JPH09282786A - ディスク駆動装置 - Google Patents
ディスク駆動装置Info
- Publication number
- JPH09282786A JPH09282786A JP11840596A JP11840596A JPH09282786A JP H09282786 A JPH09282786 A JP H09282786A JP 11840596 A JP11840596 A JP 11840596A JP 11840596 A JP11840596 A JP 11840596A JP H09282786 A JPH09282786 A JP H09282786A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turntable
- magnet
- disk
- clamper
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コスト上昇を招くことなく、タ−ンテ−ブルが
回転軸方向にガタつくのを防止する。 【構成】ディスクを支持し、樹脂により形成されたタ−
ンテ−ブル222と、タ−ンテ−ブルを回転駆動するス
ピンドルモ−タ221と、タ−ンテ−ブル222の円形
溝222Bに固定されたマグネット224と、マグネッ
ト222の上面に吸引され、ディスクをタ−ンテ−ブル
上に固定するクランパ225と、マグネット224の下
面に吸引されるようタ−ンテ−ブル222の下方に近接
配置され、タ−ンテ−ブル222を回転軸方向に付勢す
る磁性プレ−ト25とから構成される。
回転軸方向にガタつくのを防止する。 【構成】ディスクを支持し、樹脂により形成されたタ−
ンテ−ブル222と、タ−ンテ−ブルを回転駆動するス
ピンドルモ−タ221と、タ−ンテ−ブル222の円形
溝222Bに固定されたマグネット224と、マグネッ
ト222の上面に吸引され、ディスクをタ−ンテ−ブル
上に固定するクランパ225と、マグネット224の下
面に吸引されるようタ−ンテ−ブル222の下方に近接
配置され、タ−ンテ−ブル222を回転軸方向に付勢す
る磁性プレ−ト25とから構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク駆動装置に関
し、特にディスクの高速回転や外部振動によりタ−ンテ
−ブルが回転軸方向にガタつくことのないようにしたデ
ィスク駆動装置に関する。
し、特にディスクの高速回転や外部振動によりタ−ンテ
−ブルが回転軸方向にガタつくことのないようにしたデ
ィスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、CD−ROM等のコンピュ−タデ
−タが記録されたディスクを再生するディスク再生装置
にあっては、デ−タ読出し速度を向上させるため、ディ
スク回転数を音声信号が記録されたCD−DAディスク
の回転数の8倍にも上げる試みがなされている。しかし
ながら、特にディスクを装置載置面とは垂直に回転駆動
させる縦置き配置が可能なディスク再生装置にあって
は、タ−ンテ−ブルの回転軸方向に重力が掛らないため
に、ディスクを高速回転させると、ディスクの面ぶれに
よりタ−ンテ−ブルがディスクと共にその回転軸方向に
振動してしまい、ディスク再生が不安定となる問題が発
生した。
−タが記録されたディスクを再生するディスク再生装置
にあっては、デ−タ読出し速度を向上させるため、ディ
スク回転数を音声信号が記録されたCD−DAディスク
の回転数の8倍にも上げる試みがなされている。しかし
ながら、特にディスクを装置載置面とは垂直に回転駆動
させる縦置き配置が可能なディスク再生装置にあって
は、タ−ンテ−ブルの回転軸方向に重力が掛らないため
に、ディスクを高速回転させると、ディスクの面ぶれに
よりタ−ンテ−ブルがディスクと共にその回転軸方向に
振動してしまい、ディスク再生が不安定となる問題が発
生した。
【0003】一方、従来からもタ−ンテ−ブルの回転軸
方向へのガタつきを防止するようにしたディスク駆動装
置が特開平3−222149号公報等により提案されて
いる。この装置はタ−ンテ−ブルの下方にマグネットを
近接配置したもので、マグネットの吸引力によりタ−ン
テ−ブルを回転軸方向に付勢している。
方向へのガタつきを防止するようにしたディスク駆動装
置が特開平3−222149号公報等により提案されて
いる。この装置はタ−ンテ−ブルの下方にマグネットを
近接配置したもので、マグネットの吸引力によりタ−ン
テ−ブルを回転軸方向に付勢している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置によればタ−ンテ−ブルを付勢するために新たなる
マグネットを必要とし、コスト上昇を招く欠点があっ
た。
装置によればタ−ンテ−ブルを付勢するために新たなる
マグネットを必要とし、コスト上昇を招く欠点があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はコスト上昇を招
くことなく、タ−ンテ−ブルの回転軸方向へのガタつき
を防止した新規なディスク駆動装置を提供するものであ
り、ディスクを支持するタ−ンテ−ブルと、タ−ンテ−
ブルを回転駆動するスピンドルモ−タと、タ−ンテ−ブ
ルに固定されたマグネットと、マグネットの上面に吸引
され、ディスクをタ−ンテ−ブル上に固定するクランパ
