JPH09282275A - 情報利用状況把握方法およびその方法を利用した情報提供システム - Google Patents

情報利用状況把握方法およびその方法を利用した情報提供システム

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JPH09282275A
JPH09282275A JP9428896A JP9428896A JPH09282275A JP H09282275 A JPH09282275 A JP H09282275A JP 9428896 A JP9428896 A JP 9428896A JP 9428896 A JP9428896 A JP 9428896A JP H09282275 A JPH09282275 A JP H09282275A
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坂 克 実 保
Masayuki Murakami
上 雅 幸 村
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村 綾太郎 木
Kenji Nakamura
村 研 二 中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の情報利用者、利用時間、利用情報の内
容等を正確に把握できるオープンシステムにおける情報
利用状況把握方法および情報提供システムを提供する。 【解決手段】 情報提供コンピュータは、利用報告プロ
グラムを呼び出す命令文を記載した情報を情報受領コン
ピュータに送り、情報受領コンピュータは、情報を参照
または実行することにより、利用報告プログラムを呼び
出す命令文を実行し、利用報告プログラムを取り出して
実行し、情報受領コンピュータは、利用報告プログラム
を実行することにより、情報の利用状況データを送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット
(異種コンピュータネットワークを共通の通信プロトコ
ル(www)によって多数接続したコンピュータネット
ワーク)等のオープンネットワークにおける情報の提供
と受領において、情報提供者が提供する情報の実際に利
用されている状況、すなわち、情報利用者名、利用され
た情報の内容、利用された時間等の情報を正確に把握す
る方法、および前記方法を利用したオープンネットワー
クにおける情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、閉じたコンピュータネットワ
ーク(これをクローズドネットワークという)上で各種
のデータやプログラム(本明細書ではこれらをまとめて
情報という)を提供し、希望する者がその情報を受領す
ることが広く行われていた。
【0003】ここで、クローズドネットワークは、イン
ターネットのように異種コンピュータネットワークを接
続したオープンネットワークと対比されるものであっ
て、原則として会員として登録されたコンピュータのみ
が接続され、そのコンピュータネットワーク内の通信は
ネットワーク業者のホストコンピュータによって管理さ
れているものである。
【0004】上記クローズドネットワークにおいて情報
の提供と受領を行うには、情報を提供する者(情報提供
者)がそのネットワーク上に情報を提供する旨の掲示を
し、その掲示を見て情報を欲する者(情報利用者)が情
報提供者のコンピュータにアクセスして、情報を受領
(ダウンロード)する。
【0005】このようなクローズドネットワークにおけ
る情報の提供・受領の具体例としては、所定のコンピュ
ータネットワークにおける科学技術文献や新聞記事等の
データベースによる情報提供サービス等がある。
【0006】これらのデータベースを用いたクローズド
ネットワーク上の情報の提供・受領の具体的な手順は以
下の通りである。最初は情報利用者が、情報利用者のコ
ンピュータ(以下、情報受領コンピュータという。)を
用いて情報提供者のコンピュータ(以下、情報提供コン
ピュータという。情報提供コンピュータはネットワーク
業者のホストコンピュータである場合もある。)に対し
て接続要求をする。
【0007】接続要求を受けた情報提供コンピュータ
は、情報受領コンピュータに対して情報利用者のIDや
パスワード等の認証情報を要求する。この要求に対し、
情報利用者は、予め登録した認証情報を入力し、その認
証情報が正しいと情報提供コンピュータが判定した場合
には、情報提供コンピュータは情報受領コンピュータの
接続を許し、情報受領コンピュータからの指令に応じて
情報を提供する。
【0008】上記例のようにデータベースによる情報提
供を行っているものであれば、情報利用者はその情報受
領コンピュータを操作し、情報提供コンピュータに対し
て様々なコマンドを送信し、情報提供コンピュータがそ
れらのコマンドを実行することによってデータベースが
検索され、情報が取得される。
【0009】このように、クローズドネットワークにお
ける情報の提供と受領は、情報提供コンピュータと情報
受領コンピュータが直接接続され、情報提供コンピュー
タにおいて情報受領コンピュータの操作を継続的に監視
