JPH09284168A - マイクロ波集積回路及びこのマイクロ波集積回路を 用いた通信システム用端末装置 - Google Patents
マイクロ波集積回路及びこのマイクロ波集積回路を 用いた通信システム用端末装置Info
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- JPH09284168A JPH09284168A JP8118195A JP11819596A JPH09284168A JP H09284168 A JPH09284168 A JP H09284168A JP 8118195 A JP8118195 A JP 8118195A JP 11819596 A JP11819596 A JP 11819596A JP H09284168 A JPH09284168 A JP H09284168A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2種類以上の移動体通信システムに対応する
端末装置の回路構成を簡略化して装置の小型化及び低廉
化を実現する。 【解決手段】 受信系は受信信号を増幅する低雑音アン
プLNA1を、送信系は送信信号を周波数変換するため
のミキサMIX2を夫々共有化し、前記LNA1の入力
部A及びMIX2の出力部Bを夫々2端子にし、各端子
にL1とC1及びL2とC2からなる並列共振回路で構
成される帯域除去フィルタBRF10〜BRF40を付
加することにより、受信信号の、入力部AからPDC用
のBRF20への信号の入力(PHS時)、又は入力部
AからPHS用のBRF10への信号の入力(PDC
時)を防止し、また、送信信号の、出力部BからPDC
用のBRF40への信号の出力(PHS時)、又は出力
部BからPHS用のBRF30への信号の出力(PDC
時)を防止する。
端末装置の回路構成を簡略化して装置の小型化及び低廉
化を実現する。 【解決手段】 受信系は受信信号を増幅する低雑音アン
プLNA1を、送信系は送信信号を周波数変換するため
のミキサMIX2を夫々共有化し、前記LNA1の入力
部A及びMIX2の出力部Bを夫々2端子にし、各端子
にL1とC1及びL2とC2からなる並列共振回路で構
成される帯域除去フィルタBRF10〜BRF40を付
加することにより、受信信号の、入力部AからPDC用
のBRF20への信号の入力(PHS時)、又は入力部
AからPHS用のBRF10への信号の入力(PDC
時)を防止し、また、送信信号の、出力部BからPDC
用のBRF40への信号の出力(PHS時)、又は出力
部BからPHS用のBRF30への信号の出力(PDC
時)を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2種類以上の異な
る移動体通信システム等の通信システムに利用可能なマ
イクロ集積回路及びこのマイクロ集積回路を有する通信
システム用端末装置に関するものである。
る移動体通信システム等の通信システムに利用可能なマ
イクロ集積回路及びこのマイクロ集積回路を有する通信
システム用端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1994年4月より携帯端末装置の売り
切り制度が導入され、これと同時にパーソナルデジタル
セルラー(以後、PDCと略称する。)のサービスが開
始された。このPDCの使用周波数は事業者により異な
り、800MHz帯又は 1500MHz帯である。また、1995年
7月よりパーソナルハンディーホーンシステム(以後、
PHSと略称する。)のサービスも東京と札幌で始ま
り、同年10月には全国展開された。このPHSの使用
周波数は 1900MHz帯である。現在これらのシステムに対
応した端末装置が、簡便性の向上という観点から、小型
・軽量・低消費電力化を目指して、内外各社において活
発に開発が行なわれ、商品も市販されている。
切り制度が導入され、これと同時にパーソナルデジタル
セルラー(以後、PDCと略称する。)のサービスが開
始された。このPDCの使用周波数は事業者により異な
り、800MHz帯又は 1500MHz帯である。また、1995年
7月よりパーソナルハンディーホーンシステム(以後、
PHSと略称する。)のサービスも東京と札幌で始ま
り、同年10月には全国展開された。このPHSの使用
周波数は 1900MHz帯である。現在これらのシステムに対
応した端末装置が、簡便性の向上という観点から、小型
・軽量・低消費電力化を目指して、内外各社において活
発に開発が行なわれ、商品も市販されている。
【0003】上述のような移動通信システムの問題点の
一つにこれらシステムをどのように使い分けるかという
点にある。例えば、PHSはPDCより通話料金は安価
であるが、高速で移動する乗物(例えば、時速20Km以
上)では通話不能という欠点がある。また、データ転送
速度の点では、PHSの方がPDCより最大で約4倍速
く、静止画像やFAXサービス等では有利になる。
一つにこれらシステムをどのように使い分けるかという
点にある。例えば、PHSはPDCより通話料金は安価
であるが、高速で移動する乗物(例えば、時速20Km以
上)では通話不能という欠点がある。また、データ転送
速度の点では、PHSの方がPDCより最大で約4倍速
く、静止画像やFAXサービス等では有利になる。
【0004】このような各システムの特徴を生かした商
品として、既に、現行のページャとPHSを組み合わせ
た端末装置が開発されている。この端末装置は、PHS
は開始されたばかりで、サービス地域も狭いというPH
Sの問題点を補うのに非常に有効であり、また、会議中
等端末装置をオフしなければならない際には、メッセー
ジだけを受信できるメリットがある。
品として、既に、現行のページャとPHSを組み合わせ
た端末装置が開発されている。この端末装置は、PHS
は開始されたばかりで、サービス地域も狭いというPH
Sの問題点を補うのに非常に有効であり、また、会議中
等端末装置をオフしなければならない際には、メッセー
ジだけを受信できるメリットがある。
【0005】従って、今後はこのような2つ以上のシス
テムを組み合わせた音声だけの端末装置や、画像及び通
信用の携帯情報端末装置も出現することが予想される。
しかし、このような従来の端末装置を構成する場合、無
線系統を2つ持たなければならないという問題点があっ
た。
テムを組み合わせた音声だけの端末装置や、画像及び通
信用の携帯情報端末装置も出現することが予想される。
しかし、このような従来の端末装置を構成する場合、無
線系統を2つ持たなければならないという問題点があっ
た。
【0006】従来のPHS方式とPDC方式の無線部の
構成例をそれぞれ図6及び図7に示す。図6はPHS方
式であり、使用周波数は1895〜1917MHz であり、送信と
受信は同一である(TDD方式)。受信系では、アンテ
