JPH09285190A - モータ駆動装置およびモータ駆動方法 - Google Patents

モータ駆動装置およびモータ駆動方法

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JPH09285190A
JPH09285190A JP9500596A JP9500596A JPH09285190A JP H09285190 A JPH09285190 A JP H09285190A JP 9500596 A JP9500596 A JP 9500596A JP 9500596 A JP9500596 A JP 9500596A JP H09285190 A JPH09285190 A JP H09285190A
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motor
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step motor
pulse
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JP9500596A
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Shinji Ishii
眞二 石井
Hideaki Tomikawa
英亮 冨川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステップモータを、その特性に適した形で駆
動する。 【解決手段】 マイコン1において、ステップモータ8
−1および8−2の回転角を制御するためのパルス指
令、ステップモータ8−1および8−2に流れるモータ
電流を制御するための電流指令、並びにステップモータ
8−1および8−2に流れる各相のモータ電流がつくる
回転ベクトルを制御するための回転ベクトル指令が設定
され、ステップモータ制御回路2−1または2−2にお
いて、これらのパルス指令、電流指令、および回転ベク
トル指令にしたがって、ステップモータ8−1または8
−2それぞれに対し、モータ電流が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ駆動装置お
よびモータ駆動方法に関する。特に、ステップモータ
(ステッピングモータ)を駆動する場合に用いて好適な
モータ駆動装置およびモータ駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ステップモータは、例えば、固定子コイ
ルに直流電流(モータ電流)を流すと、そこに生じる電
磁力で、回転子を吸引し、回転力を発生させるようにな
されている。そして、ステップモータは、モータ電流を
流す固定子コイルを順次切り換えることにより、所定の
角度(ステップ角)ずつ回転するようになされている。
このモータ電流の切り換えタイミングは、所定のパルス
で与えられるようになされており、従って、ステップモ
ータの回転角は、このパルス(このパルスは、モータ電
流の切り換えタイミングを指令する信号ということがで
き、以下、適宜、パルス指令という)によって決定され
るようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
ステップモータは、例えば8ビットのワンチップのマイ
コン(マイクロコンピュータ)などで駆動制御されるよ
うになされているが、従来においては、以下のような課
題があった。
【0004】即ち、従来においては、上述したように、
パルス指令を与えることだけで、ステップモータを駆動
するようになされていたため、ステップモータを、滑ら
かに回転させることが困難な場合があり、振動や騒音が
生じることがあった。
【0005】また、従来においては、外部の、例えば、
パソコン(パーソナルコンピュータ)や、CPU(Cent
ral Processor Unit)などの装置から、ステップモータ
を駆動制御する場合、その外部の装置からマイコンに対
して、パルス指令が与えられるだけであった。このた
め、そのような外部の装置から、不連続なパルス指令が
与えられた場合には、ステップモータが脱調する課題が
あった。そして、従来においては、ステップモータが脱
調し、位置ずれが生じても、それを検出することができ
るようにはなされていなかった。
【0006】さらに、従来においては、上述したよう
に、外部の装置からは、マイコンに対して、パルス指令
が与えられるだけであったため、外部の装置から、複数
のマイコンを制御し、これにより、複数のステップモー
タを同期して駆動することが困難であった。
【0007】一方、ステップモータに流れるモータ電流
(例えば、モータ電流の最大値など)を制御するための
電流指令(モータ電流の最大値などを指令する信号)、
およびステップモータに流れる各相のモータ電流がつく
る回転ベクトルを制御するための回転ベクトル指令(回
転ベクトルを指令する信号)を、そのステップモータの
特性にあったものに、あらかじめ決定しておき、これに
したがって、ステップモータを制御することで、その振
動や、騒音、脱調などを発生を防止(低減)する方法が
ある。
【0008】しかしながら、従来においては、電流指令
および回転ベクトル指令は、ある特定のステップモータ
に対して決定され、これを変更することができるように
はなされていなかったため、駆動するステップモータを
交換した場合には、そのステップモータに対し、それに
適した電流指令および回転ベクトル指令が与えられると
は限らず、従って、やはり、振動や、騒音、脱調などが
生じることがあった。
【0009】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、ステップモータを、その特性に適した形
で駆動することができるようにし、さらに、これによ
り、その振動や、騒音、脱調などを発生を防止(低減)
することができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のモータ
駆動装置は、ステップモータの回転角を制御するための
パルス指令、ステップモータに流れるモータ電流を制御
するための電流指令、およびステップモータに流れる各
相のモータ電流がつくる回転ベクトルを制御するための
回転ベクトル指令を設定し、ステップモータに与える制
御手段を備えることを特徴とする。
【0011】請求項10に記載のモータ駆動方法は、ス
テップモータの回転角を制御するためのパルス指令、ス
テップモータに流れるモータ電流を制御するための電流
指令、およびステップモータに流れる各相のモータ電流
がつくる回転ベクトルを制御するための回転ベクトル指
令を設定し、ステップモータに与えて駆動することを特
徴とする。
【0012】請求項1に記載のモータ駆動装置において
は、制御手段が、ステップモータの回転角を制御するた
めのパルス指令、ステップモータに流れるモータ電流を
制御するための電流指令、およびステップモータに流れ
る各相のモータ電流がつくる回転ベクトルを制御するた
