JP2005110085A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サンプリング処理を行うことなく、迅速にプリンタ装置に印字処理を行わせることができる画像読取装置を提供すること。
【解決手段】所定のデータ転送インターフェース18,19を介してプリンタ装置17と接続することにより複写を実現できる画像読取装置1であって、複写条件に対応付けて読取画像データのプリンタ装置への転送データ形式を記憶するテーブル16と、複写処理時に設定されている複写条件に、テーブル16により、対応付けて記憶されている転送データ形式に従って、プリンタ装置17へ転送するデータを生成する手段と、を備える画像読取装置1。
【選択図】図2

Description

本発明は、読取った画像データをPDL(ページ記述言語)データに変換して直接プリンタ装置へ送信する画像読取装置に関する。
読取った画像データを、USB(Universal Serial Bus)等により直接接続されたプリンタ装置に送信して印刷させることができる画像読取装置(スキャナ)がある。この画像読取装置及びプリンタ装置を使用して複写(コピー)処理が行われる場合、画像読取装置によって原稿の画像データが読取られ、読取られた画像データが圧縮符号化され、更にプリントデータであるPDLデータに変換されてプリンタ装置へ送信される。そして、プリンタ装置は、画像読取装置から受信したPDLデータを解析し復号化した画像データに基づいて記録紙上に印刷画像を形成する。
画像データを圧縮符号化して送信するのはデータ転送に費やす時間を短縮するためであり、圧縮率に比例してデータ転送に掛かる時間が短縮される。ユーザが複写処理開始のスタートキーを押下してからプリンタ装置から印刷された用紙が排出されるまでの時間を複写時間とすると、複写時間は、次の6つの処理時間に分けることができる。すなわち、(1)スタートキーの押下によりCCDラインセンサ等による原稿の読取時間、(2)読取った画像データの圧縮符号化時間、(3)圧縮符号化した画像データのPDLデータへの変換時間、(4)PDLデータのプリンタ装置への転送時間、(5)プリンタ装置でのPDLデータの展開時間、(6)展開した画像データの印刷時間。
ところが、画像データを圧縮符号化して送信すると上記(4)の処理時間を短縮することはできるものの、PDLの種類、色空間の種類、画像サイズの大小によっては、圧縮及び展開処理にそれ以上の時間を要し、全体としての複写時間を考慮すると、画像読取装置において圧縮符号化せずに、プリンタ装置へ転送した方が短時間で処理できる場合がある。
かかる事象を考慮して画像データを処理する装置として、特許文献1に開示されている印字装置がある。この印字装置は、画像のビットマップデータの一部をサンプリングして圧縮符号化することにより、圧縮符号化時の印字所要時間が非圧縮時の印字所要時間を越えるか否かを推定して、複写時間が短くなると思われる方の処理(圧縮又は非圧縮処理)を選択するものである。
特開平7−266633号公報
ところが、特許文献1に開示されている印字装置は、画像データの一部をサンプリングして複写処理全体の時間を常に推定するものであることから、例えば、非圧縮によりデータ転送を行った方が早いことが経験的に判明しているような場合にまで、サンプリング処理に時間が費やされるという問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、サンプリング処理を行うことなく、迅速にプリンタ装置に印字処理を行わせることができる画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像読取装置は、所定のデータ転送インターフェースを介してプリンタ装置と接続することにより複写を行う画像読取装置であって、複写条件に対応付けて読取画像データのプリンタ装置への転送データ形式を記憶する記憶手段と、複写処理時に設定されている複写条件に対応付けて前記記憶手段に記憶されている転送データ形式に従って、プリンタ装置へ転送するデータを生成する手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2記載の画像読取装置は、請求項1記載の画像読取装置において、前記複写条件には、少なくとも画像データのデータサイズが含まれることを特徴としている。
請求項3記載の画像読取装置は、請求項1又は2記載の画像読取装置において、前記読取画像データを所定のページ記述言語に変換するページ記述言語変換手段を備え、前記複写条件には、少なくとも前記所定のページ記述言語が含まれることを特徴としている。
