JPH09284547A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JPH09284547A
JPH09284547A JP8097857A JP9785796A JPH09284547A JP H09284547 A JPH09284547 A JP H09284547A JP 8097857 A JP8097857 A JP 8097857A JP 9785796 A JP9785796 A JP 9785796A JP H09284547 A JPH09284547 A JP H09284547A
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JP8097857A
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English (en)
Inventor
Toshio Tetsu
俊男 鐵
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側端末にフォント画像データがない場合
には、送信元のオペレータに再度イメージデータとして
送信し直してもらうか、フォントカードをセットしてか
ら送信元のオペレータに再度送信し直してもらう必要が
あった。 【解決手段】 受信側端末にてビットマップ画像データ
に画像展開不可能なフォント画像データを認識する認識
部2、この認識されたフォント画像データを受信側端末
にて処理可能な画像データに変換する変換部4およびこ
の変換された変換画像データを受信側端末に送信する送
信部4を有する画像送信装置10と、受信したフォント
画像データに関する変換画像データを記憶する記憶部2
3、この記憶部23に格納された変換画像データ中に含
まれる該変換画像データを参照すべき旨の参照指示命令
を認識する認識部24およびこの変換画像データを使用
して画像展開する展開25を有する画像受信装置20と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、画像通信装置に関し、特に画像
をコードデータとして送・受信可能な画像送信装置およ
び画像受信装置からなる画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像通信装置においては、複写機
能やプリンタ機能を備えた複合機として存在する場合が
多くなってきている。この種の複合機では、例えば、外
部装置から入力された印字データをプリンタ機能を使用
して印字部より出力するだけでなく、画像通信機能を用
いて他の画像通信装置に公衆回線を介して送信すること
が可能である。外部機器から入力される印字データは、
イメージデータである場合とコードデータである場合が
ある。ここに、コードデータとは、例えばプリンタ機能
が解釈可能な表現で記述されたもので、PDL(Pag
e Description Language;ペー
ジ記述言語)と呼ばれる。
【0003】外部機器から入力されたコードデータは、
解釈部で解釈されてビットマップデータに展開された
後、印字部より印字出力される。外部機器から入力され
たコードデータを画像通信機能を用いて他の画像通信装
置に送信する場合、次の2つの場合が考えられる。1つ
は、入力されたコードデータを解釈部で解釈してビット
マップデータに展開した後符号化して送信する場合であ
り、もう1つはコードデータを送信する場合である。
【0004】画像データをコードデータとして送信する
場合、ビットマップデータに展開したものを符号化して
送信する場合よりも送信データのサイズが小さくて済む
場合が多く、また受信側端末でコードデータを展開して
ビットマップデータを作成するので、通信による解像度
低下がなく、受信側端末で必要に応じて画質劣化を伴う
ことなく回転/変倍処理を行うことができるという利点
がある。画像通信装置からコードデータを送信する技術
として、特開平6−222894号公報や特開平7−9
9554号公報に開示された技術がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コード
データを送信する場合、受信側端末がコードデータの受
信および展開/印字の機能を備えている必要がある。す
なわち、コードデータ送信に先だって受信側端末にコー
ドデータ受信の機能があるか否かを調べ、コードデータ
受信が可能である場合にのみコードデータを送信するよ
うにする必要がある。また、送信するコードデータ内の
フォントデータを受信側端末が備えていない場合には、
送信側端末でビットマップデータに展開したものを符号
化して送信したり、受信側端末で画像展開できないため
に画像出力されずに終了したり、受信側端末で所有して
いるフォントセットに置き換えて出力したりしていた。
【0006】また、受信側端末がフォントデータを備え
ていない場合に関する技術として、特開平6−2611
97号公報に開示された技術がある。当該公報に開示の