めの回転ベクトル指令を設定し、ステップモータに与え
るようになされている。
【0013】請求項10に記載のモータ駆動方法におい
ては、ステップモータの回転角を制御するためのパルス
指令、ステップモータに流れるモータ電流を制御するた
めの電流指令、およびステップモータに流れる各相のモ
ータ電流がつくる回転ベクトルを制御するための回転ベ
クトル指令を設定し、ステップモータに与えて駆動する
ようになされている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明す
るが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段
と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各
手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を
付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。
【0015】即ち、請求項1に記載のモータ駆動装置
は、ステップモータを駆動するモータ駆動装置であっ
て、ステップモータの回転角を制御するためのパルス指
令、ステップモータに流れるモータ電流を制御するため
の電流指令、およびステップモータに流れる各相のモー
タ電流がつくる回転ベクトルを制御するための回転ベク
トル指令を設定し、ステップモータに与える制御手段
(例えば、図1に示すマイコン(8ビットワンチップマ
イコン)1など)を備えることを特徴とする。
【0016】請求項6に記載のモータ駆動装置は、ステ
ップモータの脱調を検出する脱調検出手段(例えば、図
4に示すプログラムの処理ステップS7など)をさらに
備えることを特徴とする。
【0017】請求項8に記載のモータ駆動装置は、外部
の装置からの同期信号を受信する受信手段(例えば、図
2に示す同期信号入力用インターフェイス28など)を
さらに備え、制御手段が、同期信号に同期して処理を行
うことを特徴とする。
【0018】請求項9に記載のモータ駆動装置は、制御
手段が、所定の同期信号に同期して処理を行い、同期信
号を、外部の装置に対して送信する送信手段(例えば、
図2に示す同期信号出力用インターフェイス29など)
をさらに備えることを特徴とする。
【0019】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0020】図1は、本発明を適用した2軸ステップモ
ータドライバ回路の一実施例の構成を示している。この
2軸ステップモータドライバ回路は、外部の制御装置と
しての、例えば、CPU(上位CPU)10やパソコン
(上位パソコン)11からの制御にしたがって、2軸ス
テップモータ、即ち、ステップモータ(2相ステップモ
ータ)8−1および8−2を同期させて駆動するように
なされている。
【0021】マイコン1は、例えば8ビットのワンチッ
プマイコンでなり、共有RAM(Random Access Memor
y)4に記憶された制御データ、またはパソコン11か
らの制御データにしたがってパルス指令を設定するとと
もに、ステップモータ8−1または8−2それぞれに適
した回転ベクトル指令および電流指令を設定し、これら
を、ステップモータ制御回路2−1および2−2に与
え、これにより、ステップモータ8−1および8−2を
駆動するようになされている。さらに、マイコン1は、
方向指令(ステップモータ8−1,8−2の回転方向を
指令する信号)を、ステップモータ制御回路2−1およ
び2−2に与えるようにもなされており、これにより、
ステップモータ8−1および8−2の回転方向を制御す
るようになされている。
【0022】また、マイコン1は、カウンタ回路7−1
または7−2の出力を参照し、これにより、ステップモ
ータ8−1または8−2が脱調状態にあるかどうかを検
出するようにもなされている。さらに、マイコン1は、
ステップモータ8−1および8−2にモータ電流が流れ
ていないとき、バッファ3を介して、ブレーキをかける
ことを指令する信号(以下、適宜、ブレーキ指令とい
う)を、ステップモータ8−1および8−2が内蔵する
ブレーキ回路8に与え、これにより、ステップモータ8
−1および8−2のロータの位置を、所定の位置に固定
するようになされている。
【0023】また、マイコン1は、後述するように、自
身が生成する同期信号に同期して処理を行う他、外部の
装置としての、例えば、CPU10や、パソコン11、
あるいは、図1の2軸ステップモータドライバ回路と同
様に構成される、他の2軸ステップモータドライバ回路
から供給される同期信号を受信し、これに同期して処理
を行うことができるようにもなされている。さらに、マ
イコン1は、自身が生成した同期信号や、外部の装置か
ら受信した同期信号を、他の2軸ステップモータドライ
バ回路に供給するようにもなされている。
【0024】なお、マイコン1は、共有RAM4、フラ
ッシュメモリ5,RAM6、並びにカウンタ回路7−1
および7−2と、例えば8ビットのバス(ローカルバ
ス)を介して接続されており、このバスを介し、パラレ
ル通信を行うことで、データのやりとりを行うようにな
されている。また、マイコン1は、パソコン11と、例
えば、RS232Cの規格などに準拠したシリアル通信
を行うことにより、データのやりとりを行うようになさ
れている。
【0025】ステップモータ制御回路2−1または2−
2は、マイコン1からの回転ベクトル指令、電流指令、
パルス指令、および方向指令にしたがって、ステップモ
ータ8−1または8−2に対し、各相のモータ電流を供
給し、これにより、ステップモータ8−1または8−2
それぞれの回転を、マイクロステップ駆動で制御するよ
うになされている。バッファ3は、マイコン1から供給
されるブレーキ指令としての信号を増幅し、ステップモ
ータ8−1,8−2が内蔵するブレーキ回路8に供給す
るようになされている。
【0026】共有RAM4は、例えば、いわゆるデュア
ルポートRAMなどで構成され、マイコン1またはCP
U10から供給されるデータを一時記憶し、また、記憶
したデータを、マイコン1またはCPU10からの要求
に応じて出力するようになされている。さらに、共有R
AM4は、所定の場合に、CPU10に対して、割り込
みをかけるようにもなされている。なお、共有RAM4
とCPU10とは、例えば16ビットのバスで接続され
ており、このバスを介して、パラレル通信(高速16ビ
ットバス通信)を行うことで、データのやりとりを行う
ようになされている。
【0027】フラッシュメモリ5は、マイコン1が、後
述する処理を行うために必要なプログラム(アプリケー
ションプログラム)やデータを記憶している。即ち、マ
イコン1は、フラッシュメモリ5に記憶されているプロ
グラムやデータを読み出し、読み出したプログラムを、
必要に応じて、読み出したデータを用いながら実行する
ことで、各種の処理を行うようになされている。
【0028】RAM6は、マイコン1の動作上必要なデ
ータを記憶するようになされている。カウンタ回路7−
