JPH09285413A - 浴水循環ろ過装置 - Google Patents

浴水循環ろ過装置

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Publication number
JPH09285413A
JPH09285413A JP8104863A JP10486396A JPH09285413A JP H09285413 A JPH09285413 A JP H09285413A JP 8104863 A JP8104863 A JP 8104863A JP 10486396 A JP10486396 A JP 10486396A JP H09285413 A JPH09285413 A JP H09285413A
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JP
Japan
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bath water
temperature
heating
circulation
control means
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Application number
JP8104863A
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English (en)
Inventor
Akira Naito
昭 内藤
Takashi Saito
孝 齋藤
Hideharu Shinohara
秀東 篠原
Kazuhiro Saito
和宏 齋藤
Mitsutaka Takahashi
光孝 高橋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄な電力消費および電力会社の設備拡大な
どを防止し、電力需要ピーク時における電力需要を軽減
することのできる省エネ対策がなされた浴水循環ろ過装
置を提供する。 【解決手段】 浴水をろ過および浄化するろ過槽を有
し、浴槽内の浴水が循環する循環流路と、浴水を循環さ
せる循環ポンプ5と、循環流路の上流側に設置され浴槽
からの浴水の温度を検知する温度検知手段10と、循環
流路の下流側に設置されろ過槽からの浴水を加熱する加
熱手段7と、循環流路の下流側に接続され浴水を殺菌す
るオゾンを発生させるオゾン発生装置9と、浴水の循環
および浴水の加熱を制御する制御手段11とを備えてな
り、制御手段11に現在時刻を出力するタイマ手段12
を設け、制御手段11は、温度検知手段10の検知温度
が所定の温度より低くかつタイマ手段12の現在時刻が
特定時間帯以外のときに加熱手段7による浴水の加熱を
行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、循環している浴
水を生物ろ過槽を用いてろ過および浄化し、浴水を長期
間入れ換えることなく入浴を可能とする浴水循環ろ過装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は浴水循環ろ過装置の模式図、図6
はその要部のブロック図である。図において、1は浴
槽、2は浴槽1に設置された浴水循環ろ過装置である。
浴水循環ろ過装置2は、一端に浴槽1内の浴水を吸い込
む吸込口3aを有する入水路3と、一端に浴槽1内に浴
水を吹き出す吹出口4aを有する出水路4と、入水路3
の途中に設けられ浴水を循環させる循環ポンプ5と、入
水路3および出水路4の他端が接続され、内部に例えば
活性炭などのろ材が充填されたろ過槽6と、出水路4の
ろ過槽6の近傍に設けられ浴水を加熱するセラミックヒ
ータ7と、浴水を殺菌するためのオゾンを発生させるオ
ゾン発生装置9を有し、一端に空気流入口8aが設けら
れ他端が出水路4に接続されたオゾン流路8と、入水路
3の循環ポンプ5とろ過槽6との間に設けられ浴槽1か
らの浴水の温度を検知する温度センサ10と、浴水の循
環および浴水の加熱などを制御する制御部11とから構
成されている。
【0003】このように構成した浴水循環ろ過装置2
