JPH09283814A - 圧電トランス - Google Patents

圧電トランス

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JPH09283814A
JPH09283814A JP9119096A JP9119096A JPH09283814A JP H09283814 A JPH09283814 A JP H09283814A JP 9119096 A JP9119096 A JP 9119096A JP 9119096 A JP9119096 A JP 9119096A JP H09283814 A JPH09283814 A JP H09283814A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 矩形板の共振振動に十分耐え得る外部接続構
造と電位差の大きい端子間の絶縁の確保との両方を実現
し得る圧電トランスを提供する。 【解決手段】 圧電性セラミックスから成る矩形板の長
さ方向の共振モードを利用した圧電トランスである。矩
形板11の共振振動の節上にて、矩形板11の幅方向に
延び、かつ矩形板11の厚さ方向に積層する節上積層電
極層18を有している。節上積層電極層18は、その一
端部が矩形板11の一方の長側面にまで達している一
方、他端部が矩形板11の他方の長側面よりも所定距離
をおいて矩形板11内にとどまっている。さらに、矩形
板11の一方の長側面上にて、節上積層電極層18の一
端部に接続する節上側面電極層19を有している

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電性セラミック
スから成る矩形板(圧電振動子)の長さ方向の共振モー
ドを利用した圧電トランスに関し、特に、その矩形板の
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】静電気発生器や液晶ディスプレイのバッ
クライトには、大きな電流値は必要としないが、およそ
1kVで数ワット程度の高電圧電源装置が用いられてい
る。このような装置に対して、発生電磁ノイズの低減
化、低消費電力化、機器の小型低背化等の要求により、
圧電トランスの実用化がなされつつある。
【0003】図3は、従来の圧電トランスを示す概略的
な斜視図である。図4(a)、(b)、(c)、および
(d)はそれぞれ、図3における圧電トランスの切断面
A′−A′、B′−B′、C′−C′、およびD′−
D′による縦断面図である。図5(a)、ならびに
(b)はそれぞれ、図3における圧電トランスの切断面
E′−E′による縦断面図、ならびにこの縦断面図に対
応する圧電トランスの矩形板の長さ方向における変位分
布(実線)および応力分布(破線)を示す図である。
【0004】図3ならびに図4(a)〜(d)を参照し
て、従来の圧電トランス60は、圧電セラミックスから
成る矩形板61(全長L=L′×4)を有している。
尚、図3および図4(a)中、矢印は、分極方向を示し
ている。
【0005】矩形板61は、その長さ方向(図3中、左
右方向)に、一方および他方の区分に仮想的に区分され
る。
【0006】矩形板61の一方の区分(図3中、左側)
では、そのほぼ全域にわたる面積を持ち、かつ矩形板6
1の厚さ方向に所定間隔をおいて交互に対向する積層電
極層62および63と、矩形板61の長側面上の図中左
端からL/4の位置(矩形板61の共振振動の節上)に
て積層電極層62および63のそれぞれに接続する節上
側面電極層64および65とを有している。
【0007】矩形板61の他方の区分(図3中、右側)
では、矩形板61の図3中左端からL/2の位置(矩形
板61の共振振動の最大変位点(腹)上)にて、矩形板
61の幅方向に両端部が矩形板61の長側面にまで達す
るように延び、かつ矩形板61の厚さ方向に所定間隔を
おいて対向する節外積層電極層66と、矩形板61の両
長側面上にて、節外積層電極層66の両端部に接続する
節外側面電極層67aおよび67bと、矩形板61の図
3中左端からL×(3/4)の位置(矩形板61の共振
振動の節上)にて、矩形板61の幅方向に両端部が矩形
板61の長側面にまで達するように延び、かつ矩形板6
1の厚さ方向に所定間隔をおいて対向する節上積層電極
層68と、矩形板61の両長側面上にて、節上積層電極
層68の両端部に接続する節上側面電極層69aおよび
69bと、矩形板61の図3中左端からLの位置(矩形
板61の共振振動の最大変位点(腹)上)にて、矩形板
61の幅方向に両端部が矩形板61の長側面にまで達す
るように延び、かつ矩形板61の厚さ方向に所定間隔を
おいて対向する節外積層電極層70と、矩形板61の両
長側面上にて、節外積層電極層70の両端部に接続する
節外側面電極層71aおよび71bと、矩形板61の図
3中右側の短側面上にて、節外積層電極層70の側端部
ならびに節外側面電極層71aおよび71bに接続する
節外側面電極層71cとを有している。
【0008】さて、圧電トランス60においては、例え