1または7−2は、例えば24ビットのカウンタでな
り、エンコーダ(位置検出回路)9−1または9−2か
ら供給されるパルス(例えば、パルスの立ち上がりエッ
ジおよび立ち下がりエッジの両方など)をカウントする
ことにより、ステップモータ8−1または8−2それぞ
れの回転位置(回転数)(回転角)を検出し、マイコン
1に供給するようになされている。
【0029】なお、以上のマイコン1、ステップモータ
制御回路2−1,2−2、バッファ3、共有RAM4、
フラッシュメモリ5、RAM6、カウンタ回路7−1、
および7−2は、例えば1ボード上に設けられている。
【0030】ブレーキ回路8は、ステップモータ8−
1,8−2それぞれに内蔵されており、それぞれのロー
タ(図示せず)の位置を固定するようになされている。
ステップモータ8−1,8−2は、例えば2相(それぞ
れの相を、以下、適宜、A相、B相という)のステップ
モータ(ステッピングモータ)で、ステップモータ制御
回路2−1または2−2から供給されるモータ電流が、
A相、B相それぞれの固定子コイル(図示せず)を流れ
ることで回転するようになされている。エンコーダ9−
1または9−2は、ステップモータ8−1または8−2
の回転数に対応したパルスを発生し、カウンタ回路7−
1または7−2にそれぞれ供給するようになされてい
る。なお、エンコーダ9−1(エンコーダ9−2も同
様)は、ステップモータ8−1のA相またはB相の固定
子コイルにモータ電流が流れたときのそれぞれのタイミ
ングを表すパルス(A相パルス、B相パルス)、および
ステップモータ8−1が1回転したことを表すパルス
(Z相パルス)の3種類のパルスを出力するようになさ
れている。
【0031】CPU10は、パルス指令を、ステップモ
ータ制御回路2−1および2−2に与えるための制御デ
ータを、共有RAM4に書き込むようになされている。
パソコン11も同様に、パルス指令を、ステップモータ
制御回路2−1および2−2に与えるための制御データ
を、マイコン1に供給するようになされている。
【0032】図2は、図1のマイコン1の構成例を示し
ている。ROM21は、システムプログラムを記憶して
おり、CPU22は、このシステムプログラムを実行
し、そのシステムプログラムの制御の下、フラッシュメ
モリ5からアプリケーションプログラム(モータ制御プ
ログラム)を読み出して実行し、これにより、各種の処
理を行うようになされている。RAM23は、CPU2
2の動作上必要なデータを記憶するようになされてい
る。
【0033】クロックジェネレータ24は、所定のクロ
ックを生成するとともに、そのクロックを分周すること
で、クロックに同期した同期信号を生成するようになさ
れている。タイマ回路25−1または25−2は、ステ
ップモータ制御回路2−1または2−2にそれぞれパル
ス指令を与える周期に対応する時間を計時し、そのタイ
ミングで、割り込みコントローラ26に、割り込み信号
(IRQT0)を出力するようになされている。割り込
みコントローラ26は、タイマ回路25−1または25
−2から割り込み信号を受信すると、その旨を、CPU
22に報知するようになされている。
【0034】パラレルインターフェイス27は、図1で
説明したローカルバスを介してのデータの通信制御を行
うようになされている。同期信号入力用インターフェイ
ス28は、外部から同期信号が入力されたとき、それを
受信するようになされている。同期信号出力用インター
フェイス29は、クロックジェネレータ24が発生する
クロックに同期した同期信号、または同期信号入力用イ
ンターフェイス28が受信した同期信号を、外部に出力
するようになされている。
【0035】ここで、CPU22は、クロックジェネレ
ータ24が発生する同期信号、または同期信号入力用イ
ンターフェイス28が受信した同期信号のうちのいずれ
か一方に同期して、処理を行うようになされている。
【0036】モータ制御用インターフェイス30−1ま
たは30−2は、ステップモータ制御回路2−1または
2−2に対し、回転ベクトル指令、電流指令、および方
向指令を供給するようになされている。さらに、モータ
制御用インターフェイス30−1または30−2は、ス
テップモータ8−1または8−2それぞれのブレーキ回
路8に対し、ブレーキ指令を供給するようにもなされて
いる。パルス指令用インターフェイス31−1または3
1−2は、例えばPWM(Pulse Width Modulation)回
路などでなり、ステップモータ制御回路2−1または2
−2に対し、パルス指令を供給するようになされてい
る。シリアルインターフェイス32は、パソコン11と
のシリアル通信を制御するようになされている。
【0037】図3は、図2のマイコン1の、実際の構成
例を示している。図2のROM21,CPU22,RA
M23、またはクロックジェネレータ24は、図3のR
OM41,CPUコア(CPU CORE)42,RAM43、
またはクロックジェネレータ/システムコントロール
(CLOCK GENERATOR/SYSTEM CONTROL)44にそれぞれ相
当する。また、図2のタイマ回路25−1または25−
2は、図3のタイマ/カウンタ(16BIT TIMER/COUNTE
R)45−1または45−2にそれぞれ相当する。さら
に、図2の割り込みコントローラ26は、図3の割り込
みコントローラ(INTERRUPT CONTROLLER)46に相当す
る。また、図2のパラレルインターフェイス27は、図
3のポート(PORT)47−1乃至47−4に相当する。
さらに、図2の同期信号入力用インターフェイス28ま
たは同期信号出力用インターフェイス29は、図3のポ
ート(PORT)48または49にそれぞれ相当する。ま
た、図2のモータ制御用インターフェイス30−1およ
び30−2は、図3のポート(PORT)50に相当する。
さらに、図2のパルス指令用インターフェイス31−1
または31−2は、図3のジェネレータ(12BIT PWM GE
NERATOR)51−1または51−2にそれぞれ相当す
る。また、図2のシリアルインターフェイス32は、図
3のレシーバ(UART RECEIVER)52−1およびトラン
スミッタ(UART TRANSMITTER)52−2に相当する。
【0038】次に、図1の2軸ステップモータドライバ
回路の動作について説明する。この回路の電源がオンに
されると、マイコン1のCPU22は、フラッシュメモ
リ5に記憶されたプログラムをパラレルインターフェイ
ス27を介して読み出し、実行する。これにより、CP
U22は、CPU10によって共有RAM4に書き込ま
れる制御データ、またはパソコン11から送信されてく
る制御データにしたがい、パルス指令を設定するととも
に、ステップモータ8−1および8−2に適した回転ベ
クトル指令および電流指令を設定し、クロックジェネレ
ータ24が発生した同期信号、または同期信号入力用イ
ンターフェイス28が受信した同期信号に同期して、ス
テップモータ制御回路2−1および2−2に供給するこ
とにより、ステップモータ8−1および8−2を駆動制
御する。なお、CPU22は、方向指令も、クロックジ
ェネレータ24が発生した同期信号、または同期信号入
力用インターフェイス28が受信した同期信号に同期し
て、ステップモータ制御回路2−1および2−2に供給
するようになされている。
【0039】即ち、CPU22(マイコン1)は、CP
U10からの制御データに基づいて、ステップモータ8
−1および8−2を駆動制御する場合、例えば、図4の
フローチャートにしたがった処理を行う。
【0040】即ち、CPU22は、まず最初に、ステッ
プS1において、パラレルインターフェイス27を介し
て、共有RAM4にアクセスし、これにより、制御デー
タの入力が可能である旨を示す入力可能データを書き込
む。
【0041】ここで、クロックジェネレータ24が発生
する同期信号、または同期信号入力用インターフェイス
28が受信する同期信号は、例えば、図5(a)に示す
ように、所定の周期(以下、適宜、サンプリング期間と
もいう)TS(例えば、TS=10ms(ミリ秒)など)
ごとに、Lレベルになるもので、入力可能データの書き
込みは、このような同期信号のタイミング(例えば、同
期信号の立ち下がりエッジのタイミング)で行われるよ
うになされている。
【0042】共有RAM4は、入力可能データが書き込
まれると、CPU10に対し、割り込みをかけ、CPU
10は、この割り込みを受信すると、例えば、図5
(b)に示すように、サンプリング期間TSの1/2の
時間(ここでは、上述したように、TS=10msであ
るから、サンプリング期間TSの1/2の時間は、5m
s)内に、例えば、ステップモータ8−1および8−2
に対し、あるサンプリング期間にパルス指令として与え
るパルス数P(k)(kは、サンプリング期間を特定す
るための変数で、時刻に相当する)(なお、ここでは、
P(k)は、例えば、Hレベルとなっている期間および
Lレベルとなっている期間の両方を合わせた数を意味す
るものとする)を、制御データとして、共有RAM4に
書き込む。
【0043】一方、CPU22は、入力可能データを共
有RAM4に書き込んだ後、ステップS2において、そ
れからサンプリング期間TSの1/2の時間が経過した
かどうかを判定する。ステップS2において、サンプリ
ング期間TSの1/2の時間が経過していないと判定さ
れた場合、ステップS2に戻る。また、ステップS2に
おいて、サンプリング期間TSの1/2の時間が経過し
たと判定された場合、ステップS3に進み、CPU22
は、例えば、図5(c)に示すような信号のタイミング
(例えば、そのLレベルのタイミングなど)で、パラレ
ルインターフェイス27を介し、共有RAM4に書き込
まれた制御データを読み出す。
【0044】そして、CPU22は、ステップS4にお
いて、例えば、図5(d)に示すような期間内に、ステ
ップモータ8−1または8−2に適した回転ベクトル指
令(回転ベクトルを指令する信号)および電流指令(モ
ータ電流の最大値を指令する信号)を設定するととも
に、方向指令(モータの回転方向を指令する信号)を設
定し、モータ制御用インターフェイス30−1または3
0−2を介して、ステップモータ制御回路2−1または
2−2それぞれに供給する。
【0045】さらに、CPU22は、ステップS5にお
いて、共有RAM4から読み出した制御データにしたが
って、パルス指令(1サンプリング期間のパルス数がP
(k)のパルス)を設定し、ステップS4における場合
と同様にして、ステップモータ制御回路2−1および2
−2に供給する。これにより、ステップモータ制御回路
2−1および2−2に対しては、例えば、図5(e)に
示すように、1サンプリング期間内に、パルス(パルス
指令)が、P(k)個だけ与えられ、ステップモータ制
御回路2−1または2−2において、このパルス指令に
したがって、ステップモータ8−1または8−2にモー
タ電流が供給される。その結果、ステップモータ8−1
および8−2は、例えば、図5(f)に示すように、パ
ルス指令のエッジのタイミングで、所定のステップ角ず
つ回転していく。
【0046】以上のようにして、ステップモータ8−1
および8−2には、モータ電流が与えられ、これによ
り、A相またはB相には、図6(a)または図6(b)
にそれぞれ示すように、モータ電流が流れるが、このと
きのA相およびB相のモータ電流の最大値は、電流指令
により決定される。さらに、A相およびB相のモータ電
流で表される回転ベクトルも、回転ベクトル指令により
決定される。
【0047】即ち、回転ベクトルは、ステップモータ8
−1および8−2が理想的なものであれば、真円が形成
されるようにすれば良いが、ステップモータ8−1およ
び8−2は、それに固有の磁気歪みを有しており、この
ため、回転ベクトルを真円状としたのでは、回転トルク
が一定にならない場合がある。そして、この場合、ステ
ップモータ8−1および8−2が振動することがある。
そこで、マイコン1では、例えば、図7に示すような4
つのモードのベクトル指令のうちの、ステップモータ8
−1および8−2に適したものが選択され、これが、ス
テップモータ8−1および8−2に対し、回転ベクトル
を与える回転ベクトル指令として設定されて、ステップ
モータ制御回路2−1および2−2に供給される。そし
て、ステップモータ制御回路2−1および2−2では、
この回転ベクトル指令にしたがった回転ベクトルが形成
されるように、A相およびB相のモータ電流が制御され
る。
【0048】なお、モータ電流の最大値は、回転トルク
の変動に影響を与えるので、即ち、モータ電流の最大値
が小さい場合には、回転トルクはそれほど変動しない
が、モータ電流の最大値が大きくなると、回転トルクの
変動も大きくなるので、回転ベクトル指令は、モータ電
流の最大値を考慮して設定されるようになされている。
【0049】また、マイコン1は、ステップモータ8−
1または8−2を、種々の回転ベクトル指令および電流
指令を用いて回転させ、その結果得られるカウンタ回路
7−1または7−2の出力に基づいて、ステップモータ
8−1または8−2それぞれに適した回転ベクトル指令
(回転ベクトルのモード)を、あらかじめ認識しておく
ようになされている。
【0050】図4に戻り、CPU22は、ステップS4
において、回転ベクトル指令、電流指令、および方向指
令を出力し、さらに、ステップS5において、パルス指
令を出力すると、ステップS6に進み、パラレルインタ
ーフェイス27を介して、共有RAM4に、完了信号を
書き込む。
【0051】ここで、共有RAM4は、完了信号が書き
込まれると、CPU10に対し、割り込みをかけ、CP
U10は、この割り込みを受信すると、共有RAM4に
書き込んだ制御データにしたがった処理が終了したこと
を認識するようになされている。
【0052】CPU22は、完了信号の書き込みを行っ
た後、ステップS7に進み、ステップモータ8−1また
は8−2が脱調しているかどうかを判定する。即ち、C
PU22は、カウンタ回路7−1または7−2が出力す
る、1サンプリング期間のカウント値を、例えば、ステ
ップS4の処理を行うタイミングで、パラレルインター
フェイス27を介して読み込み、ステップS7におい
て、このカウント値と、CPU10から制御データとし
て与えられたパルス数P(k)との差が所定の閾値以上
かどうかで、ステップモータ8−1または8−2が脱調
しているかどうかを判定する。ステップS7において、
ステップモータ8−1または8−2が脱調していると判
定された場合、即ち、カウンタ回路7−1または7−2
からのカウント値と、パルス数P(k)との差が所定の
閾値以上である場合、ステップS8に進み、CPU22
は、例えば、その旨を、共有RAM4を介して、CPU
10に知らせ、また、その脱調状態から回復することが
できるような、回転ベクトル指令、電流指令、およびパ
ルス指令を、ステップモータ制御回路2−1または2−
2に供給するといった所定の処理を行い、ステップS1
に戻る。
【0053】また、ステップS7において、ステップモ
ータ8−1または8−2が脱調していないと判定された
場合、即ち、カウンタ回路7−1または7−2からのカ
ウント値と、パルス数P(k)との差が所定の閾値未満
である場合、ステップS8をスキップして、ステップS
1に戻り、以下、上述した処理を繰り返す。
【0054】次に、図8のフローチャートを参照して、
図4のステップS5におけるパルス指令の出力処理につ
いて詳述する。この場合、CPU22は、まず最初に、
ステップS11において、共有RAM4から読み出した
1サンプリング期間kのパルス数P(k)から、次式に
したがって、その1サンプリング期間kにおけるパルス
指令の周期Tp(k)を算出する。
【0055】Tp(k)=TS/P(k) ここで、周期Tp(k)の単位は、秒/パルスである。
【0056】そして、CPU22は、ステップS12に
おいて、周期Tp(k)に対応する値(以下、適宜、タ
イマ値という)Cを、タイマ回路25−1および25−
2に書き込み、ステップS13に進み、カウンタ動作開
始指令を、タイマ回路25−1および25−2に出力す
る。タイマ回路25−1および25−2は、CPU22
から、カウンタ動作開始指令を受信すると、例えば、0
を初期値として、クロックジェネレータ24が出力する
クロックのカウントを開始する。そして、タイマ回路2
5−1および25−2は、そのカウント値が、タイマ値
Cと一致すると、割り込みコントローラ26に割り込み
信号IRQT0を出力するとともに、カウント値を、初
期値である0にリセットし、再び、クロックのカウント
を行うことを繰り返す。
【0057】即ち、タイマ回路25−1および25−2
は、図9(a)に示すように、そのカウント値を、クロ
ックにしたがって増加させ、カウント値がタイマ値Cと
一致するタイミングで、そのカウント値をリセットする
ことを繰り返す。そして、これにより、タイマ回路25
−1および25−2は、図9(b)に示すように、周期
Tp(k)で、割り込みコントローラ26に割り込み信
号IRQT0を出力する。
【0058】割り込みコントローラ26は、タイマ回路
25−1または25−2から、割り込み信号IRQT0
を受信すると、その旨を知らせる信号を、CPU22に
出力するようになされており、CPU22では、この割
り込みコントローラ26が出力する信号に基づき、ステ
ップS14において、タイマ回路25−1または25−
2から割り込みがかけられたかどうかが判定される。
【0059】ステップS14において、タイマ回路25
−1または25−2から割り込みがかけられていないと
判定された場合、ステップS14に戻る。また、ステッ
プS14において、タイマ回路25−1または25−2
から割り込みがかけられたと判定された場合、ステップ
S15に進み、CPU22は、ステップモータ制御回路
2−1または2−2に対し、パルス指令として供給され
ている、パルス指令用インターフェイス31−1または
31−2の出力のレベルを反転させる。
【0060】そして、CPU22は、ステップS16に
おいて、パルス指令用インターフェイス31−1または
31−2から出力したパルス(パルス指令)の数をカウ
ントするための変数Pcを1だけインクリメントし、ス
テップS17に進み、変数Pcが、パルス数P(k)と
等しいかどうかを判定する。なお、この変数Pcは、ス
テップS13において、カウンタ動作開始指令の出力と
同時に、例えば、0にリセットされるようになされてい
る。
【0061】ステップS17において、変数Pcが、パ
ルス数P(k)と等しくないと判定された場合(変数P
cが、パルス数P(k)未満である場合)、ステップS
14に戻り、以下、ステップS17で、変数Pcが、パ
ルス数P(k)と等しいと判定されるまで、ステップS
14乃至S17の処理を繰り返す。これにより、ステッ
プモータ制御回路2−1または2−2に対して、図5
(e)に示したように、1サンプリング期間kに、制御
データとして与えられたパルス数P(k)だけのパルス
(パルス指令)が供給される。なお、このパルスは、デ
ューティ比が50%のもの(HレベルとLレベルとの期
間が等しいパルス)となる。
【0062】ここで、ステップモータ制御回路2−1ま
たは2−2は、パルス指令を受信すると、そのエッジ
(立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方)を
検出し、そのエッジのタイミングで、モータ電流をステ
ップモータ8−1または8−2にそれぞれ供給するよう
になされており、これにより、ステップモータ8−1ま
たは8−2は、図5(f)に示したように、所定のステ
ップ角単位で回転する。従って、ステップモータ8−1
および8−2の回転角は、パルス指令のエッジ数に比例
する。また、パルス指令が、連続的に、一定周期で与え
られた場合には、ステップモータ8−1および8−2
は、そのパルス指令のエッジの周期に比例した、一定の
角速度で回転する。ここで、図10に、1サンプリング
期間におけるパルス指令のエッジの数(パルス指令量)
と、ステップモータの回転角(ロータ回転角)との関係
を示す。
【0063】一方、ステップS17において、変数Pc
が、パルス数P(k)と等しいと判定された場合、即
ち、パルス数P(k)だけのパルス指令を、ステップモ
ータ制御回路2−1および2−2に与えた場合、ステッ
プS18に進み、CPU22は、カウンタ動作停止指令
を、タイマ回路25−1および25−2に出力し、リタ
ーンする。なお、タイマ回路25−1および25−2
は、カウンタ動作停止指令を受信すると、クロックのカ
ウントを停止するようになされている。
【0064】次に、CPU22(マイコン1)が、パソ
コン11からの制御データに基づいて、ステップモータ
8−1および8−2を駆動制御する場合の動作につい
て、図11のフローチャートを参照して説明する。な
お、以下の処理が行われる場合の、ステップモータ8−
1および8−2の回転速度の変化を図12(a)に、そ
の回転角の変化を図12(b)に、それぞれ示す。
【0065】この場合、CPU22は、まず最初に、ス
テップS21において、パソコン11から送信されてく
る制御データを、シリアルインターフェイス32を介し
て受信する。ここで、パソコン11からは、制御データ
として、例えば、ステップモータ8−1および8−2の
回転軸の目標位置(目標回転角度)Pref、最高回転
速度Pvel、および加速度/減速度(ここでは、加速
度と減速度とは同一の値であるとする)Paccが送信
されてくるようになされている。また、これらの制御デ
ータは、例えばアスキーコードなどの形で送信されてく
るようになされている。
【0066】さらに、CPU22は、ステップS21に
おいて、目標位置Pref、最高回転速度Pvel、お
よび加速度/減速度Paccを、ステップモータ制御回
路2−1および2−2に与えるパルスの数に相当する値
に変換する。即ち、目標位置Prefは(パルス数)を
単位とする値に、最高回転速度Pvelは(パルス数)
/(秒)を単位とする値に、加速度/減速度Paccは
(パルス数)/(秒)2を単位とする値に、それぞれ変
換される。ここで、パソコン11からの目標位置Pre
f、最高回転速度Pvel、および加速度/減速度Pa
ccと、これらをパルス数に対応する値に変換したもの
とは、1対1に対応したものであり、以下では、両者
を、特に区別しないものとする。
【0067】CPU22は、パソコン11から制御デー
タを受信すると、ステップS22において、図4のステ
ップS4における場合と同様にして、回転ベクトル指
令、電流指令、および方向指令を設定し、ステップモー
タ制御回路2−1および2−2に供給し、ステップS2
3に進む。ステップS23では、CPU22は、例え
ば、図13のフローチャートにしたがい、パルス指令を
出力し、処理を終了する。
【0068】即ち、CPU22は、まず最初に、ステッ
プS31において、加速度/減速度Paccから、1サ
ンプリング期間kに出力するパルス数P(k)を、例え
ば次式にしたがって算出する。
【0069】P(k)=P(k−1)+Pacc
【0070】そして、CPU22は、ステップS32に
おいて、パルス生成処理を行う。即ち、ステップS32
では、図8のフローチャートにしたがった処理と同様の
処理が行われ、これにより得られるパルス指令が、ステ
ップモータ制御回路2−1および2−2に供給される。
これにより、ステップモータ8−1および8−2の回転
速度は、図12(a)に右上がりの階段状の線で示すよ
うに、加速度/減速度Pacc単位で上昇していく。
【0071】その後、CPU22は、ステップS33に
おいて、現時点までに、ステップモータ制御回路2−1
または2−2に供給したパルス(パルス指令)の数の総
和値(以下、適宜、累積パルス数という)PP(k)
を、次式にしたがって算出する。
【0072】 PP(k)=PP(k−1)+P(k) ・・・(1) ここで、累積パルス数PP(k)は、ステップモータ8
−1および8−2の回転軸の現在位置を表している。
【0073】そして、CPU22は、ステップS34に
おいて、目標位置Prefと、現在位置PP(k)との
差分Prftを計算し、ステップS35に進み、この差
分Prftが、現在位置PP(k)以下であるかどうか
を判定する。ステップS35において、差分Prft
が、現在位置PP(k)以下であると判定された場合、
即ち、現在位置PP(k)が、目標位置Prefの1/
2の位置に等しい場合、またはその位置を越えている場
合、ステップS36乃至S41をスキップして、ステッ
プS42に進む。この場合、ステップモータ8−1およ
び8−2の回転速度を一定する処理(ステップS38乃
至S41の処理)が行われずに、ステップS42以降に
おいて、ステップモータ8−1および8−2の回転速度
を減速させる処理が行われ、図13(a)に点線で示す
ように、その回転速度は低下していく。
【0074】また、ステップS35において、差分Pr
ftが、現在位置PP(k)以下でないと判定された場
合、即ち、現在位置PP(k)が、目標位置Prefの
1/2の位置より手前の位置である場合、ステップS3
6に進み、CPU22は、現在のパルス指令の周期、即
ち、パルス指令の出力レート(出力速度)Tp(k)
が、最高回転速度Pvel以上であるかどうかを判定
し、最高回転速度Pvel以上でない場合には、ステッ
プS31に戻る。また、現在のパルス指令の出力速度T
p(k)が、最高回転速度Pvel以上である場合、ス
テップS36からS37に進み、CPU22は、変数P
P0に、そのときの現在位置(パルス指令の出力速度T
p(k)が、最高回転速度Pvel以上となったときの
位置(回転角))PP(k)をセットし、ステップS3
8に進む。
【0075】ステップS38において、CPU22は、
パルス指令の出力速度(ステップモータ8−1,8−2
の回転速度)Tp(k)に、最高回転速度Pvelをセ
ットし、ステップS32において、パルス生成処理を行
う。即ち、ステップS32では、図8のフローチャート
のステップS12以降の処理と同様の処理が行われ、こ
れにより得られるパルス指令が、ステップモータ制御回
路2−1および2−2に供給される。そして、CPU2
2は、ステップS40において、次式にしたがって、現
在位置PP(k)を算出する。
【0076】PP(k)=PP(k−1)+Pvel
【0077】CPU22は、現在位置PP(k)の算出
後、ステップS41に進み、目標位置Prefと現在位
置PP(k)との差分(Pref−PP(k))が、パ
ルス指令の出力速度が、最高回転速度Pvel以上とな
ったときの位置を表す値(変数)PP0以下であるかど
うかを判定する。ステップS41において、差分Pre
f−PP(k)が変数PP0以下でないと判定された場
合、即ち、現在位置PP(k)から目標位置Prefま
での距離が、回転速度が最高速度になるまでの距離PP
0より長い場合、ステップS38に戻り、ステップS3
8乃至S41の処理を繰り返す。
【0078】ここで、ステップS38乃至S41の処理
が繰り返し行われている間は、ステップS38におい
て、回転速度(周期)Tp(k)に、最高回転速度Pv
elがセットされるため、ステップモータ8−1および
8−2は、その最高回転速度Pvelで回転される。即
ち、ステップモータ8−1および8−2は、一定速度で
回転される。図12(a)の時間を表す横軸と水平な部
分は、ステップモータ8−1および8−2が、一定速度
で回転している状態を示している。
【0079】一方、ステップS41において、差分Pr
ef−PP(k)が変数PP0以下であると判定された
場合、即ち、現在位置PP(k)から目標位置Pref
までの距離が、回転速度が最高速度になるまでの距離P
P0以下となった場合、ステップS42に進み、回転速
度を減速させるための処理が行われる。
【0080】即ち、CPU22は、ステップS42にお
いて、加速度/減速度Paccから、1サンプリング期
間kに出力するパルス数P(k)を、例えば次式にした
がって算出する。
【0081】P(k)=P(k−1)−Pacc
【0082】そして、CPU22は、ステップS43に
おいて、パルス生成処理を行う。即ち、ステップS43
では、図8のフローチャートにしたがった処理と同様の
処理が行われ、これにより得られるパルス指令が、ステ
ップモータ制御回路2−1および2−2に供給される。
これにより、ステップモータ8−1および8−2の回転
速度が、図12(a)に右下がりの階段状の線で示すよ