ナから入ってきた受信信号は低雑音アンプ(以後、LN
A(Low Noise Amplifire)と略称する。)LNA2で増
幅された後、2つのミキサ(以後、MIXと略称す
る。)MIX3及びMIX4をそれぞれ介して局部発振
器(以下、LOと略称する。)LO3、LO4からの付
与された信号により、数〜十数MHz 帯まで周波数変換さ
れると共に、帯域通過フィルタ(以下、BPFと略称す
る。)BPF1(1895〜1917MHzの帯域通過フィル
タ)、BPF4(PHSの第1IF帯(例えば、250 M
Hz帯)の帯域通過フィルタ)にて不要な周波数の信号が
排除され、ベースバンド部BBでデジタル信号が音声や
画像データ等に変換される。
構成例をそれぞれ図6及び図7に示す。図6はPHS方
式であり、使用周波数は1895〜1917MHz であり、送信と
受信は同一である(TDD方式)。受信系では、アンテ
ナから入ってきた受信信号は低雑音アンプ(以後、LN
A(Low Noise Amplifire)と略称する。)LNA2で増
幅された後、2つのミキサ(以後、MIXと略称す
る。)MIX3及びMIX4をそれぞれ介して局部発振
器(以下、LOと略称する。)LO3、LO4からの付
与された信号により、数〜十数MHz 帯まで周波数変換さ
れると共に、帯域通過フィルタ(以下、BPFと略称す
る。)BPF1(1895〜1917MHzの帯域通過フィル
タ)、BPF4(PHSの第1IF帯(例えば、250 M
Hz帯)の帯域通過フィルタ)にて不要な周波数の信号が
排除され、ベースバンド部BBでデジタル信号が音声や
画像データ等に変換される。
【0007】また、送信系では、音声や画像等の送信デ
ータがベースバンド部BBでデジタル化され、IQ(同
相成分及び直交成分から成る)信号に変換された後、L
O4から付与される信号により中間周波数帯IF帯(9
0〜250MHz )で直交変調器PSK(特に、4値のP
SK方式(QPSK)が採用されている。)で変調され
る。そして、MIX5を介してLO3から付与された信
号により、1.9GHz帯にアップコンバートされ、BP
F1を介してパワーアンプ(以後、PAと略称する。)
PA1で最大パワー80mWまで増幅され、BPF1を介
してアンテナから送信される。
ータがベースバンド部BBでデジタル化され、IQ(同
相成分及び直交成分から成る)信号に変換された後、L
O4から付与される信号により中間周波数帯IF帯(9
0〜250MHz )で直交変調器PSK(特に、4値のP
SK方式(QPSK)が採用されている。)で変調され
る。そして、MIX5を介してLO3から付与された信
号により、1.9GHz帯にアップコンバートされ、BP
F1を介してパワーアンプ(以後、PAと略称する。)
PA1で最大パワー80mWまで増幅され、BPF1を介
してアンテナから送信される。
【0008】一方、図7に示すPDC方式は、800MHz帯
及び 1500MHz帯共に、送信では940〜956MHz及び1429〜1
453MHz 、受信では810 〜826MHz及び1477〜1501MHz と
いうように、使用周波数が異なり(FDD方式)、更に
PHSより低い周波数を使用し、送信出力パワーもPH
Sとは異なる(PDCでは800mW が端末装置の標準)た
め、これら両方のシステムを一つの端末装置に持つこと
は、これらの無線系統が2種類とも必要になり、端末装
置のサイズ・重量ともに大きくなるという問題点があ
る。
及び 1500MHz帯共に、送信では940〜956MHz及び1429〜1
453MHz 、受信では810 〜826MHz及び1477〜1501MHz と
いうように、使用周波数が異なり(FDD方式)、更に
PHSより低い周波数を使用し、送信出力パワーもPH
Sとは異なる(PDCでは800mW が端末装置の標準)た
め、これら両方のシステムを一つの端末装置に持つこと
は、これらの無線系統が2種類とも必要になり、端末装
置のサイズ・重量ともに大きくなるという問題点があ
る。
【0009】そして、このPDC方式は、受信系では、
アンテナから入ってきた受信信号はLNA3で増幅され
た後、MIX6及びMIX7を介してLO5およびLO
7から付与された信号により、数〜十数MHz 帯まで周波
数変換されると共に、BPF2(1471〜1501MHzの帯域
通過フィルタ)、BPF6(PDCの第1IF帯(例え
ば、130 MHz帯)の帯域通過フィルタ)にて不所望な周
波数信号が排除され、ベースバンド部BBでデジタル信
号が音声や画像データ等に変換される。
アンテナから入ってきた受信信号はLNA3で増幅され
た後、MIX6及びMIX7を介してLO5およびLO
7から付与された信号により、数〜十数MHz 帯まで周波
数変換されると共に、BPF2(1471〜1501MHzの帯域
通過フィルタ)、BPF6(PDCの第1IF帯(例え
ば、130 MHz帯)の帯域通過フィルタ)にて不所望な周
波数信号が排除され、ベースバンド部BBでデジタル信
号が音声や画像データ等に変換される。
【0010】また、送信系では、音声や画像等の送信デ
ータがベースバンド部BBでデジタル化され、IQ(同
相成分及び直交成分から成る)信号に変換された後、L
O7から付与される信号により中間周波数帯IF帯(9
0〜130MHz )で直交変調器PSKで変調される。そ
して、MIX8を介してLO6から付与された信号によ
り、0.9又は1.4GHz 帯にアップコンバートされ、
BPF3(1429〜1453MHzの帯域通過フィルタ)を介し
てPA2で最大パワー800mWまで増幅され、BPF5
(1429〜1501MHzの帯域通過フィルタ)を介してアンテ
ナから送信される。
ータがベースバンド部BBでデジタル化され、IQ(同
相成分及び直交成分から成る)信号に変換された後、L
O7から付与される信号により中間周波数帯IF帯(9
0〜130MHz )で直交変調器PSKで変調される。そ
して、MIX8を介してLO6から付与された信号によ
り、0.9又は1.4GHz 帯にアップコンバートされ、
BPF3(1429〜1453MHzの帯域通過フィルタ)を介し
てPA2で最大パワー800mWまで増幅され、BPF5
(1429〜1501MHzの帯域通過フィルタ)を介してアンテ
ナから送信される。
【0011】このような問題点を解決するための手段と
して、以下のような無線系の同一機能を持つデバイスを
共有するものがある。
して、以下のような無線系の同一機能を持つデバイスを
共有するものがある。
【0012】先ず、受信系については、PHSの第1I
F周波数(例えば、250MHz)とPDCの第1IF周
波数(例えば、130MHz)とは異なるが、これらの第
1IF周波数を同じにすること等の比較的簡単な変更に
より、両者のIF回路を共通にすることができる(但
し、両システムでの伝送量が異なるため、IF段のフィ
ルタは共通にできない。図6及び図7のBPF4とBP
