JPH01307030A - 光ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディスク状記録媒体（以下ディスクと呼ぶ）に
情報を記録するもしくは記録された情報を再生するディ
スクプレーヤの光ディスク装置に関するものである。

従来の技術 従来、光ディスクをローディングし再生するプレーヤに
おいて光ディスクのソリに合わせて光ピックアップ部材
を傾けるチルト手段を設けられたものが多くある。第５
図は従来例における光学的ディスク再生手段の構成を示
す斜視図である。光学的ディスク再生手段１００のベー
ス基板１０１には、ディスク載置部材１０２が固着され
ディスクを回転駆動させるだめのスピンドル−１：−夕
１０３が配設されている。ディスクの信号を読み取るた
めの光ピックアップ部材１０４について説明する。

上記光ピックアップ部材１０４は基台１０６に載置され
ており、上記基台１０６はシャツ）１０６ａ。

１０６ｂにより、位置規制されつつ矢印ｐ方向に移動す
る。上記光ピックアップ部材１０４の駆動は上記基台１
０５に形成された歯形部１０７と噛合している駆動ギヤ
部材１０８によって駆動される。上記駆動ギヤ部材はモ
ータ、減速手段（共に図示せず）を介して回転伝達され
る。上記シャツ）１０６ａ、１０６ｂはベース基板１０
１に固着されているシャフト取シ付は部材１０９ａ、１
０９ｂに固定されている。

次にチルト手段について説明する。光ピックアップ部材
１０４は基台１０５に設けられた支点１１ｏにより矢印
Ｑ方向に回動自在に支持されている。光ピックアップ部
材１０４にはチＡ／）支点１１１が設けられており、基
台１０６に矢印Ｒ方向に移動可能に支持される傾斜部材
１１２に当接するようバネ付勢されている（バネは図示
せず）。

１１３はチルト用モータであシ、その駆動はギヤ１１４
．１１５を介して傾斜部材１１２に伝達され、傾斜部材
１１２が矢印Ｒ方向に移動する。第６図を用いてチルト
動作について説明する。１１６はディスク載置部材１０
２上に載置されたディスクであり、クランパ１１７によ
シ抑圧され安定して回転可能な状態である。ディスク１
１６は図に示す一般的にソリを有するディスクが多く存
在する。従って図に示すごとく光ピックアップをソリに
合わせて矢印Ｑ方向に回動させディスクと平行となるよ
うにチルトをかける。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の様な構成では、第６図に示すように
光ピックアップのチルト回動支点と光軸との距離が短い
ために大きなソリを有するディスクがローディングされ
ると光ピックアップとディスクとが干渉するという問題
点かあシ、さらにディスクを再生する場合、ディスク面
と光ピックアップの対物レンズの光軸とが垂直になるよ
うにチルト動作させた時、ディスクと光ピックアップの
対物レンズとの距離Ｈがディスクと光ピックアップの対
物レンズとの基準の距離Ｈ０に対して小さくなるため、
ソリや面プレの大きなディスクを再生させた場合、性能
が低下するだけでなく、はな　・はだしき場合ディスク
を傷つけるという問題点があった。

本発明の目的は上記従来装置の欠点に鑑み、光ピックア
ップのチルト手段の構成を簡単かつ低コストで、しかも
大きなソリや面ブレを有するディスクに対しても確実に
ローディングでき、かつディスクを傷つけることなく常
に安定した性能で再生のできるプレーヤを提供するもの
である。

課題を解決するだめの手段 上記課題番解決するために、本発明の光ディスク装置は
ディスク状記録媒体に情報を記録もしくはディスク状記
録媒体に記録された情報を再生するだめの対物レンズを
含む光ピックアップ手段と、上記光ピックアップ手段の
光軸とディスク状記録媒体のディスク面との角度を調整
する光ピックアップ角度調整手段と上記光ピックアップ
手段および上記光ピックアップ角度調整手段を載置した
基台と、上記ディスク状記録媒体を担持するディスク担
持部材が固着され、上記ディスク状記録媒体を回転駆動
させるだめの回転駆動手段と、上記基台の上記ディスク
状記録媒体の内周と外周との間での移動をガイドし、か
つ上記光ピックアップ手段の光軸移動平面と略平行に回
動可能に支持されたガイド手段と、上記基台を上記ディ
スク状記録媒体の内周と外周との間で移動させるための
第１の移動手段と、少なくとも上記回転駆動手段が配設
されたベース部材と、上記ベース部材を上記回転駆動手
段の略回転軸方向に移動させるための第２の移動手段と
、上記ガイド手段と上記第２の移動手段とを係合する係
合手段という構成を備えたものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、光ピックアップのチル
ト手段の構成を簡単かつ低コストで、しかも大きなソリ
や面プレを有するディスクに対しても確実にローディン
グでき、かつディスク面と上記光ピックアップ手段の対
物レンズとの距離を略一定に保持しつつ再生できるので
ディスクを傷つけることなく常に安定した性能で再生の
できる光ディスク装置が実現できる。

