JPH09284515A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09284515A
JPH09284515A JP8115283A JP11528396A JPH09284515A JP H09284515 A JPH09284515 A JP H09284515A JP 8115283 A JP8115283 A JP 8115283A JP 11528396 A JP11528396 A JP 11528396A JP H09284515 A JPH09284515 A JP H09284515A
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JP8115283A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Okamoto
清志 岡本
Hiroyoshi Yoshida
廣義 吉田
Masatoshi Yaginuma
雅利 柳沼
Takeshi Moriyama
剛 森山
Daisuke Ishizuka
大介 石塚
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PBM(プリントバッファメモリ)がFull状態
になった場合、読み取り途中の画像は、途中から画像が
記憶されないまま、画像データのリカバリーが困難であ
る。 【解決手段】 PBM15のメモリ残量に応じて、ページメ
モリ119、120に記憶する画像データを圧縮回路140、141
により圧縮することで、1ページ分の記憶容量であるペ
ージメモリをダブルバッファとして使用し、画像データ
の入力途中にPBM15がFull状態になった場合でも画像デ
ータのリカバリーを行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、スキャナ、プリンタ、パーソナルコンピュータ
(以下、PCと記述する)或はワークステーション(以
下、WSと記述する)等の画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機におけるソーティング或は
グルーピングは、出力紙を物理的に仕分ける装置を用い
て行っていた。そのため原稿を何度も循環させる必要が
あり、原稿を損傷する原因となっていた。
【0003】そこで、従来、原稿画像を読み込んで電気
的に仕分けするために、画像記憶装置として大容量プリ
ンタバッァメモリ(以下、PBMと記述する)が提案され
ている。このPBMには、画像情報を畜積するメモリを用
いている。このメモリはハードディスクもしくは半導体
メモリを用いており、画質劣化のない可変長可逆圧縮方
式を用いてデータ量を減少させて、大量の画像データ取
り込みを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蓄積速
度や蓄積容量の制約により、入力側からの画像データ
は、処理待ち状態もしくは禁止状態が発生してしまう。
このとき原稿画像の読み取りを寸時に停止できる構成に
なっていればさほど問題はない。しかし、高速で連続的
に原稿画像を読み取る構成では、PBMがFull状態になっ
てから寸時に原稿の読み取り(搬送)制御を停止するこ
とはできない。このとき読み取り途中の画像データは記
憶されないまま、その画像データをリカバリーすること
が困難であるという問題があった。
【0005】本発明は上述した従来技術の有する問題点
を解消するためになされたもので、その目的とするとこ
ろは、連続的に読み込まれる画像データのリカバリー、
更に詳しくは画像データの入力スピードを低下させるこ
となく、連続的に読み込まれる画像データのリカバリー
を可能にした画像処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1記載の画像処理装置は、画像データを
一時的に記憶する第1の画像記憶手段と、前記第1の画像
記憶手段に入力する画像データのデータ量を少なくする
第1の画像処理手段と、前記第1の画像記憶手段に記憶さ
れた画像データを複数記憶する第2の画像記憶手段と、
前記第2の画像記憶手段の空き容量を検知する容量検知
手段と、前記第1の画像処理手段の動作を制御する第1の
制御手段とを具備し、前記第1の制御手段は、前記第2の
画像記憶手段の空き容量に基づいて前記第1の画像処理
手段の動作を制御することを特徴とするものである。
【0007】また、上記目的を達成するため本発明の請
求項2記載の画像処理装置は、請求項1記載の画像処理装
置において、前記第1の画像処理手段により処理された
第1の画像処理データを復元する第2の画像処理手段と、
前記第2の画像処理手段の動作を制御する第2の制御手段
とを具備し、前記第2の制御手段は、前記第2の画像記憶
手段の空き容量に基づいて前記第2の画像処理手段の動
作を制御することを特徴とするものである。
【0008】また、上記目的を達成するため本発明の請
求項3記載の画像処理装置は、請求項1記載の画像処理装
置において、前記第2の画像記憶手段に入力する画像デ
ータのデータ量を少なくする第3の画像処理手段と、前
記第2の画像記憶手段に記憶された画像データから前記
第3の画像処理手段により処理された画像データを復元
する第4の画像処理手段とを具備したことを特徴とする
ものである。
【0009】また、上記目的を達成するため本発明の請
求項4記載の画像処理装置は、請求項3記載の画像処理装
置において、前記第3の画像処理手段により処理される
画像データのデータ量を予測するデータ量予測手段と、
前記第1の制御手段と前記第2の制御手段は、前記第2の
画像記憶手段の空き容量と前記データ量予測手段の予測
データ量とに基づいて前記第1の画像処理手段と前記第2
の画像処理手段の動作を制御することを特徴とするもの
である。
【0010】また、上記目的を達成するため本発明の請
求項5記載の画像処理装置は、請求項1記載の画像処理装
置において、前記第1の画像処理手段の動作を選択する
第1の動作選択手段を具備し、前記第1の動作選択手段に
より前記第1の制御手段を動作させることを特徴とする
ものである。
【0011】また、上記目的を達成するため本発明の請
求項6記載の画像処理装置は、請求項2記載の画像処理装
置において、前記第2の画像処理手段の動作を選択する
第2の動作選択手段を具備し、前記第2の動作選択手段に
より前記第2の制御手段を動作させることを特徴とする
ものである。
【0012】また、上記目的を達成するため本発明の請
求項7記載の画像処理装置は、請求項4記載の画像処理装
置において、原稿を積載する原稿積載手段と、前記原稿
積載手段上の原稿を所定箇所に順次給送する原稿給送手
段と、前記原稿給送手段により給送された原稿を露光す
る露光手段と、前記露光手段により露光された原稿画像
を光電変換する光電変換手段と、前記原稿給送手段によ
り原稿を給送しながら前記露光手段により露光し前記光
電変換手段で原稿画像を読み込む流し読み原稿読取手段
と、前記第2の画像記憶手段の空き容量と前記データ量
予測手段の予測データ量に基づいて前記流し読み原稿読
取手段の読み取りスピード及び読み取りタイミングを制
御する読取制御手段と、各種モードを設定するモード設
定手段と、各種モード或は機器の状態を表示・警告・案
内する表示・警告・案内手段とを具備したことを特徴と
するものである。
【0013】更に、上記目的を達成するため本発明の請
求項8記載の画像処理装置は、請求項1記載の画像処理装
置において、前記第1の画像記憶手段は、通常1枚の画像
データを記憶する容量で構成され、入力された画像デー
タを前記第1の画像処理手段を動作せることにより2枚記
憶させて、前記第1の画像記憶手段をダブルバッファと