F6は両方共必要となる。)。しかし、RF段では不要
な電波を除去するBPFが両システムで共通にできな
い。従って、通常はこのような切り換えにおいては、図
8に示すようにPHSの受信信号が通過するBPF1と
PDCの受信信号が通過するBPF2の切り換えを行な
うためには、前記図6及び図7で使用されていたスイッ
チSW3及びスイッチSW4に対応するスイッチSW6
の他に別途スイッチSW7を設ける必要がある。
F周波数(例えば、250MHz)とPDCの第1IF周
波数(例えば、130MHz)とは異なるが、これらの第
1IF周波数を同じにすること等の比較的簡単な変更に
より、両者のIF回路を共通にすることができる(但
し、両システムでの伝送量が異なるため、IF段のフィ
ルタは共通にできない。図6及び図7のBPF4とBP
F6は両方共必要となる。)。しかし、RF段では不要
な電波を除去するBPFが両システムで共通にできな
い。従って、通常はこのような切り換えにおいては、図
8に示すようにPHSの受信信号が通過するBPF1と
PDCの受信信号が通過するBPF2の切り換えを行な
うためには、前記図6及び図7で使用されていたスイッ
チSW3及びスイッチSW4に対応するスイッチSW6
の他に別途スイッチSW7を設ける必要がある。
【0013】図9に、図8のスイッチSW6、スイッチ
SW7に通常用いられるスイッチICの一般的な回路構
成(スイッチング素子としてn型FETを用いた場合の
一例。)を示す。この回路は、Vctl 1(Vg)をHi
gh、Vctl 2(Vg’)をLowにすると、FET2
及びFET3がオン、FET1及びFET4がオフにな
り、PORT1−PORT3間が導通し、PORT1−
PORT2間が遮断される。また、逆にVctl 1(V
g)をLow、Vctl 2(Vg’)をHighにする
と、FET2及びFET3がオフ、FET1及びFET
4がオンになり、PORT1−PORT3間が遮断し、
PORT1−PORT2間が導通し、スイッチ動作が行
なわれる。
SW7に通常用いられるスイッチICの一般的な回路構
成(スイッチング素子としてn型FETを用いた場合の
一例。)を示す。この回路は、Vctl 1(Vg)をHi
gh、Vctl 2(Vg’)をLowにすると、FET2
及びFET3がオン、FET1及びFET4がオフにな
り、PORT1−PORT3間が導通し、PORT1−
PORT2間が遮断される。また、逆にVctl 1(V
g)をLow、Vctl 2(Vg’)をHighにする
と、FET2及びFET3がオフ、FET1及びFET
4がオンになり、PORT1−PORT3間が遮断し、
PORT1−PORT2間が導通し、スイッチ動作が行
なわれる。
【0014】しかし、このようなスイッチICでは導通
状態でも、FETのもつオン抵抗等の寄生成分により損
失が発生する。最近の技術レベルではこの挿入損失が1
900MHz で0.6〜0.7dBのものが市販されてい
る。受信系ではこの損失がシステムの雑音指数に直接影
響を及ぼして、受信感度を低下させてしまう。また、新
たにICを付加するのでは、LNA1やMIX1を共通
にしてもその意味が半減する。
状態でも、FETのもつオン抵抗等の寄生成分により損
失が発生する。最近の技術レベルではこの挿入損失が1
900MHz で0.6〜0.7dBのものが市販されてい
る。受信系ではこの損失がシステムの雑音指数に直接影
響を及ぼして、受信感度を低下させてしまう。また、新
たにICを付加するのでは、LNA1やMIX1を共通
にしてもその意味が半減する。
【0015】次に、受信系であるが、両システムとも変
調方式はπ/4QPSKで同じであるため、直交変調器
において変調するまでは比較的簡単に共通化できる。し
かし、発振器の出力や送信周波数が異なるため、MIX
出力のBPFの使用は両システムで異なり、これを切り
換えるために受信系と同様にスイッチが必要になり、構
成が複雑になるという問題がある。
調方式はπ/4QPSKで同じであるため、直交変調器
において変調するまでは比較的簡単に共通化できる。し
かし、発振器の出力や送信周波数が異なるため、MIX
出力のBPFの使用は両システムで異なり、これを切り
換えるために受信系と同様にスイッチが必要になり、構
成が複雑になるという問題がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を解消するためになされたもので、2つの周波数
帯域をもつシステムの無線部の切り換え動作を、従来の
ようなスイッチを用いずに行なうことにより、マイクロ
波集積回路のチップサイズ及び該マイクロ波集積回路を
用いた通信システム用端末装置を小型化することであ
る。
問題点を解消するためになされたもので、2つの周波数
帯域をもつシステムの無線部の切り換え動作を、従来の
ようなスイッチを用いずに行なうことにより、マイクロ
波集積回路のチップサイズ及び該マイクロ波集積回路を
用いた通信システム用端末装置を小型化することであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロ波集積
回路は、所定の信号経路を少なくとも2以上の信号経路
に分岐してなる信号経路を有し、該分岐してなる信号経
路中にフィルタを有するマイクロ波集積回路であって、
前記分岐してなる各信号経路に係る所望の各信号が他の
分岐してなる信号経路を通過するのを阻止するように該
他の分岐してなる信号経路中に信号阻止フィルタを備え
るものである。
回路は、所定の信号経路を少なくとも2以上の信号経路
に分岐してなる信号経路を有し、該分岐してなる信号経
路中にフィルタを有するマイクロ波集積回路であって、
前記分岐してなる各信号経路に係る所望の各信号が他の
分岐してなる信号経路を通過するのを阻止するように該
他の分岐してなる信号経路中に信号阻止フィルタを備え
るものである。
【0018】本発明のマイクロ波集積回路は、所定の信
号経路を複数の信号経路に分岐してなる信号経路を有
し、該分岐してなる信号経路中にフィルタを有するマイ
クロ波集積回路であって、前記分岐してなる各信号経路
に係る所望の各信号が他の分岐してなる信号経路を通過
するのを阻止するように該他の分岐してなる信号経路中
に信号阻止フィルタ備え、前記分岐してなる各信号経路
に前記所望の各信号を選択的に通過させる帯域通過フィ
ルタを備えるものである。
号経路を複数の信号経路に分岐してなる信号経路を有
し、該分岐してなる信号経路中にフィルタを有するマイ
クロ波集積回路であって、前記分岐してなる各信号経路
に係る所望の各信号が他の分岐してなる信号経路を通過
するのを阻止するように該他の分岐してなる信号経路中
に信号阻止フィルタ備え、前記分岐してなる各信号経路
に前記所望の各信号を選択的に通過させる帯域通過フィ
ルタを備えるものである。
【0019】本発明のマイクロ波集積回路は、所定の信
号経路を複数の信号経路に分岐してなる信号経路を有
