JPH09284940A - 皮剥ぎ長さ調整治具付き電線皮剥ぎ器 - Google Patents
皮剥ぎ長さ調整治具付き電線皮剥ぎ器Info
- Publication number
- JPH09284940A JPH09284940A JP8118347A JP11834796A JPH09284940A JP H09284940 A JPH09284940 A JP H09284940A JP 8118347 A JP8118347 A JP 8118347A JP 11834796 A JP11834796 A JP 11834796A JP H09284940 A JPH09284940 A JP H09284940A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- stripping
- wire
- electric wire
- stripper
- Prior art date
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- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】所定長の皮剥ぎを終了した位置で、自ら停止
し、皮剥ぎした電線被覆を切離、除去することができる
皮剥ぎ長さ調整治具付き電線皮剥ぎ器の提供 【解決手段】電線皮剥ぎ器１の下方に、ガイドシャフト
６と突き棒５を取り付け、ガイドシャフト６の先端部
に、クランプ締込みレ−バ１２を下方に取り付けたクラ
ンプ１１を回動可能に軸支し、上部にクランプ１１と対
向する上腕９を設けた長さ調整治具８を固定し、突き棒
５がクランプ締込みレ−バ１２を突いたとき、クランプ
１１を回動起立させ、長さ調整治具８の上腕９とクラン
プ１１間で電線２を強固に把持し、電線皮剥ぎ器の前進
を停止させるように構成されている。
し、皮剥ぎした電線被覆を切離、除去することができる
皮剥ぎ長さ調整治具付き電線皮剥ぎ器の提供 【解決手段】電線皮剥ぎ器１の下方に、ガイドシャフト
６と突き棒５を取り付け、ガイドシャフト６の先端部
に、クランプ締込みレ−バ１２を下方に取り付けたクラ
ンプ１１を回動可能に軸支し、上部にクランプ１１と対
向する上腕９を設けた長さ調整治具８を固定し、突き棒
５がクランプ締込みレ−バ１２を突いたとき、クランプ
１１を回動起立させ、長さ調整治具８の上腕９とクラン
プ１１間で電線２を強固に把持し、電線皮剥ぎ器の前進
を停止させるように構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、配電線路の無停
電工事において、絶縁操作棒などの先端部に装着して、
電線皮剥ぎ作業を行なう際に、使用される電線皮剥ぎ器
の改良に関するものである。
電工事において、絶縁操作棒などの先端部に装着して、
電線皮剥ぎ作業を行なう際に、使用される電線皮剥ぎ器
の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の電線皮剥ぎ器を使用し
て、電線の皮剥ぎを行なう場合には、所定の剥ぎ取り長
さの位置をヤットコなどで挾み、電線被覆を螺旋状に皮
剥ぎしながら進行してくる電線皮剥ぎ器をヤットコに当
接させることによって、進行を止め、所定長の皮剥ぎを
行なっていたが、この場合には二人作業になるという欠
点があった。また作業者が操作棒を、電線皮剥ぎ器の進
行方向とは逆方向に、人力によって引き止め、電線皮剥
ぎ器に直接ブレ−キを掛けるというやり方でも行なわれ
ていたが、作業者から１〜２ｍ上方に位置している電線
皮剥ぎ器に対して、ブレ−キを掛けるには、かなりな力
が必要で、作業者によっては、確実にブレ−キを掛ける
ことができないという欠点があった。
て、電線の皮剥ぎを行なう場合には、所定の剥ぎ取り長
さの位置をヤットコなどで挾み、電線被覆を螺旋状に皮
剥ぎしながら進行してくる電線皮剥ぎ器をヤットコに当
接させることによって、進行を止め、所定長の皮剥ぎを
行なっていたが、この場合には二人作業になるという欠
点があった。また作業者が操作棒を、電線皮剥ぎ器の進
行方向とは逆方向に、人力によって引き止め、電線皮剥
ぎ器に直接ブレ−キを掛けるというやり方でも行なわれ
ていたが、作業者から１〜２ｍ上方に位置している電線
皮剥ぎ器に対して、ブレ−キを掛けるには、かなりな力
が必要で、作業者によっては、確実にブレ−キを掛ける
