JPH09282972A - 押釦構造 - Google Patents

押釦構造

Info

Publication number
JPH09282972A
JPH09282972A JP9544296A JP9544296A JPH09282972A JP H09282972 A JPH09282972 A JP H09282972A JP 9544296 A JP9544296 A JP 9544296A JP 9544296 A JP9544296 A JP 9544296A JP H09282972 A JPH09282972 A JP H09282972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
light
emitting element
light emitting
pressing surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9544296A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nakao
伸二 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9544296A priority Critical patent/JPH09282972A/ja
Publication of JPH09282972A publication Critical patent/JPH09282972A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】押釦の押圧面を均一に光らせることができる操
作表示付き押釦の構造を提供する。 【解決手段】ベース部10に形成される押釦11の周囲
に該ベース部から押圧面11a側に突出する段差を有し
て段部12を形成し、発光素子6と対向する押釦11の
底面に該発光素子からの発光を入射する光入射面13a
を有して凹部13を形成し、この凹部13は段部12に
対応してその内周が押圧面11aの外周より大径で形成
されると共に押圧面11aの外側に構成され、且つ凹部
形成によって押圧面11aの肉厚を段部12に形成され
る肉厚より厚く略均一で形成するようにした。また、段
部12は開口1b周囲の縁部1cによって隠蔽するよう
にした。 【効果】押圧面11aを均一に光輝させることができ、
押圧面11aと段部12との導光部材の肉厚の相違に基
づく明るさのムラも防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押釦の押圧操作に
伴う発光素子からの発光を押圧面に導く操作表示付き押
釦の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、家庭用電子装置、例えばVT
Rと略称される磁気記録再生装置の前面パネルまたはリ
モコン操作部に設けられる押釦には、その近傍にスイッ
チ機能を意味する機能表示がホットスタンプ、シルク印
刷等によって形成されるか若しくは押釦の押圧面に形成
される。
【0003】この操作表示付き押釦の従来例を、図3に
示すVTRの前面パネルにおける透視図によって説明す
る。
【0004】先ず、図において、1は前面パネルの一部
を示し、前面パネル1にはVTRカセットを挿入/排出
するカセット挿入口2および図示省略する各種操作釦等
が集中配置されてVTRを制御する前面操作部3が配備
される。
【0005】また、前面パネル1には、VTRの電源入
/切制御を行う電源用押釦21が該押釦の基体とされる
ベース部20に所定の位置(図において、カセット挿入
口2の近傍)で配備される。そして、電源用押釦21の
近傍には、該押釦の後方に配備される発光素子6と共に
電源用スイッチ7がプリント基板5に配備される。
【0006】また、ベース部20には、ヒンジ23、2
3を介して取付け部22が形成され、該取付け部には位
置決め用孔22aおよび熱溶着用孔22b、22bが形
成される。そして、これら位置決め用孔22aおよび熱
溶着用孔22b、22bを前面パネル1の裏面に形成さ
れるボス1a、1a、1aに挿入し、熱溶着用孔22
b、22bに対応するボス1a、1aを熱溶着してベー
ス部20を前面パネル1に取付ける。
【0007】次に、図4は、操作表示付き押釦の構造を
説明する図3のB−B線における要部断面図である。
【0008】図において、電源用押釦21は、該押釦の
押圧操作に伴って電源用スイッチ7が押圧されたことを
発光して識別表示するため、通常は電源用押釦21の後
方に発光素子6が対向配置される。そして、この発光素
子6による発光は、電源用押釦21の押圧面21aに導
かれる。
【0009】発光素子6は、該発光素子を位置決め保持
するホルダ8によってプリント基板5に取付けられる。
【0010】また、電源用押釦21の近傍には、該押釦
の押圧操作と連動するスイッチ操作杆24がベース部2
0に形成されると共に、該スイッチ操作杆と対向する位
置で電源用スイッチ7がプリント基板5に配備される。
【0011】以上のように、操作表示付き押釦は、押釦
21、該押釦の後方に配備される発光素子6、および該
押釦の近傍に配備され押圧操作に連動して操作されるス
イッチ7等から構成される。
【0012】一方、操作表示付き押釦21は、PS樹脂
等の熱可塑性樹脂からなる樹脂材料によって、光を透過
する導光性を有する導光部材として成型される。
【0013】そして、押釦の押圧操作は、スイッチ操作
杆24が押圧ストロークをスイッチ7に伝達し、該スイ
ッチへの伝達に伴って発光素子6を発光させ、該発光素
子からの光が導光部材で形成された押圧面21aに導か
れる。
【0014】ここで、従来の押釦構造は、押釦21の成
型加工において、押圧面21aの肉厚と押釦周面部21
bの肉厚が共に略同一厚さで成形される。
【0015】このため、押釦21を押圧操作して発光素
子6が発光した状態で、押圧面21aを正面(図4の矢
印b方向)から見たときの明るさの違い、即ち押釦周面
部の長さに基づく導光部材の厚みの違いによって、発光
素子6による光の導光度合いが押圧面の中央部分と外周
部分で差が生じて均一に光らないという欠点があり、押
釦の操作表示の誤認識を招く恐れがあった。
【0016】具体的には、押圧面21aの明るさは、図
5に示した疎密の破断線の内、疎の破断線で示した中央
部分Cが明るく表示され、密の破断線で示した外周部分
Dが暗く表示される。尚、1cは前面パネル1に形成さ
れる開口1bの縁部である。
【0017】従って、従来の押釦構造においては、押釦
の操作表示に関して誤認識を防止するため、押圧面の全