することができる。したがって、情報利用者名、利用情
報の内容(送信されたコマンドによって把握することが
できる)、利用時間等の情報利用状況の把握は比較的に
容易であった。
【0010】情報の提供が有償の場合には、上記情報利
用状況の情報に基づいて、情報提供コンピュータは情報
受領コンピュータに対して課金をしていた。
【0011】しかし、最近めざましく普及しているイン
ターネット(オープンネットワークの代表的な例である
ため、以降の説明はインターネットを例に説明するが、
今後形成されるかもしれない同種のオープンネットワー
クでも全く同様である)を介して行われる情報の提供・
受領の情報利用状況の把握は、従来のクローズドコンピ
ュータネットワークほど簡単ではない。
【0012】これは、インターネットで多用されるサー
バーを介して情報をやり取りするインターネット特有の
情報提供・受領方式と、異種コンピュータネットワーク
を接続するwwwサーバープロトコルの機能にその原因
があった。以下、図4を用いてインターネットにおける
情報の提供と受領について説明する。
【0013】図4に、例としてそれぞれクライアントサ
ーバーシステムからなる情報提供コンピュータ41と情
報受領コンピュータ42が、インターネット43を介し
て情報を提供および受領するシステムとその情報の流れ
を示す。
【0014】情報提供は、情報提供コンピュータ41、
最も典型的には情報提供サーバー44によってなされ
る。もちろん、情報提供サーバー44を介した情報提供
クライアントPC45a,45b,45c,45d,…
による場合もある。一方、情報受領コンピュータ42
は、情報受領サーバー46を有し、この情報受領サーバ
ー46にクライアントPC47a,47b,47c,4
7d,…が接続されている。上記情報提供コンピュータ
41と情報受領コンピュータ46とはインターネット4
3によって接続されている。
【0015】インターネットに提供されている情報を利
用しようとする場合、情報利用者は情報受領者側のいず
れかのクライアントPC(例えば47a)を操作し、情
報受領サーバー46とインターネット43を介して情報
提供サーバー44にアクセスする。
【0016】従来のサーバープロトコルwww上のアク
セス・ログ解析ツールによれば、情報提供サーバー44
は、情報受領サーバー46からアクセスがあったこと、
および最初の接続時刻のみを把握し、それ以降はクライ
アントPC47aからの命令や接続の終了時刻を把握す
ることなく、クライアントPC47aからの命令に応じ
て、所定の記憶装置(情報提供サーバー44自身の記憶
装置である場合と、情報提供サーバー44に接続された
他のコンピュータの記憶装置である場合とがある)から
要求された情報を呼び出して一時的に記憶し(このデー
タをバッファリングデータという)、クライアントPC
47aの要求に応じて情報受領サーバー46に情報を送
信していた。情報受領サーバー46は、送信された情報
を格納するようにしていた。
【0017】なお、従来のサーバープロトコルwwwの
アクセス・ログ解析ツールによれば、上記最初のアクセ
スに関し、情報提供サーバー44は、情報受領サーバー
46に接続されたクライアントPC47a,47b,4
7c,47d,…のいずれがアクセスしたかを判別する
ことができなかった。
【0018】また、上記情報提供サーバー44に一時的
に記憶されたバッファリングデータは、情報利用者によ
って自由に繰り返し参照・実行等されることができた。
たとえば、情報提供サーバー44に複数の情報ページが
呼び出されて一時的に記憶されている場合、情報利用者
は、情報ページの第一ページ、第二ページ、第三ページ
の順に参照した後に、再び第一ページを繰り返し参照す
ることができた。この場合に、情報提供サーバー44は
情報利用者の情報の繰り返し利用を把握できなかった。
【0019】さらに、最初の交信によって一旦情報受領
サーバー46に格納された情報は、そのサーバーに接続
された任意のクライアントPC47a,47b,47
c,47d,…によってそれ以降自由に利用されること
ができた。このいわば二次的な情報の利用を、情報提供
サーバー44は把握することができなかった。
【0020】また、仮にサーバーを介さずにインターネ
ットと接続されているPCなどのコンピュータがあり、
これによって情報を受領しようとする場合も基本的には
上記と全く同様の問題が生じた。すなわち、当該PCか
らの接続要求があった場合は、情報提供コンピュータは
接続要求があった時刻のみを把握することができたが、
それ以外の例えば如何なる情報をどの程度の時間にわた
って閲覧したか等は把握することができないことには変
わりはなかった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から解るよ
うに、従来のインターネットを介する情報の提供と受領
は、提供している情報の情報利用者名、情報の利用時
間、利用されている情報の内容を正確に把握することが
できなかった。
【0022】たとえば上述したように、インターネット
上で有償で情報を提供するサービスを行っている場合
に、情報利用者が一つのサーバーによってその情報を受
領し、その後多数の情報利用者がクライアントPCを介