と、マグネットの下面に吸引されるようタ−ンテ−ブル
の下方に近接配置され、タ−ンテ−ブルを回転軸方向に
付勢する磁性材と、により構成される。
くことなく、タ−ンテ−ブルの回転軸方向へのガタつき
を防止した新規なディスク駆動装置を提供するものであ
り、ディスクを支持するタ−ンテ−ブルと、タ−ンテ−
ブルを回転駆動するスピンドルモ−タと、タ−ンテ−ブ
ルに固定されたマグネットと、マグネットの上面に吸引
され、ディスクをタ−ンテ−ブル上に固定するクランパ
と、マグネットの下面に吸引されるようタ−ンテ−ブル
の下方に近接配置され、タ−ンテ−ブルを回転軸方向に
付勢する磁性材と、により構成される。
【0006】
【作用】上述した本発明装置によれば、タ−ンテ−ブル
に固定されたマグネットはクランパを吸引し、ディスク
をタ−ンテ−ブル上に固定する。また、マグネットはタ
−ンテ−ブルの下方に近接配置された磁性材をも吸引
し、タ−ンテ−ブルを回転軸方向に付勢する。
に固定されたマグネットはクランパを吸引し、ディスク
をタ−ンテ−ブル上に固定する。また、マグネットはタ
−ンテ−ブルの下方に近接配置された磁性材をも吸引
し、タ−ンテ−ブルを回転軸方向に付勢する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。なお、図1は本発明に掛るディスク駆動装
置1000の展開斜視図を示し、図2はその要部断面図
を示す。メカシャシ200は本ディスク駆動装置100
0のシャシを構成する。メカシャシ200の下面にはス
ピンドルモ−タ221が取り付けられ、その回転軸22
1AにはディスクD(図2参照)を支持するタ−ンテ−
ブル222が圧入固定されている。タ−ンテ−ブル22
1は後述するマグネット224の磁力がタ−ンテ−ブル
下方に貫通するよう、樹脂により形成されている。タ−
ンテ−ブル222の上面にはディスクをセンタリングす
るためのセンタリング部222Aが形成され、更にその
上面、内側にはマグネット固定用の円形溝222Bが形
成されている。この円形溝222Bにド−ナツ形状のマ
グネット224が挿入固定される。
ら説明する。なお、図1は本発明に掛るディスク駆動装
置1000の展開斜視図を示し、図2はその要部断面図
を示す。メカシャシ200は本ディスク駆動装置100
0のシャシを構成する。メカシャシ200の下面にはス
ピンドルモ−タ221が取り付けられ、その回転軸22
1AにはディスクD(図2参照)を支持するタ−ンテ−
ブル222が圧入固定されている。タ−ンテ−ブル22
1は後述するマグネット224の磁力がタ−ンテ−ブル
下方に貫通するよう、樹脂により形成されている。タ−
ンテ−ブル222の上面にはディスクをセンタリングす
るためのセンタリング部222Aが形成され、更にその
上面、内側にはマグネット固定用の円形溝222Bが形
成されている。この円形溝222Bにド−ナツ形状のマ
グネット224が挿入固定される。
【0008】クランパ225はディスクをタ−ンテ−ブ
ル222上に固定するものであり、その下面には上述し
たマグネット224の上面に対向する鉄製の磁性プレ−
ト226が取り付けられている。クランパ225は図示
しない駆動機構によって保持状態又は解除状態とされ、
ディスク着脱時にはその下面が再生位置に持ち来された
ディスクの上面より僅かに上方となる位置に保持され
る。一方、タ−ンテ−ブル222が上昇し、タ−ンテ−
ブル222上にディスクが載置されると、クランパ22
5はその保持が解除され、マグネット224と磁性プレ
−ト226の間に働く吸引力によりディスクをタ−ンテ
−ブル上に固定する。
ル222上に固定するものであり、その下面には上述し
たマグネット224の上面に対向する鉄製の磁性プレ−
ト226が取り付けられている。クランパ225は図示
しない駆動機構によって保持状態又は解除状態とされ、
ディスク着脱時にはその下面が再生位置に持ち来された
ディスクの上面より僅かに上方となる位置に保持され
る。一方、タ−ンテ−ブル222が上昇し、タ−ンテ−
ブル222上にディスクが載置されると、クランパ22
5はその保持が解除され、マグネット224と磁性プレ
−ト226の間に働く吸引力によりディスクをタ−ンテ
−ブル上に固定する。
【0009】一方、メカシャシ230の上面には、鉄製
の磁性プレ−ト25がマグネット224の下方に位置す
るようタ−ンテ−ブル222の下面に近接配置されてい
る。上述したようにタ−ンテ−ブル222は樹脂により
形成されているため、マグネット224と磁性プレ−ト
25の間にも吸引力が働き、タ−ンテ−ブル222はそ
の回転軸方向(図面下方)に付勢される。
の磁性プレ−ト25がマグネット224の下方に位置す
るようタ−ンテ−ブル222の下面に近接配置されてい
る。上述したようにタ−ンテ−ブル222は樹脂により
形成されているため、マグネット224と磁性プレ−ト
25の間にも吸引力が働き、タ−ンテ−ブル222はそ
の回転軸方向(図面下方)に付勢される。
【0010】光学ヘッド210はメカシャシ200に固
定されたガイドロッド220、221により移動可能に
ガイドされ、タ−ンテ−ブル上に固定されたディスクの
光学的な再生を行う。メカシャシ200の下面にはフィ
−ドモ−タ212が固定され、その回転はシャシ200
上に回転自在に軸支されたギア206〜208を介し
て、光学ヘッド210の側面に固定されたスレッドラッ