うに、加速度/減速度Pacc単位で低下していく。
【0083】その後、CPU22は、ステップS44に
おいて、1サンプリング期間kにおけるパルス数P
(k)が、加速度/減速度Pacc以下であるかどうか
を判定する。ステップS44において、パルス数P
(k)が、加速度/減速度Pacc以下でないと判定さ
れた場合、ステップS42に戻る。また、ステップS4
4において、パルス数P(k)が、加速度/減速度Pa
cc以下であると判定された場合、ステップS45に進
み、CPU22は、1サンプリング期間kにおけるパル
ス数P(k)として、目標位置Prefから、前回のサ
ンプリング期間k−1までの累積パルス数PP(k−
1)を減算した値(Pref−PP(k−1))を設定
し、ステップS46において、パルス生成処理を行う。
即ち、ステップS46では、図8のフローチャートのス
テップS12以降の処理と同様の処理が行われる。
【0084】そして、CPU22は、ステップS47に
おいて、累積パルス数(現在位置)PP(k)が、目標
位置Prefと等しいかどうかを判定し(目標位置Pr
ef以上かどうかを判定し)、目標位置Prefと等し
くないと判定した場合、ステップS45に戻る。また、
ステップS47において、CPU22は、累積パルス数
PP(k)が、目標位置Prefと等しいと判定した場
合、リターンする。これにより、ステップモータ8−1
および8−2は、目標位置Prefで停止する。
【0085】なお、この場合、CPU22は、モータ制
御用インターフェイス30−1または30−2から、ス
テップモータ8−1または8−2それぞれのブレーキ回
路8に、ブレーキ指令を送信し、ステップモータ8−1
および8−2のロータを固定するようになされている。
これにより、ステップモータ8−1および8−2は、目
標位置Prefからずれずに停止した状態を保持するこ
とができるようになされている。
【0086】また、CPU22は、ステップモータ8−
1および8−2の制御状態(例えば、現在位置や、脱調
しているかどうか、パルス指令の数、回転速度など)
を、シリアルインターフェイス32を介して、パソコン
11に送信するようになされており、これにより、ユー
ザは、リアルタイムで、ステップモータ8−1および8
−2の制御状態を認識することができるようになされて
いる。
【0087】さらに、CPU22は、シリアル通信とパ
ラレル通信とによるアクセスが重なったとき、例えば、
パラレル通信を優先するようになされている。但し、シ
リアル通信を優先するようにすることも可能である。
【0088】次に、以上においては、ステップモータ8
−1および8−2を、即ち、2軸のステップモータを駆
動制御するようにしたが、図1に示す2軸ステップモー
タドライバ回路を複数用いることで、2軸より多い多軸
のステップモータを同期させて駆動制御することが可能
である。
【0089】即ち、図14は、図1の2軸ステップモー
タドライバ回路を複数用いることで、3軸以上の多軸の
ステップモータを駆動制御する場合の回路構成例を示し
ている。
【0090】まず、図14(a)は、上位コントローラ
としてCPU10を用いる場合の回路構成を示してい
る。この場合、各2軸ステップモータドライバ回路は、
上位コントローラとしてのCPU10と、パラレルバス
(データバス)を介して接続される。さらに、CPU1
0からは、同期信号が出力されるようになされており、
この同期信号は、各2軸ステップモータドライバ回路に
供給されるようになされている。従って、各2軸ステッ
プモータドライバ回路は、すべて、同一の同期信号に同
期して動作するようになされている。
【0091】この場合、複数の2軸ステップモータドラ
イバ回路のいずれか1つをメインボードとするととも
に、残りをサブボードとする。そして、メインボードに
は、上述した処理に加え、サブボードに対し、共有RA
M4に入力可能データを書き込んだ旨の信号を送信させ
るようにし、サブボードには、その信号を受信させ、そ
の後、CPU10から送信されてくる制御データを、メ
インボードと同一のタイミングで受信させるようにすれ
ば良い。これにより、3軸以上の多軸のステップモータ
を同期して駆動することができる。
【0092】図14(b)は、上位コントローラとして
パソコン11を用いる場合の回路構成を示している。こ
の場合、各2軸ステップモータドライバ回路は、上位コ
ントローラとしてのパソコン11と、RS232Cケー
ブルなどのシリアル通信用の接続線を介して接続され
る。
【0093】この場合、各2軸ステップモータドライバ
回路すべてに対し、同一のタイミングで、制御データが
送信される。従って、この場合も、3軸以上の多軸のス
テップモータを同期して駆動することができる。
【0094】以上のように、電流指令および回転ベクト
ル指令を設定し、ステップモータ制御回路2−1および
2−2に与えるようにしたので、ステップモータ8−1
および8−2を、滑らかに、かつ低振動で回転させるこ
とが可能となる。
【0095】また、1つのマイコン1により、2つのス
テップモータ8−1および8−2を制御するようにした
ので、これらを、容易に同期させて回転させることがで
きる。
【0096】さらに、上位コントローラとしてのパソコ
ン11からは、制御データとして、目標位置を与えるよ
うにしたので、例えば、直交ロボットなどの2軸以上の
機構系において必要となる直線、円弧補間制御などを、
容易に行うことが可能となる。
【0097】また、コイル電流を、いわばプログラマブ
ルに設定することができるので、保持トルク量を、任意
に設定することが可能となる。
【0098】さらに、ステップモータ8−1および8−
2の加速時と減速時とには、大トルクが必要となるが、
ステップモータ8−1および8−2を一定速度で回転さ
せるときには、それほど大きなトルクは必要ないことか
ら、このような必要なトルクに応じて、コイル電流を流
すようにすることにより、実効電流を抑えながら、脱調
状態が生じる頻度を低下させることができる。
【0099】また、カウンタ7−1またはカウンタ7−
2、およびエンコーダ9−1または9−2を設けるよう
にしたので、ステップモータ8−1または8−2それぞ
れが脱調しているかどうかを検出することができる。
【0100】なお、本実施例においては、1つのマイコ
ン1によって、2つのステップモータ8−1および8−
2を駆動制御するようにしたが、マイコン1には、1つ
のステップモータや、3つ以上のステップモータを駆動
制御させるようにすることが可能である。
【0101】また、本実施例においては、ステップモー
タ8−1および8−2を2相のステップモータとした
が、ステップモータ8−1および8−2は、2相以外の
相数のステップモータとすることも可能である。
【0102】さらに、本実施例においては、CPU10
による場合と、パソコン11による場合とで異なる制御
を行うようにしたが、同一の制御を行うようにすること
も可能である。
【0103】また、本実施例では、加速度および減速度
として、同一の値Paccを用いるようにしたが、加速
度と減速度とは異なる値を用いることも可能である。
【0104】さらに、本実施例では、パルス指令を設定
するための制御データを、CPU10やパソコン11な
どの外部の制御装置から与えるようにしたが、その他、
例えば回転ベクトル指令や、電流指令、方向指令などを
設定するための制御データも、外部の制御装置から与え
るようにすることが可能である。
【0105】
【発明の効果】請求項1に記載のモータ駆動装置および
請求項10に記載のモータ駆動方法によれば、ステップ
モータの回転角を制御するためのパルス指令、ステップ
モータに流れるモータ電流を制御するための電流指令、
およびステップモータに流れる各相のモータ電流がつく
る回転ベクトルを制御するための回転ベクトル指令が設
定され、ステップモータに与えられて駆動される。従っ
て、ステップモータを、その特性に適した形で駆動する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した2軸ステップモータドライバ
回路の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のマイコン1の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図2のマイコン1のより詳細な構成例を示す図
である。
【図4】図1の2軸ステップモータドライバ回路の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図5】図1の2軸ステップモータドライバ回路の動作
を説明するためのタイムチャートである。
【図6】ステップモータ8−1および8−2に流れるモ
ータ電流を示す波形図である。
【図7】回転ベクトルを示す図である。
【図8】図4のステップS5の処理のより詳細を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】タイマ回路25−1および25−2を動作を説
明するためのタイムチャートである。
【図10】1サンプリング期間におけるパルス指令のエ
ッジの数(パルス指令量)と、ステップモータの回転角
(ロータ回転角)との関係を示す図である。
【図11】図1の2軸ステップモータドライバ回路の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図12】ステップモータ8−1および8−2の回転速
度の変化、および回転角の変化を示す図である。
【図13】図11のステップS23の処理のより詳細を
説明するためのフローチャートである。
【図14】図1の2軸ステップモータドライバ回路を複
数用いた場合の回路構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 マイコン(マイクロコンピュータ), 2−1,2
−2 ステップモータ制御回路, 4 共有RAM,
5 フラッシュメモリ, 7−1,7−2 カウンタ回
路, 8−1,8−2 ステップモータ(ステッピング
モータ), 9−1,9−2 エンコーダ, 10 C
PU, 11 パソコン(パーソナルコンピュータ),
22 CPU, 24 クロックジェネレータ, 2
5−1,25−2 タイマ回路, 27 パラレルイン
ターフェイス, 28 同期信号入力用インターフェイ
ス, 29 同期信号出力用インターフェイス, 30
−1,30−2 モータ制御用インターフェイス, 3
1−1,31−2 パルス指令用インターフェイス,
32 シリアルインターフェイス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステップモータを駆動するモータ駆動装
    置であって、 前記ステップモータの回転角を制御するためのパルス指
    令、前記ステップモータに流れるモータ電流を制御する
    ための電流指令、および前記ステップモータに流れる各
    相の前記モータ電流がつくる回転ベクトルを制御するた
    めの回転ベクトル指令を設定し、前記ステップモータに
    与える制御手段を備えることを特徴とするモータ駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、ワンチップのマイクロ
    コンピュータでなることを特徴とする請求項1に記載の
    モータ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、外部の制御装置から与
    えられる制御データにしたがって、前記パルス指令を設
    定することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記外部の制御装置
    と、シリアル通信またはパラレル通信を行うことを特徴
    とする請求項3に記載のモータ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、複数の前記ステップモ
    ータに対し、前記パルス指令、電流指令、および回転ベ
    クトル指令を与えることを特徴とする請求項1に記載の
    モータ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記ステップモータの脱調を検出する脱
    調検出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に
    記載のモータ駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記ステップモータに
    対し、ブレーキをかけるためのブレーキ指令も与えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  8. 【請求項8】 外部の装置からの同期信号を受信する受
    信手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記同期信号に同期して処理を行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、所定の同期信号に同期
    して処理を行い、 前記同期信号を、外部の装置に対して送信する送信手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のモー
    タ駆動装置。
  10. 【請求項10】 ステップモータを駆動するモータ駆動
    方法であって、 前記ステップモータの回転角を制御するためのパルス指
    令、前記ステップモータに流れるモータ電流を制御する
    ための電流指令、および前記ステップモータに流れる各
    相の前記モータ電流がつくる回転ベクトルを制御するた
    めの回転ベクトル指令を設定し、前記ステップモータに
    与えて駆動することを特徴とするモータ駆動方法。
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Cited By (8)

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