してそのサーバーから無制限に情報を得ることができ
た。このような場合には、情報提供者はそのような二次
的な情報の利用を知ることができず、情報の利用に対し
て正当な報酬を受けられないという問題があった。
【0023】また、上述したように、従来のインターネ
ットにおけるwwwサーバープロトコル上のアクセス・
ログ解析ツールでは、情報提供コンピュータと情報受領
コンピュータとが接続されたときの最初の接続時刻のみ
を記録することができ、接続の終了時刻を把握すること
ができなかった。つまり、接続した後に、情報受領コン
ピュータが実際にどの位の時間長さで情報を閲覧したか
を把握することができなかった。
【0024】このため、従来は、たとえば月極で情報利
用料を定めているような定量的な課金方法を採ってい
た。しかし、最近は利用時間に応じて課金をする従量的
な課金方法に対する要求が高まっていた。
【0025】さらに、すでに説明したように、従来は複
数の情報が一時的に情報提供側のサーバー(情報提供サ
ーバー)に記憶され、情報利用者は、それら情報を選択
的に繰り返し利用することができた。この場合、情報提
供コンピュータは、実際にどの情報が繰り返し利用され
たかを把握することができなかった。しかし、最近は情
報利用者の利用した情報の内容を把握することにより、
重要な情報とそれほど重要でない情報間で課金の額に格
差を設ける課金方法に対する要求が高まっていた。
【0026】また、インターネットに無償の情報提供を
行っている場合にも、提供している情報の利用されてい
る状況を把握することにより、その情報の対象商品等の
売れ行きの打診や、情報利用者層の特定等を行うなど、
マーケットリサーチに利用しようとする要求が高まって
いた。このためには、情報提供者側において、どの情報
が頻繁に利用されたかを把握することは重要であった。
そこで、従来の情報利用状況の把握方法より正確な情報
利用状況把握方法の開発が待たれていた。
【0027】最後に、今後はオープンネットワークにお
ける情報提供サービスが著しく増大することが予想され
るが、従来の個別的な情報利用者の認証や課金方法で
は、情報利用者は、膨大なパスワード、ID、情報管理
等を強いられ、また、情報提供者も、世界的な規模で増
加する情報利用者の膨大な情報利用者管理や課金管理を
強いられるようになる。
【0028】このような、将来的に発生する煩雑なシス
テムを整理し、効率的な情報管理を行える情報提供シス
テムの開発も必要不可欠であった。
【0029】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、オープンネットワークを介して情報を提供・受領す
る場合に、その情報の情報利用者、利用時間、利用情報
の内容等を正確に把握できる情報利用状況把握方法およ
びその方法を利用した情報提供システムを提供すること
にある。
【0030】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係るオー
プンネットワークにおける情報の提供・受領に関する情
報利用状況把握方法は、情報提供コンピュータは、情報
利用者の要求に応じて利用報告プログラムを呼び出す命
令文を記載した情報を情報受領コンピュータに送り、前
記情報受領コンピュータは、前記情報を参照または実行
することにより、前記利用報告プログラムを呼び出す命
令文を実行し、その命令文に記載のコンピュータから利
用報告プログラムを取り出して実行し、前記情報受領コ
ンピュータは、前記利用報告プログラムを実行すること
により、前記利用報告プログラムに記載のコンピュータ
へ、情報の利用状況データを送信することを特徴とする
ものである。
【0031】本願請求項2に係るオープンネットワーク
における情報の提供・受領に関する情報利用状況把握方
法は、情報提供コンピュータは、情報利用者の要求に応
じて利用報告プログラムを記載した情報を情報受領コン
ピュータに送り、前記情報受領コンピュータは、前記情
報を参照または実行することにより、前記利用報告プロ
グラムを実行し、その利用報告プログラムに記載のコン
ピュータへ、情報の利用状況データを送信することを特
徴とするものである。
【0032】本願請求項3に係るオープンネットワーク
における情報提供システムは、実行したコンピュータに
対して所定の情報利用状況データを指定された所定のコ
ンピュータへ送信させる利用報告プログラムを呼び出す
命令文を記載した情報を格納した情報提供コンピュータ
と、情報利用者を特定する情報を格納した情報受領コン
ピュータと、オープンネットワークとからなり、前記情
報提供コンピュータは、前記情報受領コンピュータの要
求に応じて、前記利用報告プログラムを呼び出す命令文
を含む情報を前記情報受領コンピュータへ送り、前記情
報受領コンピュータは、前記情報受領コンピュータから
送られた情報を参照又は実行することにより、前記命令
文に記載の所定のコンピュータから前記利用報告プログ
ラムを呼び出して実行し、所定の情報利用状況データを
指定されたコンピュータへ送信するように構成したこと
を特徴とするものである。
【0033】本願請求項4に係るオープンネットワーク
における情報提供システムは、実行したコンピュータに