ば、節上側面電極層64および65を入力用端子として
用い、節外側面電極層67aおよび節外側面電極層71
aを接地用端子として用い、節上側面電極層69aを出
力用端子として用いることがある。
【0009】即ち、入力用端子としての節上側面電極層
64と節上側面電極層65との間に、矩形板61の長さ
方向の寸法に対してその共振時の一波長が等しい周波数
の入力信号を入力し、接地用端子としての節外側面電極
層67aおよび節外側面電極層71aを接地した場合に
は、出力用端子としての節上側面電極層69aから高電
圧の出力がなされる。より具体的には、圧電トランス6
0の昇圧比が前述の用途に好ましく100以上である場
合には、入力電圧が10V時の節上側面電極層69aか
らの出力は、1kV以上になる。図5(b)は、各電極
層を上記のごとく各端子として割り当てたときの圧電ト
ランス60(矩形板61)の振動形態を示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧電トラン
スを使用する際には、前述のごとく、節上側面電極層や
節外側面電極層を各種端子として用い、これら各端子
に、コンタクトやリード線等の外部接続手段を取り付け
る。
【0011】ここで、圧電トランス使用時には、矩形板
の共振振動によって、外部接続手段の接続部において、
その接続関係が切断したり、接触不良を起こしたりする
虞がある。このため、接続部を矩形板の共振振動の節上
に位置させ、矩形板の共振振動が接続部に可及的印加し
ないようにするとが好ましい。
【0012】このことを、図3〜図5に示した例に適用
するならば、振動の腹に位置する節外側面電極層67a
および節外側面電極層71aにはリード線等の外部接続
手段を直接は接続せずに、まず、節外側面電極層67a
および節外側面電極層71aから振動の節上ヘ可撓性の
配線パターンを引き回し、振動の節上に外部接続手段を
取り付けることになる。尚、この場合の配線パターン
は、節外側面電極層67aおよび節外側面電極層71a
が存在する共振振動の腹から共振振動の節上までの間
に、さらに他の共振振動の腹を通らない方が好ましいこ
とはいうまでもない。即ち、この例の場合の共振振動の
節は、図5(b)中の((3/4)×L)の位置にある
節が好ましい。
【0013】よって、節外側面電極層67aおよび節外
側面電極層71aから図5(b)中の((3/4)×
L)の位置にある節上まで、可撓性の配線パターンを引
き回し、この節上に外部接続手段を取り付けることな
る。ところが、この節上には、出力用端子として用いら
れ、高電圧の出力をなす節上側面電極層69aおよび6
9bがある。一方、節外側面電極層67aおよび節外側
面電極層71aからの配線パターンは接地用端子に関す
るものである。配線パターンは、通常、絶縁性のフレキ
シブルフィルム上に導体パターンを形成して成るFPC
を用いるので、一応は絶縁がなされる。しかし、出力用
端子と接地用端子という電位差が大きい両端子間にフレ
キシブルフィルム一枚を介するのみでは、絶縁の確保は
十分かつ確実ではない。
【0014】本発明の課題は、矩形板の共振振動に十分
耐え得る外部接続構造と電位差の大きい端子間の絶縁の
確保との両方を実現し得る圧電トランスを提供すること
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、圧電性
セラミックスから成る矩形板の長さ方向の共振モードを
利用した圧電トランスにおいて、前記矩形板の共振振動
の節上にて、前記矩形板の幅方向に延び、かつ該矩形板
の厚さ方向に積層する節上積層電極層を有し、前記節上
積層電極層は、その一端部が該矩形板の一方の長側面に
まで達している一方、他端部が該矩形板の他方の長側面
よりも所定距離をおいて該矩形板内にとどまっており、
さらに、前記矩形板の一方の長側面上にて、前記節上積
層電極層の一端部に接続する節上側面電極層を有するこ
とを特徴とする圧電トランスが得られる。
【0016】本発明によればまた、前記矩形板の共振振
動の節以外上にて、前記矩形板の幅方向に少くとも他端
部が該矩形板の他方の長側面にまで達するように延び、
かつ該矩形板の厚さ方向に積層する節外積層電極層と、
前記矩形板の他方の長側面上にて、前記節外積層電極層
の他端部に接続する節外側面電極層と、前記矩形板の他
方の長側面上にて、該矩形板の共振振動の節上に設けら
れた節上端子パターンと、可撓性を持ち、前記矩形板の
他方の長側面上にて、前記節外側面電極層と前記節上端
子パターンとの間に延びる配線パターンとを有し、前記
節上側面電極と前記節上端子パターンとはそれぞれ、外
部接続手段を接続するための端子として用いられること
を特徴とする前記圧電トランスが得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の一形態による圧電トランスを説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の一形態による圧電