従来技術は、受信側端末にフォントカードが無く受信不
可能であると送信側端末が判断したときに、送信側端末
においてエラー情報をイメージデータとして作成し、相
手側端末に送信することで、コードデータの送信が失敗
した旨を伝えるものである。
【0007】しかしながら、上述した従来技術では、受
信側端末のオペレータが、送信側から送られたエラー情
報を見て、送信元のオペレータに再度イメージデータと
して送信し直してもらうか、フォントカードをセットし
てから送信元のオペレータに再度送信し直してもらう等
の処理を行う必要があり、効率的でない。また、コード
データ送信に失敗した場合に、一旦回線を切断してイメ
ージデータで送信し直すのは、回線再接続のための時間
・料金を考えると効率的とは言えない。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、相手側画像通信装置
にフォント画像データがない場合でも、回線を切断する
ことなく、良好な画質で画像データの送信を行うことが
可能な画像通信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による画像通信装
置は、送信されるコードデータの中から画像受信装置に
てビットマップ画像データに画像展開不可能なフォント
画像データを認識する認識手段と、この認識されたフォ
ント画像データを画像受信装置にて処理可能な画像デー
タに変換する変換手段と、この変換された変換画像デー
タを画像受信装置に送信する送信手段とを備えている。
【0010】上記構成の画像通信装置において、受信側
端末でビットマップ画像データに画像展開不可能なフォ
ント画像データが存在するか否かを認識手段により認識
し、存在した場合には、受信側端末にて処理可能な、即
ち元の画像に再現可能な画像データに変換手段によって
変換し、この変換画像データを送信手段によって送信す
る。
【0011】また、本発明による画像通信装置は、受信
したフォント画像データに関する変換画像データを記憶
する記憶手段と、この格納された変換画像データ中に含
まれる当該変換画像データを参照すべき旨の参照指示命
令を認識する認識手段と、この参照指示命令が認識され
た変換画像データを使用して画像展開する展開手段とを
備えている。
【0012】上記構成の画像通信装置において、送信側
端末から画像データを受けとると、この受信した画像デ
ータを記憶手段に記憶しておき、認識手段が変換画像デ
ータ中に含まれる参照指示命令を認識すると、展開手段
はその変換画像データを使用して画像展開し、ビットマ
ップ画像データを形成する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明によ
る画像通信装置の全体の構成を示すブロック図である。
本画像通信装置は、画像データをコードデータとして送
信する画像送信装置(送信側端末)10と、この画像送
信装置10から送信されたコードデータを受信する画像
受信装置(受信側端末)20とから構成され、画像送信
装置10はネットワーク31を介してホストコンピュー
タ32と接続されている。画像送信装置10には、外部
装置としての表示装置33が接続されている。画像受信
装置20には、外部装置としての表示装置34および記
録装置35が接続されている。
【0014】画像送信装置10は、ホストコンピュータ
32から送出されたコードデータを記憶する記憶部1
と、受信側端末の所有するフォントセットを認識する認
識部2と、記憶部1からフォントセットの種類および文
字コード等の情報を得て当該フォントが既に変換指示さ
れたフォントか否かを識別する識別部3と、該当するフ
ォント画像データを受信側端末で処理可能(再現可能)
な画像データに変換する変換部4と、コードデータをビ
ットマップデータに展開する展開部5と、必要に応じて
圧縮処理を行う圧縮部6と、電話回線を通じて相手側端
末との通信を行う送信部7と、時間を計測する時間計測
部8と、フォント画像データを変換した際のデータ量を
予測する予測部9と、このデータ量を所定値と比較する
判定部11と、受信側端末で使用可能なフォントセット
への置き換えを行う置換部12とを備えた構成となって
いる。
【0015】上記構成の画像送信装置10において、記
憶部1は認識部2の指示にしたがって、記憶してあるコ
ードデータの内容を調べ、識別部3、展開部5および置
換部12に指示を出す。認識部2は、送信部7を介して
受信側端末の所有するフォントセットを認識して記憶部
1に通知する。識別部3は、フォントが既に変換指示さ
れたフォントか否かを識別し、初めて変換を行うフォン
トであれば、そのフォントに初めての変換である旨を示
す識別子を付与し、変換部4に対して変換指示を行うと
ともに、記憶部1に対して識別子を返す。また、フォン
ト画像データを変換した際のデータ量予測を指示された
場合は、予測部9に対して指示を出す。既に変換指示を
行ったフォントに関しては既に付与されている識別子を
記憶部1に返す。