ことができないという欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の技
術で記述した欠点を解消するためになされたもので、所
定長の皮剥ぎを終了した位置で、自ら停止し、皮剥ぎし
た電線被覆を切離、除去することができる皮剥ぎ長さ調
整治具付き電線皮剥ぎ器の提供を目的としたものであ
る。
術で記述した欠点を解消するためになされたもので、所
定長の皮剥ぎを終了した位置で、自ら停止し、皮剥ぎし
た電線被覆を切離、除去することができる皮剥ぎ長さ調
整治具付き電線皮剥ぎ器の提供を目的としたものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願の皮剥ぎ長さ調整治
具付き電線皮剥ぎ器は、絶縁操作棒などの先端部に装着
し、電線皮剥ぎ作業を行なう際に使用される電線皮剥ぎ
器において、電線皮剥ぎ器の下方に、皮剥ぎ長さを設定
するガイドシャフトと電線皮剥ぎ器の進行方向に突き出
た突き棒を取り付け、前記ガイドシャフトの先端部に、
クランプ締込みレバ−を下方に取り付けたクランプを回
動可能に軸支し、上部に前記クランプと対向する上腕を
設けた皮剥ぎ長さ調整治具を固定し、前記突き棒が前記
クランプ締込みレバ−を突き込んだとき、前記クランプ
を回動起立させ、前記皮剥ぎ長さ調整治具の上腕とクラ
ンプの間で電線を強固に把持し、電線皮剥ぎ器の前進を
停止させるように構成したことを特徴とするものであ
る。
具付き電線皮剥ぎ器は、絶縁操作棒などの先端部に装着
し、電線皮剥ぎ作業を行なう際に使用される電線皮剥ぎ
器において、電線皮剥ぎ器の下方に、皮剥ぎ長さを設定
するガイドシャフトと電線皮剥ぎ器の進行方向に突き出
た突き棒を取り付け、前記ガイドシャフトの先端部に、
クランプ締込みレバ−を下方に取り付けたクランプを回
動可能に軸支し、上部に前記クランプと対向する上腕を
設けた皮剥ぎ長さ調整治具を固定し、前記突き棒が前記
クランプ締込みレバ−を突き込んだとき、前記クランプ
を回動起立させ、前記皮剥ぎ長さ調整治具の上腕とクラ
ンプの間で電線を強固に把持し、電線皮剥ぎ器の前進を
停止させるように構成したことを特徴とするものであ
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図面
を参照しながら説明するに、図１〜図２において、１は
電線皮剥ぎ器で、電線２を把持し、絶縁操作棒などから
伝達される駆動力によって、回転させると、切刃３が電
線２の被覆４を螺旋状に剥ぎ取りながら、前進していく
構造になっており、すでに使用例も多く周知である。５
は、突き棒で、図１に示すように、電線皮剥ぎ器１の下
端部に取り付けられ、電線皮剥ぎ器１のほぼ後端面のレ
ベルまで突出している６は、電線皮剥ぎ器１の下部に取
り付けられたガイドシャフトで、電線皮剥ぎ器１はこの
ガイドシャフト６にガイドされて前進するようになって
おり、後端部には電線皮剥ぎ器１の移動距離を設定する
ための設定用カラ−７が取り付けられている。８は、皮
剥ぎ長さ調整治具で、図１に示すように、ガイドシャフ
ト６の先端部に固定されており、上端部には、図１にお
いて、前方に突出した上腕９が設けられており、さらに
支持ピン１０で皮剥ぎ長さ調整治具８に回動可能に軸支
された、図１〜図２に示すようなクランプ１１が取り付
けられている。１２は、クランプ締込みレバ−で、前記
クランプ１１の下部で、前記突き棒５に対峙する位置に
取り付けられている。なお、前記クランプ１１は、常時
スプリング１３によって、図１に示すように、電線皮剥
ぎ器１の進行方向に傾くように付勢されている。
を参照しながら説明するに、図１〜図２において、１は
電線皮剥ぎ器で、電線２を把持し、絶縁操作棒などから
伝達される駆動力によって、回転させると、切刃３が電
線２の被覆４を螺旋状に剥ぎ取りながら、前進していく
構造になっており、すでに使用例も多く周知である。５
は、突き棒で、図１に示すように、電線皮剥ぎ器１の下
端部に取り付けられ、電線皮剥ぎ器１のほぼ後端面のレ
ベルまで突出している６は、電線皮剥ぎ器１の下部に取
り付けられたガイドシャフトで、電線皮剥ぎ器１はこの
ガイドシャフト６にガイドされて前進するようになって
おり、後端部には電線皮剥ぎ器１の移動距離を設定する
ための設定用カラ−７が取り付けられている。８は、皮
剥ぎ長さ調整治具で、図１に示すように、ガイドシャフ
ト６の先端部に固定されており、上端部には、図１にお