トランスを示す概略的な斜視図である。図2(a)、
(b)、(c)、および(d)はそれぞれ、図1におけ
る圧電トランスの切断面A−A、B−B、C−C、およ
びD−Dによる縦断面図である。
【0019】図1ならびに図2(a)〜(d)を参照し
て、本実施の形態による圧電トランス10は、従来例と
同様に、圧電セラミックスから成る矩形板11(全長L
=L′×4)を有している。尚、図1および図2(a)
中、矢印は、分極方向を示している。矩形板11は、そ
の長さ方向(図1中、左右方向)に、一方および他方の
区分に仮想的に区分される。矩形板11の一方の区分
(図1中、左側)では、そのほぼ全域にわたる面積を持
ち、かつ矩形板11の厚さ方向に所定間隔をおいて交互
に対向する積層電極層12および13と、矩形板11の
長側面上の図中左端からL/4の位置(矩形板11の共
振振動の節上)にて積層電極層12および13のそれぞ
れに接続する節上側面電極層14および15とを有して
いる。
【0020】矩形板11の他方の区分(図1中、右側)
では、矩形板11の図1中左端からL/2の位置(矩形
板11の共振振動の腹上)にて、矩形板11の幅方向に
両端部が矩形板11の長側面にまで達するように延び、
かつ矩形板11の厚さ方向に所定間隔をおいて対向する
節外積層電極層16と、矩形板11の両長側面上にて、
節外積層電極層16の両端部に接続する節外側面電極層
17aおよび17bと、矩形板11の図1中左端からL
×(3/4)の位置(矩形板11の共振振動の節上)に
て、矩形板11の幅方向に、一端部が矩形板11の一方
の長側面(図1中、向こう側)にまで達している一方、
他端部が矩形板11の他方の長側面(図1中、手前側)
よりも所定距離をおいて矩形板11内にとどまるように
延び、かつ矩形板11の厚さ方向に所定間隔をおいて対
向する節上積層電極層18と、矩形板11の一方の長側
面上にて、節上積層電極層18の一端部に接続する節上
側面電極層19と、矩形板11の図1中左端からLの位
置(矩形板11の共振振動の腹上)にて、矩形板11の
幅方向に両端部が矩形板11の長側面にまで達するよう
に延び、かつ矩形板11の厚さ方向に所定間隔をおいて
対向する節外積層電極層20と、矩形板11の両長側面
上にて、節外積層電極層20の両端部に接続する節外側
面電極層21aおよび21bと、矩形板11の図1中右
側の短側面上にて、節外積層電極層20の側端部ならび
に節外側面電極層21aおよび21bに接続する節外側
面電極層21cとを有している。
【0021】さらに、圧電トランス10は、配線手段と
してのFPC30を有している。FPC30は、矩形板
11の他方の長側面上にて、矩形板11の図1中左端か
らL×(3/4)の位置(矩形板11の共振振動の節
上)に設けられた節上端子パターン32c(厚さ0.3
mm)と、矩形板11の他方の長側面上にて、節外側面
電極層17aおよび21aのそれぞれに接続する節外端
子パターン32aおよび32b(厚さ0.3mm)と、
矩形板11の他方の長側面上にて、節外側面電極層17
aおよび21a(節外端子パターン32aおよび32
b)のそれぞれと節上端子パターン32cとの間に延び
る可撓性の配線パターン33(厚さ0.3mm)と、各
端子パターンならびに配線パターン33を被覆する可撓
性を持つ絶縁性のポリイミド膜31とを有している。た
だし、節上端子パターン32cの外側面は、ポリイミド
膜31に被覆されておらず、節外端子パターン32aお
よび32bの内側面は、節外側面電極層17aおよび2
1aに接触するように、ポリイミド膜31に被覆されて
いない。
【0022】さて、節上側面電極層14および15は、
入力用端子として用いるために、リード線40が接続さ
れる。また、節外側面電極層17aおよび節外側面電極
層21aに接続する節上端子パターン32cは、接地用
端子として用いるために、リード線40が接続される。
さらに、節上側面電極層19は、出力用端子として用い
るために、リード線40が接続される。
【0023】次に、圧電トランス10の製造方法を説明
する。圧電トランス10は、次のようにして、製造され
た。まず、高QmのPZT系圧電セラミックスのスリッ
プを用い、グリーンシートを複数枚製膜する。各グリー
ンシートに銀−パラジウムから成る電極用ペーストによ
り各積層電極層を印刷する。複数枚のグリーンシートを
積層して圧着した後、幅およそ6mm×長さおよそ42
mmに切断する。脱バインダ処理を行い、大気中にて1
10℃×2時間で焼結する。この焼結体の長側面および
一方の短側面に各側面電極層を焼き付ける。この後、1
50℃のシリコンオイル中にて電界強度1kV/mmで
分極処理を施し、各電極層が形成された矩形板11を得
た。矩形板11の外形寸法は、幅6mm×長さ42mm
×厚さ2mmである。
【0024】各電極層が形成された矩形板11の他方の
長側面上にFPC30を形成する。ポリイミド膜31は
矩形板11の他方の長側面上に接着し、節外端子パター
ン32aおよび32bは節外側面電極層17aおよび2