対して所定の情報利用状況データを指定された所定のコ
ンピュータへ送信させる利用報告プログラムを記載した
情報を格納した情報提供コンピュータと、情報利用者を
特定する情報を格納した情報受領コンピュータと、オー
プンネットワークとからなり、前記情報提供コンピュー
タは、前記情報受領コンピュータの要求に応じて、前記
利用報告プログラムを含む情報を前記情報受領コンピュ
ータへ送り、前記情報受領コンピュータは、前記情報受
領コンピュータから送られた情報を参照又は実行するこ
とにより、前記利用報告プログラムを実行し、所定の情
報利用状況データを指定されたコンピュータへ送信する
ように構成したことを特徴とするものである。
【0034】本願請求項5に係るオープンネットワーク
における情報提供システムは、前記請求項3または4の
システムにおいて、前記利用報告プログラムを格納する
コンピュータと、前記情報利用状況データを送信するコ
ンピュータは、情報提供者のコンピュータと情報利用者
のコンピュータ以外の利用状況取得者のコンピュータで
あることを特徴とするものである。
【0035】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態につい
て、添付している図面を参照して以下に説明する。
【0036】本発明による情報利用状況把握方法は、従
来情報提供コンピュータ側で取得していた情報利用状況
の情報を情報利用者に報告させるものである。図1に、
本発明による情報利用状況把握方法の処理フローを示
す。
【0037】図1に示すように、本発明による情報利用
状況把握方法では、情報提供コンピュータに情報受領コ
ンピュータから接続要求があったときに(ステップS1
00)、情報提供コンピュータは直ちに、あるいは情報
利用者と接続時刻を特定した後に、情報提供コンピュー
タと接続する(ステップS110)。なお、ここで情報
提供コンピュータが情報利用者と接続時刻を特定するの
は、後に説明する情報利用状況データと照合等するのに
好都合だからであり、必要に応じて省略することもでき
る。
【0038】情報提供コンピュータと情報受領コンピュ
ータの接続が終了すると、情報提供コンピュータは、情
報受領コンピュータへ要求のあったプログラムあるいは
データを送信する(ステップS120)。
【0039】ここで、本発明の特筆すべき点は、本発明
の方法による情報提供で提供するプログラムやデータに
は、必ず「利用報告プログラム」という実行用プログラ
ムを呼び出す命令文が記述されていることである。
【0040】また、この命令文は利用報告プログラムの
格納場所(任意のサーバー、コンピュータ)を記載して
いる。この利用報告プログラムの格納場所は、通常は情
報提供コンピュータに設定されている。
【0041】上記利用報告プログラムを呼び出す命令
は、実行されると、その命令を実行したコンピュータに
対し、指定された格納場所から利用報告プログラムをダ
ウンロードし、かつ、続いてその利用報告プログラムを
実行するように命令するものである。
【0042】一方、上記利用報告プログラムは、実行さ
れると、プログラムを実行したコンピュータに対し、所
定の利用状況の情報、たとえば、情報利用者名、利用し
た情報の内容(コマンドの記録等)、利用時間等を、指
定した場所(任意のサーバー、コンピュータ)へ送信す
るように命令するものである。
【0043】なお、利用報告プログラムを呼び出す命令
文、利用報告プログラムは、上述したように実行したコ
ンピュータに命令するものであるため、インターネット
に適用する場合にはインターネット上の共通の言語であ
るJAVAを利用して記述する。これにより、インター
ネットに接続された種々のコンピュータに共通して所定
の動作を行わせることができる。
【0044】上記ステップS120で情報提供コンピュ
ータが送信するプログラムやデータは、通常、いくつか
の情報単位に分けて格納されている。ここで、情報単位
とは、たとえば、html形式で記述されたファイルで
あれば、その1単位であることもあれば、または1プロ
グラムであることもある。そして、この情報単位ごと
に、上記利用報告プログラムを呼び出す命令が記述され
ている。
【0045】したがって、上記プログラムやデータを受
領する情報受領コンピュータ側では、受信したプログラ
ムまたはデータの実行または参照を開始すると(ステッ
プS130)、利用報告プログラムを呼び出す命令が実
行され(ステップS140)、指定された格納場所(図
1では代表的な例として情報提供コンピュータ)から情
報受領コンピュータへ利用報告プログラムが転送され
(ステップS150)、転送された利用報告プログラム
は直ちに実行される。
【0046】情報受領コンピュータが、利用報告プログ
ラムを実行することにより、情報受領コンピュータは、
利用報告プログラムの命令に従って、情報利用者名、利
用プログラム・データの内容、利用時間等の情報(利用
状況データ)を、利用報告プログラムが指定するアドレ
ス、すなわち特定のサーバーや特定の処理装置へ送信す
る(ステップS160)。
【0047】上記情報受領コンピュータからの利用状況
データを受信したサーバーあるいは処理装置は、データ
を集積し、必要に応じて集計等の課金のための処理、あ