し、該分岐してなる信号経路中にフィルタを有するマイ
クロ波集積回路であって、前記分岐してなる各信号経路
に係る所望の各信号が他の分岐してなる信号経路を通過
するのを阻止するように該他の分岐してなる信号経路中
に信号阻止フィルタ備え、前記分岐してなる各信号経路
に前記所望の各信号を選択的に通過させる帯域通過フィ
ルタを備えるとともに、各分岐してなる信号経路からの
出力信号を増幅する前記各出力信号に共用の増幅器を前
記所定信号経路中に設けたものである。
号経路を複数の信号経路に分岐してなる信号経路を有
し、該分岐してなる信号経路中にフィルタを有するマイ
クロ波集積回路であって、前記分岐してなる各信号経路
に係る所望の各信号が他の分岐してなる信号経路を通過
するのを阻止するように該他の分岐してなる信号経路中
に信号阻止フィルタ備え、前記分岐してなる各信号経路
に前記所望の各信号を選択的に通過させる帯域通過フィ
ルタを備えるとともに、各分岐してなる信号経路からの
出力信号を増幅する前記各出力信号に共用の増幅器を前
記所定信号経路中に設けたものである。
【0020】本発明のマイクロ波集積回路は、所定の信
号経路を複数の信号経路に分岐してなる信号経路を有
し、該分岐してなる信号経路中にフィルタを有するマイ
クロ波集積回路であって、前記分岐してなる各信号経路
に係る所望の各信号が他の分岐してなる信号経路を通過
するのを阻止するように該他の分岐してなる信号経路中
に信号阻止フィルタ備え、前記分岐してなる各信号経路
に前記所望の各信号を選択的に通過させる帯域通過フィ
ルタを備えるとともに、各分岐してなる信号経路への入
力信号に共用のミキサーを前記所定信号経路中に設けた
ものである。
号経路を複数の信号経路に分岐してなる信号経路を有
し、該分岐してなる信号経路中にフィルタを有するマイ
クロ波集積回路であって、前記分岐してなる各信号経路
に係る所望の各信号が他の分岐してなる信号経路を通過
するのを阻止するように該他の分岐してなる信号経路中
に信号阻止フィルタ備え、前記分岐してなる各信号経路
に前記所望の各信号を選択的に通過させる帯域通過フィ
ルタを備えるとともに、各分岐してなる信号経路への入
力信号に共用のミキサーを前記所定信号経路中に設けた
ものである。
【0021】本発明のマイクロ波集積回路は、複数の所
定信号経路の各々が複数の信号経路に分岐してなる信号
経路を有し、該分岐してなる信号経路中にフィルタを有
するマイクロ波集積回路であって、前記複数の分岐して
なる信号経路の各々は、前記分岐してなる各信号経路に
係る所望の各信号が他の分岐してなる信号経路を通過す
るのを阻止するように該他の分岐してなる信号経路中に
信号阻止フィルタ備え、前記分岐してなる各信号経路に
前記所望の各信号を選択的に通過させる帯域通過フィル
タを備えるとともに、複数の所定信号経路のうちの第1
の信号経路においては、各分岐してなる信号経路からの
出力信号を増幅する前記各出力信号に共用の増幅器を前
記第1の信号経路中に設け、複数の所定信号経路のうち
の第2の信号経路においては、各分岐してなる信号経路
への入力信号に共用のミキサーを前記第2の信号経路中
に設けたものである。
定信号経路の各々が複数の信号経路に分岐してなる信号
経路を有し、該分岐してなる信号経路中にフィルタを有
するマイクロ波集積回路であって、前記複数の分岐して
なる信号経路の各々は、前記分岐してなる各信号経路に
係る所望の各信号が他の分岐してなる信号経路を通過す
るのを阻止するように該他の分岐してなる信号経路中に
信号阻止フィルタ備え、前記分岐してなる各信号経路に
前記所望の各信号を選択的に通過させる帯域通過フィル
タを備えるとともに、複数の所定信号経路のうちの第1
の信号経路においては、各分岐してなる信号経路からの
出力信号を増幅する前記各出力信号に共用の増幅器を前
記第1の信号経路中に設け、複数の所定信号経路のうち
の第2の信号経路においては、各分岐してなる信号経路
への入力信号に共用のミキサーを前記第2の信号経路中
に設けたものである。
【0022】本発明のマイクロ波集積回路は、前記複数
の分岐してなる信号経路は2つの信号経路からなり、該
2つの信号経路のうち一方の信号経路中の帯域通過フィ
ルタの周波数帯域は1.9GHz帯であると共に、該信号
経路中の信号阻止フィルタの周波数帯域が0.9GHz帯
又は1.5GHz帯のうち選択された周波数帯域であり、
且つ、他方の信号経路中の帯域通過フィルタの周波数帯
域は前記選択された周波数帯域であると共に、該信号経
路中の信号阻止フィルタの周波数帯域は1.9GHz帯で
ある。
の分岐してなる信号経路は2つの信号経路からなり、該
2つの信号経路のうち一方の信号経路中の帯域通過フィ
ルタの周波数帯域は1.9GHz帯であると共に、該信号
経路中の信号阻止フィルタの周波数帯域が0.9GHz帯
又は1.5GHz帯のうち選択された周波数帯域であり、
且つ、他方の信号経路中の帯域通過フィルタの周波数帯
域は前記選択された周波数帯域であると共に、該信号経
路中の信号阻止フィルタの周波数帯域は1.9GHz帯で
ある。
【0023】本発明のマイクロ波集積回路は、前記複数
の分岐してなる信号経路は2つの信号経路からなり、該
2つの信号経路のうち一方の信号経路中の帯域通過フィ
ルタの周波数帯域は1.9GHz帯であると共に、該信号
経路中の信号阻止フィルタの周波数帯域が0.8GHz帯
又は1.4GHz帯のうち選択された周波数帯域であり、
且つ、他方の信号経路中の帯域通過フィルタの周波数帯
域は前記選択された周波数帯域であると共に、該信号経
路中の信号阻止フィルタの周波数帯域は1.9GHz帯で
ある。
の分岐してなる信号経路は2つの信号経路からなり、該
2つの信号経路のうち一方の信号経路中の帯域通過フィ
ルタの周波数帯域は1.9GHz帯であると共に、該信号
経路中の信号阻止フィルタの周波数帯域が0.8GHz帯
又は1.4GHz帯のうち選択された周波数帯域であり、
且つ、他方の信号経路中の帯域通過フィルタの周波数帯
域は前記選択された周波数帯域であると共に、該信号経
路中の信号阻止フィルタの周波数帯域は1.9GHz帯で
ある。
【0024】本発明のマイクロ波集積回路は、前記信号
阻止フィルタが、帯域除去フィルタである。
阻止フィルタが、帯域除去フィルタである。
【0025】本発明のマイクロ波集積回路は、前記信号
阻止フィルタが、共振回路で構成されている。
阻止フィルタが、共振回路で構成されている。
【0026】本発明のマイクロ波集積回路は、前記信号
経路が受信経路である。
経路が受信経路である。
【0027】本発明のマイクロ波集積回路は、前記信号
経路が送信経路である。
経路が送信経路である。
【0028】本発明のマイクロ波集積回路用いた通信シ
ステム用端末装置は、前記分岐してなる信号経路を選択
する選択手段を設けたものである。
ステム用端末装置は、前記分岐してなる信号経路を選択