1aのそれぞれに対して接合する。さらに、節上側面電
極層14および15、節上端子パターン32c、ならび
に節上側面電極層19に、リード線40を接合する。即
ち、リード線40はいずれも、振動の節上から取り出さ
れる。
【0025】以上のようにして製造された圧電トランス
10の、出力用端子と接地用端子との間の絶縁特性の試
験を行った。尚、圧電トランス10の比較例として、図
3〜図5に示した従来の圧電トランス60を圧電トラン
ス10と同様の材質、形状、大きさに製造し、さらにF
PC30と同じ配線手段を形成したものを用意し、この
比較例についても、同じ試験を行った。
【0026】この試験は、圧電トランスに実際に負荷
(冷陰極管)をつないだ際の出力用端子と接地用端子と
の間の絶縁耐圧を評価するものである。冷陰極管には、
直径2.6mm×長さ220mmのものを用いた。試験
方法は、圧電トランスヘ他励正弦波を入力し、その入力
電圧を徐々に増加させる。試験結果を下記の表1に示
す。
【0027】
【表1】 表1を参照すると、本発明による圧電トランス10は、
比較例よりも、高い出力電圧レベルまで端子間の絶縁が
保たれていることがわかる。出力3W程度の圧電トラン
スでは、通常、出力電圧は1500Vpp程度であるか
ら、本発明によれば、その2倍程度の耐圧が確保できる
ことなる。
【0028】
【発明の効果】本発明による圧電トランスは、矩形板の
共振振動の節上にて、矩形板の幅方向に延び、かつ矩形
板の厚さ方向に積層する節上積層電極層を有し、節上積
層電極層が、その一端部が矩形板の一方の長側面にまで
達している一方、他端部が矩形板の他方の長側面よりも
所定距離をおいて矩形板内にとどまっており、さらに、
矩形板の一方の長側面上にて、節上積層電極層の一端部
に接続する節上側面電極層を有しているため、矩形板の
共振振動に十分耐え得る外部接続構造と、電位差の大き
い端子間の絶縁の確保との両方を実現し得る。
【0029】また、電位差の大きい端子間の絶縁を確保
するために配線の引き回し方が規制されることがなく、
配線の引き回しの自由度が高いので、製品設計上の自由
度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による圧電トランスを示
す概略的な斜視図である。
【図2】(a)〜(d)はそれぞれ、図1における圧電
トランスの切断面A−A、B−B、C−C、D−Dによ
る縦断面図である。
【図3】従来例による圧電トランスを示す概略的な斜視
図である。
【図4】(a)〜(d)はそれぞれ、図3における圧電
トランスの切断面A′−A′、B′−B′、C′−
C′、D′−D′による縦断面図である。
【図5】(a)ならびに(b)はそれぞれ、図3に示す
圧電トランスの切断面E′−E′による縦断面図ならび
にこの縦断面図に対応する圧電トランスの矩形板の長さ
方向における変位分布および応力分布を示す図である。
【符号の説明】
10 圧電トランス 11 矩形板 12、13 積層電極層 14、15、19 節上側面電極層 16、20 節外積層電極層 17a、17b、21a、21b、21c 節外側面電
極層 18 節上積層電極層 30 FPC 31 ポリイミド膜 32c 節上端子パターン 32a、32b 節外端子パターン 33 配線パターン 40 リード線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電性セラミックスから成る矩形板の長
    さ方向の共振モードを利用した圧電トランスにおいて、
    前記矩形板の共振振動の節上にて、前記矩形板の幅方向
    に延び、かつ該矩形板の厚さ方向に積層する節上積層電
    極層を有し、前記節上積層電極層は、その一端部が該矩
    形板の一方の長側面にまで達している一方、他端部が該
    矩形板の他方の長側面よりも所定距離をおいて該矩形板
    内にとどまっており、さらに、前記矩形板の一方の長側
    面上にて、前記節上積層電極層の一端部に接続する節上
    側面電極層を有することを特徴とする圧電トランス。
  2. 【請求項2】 前記矩形板の共振振動の節以外上にて、
    前記矩形板の幅方向に少くとも他端部が該矩形板の他方
    の長側面にまで達するように延び、かつ該矩形板の厚さ
    方向に積層する節外積層電極層と、前記矩形板の他方の
    長側面上にて、前記節外積層電極層の他端部に接続する
    節外側面電極層と、前記矩形板の他方の長側面上にて、
    該矩形板の共振振動の節上に設けられた節上端子パター
    ンと、可撓性を持ち、前記矩形板の他方の長側面上に
    て、前記節外側面電極層と前記節上端子パターンとの間
    に延びる配線パターンとを有し、前記節上側面電極と前
    記節上端子パターンとはそれぞれ、外部接続手段を接続
    するための端子として用いられることを特徴とする請求
    項1に記載の圧電トランス。
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