るいはマーケットリサーチのための処理を行う(ステッ
プS170)。
【0048】以上が本発明による情報利用状況把握方法
の全体の流れであるが、次にこれを実際の情報提供シス
テムに当てはめて説明し、本発明の方法による作用・効
果を説明する。
【0049】図2は、本発明の方法により、クライアン
トサーバーシステムからなる情報提供コンピュータ1と
情報受領コンピュータ2がインターネット3を介して情
報を提供・受領する場合の情報の流れを示している。
【0050】情報提供コンピュータ1は、情報提供サー
バー4と、情報提供サーバー4に接続された複数のクラ
イアントPC5(5a,5b,5c,5d,…)とから
なる。
【0051】一方、情報受領コンピュータ2は、情報受
領サーバー6と、情報受領サーバー6に接続された複数
のクライアントPC7(7a,7b,7c,7d,…)
とからなる。
【0052】なお、本発明の方法を実施するためには、
情報提供コンピュータ1と情報受領コンピュータ2は、
通信手段と記憶手段と入出力手段と情報処理手段とを有
していればよく、クライアントサーバーシステムに限ら
れず、それぞれが単独の情報処理装置でもよい。しか
し、ここでは最も一般的に使用されるクライアントサー
バーシステムを例に説明し、クライアントサーバーシス
テムと単独の情報処理装置の双方を含めて情報提供コン
ピュータあるいは情報受領コンピュータと称する。
【0053】情報提供コンピュータ1の情報提供サーバ
ー4は、第三者に提供するプログラム・データ8と利用
報告プログラム9とを格納している。一方、情報受領コ
ンピュータ2の各クライアントPC7a,7b,7c,
7d,…はそれぞれ利用者名、アドレス等の利用状況デ
ータ10の元になるデータを格納している。
【0054】情報提供者がインターネット3上で情報提
供サービスを行うには、インターネット3上に提供しよ
うとする情報の内容と自分の(情報提供サーバー4の)
アドレスを記載したホームページと呼ばれるものを掲示
する。このホームページを見た情報利用者は、自分のコ
ンピュータ、例えばクライアントPC7aを用い、情報
受領サーバー6とインターネット3を介して情報提供サ
ーバー4にアクセスする。
【0055】インターネット3は世界中に散在するコン
ピュータネットワークを有機的に接続したものであり、
情報利用者が入力した情報提供サーバー4のアドレスに
より、情報受領サーバー6からの接続要求を情報提供サ
ーバー4へ送ることができる。
【0056】情報受領サーバー6からの接続要求を受け
た情報提供サーバー4は、情報受領サーバー6と接続し
た後に、クライアントPC7aから送られて来るコマン
ドに従い、要求されたプログラム・データ8を所定の記
憶装置から取り出し、情報受領サーバー6へ送る。送ら
れたプログラム・データ8は、インターネット3を介し
て情報受領サーバー6へ送られ、情報受領サーバー6に
格納される。
【0057】この情報受領サーバー6に格納されたプロ
グラム・データ8を、クライアントPC7aが参照ある
いは実行すると、プログラム・データ8の各情報単位に
記載された利用報告プログラム9を呼び出す命令文が実
行される。
【0058】本実施形態では利用報告プログラム9は情
報提供サーバー4に格納されているので、利用報告プロ
グラム9を呼び出すプログラムを実行すると、情報受領
サーバー6は、図2に示すように、情報提供サーバー4
から利用報告プログラム9をダウンロードし、実行す
る。
【0059】利用報告プログラム9を実行した結果、情
報利用者のクライアントPC7aは、利用報告プログラ
ム9の命令に従い情報利用者名、アドレス、利用情報の
内容、利用時間等を含む利用状況データ10を、指定さ
れたアドレス(この例では情報提供サーバー4のアドレ
ス)に送る。
【0060】この場合、利用報告プログラム9により、
情報利用者が情報を取得のために入力したコマンドの全
部を利用状況データ10として情報提供サーバー4へ送
信させるようにすれば、情報利用者が利用した詳細な情
報内容を把握することができる。たとえば、情報提供サ
ーバー4が提供する情報ページが複数あって、情報利用
者が、それらの情報ページの第一ページ、第二ページ、
第三ページを順に参照した後に、再び第一ページを参照
したような場合でも、その時点で第一ページを参照する
コマンドが情報提供サーバー4に送られることにより、
情報提供サーバー4側では、情報利用者が再び情報ペー
ジの第一ページを参照したことを把握することができ
る。
【0061】上記処理により、情報提供サーバー4は、
最初の接続時の利用者名、接続時刻のみならず、利用時
間、利用された情報の詳細な内容等の利用状況に関する
データを収集することができる。
【0062】これらの収集された情報利用状況データ1
0を集計・解析することにより、有償の情報提供の場合
は、情報利用者の利用時間、利用した情報の内容によ
り、従量的な課金を行うことができ、また、無償の情報
提供の場合は、情報提供の対象となる商品等の売れ行き
の打診、情報に関心を示す利用者層の特定などマーケッ
トリサーチを行うための有力なデータを得ることができ
る。
【0063】次に、情報受領サーバー6に蓄積されたプ
ログラム・データ8を情報受領サーバー6の他のクライ
アントPC7b,7c,7d,…が参照する場合につい
て説明する。
【0064】従来の技術では一旦情報受領サーバー6に
蓄積されたプログラム・データ8は、その情報受領サー
バー6に接続されている他のクライアントPCが参照、
実行しても、情報提供側ではその情報利用を把握するこ
とができなかった。
【0065】しかし、本発明の方法によれば、たとえ
ば、クライアントPC7aがプログラム・データ8を情
報受領サーバー6にダウンロードした後に、クライアン
トPC7bがそれを参照、実行した場合、参照、実行さ
れたプログラム・データ8に記載された利用報告プログ
ラム9を呼び出す命令文が実行される。
【0066】これにより、クライアントPC7bは、自
動的に情報受領サーバー6を介して再び情報提供サーバ
ー4にアクセスし、情報提供サーバー4から利用報告プ
ログラム9をダウンロードして実行する。
【0067】利用報告プログラム9を実行することによ
り、クライアントPC7bの利用状況データ10は、自
動的に情報提供サーバー4へ送られる。これにより、情
報提供側では、クライアントPC7bが情報を利用した
こと、および情報利用状況の詳細を把握することができ
る。
【0068】ところで、上記の説明では、提供すべき情
報(プログラム・データ8)と利用報告プログラムとが
情報提供コンピュータに格納され、情報提供コンピュー
タが利用報告プログラムを呼び出す命令文を記載した情
報を情報受領コンピュータに送ることを前提に説明した
が、提供すべき情報と利用報告プログラムは、情報提供
コンピュータに接続された独立のコンピュータに格納さ
れていてもよい。また、前記独立のコンピュータは、提
供すべき情報と利用報告プログラムを呼び出す命令文を
別々に格納し、情報を提供する際に、情報に当該命令文
を添付するようにしてもよい。
【0069】この場合は、情報提供コンピュータが情報
受領コンピュータへ直接情報を送るのではなく、前記情
報提供コンピュータに接続された独立のコンピュータ
が、送るべき情報に利用報告プログラムを添付し、該コ
ンピュータから、あるいは情報提供コンピュータを介し
て情報を送信する。
【0070】以上で、利用状況データ10を情報提供サ
ーバー4へ送る情報提供のシステムの説明を終わるが、
本発明の方法により、利用状況データ10を情報提供者
と情報受領者以外の第三者に送るようにした情報提供シ
ステムについて以下に説明する。
【0071】図3は、利用状況データを情報提供者と情
報受領者以外の第三者に送るようにした情報提供システ
ムの構成を示したものである。
【0072】この情報提供システムは、情報提供者のコ
ンピュータ20と、情報利用者のコンピュータ21と、
利用状況取得者のコンピュータ22とによって構成され
ている。これらは図示しないオープンネットワークによ
って接続されている。
【0073】情報提供者のコンピュータ20は、情報提
供サーバー23を有し、その情報提供サーバー23に情
報利用者に提供しようとする種々の情報24を格納して
いる。情報24は、情報ページ25の情報単位に編集さ
れ、情報利用者に提供される。
【0074】利用状況取得者のコンピュータ22は、情
報利用状況集計サーバー26を有し、この情報利用状況
集計サーバー26に情報の利用状況を集計するための利
用状況集計アプリケーション27と、利用報告プログラ
ム28と、利用状況集計データ29とを格納している。
【0075】上記情報提供システムにおける情報の提
供、処理は以下の通りである。最初に、情報利用者のコ
ンピュータ21が情報提供者のコンピュータ20に対し
て、情報提供のための接続を要求する(ステップS20
0)。
【0076】この情報提供の接続要求を受けた情報提供
者のコンピュータ20は、情報ページ25の形で情報利
用者のコンピュータ21に情報24を送る(ステップS
210)。
【0077】上記情報ページ25には、すでに説明した
ように、それぞれ利用報告プログラムを呼び出す命令文
30が記載されている。なお、この情報提供システムで
は、利用報告プログラムを呼び出すアドレスとして、情
報利用状況集計サーバー26のアドレスが記載されてい
る。
【0078】次に、情報利用者のコンピュータ21は、
提供された情報ページ25を参照・実行するが、この参
照・実行により、情報ページ25に記載された利用報告
プログラムを呼び出す命令文30が実行される(ステッ
プS220)。これにより、情報利用者のコンピュータ
21は、情報利用状況集計サーバー26から利用報告プ
ログラム28をダウンロードし、これを実行する(ステ
ップS230)。
【0079】利用報告プログラム28を実行することに
より、情報利用者のコンピュータ21は、詳細な情報利
用状況のデータを情報利用状況集計サーバー26に送る
(ステップS240)。
【0080】利用状況取得者のコンピュータ22は、上
述したように送られてきた情報利用状況データを、一定
期間蓄積し、所定期間ごとに利用状況集計アプリケーシ
ョン27を用いて集計、解析し、利用状況集計データ2
9を作成する(ステップ250)。
【0081】利用状況取得者のコンピュータ22は、一
定期間ごとに集計した利用状況集計データ29を情報提
供者のコンピュータ20や情報利用者のコンピュータ2
1に送る(ステップS260,S270)。なお、利用
状況集計データ29としては、たとえば、各情報利用者
ごとの情報利用の実績データ等がある。
【0082】上記オープンネットワークにおける情報提
供システムによれば、近い将来世界的な規模で激増する
であろう情報提供者と情報受領者双方の情報管理の負担
を効果的に減らすことができる。
【0083】つまり、上記オープンネットワークにおけ
る情報提供システムにより、多数の情報提供者と多数の
情報利用者とが、少数(理想的には一つ)の利用状況取
得者を介して情報のやり取りをし、情報提供者に対し
て、利用状況取得者が定期的に情報利用者の利用状況デ
ータを集計したものを送るようにすれば、情報提供者
は、膨大な数の情報利用者の多数回の利用状況を個別に
管理する必要がなくなり、一定期間の情報が利用されて
いる実績を把握することができる。また、情報利用者に
対して、利用状況取得者が定期的にそれぞれの情報利用
者の該当期間の情報利用実績を送るようにすれば、情報
利用者は、情報を利用した多数の情報提供者を個別的に
把握する必要がなくなり、自分が情報を利用した全実績
を把握することができる。
【0084】有償の情報提供の場合において、利用状況
集計データ29の送付・通知のみに限らず、利用状況取
得者を介して課金するようにすれば、さらに、情報提供
者と情報利用者双方の管理のための手間と時間を軽減す
ることができる。
【0085】すなわち、本発明の方法によれば、情報提
供と利用の実績を第三者の利用状況取得者が把握するこ
とができるので、情報提供者はどの情報利用者が利用し
たかに関係なく提供している情報の一定期間中に利用さ
れた総合計の報酬を利用状況取得者に請求し、利用状況
取得者は各情報利用者に対し、どの情報提供者の情報を
利用したかに関係なく、その情報利用者の一定期間中に
利用した情報の総合計に対する対価を請求することがで
きる。これにより、情報提供者においては、各情報利用
者に個別に請求等する手間を省くことが、また、情報利
用者において、各情報利用者に個別に支払いをする手間
を省くことができる。
【0086】また、情報提供が無償の場合においても、
上記情報提供のシステムと方法により、利用状況取得者
のコンピュータには、如何なる情報に如何なる情報利用
者がどのように利用したかのデータを集約することが可
能となり、従来の方法では収集することができなかった
マーケットリサーチのための有力な情報を収集すること
ができる。
【0087】なお、上記説明では、情報受領コンピュー
タに送る情報には、利用報告プログラムを呼び出す命令
文が記載され、その命令文を実行することによって利用
報告プログラムを呼び出して実行し、利用状況データを
所定のコンピュータ等に送信する場合について説明した
が、このように利用報告プログラムを最初から情報受領
コンピュータに送らないようにしているのは、最初の送
信時の時間の短縮を図ったものに過ぎない。したがっ
て、最初の送信時の時間の短縮を考慮しなくても済む場
合には、情報提供コンピュータから情報受領コンピュー
タへ送る情報自体に、利用報告プログラムを含ませるよ
うにしてもよい。
【0088】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による「情報利用状況把握方法およびその方法を利用し
た情報提供システム」によれば、オープンネットワーク
に提供している情報の利用者、利用時間、利用情報の内
容等を正確に把握することができる。
【0089】これにより、たとえば、情報利用者が一つ
のサーバーによってその情報を受領し、その後多数の情
報利用者がクライアントPCを介してそのサーバーに格
納された情報を参照する場合にも、利用報告プログラム
によって上記のような二次的な情報利用の状況を報告さ
せることができるので、情報提供者はそのような二次的
な利用を正確に把握することができ、これに対して正当
な課金や利用状況の情報の収集を行うことができる。
【0090】また、情報を実際に利用した時間を利用報
告プログラムによって報告させることができるので、利
用時間に応じた従量的な課金や、実際に情報を利用した
時間に関するデータの収集を行うことができる。
【0091】また、複数の情報が一時的に情報提供側の
サーバー(情報提供サーバー)に格納され、情報利用者
が、それら情報を選択的に繰り返し利用する場合にも、
利用報告プログラムによって情報利用者の操作コマンド
を監視することにより、情報提供者や情報利用状況取得
者は、いずれの情報が繰り返し利用されたかを把握する
ことができる。これにより、利用情報によって課金に格
差を設けたり、あるいは利用頻度の高い情報を特定等す
ることができる。
【0092】さらに、情報利用状況取得者を介して行う
オープンネットワークにおける情報提供システムによれ
ば、情報利用状況取得者が情報提供者と情報利用者間の
情報のやり取りを監視し、情報の利用状況データを集計
・解析することにより、著しく増加する情報利用者と情
報提供者双方の個別の管理の手間と時間を軽減し、近い
将来錯綜するであろう情報の提供と利用を効果的に管理
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報利用状況把握方法の処理の流