ク209に伝達される。よって、フィ−ドモ−タ212
の回転に伴い、光学ヘッド210はディスク半径方向に
移送される。
定されたガイドロッド220、221により移動可能に
ガイドされ、タ−ンテ−ブル上に固定されたディスクの
光学的な再生を行う。メカシャシ200の下面にはフィ
−ドモ−タ212が固定され、その回転はシャシ200
上に回転自在に軸支されたギア206〜208を介し
て、光学ヘッド210の側面に固定されたスレッドラッ
ク209に伝達される。よって、フィ−ドモ−タ212
の回転に伴い、光学ヘッド210はディスク半径方向に
移送される。
【0011】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、磁性プレ−ト25をシャシ2
00に固定したが、シャシ200を折り曲げて形成した
部分をタ−ンテ−ブル222の下方に近接配置させても
良い。この場合、シャシ200はマグネット224に吸
引されるよう鉄等の磁性材でなければならないのは勿論
である。また、タ−ンテ−ブルを樹脂により形成した
が、マグネット224の下方への磁力を遮断しない他の
材質により形成しても良い。更に、タ−ンテ−ブルの中
心部を樹脂により形成し、周辺のディスク載置部を金属
により形成し、タ−ンテ−ブルの強度を向上させても良
い。
るものではない。例えば、磁性プレ−ト25をシャシ2
00に固定したが、シャシ200を折り曲げて形成した
部分をタ−ンテ−ブル222の下方に近接配置させても
良い。この場合、シャシ200はマグネット224に吸
引されるよう鉄等の磁性材でなければならないのは勿論
である。また、タ−ンテ−ブルを樹脂により形成した
が、マグネット224の下方への磁力を遮断しない他の
材質により形成しても良い。更に、タ−ンテ−ブルの中
心部を樹脂により形成し、周辺のディスク載置部を金属
により形成し、タ−ンテ−ブルの強度を向上させても良
い。
【0012】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によれば、タ−ン
テ−ブルの回転軸方向へのガタつきを押さえることがで
き、安定したディスク再生を達成することができる。ま
た、タ−ンテ−ブルを回転軸方向に付勢するために新た
なるマグネットを設ける必要がないので、コストの増加
を招くことがない。
テ−ブルの回転軸方向へのガタつきを押さえることがで
き、安定したディスク再生を達成することができる。ま
た、タ−ンテ−ブルを回転軸方向に付勢するために新た
なるマグネットを設ける必要がないので、コストの増加
を招くことがない。
【図1】本ディスク駆動装置の展開斜視図。
【図2】本ディスク駆動装置の要部断面図。
25 磁性プレ−ト 200 メカシャシ 210 光学ヘッド 221 スピンドルモ−タ 222 タ−ンテ−ブル 224 マグネット 225 クランパ 226 磁性プレ−ト 1000 ディスク駆動機構 D ディスク
Claims (2)
- 【請求項1】ディスクを支持するタ−ンテ−ブルと、 上記タ−ンテ−ブルを回転駆動するスピンドルモ−タ
と、 上記タ−ンテ−ブルに固定されたマグネットと、 上記マグネットの上面に吸引され、上記ディスクを上記
タ−ンテ−ブル上に固定するクランパと、 上記マグネットの下面に吸引されるよう上記タ−ンテ−
ブルの下方に近接配置され、上記タ−ンテ−ブルを回転
軸方向に付勢する磁性材と、を備えたことを特徴とした
ディスク駆動装置。 - 【請求項2】上記マグネットは上記タ−ンテ−ブルのセ
ンタリング部の上面、内側に形成された溝内に配置され
ており、上記タ−ンテ−ブルは樹脂により形成されてな
ることを特徴とする請求項1記載のディスク駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11840596A JPH09282786A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | ディスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11840596A JPH09282786A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | ディスク駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09282786A true JPH09282786A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14735842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11840596A Pending JPH09282786A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | ディスク駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09282786A (ja) |
-
1996
- 1996-04-16 JP JP11840596A patent/JPH09282786A/ja active Pending
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