JPH09284051A - 周波数逓倍回路 - Google Patents

周波数逓倍回路

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JPH09284051A
JPH09284051A JP12085896A JP12085896A JPH09284051A JP H09284051 A JPH09284051 A JP H09284051A JP 12085896 A JP12085896 A JP 12085896A JP 12085896 A JP12085896 A JP 12085896A JP H09284051 A JPH09284051 A JP H09284051A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】全周波数にわたって安定化が図られ、しかも充
分な入力波抑圧比のとれる周波数帯域が広い周波数逓倍
回路を提供する。 【解決手段】FETの出力整合回路のルート伝送線路1
(特性インピーダンス:Z0 )に、入力周波数f0 にお
いてλ0 /4(λ0 :波長)の長さのオープン・スタブ
2を設け、該オープン・スタブ2から約λ0 /64程度
離れた所から、約15λ0 /64の長さにわたって伝送
線路3を近接配置して、結合線路部を構成し、該伝送線
路3の両端を実抵抗4,4で接地する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波・ミリ
波集積回路において用いられる周波数逓倍回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】周波数逓倍器はダイオードやトランジス
タのもつ非線形特性を利用して、周波数f0 の入力か
ら、周波数f0 の倍数の周波数の出力を得るものであ
る。この際、非線形素子としてトランジスタなどの能動
素子を利用すると変換利得が大きくなるので、FETや
バイポーラ・トランジスタ等を非線形素子として採用す
ることが多い。
【0003】例えば2n逓倍器(n:自然数)の場合、
図8のように、FETのゲート端に入力周波数f0 にお
ける入力整合回路16を設け、ドレイン端に出力周波数
2nf0 における出力整合回路17を設けることによっ
て、入力(周波数f0 )から出力(周波数2nf0 )へ
の変換利得を最大にする。更に、出力側に入力波(周波
数f0 )が漏れ込むことを防ぐために、出力側のルート
伝送線路1に、入力周波数f0 においてλ0 /4(λ
0 :波長)の長さのオープン・スタブ12を設けてい
る。
【0004】ところで、周波数f0 の直接発振によって
は安定な信号源が確保出来ないとき、発振周波数f0
安定な発振源からの出力を周波数逓倍回路で逓倍するこ
とにより、周波数f0 の倍数の周波数で、比較的安定な
信号源を得ることがよく行われる。
【0005】このような場合、周波数逓倍回路の後段に
は負荷として様々な回路が接続されることになる。この
ため、周波数逓倍回路は負荷変動に対して安定な特性を
もつことが望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非線形
素子として能動素子のFETを用いる場合、変換利得を
高くとれるが、反面、入力周波数f0 のあたりで回路の
安定性を確保できなかった。そのためにしばしば周波数
0 のあたりで寄生発振を生じることがあった。
【0007】また、出力における入力波の抑圧のために
入力波抑圧用のスタブを設けることが行われていたが、
これは単純なオープン・スタブやショート・スタブの構
造であるため、十分な入力波抑圧比がとれる周波数帯域
が狭いという問題点を有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑みて成
されたもので、FETか若しくはバイポーラ・トランジ
スタを含む3端子素子を非線形能動素子として用い、上
記トランジスタのゲート端か若しくはベース端に入力周
波数f0 における入力整合回路を有し、ドレイン端か若
しくはコレクタ端に出力周波数2nf0 (n:自然数)
における出力整合回路を有する周波数逓倍回路であっ
て、出力整合回路のルート伝送線路1(特性インピーダ
ンスZ0 )に、入力周波数f0 においてλ0 /4(λ
0 :波長)の長さのオープン・スタブ2を設け、そのオ
ープン・スタブ2に対して、ルート伝送線路から距離L
g(Lg<λ0 /32)だけ離れたところからLl(L
l=λ0 /4−Lg)の長さにわたって伝送線路3を近
接配置して結合線路部を構成し、更に、伝送線路3の両
端を、抵抗値RがZ0 /2<R<2Z0 を満たす実抵抗