【0016】変換部4は、識別部3からの指示により、
該当するフォント画像データを受信側端末で処理可能
な、即ち元の画像に再現可能な画像データに変換し、必
要に応じて圧縮部6に圧縮指示を出す。展開部5は、記
憶部1の指示にしたがって、コードデータをビットマッ
プデータに展開し、必要に応じて圧縮部6に圧縮指示を
出す。圧縮部6は、変換部4および展開部5の指示にし
たがって圧縮を行うか否かを判断し、該データを送信部
7の指示にしたがって当該送信部7に送出する。送信部
7は、必要なデータを圧縮部6より得て相手側端末に送
出するとともに、変換部4により変換されたデータを送
出する際と終了する際に時間計測部8とやり取りを行
う。
【0017】時間計測部8は、送信部7からの指示にし
たがって時間を計測して送信部7に返す。予測部9は、
識別部3の指示にしたがってフォント画像データを変換
した際のデータ量を予測し、全コードデータに関するデ
ータ量が予測できた段階で、判定部11にそのデータ量
を通知する。判定部11は、予測部9から得られたデー
タ量を所定値と比較し、その判定結果に基づき通信を中
断するか、置換部12によりフォントの置き換えを行う
か、画像展開を行うかを判断する。置換部12は、記憶
部1の指示にしたがって記憶部1内のコードデータの中
で、置き換えを行うべきフォントセットを抽出し、受信
側端末で処理可能なフォントセットへの置き換えを行
う。
【0018】一方、画像受信装置20は、画像送信装置
10と通信を行う受信部21と、必要に応じて伸長処理
を行う伸長部22と、この伸長部22を経たデータを記
憶する記憶部23と、送信側端末で変換されたフォント
画像データおよび変換画像データの参照指示命令を認識
する認識部24と、この認識部24から送られたコード
データを展開する展開部25と、通信終了時に送信側端
末が使用しているフォントのうち受信側端末が保持して
いないフォントセットに関する情報を検知する検知部2
6とを備えた構成となっている。ここに、参照指示命令
とは、使用できないフォントがあったときに、当該参照
指示命令をデータ中に含む変換画像データを参照すべき
旨を指示する命令のことを言う。
【0019】上記構成の画像受信装置20において、受
信部21は画像送信装置10と通信を行い、受信したデ
ータを伸長部22に送出する。伸長部22は、必要に応
じて伸長処理を行い、記憶部23に該データを格納す
る。記憶部23は、記憶したデータの種類に応じて認識
部24とやり取りを行う。認識部24は、記憶部23内
のデータに関して送信側端末で変換されたフォント画像
データおよび変換画像データの参照指示命令を認識し、
展開部25で処理可能なデータに変換して展開部25に
渡す。また、送信側端末で変換されたフォント画像デー
タについて検知部26に通知する。
【0020】展開部25は、認識部24から送られたコ
ードデータを展開してビットマップ画像データとし、こ
れを記憶部23に格納するとともに、記録装置35に対
して記録指示を行う。検知部26は、認識部24から得
られたフォント情報を記憶しておき、通信終了時に、送
信側端末が使用しているフォントのうち受信側端末が保
持していないフォントセットに関する情報を検知し、こ
の情報を表示装置34に表示するか、外部機器に転送す
るか、ビットマップイメージを作成して記録装置35に
て記録出力する。
【0021】次に、上記構成の画像通信装置において、
受信側端末である画像受信装置20にコードデータ受信
機能がある場合の動作について説明する。
【0022】最初に、外部装置からコードデータが入力
された場合の画像送信装置10の一実施形態に係る動作
について、図2のフローチャートを用いて説明する。先
ず、ホストコンピュータ32等の外部装置から送信され
るデータを記憶部1で受信してこれを記憶し(ステップ
S11)、この受信データを識別部3で解析して該デー
タ内で使用しているフォントの種類を抽出する(ステッ
プS12)。ここで、必要であれば、受信したデータを
解析し、展開部5でビットマップ画像展開を行い、該デ
ータを圧縮部6で圧縮して記憶しておく(ステップS1
3)。
【0023】次に、送信部7が回線の接続を行い、回線
接続後、定められた手順により通信の準備を行う(ステ
ップS14)。その際に受信側端末に、受信側端末が持
つ機能を問い合わせる手順において、受信側端末がコー
ドデータの受信機能を持つか否かを問合せ、受信機能が
ある場合にはさらに送信先で出力可能なフォントの問い
合わせを行う(ステップS15)。フォントの問い合わ
せでは、ステップS12で抽出されたフォントの種類毎
に受信側端末が所有しているか否かを1つずつ問い合わ
せる。
【0024】次に、この問い合わせに対しての応答を受
信し(ステップS16)、この受信した応答に基づいて
送信先がコードデータを受信可能か否かを判断する(ス
テップS17)。コードデータを受信不可能な場合に
は、送信データとして、ステップS13で作成した圧縮
データを選択し(ステップS18)、この選択した圧縮