面を均一に光らすという課題があった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した欠点
に鑑みなされたものであり、押圧面を均一に光らせる構
造の操作表示付き押釦を提供する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明では、ベース部に形成される押釦の周囲に該ベ
ース部から押圧面側に突出する段差を有して段部を形成
し、発光素子と対向する押釦の底面に該発光素子からの
発光を入射する光入射面を有して凹部を形成し、この凹
部は段部に対応してその内周を押圧面の外周より大径で
形成すると共に押圧面の外側に構成し、且つ凹部形成に
よって押圧面の肉厚を段部に形成される肉厚より厚く略
均一に形成するようにした。
【0020】また、段部は、開口周囲の縁部によって隠
蔽するようにした。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例の押釦構
造について、図面を参照しながら説明する。
【0022】尚、従来例と同一部品については、同一符
号を付しその説明を省略する。
【0023】図1は本発明の操作表示付き押釦を示すV
TRの前面パネルにおける透視図であり、図2は操作表
示付き押釦の構造を説明する図1のA−A線における要
部断面図である。
【0024】図1および図2で、従来例と相違する部分
は、押圧面11aが形成される押釦11の形状である。
【0025】本発明では、押釦11の周囲に押圧面側へ
突出する段差を有して段部12が形成される。そして、
段部12に対応して発光素子6と対向する押釦11の底
面に凹部13が形成される。
【0026】この凹部13は、その内周が段部12を形
成する段差の肉厚分だけ小さく且つ押釦11の外周より
大径で形成される。
【0027】また、発光素子6と対向する凹部13の光
入射面13aは平坦で均一に形成され、押圧面11aの
肉厚は段部12に形成される肉厚より厚く形成される。
【0028】そして、押釦11は、押圧面11aを前面
パネル1に形成される開口1bに臨ませた状態で、該開
口周囲の縁部1cによって段部12を隠蔽するよう取付
けられる。
【0029】このため、押釦11を押圧操作して発光素
子6を発光した状態で押圧面11aを正面(図2の矢印
a方向)から見たとき、発光素子6による光の導光度合
いが押圧面11aの中央部分と外周部分で均一になり、
明るさのムラを防止できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ベース部
10に形成される押釦11の周囲に該ベース部から押圧
面11a側に突出する段差を有して段部12を形成し、
発光素子6と対向する押釦11の底面に該発光素子から
の発光を入射する光入射面13aを有して凹部13を形
成し、この凹部13は段部12に対応してその内周が押
圧面11aの外周より大径で形成されると共に押圧面1
1aの外側に構成され、且つ凹部形成によって押圧面1
1aの肉厚を段部12に形成される肉厚より厚く略均一
で形成するようにした。このため、押圧面11aの中央
部分と外周部分で発光素子6による光の導光度合いに差
を生じることなく均一に光揮させることができる。
【0031】また、段部12は開口1b周囲の縁部1c
によって隠蔽するようにしたので、押釦11を押圧操作
して発光素子6を発光した状態で押圧面11aを縁部方
向から見たとき、押圧面11aと段部12との導光部材
の肉厚の相違に基づく明るさのムラも防止できるという
特有の効果を奏して有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作表示付き押釦を示すVTRの前面
パネルにおける透視図である。
【図2】本発明の操作表示付き押釦の構造を説明する図
1のA−A線における要部断面図である。
【図3】従来例の操作表示付き押釦を示すVTRの前面
パネルにおける透視図である。
【図4】従来例の操作表示付き押釦の構造を説明する図
3のB−B線における要部断面図である。
【図5】従来例の押釦を押圧操作して発光素子を発光さ
せ押圧面を正面から見たときの状態を示す。
【符号の説明】
1 前面パネル 1b 開口 1c 縁部 6 発光素子 7 スイッチ 10 ベース部 11 押釦 11a 押圧面 12 段部 13 凹部 13a 光入射面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチと、該スイッチの近傍に併設配
    置された発光素子と、該発光素子からの発光が押圧面に
    導かれるよう導光部材で形成された押釦とによって操作
    表示付き押釦が構成され、該押釦の基体とされるベース
    部にヒンジを介して取付け部が形成され且つ前記スイッ
    チの操作子と対向する位置でスイッチ操作杆が形成さ
    れ、該スイッチ操作杆は押釦の押圧操作による押圧スト
    ロークをスイッチ操作子に伝達し、該スイッチ操作子へ
    の伝達に伴って発光素子を発光させるようにした押釦構
    造において、 前記ベース部の押釦周囲に押圧面側へ突出する段差を有
    して段部を形成すると共に前記発光素子と対向する押釦
    底面に該発光素子からの発光を入射する光入射面を有し
    て凹部を形成したことを特徴とする押釦構造。
  2. 【請求項2】 前記凹部は、その内周を前記押圧面の外
    周より大径で形成したことを特徴とする請求項1に記載
    の押釦構造。
  3. 【請求項3】 前記押圧面は、その肉厚を前記段部に形
    成される肉厚より厚く略均一に形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の押釦構造。
JP9544296A 1996-04-17 1996-04-17 押釦構造 Pending JPH09282972A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9544296A JPH09282972A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 押釦構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9544296A JPH09282972A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 押釦構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09282972A true JPH09282972A (ja) 1997-10-31