する選択手段を設けたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0030】図1は本発明の2種類以上の移動体通信シ
ステムに対応する端末装置の特徴を表した図であり、1
900MHz帯のPHSと1500MHz帯のPDCを組み
合わせたシステムの一例を示したものである。
ステムに対応する端末装置の特徴を表した図であり、1
900MHz帯のPHSと1500MHz帯のPDCを組み
合わせたシステムの一例を示したものである。
【0031】図1(a)は受信系の高周波部を示し、共
通化する低雑音アンプLNA1の入力を2つに分岐し、
各端子と低雑音アンプLNA1との間にインダクタL1
とキャパシタC1の並列共振回路から構成される帯域除
去フィルタBRF10及びインダクタL2とキャパシタ
C2の並列共振回路から構成される帯域除去フィルタB
RF20を設けた回路構成である。
通化する低雑音アンプLNA1の入力を2つに分岐し、
各端子と低雑音アンプLNA1との間にインダクタL1
とキャパシタC1の並列共振回路から構成される帯域除
去フィルタBRF10及びインダクタL2とキャパシタ
C2の並列共振回路から構成される帯域除去フィルタB
RF20を設けた回路構成である。
【0032】図1(b)は送信系の高周波部を示し、共
通化するミキサMIX2の出力を2ポートにし、ミキサ
MIX2と各端子との間にインダクタL1とキャパシタ
C1の並列共振回路から構成される帯域除去フィルタB
RF30及びインダクタL2とキャパシタC2の並列共
振回路から構成される帯域除去フィルタBRF40を設
けた回路構成である。
通化するミキサMIX2の出力を2ポートにし、ミキサ
MIX2と各端子との間にインダクタL1とキャパシタ
C1の並列共振回路から構成される帯域除去フィルタB
RF30及びインダクタL2とキャパシタC2の並列共
振回路から構成される帯域除去フィルタBRF40を設
けた回路構成である。
【0033】両図で破線で囲んだ部分はICチップを示
し、前記BRF10、20及びBRF30、40はそれ
ぞれLNA1やMIX2と同一チップ内に形成すること
ができるため、チップサイズを小型化することができ
る。
し、前記BRF10、20及びBRF30、40はそれ
ぞれLNA1やMIX2と同一チップ内に形成すること
ができるため、チップサイズを小型化することができ
る。
【0034】図1(a)に示す受信系のPHSモードに
おいて、アンテナから受信された信号は、SW1の選択
によりPHSの1.9GHz帯の周波数帯(1895 〜1917MH
z)だけ通過させるBPF1を通る。そして、インダクタ
L1とキャパシタC1の並列共振回路で構成された1.
5GHz帯の信号を除去する帯域除去フィルタ10(以
後、BRF:Band Rejection Filter と略称する。)を
通過し、LNA1で増幅され、MIX1を介してLO1
から付与された、例えば、1647〜1669MHzの信号との差
をとることにより、第1IF帯 (例えば、248MHz) に周
波数変換される(この時の発振器LO1が対応する周波
数は、例えば、1647〜1669MHz)。ここで、このLNA−
ICチップ内のキャパシタ及びインダクタの値は、C
1:6.13pF、L1:1.12nH、C2:9.1
pF、L2:1.3nHであり、これらL1とC1から
なる並列共振回路及びL2とC2からなる並列共振回路
の伝送特性及び反射特性を図2に示す。
おいて、アンテナから受信された信号は、SW1の選択
によりPHSの1.9GHz帯の周波数帯(1895 〜1917MH
z)だけ通過させるBPF1を通る。そして、インダクタ
L1とキャパシタC1の並列共振回路で構成された1.
5GHz帯の信号を除去する帯域除去フィルタ10(以
後、BRF:Band Rejection Filter と略称する。)を
通過し、LNA1で増幅され、MIX1を介してLO1
から付与された、例えば、1647〜1669MHzの信号との差
をとることにより、第1IF帯 (例えば、248MHz) に周
波数変換される(この時の発振器LO1が対応する周波
数は、例えば、1647〜1669MHz)。ここで、このLNA−
ICチップ内のキャパシタ及びインダクタの値は、C
1:6.13pF、L1:1.12nH、C2:9.1
pF、L2:1.3nHであり、これらL1とC1から
なる並列共振回路及びL2とC2からなる並列共振回路
の伝送特性及び反射特性を図2に示す。
【0035】図2(a)はL2とC2からなる並列共振
回路の伝送特性及び反射特性であり、1.9GHzで伝送
特性S21が約15dB減衰し、反射特性S11も全反
射(0dB)に近い値を示している。従って、1.9G
Hz帯の受信信号は図1(a)に示した点Aから殆どBP
F2へ入らず、LNA1へ入力される。
回路の伝送特性及び反射特性であり、1.9GHzで伝送
特性S21が約15dB減衰し、反射特性S11も全反
射(0dB)に近い値を示している。従って、1.9G
Hz帯の受信信号は図1(a)に示した点Aから殆どBP
F2へ入らず、LNA1へ入力される。
【0036】また、同受信系のPDCモードでは、アン
テナから受信された信号は、SW1の選択によりPDC
の周波数帯(1471 〜1501MHz)だけ通過させるBPF2を
通る。そして、インダクタL2とキャパシタC2の並列
共振回路で構成された1.9GHz帯の信号を除去するB
RF20を通過し、LNA1で増幅され、MIX1で第
1IF帯 (例えば、90MHz)に周波数変換される(この時
の発振器LO1が対応する周波数は、例えば、1381〜14
11MHz)。
テナから受信された信号は、SW1の選択によりPDC
の周波数帯(1471 〜1501MHz)だけ通過させるBPF2を
通る。そして、インダクタL2とキャパシタC2の並列
共振回路で構成された1.9GHz帯の信号を除去するB
RF20を通過し、LNA1で増幅され、MIX1で第
1IF帯 (例えば、90MHz)に周波数変換される(この時
の発振器LO1が対応する周波数は、例えば、1381〜14
11MHz)。
【0037】図2(b)はL1とC1からなる並列共振
回路の伝送特性及び反射特性であり、1500MHzで伝
送特性S21が約15dB減衰し、反射特性S11も全
反射(0dB)に近い値を示している。従って、150
0MHz帯の受信信号は図1(a)に示した点Aから殆ど
BPF1に入らず、LNA1へ入力される。
回路の伝送特性及び反射特性であり、1500MHzで伝
送特性S21が約15dB減衰し、反射特性S11も全
反射(0dB)に近い値を示している。従って、150
0MHz帯の受信信号は図1(a)に示した点Aから殆ど
BPF1に入らず、LNA1へ入力される。
【0038】一方、図1(b)に示す送信系のPHSモ
ードでは、直交変調器でIF帯 (例えば、248MHz) で変
調された信号が、ミキサMIX2で1900MHz帯(189