4,4を介して接地した周波数逓倍回路を提供する。
【0009】これにより、出力側のルート伝送線路1に
設けられた、入力周波数f0 においてλ0 /4(λ0
波長)の長さのオープン・スタブ2に対し、伝送線路3
が近接配置されてカップラーが構成された回路構成とな
っているので、基本(入力)周波数f0 とその奇数次高
調波に対して阻止、偶数次高調波に対して通過の広帯域
な特性が得られる。
【0010】ただし、近接配置された伝送線路3の実抵
抗4,4が、周波数f0 、3f0 近辺の信号エネルギー
を減衰させる効果があり、周波数f0 、3f0 近辺の寄
生発振が大きく抑えられる。更に、実抵抗4,4は伝送
線路のルート部に設けられてはいないので、肝心の出力
周波数2f0 の信号を全く減衰しない。
【0011】尚、近接配置されて電磁気的に結合するカ
ップラー部分の長さは、ルート伝送線路に結合するのを
避けるために、λ0 /4よりもLg(Lg<λ0 /3
2)だけ短くしているが、機能の上ではλ0 /4のもの
と同様である。また実抵抗Rの値の許容範囲は広く、Z
0 /2<R<2Z0 を満たせば実用的に十分である。
【0012】また、出力整合回路のルート伝送線路1
(特性インピーダンスZ0 )に更に、入力周波数f0
おいてλ0 /4(λ0 :波長)の長さのオープン・スタ
ブ5を設けると、付加されたオープン・スタブ5によっ
て、入力周波数f0 における入力波抑圧比が、5dB程
度改善される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の周波数逓倍回路に
おける第1の実施形態を示す図であり、マイクロストリ
ップ・ラインで形成されたマイクロ波・ミリ波集積回路
として構成されている。
【0014】この実施形態ではFETを含む3端子素子
を非線形能動素子として用い、上記FETのゲート端に
入力周波数f0 における入力整合回路6を有し、ドレイ
ン端に出力周波数2nf0 (n:自然数)における出力
整合回路7を有する周波数逓倍回路を構成している。
【0015】そして、出力整合回路のルート伝送線路1
(特性インピーダンスZ0 )に、入力周波数f0 に対し
てλ0 /4(λ0 :波長)の長さのオープン・スタブ2
を設け、そのオープン・スタブ2に対して、ルート伝送
線路から距離Lg(Lg<λ0 /32)だけ離れたとこ
ろからLl(Ll=λ0 /4−Lg)の長さにわたって
伝送線路3を近接配置して結合線路部を構成し、更に、
伝送線路3の両端を抵抗値RがZ0 /2<R<2Z0
満たす実抵抗4,4を介して接地する。
【0016】また、ゲート側に入力周波数f0 において
λ0 /4(λ0 :波長)の長さのスタブと抵抗とキャパ
シタからなるバイアス供給ライン8を設け、ドレイン側
に出力周波数2f0 において1/4波長の長さ、すなわ
ちλ0 /8の長さのスタブとキャパシタからなるバイア
ス供給ライン9を設けている。
【0017】図2は本発明における周波数逓倍回路の第
2の実施形態を示す回路図であり、マイクロストリップ
・ラインで形成されたマイクロ波・ミリ波集積回路とし
て構成されている。
【0018】この周波数逓倍回路においては第1の周波
数逓倍回路に加えて、出力整合回路のルート伝送線路1
(特性インピーダンスZ0 )に更に、入力周波数f0
おいてλ0 /4(λ0 :波長)の長さのオープン・スタ
ブ5を設けたものである。
【0019】
【実施例】本発明における実施例をマイクロ波ミリ波I
Cでの応用を想定してGaAs基板上のマイクロストリ
ップ線路と抵抗で構成した。また、基板厚は40μm、
配線厚は2μmとし、抵抗にはエピタキシャル抵抗を、
キャパシタには金属−絶縁体−金属(MIM)構造を用
いた。
【0020】本構成では、配線幅30μmのとき伝送線
路の特性インピーダンスZ0 は50Ωである。ここでは
能動素子としてFETを用いた。尚、FETは、ゲート
長0.15μmのT型ゲートAlGaAs/InGaA
sヘテロ接合FET(ゲート幅100μm)を用いてい
る。
【0021】バイアス条件は、ドレイン・バイアスVd
=2.5V,ゲート・バイアスVg=−0.1Vを用い
た。所望入力周波数f0 は30GHz、出力周波数2f
0 =60GHzとした。従って、周波数f0 におけるλ
0 /4長(λ0 :波長)は930μm、周波数2f0
おける1/4波長は465μmである。
【0022】図3は、周波数2逓倍回路の第1の実施例
を示す回路図である。ゲート端に入力周波数f0 =30
GHzにおける入力整合回路を設け、ドレイン端または
コレクタ端に出力周波数2f0 =60GHzにおける出
力整合回路を設けることによって、入力(周波数f0
から出力(周波数2f0 )への変換利得を最大にしてい
る。
【0023】また、配線幅30μmのルート伝送線路1
(特性インピーダンスZ0 =50Ω)に、周波数f0
30GHzにおいてλ0 /4=930μm(λ0 :波
長)の長さで配線幅30μmのオープン・スタブ2を設
け、そのオープン・スタブ2に対して、ルート伝送線路
から距離Lg(Lg<λ0 /32)に相当する約λ0
64=60μmだけ離れたところからLl(Ll=λ0
/4−Lg)に相当する約15λ0 /64=870μm
の長さにわたって配線幅30μmの伝送線路3を近接配
置して結合線路部を構成し、更に、伝送線路3の両端
を、抵抗値Rが約50Ω(Z0 /2<R<2Z0 を満た
す)の実抵抗4,4を介して接地した。
【0024】そして、従来例(図8)と同様に、ゲート
側に入力周波数f0 においてλ0 /4(λ0 :波長)=
930μmの長さのスタブと抵抗150Ωとキャパシタ
2pFからなるバイアス供給ラインを設け、ドレイン側
に出力周波数2f0 において1/4波長の長さすなわち
λ0 /8=465μmの長さのスタブとキャパシタ2p
Fからなるバイアス供給ラインを設けている。
【0025】図9(a)、(b)はそれぞれ、図3に対
応する従来の周波数2逓倍回路の小信号反射特性(S1
1:入力反射特性,S22:出力反射特性)及び安定係
数Kを示している。入力側は30GHzに整合し、出力
側はその2倍の周波数60GHzに整合され、変換利得
を大きくする整合条件がとれていることがわかる(図9
(a))。
【0026】一方、安定係数Kは20GHzから40G
Hzにかけて(また、80GHzから90GHzにかけ
ても)1よりも小さく、この領域で回路は不安定である
ことがわかる。実際、20GHzから40GHzにかけ
ての周波数領域で寄生発振を生じることがあった。
【0027】第4図(a)、(b)はそれぞれ、第1の
実施例の周波数逓倍回路における小信号反射特性(S1
1:入力反射特性,S22:出力反射特性)及び安定係
数K示している。第1の実施例では従来の回路と同様
に、入力側は30GHzに整合し、出力側はその2倍の
周波数60GHzに整合され、変換利得を大きくする整
合条件がとれていることがわかる(図4(a))。
【0028】一方、安定係数Kは全周波数において1よ
りも大きく、回路の安定化が達成されていることがわか
る。出力側のルート伝送線路1に設けられた、入力周波
数f0 においてλ0 /4(λ0 :波長)の長さのオープ
ン・スタブ2に対し、伝送線路3が近接配置されてカッ
プラーが構成された回路構成となっている。
【0029】これにより、基本(入力)周波数f0 とそ
の奇数次高調波に対しては阻止、偶数次高調波に対して
通過の特性が得られるが、近接配置された伝送線路3の
実抵抗4,4が、周波数f0 、3f0 近辺の信号エネル
ギーを減衰させる効果があり、周波数f0 、3f0 近辺
での安定化が得られ、寄生発振が大きく抑えられるので
ある。
【0030】図10、図5はそれぞれ、従来の周波数逓
倍回路及び第1の実施例の周波数逓倍回路におけるパワ
ーの入出力特性を示したものである。入力周波数f0
30GHzである。60GHzの逓倍出力をみると変換
利得は−5dB程であり、入力波抑圧比は30dB以上
とれていることがわかる。
【0031】また、変換利得と入力波抑圧比の両特性と
も、第1の実施例の回路の方が少し勝っている。これ
は、第1の実施例の回路では、近接配置された伝送線路
3の実抵抗4,4が、周波数f0 、3f0 近辺の信号エ
ネルギーを減衰させる効果があり、出力側における入力
波の抑圧効果が高いためと考えられる。
【0032】図11、図6はそれぞれ、従来の周波数逓
倍回路、第1の実施例の周波数逓倍回路における入力電
力10dBm時の出力の周波数特性を示したものであ
る。両者の逓倍出力(周波数2f0 )にはほとんど差は
ない。しかし、入力波抑圧比が30dB以上の周波数領
域は、従来の周波数逓倍回路では3.5GHz程度であ
るにもかかわらず、第1の実施例の周波数逓倍回路では
10GHz程度にも及んでおり、性能向上がみられる。
【0033】出力側のルート伝送線路1に設けられた入
力周波数f0 においてλ0 /4(λ0 :波長)の長さの
オープン・スタブ2に対し、伝送線路3が近接配置され
てカップラーが構成された回路構成となっているので、
基本(入力)周波数f0 とその奇数次高調波に対して阻
止、偶数次高調波に対して通過の特性が得られるが、カ
ップラーが構成された回路構成となっているので広帯域
な特性となるのである。また、実抵抗4,4は伝送線路
のルート部に設けられてはいないので、肝心の出力周波
数2f0 の信号を全く減衰しない。
【0034】図7は、本発明における周波数逓倍回路の