は、浴槽1内にほぼ所定量の浴水が満たされている状態
で電源スイッチ(図示せず)がONされると、制御部1
1は循環ポンプ5を駆動させ、浴槽1内の浴水を吸込口
3aから入水路3へ汲み上げる。ついで、浴水をろ過槽
6に送くってろ材によりその老廃物を浄化させ、出水路
4を通って吹出口4aから浴槽1内へ送る。この時、オ
ゾン発生装置9によりオゾンを発生させ、浴水とともに
浴槽1内へ送る。これを繰り返し行って浴水を長期間入
れ換えることなく入浴可能とする。
【0004】浴水の循環中において、制御部11は温度
センサ10によって入水路3に汲み上げられた浴水の温
度を検知しており(図7のステップ51)、検知した温
度T1が予め設定された温度Tよりも低かった場合は
(ステップ52)、セラミックヒータ7をONして出水
路4の浴水を加熱し(ステップ53)、加熱された浴水
を浴槽1内へ送る。また、検知した温度T1が予め設定
された温度T以上の場合は(ステップ52)、セラミッ
クヒータ7をOFFして出水路4の浴水を加熱せず(ス
テップ54)、そのままの状態の浴水を浴槽1内へ送
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の浴
水循環ろ過装置2は、温度センサ10により入水路3を
通過する浴水の温度を検知しており、制御部11は、検
知温度T1が設定温度Tより低かった場合、セラミック
ヒータ7をONさせてろ過槽6により浄化された出水路
4を通る浴水を加熱し、浴槽1内の浴水の温度を設定温
度に保持させている。しかしながら、セラミックヒータ
7による浴水の加熱は、検知温度T1が設定温度Tより
低かった場合は常に行っているため、電力の需要が多く
なる例えば夏期特に7月、8月の12時〜16時におけ
る電力需要ピーク(特定時間帯)においても浴水の加熱
が自動的に行われており、電力需要ピーク時の電力の需
要をより高めてしまっていた。また、逆にこの高い電力
需要ピークに対応させようとすると、電力会社の設備を
拡大させるなどの処置を取らなければならず、設置スペ
ースや費用、資源の節約などにおいても問題があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、無駄な電力消費および電力会社
の設備拡大などを防止し、電力需要ピーク時における電
力需要を軽減することのできる省エネ対策がなされた浴
水循環ろ過装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る浴水循環
ろ過装置は、浴水をろ過および浄化するろ過槽を有し、
浴槽内の浴水が循環する循環流路と、浴水を循環させる
循環ポンプと、循環流路の上流側に設置され浴槽からの
浴水の温度を検知する温度検知手段と、循環流路の下流
側に設置されろ過槽からの浴水を加熱する加熱手段と、
循環流路の下流側に接続され浴水を殺菌するオゾンを発
生させるオゾン発生装置と、浴水の循環および浴水の加
熱を制御する制御手段とを備えてなり、制御手段に現在
時刻を出力するタイマ手段を設け、制御手段は、温度検
知手段の検知温度が所定の温度より低くかつタイマ手段
の現在時刻が特定時間帯以外のときに加熱手段による浴
水の加熱を行うものである。
【0008】また、この発明に係る浴水循環ろ過装置
は、制御手段に現在の月日を出力するカレンダー手段を
設け、制御手段は、温度検知手段の検知温度が所定の温
度より低く、かつカレンダー手段の現在月日およびタイ
マ手段の現在時刻が特定月または月日および特定時間帯
以外のときに加熱手段による浴水の加熱を行うものであ
る。
【0009】この発明に係る浴水循環ろ過装置は、ろ過
槽を有する循環流路と、循環ポンプと、温度検知手段
と、加熱手段と、オゾン発生装置と、制御手段とを備え
てなり、制御手段に現在時刻を出力するタイマ手段を設
け、制御手段は、温度検知手段の検知温度が所定の温度
より低くかつタイマ手段の現在時刻が特定時間帯以外の
ときに加熱手段、循環ポンプ等を作動させるものであ
る。
【0010】また、この発明に係る浴水循環ろ過装置
は、制御手段に現在の月日を出力するカレンダー手段を
設け、制御手段は、温度検知手段の検知温度が所定の温
度より低く、かつカレンダー手段の現在月日およびタイ