5 〜1917MHz)にアップコンバートされ(この時の発振器
LO2が対応する周波数は、例えば、1647〜1669MHz)、
インダクタL1とキャパシタC1からなる並列共振回路
から構成されたBRF30、BPF1を通過して出力送
信アンプPA1(以後、出力送信アンプをPAと略称す
る。)に入力され、所望の出力まで増幅され、SW2及
びアンテナを通って送信される。この時、1.9GHz帯
の信号をインダクタL2とキャパシタC2で構成される
BRF40は通過させないため、BPF3やPA2へ信
号が入る恐れがない。
ードでは、直交変調器でIF帯 (例えば、248MHz) で変
調された信号が、ミキサMIX2で1900MHz帯(189
5 〜1917MHz)にアップコンバートされ(この時の発振器
LO2が対応する周波数は、例えば、1647〜1669MHz)、
インダクタL1とキャパシタC1からなる並列共振回路
から構成されたBRF30、BPF1を通過して出力送
信アンプPA1(以後、出力送信アンプをPAと略称す
る。)に入力され、所望の出力まで増幅され、SW2及
びアンテナを通って送信される。この時、1.9GHz帯
の信号をインダクタL2とキャパシタC2で構成される
BRF40は通過させないため、BPF3やPA2へ信
号が入る恐れがない。
【0039】また、図1(b)に示す送信系のPDCモ
ードでは、IF帯 (例えば、130MHz) で変調された信号
が、ミキサMIX2で1.5GHz帯(1429 〜1453MHz)に
アップコンバートされ(この時の発振器LO2が対応す
る周波数は、例えば、1559〜1583MHz)、インダクタL2
とキャパシタC2からなる並列共振回路から構成された
BRF40、BPF3( 1429 〜1453MHz の帯域通過フ
ィルタ)を通過してPA2に入力され、所望の出力まで
増幅され、SW2及びアンテナを通って送信される。こ
の時、1500MHz帯の信号をインダクタL1とキャパ
シタC1で構成されるBRF30は通過させないため、
BPF1やPA1へ信号が入る恐れがない。
ードでは、IF帯 (例えば、130MHz) で変調された信号
が、ミキサMIX2で1.5GHz帯(1429 〜1453MHz)に
アップコンバートされ(この時の発振器LO2が対応す
る周波数は、例えば、1559〜1583MHz)、インダクタL2
とキャパシタC2からなる並列共振回路から構成された
BRF40、BPF3( 1429 〜1453MHz の帯域通過フ
ィルタ)を通過してPA2に入力され、所望の出力まで
増幅され、SW2及びアンテナを通って送信される。こ
の時、1500MHz帯の信号をインダクタL1とキャパ
シタC1で構成されるBRF30は通過させないため、
BPF1やPA1へ信号が入る恐れがない。
【0040】前記送信系と受信系を合わせた移動体通信
システムを図3に示す。このシステムにおいては、アン
テナはPHS(受信及び送信)とPDC(受信及び送
信)の両モードで共通であり、アンテナスイッチとし
て、SW1とSW2の両方の機能を有するSW5が必要
になる。
システムを図3に示す。このシステムにおいては、アン
テナはPHS(受信及び送信)とPDC(受信及び送
信)の両モードで共通であり、アンテナスイッチとし
て、SW1とSW2の両方の機能を有するSW5が必要
になる。
【0041】このシステムのPHSモードにおける受信
時の状態を図4に、同送信の状態を図5に示す。なお、
同図において、一点鎖線で示した部分は直接動作させる
必要がないため、電源オフ状態にしている。
時の状態を図4に、同送信の状態を図5に示す。なお、
同図において、一点鎖線で示した部分は直接動作させる
必要がないため、電源オフ状態にしている。
【0042】図4ではSW5はPHSモードの受信系に
接続され、アンテナから受信された信号はBPF1、L
1とC1からなる並列共振回路から構成されるBRF1
0、及びLNA1を通り、MIX1でバッファーアンプ
BA1(以下、BAと略称する。)を介してLO1から
付与された信号(例えば、1647〜1669MHzの信号)との
差をとることにより、第1IF帯 (例えば、248MHz) に
周波数変換され、BPF7(チャンネル間隔を帯域幅と
する。例えば、300 KHz)を通過し、MIX4でLO4
から付与された信号との差をとることにより第2周波数
にそれぞれ変換された後、音声信号や画像信号に変換さ
れる。
接続され、アンテナから受信された信号はBPF1、L
1とC1からなる並列共振回路から構成されるBRF1
0、及びLNA1を通り、MIX1でバッファーアンプ
BA1(以下、BAと略称する。)を介してLO1から
付与された信号(例えば、1647〜1669MHzの信号)との
差をとることにより、第1IF帯 (例えば、248MHz) に
周波数変換され、BPF7(チャンネル間隔を帯域幅と
する。例えば、300 KHz)を通過し、MIX4でLO4
から付与された信号との差をとることにより第2周波数
にそれぞれ変換された後、音声信号や画像信号に変換さ
れる。
【0043】一方、図5ではSW5はPHSモードの送
信系に接続され、音声信号や画像信号がベースバンド部
BBでデジタル信号に変換され、直交変調器PSKで変
調され、MIX2でBA2を介してLO1から付与され
た信号(例えば、1647〜1669MHzの信号)との差をとる
ことにより、アップコンバートされる。その後、インダ
クタL1とキャパシタC1からなる並列共振回路で構成
されたBRF30、BPF1を通過して、PA1に入力
され、所望の出力まで増幅され、SW5及びアンテナを
通して送信される。
信系に接続され、音声信号や画像信号がベースバンド部
BBでデジタル信号に変換され、直交変調器PSKで変
調され、MIX2でBA2を介してLO1から付与され
た信号(例えば、1647〜1669MHzの信号)との差をとる
ことにより、アップコンバートされる。その後、インダ
クタL1とキャパシタC1からなる並列共振回路で構成
されたBRF30、BPF1を通過して、PA1に入力
され、所望の出力まで増幅され、SW5及びアンテナを
通して送信される。
【0044】PDCモードの受信の場合は、図4のSW
5はPDCモードの受信系に接続され、アンテナから受
信された信号はBPF2、L2とC2からなる並列共振
回路から構成されるBRF20、及びLNA1を通り、
MIX1でバッファーアンプBA1(以下、BAと略称
する。)を介してLO1から付与された信号(例えば、
1647〜1669MHzの信号)との差をとることにより、第1
IF帯 (例えば、248MHz) に周波数変換され、BPF7
を通過し、MIX4でLO4から付与された信号との差
をとることにより第2周波数にそれぞれ変換された後、
音声信号や画像信号に変換される。
5はPDCモードの受信系に接続され、アンテナから受
信された信号はBPF2、L2とC2からなる並列共振
回路から構成されるBRF20、及びLNA1を通り、
