上に溜る。
れても底板12c上に溜り、溜る量が多いと落し口12
bから自然に回収路51内に落下する。又引き出された
灰皿70を押し込めばテーパ辺72の先端が底板12c
上の吸殻や灰をスイープして前記同様に落し口12bか
ら回収路51内に落下させる。
ア52上に載荷され、収納部30まで搬送されて下部に
ある吸殻収納箱32内に投下される。この吸殻収納箱3
2は上述の如くクランク28により揺動しているので、
投下された吸殻は箱内で揺動することになり、上部に堆
積した吸殻にも箱内の消火用水が浸透することになり、
吸殻収納箱32内の消火を完全にする。
70内に混入した場合は、前記同様ベルトコンベア52
を介して収納部30まで搬送される。しかしベルトコン
ベア52の端部から下方の吸殻収納箱32に落下する際
に、パチンコ玉は従動プーリ24の下方に設けられてい
るマグネットローラ26の溝26a,26b…間で吸着
される。このマグネットローラ26は上述の如くベルト
コンベア52と同期回転するので確実にパチンコ玉を吸
着さるとともに、マグネットローラ26の下部に設けた
分離板33によりパチンコ玉がマグネットローラ26か
ら分離されて玉回収路34を経て玉収納箱31に収納さ
れる(図1,図2参照)。
し、その櫛歯を前記溝26a,26b…間に挿入させて
おくことで、パチンコ玉の分離を確実なものにすること
ができる。前記玉収納箱31や吸殻収納箱32が満杯に
なると、図示しないレベルセンサやウエイトセンサによ
ってこの満杯状態が検知され、パチンコ島1のランプ板
13に設けた警報灯(図示せず)やパトライト16を点
燈させて各収納箱の交換若しくは吸殻,パチンコ玉取出
し時期を知らせる。
いて説明する。図2に示す如く、前記パチンコ島1の一
端にはエアタイト状に形成された回収路51と連通する
状態に排煙部60が形成される。この排煙部60は、前
記の如く回収路51と連通する吸気口53を塞ぐダンパ
ボックス61と、このダンパボックス61内に設けられ
て、前記吸気口53を閉鎖する為のダンパ62を主たる
構成となす。
より回転自在となし、かつ下端側にセンサ63を設ける
とともに吸気口53の開口状態を鉛ロッド等の温度ヒュ
ーズ棒64により保持するものである。又ダンパボック
ス61には吸気口53を経て吸引した煙をパチンコ島1
外へ排出する為のダクト取付口65が設けられている。
クトは、その他端を送風機66に接続させる。尚図例で
は排煙部60を島端の外方に設けたが、この位置に限定
されることなく島中例えば研磨塔の近傍に設けるもので
もよい。斯かる構成において制御盤21の操作によりベ
ルトコンベア52を駆動し、又はこのベルトコンベア5
2の駆動と関係なく送風機66を駆動させる。
煙は、吸気口53からダンパボックス61を経て吸引排
出される。すなわち排煙動作において、灰皿70を引き
出している場合は、図10に示す如くタバコを灰皿70
に置いたか否かにかかわらず灰皿近傍の煙例えば遊技者
が手に持ったタバコの煙は落し口12bを経て回収路5
1中へ吸引される。
0を灰皿挿入口12a内に押し込んで、灰皿挿入口12
aの気密を確実にすることで使用中の灰皿70からの吸
引を大きくすることができる。一方、不使用の灰皿70
を引き出したままの状態でも、使用中の灰皿70と同様
に周囲の煙を吸引するので遊技場(ホール)全体の空気
清浄に役立つことになる。
引された煙はホール天井に設けた清浄機67に吹き付け
られ、この清浄機67を経て遊技場外へ排出される。又
送風機66の送風側に図示しない排気ダクトを取付け、
この排気ダクトの放出側を直接ホール外に向けておくこ
ともできる。
に漂う煙を排出するものとして、パチンコ島1の幕板1
4の下方に吸気路68を設けこの吸気路68を吸気ガラ
リ69を介してホール内に連通させるとともに、ダクト
で前記ダンパボックス61又は送風機66に接続させる
ことも可能である。これにより図例の如く遊技者は表裏
回転自在の足置台80上に、靴を脱いで足を置き、リラ
ックスした状態でプレイできる。例えばくわえタバコの
状態でプレイしてもタバコの煙は、上部にある吸気ガラ
リ69から吸引されるので、ホール内空気の清浄化が保
たれる。
ことで、前述の如き(図1参照)ランプ板13は不要と
なる。従ってその分吸気ガラリ69が遊技者に近くな
り、より一層ホール内空気の清浄化を図ることができ
る。
ューズ棒64は、収納部30や回収部50で発火が起き
た場合に所定の温度で溶解し、ダンパ62を回動させて
吸気口53を塞ぐためのものである。このとき、センサ
63による信号は制御用配線27を介して制御盤21に
送信され、モータ22や送風機66の駆動を停止させ
る。これにより防火を確実にするとともに、呼出ランプ
15やパトライト16により警報の発信が行われる。
煙装置は、灰皿中のタバコの吸殻を自動的に一括廃棄処
理し、しかもパチンコ玉が混入しても吸殻とは分離収納
できるので、遊技者(客)や管理者(店員)の手を直接
汚すことがない。したがって灰皿が吸殻で溢れることも
なく、客の投げ捨てもないので遊技場の清潔を長く維持