Family

ID=14137815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9544296A Pending JPH09282972A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 押釦構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09282972A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7687731B2 (en) 2006-09-14 2010-03-30 Funai Electric Co., Ltd. Illuminated push button unit
US7806576B2 (en) 2006-12-18 2010-10-05 Funai Electric Co., Ltd. Image generating apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7687731B2 (en) 2006-09-14 2010-03-30 Funai Electric Co., Ltd. Illuminated push button unit
US7806576B2 (en) 2006-12-18 2010-10-05 Funai Electric Co., Ltd. Image generating apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2341032C1 (ru) Кнопочный узел и мобильный терминал с этим узлом
US20180003428A1 (en) Refrigerator and display assembly for refrigerator
US7598926B2 (en) Display panel, control display panel and method for integrally molding insert material
US6045233A (en) Light guiding device
US20040222914A1 (en) Remote control transmitter
JPH09282972A (ja) 押釦構造
JP4904829B2 (ja) 発光表示構造
JP4200306B2 (ja) 配線器具
JP2001155573A (ja) スイッチ
AU2020264346B2 (en) Refrigerator
JP2006270885A (ja) 電子機器
KR200443891Y1 (ko) 에이브이기기의 볼륨노브 조명 구조
JP3579285B2 (ja) 押し釦構造
CN220420482U (zh) 单火线开关
JP2010206627A (ja) フラットパネルディスプレイ装置
EP4202328B1 (en) Refrigerator
JP2823482B2 (ja) 多連ボタンの照明機構
TWI703821B (zh) 負載控制裝置
CN107642940B (zh) 冰箱
KR200148875Y1 (ko) 기능키작동 감지장치
JP2000133820A (ja) リモコン受光装置
JP4380763B2 (ja) 配線器具
JP2005038795A (ja) ワイヤレススイッチ
JP2544220Y2 (ja) 押釦装置
JPH09236457A (ja) メータ装置の文字板取付構造