マ手段の現在時刻が特定月または月日および特定時間帯
以外のときに加熱手段、循環ポンプ等を作動させるもの
である。
【0011】さらに、この発明に係る浴水循環ろ過装置
は、制御手段に電気的に接続された強制運転スイッチを
設け、制御手段は、強制運転スイッチが操作されたとき
に強制的に加熱手段による浴水の加熱、または加熱手
段、循環ポンプ等を作動させるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施形態1.図1はこの発明の第1の実施形態の要部の
ブロック図である。なお、図5、図6で説明した従来例
と同一部分には同じ符号を付し、説明を省略する。図に
おいて、12は図5の浴水循環ろ過装置2に設けられた
制御部11に現在時刻を出力するタイマ、13は制御部
11に現在の月日(ここでは月)を出力するカレンダー
であり、第1の実施形態は、図1および図5において、
制御部11がタイマ12およびカレンダー13からの現
在時刻および現在月日に基づいてセラミックヒータ7の
ON/OFF制御を行うものである。
【0013】次に、この実施形態の作用について図2の
フローチャートを用いて説明する。まず、浴槽1内にほ
ぼ所定量の浴水を満たし、浴水循環ろ過装置2に設けら
れた操作部(図示せず)を操作して現在の時刻および月
をセットする。ついで、浴水循環ろ過装置2の電源スイ
ッチ(図示せず)をONすると、制御部11は循環ポン
プ5を駆動させて、浴槽1内の浴水を吸込口3aから入
水路3へ汲み上げ、ろ過槽6に送る。そして、送られた
浴水の老廃物をろ過槽6のろ材によって浄化させ、出水
路4を通って吹出口4aから浴槽1内へ送る。この時、
オゾン発生装置9によりオゾンを発生させ、浴水ととも
に浴槽1内へ送る。これを繰り返し行って浴水を長期間
入れ換えることなく入浴可能とする。
【0014】浴水循環中、温度センサ10は入水路3に
汲み上げられた浴水の温度を検知している(図2のステ
ップ21)。そして、制御部11は温度センサ10から
の検知温度T1と予め設定された温度Tとを比較し、検
知温度T1が設定温度T以上の場合は、セラミックヒー
タ7による浴水の加熱を行わず(ステップ26)、再び
温度センサ10の温度検知に戻る(ステップ21)。ま
た、検知温度T1が設定温度Tより低かった場合は、カ
レンダー13からの現在の月と予め設定した月例えば8
月とを比較し(ステップ23)、現在の月が8月以外の
時は、セラミックヒータ7をONさせて出水路4の浴水
の加熱を行い(ステップ25)、8月であった時は、タ
イマ12からの現在時刻と予め設定した時間帯例えば1
2時〜16時とを比較する(ステップ24)。そして、
現在時刻が設定時間帯以外の場合は、セラミックヒータ
7をONさせて浴水の加熱を行い(ステップ25)、現
在時刻が設定時間帯であった場合は、セラミックヒータ
7による浴水の加熱を行わず(ステップ26)、温度セ
ンサ10の温度検知に戻る(ステップ21)。
【0015】このように、温度センサ10からの検知温
度T1が設定温度Tより低かった場合、例えば夏期8月
の12時〜16時、つまり電力需要ピーク(特定時間
帯)を避けてセラミックヒータ7による浴水の加熱を行
うことができるので、電力需要のピークの軽減を図るこ
とができ、省エネ対策のなされた浴水循環ろ過装置2を
得ることができる。
【0016】なお、上述の実施形態では浴水循環ろ過装
置2に例えば夏期の電力需要ピーク(特定時間帯)を検
知するためのタイマ12およびカレンダー13の両者を
設けた場合を示したが、タイマ12のみとしてもよい。
また、設定月および設定時間帯はこれに限定するもので
はなく、例えば7,8月、14時〜16時のように適宜
変更することができ、設定月だけでなく設定月日として
もよい。
【0017】実施形態2.第2の実施形態は、第1の実
施形態のタイマ12およびカレンダー13からの現在時
刻および現在月日に基づいて制御部11がセラミックヒ
ータ7のON/OFF制御を行う浴水循環ろ過装置2に
代えて、タイマ12およびカレンダー13からの現在時
刻および現在月日に基づいて、制御部11が浴水の循環
およびセラミックヒータ7のON/OFFなど、循環ポ