いて、前方に突出した上腕９が設けられており、さらに
支持ピン１０で皮剥ぎ長さ調整治具８に回動可能に軸支
された、図１〜図２に示すようなクランプ１１が取り付
けられている。１２は、クランプ締込みレバ−で、前記
クランプ１１の下部で、前記突き棒５に対峙する位置に
取り付けられている。なお、前記クランプ１１は、常時
スプリング１３によって、図１に示すように、電線皮剥
ぎ器１の進行方向に傾くように付勢されている。
【０００６】実施に際しては、まず、ガイドシャフト６
の設定用カラ−７を、電線２の所定皮剥ぎ長さに相当す
る目盛り上に固定し、ついで、電線皮剥ぎ器１と皮剥ぎ
長さ調整治具８を電線２にセットする。皮剥ぎ長さ調整
治具８のクランプ１１はスプリング１２によって、電線
皮剥ぎ器１の進行方向に傾くように付勢されているか
ら、電線２は皮剥ぎ長さ調整治具８の上腕９とクランプ
１１間で、図１に示すように、クランプ１１が電線皮剥
ぎ器１の進行方向に傾いた状態でセットされる。電線皮
剥ぎ器１を駆動し、皮剥ぎを開始すると、電線皮剥ぎ器
１の切刃３は、電線２の被覆４に食い込み、被覆４を螺
旋状に皮剥ぎしながら、図１において、左方向に移動す
る推力を生じ、前進する。所定長の皮剥ぎが終了する時
期になると、前記突き棒５がクランプ締込みレバ−１２
を突き込み、それに連動してクランプ１１がスプリング
１２のばね力に抗して回動し、前記の傾いた状態から起
立した状態になり、電線２を前記上腕９に強く押し付
け、強固に把持し、それによって皮剥ぎ長さ調整治具８
の移動を拘束する。移動を拘束された皮剥ぎ長さ調整治
具８は、電線皮剥ぎ器１に対してブレ−キとして働き、
そのため電線皮剥ぎ器１の切刃３は、停止した状態で、
電線２の被覆４に食い込んだまま周回し、これまでに剥
ぎ取った螺旋状の切り屑を、電線２から切離、除去す
る。
の設定用カラ−７を、電線２の所定皮剥ぎ長さに相当す
る目盛り上に固定し、ついで、電線皮剥ぎ器１と皮剥ぎ
長さ調整治具８を電線２にセットする。皮剥ぎ長さ調整
治具８のクランプ１１はスプリング１２によって、電線
皮剥ぎ器１の進行方向に傾くように付勢されているか
ら、電線２は皮剥ぎ長さ調整治具８の上腕９とクランプ
１１間で、図１に示すように、クランプ１１が電線皮剥
ぎ器１の進行方向に傾いた状態でセットされる。電線皮
剥ぎ器１を駆動し、皮剥ぎを開始すると、電線皮剥ぎ器
１の切刃３は、電線２の被覆４に食い込み、被覆４を螺
旋状に皮剥ぎしながら、図１において、左方向に移動す
る推力を生じ、前進する。所定長の皮剥ぎが終了する時
期になると、前記突き棒５がクランプ締込みレバ−１２
を突き込み、それに連動してクランプ１１がスプリング
１２のばね力に抗して回動し、前記の傾いた状態から起
立した状態になり、電線２を前記上腕９に強く押し付
け、強固に把持し、それによって皮剥ぎ長さ調整治具８
の移動を拘束する。移動を拘束された皮剥ぎ長さ調整治
具８は、電線皮剥ぎ器１に対してブレ−キとして働き、
そのため電線皮剥ぎ器１の切刃３は、停止した状態で、
電線２の被覆４に食い込んだまま周回し、これまでに剥
ぎ取った螺旋状の切り屑を、電線２から切離、除去す
る。
【０００７】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、予め所定の皮剥ぎ長さをセットしておくと、電線皮
剥ぎ器は、所定長の皮剥ぎが終了すると、自ら停止し、
剥ぎ取った被覆を電線から切離、除去することができる
ので、誰でも一人作業で、簡単に所定長の皮剥ぎ作業を
行なうことができるという効果を有している。
で、予め所定の皮剥ぎ長さをセットしておくと、電線皮
剥ぎ器は、所定長の皮剥ぎが終了すると、自ら停止し、
剥ぎ取った被覆を電線から切離、除去することができる
ので、誰でも一人作業で、簡単に所定長の皮剥ぎ作業を
行なうことができるという効果を有している。
【図１】本発明の実施の一例を示す側面図
【図２】図１において、長さ調整治具側から見た正面図
１ 電線皮剥ぎ器 ２ 電線 ３ 切刃 ４ 被覆 ５ 突き棒 ６ ガイドシャフト ７ 長さ設定用カラ− ８ 皮剥ぎ長さ調整治具 ９ 上腕 １０ 支持ピン １１ クランプ １２ クランプ締込みレバ− １３ スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畔津 正己 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本電 線株式会社内 (72)発明者 吉村 憲之助 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本電 線株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】絶縁操作棒などの先端部に装着し、電線皮