請求項1記載の画像読取装置によれば、複写条件に応じてプリンタ装置へ転送するデータの形式をユーザが設定することができるので、適切な複写条件と転送データ形式を組み合わせて設定することにより、複写条件に応じて迅速な複写処理を行わせることが可能となる。また、従来例に係る印字装置のようにサンプリング処理を行わないので複写処理時間をサンプリング処理に要する時間だけ短縮することができる。
請求項2記載の画像読取装置によれば、読取画像データのデータサイズに応じて最適な転送データ形式を設定することができる。画像データサイズが大きい場合は全体の複写処理時間のうち転送時間が特に長くなる傾向にあるので、画像データサイズに応じて転送データ形式を設定すれば、複写処理時間を効率的に短縮化することが可能となる。
請求項3記載の画像読取装置によれば、ページ記述言語の種類に応じて、複写処理時間を構成する6つの処理時間のうち、PDLデータへの変換時間、プリンタ装置でのPDLデータの展開(解析)時間が大きく変動するので、ページ記述言語の種類に応じて転送データ形式を設定すれば、複写処理時間を効率的に短縮化することが可能となる。
以下本発明の実施の形態に係る画像読取装置について図面に基づき説明する。図1に画像読取装置1の構成例を示す。すなわち、画像読取装置1は、CPU(中央処理装置)2、RAM(ランダムアクセスメモリー)3、ROM(リードオンリーメモリー)4、ページメモリ5、読取部6、入力色変換回路7、出力色変換回路8、画像メモリ9、コーデック(CODEC)10、表示部11、操作部12、PDL変換回路13及びUSBホストコントローラ14を備えたものであって、各部2乃至14はバス15によって接続されている。
CPU2は、ROM4に格納された制御プログラムに従って、この画像読取装置1を構成する各部を制御する。RAM3は、CPU2の主メモリ、ワークエリア等として機能し、後述する転送データ形式判定テーブル16、PDL対応テーブル20、デフォルト設定の複写条件等を記憶している。ROM4は前記制御プログラムを格納している。ページメモリ5は、読取部6で読み取られた画像データを一時的に記憶する。
読取部6は、CCDカラーラインセンサ、A/Dコンバータ、画像処理回路等を具備し、CCDカラーラインセンサにより原稿を読取って、A/D変換及び、シェーディング補正、ずれ/ライン補正等の画像処理を施したRGB表色系のカラー画像データを生成し、これを入力色変換回路7へ出力する。
入力色変換回路7は、読取部6から出力されたRGB表色系のカラー画像データをYCrCb表色系のカラー画像データ又はL*a*b*表色系のカラー画像データに変換し、さらに拡大、縮小地色補正等の画像処理を施す。また、入力色変換回路7には、多値メモリコントローラ(不図示)が実装されており、CPU2の命令に従って多値メモリコントローラは、前記表色系に変換されたカラー画像データをページメモリ5の多値領域に張り付けたり、ページメモリ5の多値領域に張り付けたカラー画像データをコーデック10、出力色変換回路8又は、コーデック10を介さずに画像メモリ9へ出力する。
出力色変換回路8は、入力色変換回路7が出力したL*a*b*表色系のカラー画像データに対して各成分1ビットのCMYK表色系に変換して二値化処理を行う。また、出力色変換回路8には、二値メモリコントローラ(不図示)が実装されており、CPU2の命令に従って二値メモリコントローラは、前記二値化された画像データをページメモリ5の二値領域に張り付けたり、ページメモリ5の二値領域に張り付けた画像データをコーデック10又はコーデック10を介さずに画像メモリ9へ出力する。
画像メモリ9は、ページメモリ5内の画像データがコーデック7によって圧縮符号化された画像データ又は入力色変換回路7若しくは出力色変換回路8から圧縮符号化されずに直接出力された画像データを蓄積する。
コーデック10はページメモリ5に一時的に記憶された画像データをJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式又はMH、MR,MMR方式等により順次圧縮符号化する。
表示部11は、例えば操作部12に並設されたLCD(Liquid Crystal Display)からなり、各種の画面情報を表示する。操作部12は、ユーザが情報を入力する入力キーなどを具備し、ユーザによる各種の操作は、この操作部12において行われる。
PDL変換回路13は、画像メモリ9に蓄積された画像データを複数の種類のPDLに変換する。本実施の形態においては、所定の2種類のPDL(以下それぞれPDL「A」、PDL「B」という。)に対応して画像データを変換する変換回路として説明するが、PDL変換回路13が対応するPDLの種類数はこれに限定されず、3種類以上のPDLに対応して変換できるものとしてもよい。
USBホストコントローラ14は、USB(Universal Serial Bus)のホストコントローラ機能を実行するものであり、後述するUSBデバイスコントローラを実装したプリンタ装置17へUSB(データ転送インターフェース)を介してPDLデータの送信を行うことができる。また、USBホストコントローラ14にはUSBポート18が設けられており、これにUSBケーブル19の一端が接続される。そして実際にUSBケーブル19によりプリンタ装置17と接続されると、USBホストコントローラ14は、接続されたことを電気的に検出し、接続先デバイスである相手プリンタ装置17との間でネゴシエーションを行って同プリンタ装置17の識別情報を取得するようになっている。なお、USBホストコントローラ14としては、USB−IF(Implement Forum)が公開している規格であるOTG(On−The−Go)を搭載したコントローラ等もある。
図2に、RAM3に格納されている転送データ形式判定テーブル16の一例を示す。この転送データ形式判定テーブル16は、複写(コピー)条件に対応付けて読取画像データのプリンタ装置17への転送データ形式を記憶する記憶手段として機能する。ここで、複写条件は、画像読取装置1が複写処理をするに当たって、プリンタ装置17へ転送する画像データのデータ形式を指定する情報であって、デフォルト設定若しくはユーザによる操作入力等により指定される情報である。また、デフォルト設定若しくはユーザによる操作入力により指定される読取解像度及び、自動検出若しくはユーザによる操作入力により指定される原稿サイズ(A4、B5等)に基づいて特定される読取画像データのデータサイズも前記読取条件に含まれる。一方、転送データ形式は、プリンタ装置17に対して転送する画像データのデータ形式(圧縮/非圧縮形式、PDLの種類、色空間の種類など)である。
この転送データ形式判定テーブル16の「複写条件」欄には、PDLの種類、色空間の種類及びデータサイズの3種類の複写条件が夫々のフィールドに登録されるようになっている。PDLの種類としては、「A」又は「B」が、色空間の種類としては、「RGBカラー」、「Yccカラー」、「Labカラー」及び「モノクロ」が、データサイズとしては、○○MB以上、○○MB未満等のデータサイズの範囲を示す情報が登録される。
一方、転送データ形式判定テーブル16の「転送データ形式」欄には、圧縮/非圧縮の形式、PDLの種類及び色空間の種類の3種類の転送データ形式が各フィールドに登録されるようになっている。圧縮/非圧縮の形式としては、「圧縮」又は「非圧縮」が、PDLの種類としては、前記複写条件と同様に「A」又は「B」が、色空間の種類としては、前記複写条件と同様に、「RGBカラー」、「Yccカラー」、「Labカラー」又は「モノクロ」が登録される。
なお、転送データ形式判定テーブル16の各欄に登録された情報は互いに同一レコードに配置されることによって対応付けられ、また、この転送データ形式判定テーブル16への情報の登録は、操作部12からのユーザによる所定操作によって行われる。
図3に、RAM3に格納されているプリンタ識別情報−PDL対応テーブル20の例を示す。このテーブル20はプリンタ装置の識別情報とPDLの種類を対応付けて記憶する手段として機能するものである。このプリンタ識別情報−PDL対応テーブル20は、プリンタ識別情報が登録される「プリンタ識別情報」フィールドとPDLの種類が登録される「PDL」フィールドからなり、それぞれの情報は同一レコードに登録されることにより対応付けられる。図示するプリンタ識別情報−PDL対応テーブル20では、プリンタ識別情報として、「プリンタ識別情報」フィールドに「プリンタX」、「プリンタY」、「プリンタZ」が登録されるようになっており、それぞれのプリンタ識別情報に対応付けて、「PDL」フィールドにPDLの種類である「A、B」、「B」、「A」が登録されている。
次に上記構成を備える画像読取装置1と1又は複数種のプリンタ装置17がUSBにより接続され複写(コピー)処理が行われるに際して実行される処理動作について、図4及び図5に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、以下のフローチャートに基づいて説明する画像読取装置1の処理動作は、ROM4に格納されている制御プログラムに基づきCPU2が発行する命令に従って行われる。また、画像読取装置1に接続されるプリンタ装置17は、USBデバイスコントローラ(不図示)などを備え、USBにより直接画像読取装置1と接続されてPDLデータを受信するものである。
ユーザ等によって、USBケーブル19にて画像読取装置1とプリンタ装置17のUSBポート18が接続されると、画像読取装置1のUSBホストコントローラ14は、プリンタ装置17とのUSBケーブル19による接続を電気的に検出する(S1)。画像読取装置1のUSBホストコントローラ14は、接続先であるプリンタ装置17に所定信号を出力するなどして識別情報を要求し(S2)、プリンタ装置17からの応答として返信されてきた識別情報を受信して(S3)、これをRAM3の所定領域に記憶する(S4)。なお、この識別情報は、USBケーブル19が外されるまで記憶され、その後新たにUSBケーブルが接続されたときに新たに受信した識別情報に更新される。
上述のようにして画像読取装置1と1又は複数のプリンタ装置17とがUSBによって接続された状態で、画像読取装置1の読取部8にユーザにより原稿がセットされ、操作部12の操作時において、読取条件が指定され、或いは操作時において読取条件が指定されずに、複写(コピー)処理を開始するための操作(スタートキーの押下等)が行われると、画像読取装置1は、該操作による複写開始命令を受付るとともに、読取条件が指定された場合にあっては、その読取条件を受け付けてRAM3の所定領域に記憶する(S51)。
次いで、読取部8により、セットされた原稿のRGB表色系のカラー画像データが読取られ(S52)、これが入力色変換回路7へ出力される。一方、前記S51においてPDL、色空間、データサイズ等の複写条件を受付けた場合は、当該受付けた複写条件を、複写条件を受付けなかった場合は、デフォルトの複写条件をこの複写処理に採用する複写条件として決定する(S53)。そして、転送データ形式判定テーブル16に基づいて、決定した複写条件に対応付けられた転送データ形式をプリンタ装置17へ転送する画像データのデータ形式として決定する(S54)。例えば、図2に示す転送データ形式判定テーブル16が形成(登録)されている場合において、複写条件として、第3レコードに示されるように、PDLの種類が「A」、色空間の種類が「Yccカラー」、読取画像データの(圧縮前)データサイズが40MB以上である場合は、転送する画像データのデータ形式に、PDLとして「A」が、色空間として「Ycc」が、圧縮/非圧縮データとして圧縮データ形式が採用される。なお、読取画像のデータサイズは、指定された画像サイズ及び解像度から予め算出されるようになっている。
次いで、前記S51においてRAM3の所定領域に記憶したプリンタ装置17の識別情報とプリンタ識別情報−PDL対応テーブル20に基づいて、現在接続されているプリンタ装置17が前記S54において決定されたデータ形式の画像データの処理に対応できるか否かを判断し(S55)、接続されているプリンタ装置17が当該データ形式の画像データに対応できないものである場合は(S55:NO)、その旨を報知する処理動作を実行する(S56)。なお、この報知処理動作は、表示部11へのその旨のメッセージ、例えば「指定されたPDLに対応できないプリンタが接続されています。」など、の表示や発音手段(不図示)や発光手段(不図示)を設けて特定の発音、発光動作によりその旨を報知すること等によって行うことができる。
次いで、前記S54において決定された転送データ形式の一つである色空間の種類がRGB表色系のカラー(RGBカラー)でなく、二値化モノクロ画像データ(モノクロ)でもない場合は(S57:NO、S58:NO)、読取ったRGB表色系のカラー画像データを、入力色変換回路7により前記S54において決定された転送形式の色空間(YCrCb表色系のカラー画像又はL*a*b*表色系のカラー画像)に従って、当該色空間の画像データに変換してこれを生成し(S59)、ページメモリ5の多値領域に張り付ける。一方、前記S58においてモノクロであると判断した場合は(S58:YES)、それに従って読取画像データを入力色変換回路7によりL*a*b*表色系のカラー画像データに変換してページメモリ5の多値メモリ領域に一旦張り付けた後、出力色変換回路8により、CMYK表色系の二値化処理を行ってページメモリ5の二値領域に張り付ける(S60)。
前記S57において転送データ形式がRGB表色系と判断した場合並びに、前記S59及びS60の処理動作に続いて、前記S54において決定された転送データ形式が圧縮データであるか否かを判断し(S61)、圧縮データであると判断した場合はそれに従って、ページメモリ5に張り付けた画像データをコーデック10により順次圧縮符号化して圧縮符号化データを生成し(S62)、転送データ形式が圧縮符号化データではないと判断した場合は(S61:NO)、その画像データをそのまま画像メモリ9に蓄積する。そして、PDL変換回路13により、画像メモリ9に蓄積された画像データから前記S54において決定されたPDLに従ってPDLデータを生成し(S63)、生成したPDLの画像データを相手先のプリンタ装置17に対してUSB(ケーブル)を通じて送信する(S64)。
一方、相手先プリンタ装置17では、画像読取装置1からUSB(ケーブル)を通じて送信されてきたPDLデータを受信して解析し、圧縮符号化されている場合にはデコード処理を行った後に、圧縮符号化されていない場合にはデコード処理を行わずに、印刷処理が実行される。
以上の説明から明らかなように、本発明の実施の形態に係る画像読取装置1によれば、複写条件に応じてプリンタ装置17へ転送するデータの形式をユーザが設定することができるので、複写条件と転送データ形式を適切に組み合わせて設定することにより、複写条件に応じて迅速な複写処理を行うことが可能となる。なお、複写条件と転送データ形式の最適な組合せは、画像読取装置の製造者が全体の複写時間が最短となるような、組合せを試験的、実験的に求めて予めその組合せを転送データ形式判定テーブル16に登録したり、ユーザ自身が経験的に把握した組合せを登録することで、より迅速な複写処理が可能となる。
本実施の形態においては、画像読取装置1とプリンタ装置17をUSBを介して接続した場合を例に挙げて説明したが、画像読取装置1において複写処理が実行される前に相手先プリンタ装置17の識別情報を取得することができれば、接続手段はUSBに限定されない。その場合は例えば、USBホストコントローラ14に代えてパラレルインターフェース、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)インターフェース等を装備して、パラレル、LAN等を接続手段としてもよい。
また、本実施の形態においては、画像読取装置1は、相手の識別情報はネゴシエーションによって取得するようになっているが、操作部12等からユーザの操作により入力された識別情報を受付けて記憶し、該識別情報をネゴシエーションにより取得する識別情報の代わりに使用するものとしてもよい。
さらにまた、転送データ形式判定テーブル16に登録されている複写条件及び転送データ形式は図示する種類のものに限定されず、その他の複写条件及び転送データ形式を登録可能にするとともに、入力色変換回路7、PDL変換回路13等も前記その他の転送データ形式に対応するものとして、同様に前述したフローチャートに基づく処理動作を実行するようにしてもよい。
本発明は、例えば、プリンタ装置にUSBを介して接続可能なスキャナ等の画像読取装置に適用することができる。
本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成例を示した図である。 転送データ形式判定テーブルの一例を示した図である。 プリンタ識別情報−PDL対応テーブルの一例を示した図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置とプリンタ装置とが接続された際に形成されるネゴシエーションの例を示した図である。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置の複写処理動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1 画像読取装置
2 CPU
3 RAM
4 ROM
10 コーデック
13 PDL変換回路(ページ記述言語変換手段)
16 転送データ形式判定テーブル(記憶手段)
17 プリンタ装置
19 USBケーブル

Claims (3)

  1. 所定のデータ転送インターフェースを介してプリンタ装置と接続することにより複写を行う画像読取装置であって、複写条件に対応付けて読取画像データのプリンタ装置への転送データ形式を記憶する記憶手段と、複写処理時に設定されている複写条件に対応付けて前記記憶手段に記憶されている転送データ形式に従って、プリンタ装置へ転送するデータを生成する手段と、を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記複写条件には、少なくとも画像データのデータサイズが含まれることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記読取画像データを所定のページ記述言語に変換するページ記述言語変換手段を備え、前記複写条件には、少なくとも前記所定のページ記述言語が含まれることを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
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