して使用することを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係る画像処理装置(複写機)の概略構成を示す側面図で
ある。同図において、1は画像記録部(以下、プリンタ
部と記述する)、2は画像読取部(以下、リーダー部と
記述する)、3は操作部(オペレーターコントロールユ
ニット:以下、OCUと記述する)、4はフィニッシング装
置である。
【0015】リーダー部2は、原稿を読み取り位置まで
自動的に給送する自動原稿給送部(以下、ADFと記述す
る)200と、原稿画像を光学的に読み取るスキャナー部2
50とから構成されている。このリーダー部2の具体的な
動作説明については、図3を用いて後述する。
【0016】プリンタ部1は、リーダー部2で読み取った
画像或はコンピュータ端末や、ファクシミリ等の様々な
外部機器(図示せず)から送られてくる画像を可視像化
して転写紙等の記録媒体に印刷する。このプリンタ部1
は、図9に示すような大容量のプリントバッファメモリ
(以下、PBMと記述する)15を備えており、ADF200から
入力された画像や前記外部機器から送られてきた画像を
蓄積し、該蓄積後にページ入れ替え等のソーティング処
理を行う。プリンタ部1の具体的な動作説明についても
後述する。
【0017】OCU3は、ディスプレイ及び操作用キーボー
ド(或はタッチパネル式ディスプレイ)で構成されてお
り、枚数設定、部数設定、画像の編集及び加工等のユー
ザーが行う様々な設定の入力と、選択されたモード及び
装置の状態を示す情報の表示が行われる。フィニッシン
グ装置4は、プリンタ部1で記録媒体に記録された出力紙
を後工程処理する部分であり、仕分け、ステープル或は
製本等の処理を行う。
【0018】図2は、図1に示す画像処理装置のブロック
図である。同図において、123はコントローラー回路部
(CPU)で、コントローラ(CPU)1026、メモリ1027、I/O
制御部1028から構成される。I/O制御部1028にはリーダ
ー制御部1021、画像信号制御部1022、プリンタ制御部10
23、操作部制御部1024及びフィニッシング装置制御部10
25が接続されている。
【0019】次に、図1の構成の画像処理装置における
基本的な動作について説明する。ユーザーがリーダー部
2のADF200上に複数枚の原稿をセットして、OCU3でモー
ドの設定及び複写開始を指定すると、ADF200は原稿を1
枚づつ給送しながらスキャナー部250で読み取る。スキ
ャナー部250では露光された原稿からの反射光110をCCD
ラインセンサー111(図3参照)で光電変換して電気信号
として読み取る。該読み取られた画像信号は、コントロ
ーラー回路部123により上述したOCU3からのユーザー設
定に応じて画像信号制御部1022が動作し、後述する画像
処理部11で各種の処理を施された後、圧縮処理されプリ
ンタ部1のPBM15に転送される。プリンタ部1では上述し
たコントローラー回路部123により上述したOCU3からの
ユーザー設定に応じてプリンタ制御部1023を動作させ、
後述するPBM15から画像が順次読み出され、該読み出さ
れた画像は感光体露光のための光信号に変換される。
【0020】その後は、通常の電子写真プロセスの帯
電、露光、潜像、現像、転写、分離及び定着の各工程を
経て、記録媒体上に記録される。
【0021】以上が図1の画像処理装置における基本的
な動作説明である。
【0022】次に、図3を用いてADF200の基本的な動作
について説明する。図3は、上述したADF200とスキャナ
ー部250の構成を示す縦断側面図である。同図におい
て、20lは原稿を積載する原稿トレー、202は原稿からの
反射光110をCCD111へ導くミラー、203は流し読み原稿読
取位置、204はブックモードスキャン読取位置、205は給
紙部、206は流し読み原稿読取位置203までの搬送路、20
7は流し読み原稿読取位置203で読み取った片面原稿を排
出する搬送路、208は流し読み原稿読取位置203で読み取
った原稿の裏面を、再び流し読み原稿読取位置203に搬
送するための搬送路、209は原稿裏面を流し読み原稿読
取位置203で読み取った後、排出する搬送路である。
【0023】ここで、流し読み原稿読み取りとは、ミラ
ー202を流し読み原稿読取位置203に固定したまま、原稿
トレー201から送られる原稿を流し読み原稿読取位置203
上を移動させることにより、スキャンする方式のことで
ある。原稿の流れは搬送路につけられた矢印方向に沿っ
て搬送される。ここで原稿裏面を読み取る場合は、原稿
表面を読み取った画像の鏡像画像となって読み取られて
しまう。その鏡像画像を正像画像に直すための処理につ
いては、後述の画像処理部11のところで述べる。図中、
実線矢印が片面原稿の流し読み、点線矢印が両面原稿の
流し読み搬送方向を示している。
【0024】この流し読み原稿読取方式に対して、ブッ
クモードスキャンとは、ブックモードスキャン読取位置
204上に載置された原稿を動かさずに、ミラー202及びラ
ンプ213等の光学機器を移動させながらスキャンする方
式のことである。
【0025】いずれも原稿に対して読取部が相対的に動
いていくことにより、原稿を走査することで読み取る。
【0026】原稿露光による反射光はレンズ210を通過
した後、CCDラインセンサー(以下、CCDと記述する)111
上に投影されて光電変換される。図3に示す構成では、
搬送路206は縦送り(ポートレート送り)の場合に、A4
サイズの原稿が2枚分入る長さで構成されている。ま
た、搬送路208も同様に、原稿の短い辺の方向へ送る縦
送り(ポートレート送り)の場合に、A4サイズの原稿が
2枚分入る長さで構成されている。また、搬送路206、20
8共に、原稿の長い辺の方向へ送る横送り(ランドスケ
ープ送り)の場合は、A3サイズの原稿が1枚分入る長さ
で構成されている。
【0027】給紙トレイ201上に載置される原稿は、原
稿表面を上側に、また先頭ページが一番上に積載される
フェースアップ先頭ページ処理である。片面流し読みの
際には図中、実線矢印に沿って順次原稿が読み取られて
いくが、両面流し読みの際には、ハーフサイズ原稿(A4
縦、B5縦、A5縦)は異なる紙送りシーケンスを取る。ハ
ーフサイズ原稿は2枚づつ給紙し、流し読み原稿読取位
置203で読み取られた原稿2枚に対して、搬送路208を介
して裏面読み取りを行う。そして、裏面読み取りの2枚
目の原稿の読み取り終了と同時に、次の2枚の原稿の表
面読み取りが始まるシーケンスを取る。即ち、原稿の1
枚目の表、2枚目の表、1枚目の裏、2枚目の裏、3枚目の
表、4枚目の表、3枚目の裏・・・という順序で読み取ら
れていく。
【0028】このような両面原稿読み取り動作は、図4
に示す通りである。同図において、1A、2Aはそれぞれ1
枚目の表、2枚目の表の原稿画像であり、1B、2Bは1枚目
の裏、2枚目の裏の原稿画像であり、3A、4Aはそれぞれ3
枚目の表、4枚目の表の原稿画像であり、3B、4Bは3枚目
の裏、4枚目の裏の原稿画像である。
【0029】図3に示すADF200では、原稿トレー201上に
載置された原稿は再び原稿トレー201上に戻らずに、戻
りトレー231上に戻る非循環式原稿給送装置である。ま
た、図3における給紙部205、搬送路206、207、208、209
は独立的に駆動可能な構成を取っており、個々に駆動、
停止及び速度制御が可能である。ADF200における原稿搬
送の制御は、OCU3からの指定及び後述するPBM(プリン
トバッファメモリ)15の状態に基づいて、コントローラ
ー回路部123(図2参照)がADF200を制御することによっ
て行う。
【0030】図3において、211は搬送路206内の待機ポ
ジション、212は搬送路208内の待機ポジションである。
これらは後述するPBM15の状態に応じて搬送路内に原稿
を停止させるときの位置で、紙検知センサ通過時間と搬
送速度とに基づいて位置制御が行われる。また、図3に
おいて、230は原稿が戻りトレー231上に戻るための搬送
路である。
【0031】次に、図5を用いて、読み取った画像デー
タに対して画像処理を行う画像処理部11について詳細に
説明する。図5は、画像処理部11の構成を示すブロック
図であり、同図において、原稿読取位置に達した原稿の
反射光110をCCD111で受光して光電変換することによっ
て、RGB(赤、緑、青)の電気信号を発生させる。ここ
で作られた画像信号はA(アナログ)/D(デジタル)変換回
路112で増幅後にデジタル画像信号に変換される。デジ
タル化されたRGB信号は、シェーディング/色空間変換
回路113で黒補正、白補正(シェーディング補正)及び
色補正(マスキング)の処理を行うことで、正規化及び
標準化される。該標準化されたRGB信号は2色分離回路11
4で輝度/濃度変換及び黒赤2色分離処理を行い、黒画像
データ信号115と赤画像データ信号116を作り出す。
【0032】これ以降の処理は、黒画像データ信号用と
赤画像データ信号用の各々独立した回路構成となってお
り、それぞれ並列に行われる。セレクタ回路165,166はC
CD111から入力した画像データ115,116とPC等から外部入
力した画像データ167,168のいずれかを選択する。この
選択はOCU3の設定に基づく。
【0033】次のフィルタ回路117、118では、画像読み
取り時のMTF低下を回復させるためと、網点原稿読み取
り時に発生するモアレパターンを弱めるためのフィルタ
リングを行う。圧縮回路140、141はコントローラー回路
部123からの制御信号142、143により画像の1/2圧縮処理
を行う。ページメモリ119、120は、最大A3サイズまでの
画像を1ページ分記憶できるだけの容量を持つ。双方向
原稿フィーダーによって読み取られた画像は正方向読み
取りに対して逆方向読み取り画像は鏡像画像として読み
取られる。ここで鏡像として読み取られた画像に対して
更に鏡像処理を行うことで、正画像に変換する制御を行
うのが、ページメモリ119、120である。また、図6(a)
に示すような、原稿画像610の特定エリアを他の場所に
移動して図6(b)に示すような画像611を得るCut&Past
e機能を実現するための処理や、複数枚の入力原稿画像
を次段の変倍/解像度変換回路125、126で50%に縮小し
て、図7(a)に示すような4枚の原稿画像610を、1枚の
用紙上に形成した図7(b)に示すような画像611を得る縮
小レイアウト機能等も、コントローラー回路部123から
のメモリ制御信号124によってページメモリ119、120上
で行われる。変倍/解像度変換回路125、126では、上述
した縮小レイアウト機能の実現時だけではなく、通常の
画像サイズ変換を行う。伸張回路114、115はコントロー
ラー回路部123からの制御信号146、147により、圧縮回
路140、141により1/2に圧縮処理された画像の伸張処理
を行い、再び元の画像データに復元する。画像装飾回路
127、128では、図8(a)に示すような、原稿画像620に対
してエリア指定を行うことでネガポジ反転処理した図8
(b)に示すような画像621、網掛け処理した画像622、画
像部への網のせ処理した画像623等を得る機能を実現す
る。
【0034】濃度変換回路129、130は、プリンタ部1の
リニアリティ特性を補正するためのガンマ変換とOCU3か
ら使用者が入力した濃度調整レベルを画像データに反映
させるための処理を行う。ここまでの画像データは、8
ビットの256階調信号であるが、階調数変換(誤差拡
散)回路131、132では、プリンタ部1で表現できる4ビッ
ト16階調の画像信号に変換する。この階調数変換時に生
じる濃度むらを、ある面積で見た場合にキャンセルさせ
るために階調変換による誤差を拡散する。
【0035】以上が画像処理部11で行われる画像信号処
理動作である。
【0036】次に、プリントするための大量ページの画
像を記憶するPBM(プリントバッファメモリ)15につい
て、図9を用いて説明する。図9は、PBM15の構成を示す
ブロック図である。同図において、画像処理部11からPB
M15に入力される黒画像データ信号133、赤画像データ信
号134は、圧縮回路150、153の可変長可逆圧縮方式の圧
縮処理によってコード化される。可変長可逆とは、圧縮
時のデータ量はその入力画像によって異なるが、伸張処
理後には入力画像と全く同じものを復元できる性質を持
ち、JPEG等の固定長非可逆圧縮方式と対比されるもので
ある。可変長可逆圧縮方式は、MH、Q−CODER、Lempel Z
iv等の方式があるが、どれでも構わない。DRAM151、154
は、PBM15の中のメモリ部で、半導体メモリまたはハー
ドディスクと、それらのアドレッシングを行うコントロ
ール部分とで構成される。上述したパンフレットモード
(1ページ・Nページを表面に、その裏面に2ページ、N-1
ページを記録し、この他のページも同じ方法で配置す
る)等のページ入れ替えを行う場合は、このDRAM151、1
54内のアドレッシングをコントロールすることで実現す
る。そして、プリントアウトする画像はDRAM151、154か
ら読み出し、伸張処理回路152、153で再び元の画像デー
タに復元される。ここでの読み出しタイミングは、黒画
像データ信号135は黒画像形成に必要なタイミングで、
赤画像データ信号136は赤画像形成に必要なタイミング
でそれぞれ独立して読み出される。このDRAM151、154
は、基本的に全てのジョブに関わる画像データを記憶す
る。
【0037】その動作説明を図10を用いて説明する。図
10は、PBM15の概念図を示す。図10(a)において、5002
は現在プリント中のコピージョブ(CCD111が読み取った
画像に応じた記録を行うジョブ)で、150ページの原稿
を100部コピーするものである。1〜150ページまでを1
部づつ順番に読み出した後にプリントアウトし、その後
フィニッシング処理を行っている。5003は次に行うジョ
ブとして待機しているもので、PC等の外部機器から要求
されたプリンタジョブ(PC等から入力した画像データに
応じた記録を行うジョブ)で、50ページ60部をフィニッ
シングするジョブである。更に、5004は200ページ50部
というコピージョブで、200ページ分の画像読み取りを
行っている途中である。ここでは200ページ分の画像デ
ータの記憶完了前にPBM15がフル状態になり、読み取り
動作は一時的に中断することになる。ジョブ5002は、そ
の間継続して行われて最終部の100部目を1〜150ページ
までプリントすると同時に、出力済みの画像は記憶して
おく必要が無くなり、待機中のジョブ5004の画像に順次
置き換えていく。また、ジョブ5002が終了した時点で、
順番を待っていたジョブ5003のプリントが開始される。
【0038】図10(b)において、5005はPBM15の空いた
部分を示しており、メモリ容量の許す限り他のジョブの
入力(記憶)を行うことができる。
【0039】以下、圧縮率予測について図5を用いて詳
述する。PBM15のDRAM151,154に記憶される画像データは
圧縮回路150,153で圧縮されたものであるが、その圧縮
率は画像データの量、内容及び画像データに対する各種
処理によって異なる。そこで圧縮率予測回路160では、
コントローラー回路部123からバス161を介して得た画像
の装飾情報(図8(b)の網かけ、図6の部分的な移動
等)、変倍情報(図7の縮小レイアウト等)、更には、
選択された濃度変換回路129、130や階調変換回路131、1
32に基づいてこれからPBM15に記憶されようとするペー
ジメモリ119,120に格納される画像の圧縮率予測を行っ
ている。即ち、圧縮率予測回路160では、画像情報の統
計量(圧縮率との相関が高い画像の濃度平均値、エント
ロピー等)に簡単な演算を施し予測値を求める。ここで
用いる演算或は係数は、画像データに対して施される各
種処理の内容を示す処理情報に応じて変える。例えば、
予測のために画像の濃度平均値を使い、更に予測値に変
換するため、下記式(1)を使用する。
【0040】 圧縮予測値=画像の濃度平均値*a+b…(1) 但し、a,bは画像の処理内容に応じて決まる。
【0041】コントローラー回路部123は、図示しないR
AMテーブルを参照することにより、a,bを決定し、これ
をバス161を介して圧縮率予測回路160に伝える。例とし
て、画像の領域の濃度平均値が40、処理に応じた係数a
が0.01,bが0.1であったとすると、予測値は下記式(2)
により求められる。
【0042】圧縮予測値=40*0.01+0.1=0.5…(2) これは圧縮後のデータ量が圧縮前のデータ量の1/2とい
う予測を表わす。このように、圧縮率予測回路160はペ
ージメモリ119,120に記憶される画像データの圧縮率を
予測する。
【0043】次に、本実施の形態に係る画像処理装置に
おけるADF200の動作について、図11を用いて説明する。
図11は、本実施の形態に係る画像処理装置におけるADF2
00の状態の遷移を示すSTD(状態遷移図)である。同図
において、ステップS1001で電源を投入して初期化を行
なった後、本装置はステップS1002で通常動作モードを
とる。この通常動作モードでPBM15に圧縮率を予測した
画像データを格納できる余裕があるか否かをステップS1
103で判断する。そして、PBM15に圧縮率を予測した画像
データを格納できる余裕があると判断した場合は、前記
ステップS1102へ戻って通常動作モードを実行した後、
前記ステップS1103における判断処理を実行する。この
ようにPBM15に圧縮率を予測した画像データを格納でき
る余裕がある状態において、本装置は前記ステップS110
2とステップS1103とを交互に繰り返し実行し続ける。
【0044】また、前記ステップS1103においてPBM15に
圧縮率を予測した画像データを格納できる余裕がないと
判断した場合は、ステップS1104でPBM15に圧縮率を予測
した画像データを格納できる余裕があるか否かを判断す
る。そして、PBM15に圧縮率を予測した画像データを格
納できる余裕がないと判断した場合は、ステップS1105
でPBM Fullというステータスにした後、前記ステップS1
104へ戻って、再びPBM15に圧縮率を予測した画像データ
を格納できる余裕があるか否かを判断する。また、前記
ステップS1104においてPBM15に圧縮率を予測した画像デ
ータを格納できる余裕があると判断した場合は、ステッ
プS1106でページバッファをダブルバッファとして使用
する機能が選択されているか否かを判断する。そして、
ページバッファをダブルバッファとして使用する機能が
選択されている場合は、ステップS1107でAlmost Full1
というステータスにした後、前記ステップS1103へ戻
る。また、前記ステップS1106においてページバッファ
をダブルバッファとして使用する機能が選択されていな
い場合は、ステップS1108でAlmost Full2というステー
タスにした後、前記ステップS1103へ戻る。
【0045】前記図11のステップS1102における通常動
作モードと、ステップS1103における判別処理とを交互
に繰り返し実行し続ける状態において、ページメモリ11
9及びぺ一ジメモリ120へ入力される画像入力信号1205
と、ページメモリ119及びページメモリ120から出力する
画像出力信号1206の動作タイミングについて、図12のタ
イミングチャートを用いて説明する。画像入力信号1205
は原稿給送と連動している。図12において、1、2、n-
1、n、n+1等は、読み込んだ原稿の順番を表わしてい
る。原稿スキャンスタート(1207)から、前述したよう
にADF200により1枚づつ給紙された原稿は、スキャナ部2
50により順次読み取られ、CCD111からの画像信号はフィ
ルタ117または118を通り、ページメモリ119または120へ
格納開始される。その後、1ページ分の原稿の画像デー
タの格納が終了する(1201)。この状態でのページメモ
リ119または120を図21に示す。同図にて示されるように
原稿がA3サイズの場合は、ページメモリ119または120の
全領域を1ページ目の原稿データが占めている。
【0046】1ページ分の画像入力が終了したこと(120
8)を受けて、コントローラー回路部123は、ページメモ
リ119または120からPBM15に向けての画像信号の出力を
開始する。この画像出力が開始したこと(1209)を受け
て、コントローラー回路部123は、ADF200が次の原稿
を、流し読み読取位置203へ搬送するように指示する。
こうして、2ページ目の原稿データのページメモリ119ま
たは120への格納が開始する(1203)。この状態でのペ
ージメモリ119または120を図22に示す。同図に示される
ように、ページメモリ119または120の既に画像出力され
た領域が開放領域2201として順次開放されている。
【0047】更に、2ページ目の原稿の画像データがこ
の開放領域に書き込まれていき、時点1504でページメモ
リ119または120は、図23に示すようになる。一般に、n-
1ページ目を出力中で、nページ目を入力中には(120
5)、ページメモリ119または120では、図24に示すよう
に2ページの画像データが共存することになる。
【0048】前述の如く、コントローラー回路部123は
図11のステップS1103において、圧縮予測した画像デー
タ量に基づきPBM Full状態になる可能性があると判断す
ると、図11のステップS1104の判別処理に移行する。
【0049】コントローラー回路部123は図11のステッ
プS1104においてPBM15 がFull状態でないと判断する
と、即ち、PBM15 に空き容量があるとき、図11のステッ
プS1106に移行する。
【0050】コントローラー回路部123は図11のステッ
プS1106において、ユーザーがOCU3によってページバッ
ファをダブルバッファとして使用する機能を選択してい
る場合、図11のステップS1107のAlmost Full1に移行す
る。また、コントローラー回路部123は図11のステップS
1106において、ユーザーがOCU3によってページバッファ
をダブルバッファとして使用する機能を選択していない
場合、図11のステップS1108のAlmost Full2に移行す
る。
【0051】Almost Full1もしくはAlmost Full2を実行
後、コントローラー回路部123は再び図11のステップS11
03の判断処理に移行する。
【0052】次に、通常動作モードからAlmost Full1へ
の遷移動作を図13のタイミングチャートを用いて説明す
る。同図において、n-1、n、n+1、n+2は、読み込んだ原
稿の順番を表わしている。また、130lと1302は、それぞ
れページメモリ119または120に対する原稿データの入力
と出力を表わしている。図13において、PBM15に原稿1ペ
ージ分の余裕がなくなる(1304)までは、既に述べた通
常動作モードで動作している。図13の(1304)以降は、
PBM15に画像データ1ページ分を格納できる余裕がないた
め、現在ページメモリ119と120に格納されている画像デ
ータをPBM15に格納できるか否かは、実際に画像データ
をPBM15に格納してみて初めてわかることになる。この
状態をAlmost Fullと呼ぶことにする。
【0053】n枚目の画像データの入力が終了したこと
(1309)を受けてコントローラー回路部123は、ページ
メモリ119、120からPBM15へ向けての画像データの出力