データを送信部7より受信側端末に送信する(ステップ
S19)。
【0025】一方、送信先がコードデータの受信可能で
ある場合には、送信データ内で送信先が使用するフォン
トの中に展開不可能なフォントがあるか否かを判断する
(ステップS20)。そして、展開不可能なフォントが
ある場合には、展開不可能なフォントを抽出し(ステッ
プS21)、この抽出したフォントが初めてものである
と識別部3によって識別されたら、そのフォントのデー
タ変換を行う(ステップS22)。このデータ変換を行
う場合に、受信側端末で出力される解像度に合わせてビ
ットマップ展開したり、ビットマップデータを圧縮した
り、ベクトル情報を送信する等の処理を行う。このステ
ップS22の処理を、ステップS23で全未使用フォン
トの展開を終了したと判定するまで行う。
【0026】この際に、同一フォントの展開を行わない
ように、ステップS21において同一フォントが抽出さ
れた場合には、2つ目以降は抹消するなどの処理を施
す。また、ステップS22においては、データ変換を行
ったフォントに関して、PDLのイメージとして登録す
るか、またはPDLとは別のコードとして付加すること
により、新たなコードデータを生成し、該コードデータ
を選択する。全未使用フォントの展開を終了したら、ス
テップS19に移行して送信部7より受信側端末に送信
する。一方、受信側端末が使用するフォントの中に展開
不可能なフォントがない場合には、コードデータを選択
し(ステップS24)、ステップS19に移行して選択
したコードデータを送信部7より受信側端末に送信す
る。
【0027】上述したように、画像データとしてコード
データを送信可能な画像送信装置10において、受信側
端末でビットマップ画像データに画像展開不可能なフォ
ント画像データが存在した場合には、受信側端末にて元
の画像に再現可能な画像データに変換し、この変換画像
データを送信するようにしたことにより、受信側端末で
画像展開不可能なフォントを使用した場合にも良好な画
像出力が得られる。また、フォント展開を行う際には、
初めて抽出されたフォントに対してのみ展開を行うよう
にしたことにより、同一フォントの展開は行われないの
で、同じ処理を繰り返すような無駄な処理を省くことが
できる。
【0028】次に、外部装置からコードデータが入力さ
れた場合の画像受信装置20の一実施形態に係る動作に
ついて、図3のフローチャートを用いて説明する。先
ず、送信側端末から回線が接続されたら、定められた手
順により通信の準備を行い、送信側端末の問い合わせに
応答し、機能および各フォントに関する情報を提供した
後、コードデータを受信し、該コードデータ内に付加さ
れたフォント情報に関して抽出を行う(ステップS3
1)。
【0029】そして、送信側端末から送られてきたコー
ドデータの中で、受信側端末でサポートしていないフォ
ントに関する情報を表示するように指示されているか否
かを判断し(ステップS32)、指示されている場合に
は表示装置34にて表示を行う(ステップS33)。続
いて、印字記録を行うように指示されているか否かを判
断し(ステップS34)、指示されている場合には、該
フォント名が印字出力されるような画像を生成し(ステ
ップS35)、記録装置35に対して印字指示を行う
(ステップS36)。
【0030】続いて、外部機器に転送を行うか否かを判
断し(ステップS37)、外部機器に転送を行う場合に
は、転送データをコードまたはイメージで作成し(ステ
ップS38)、データ転送部(図示せず)に対して転送
の指示を行う(ステップS39)。表示、印字又は転送
の指示を行うのは、受信側端末の設定または送信側端末
からの指定による。また、転送先に関しても、受信側端
末の設定または送信側端末からの指定による。以上によ
り、受信側端末で所有しないフォントに関する情報を外
部に伝えた後に、送信側端末から得られたコードデータ
およびフォントに関する付加情報から展開部25で画像
展開を行い(ステップS40)、印字出力する(ステッ
プS41)。
【0031】上述したように、画像データとしてコード
データを受信可能な画像受信装置20において、送信側
端末から画像データを受けとると、この画像データを記
憶しておき、この画像データを参照すべき命令を受けた
際には、その変換画像データを使用して画像展開し、ビ
ットマップ画像データを形成するようにしたことによ
り、展開不可能なフォントに関する画像データを受信し
た場合にも良好な画像出力を得ることができる。また、
送信先端末で展開不可能であったフォントに関する情報
を出力するようにしたことにより、受信側で、送信元が
使用したフォントの種類を知ることができるので、フォ
ントの拡張の際の参考となる。
【0032】次に、外部装置からコードデータが入力さ
れた場合の画像送信装置10において、他の実施形態と
して図2のステップS19以降に新たに追加される処理
の動作について、図4のフローチャートを用いて説明す
る。
【0033】図2のステップS19において送信を行う
際に、フォント情報の送信を開始する時点を監視し(ス
テップS51)、送信を開始した段階で時間計測部8が
時間計測を開始し(ステップS52)、続いてフォント
情報の送信が終了した時点を監視し(ステップS5
3)、送信が終了したら時間計測部8は時間計測を終了
する(ステップS54)。ここで、時間計測部8は、フ
ォント情報が分断される場合には、ステップS51から
ステップS54の処理を繰り返し、合計を得ることによ
って時間計測を行う。また、フォントの種類(フォント
セット)毎に分けて時間計測を行う。
【0034】次に、送信データの中に受信側端末で展開
不可能であったフォントに関する情報を表示装置33に
表示するように指示されているか否かを判断し(ステッ
プS55)、表示指示されている場合には、表示装置3
3にそのフォント名を列記する(ステップS56)。こ
のとき、送信に要した時間に関する情報も表示装置33
に表示するように指示されている場合には、全体で要し
た時間および各フォント毎に要した時間をも表示する。
【0035】続いて、送信データの中に受信側端末で展
開不可能であったフォントに関する情報に関して印字出
力をするように指示されているか否かを判断し(ステッ
プS57)、印字出力が指示されている場合には、フォ
ント名を列記した印字記録画像を作成し(ステップS5
8)、出力装置(図示せず)に対して記録出力指示を行
う(ステップS59)。また、送信に要した時間に関す
る情報も印字出力をするように指示されている場合に
は、全体で要した時間および各フォント毎に要した時間
を列記した印字記録画像をも作成し、出力装置(図示せ
ず)に対して記録出力指示を行う。
【0036】続いて、外部機器に対して転送を行うよう
に指示されているか否かを判断し(ステップS60)、
外部機器に対して転送指示されている場合には、転送デ
ータをコードまたはイメージで作成し(ステップS6
1)、外部機器へのデータ転送部(図示せず)に対して
転送指示を行う(ステップS62)。
【0037】このように、画像送信装置10において、
送信部7より受信側端末に変換画像データを送信するの
に要した時間を計測し、送信データ量を監視するように
したことにより、画質を優先するか通信時間を優先する
かの選択が可能となる。しかも、送信先端末で展開不可
能であったフォントに関する情報を出力するようにした
ことにより、送信先で受信側端末が備えていないフォン
トの種類を知ることができるので、フォントの拡張の際
の参考となる。
【0038】次に、外部装置からコードデータが入力さ
れた場合の画像送信装置10において、図2のステップ
S21以降のさらに他の実施形態に係る動作について、
図5のフローチャートを用いて説明する。
【0039】図2のステップS21において受信側端末
で展開不可能なフォントを抽出した後に、このフォント
データのデータ変換を行った際のデータ量から、フォン
トデータを転送するために要する時間を予測部9で予測
し(ステップS71)、この予測時間が所定時間を越え
るか否かを判断する(ステップS72)。ここに、所定
時間とは、例えば、圧縮イメージを送信する際に要する
時間からコードデータを送信するのに要する時間を引い
た値、つまり、コードデータとフォントデータを送出す
るのに要する時間が圧縮画像データを送出するのに要す
る時間を越える場合や、ユーザーに指定された固定値等
で決められる。
【0040】予測時間(転送時間)が所定時間を越えな
い場合には、フォントデータおよびコードデータの転送
を行い(ステップS73)、越える場合には、フォント
の置き換えが可能か否かを判断する(ステップS7
4)。受信側端末で、他のフォントに置き換え可能な場
合、およびオペレータによりフォントの置き換えが許可
されている等の場合には、コードデータの中で、受信側
端末で展開不可能なフォントを、受信側端末で展開可能
なフォントへ置換部12で置き換え、この置き換えたコ
ードデータを送信する(ステップS75)。
【0041】続いて、送信側端末の指定により、フォン
トを置き換えた際の印字結果を出力するように指示され
ているか否かを判断し(ステップS76)、印字結果の
出力指示されている場合には置き換えを行ったコードで
印字出力を行う(ステップS77)。さらに、ホストコ
ンピュータ32に送り返す旨の指示があるか否かを判断
し(ステップS78)、送り返す旨の指示があった場合
には、コードデータまたはビットマップイメージをホス
トコンピュータ32に送信する(ステップS79)。
【0042】一方、ステップS74でフォントの置き換
えが不可能と判断した場合には、画像圧縮イメージが送
信可能か否かを判断する(ステップS80)。このと
き、予め圧縮画像が作成されている場合、およびリアル
タイムで展開および圧縮画像を作成可能な場合には送信
可能となる。送信可能な場合には、画像圧縮イメージの
送信を行い(ステップS81)、上記以外の場合には回
線を遮断する(ステップS82)。
【0043】このように、画像送信装置10において、
送信部7より受信側端末に変換画像データを送信するの
に要する時間を予測し、その予測時間が所定値を越える
場合には、通信を中断するか、受信側端末で受信可能な
フォントに置き換えて、この置き換えたデータを送信す
るとともに、置き換えた場合の印字結果を出力するよう
にしたことにより、フォントを置き換えた場合の出力結
果を容易に送信者が得ることができるので、送信先にど
のような画像が送信されたかを容易に把握することがで
きる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像データとしてコードデータを送信可能な画像通信装
置において、受信側端末でビットマップ画像データに画
像展開不可能なフォント画像データが存在した場合に
は、受信側端末にて処理可能な画像データに変換して送
信するようにしたので、展開不可能なフォントを使用し
た場合にも良好な画像出力を得ることができることにな
る。
【0045】また、画像データとしてコードデータを受
信可能な画像通信装置において、送信側端末から画像デ
ータを受けとると、この画像データを記憶しておき、こ
の画像データを参照すべき命令を受けた際には、その変
換画像データを使用して画像展開し、ビットマップ画像
データを形成するようにしたので、展開不可能なフォン
トに関する画像データを受信した場合にも良好な画像出
力を得ることができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像通信装置の全体の基本構成
を示すブロック図である。
【図2】 画像送信装置の一実施形態に係る動作説明の
ためのフローチャートである。
【図3】 画像受信装置の一実施形態に係る動作説明の
ためのフローチャートである。
【図4】 画像送信装置の他の実施形態に係る動作説明
のためのフローチャートである。
【図5】 画像送信装置のさらに他の実施形態に係る動
作説明のためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像送信装置 20 画像受信装置 31 ネットワーク 32 ホストコンピュータ 33,34 表示装置 35 記録装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データをコードデータとして画像受
    信装置に送信可能な画像通信装置であって、 送信される前記コードデータの中から前記画像受信装置
    にてビットマップ画像データに画像展開不可能なフォン
    ト画像データを認識する認識手段と、 前記認識手段により認識されたフォント画像データを前
    記画像受信装置にて処理可能な画像データに変換する変
    換手段と、 前記変換手段により変換された変換画像データを前記画
    像受信装置に送信する送信手段とを備えることを特徴と
    する画像通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像通信装置においてさ
    らに、 前記認識手段により認識されたフォント画像データが初
    めての認識であることを識別する識別手段を備え、 前記送信手段は、前記認識手段によって初めて認識され
    たフォント画像データに関する変換画像データのみを前
    記画像受信装置に送信することを特徴とする画像通信装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像通信装置にお
    いてさらに、 前記送信手段により前記変換画像データを前記画像受信
    装置に送信するのに要する時間を予測する予測手段と、 前記予測手段によって得られた予測時間が所定値を越え
    るか否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とす
    る画像通信装置。
  4. 【請求項4】 画像データをコードデータとして受信可
    能な画像通信装置であって、 受信したフォント画像データに関する変換画像データを
    記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に格納された変換画像データ中に含まれる
    該変換画像データを参照すべき旨の参照指示命令を認識
    する認識手段と、 前記認識手段によって前記参照指示命令が認識された変
    換画像データを使用して画像展開する展開手段とを備え
    ることを特徴とする画像通信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001319069A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Melco Inc ファイル変換システム、ウェブサーバ、ファイル変換方法およびファイル変換プログラムを記録した媒体

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