剥ぎ作業を行なう際に使用される電線皮剥ぎ器におい
て、電線皮剥ぎ器の下方に、皮剥ぎ長さを設定するガイ
ドシャフトと電線皮剥ぎ器の進行方向に突き出た突き棒
を取り付け、前記ガイドシャフトの先端部に、クランプ
締込みレバ−を下方に取り付けたクランプを回動可能に
軸支し、上部に前記クランプと対向する上腕を設けた皮
剥ぎ長さ調整治具を固定し、前記突き棒が前記クランプ
締込みレバ−を突き込んだとき、前記クランプを回動起
立させ、前記皮剥ぎ長さ調整治具の上腕とクランプの間
で電線を強固に把持し、電線皮剥ぎ器の前進を停止させ
るように構成したことを特徴とする皮剥ぎ長さ調整治具
付き電線皮剥ぎ器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8118347A JP2840218B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 皮剥ぎ長さ調整治具付き電線皮剥ぎ器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8118347A JP2840218B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 皮剥ぎ長さ調整治具付き電線皮剥ぎ器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09284940A true JPH09284940A (ja) | 1997-10-31 |
| JP2840218B2 JP2840218B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=14734453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8118347A Expired - Fee Related JP2840218B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 皮剥ぎ長さ調整治具付き電線皮剥ぎ器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2840218B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101895049A (zh) * | 2010-07-26 | 2010-11-24 | 江苏省电力公司苏州供电公司 | 一种铝绞线剥线器的定位机构 |
| CN101908742A (zh) * | 2010-07-26 | 2010-12-08 | 江苏省电力公司苏州供电公司 | 铝绞线剥线器 |
| CN113964739A (zh) * | 2021-10-08 | 2022-01-21 | 广西电网有限责任公司河池供电局 | 一种自适应剥皮器及其使用方法 |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP8118347A patent/JP2840218B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101895049A (zh) * | 2010-07-26 | 2010-11-24 | 江苏省电力公司苏州供电公司 | 一种铝绞线剥线器的定位机构 |
| CN101908742A (zh) * | 2010-07-26 | 2010-12-08 | 江苏省电力公司苏州供电公司 | 铝绞线剥线器 |
| CN113964739A (zh) * | 2021-10-08 | 2022-01-21 | 广西电网有限责任公司河池供电局 | 一种自适应剥皮器及其使用方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2840218B2 (ja) | 1998-12-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |