JPH09284223A - 障害検出システム - Google Patents

障害検出システム

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JPH09284223A
JPH09284223A JP8095262A JP9526296A JPH09284223A JP H09284223 A JPH09284223 A JP H09284223A JP 8095262 A JP8095262 A JP 8095262A JP 9526296 A JP9526296 A JP 9526296A JP H09284223 A JPH09284223 A JP H09284223A
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cell
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Hiroshi Nakaishi
浩志 中石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害の発生した伝送路を迅速かつ確実に特定
できる障害検出システムを提供すること。 【解決手段】 このシステムは非情報セル領域と情報セ
ル領域を持つ信号を送出でき第2の光送受信器51、ア
イドルセル送出指令により非情報セル領域にアイドルセ
ルを付加するセル付加手段52を設けた加入者装置5
と、加入者装置5を指定してアイドルセル送出指令を与
える加入者指定手段11、指定した加入者装置からの信
号を受信してアイドルセルの未受信情報と、指定した全
部の加入者装置から送出されるアイドルセルの受信情報
に基づいて、伝送路2、伝送路41 ,42 ,…,4n
異常を判定する異常判定手段12を設けた局内装置1
と、局内装置1に接続される伝送路2と複数の加入者装
置51 ,52 ,…,5n に接続される伝送路41
2 ,…,4n を接続する分岐カプラ3とを具備してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、局内装置と複数の
加入者装置とが分岐カプラを備えた伝送路で接続されか
つ局内装置と複数の加入者装置との間でバースト信号の
双方向通信を行うことができるパッシブダブルスタ伝送
システムに係り、詳細には、各加入者装置が非情報セル
領域を持った信号を送出できるようにし、かつ加入者装
置がセル送出指令を受信したときに、非情報セル領域に
セルを付加して送出し、局内装置でセル未受信のときに
伝送路の異常を判定できる障害検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の障害検出システムとして
は、例えば連続して入力される信号の入力断を検出する
ことにより伝送路や装置の障害を評定できるようにした
ものがある。
【0003】このような障害検出システムの一例とし
て、例えば特開平3−239027号公報に記載されて
いる光入力断検出方式がある。この光入力断検出方式
は、光信号の伝送方向毎に光信号の論理を反転させ、受
信部の伝送路符号変換則誤り検出信号の発生増加の情報
と、タイミング抽出レベル低下(またはアイ開口率低
下)の検出情報とを同時に監視することにより、障害点
評定を迅速かつ精度よく検出できるようにしたものであ
る。
【0004】しかしながら、この従来の障害検出システ
ムは連続信号の入力断を検出するものであるため、これ
を例えばパッシブダブルスタ伝送システムに適用して
も、以下の理由で障害を検出できない。
【0005】まず、パッシブダブルスター伝送システム
(以下、「PDS伝送システム」という)とは、局内装
置と複数の加入者装置とが分岐カプラを備えた伝送路で
接続されていて、かつ局内装置と複数の加入者装置との
間でバースト信号の双方向通信を行うシステムのことを
いう。このPDS伝送システムに、従来の障害検出シス
テムを適用しても、従来のシステムが連続信号の入力断
を検出するものであるためバースト信号の入力断が検出
できない。また、従来の障害検出システムでは、どの加
入者装置からのバースト信号を受信しているかを特定で
きない。したがって、従来の障害検出システムでは、P
DS伝送システムの障害を検出できなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の障害検出システ
ムをPDS伝送システムに適用した場合にあっては、バ
ースト信号の入力断が検出できないほか、どの加入者装
置からのバースト信号を受信しているかを特定できない
ため、PDS伝送システムの障害検出ができないという
欠点があった。
【0007】また、PDS伝送システムは、局内装置と
加入者装置との間の伝送路に障害が発生したときに、局
内装置と加入者装置との間の伝送路に障害があることを
検出できるが、分岐カプラの局内装置側の伝送路あるい
は加入者装置側の伝送路か判定できないという欠点があ
った。
【0008】そこで、本発明の目的は、障害の発生した
伝送路を迅速かつ確実に特定できる障害検出システムを
提供することをにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係る障害検出システムは、
(イ)1フレーム毎に非情報セル領域と情報セル領域を
持つ信号を送出できるとともに送られてくる信号を受信
できる信号送受信手段およびアイドルセル送出指令を受
けたときに非情報セル領域にアイドルセルを付加するセ
ル付加手段を設けた加入者装置と、(ロ)加入者装置を
指定してその加入者装置にアイドルセル送出指令を与え
る加入者指定手段、および指定した加入者装置からの信
号を受信し、その1フレーム信号の非情報領域のアイド
ルセルの未受信情報と、指定した全部の加入者装置から
送出される1フレーム信号の非情報領域のアイドルセル
の受信情報に基づいて、分岐カプラと加入者装置間伝送
路あるいは分岐カプラと局内装置間伝送路の異常を判定
する異常判定手段を設けた局内装置と、(ハ)局内装置
に接続される伝送路と複数の加入者に接続される伝送路
とを接続する分岐カプラとを具備することを特徴として
いる。
【0010】したがって、請求項1記載の発明では、特
定の加入者装置からのアイドルセル断を検出することに
より、分岐カプラと特定加入者装置の間の伝送路の障害
を検出し、また、指定した全加入者装置からのアイドル
セル断を検出することにより、局内装置と分岐カプラの
間の伝送路の障害とを検出できる。
【0011】請求項2記載の発明では、加入者装置のセ
ル付加手段は、指定されたことを検出する運用保守セル
終端部と、この運用保守セル終端部からの指令により1
フレーム信号の非情報セル領域にアイドルセルを付加す
るアイドルセル送信部とを具備することを特徴としてい
る。
【0012】請求項3記載の発明では、局内装置の加入
者指定手段は、加入者装置を指定する加入者指定部と、
この加入者指定部からの信号を基に加入者装置指定信号
を送信する運用保守セル送信部とを具備することを特徴
としている。
【0013】請求項4記載の発明では、局内装置の異常
判定手段は、受信した1フレーム信号の非情報セル領域
からアイドルセルを抽出するアイドルセル抽出部と、こ
のアイドルセル抽出部からの信号からバースト信号の有
無を検出するバースト断検出部と、このバースト断検出
部からの信号を基に伝送路の障害を判断する伝送路障害
監視部とを具備することを特徴としている。
【0014】上記目的を達成するために、請求項5記載
の発明に係る障害検出システムは、 (イ),(イー1)加入者に対する信号の送受信制御を
行うセル送受信制御部、(イ−2)入力された起動中の
加入者装置の数を認識するとともに、第1の送信指示信
号を取込みアイドルセルを送信する加入者装置を指定す
るための加入者装置指定信号を形成する加入者指定部、
(イ−3)加入者装置指定信号と第2の送信指示信号を
取込み、これらを基に運用保守セルを出力する運用保守
セル送信部、(イ−4)運用保守セル送信部からの運用
保守セルを取込み光信号を送信するとともに、加入者か
らの光バースト信号を受信して電気バースト信号を出力
する光送受信器、(イ−5)光送信器を通して加入者装
置から送られてくるセルと第1の受信指示信号を取込
み、アイドルセルを抽出し出力するアイドルセル抽出
部、(イ−6)アイドルセル抽出部からのアイドルセル
と第2の受信指示信号を取込み、これらを基にバースト
信号断検出信号を出力するバースト断検出部、および、
(イー7)バースト断検出部からのバースト信号断検出
信号と加入者装置指定信号を取込み、障害が発生した伝
送路を特定して警報を出力する伝送路障害監視部とを設
けた局内装置と、(ロ),(ロ−1)加入者に局内装置
からの光信号を受信して電気信号に変換し出力するとと
もに電気信号を入力して光信号に変換し局内装置に送信
する光送受信器、(ロ−2)光送受信器からの出力を入
力して運用保守セルを終端すると共に、その運用保守セ
ルから加入者指定信号を抽出し、自加入者装置宛てであ
ればアイドル送信指示信号を出力する運用保守セル終端
部、および、(ロ−3)運用保守セル終端部からのアイ
ドルセル送信指示信号を取込み、アイドルセルを光送受
信器に出力するアイドルセル送信部とを設けた加入者装
置と、(ハ)局内装置に接続される伝送路と複数の加入
者装置にそれぞれ接続される伝送路とを接続する分岐カ
プラとを具備することを特徴としている。
【0015】したがって、請求項5記載の発明では、特
定の加入者装置からのアイドルセル断を検出することに
より、分岐カプラと特定加入者装置の間の伝送路の障害
を検出し、また、指定した全加入者装置からのアイドル
セル断を検出することにより、局内装置と分岐カプラの
間の伝送路の障害と検出できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態につき本発明を
詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態における障害
検出システムを示すブロック図である。この図におい
て、局内装置1は、伝送路2を介して分岐カプラ3に接
続されている。分岐カプラ3には、複数の伝送路41
2 ,…,4n をそれぞれ介して加入者装置51
2 ,…,5n が接続されている。このように伝送路
2、分岐カプラ3および伝送路41 ,42 ,…,4n
より局内装置1と加入者装置5 1 ,52 ,…,5n が接
続され、かつ局内装置1と複数の加入者装置51
2,…,5n との間でバースト信号の双方向通信が行
なうことにより、PDS伝送システムが構成されてい
る。
【0018】この実施の形態における障害検出システム
は、上述したPDS伝送システムに適用され、局内装置
1からの制御により複数の加入者装置51 ,52 ,…,
nの内から特定の加入者装置5k を指定して、この加
入者装置5k からバースト信号を送出させ、このバース
ト信号の断検出を行うことにより、伝送路2または伝送
路41 ,42 ,…,4n の障害点を検出している。
【0019】この障害検出システムの具体的構成を説明
する。まず、加入者装置51 ,52,…,5n は同一構
成であるので、加入者装置51 を代表させてその構成の
説明をし、他の加入者装置52 ,53 ,…,5n の構成
の説明は省略する。
【0020】加入者装置51 は、1フレーム毎に非情報
セル領域と情報セル領域を持つ信号を送出できるととも
に送られてくる信号を受信できる第2の光送受信器51
と、アイドルセル送出指令を受けたときに非情報セル領
域にアイドルセルを付加するセル付加手段52とからな
る。
【0021】さらに詳説すると、第2の光送受信器51
は、局内装置からの光信号を受信し電気信号に変換して
出力するとともに電気信号を入力し光信号に変換して局
内装置に送信する光送受信器からなる。
【0022】セル付加手段52は、第2の光送受信器5
1からの出力を入力してOAM(Operation and Mainten
ance;運用保守)セルを終端すると共に、そのOAMセ
ルから加入者指定信号を抽出し、自加入者装置宛てであ
ればアイドル送信指示信号Sgを出力するOAMセル終
端部521と、OAMセル終端部521からのアイドル
セル送信指示信号を入力してアイドルセルを第2の光送
受信器51に出力するアイドルセル送信部522とを備
えている。
【0023】局内装置1は、加入者装置を指定してその
加入者装置にアイドルセル送出指令を与える加入者指定
手段11と、指定した加入者装置からの信号を受信し、
その1フレーム信号の非情報領域のアイドルセルの未受
信情報と、指定した全部の加入者装置から送出される1
フレーム信号の非情報領域のアイドルセルの受信情報に
基づいて、分岐カプラと加入者装置間伝送路あるいは分
岐カプラと局内装置間伝送路の異常を判定する異常判定
手段12と、加入者指定手段11からの送出指令を送出
するとともに加入者装置51 からの信号を受信して異常
判定手段12に与えるする第1の光送受信器13と、加
入者指定手段11および異常判定手段12の動作を制御
して加入者に対する信号の送受信制御をおこなうセル送
受信制御部15とを備えている。
【0024】加入者指定手段11は、局内装置1に分岐
カプラ3を介して接続されている起動中の加入者装置の
数を指示する加入者指定信号Sh、およびセル送受信制
御部15からの第1の送信指示信号Saを取込み、その
信号Saのタイミングに従って加入者装置指定信号Sf
を送出する加入者指定部111と、加入者装置指定信号
Sfとセル送受信制御部15からの第2の送信指示信号
Sbを取込み、これらを基にOAMセルを第1の光送受
信器13に出力するOAMセル送信部112とを備えて
いる。
【0025】異常判定手段12は、第1の光送受信器1
3からの受信信号から得られた加入者装置から送られて
くるセルおよびセル送受信制御部15からの第1の受信
指示信号Scを取込み、これらを基にアイドルセルを抽
出して出力するアイドルセル抽出部121と、アイドル
セル抽出部121からのアイドルセルおよびセル送受信
制御部15からの第2の受信指示信号Sdを取込み、バ
ースト信号断検出信号を出力するバースト断検出部12
2と、バースト断検出部122からのバースト信号断検
出信号、加入者装置指定信号Sfおよび第3の受信指示
信号Seを取込み、これらを基に障害が発生した伝送路
を特定して警報を出力する伝送路障害監視部123とを
備えている。
【0026】第1の光送受信器13は、加入者装置
1 ,52 ,…,5n からの光信号を受信して電気信号
に変換し出力すると共に、電気信号を入力して光信号に
変換し加入者装置51 ,52 ,…,5n に送信する光送
受信器から構成されている。
【0027】セル送受信制御部15は、局内装置1から
送信するOAMセルの送信タイミングを指示する第1の
送信指示信号Sa、第2の送信指示信号Sbを出力する
と共に、加入者装置51 ,52 ,…,5n から送出され
るアイドルセルの受信タイミングを指示する第1の受信
指示信号Sc、第2の受信指示信号Sdおよび第3の受
信指示信号Seを作成して出力する。
【0028】図2は、1フレーム信号の内容を説明する
ための説明図である。この実施の形態では、加入者装置
1 ,52 ,…,5n は、局内装置1に向けて、図2に
示すような1フレーム信号700を送出できる。この1
フレーム信号は、非情報セル領域Apと、情報セル領域
Aqとからなる。非情報セル領域Apには、アイドルセ
ルISが配置できる。情報セル領域Aqには、情報セル
JSが配置できる。
【0029】次に、図1および図2を参照して障害検出
システムの動作を説明する。加入者指定部111には、
局内装置1に分岐カプラ3を介して接続されている起動
中の加入者装置の数を指示する加入者指定信号Shが入
力されている。このとき、セル送受信制御部15から第
1の送信指示信号Saが出力されると、加入者指定部1
11は、その信号Saのタイミングに従って加入者装置
指定信号Sfを送出する。この加入者装置指定信号Sf
は、OAMセル送信部112に入力される。
【0030】すると、OAMセル送信部112では、こ
の入者装置指定信号Sfとセル送受信制御部15からの
第2の送信指示信号Sbを基に、OAMセルを第1の光
送受信器13に出力する。
【0031】これにより、OAMセルは、伝送路2、分
岐カプラ3、伝送路41 ,42 ,…,4n を介して加入
者装置51 ,52 ,…,5n に送出される。加入者装置
1 ,52 ,…,5n のうち、例えば加入者装置51
は、第2の光送受信器51により光信号が電気信号に変
換されて、セル付加手段52のOAMセル終端部521
に与えられる。OAMセル終端部521では、第2の光
送受信器51からの信号を入力してOAMセルを終端
し、かつそのOAMセルから加入者指定信号を抽出し
て、自加入者装置宛てであればアイドル送信指示信号S
gを出力する。このアイドル送信指示信号Sgは、アイ
ドルセル送信部522に与えられる。
【0032】アイドルセル送信部522では、OAMセ
ル終端部521からのアイドル送信指示信号Sgを取込
み、アイドルセルを第2の光送受信器51に出力する。
すると、図2に示すように、非情報セル領域Apにアイ
ドルセルISを付加し、情報セル領域Aqに情報セルJ
Sを配置し多重化して伝送路41 に送出する。この1フ
レーム信号700は、伝送路41 、分岐カプラ3、伝送
路2を介して局内装置1の第1の光送受信器13で受信
される。この信号700は、第1の光送受信器13で電
気信号に変換されてアイドルセル抽出部121に与えら
れる。
【0033】アイドルセル抽出部121では、第1の光
送受信器13からの受信信号から得られた加入者装置か
ら送られてくるセルおよびセル送受信制御部15からの
第1の受信指示信号Scを取込み、これらを基にアイド
ルセルを抽出して出力する。この出力信号は、バースト
断検出部122に与えられる。
【0034】バースト断検出部122では、アイドルセ
ル抽出部121からのアイドルセルおよびセル送受信制
御部15からの第2の受信指示信号Sdを取込み、バー
スト信号断検出信号を出力する。このバースト信号断検
出信号は、伝送路障害監視部123に与えられる。
【0035】伝送路障害監視部123では、バースト断
検出部122からのバースト信号断検出信号と、加入者
装置指定信号Sfと、第3の受信指示信号Seとを取込
み、これらを基に障害が発生した伝送路を特定して警報
を出力する。
【0036】ここで、伝送路障害監視部123では、特
定の加入者装置5k からのバースト信号断を検出するこ
とにより、分岐カプラ3と特定の加入者装置5k の間の
伝送路4K の障害を検出し、また、指定した全加入者装
置5k ,5k+1 …からのバースト信号断を検出すること
により、局内装置1と分岐カプラ3の間の伝送路2の障
害と判断する。
【0037】このように本実施の形態によれば、、特定
の加入者装置5k からのバースト信号断を検出すること
により、分岐カプラ3と特定加入者装置5k の間の伝送
路4 K の障害を検出し、また、指定した全加入者装置5
k ,5k+1 …からのバースト信号断を検出することによ
り、局内装置1と分岐カプラ3の間の伝送路2の障害と
検出できるので、障害のある伝送路の正確にかつ確実に
検出できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、特定の加入者装置からのアイドルセル断を検
出することにより、分岐カプラと特定加入者装置の間の
伝送路の障害を検出し、また、指定した全加入者装置か
らのアイドルセル断を検出することにより、局内装置と
分岐カプラの間の伝送路の障害と検出できるので、故障
点の特定が迅速かつ確実にできる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、運用保守セ
ルから自装置が指定されたことを検出し、1フレーム信
号の非情報セル領域にアイドルセルを付加するようにし
たので、アイドルセルを付加した1フレーム信号を確実
に送出できる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、加入者装置
を指定すると加入者装置指定信号を伝送路に送出して加
入者装置を指定できる。
【0041】請求項4記載の発明では、受信した1フレ
ーム信号の非情報セル領域からアイドルセルを抽出し、
このアイドルセル信号からバースト信号の有無を検出
し、このバースト信号断検出信号を基に伝送路の障害を
判断しているので、バースト伝送におけるバースト信号
を確実に検出できるとともに、伝送路の故障点を確実に
特定できる。
【0042】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、バースト信号の入力断が検出
でき、また、局内装置内において特定のバースト信号が
どの加入者装置から送信するかを制御でき、入力断を検
出した伝送路を精度よく特定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の障害検出システムを
示すブロック図である。
【図2】同実施の形態における信号構成の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 局内装置2、41 ,42 ,…,4n 伝送路 3 分岐カプラ 51 ,52 ,…,5n 加入者装置 11 加入者指定手段 12 異常判定手段 13 第1の光送受信器 15 セル送受信制御部 51 第2の光送受信器 52 セル付加手段 111 加入者指定部 112 OAMセル送信部 121 アイドルセル抽出部 122 バースト断検出部 123 伝送路障害監視部 521 OAMセル終端部 522 アイドルセル送信部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレーム毎に非情報セル領域と情報セ
    ル領域を持つ信号を送出できるとともに送られてくる信
    号を受信できる信号送受信手段、およびアイドルセル送
    出指令を受けたときに非情報セル領域にアイドルセルを
    付加するセル付加手段を設けた加入者装置と、 加入者装置を指定してその加入者装置にアイドルセル送
    出指令を与える加入者指定手段、および指定した加入者
    装置からの信号を受信し、その1フレーム信号の非情報
    領域のアイドルセルの未受信情報と、指定した全部の加
    入者装置から送出される1フレーム信号の非情報領域の
    アイドルセルの受信情報に基づいて、分岐カプラと加入
    者装置間伝送路あるいは分岐カプラと局内装置間伝送路
    の異常を判定する異常判定手段を設けた局内装置と、 局内装置に接続される伝送路と複数の加入者に接続され
    る伝送路とを接続する分岐カプラとを具備することを特
    徴とする障害検出システム。
  2. 【請求項2】 前記加入者装置のセル付加手段は、指定
    されたことを検出する運用保守セル終端部と、この運用
    保守セル終端部からの指令により1フレーム信号の非情
    報セル領域にアイドルセルを付加するアイドルセル送信
    部とを具備することを特徴とする請求項1記載の障害検
    出システム。
  3. 【請求項3】 前記局内装置の加入者指定手段は、加入
    者装置を指定する加入者指定部と、この加入者指定部か
    らの信号を基に加入者装置指定信号を送信する運用保守
    セル送信部とを具備することを特徴とする請求項1記載
    の障害検出システム。
  4. 【請求項4】 前記局内装置の異常判定手段は、受信し
    た1フレーム信号の非情報セル領域からアイドルセルを
    抽出するアイドルセル抽出部と、このアイドルセル抽出
    部からの信号からバースト信号の有無を検出するバース
    ト断検出部と、このバースト断検出部からの信号を基に
    伝送路の障害を判断する伝送路障害監視部とを具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の障害検出システム。
  5. 【請求項5】 加入者に対する信号の送受信制御を行う
    セル送受信制御部、 入力された起動中の加入者装置の数を認識するととも
    に、第1の送信指示信号を取込みアイドルセルを送信す
    る加入者装置を指定するための加入者装置指定信号を形
    成する加入者指定部、 前記加入者装置指定信号と第2の送信指示信号を取込
    み、これらを基に運用保守セルを出力する運用保守セル
    送信部、 運用保守セル送信部からの運用保守セルを取込み光信号
    を送信するとともに、加入者からの光バースト信号を受
    信して電気バースト信号を出力する光送受信器、 光送信器を通して加入者装置から送られてくるセルと第
    1の受信指示信号を取込み、アイドルセルを抽出し出力
    するアイドルセル抽出部、 アイドルセル抽出部からのアイドルセルと第2の受信指
    示信号を取込み、これらを基にバースト信号断検出信号
    を出力するバースト断検出部、 および、バースト断検出部からのバースト信号断検出信
    号と加入者装置指定信号を取込み、障害が発生した伝送
    路を特定して警報を出力する伝送路障害監視部とを設け
    た局内装置と、 加入者に局内装置からの光信号を受信して電気信号に変
    換し出力するとともに電気信号を入力して光信号に変換
    し局内装置に送信する光送受信器、 光送受信器からの出力を入力して運用保守セルを終端す
    ると共に、その運用保守セルから加入者指定信号を抽出
    し、自加入者装置宛てであればアイドル送信指示信号を
    出力する運用保守セル終端部、 および、運用保守セル終端部からのアイドルセル送信指
    示信号を取込み、アイドルセルを光送受信器に出力する
    アイドルセル送信部とを設けた加入者装置と、 局内装置に接続される伝送路と複数の加入者装置にそれ
    ぞれ接続される伝送路とを接続する分岐カプラとを具備
    することを特徴とする障害検出システム。
JP8095262A 1996-04-17 1996-04-17 障害検出システム Expired - Fee Related JP2803629B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017521981A (ja) * 2014-06-27 2017-08-03 ソリッド システムズ インコーポレイテッド 光通信線路監視装置及び方法

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