実施例 以下、本発明の光ディスク装置の一実施例を図面を用い
て説明する。第２図は光ディスク装置の本体斜視図であ
シ、第２図において、ディスクを載置するためのトレイ
１は本体２に配設された扉部材３が開いた後に、本体２
の外部に移動する。

上記トレイ１には外径３０ｃＮディスクを保持するため
の保持部４．２０ｆｆｉディスクを保持するための保持
部５．１２ｃＩＩディスクを保持するための保持部６が
形成されている。第１図ａは本発明の光ディスク装置の
主要部を示す斜視図である。第１図ａにおいて、ディス
ク（図示せず）を担持するためのディスク担持部材８は
ディスクを回転駆動させるための回転駆動手段９に固着
されておシ、上記回転駆動手段９はベース部材１０に配
設されている。ディスクに記録された情報を再生するた
めの光ピックアップ手段１１は基台１２に載置されてお
り、上記基台１２はシャフト１３にガイドされ矢印ｐ方
向に移動する。また、上記光ピックアップ手段１１は基
台１２に設けられた支点１４により矢印Ｑ方向に回動自
在に支持されている。

また、上記光ピックアップ手段１１にはチルト作動軸１
５が配設されておシ、基台１２に矢印Ｒ方向に移動可能
忙支持される傾斜部材１６に当接するようバネ付勢され
ている（バネは図示せず）。

１７はチルト用モータであり、その駆動はギヤ１８ａ、
１８ｂを介して傾斜部材１６に伝達され、傾斜部材１６
が矢印Ｒ方向に移動する。

上記光ピックアップ手段１１の駆動は基台１２に形成さ
れた歯形部１９と噛合する駆動ギヤ部材２０によって駆
動される（モータ、減速手段等は図示せず）。さらに、
第１図すに示すように基台１２には上記基台１２に固着
された保持ピン２１によって保持されるローラ２２が設
けられており、基台１２の自重により、ローラ２２は上
記ベース部材１０に配設されたガイドブロック２３に当
接し、基台１２をガイドブロック２３とローラ２２との
当接面で位置規制されつつ移動させる。２４は上記シャ
フト１３を保持する保持部材であり、上記ガイドブロッ
ク２３に設けられた支持ビン２５によシ回動自在に支持
されている。保持部材２４には駆動ピン２６が設けられ
ており、上記駆動ビン２６を移動させることにより、上
記保持部材２４が回動して上記光ピックアップ手段１１
を傾けることができる。上記ベース部材１ｏには固定軸
２７が固着されておシ、上記固定軸２７はシャーシ部材
２８上に配設された固定板２９ａ、２９ｂに形成されて
いる切シ欠き部３ｏを通シ、駆動基板３１ａ、３１ｂに
形成されている長穴状カム溝部３２（駆動基板３１ｂに
形成される長穴状カムは図示せず）に係合している。

また、上記駆動基板３１ａ、３１ｂは上記固定板２９ａ
　、２９ｂ上に固着された位置規制軸３３と、駆動基板
３１ａ、３１ｂに形成されている長穴溝部３４で高さ方
向の位置規制を受けつつ矢印Ｐ方向に移動可能となって
いる。さらに、上記駆動基板３１ａ、３１ｂの端面の一
部に歯形部３６が形成されており、上記歯形部３６と噛
合する駆動ギヤ部材３ｅにより矢印Ｐ方向に移動する。

また、駆動ギヤ部材３６はモータ、減速手段（共に図示
せず）を介して回転駆動される。従って、上記駆動基板
３１ａ、３１ｂの移動により光学的デイスり再生手段７
は高さＡとＢとの間で上下移動が可能となる上記駆動基
板３１ａの一部には傾斜部３７が設けられておシ、上記
駆動ピン２６に当接し矢印Ｓ方向に移動させる高さ関係
にある。駆動基板３１ａのストロークは２つの領域が設
けられている。１つはベース部材１０を上下に移動させ
る第１の領域（第３図よりＸ方向へ移動し、ベース部材
８が上昇する間）と、保持部材２４の駆動ピン２６を回
動させる第２の領域（上記第１の領域よりさらにＸ方向
に移動する領域）とが設けられている。すなわち、上記
駆動基板３１ａの傾斜部３７は上記第１の領域において
は駆動ピン２６に当接せず、したがって、保持部材２４
はバネ３８によりベース部材１ｏ方向に付勢されている
。また、上記ベース部材１０が上昇し、上記駆動基板３
１ａの第２領域に入るとベース部材１ｏは高さＡにあシ
、ディスクを再生する状態になると、傾斜部３７が駆動
ピン２６と当接し、その領域で駆動基板３１ａが移動す
ることにより、保持部材２４が回動され、光ピックアッ
プ手段１１を傾けることができる。第３図はディスクの
再生状態における側面図を示したものであシ、トレイ１
の幅よシ大なる幅を有する上記扉部材３は支点４０によ
シ回動支持されている。シャーシ部材３９上に配設され
たモータ４１、ベルト部材４２、ギヤ部材４３、上記ギ
ヤ部材４３と噛合し矢印Ｕ方向に移動可能な押圧駆動板
４４が設けられておシ、上記押圧駆動板４４が矢印Ｕ方
向に移動することにより扉部材３を開閉する。また、上
記シャーシ部材３９上にはクランパ板４６が配設され、
上記クランパ板４６には上記トレイ１の配設されている
位置よりも高い位置にディスクをクランプするためのク
ランパ手段４６が配設されている。上記駆動基板３１ａ
　、ａｌｂが駆動ギヤ部材３６によって、矢印Ｘ方向に
移動することにより、上記ディスク再生手段７が上昇し
、第３図のごとくディスク４７をトレイ１より少し持ち
上げて、ディスク４７を上記ディスク担持部材８とクラ
ンパ手段４６とで挟持し、ディスク４７を回転駆動手段
９により回転駆動させてディスク４７に記録された信号
を上記光ピックアップ手段１１によって読み取る。第４
図ａ、ｂはソリを有するディスクを再生する際の光ピッ
クアップ手段の傾斜動作を示した図であシ、第４図ａは
ディスクの内周側のソリのない部分を再生している場合
を示す図であり、第４図すはディスクの外周側のソリを
有する部分を再生する場合を示す図である。第４図ａの
ディスク４７のソリのない部分では上記光ピックアップ
手段１１に有する対物レンズ５０とディスクとの距離が
基準の距離Ｈ０を保持し、かつ光ピックアップ手段の光
軸がディスク面に対して垂直を保持しつつ光ピックアッ
プ手段１１が移動する。第４図すのディスクの外周側の
ソリを有する部分を再生する場合、上記光ピックアップ
手段１１はディスクの光ピックアップ手段の光軸に対す
る傾きを検出する検出手段（図示せず）Ｋよシ、ディス
クのソリを検出し、その検出信号と光ピックアップ手段
１１に有する対物レンズ５０とディスクとの距離が基準
の距ｇｌＨ０に対していかに変化したかをピックアップ
のフォーカスオフセット量により検知することにより、
ディスク面と光ピックアップの光軸とが垂直になり、か
つ光ピックアップ手段１１に有する対物レンズ６ｏとデ
ィスクとの距離が基準の距離Ｈ０となるように制御する
。すなわち、上記駆動基板３１ａを矢印ｐ方向に上記第
２の領域内で移動させ、上記保持部材２４を矢印ｍ方向
に傾け、さらに上記光ピックアップ手段１１の支点１４
に関して矢印ｎ方向に傾けることによって、ディスク面
と光ピックアップ手段１１の光軸とが垂直を保ち、かつ
光ピックアップ手段１１に有する対物レンズ６ｏとディ
スクとの距離が基準の距ＩＩＩＨ０となる状態で再生を
行うことができるので、大きなソリや面プレを有するデ
ィスクに対しても常に安定した性能で再生でき、さらに
ディスクをローディングする途中では上記保持部材２４
はディスクの径方向に対して、光ピックアップ手段１１
とディスク面との距離が最も離れた位置に待機している
ので、大きなソリや面プレを有するディスクに対しても
ディスクを傷つけることなく確実にローディングできる
。

発明の効果 以上のように本発明はディスク状記録媒体に情報を記録
もしくはディスク状記録媒体に記録された情報を再生す
るための対物レンズを含む光ピックアップ手段と、上記
光ピックアップ手段の光軸とディスク状記録媒体のディ
スク面との角度を調整する光ピックアップ角度調整手段
と上記光ピックアップ手段および上記光ピックアップ角
度調整手段を載置した基台と、上記ディスク状記録媒体
を担持するディスク担持部材が固着され、上記ディスク
状記録媒体を回転駆動させるための回転駆動手段と、上
記基台の上記ディスク状記録媒体の内周と外周との間で
の移動をガイドし、かつ上記光ピックアップ手段の光軸
移動平面と略平行に回動可能に支持されたガイド手段と
、上記基台を上記ディスク状記録媒体の内周と外周との
間で移動させるための第１の移動手段と、少なくとも上
記回転駆動手段が配設されたベース部材と、上記ベース
部材を上記回転駆動手段の略回転軸方向に移動させるだ
めの第２の移動手段と、上記ガイド手段と上記第２の移
動手段とを係合する係合手段とを備えることによシ、光
ピックアップのチルト手段の構成を簡単かつ低コストで
、しかも大きなソリや面ブレを有するディスクに対して
も確実にローディングでき、かつディスク面と上記光ピ
ックアップ手段の対物レンズとの距離を略一定に保持し
つつ再生できるのでディスクを傷つけることなく常に安
定した性能で再生のできる光ディスク装置が実現できる
という効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図ａは本発明の光ディスク装置の主要部を示す斜視
図、同図すは要部側面図、第２図は同装置のトレイを引
出した状態を示す概略斜視図、第３図は同装置のディス
クの再生状態における側断面図、第４図ａ、ｂは同装置
の光ピックアップ手段の傾斜動作を示した側面図、第６
図は従来例の光ディスク装置の主要部を示す斜視図、第
６図は従来例における光ピックアップ手段の傾斜動作を
示した側面図である。 １・・・・・・トレイ、２・・・・・・本体、３・・・
・・・扉部材、７・・・・・・ディスク再生手段、９・
・・・・・回転駆動手段、１０・・・・・・ベース部材
、１１・・・・・・光ピックアップ手段、１２・・・・
・・基台、１３・・・・・・シャフト、１６・・・・・
・傾斜部材、２３・・・・・・ガイドブロック、２４・
・・・・・保持部材、２６・・・・・・支持ピン、ｓｌ
ａ、３１ｂ・・・・・・駆動基板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　にか１名第４
図 ＜ｂ＞ 第６図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスク状記録媒体に情報を記録もしくはディス
   ク状記録媒体に記録された情報を再生するための対物レ
   ンズを含む光ピックアップ手段と、上記光ピックアップ
   手段の光軸とディスク状記録媒体のディスク面との角度
   を調整する光ピックアップ角度調整手段と、上記光ピッ
   クアップ手段および上記光ピックアップ角度調整手段を
   載置した基台と、上記ディスク状記録媒体を担持するデ
   ィスク担持部材が固着され、上記ディスク状記録媒体を
   回転駆動させるための回転駆動手段と、上記基台の上記
   ディスク状記録媒体の内周と外周との間での移動をガイ
   ドし、かつ上記光ピックアップ手段の光軸移動平面と略
   平行に回動可能に支持されたガイド手段と、上記基台を
   上記ディスク状記録媒体の内周と外周との間で移動させ
   るための第１の移動手段と、少なくとも上記回転駆動手
   段が配設されたベース部材と、上記ベース部材を上記回
   転駆動手段の略回転軸方向に移動させるための第２の移
   動手段と、上記ガイド手段と上記第２の移動手段とを係
   合する係合手段とを備え、上記ディスク状記録媒体の内
   周と外周との間でディスク面と光ピックアップ手段の光
   軸を略垂直に保ち、かつディスク面と上記光ピックアッ
   プ手段の対物レンズとの距離を略一定に保持しつつ移動
   可能なごとく構成されたことを特徴とする光ディスク装
   置。
2. （２）ガイド手段は第２の移動手段がベース部材を移動
   させた後に回動されるよう構成されたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の光ディスク装置。
3. （３）第２の移動手段によりベース部材を回転駆動手段
   の略回転軸方向に移動させるまではガイド手段はディス
   ク状記録媒体の最外径部でのディスク面と光ピックアッ
   プ手段との間隔が最大となるごとく配設されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第２項記載の光ディスク装
   置。