ンプ5、セラミックヒータ7等を作動制御するものであ
る。以下に、図3のフローチャートを用いて作用を説明
する。
【0018】この実施形態においても、第1の実施形態
で説明した場合と同様に浴槽1内にほぼ所定量の浴水を
満たし、現在の時刻および月をセットする。ついで、浴
水循環ろ過装置2の電源スイッチをONし、制御部11
は循環ポンプ5を駆動させる。そして、浴槽1内の浴水
をろ過槽6により浄化させながら循環させる。これを繰
り返し行って浴水を長期間入れ換えることなく入浴可能
とする。
【0019】浴水循環中、温度センサ10によって浴水
の温度が検知され(ステップ31)、制御部11は検知
された浴水の温度T1が設定された温度T以上の場合
(ステップ32)、セラミックヒータ7、循環ポンプ5
等を作動させず(ステップ36)、再び温度センサ10
の温度検知に戻る(ステップ31)。また、検知温度T
1が設定温度Tより低かった場合は(ステップ32)、
カレンダー13からの現在の月と設定した月例えば8月
とを比較し(ステップ33)、現在の月が8月以外の時
は、セラミックヒータ7、循環ポンプ5等を作動させ
(ステップ35)、8月であった時は、タイマ12から
の現在時刻と設定時間帯例えば12時〜16時とを比較
する(ステップ34)。そして、現在時刻が設定時間帯
以外の場合は、セラミックヒータ7、循環ポンプ5等を
作動させ(ステップ35)、現在時刻が設定時間帯であ
った場合は、セラミックヒータ7、循環ポンプ5等を作
動させず(ステップ36)、温度センサ10の温度検知
に戻る(ステップ31)。
【0020】このように、温度センサ10からの検知温
度T1が設定温度Tより低かった場合、電力需要ピーク
(特定時間帯)を避けてセラミックヒータ7、循環ポン
プ5等を作動させるので、電力需要のピークの軽減を一
層図ることができる。
【0021】実施形態3.第3の実施形態は、図1およ
び図5において、第1の実施形態の浴水循環ろ過装置2
の操作部に制御部11に電気的に接続された強制運転ス
イッチ14を設け、強制運転スイッチ14がONされた
ときは電力需要ピーク(特定時間帯)時においても強制
的にセラミックヒータ7をONさせて浴水の加熱を行う
ものである。以下に、図4のフローチャートを用いて作
用を説明する。
【0022】この実施形態においても、第1の実施形態
で説明した場合と同様に浴槽1内にほぼ所定量の浴水を
満たし、現在の時刻および月をセットする。ついで、浴
水循環ろ過装置2の電源スイッチをONし、制御部11
は循環ポンプ5を駆動させる。そして、浴槽1内の浴水
をろ過槽6により浄化させながら循環させる。これを繰
り返し行って浴水を長期間入れ換えることなく入浴可能
とする。
【0023】浴水循環中、温度センサ10によって浴水
の温度が検知され(ステップ41)、制御部11は検知
された浴水の温度T1が設定された温度T以上の場合
(ステップ42)、セラミックヒータ7による浴水の加
熱を行わず(ステップ46)、温度センサ10の温度検
知に戻る(ステップ41)。また、検知温度T1が設定
温度Tより低かった場合は(ステップ42)、カレンダ
ー13からの現在の月と設定した月例えば8月とを比較
し(ステップ43)、現在の月が8月以外の時は、セラ
ミックヒータ7をONさせて出水路4の浴水の加熱を行
い(ステップ45)、8月であった時は、タイマ12か
らの現在時刻と設定時間帯例えば12時〜16時とを比
較する(ステップ44)。そして、現在時刻が設定時間
帯以外の場合は、セラミックヒータ7をONさせて浴水
の加熱を行い(ステップ45)、現在時刻が設定時間帯
であった場合は、強制運転スイッチ14のON/OFF
を検知する(ステップ47)。強制運転スイッチ14が
ONの時は、設定時間帯であってもセラミックヒータ7
をONさせて浴水の加熱を行い(ステップ45)、強制
運転スイッチ14がOFFの時は、セラミックヒータ7
による浴水の加熱を行わず(ステップ46)、温度セン
サ10の温度検知に戻る(ステップ41)。
【0024】このように、温度センサ10による検知温
度T1が設定温度Tより低かった場合、電力需要ピーク
(特定時間帯)を避けてセラミックヒータ7による浴水