MIX1でバッファーアンプBA1(以下、BAと略称
する。)を介してLO1から付与された信号(例えば、
1647〜1669MHzの信号)との差をとることにより、第1
IF帯 (例えば、248MHz) に周波数変換され、BPF7
を通過し、MIX4でLO4から付与された信号との差
をとることにより第2周波数にそれぞれ変換された後、
音声信号や画像信号に変換される。
【0045】一方、PDCモードの送信の場合は、図5
のSW5はPDCモードの送信系に接続され、音声信号
や画像信号がベースバンド部BBでデジタル信号に変換
され、直交変調器PSKで変調され、MIX2でBA2
を介してLO1から付与された信号(例えば、1647〜16
69MHzの信号)との差をとることにより、アップコンバ
ートされる。その後、インダクタL2とキャパシタC2
からなる並列共振回路で構成されたBRF40、BPF
3を通過して、PA2に入力され、所望の出力まで増幅
され、SW5及びアンテナを通して送信される。
のSW5はPDCモードの送信系に接続され、音声信号
や画像信号がベースバンド部BBでデジタル信号に変換
され、直交変調器PSKで変調され、MIX2でBA2
を介してLO1から付与された信号(例えば、1647〜16
69MHzの信号)との差をとることにより、アップコンバ
ートされる。その後、インダクタL2とキャパシタC2
からなる並列共振回路で構成されたBRF40、BPF
3を通過して、PA2に入力され、所望の出力まで増幅
され、SW5及びアンテナを通して送信される。
【0046】以上、PHSとPDCの2つを有するシス
テムを一例として説明したが、本発明はこれら2つのシ
ステムに限定されるものではなく、国内ではページャや
アナログ携帯電話等の複数のシステムに対しても有効で
ある。更に、本発明はGSMやPCS等の海外の携帯電
話システムとの組み合わせにおいても有効である。
テムを一例として説明したが、本発明はこれら2つのシ
ステムに限定されるものではなく、国内ではページャや
アナログ携帯電話等の複数のシステムに対しても有効で
ある。更に、本発明はGSMやPCS等の海外の携帯電
話システムとの組み合わせにおいても有効である。
【0047】
【発明の効果】本発明はにより、その内部に少なくとも
2つ以上のシステムを有する携帯電話等の端末装置の無
線部の構成をそれぞれのシステムの性能を低下させるこ
となく、FET等からなるスイッチの増加を防止するこ
とができるので、小型で且つ安価なマイクロ波集積回路
及び該マイクロ波集積回路を用いた通信システム用端末
装置を簡単に実現することができる。
2つ以上のシステムを有する携帯電話等の端末装置の無
線部の構成をそれぞれのシステムの性能を低下させるこ
となく、FET等からなるスイッチの増加を防止するこ
とができるので、小型で且つ安価なマイクロ波集積回路
及び該マイクロ波集積回路を用いた通信システム用端末
装置を簡単に実現することができる。
【図1】(a)本発明のPHS及びPDCに対応する移
動体通信システムにおける受信系高周波部の一実施例を
示す図である。 (b)本発明のPHS及びPDCに対応する移動体通信
システムにおける送信系高周波部の一実施例を示す図で
ある。
動体通信システムにおける受信系高周波部の一実施例を
示す図である。 (b)本発明のPHS及びPDCに対応する移動体通信
システムにおける送信系高周波部の一実施例を示す図で
ある。
【図2】(a) 図1及び図2におけるBRF(帯域除
去フィルタ)のL2とC2からなる共振回路の特性(伝
送特性及び反射特性)を示す特性図である。 (b) 図1及び図2におけるBRF(帯域除去フィル
タ)のL1とC1からなる共振回路の特性(伝送特性及
び反射特性)を示す特性図である。
去フィルタ)のL2とC2からなる共振回路の特性(伝
送特性及び反射特性)を示す特性図である。 (b) 図1及び図2におけるBRF(帯域除去フィル
タ)のL1とC1からなる共振回路の特性(伝送特性及
び反射特性)を示す特性図である。
【図3】本発明のPHS方式及びPDC方式に対応する
移動体通信システムの無線部の一実施例を示す図であ
る。
移動体通信システムの無線部の一実施例を示す図であ
る。
【図4】図4の本発明の移動体通信システムにおいてP
HS方式の受信時の状態を示す図である。
HS方式の受信時の状態を示す図である。
【図5】図4の本発明の移動体通信システムにおいてP
HS方式の送信時の状態を示す図である。
HS方式の送信時の状態を示す図である。
【図6】従来のPHS方式の無線部の構成を示す図であ
る。
る。
【図7】従来のPDC方式の無線部の構成を示す図であ
る。
る。
【図8】従来の2つ移動体通信システムに対応する端末
装置における無線系の同一機能部品を共有するシステム
のブロック構成の一例を示す図である。
装置における無線系の同一機能部品を共有するシステム
のブロック構成の一例を示す図である。
【図9】図9におけるスイッチICの一般的な回路構成
を示す図である。
を示す図である。
LNA1 低雑音アンプ BRF10 帯域除去フィルタ BRF20 帯域除去フィルタ BRF30 帯域除去フィルタ BRF40 帯域除去フィルタ L1 インダクタ C1 コンデンサ L2 インダクタ C2 コンデンサ SW1 PHSとPDCとのモード切り換えスイッ
チ(受信) SW2 PHSとPDCとのモード切り換えスイッ
チ(送信) BPF1 帯域通過フィルタ BPF2 帯域通過フィルタ BPF3 帯域通過フィルタ MIX1 受信ミキサ MIX2 送信ミキサ LO1 発振器(受信) LO2 発振器(送信) PA1 パワーアンプ PA2 パワーアンプ BA1 バッファーアンプ BA2 バッファーアンプ BB ベースバンド部 PSK 直交変調器
チ(受信) SW2 PHSとPDCとのモード切り換えスイッ
チ(送信) BPF1 帯域通過フィルタ BPF2 帯域通過フィルタ BPF3 帯域通過フィルタ MIX1 受信ミキサ MIX2 送信ミキサ LO1 発振器(受信) LO2 発振器(送信) PA1 パワーアンプ PA2 パワーアンプ BA1 バッファーアンプ BA2 バッファーアンプ BB ベースバンド部 PSK 直交変調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 八十雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株 式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 所定の信号経路を少なくとも2以上の信
号経路に分岐してなる信号経路を有し、該分岐してなる
信号経路中にフィルタを有するマイクロ波集積回路であ
って、 前記分岐してなる各信号経路に係る所望の各信号が他の
分岐してなる信号経路を通過するのを阻止するように該
他の分岐してなる信号経路中に信号阻止フィルタを備え