れを示したフローチャート。
【図2】本発明による情報利用状況把握方法を利用した
インターネットにおける情報提供システムとその処理の
流れを示したブロック図。
【図3】利用状況データを情報提供者と情報受領者以外
の情報利用状況取得者に送るようにした情報提供システ
ムの構成とその処理の流れを示したブロック図。
【図4】従来の情報利用状況把握方法を利用したインタ
ーネットにおける情報提供システムとその処理の流れを
示したブロック図。
【符号の説明】
1 情報提供コンピュータ 2 情報受領コンピュータ 3 インターネット 4 情報提供サーバー 5 クライアントPC 6 情報受領サーバー 7 クライアントPC 8 プログラム・データ 9 利用報告プログラム 10 情報提供コンピュータ 20 情報提供者のコンピュータ 21 情報利用者のコンピュータ 22 利用状況取得者のコンピュータ 23 情報提供サーバー 24 情報 25 情報ページ 26 情報利用状況集計サーバー 27 利用状況集計アプリケーション 28 利用報告プログラム 29 利用状況集計データ 30 利用報告プログラムを呼び出す命令文
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 村 研 二 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 株式会社野村総合研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報提供コンピュータは、情報利用者の要
    求に応じて利用報告プログラムを呼び出す命令文を記載
    した情報を情報受領コンピュータに送り、 前記情報受領コンピュータは、前記情報を参照または実
    行することにより、前記利用報告プログラムを呼び出す
    命令文を実行し、その命令文に記載のコンピュータから
    利用報告プログラムを取り出して実行し、 前記情報受領コンピュータは、前記利用報告プログラム
    を実行することにより、前記利用報告プログラムに記載
    のコンピュータへ、情報の利用状況データを送信するこ
    とを特徴とするオープンネットワークにおける情報の提
    供・受領に関する情報利用状況把握方法。
  2. 【請求項2】情報提供コンピュータは、情報利用者の要
    求に応じて利用報告プログラムを記載した情報を情報受
    領コンピュータに送り、 前記情報受領コンピュータは、前記情報を参照または実
    行することにより、前記利用報告プログラムを実行し、
    その利用報告プログラムに記載のコンピュータへ、情報
    の利用状況データを送信することを特徴とするオープン
    ネットワークにおける情報の提供・受領に関する情報利
    用状況把握方法。
  3. 【請求項3】実行したコンピュータに対して所定の情報
    利用状況データを指定された所定のコンピュータへ送信
    させる利用報告プログラムを呼び出す命令文を記載した
    情報を格納した情報提供コンピュータと、情報受領コン
    ピュータと、オープンネットワークとからなり、 前記情報提供コンピュータは、前記情報受領コンピュー
    タの要求に応じて、前記利用報告プログラムを呼び出す
    命令文を含む情報を前記情報受領コンピュータへ送り、 前記情報受領コンピュータは、前記情報受領コンピュー
    タから送られた情報を参照又は実行することにより、前
    記命令文に記載の所定のコンピュータから前記利用報告
    プログラムを呼び出して実行し、所定の情報利用状況デ
    ータを指定されたコンピュータへ送信するように構成し
    たことを特徴とするオープンネットワークにおける情報
    提供システム。
  4. 【請求項4】実行したコンピュータに対して所定の情報
    利用状況データを指定された所定のコンピュータへ送信
    させる利用報告プログラムを記載した情報を格納した情
    報提供コンピュータと、情報受領コンピュータと、オー
    プンネットワークとからなり、 前記情報提供コンピュータは、前記情報受領コンピュー
    タの要求に応じて、前記利用報告プログラムを含む情報
    を前記情報受領コンピュータへ送り、 前記情報受領コンピュータは、前記情報受領コンピュー
    タから送られた情報を参照又は実行することにより、前
    記利用報告プログラムを実行し、所定の情報利用状況デ
    ータを指定されたコンピュータへ送信するように構成し
    たことを特徴とするオープンネットワークにおける情報
    提供システム。
  5. 【請求項5】前記利用報告プログラムを格納するコンピ
    ュータと、前記情報利用状況データを送信するコンピュ
    ータは、情報提供者のコンピュータと情報利用者のコン
    ピュータ以外の利用状況取得者のコンピュータであるこ
    とを特徴とする請求項3または4に記載のオープンネッ
    トワークにおける情報提供システム。
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