の加熱を行うことができるので、電力需要のピークの軽
減を図ることができるとともに、強制運転スイッチ14
を操作することによって電力需要ピーク(特定時間帯)
時においてもセラミックヒータ7による浴水の加熱を行
うことができるので、ユーザのニーズに答えた快適な入
浴を可能とすることができ、使い勝手の良い便利な浴水
循環ろ過装置2を得ることができる。
【0025】なお、上述の実施形態では第1の実施形態
にこの発明を実施した場合を示したが、第2の実施形態
においてもこの発明を実施することができ、この場合も
同様の効果を奏する。
【0026】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る浴水循環ろ
過装置は、浴水をろ過および浄化するろ過槽を有し、浴
槽内の浴水が循環する循環流路と、浴水を循環させる循
環ポンプと、循環流路の上流側に設置され浴槽からの浴
水の温度を検知する温度検知手段と、循環流路の下流側
に設置されろ過槽からの浴水を加熱する加熱手段と、循
環流路の下流側に接続され浴水を殺菌するオゾンを発生
させるオゾン発生装置と、浴水の循環および浴水の加熱
を制御する制御手段とを備えてなり、制御手段に現在時
刻を出力するタイマ手段を設け、制御手段は、温度検知
手段の検知温度が所定の温度より低くかつタイマ手段の
現在時刻が特定時間帯以外のときに加熱手段による浴水
の加熱を行うので、電力需要ピークとなる特定時間帯の
電力需要の軽減を図ることができ、無駄な電力の消費お
よび電力会社の設備の拡大などを防止して省エネ対策の
なされた浴水循環ろ過装置を得ることができる。
【0027】また、この発明に係る浴水循環ろ過装置
は、制御手段に現在の月日を出力するカレンダー手段を
設け、制御手段は、温度検知手段の検知温度が所定の温
度より低く、かつカレンダー手段の現在月日およびタイ
マ手段の現在時刻が特定月または月日および特定時間帯
以外のときに加熱手段による浴水の加熱を行うので、例
えば夏期における電力需要ピーク時を極力避けることが
でき、電力需要の軽減を図ることができる。
【0028】この発明に係る浴水循環ろ過装置は、ろ過
槽を有する循環流路と、循環ポンプと、温度検知手段
と、加熱手段と、オゾン発生装置と、制御手段とを備え
てなり、制御手段に現在時刻を出力するタイマ手段を設
け、制御手段は、温度検知手段の検知温度が所定の温度
より低くかつタイマ手段の現在時刻が特定時間帯以外の
ときに加熱手段、循環ポンプ等を作動させるので、電力
需要ピークとなる特定時間帯の電力需要の軽減を一層図
ることができ、省エネ対策のなされた浴水循環ろ過装置
を得ることができる。
【0029】また、この発明に係る浴水循環ろ過装置
は、制御手段に現在の月日を出力するカレンダー手段を
設け、制御手段は、温度検知手段の検知温度が所定の温
度より低く、かつカレンダー手段の現在月日およびタイ
マ手段の現在時刻が特定月または月日および特定時間帯
以外のときに加熱手段、循環ポンプ等を作動させるの
で、例えば夏期における電力需要ピーク時を極力避ける
ことができるとともに、電力需要の軽減を一層図ること
ができる。
【0030】さらに、この発明に係る浴水循環ろ過装置
は、制御手段に電気的に接続された強制運転スイッチを
設け、制御手段は、強制運転スイッチが操作されたとき
に強制的に加熱手段による浴水の加熱、または加熱手
段、循環ポンプ等を作動させるので、電力需要ピーク時
の電力需要の軽減を図ることができるとともに、ユーザ
のニーズに答えた快適な入浴を可能とすることができる
使い勝手の良い浴水循環ろ過装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1および第3の実施形態の要部
のブロック図である。
【図2】 この発明の第1の実施形態の作用を示すフロ
ーチャートである。
【図3】 この発明の第2の実施形態の作用を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 この発明の第3の実施形態の作用を示すフロ
ーチャートである。
【図5】 浴水循環ろ過装置の模式図である。
【図6】 従来の浴水循環ろ過装置の要部のブロック図
である。