ることを特徴とするマイクロ波集積回路。 - 【請求項2】 所定の信号経路を複数の信号経路に分岐
してなる信号経路を有し、該分岐してなる信号経路中に
フィルタを有するマイクロ波集積回路であって、 前記分岐してなる各信号経路に係る所望の各信号が他の
分岐してなる信号経路を通過するのを阻止するように該
他の分岐してなる信号経路中に信号阻止フィルタ備え、
前記分岐してなる各信号経路に前記所望の各信号を選択
的に通過させる帯域通過フィルタを備えることを特徴と
するマイクロ波集積回路。 - 【請求項3】 所定の信号経路を複数の信号経路に分岐
してなる信号経路を有し、該分岐してなる信号経路中に
フィルタを有するマイクロ波集積回路であって、 前記分岐してなる各信号経路に係る所望の各信号が他の
分岐してなる信号経路を通過するのを阻止するように該
他の分岐してなる信号経路中に信号阻止フィルタ備え、
前記分岐してなる各信号経路に前記所望の各信号を選択
的に通過させる帯域通過フィルタを備えるとともに、各
分岐してなる信号経路からの出力信号を増幅する前記各
出力信号に共用の増幅器を前記所定信号経路中に設けた
ことを特徴とするマイクロ波集積回路。 - 【請求項4】 所定の信号経路を複数の信号経路に分岐
してなる信号経路を有し、該分岐してなる信号経路中に
フィルタを有するマイクロ波集積回路であって、 前記分岐してなる各信号経路に係る所望の各信号が他の
分岐してなる信号経路を通過するのを阻止するように該
他の分岐してなる信号経路中に信号阻止フィルタ備え、
前記分岐してなる各信号経路に前記所望の各信号を選択
的に通過させる帯域通過フィルタを備えるとともに、各
分岐してなる信号経路への入力信号に共用のミキサーを
前記所定信号経路中に設けたことを特徴とするマイクロ
波集積回路。 - 【請求項5】 複数の所定信号経路の各々が複数の信号
経路に分岐してなる信号経路を有し、該分岐してなる信
号経路中にフィルタを有するマイクロ波集積回路であっ
て、 前記複数の分岐してなる信号経路の各々は、前記分岐し
てなる各信号経路に係る所望の各信号が他の分岐してな
る信号経路を通過するのを阻止するように該他の分岐し
てなる信号経路中に信号阻止フィルタ備え、前記分岐し
てなる各信号経路に前記所望の各信号を選択的に通過さ
せる帯域通過フィルタを備えるとともに、複数の所定信
号経路のうちの第1の信号経路においては、各分岐して
なる信号経路からの出力信号を増幅する前記各出力信号
に共用の増幅器を前記第1の信号経路中に設け、複数の
所定信号経路のうちの第2の信号経路においては、各分
岐してなる信号経路への入力信号に共用のミキサーを前
記第2の信号経路中に設けたことを特徴とするマイクロ
波集積回路。 - 【請求項6】 前記複数の分岐してなる信号経路は2つ
の信号経路からなり、該2つの信号経路のうち一方の信
号経路中の帯域通過フィルタの周波数帯域は1.9GHz
帯であると共に、該信号経路中の信号阻止フィルタの周
波数帯域が0.9GHz帯又は1.5GHz帯のうち選択さ
れた周波数帯域であり、且つ、他方の信号経路中の帯域
通過フィルタの周波数帯域は前記選択された周波数帯域
であると共に、該信号経路中の信号阻止フィルタの周波
数帯域は1.9GHz帯であることを特徴とする請求項3
又は5に記載のマイクロ波集積回路。 - 【請求項7】 前記複数の分岐してなる信号経路は2つ
の信号経路からなり、該2つの信号経路のうち一方の信
号経路中の帯域通過フィルタの周波数帯域は1.9GHz
帯であると共に、該信号経路中の信号阻止フィルタの周
波数帯域が0.8GHz帯又は1.4GHz帯のうち選択さ
れた周波数帯域であり、且つ、他方の信号経路中の帯域
通過フィルタの周波数帯域は前記選択された周波数帯域
であると共に、該信号経路中の信号阻止フィルタの周波
数帯域は1.9GHz帯であることを特徴とする請求項4
又は5に記載のマイクロ波集積回路。 - 【請求項8】 前記信号阻止フィルタが、帯域除去フィ
ルタであることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1
に記載のマイクロ波集積回路。 - 【請求項9】 前記信号阻止フィルタが、共振回路で構
成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか
1に記載のマイクロ波集積回路。 - 【請求項10】 前記信号経路が受信経路であることを
特徴とする請求項1、2、3、5又は6記載のマイクロ
波集積回路。 - 【請求項11】 前記信号経路が送信経路であることを
特徴とする請求項1、2、4、5又は7記載のマイクロ
波集積回路。 - 【請求項12】 前記請求項1乃至11記載のマイクロ
波集積回路用いた通信システム用端末装置において、前
記分岐してなる信号経路を選択する選択手段を設けたこ
とを特徴とするマイクロ波集積回路を用いた通信システ
ム用端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118195A JPH09284168A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | マイクロ波集積回路及びこのマイクロ波集積回路を 用いた通信システム用端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118195A JPH09284168A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | マイクロ波集積回路及びこのマイクロ波集積回路を 用いた通信システム用端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09284168A true JPH09284168A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14730529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8118195A Pending JPH09284168A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | マイクロ波集積回路及びこのマイクロ波集積回路を 用いた通信システム用端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09284168A (ja) |
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- 1996-04-17 JP JP8118195A patent/JPH09284168A/ja active Pending
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