第2の実施例を示す図である。第1の実施例の周波数逓
倍回路に加えて、出力整合回路のルート伝送線路1(特
性インピーダンスZ0 )に更に、入力周波数f0 におい
てλ0 /4=930μm(λ0 :波長)の長さのオープ
ン・スタブ5を設けたものである。
【0035】そして、第1の実施例の逓倍回路に対して
付加されたオープン・スタブ5によって、入力周波数f
0 における入力波抑圧比が、第1の実施例の場合よりも
更に、5dB程度改善され、より大きな性能の向上が得
られた。
【0036】以上、本発明を実施形態に基づいて説明し
たが、本発明は上記した実施形態に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限
り、どのようにでも実施できる。例えば、本実施形態及
び実施例においては、3端子素子としてFETを用いた
が、本発明はこれに限定されることはなく、バイポーラ
・トランジスタを使用しても構わない。
【0037】
【発明の効果】以上で述べたごとく、本発明の周波数逓
倍回路は、全周波数にわたって安定化が図られ、しかも
充分な入力波抑圧比のとれる周波数帯域が広いという実
用上欠くべからざる特性を有したものである。従って、
マイクロ波・ミリ波集積回路の発展に寄与するところ大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における周波数逓倍回
路を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態における周波数逓倍回
路を示す回路図である。
【図3】本発明の第1の実施例における周波数逓倍回路
を示す回路図である。
【図4】(a)、(b)は何れも本発明の第1の実施例
における周波数逓倍回路の小信号特性を示す特性図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例における周波数逓倍回路
の特性のパワーの入出力を示す特性図である。
【図6】本発明の第1の実施例における周波数逓倍回路
の特性の10dBm入力時での出力の周波数特性を示す
特性図である。
【図7】本発明の第2の実施例における周波数逓倍回路
を示す回路図である。
【図8】従来の周波数逓倍回路を示す回路図である。
【図9】(a)、(b)は何れも従来の周波数逓倍回路
の小信号特性を示す特性図である。
【図10】従来の周波数逓倍回路の特性のパワーの入出
力を示す特性図である。
【図11】従来の周波数逓倍回路の特性の10dBm入
力時での出力の周波数特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1 ルート伝送線路(特性インピーダンスZ0 ) 2 オープン・スタブ(長さλ0 /4、カプラー部
分あり) 3 伝送線路(長さ15λ0 /64;λ0 は周波数
0 での波長) 4 実抵抗 5 オープン・スタブ(長さλ0 /4) 6 入力整合回路 7 出力整合回路 8、9 バイアス供給ライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界効果トランジスタ(以下FETと記
    す)か若しくはバイポーラ・トランジスタを含む3端子
    素子を非線形能動素子として用い、上記トランジスタの
    ゲート端か若しくはベース端に入力周波数f0 における
    入力整合回路を有し、ドレイン端か若しくはコレクタ端
    に出力周波数2nf0 (n:自然数)における出力整合
    回路を有する周波数逓倍回路であって、 出力整合回路のルート伝送線路1(特性インピーダンス
    0 )に、入力周波数f0 においてλ0 /4(λ0 :波
    長)の長さのオープン・スタブ2を設け、そのオープン
    ・スタブ2に対して、ルート伝送線路から距離Lg(L
    g<λ0 /32)だけ離れたところからLl(Ll=λ
    0 /4−Lg)の長さにわたって伝送線路3を近接配置
    して結合線路部を構成し、更に、伝送線路3の両端を、
    抵抗値RがZ0 /2<R<2Z0 を満たす実抵抗4,4
    を介して接地したことを特徴とする周波数逓倍回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の周波数逓倍回路におい
    て、 出力整合回路のルート伝送線路1(特性インピーダンス
    0 )に更に、入力周波数f0 においてλ0 /4(λ
    0 :波長)の長さのオープン・スタブ5を設けたことを
    特徴とする周波数逓倍回路。
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