【図7】 従来の浴水循環ろ過装置の作用を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 浴槽、2 浴水循環ろ過装置、3 入水路、4 出
水路、5 循環ポンプ、6 ろ過槽、7 セラミックヒ
ータ、9 オゾン発生装置、10 温度センサ、11
制御部、12 タイマ、13 カレンダー、14 強制
運転スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/50 560 C02F 1/78 1/78 F24H 9/00 W F24H 9/00 B01D 35/02 J (72)発明者 齋藤 和宏 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 高橋 光孝 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴水をろ過および浄化するろ過槽を有
    し、浴槽内の浴水が循環する循環流路と、浴水を循環さ
    せる循環ポンプと、前記循環流路の上流側に設置され前
    記浴槽からの浴水の温度を検知する温度検知手段と、前
    記循環流路の下流側に設置され前記ろ過槽からの浴水を
    加熱する加熱手段と、前記循環流路の下流側に接続され
    浴水を殺菌するオゾンを発生させるオゾン発生装置と、
    浴水の循環および浴水の加熱を制御する制御手段とを備
    えてなり、 該制御手段に現在時刻を出力するタイマ手段を設け、前
    記制御手段は、前記温度検知手段の検知温度が所定の温
    度より低くかつ前記タイマ手段の現在時刻が特定時間帯
    以外のときに前記加熱手段による浴水の加熱を行うこと
    を特徴とする浴水循環ろ過装置。
  2. 【請求項2】 制御手段に現在の月日を出力するカレン
    ダー手段を設け、前記制御手段は、前記温度検知手段の
    検知温度が所定の温度より低く、かつ前記カレンダー手
    段の現在月日および前記タイマ手段の現在時刻が特定月
    または月日および特定時間帯以外のときに前記加熱手段
    による浴水の加熱を行うことを特徴とする請求項1浴水
    循環ろ過装置。
  3. 【請求項3】 浴水をろ過および浄化するろ過槽を有
    し、浴槽内の浴水が循環する循環流路と、浴水を循環さ
    せる循環ポンプと、前記循環流路の上流側に設置され前
    記浴槽からの浴水の温度を検知する温度検知手段と、前
    記循環流路の下流側に設置され前記ろ過槽からの浴水を
    加熱する加熱手段と、前記循環流路の下流側に接続され
    浴水を殺菌するオゾンを発生させるオゾン発生装置と、
    浴水の循環および浴水の加熱を制御する制御手段とを備
    えてなり、 該制御手段に現在時刻を出力するタイマ手段を設け、前
    記制御手段は、前記温度検知手段の検知温度が所定の温
    度より低くかつ前記タイマ手段の現在時刻が特定時間帯
    以外のときに前記加熱手段、循環ポンプ等を作動させる
    ことを特徴とする浴水循環ろ過装置。
  4. 【請求項4】 制御手段に現在の月日を出力するカレン
    ダー手段を設け、前記制御手段は、前記温度検知手段の
    検知温度が所定の温度より低く、かつ前記カレンダー手
    段の現在月日および前記タイマ手段の現在時刻が特定月
    または月日および特定時間帯以外のときに前記加熱手
    段、循環ポンプ等を作動させることを特徴とする請求項
    3浴水循環ろ過装置。
  5. 【請求項5】 制御手段に電気的に接続された強制運転
    スイッチを設け、前記制御手段は、前記強制運転スイッ
    チが操作されたときに強制的に前記加熱手段による浴水
    の加熱、または前記加熱手段、循環ポンプ等を作動させ
    ることを特徴とする請求項1,2,3または4記載の浴
    水循環ろ過装置。
JP8104863A 1996-04-25 1996-04-25 浴水循環ろ過装置 Pending JPH09285413A (ja)

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