できる。
堆積されても上部の吸殻に十分な水の浸透が図られるの
でそこから発煙や発火は生じない。さらに灰皿周辺の煙
を一括して吸引する丈でなくパチンコ島周辺の煙をも吸
引して遊技場外へ排出できるので、上記吸殻による不潔
感の解消と合いまって場内空気の清浄化により遊技場内
の雰囲気を清潔感あふれるものにすることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 遊技機の前方に張り出した前板の下部
に、回収部を構成し該回収部の一端下方に収納部を配置
するとともに、前記回収部と連通する排煙部を設けた遊
技機管理単体を配置してなる遊技場のタバコ吸殻回収・
排煙装置において、 前記回収部は、前記収納部側に回動するベルトコンベア
を下方に内蔵したボックス状の回収路からなり、 前記前板は、引き出し自在でかつ内部が前記回収路の上
部と連通する灰皿を装着し、 前記収納部は、吸殻収納箱と玉収納箱からなることを特
徴とする遊技場のタバコ吸殻回収・排煙装置。 - 【請求項2】 前記前板に装着される灰皿は、その底面
の一部を開口底とし、該灰皿を押し込めた状態で前記開
口底と前板の底部に開口した落し口とが略整合して、該
灰皿内と前記回収路の上方とが連通することを特徴とす
る請求項1記載の遊技場のタバコ吸殻回収・排煙装置。 - 【請求項3】 前記収納部側のベルトコンベア端部下方
には、ベルトコンベア上に載荷されたパチンコ玉を吸着
させる為のマグネットローラが設けられていることを特
徴とする請求項1記載の遊技場のタバコ吸殻回収・排煙
装置。 - 【請求項4】 前記マグネットローラの下方には該マグ
ネットローラからパチンコ玉を分離する為の分離板と、
該分離されたパチンコ玉を収納箱まで導く玉回収路が夫
々形成されたことを特徴とする請求項3記載の遊技場の
タバコ吸殻回収・排煙装置。 - 【請求項5】 前記吸殻収納箱は、前記ベルトコンベア
を回動させる為の駆動源を介して揺動されることを特徴
とする請求項1記載の遊技場のタバコ吸殻回収・排煙装
置。 - 【請求項6】 前記回収部と連通する排煙部が遊技機管
理単位体の内部若しくは外部に設けられたことを特徴と
する請求項1記載の遊技場のタバコ吸殻回収・排煙装
置。 - 【請求項7】 前記排煙部は、前記回収路に連通する吸
気口を閉鎖する為のダンパが設けられるとともに、 前記吸気口を経て吸引された煙を排出する為の排出ダク
トが接続されることを特徴とする請求項6記載の遊技場
のタバコ吸殻回収・排煙装置。 - 【請求項8】 前記回収部は、エアタイトの搬送路とし
て形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技
場のタバコ吸殻回収・排煙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03922896A JP4117036B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-27 | 遊技場のタバコ吸殻回収・排煙装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3319896 | 1996-02-21 | ||
JP8-33198 | 1996-02-21 | ||
JP03922896A JP4117036B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-27 | 遊技場のタバコ吸殻回収・排煙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09285629A true JPH09285629A (ja) | 1997-11-04 |
JP4117036B2 JP4117036B2 (ja) | 2008-07-09 |
Family
ID=26371842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03922896A Expired - Fee Related JP4117036B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-27 | 遊技場のタバコ吸殻回収・排煙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4117036B2 (ja) |
Cited By (3)
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- 1996-02-27 JP JP03922896A patent/JP4117036B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP4117036B2 (ja) | 2008-07-09 |
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