を開始する。この画像データの出力の終了を時点1310で
受けてコントローラー回路部123は、図5の制御信号14
2、143により伸張回路144、145を動作させると共に、コ
ントローラー回路部123は、ADF200が次のn+1枚目の原稿
を流し読み位置203へ搬送するように指示する。こうし
てn+1枚目の原稿の画像データのページメモリ119、120
への格納を時点1305で開始する。ここで、ページメモリ
119、120へ入力される画像データは、圧縮回路140、141
によって1/2に圧縮処理されている。
【0054】n+1枚目の原稿の圧縮された画像データの
入力が終了したこと(1310)を受けて、コントローラー
回路部123は、n+1枚目の原稿の圧縮された画像データの
出力を開始し(1306)、更に、コントローラー回路部12
3は、ADF200が次のn+2枚目の原稿を流し読み位置203へ
搬送するように指示し(1307)、n+2枚目の原稿の圧縮
された画像データのページメモリ119、120への格納を開
始する。
【0055】ページメモリ119、120にはn+1枚目の原稿
とn+2枚目の原稿の圧縮された画像データが格納されて
いること(1308)になり、Almost Full状態が解除され
るまでAlmost Fullシーケンスを実行する。
【0056】また、図11のステップS1107におけるAlmos
t Full1を実行後のステップS1103における判断処理によ
り圧縮予測した画像データを格納可能であると判断した
場合、ステップS1102における通常動作モードとなる。
この状態においてコントローラー回路部123は、制御信
号142、143により圧縮回路140、141を、また、制御信号
146、147により伸張回路144、145の動作を停止させる。
【0057】次に、Almost Full1から通常動作モードへ
の遷移動作を図14のタイミングチャートを用いて説明す
る。同図において、1401と1402はそれぞれ、ページメモ
リ119と120に対する画像データの入力と出力とを表して
いる。また、1403はn枚目の原稿を読み込み中のPBM15か
らの画像読み出し等によりPBM15にn番目の原稿画像のス
ペースが生じた状態を表している。また、同図におい
て、n-1、n、n+1、n+2は、読み込んだ原稿の順番を表わ
している。
【0058】PBM15に圧縮予測した画像データを格納可
能な空き容量がない状態では、上述したAlmost Ful11の
動作を行っている。そして、n番目の原稿を読み取って
いる間に、他のジョブの大きな画像データがその画像に
対する全ての出力が終了したり、PBM15に同居していた
別のジョブが破棄される等の理由から、予測していたよ
りも大きな空き容量がPBM15に発生したことが判断され
た(1403)以降は、Almost Full状態は解消し、n番目
の圧縮された画像データの入力が終了したことを受け
て、コントローラー回路部123は、ページメモリ119と12
0からn番目の圧縮画像データのPBM15への出力を開始す
る(1404)。この画像データの出力が開始したことを受
けてコントローラー回路部123は、圧縮回路140、141の
動作を停止させ、コントローラー回路部123は、ADF200
が次のn+1番目の原稿を流し読み位置203へ搬送するよう
に指示する。こうしてn+1番目の原稿の画像データのペ
ージメモリ119と120への格納を開始する(1405)。
【0059】ここでは、コントローラー回路部123によ
り圧縮回路140、141の動作が停止されているので、コン
トローラー回路部123はページメモリ119、120へn+1番目
の非圧縮の画像データを格納することになる。n番目の
圧縮された画像データのPBM15への出力が終了したこと
(1406)を受けて、コントローラー回路部123は伸張回
路144、145の動作を停止させる。
【0060】Almost Full1では、圧縮回路140、141によ
ってページメモリ119、120へ入力される画像データ量は
1/2となり、ページメモリ119、120には2ページ分の原稿
の画像データを記憶することが可能となる。この場合ペ
ージメモリ119、120内にある出力途中の画像データに対
して、原稿からの入力画像データによってオーバーライ
トされることがないので、どのタイミングでPBM15がFul
l状態になっても、転送途中の画像データが失われるこ
とがなく、画像データのリカバリーが可能となり、読み
込んだ画像データを破壊することがない。
【0061】次に、通常動作モードからAlmost Full2へ
の遷移動作を、図15のタイミングチャートを用いて説明
する。同図において、n-1、n、n+1、n+2は読み込んだ原
稿の順番を表している。また、同図において、1501と15
02はそれぞれ、ページメモリ119と120に対する原稿画像
データの入力と出力を表している。
【0062】PBM15に余裕がなくなる(1504)までは、
既に述べた通常動作モードで動作している。この通常動
作モードでは、上述したように前の原稿であるn-1番目
の原稿の画像データがページメモリ119と120から出力開
始したこと(1508)を受けて、次の原稿nを流し読み読
取位置203まで搬送したが、Almost Full2ではn番目の原
稿の画像データがPBM15に格納されない場合があるた
め、読み込んだ画像データが確実にPBM15に格納できた
ことを確かめてからでなければ、次のn+1番目の原稿を
読み込むことができない。つまり、n番目の原稿の画像
データの入力が終了したこと(1509)を受けて、コント
ローラー回路部123は、ページメモリ119または120からP
BM15に向けて画像出力を開始する。この画像出力が完了
したこと(1510)を受けて、コントローラー回路部123
は、ページメモリ119と120の領域を解放すると共に、AD
F200に次のn+1番目の原稿を流し読み読取位置203へ搬送
するように指示する。こうしてn+1番目の原稿データの
ページメモリ119または120への格納を開始する。
【0063】以降、原稿読み込みの終了と画像データ出
力の完了の待ちを交互に繰り返すため、Almost Full2で
はADF200での紙間隔が空き、プロダクティビティーが通
常動作モードの場合の半分になるが、画像データの出力
完了を待ってからページメモリ119と120の領域を解放す
るため、読み込んだ画像データを破壊することはない。
また、図11のステップS1108におけるAlmost Full2で動
作後のステップS1103における判断処理で、PBM15に予測
値分の空き容量があると判断した場合、ステップS1102
での通常動作モードをとる。
【0064】次に、Almost Full2から通常動作モードへ
の遷移動作を、図16のタイミングチャートを用いて説明
する。同図において、1603はn番目の原稿を読み込み中
にAlmost Full2が解消したことを表している。また、同
図において、n-1、n、n+1、n+2は読み込んだ原稿の順番
を表している。また、同図において、1501と1502はそれ
ぞれ、ページメモリ119と120に対する原稿画像データの
入力と出力を表している。Almost Full2が解消する(16
03)までは、上述したAlmost Full2の動作を行ってい
る。n番目の原稿を読み取っている間に、他のジョブの
大きな画像に対する出力が全て終了したり、PBM15に同
居していた別のジョブが破棄される等の理由により、空
き容量がPBM15に発生した(1603)以降は、n番目の画像
の出力が完了するのを待たずに、n+1番目の原稿を読み
込むことが可能となる。
【0065】次に、Almost Full2から通常動作モードへ
の遷移動作を、図17のタイミングチャートを用いて説明
する。同図において、1703はn番目の原稿を出力中にAlm
ostFull2が解消した時点を表している。また、同図にお
いて、n-1、n、n+1、n+2は読み込んだ原稿の順番を表し
ている。また、同図において、1701と1702はそれぞれ、
ページメモリ119と120に対する原稿画像データの入力と
出力を表している。
【0066】Almost Full2が解消したこと(1703)を受
けて、コントローラー回路部123は、ADF200に通常速度
での原稿の読み取り再開を指示するため、上述した図16
の場合よりAlmost Full2から通常動作モードへの回復が
早くなっている。
【0067】次に、Almost Full1からPBM Fullへの遷移
動作を、図18及び図19を用いて説明する。図18は、ペー
ジメモリ119と120の概念図であり、同図において、4510
はページメモリであり、Almost Full1では、圧縮回路14
0、141が動作することによって画像データが1/2となっ
ているので、1枚のページメモリ4510内にA面、B面の2面
の画像データを挿入することが可能である。また、図19
は、ページメモリ4510への書き込みタイミングと、
ページメモリ4510からの読み出しタイミングを示すタイ
ミングチャートである。図19(a)はページメモリ4510へ
の書き込みタイミング、図19(b)はページメモリ4510か
らの読み出しタイミングをそれぞれ示している。
【0068】コントローラー回路部123は、ページメモ
リ119と120からPBM15に向けてn-1番目の圧縮した画像デ
ータをページメモリ4510のB面から出力する(4501)。
そして、n番目の圧縮画像データのA面への読み込みを開
始する(4502)。ここで、図19(b)の4503はn番目の画像
データのA面読み出しを行っていることを、図19(a)の45
04はn+1番目の画像データのB面書き込みを行っているこ
とをそれぞれ示し、4508は図19(b)の(4503)でn番目の
画像データのA面読み出しを、また図19(a)の(4504)で
n+1番目の画像データのB面書き込みを行っている最中に
PBM15がFull状態になったことを示している。
【0069】PBM Fullでは常にPBM15に空き容量が存在
するか否かの判断を行い、空き容量がない場合は再びPB
M15に空き容量が存在するか否かの判断を行う。そし
て、空き容量があると判断した場合には、Almost Full
に遷移する。
【0070】この場合、図19(b)の(4503)でのn番目の
画像データのA面読み出しは直ちに停止する。また、図1
9(a)の(4504)でのn+1番目の画像データのB面書き込み
は、ADF200で行う原稿搬送制御を読み取り途中で止める
ことができないために、この画像データの読み取りが終
了するまで継続してから待機する。この待機状態に入る
タイミングでコントローラー回路部123は、ADF200で行
う原稿搬送制御を停止させる。この状態においては、実
際にPBM15に格納する空き容量ができるまで原稿の読み
取りは停止した状態となるため、ADF200はコントローラ
ー回路部123からの開始命令を待つ。ADF200が原稿読み
取り途中でない場合、PBM Full状態に移行した時点でコ
ントローラー回路部123は、ADF200に流し読み画像読み
取りシーケンス動作の停止を指示する。
【0071】このPBM Fullシーケンスへの移行時、搬送
路内を搬送中の原稿は、流し読み画像読み取り位置203
に到達する前の状態で停止する。そして、流し読み画像
読み取り位置203にかかった原稿に関しては、そのまま
通過させてPBM15に入らなければ原稿再セット、再読み
込み等、別の処理を施すが、ここではその説明は省略す
る。また、搬送路を搬送中の原稿でも、読み取りが終了
していて排紙できる位置にあるものは、停止させること
なく排紙する。
【0072】図2において、片面読み取りモードでは、
給紙部205及び搬送路206で原稿を待機させ、搬送路207
上の原稿は排紙する。また、両面読み取りモードでは、
給紙部205、206、208で原稿を待機させ、搬送路209上の
原稿は排紙する。
【0073】上述した通り各々の搬送路は、独立的に駆
動、停止及び速度制御が可能である。従って、給紙部20
5或は搬送路206、208は、それぞれ独立した待機ポジシ
ョン211、212を持ち、PBM Fullモードで待機する。
【0074】PBM15に空き容量があると判断した場合、
コントローラー回路部123は、ページメモリ119、120に
格納されている画像データの先頭から出力を開始する。
上述したように、この画像データ出力開始からコントロ
ーラー回路部123の制御モードは、Almost Fullになって
いる。仮に、この時発生したPBM15の空き容量が原稿1ペ
ージ分に満たない場合には、再びPBM FullになってPBM1
5の空き容量が増えるのを待つ。コントローラー回路部1
23は、PBM15に空き容量が生じた時点でADF200の動作再
開命令を出す。ADF200は、この命令を受けて待機ポジシ
ョン211、212で待機中の原稿及び原稿トレー201上の原
稿の給紙を再開し、流し読み画像読み取り動作を再開す
る。
【0075】これを図19のタイミングチャートで説明す
ると、PBM15に空き容量が生じた(450)状態において、
n番目A面読み出し(4505)を再び最初から行うことで、
PBM15内のn番目の画像データをリカバリーする。n番目A
面読み出し(4505)が終了するタイミングで、ADF200の
原稿搬送制御動作も再開し、n+2番目A面読み込みを行
う。
【0076】次に、Almost Full2からPBM Fullへの遷移
動作を、図20のタイミングチャートを用いて説明する。
同図において、n-1、n、n+2は読み込んだ原稿の順番を
表している。また、同図において、2001と2002はそれぞ
れ、ページメモリ119と120に対する原稿画像データの入
力と出力を表している。
【0077】コントローラー回路部123は、PBM15がFull
であると判断すると、PBM15に対して現在PBM15が格納中
の画像データとその管理情報とを破棄するように指示し
てから、PBM Full状態になる。PBM15に空き容量がなく
なるまでは、上述したAlmost Full2の動作を行ってい
る。Almost Full2からPBM Fullへ遷移する(2003)以降
は、PBM15に画像データを格納するスペースが全く無い
ため、画像データの出力を停止する。この状態において
は、実際にPBM15に空き容量ができるまで原稿の読み取
り動作は停止した状態となるため、ADF200は給紙部205
で給紙を停止し、コントローラー回路部123からの開始
命令を待つ。
【0078】PBM Full状態に移行した時点でコントロー
ラー回路部123は、ADF200に流し読み画像読み取りシー
ケンス動作の停止を指示する。このPBM Fullシーケンス
への移行時、搬送路内を搬送中の原稿は流し読み画像読
み取り位置203に到達する前の状態で停止する。また、
流し読み画像読み取り位置203にかかった原稿に関して
は、そのまま通過させてPBM15に入らなければ、原稿再
セット、再読み込み等、別の処理を施すが、ここではそ
の説明は省略する。また、搬送路を搬送中の原稿でも、
読み取りが終了していて排紙できる位置にあるものは、
停止させずにそのまま排紙する。
【0079】図2において、片面読み取りモードでは、
給紙部205及び搬送路206で原稿を待機させ、搬送路207
上の原稿は排紙する。また、両面読み取りモードでは、
給紙部205、206、208で原稿を待機させ、搬送路209上の
原稿は排紙する。
【0080】上述した通り各々の搬送路は、独立的に駆
動、停止及び速度制御が可能である。従って、給紙部20
5或は搬送路206、208は、それぞれ独立した待機ポジシ
ョン211、212を持ち、PBM Fullモードで待機する。
【0081】PBM15に空き容量があると判断した場合、
コントローラー回路部123は、ページバッファをダブル
バッファとして使用する機能が選択されているか否かの
判断処理を行い、Almost Full2を実行する。コントロー
ラー回路部123は、ページメモリ119と120に格納されて
いる画像データの先頭から出力を開始する。
【0082】仮に、このとき発生したPBM15の空き容量
が原稿1枚分に満たない場合には、再びPBM Fullになっ
て、PBM15の空き容量が増えるのを待つ。コントローラ
ー回路部123は、PBM15に空き容量が生じた時点で、ADF2
00の動作開始命令を出す。ADF200は、この命令を受けて
待機ポジション211、212で待機中の原稿及び原稿トレー
201上の原稿の給紙を再開し、流し読み画像読み取り動
作を再開する。
【0083】図25にOCU(操作部)3の概念図を示す。同
図において、2501はCRT画面であり、タッチ式入力でユ
ーザーからの指定が入力される。CRT画面2501は、LCD及
びFLCでも同様である。タッチ式入力以外にもマウス或
は入力ペン等のポインティングデバイスを用いて入力す
る構成もある。2502はキーパッド、2503は数字のテンキ
ー、2504はクリアキー、2505はエンターキー、2506はス
トップキー、2507はリセットキー、2508はスタートキー
である。
【0084】以上がOCU3の基本的な機器構成で、表示部
の表示及び選択メニュー、設定を図26に示す。同図にお
いて、2601は図25のCRT画面2501内の標準的なメニュー
画面である。2602はブックモード(プラテン上に原稿を
セットし、光学系移動スキャンによって原稿を読み取る
モード)の指定部分、2603は流し読み画像読み取りの片
面コピーモード指定部分、2604は同様に流し読み画像読
み取りの両面コピーモード指定部分、2605はコピー部数
指定部分、2606は複写倍率指定部分、2607は複写機本体
に付随する機能デバイス(給紙段、ステープラ、サドル
スティッチャー、グルーバインダー、メールボックスソ
ーター等)を選択する指定部分、2608はコピーモードに
おいて更に詳細な設定を行う場合の詳細コピーモード選
択指定部分である。
【0085】図27は、図26の機能デバイスを選択する指
定部分2607でデバイスセレクトが指定された場合の画面
表示状態を示す図である。同図において、2701は画面で
ある。ここでは複写機本体及び該本体に付随する全ての
アクセサリーが表示され、どの機能を使用するかが選択
可能となっている。また、図27において、2702は複写後
の画像の仕上がりを実際の転写紙に試し刷りしてみるた
めのプルーフトレー、2703はステープル機能、2704はス
テープル処理された出力紙を収納するスタッカ、2705は
サドルスティッチャー、2706はサドルスティッチャー27
05によりサドルスティッチされた出力紙を収納するスタ
ッカ、2706はグルーバインダー、2707及び2708はグルー
バインダー2706で処理された製本のスタッカ、2709はメ
ールボックスソーター、2710はメールボックスソーター
2709で仕分けする出力仕分けビン、2711は画面2701へ戻
る指定部分である。2712、2713、2714、2715はそれぞれ
第1〜第4の給紙段である。第1〜第4の給紙段2712〜2715
には、それぞれユーザーがセットした転写紙が入ってい
る。また、2716は各機能デバイスに出力紙が送られてい
く流れをリアルタイムで表示する表示部分である。
【0086】図28は、図26の詳細コピーモード選択指定
部分2608でコピーモード詳細選択指定された際の画面表
示状態を示す図である。ここでは、階調数、解像度、連
写、ツインカラー等の画像処理における複写機能指定
と、Almost Full時にページバッファをダブルバッファ
として使用するか否かの選択キーにおける複写機能指定
が行われる。
【0087】図29は、PBMFullモードでの画面表示状態
を示す図である。この場合は、前述したように画像読み
取りは一時停止状態にあり、PBM Fullモードでなくなる
まで読み取り処理は待たされる。図29において、2901は
その状態を知らせる表示情報であり、2904はその待ち時
間の表示、2902はその状態でユーザーが設定したジョブ
を解除するための指定部分、2903はPBM Full状態のまま
原稿読み取りが開始されるのを待つ指定部分である。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像処理装
置によれば、高価なページメモリを追加することなく、
PBMのメモリ残量に応じて、ページメモリに記憶する画
像データを圧縮することで、1ページ分の記憶容量であ
るページメモリをダブルバッファとして使用し、高速で
連続的な原稿読み取り動作の途中でPBMがFull状態にな
った場合でも、原稿読み取りスピードを落とすことな
く、画像データをリカバリーできるので、安価な構成で
非常時の画像データのリカバリーを行うことができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置
の概略構成を示す側面図である。
【図2】同画像処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】同画像処理装置における自動原稿給送装置の構
成を示す縦断側面図である。
【図4】同自動原稿給送装置の原稿給送動作の説明図で
ある。
【図5】図1に示す画像処理装置の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図6】図1に示す画像処理装置における画像処理の一
例を示す図である。
【図7】図1に示す画像処理装置における画像処理の一
例を示す図である。
【図8】図1に示す画像処理装置における画像処理の図6
及び図7とは異なる他の例を示す図である。
【図9】図1に示す画像処理装置におけるプリンタバッ
ファメモリ(PBM)の構成を示すブロック図である。
【図10】同プリンタバッファメモリにおけるジョブの
動きを示す図である。
【図11】図1に示す画像処理装置の状態遷移図(STD)
である。
【図12】図1に示す画像処理装置の通常動作モード時
におけるページメモリに対する画像の入出力タイミング
を示すタイムチャートである。
【図13】図1に示す画像処理装置の通常動作モードか
らAlmost Full1への遷移時におけるページメモリに対す
る画像の入出力タイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図14】図1に示す画像処理装置のAlmost Full1から
通常動作モードへの遷移時におけるページメモリに対す
る画像の入出力タイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図15】図1に示す画像処理装置の通常動作モードか
らAlmost Full2への遷移時におけるページメモリに対す
る画像の入出力タイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図16】図1に示す画像処理装置のAlmost Full2から
通常動作モードへの遷移時におけるページメモリに対す
る画像の入出力タイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図17】図1に示す画像処理装置のAlmost Full2から
通常動作モードへの遷移時におけるページメモリに対す
る画像の入出力タイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図18】図1に示す画像処理装置におけるページメモ
リの概念図である。
【図19】同ページメモリへの書き込みタイミング及び
同ページメモリからの読み出しタイミングを示すタイム
チャートである。
【図20】図1に示す画像処理装置のAlmost Full2から
Almost Full1への遷移時におけるページメモリに対する
画像の入出力タイミングを示すタイムチャートである。
【図21】図1に示す画像処理装置におけるページメモ
リを画像1が占有している場合のページメモリを示す概
念図である。
【図22】図1に示す画像処理装置におけるページメモ
リから画像1が出力開始した場合のページメモリを示す
概念図である。
【図23】図1に示す画像処理装置におけるページメモ
リに画像1と画像2とが共存している場合のページメモリ
を示す概念図である。
【図24】図1に示す画像処理装置におけるページメモ
リに画像n-1と画像nとが共存している場合のページメモ
リを示す概念図である。
【図25】図1に示す画像処理装置における操作部を示
す概念図である。
【図26】図1に示す画像処理装置における操作部の操
作画面を示す概念図である。
【図27】図1に示す画像処理装置における操作部の操
作画面を示す概念図である。
【図28】図1に示す画像処理装置における操作部の操
作画面を示す概念図である。
【図29】図1に示す画像処理装置における操作部のPBM
Full時の操作画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像記録部(プリンタ部) 2 画像読取部(リーダー部) 3 操作部(ocu) 4 フィニッシング装置 11 画像処理部 15 PBM 111 CCD 112 A/D変換回路 113 シェーディング/色空間変換回路 114 2色分離回路 117 フィルタ回路 118 フィルタ回路 119 ページメモリ 120 ページメモリ 123 コントローラー回路部 125 変倍/解像度変換回路 126 変倍/解像度変換回路 127 画像装飾回路 128 画像装飾回路 129 濃度変換回路 130 濃度変換回路 131 階調数変換回路 132 階調数変換回路 160 圧縮率予測回路 165 セレクタ回路 166 セレクタ回路 200 自動原稿給送装置(ADF) 201 原稿トレー 202 第1ミラー 203 流し読み原稿読取位置 204 ブックモードスキャン読取位置 205 給紙部 206 搬送路 207 搬送路 208 搬送路 209 搬送路 210 レンズ 250 スキャナー 1021 リーダー部制御部 1022 画像信号制御部 1023 プリンタ部制御部 1024 操作部制御部 1025 フィニッシング装置制御部 1026 コントローラ(CPU) 1027 メモリ
フロントページの続き (72)発明者 森山 剛 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 石塚 大介 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを一時的に記憶する第1の画
    像記憶手段と、前記第1の画像記憶手段に入力する画像
    データのデータ量を少なくする第1の画像処理手段と、
    前記第1の画像記憶手段に記憶された画像データを複数
    記憶する第2の画像記憶手段と、前記第2の画像記憶手段
    の空き容量を検知する容量検知手段と、前記第1の画像
    処理手段の動作を制御する第1の制御手段とを具備し、
    前記第1の制御手段は、前記第2の画像記憶手段の空き容
    量に基づいて前記第1の画像処理手段の動作を制御する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の画像処理手段により処理され
    た第1の画像処理データを復元する第2の画像処理手段
    と、前記第2の画像処理手段の動作を制御する第2の制御
    手段とを具備し、前記第2の制御手段は、前記第2の画像
    記憶手段の空き容量に基づいて前記第2の画像処理手段
    の動作を制御することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の画像記憶手段に入力する画像
    データのデータ量を少なくする第3の画像処理手段と、
    前記第2の画像記憶手段に記憶された画像データから前
    記第3の画像処理手段により処理された画像データを復
    元する第4の画像処理手段とを具備したことを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の画像処理手段により処理され
    る画像データのデータ量を予測するデータ量予測手段
    と、前記第1の制御手段と前記第2の制御手段は、前記第
    2の画像記憶手段の空き容量と前記データ量予測手段の
    予測データ量とに基づいて前記第1の画像処理手段と前
    記第2の画像処理手段の動作を制御することを特徴とす
    る請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の画像処理手段の動作を選択す
    る第1の動作選択手段を具備し、前記第1の動作選択手段
    により前記第1の制御手段を動作させることを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の画像処理手段の動作を選択す
    る第2の動作選択手段を具備し、前記第2の動作選択手段
    により前記第2の制御手段を動作させることを特徴とす
    る請求項2記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 原稿を積載する原稿積載手段と、前記原
    稿積載手段上の原稿を所定箇所に順次給送する原稿給送
    手段と、前記原稿給送手段により給送された原稿を露光
    する露光手段と、前記露光手段により露光された原稿画
    像を光電変換する光電変換手段と、前記原稿給送手段に
    より原稿を給送しながら前記露光手段により露光し前記
    光電変換手段で原稿画像を読み込む流し読み原稿読取手
    段と、前記第2の画像記憶手段の空き容量と前記データ
    量予測手段の予測データ量に基づいて前記流し読み原稿
    読取手段の読み取りスピード及び読み取りタイミングを
    制御する読取制御手段と、各種モードを設定するモード
    設定手段と、各種モード或は機器の状態を表示・警告・
    案内する表示・警告・案内手段とを具備したことを特徴
    とする請求項4記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の画像記憶手段は、通常1枚の画
    像データを記憶する容量で構成され、入力された画像デ
    ータを前記第1の画像処理手段を動作せることにより2枚
    記憶させて、前記第1の画像記憶手段をダブルバッファ
    として使用することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
JP8115283A 1996-04-15 1996-04-15 画像処理装置 Pending JPH09284515A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054209A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
US7755785B2 (en) 1996-05-14 2010-07-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus

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