JPH0928124A - 湛水直播機 - Google Patents

湛水直播機

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JPH0928124A
JPH0928124A JP7186839A JP18683995A JPH0928124A JP H0928124 A JPH0928124 A JP H0928124A JP 7186839 A JP7186839 A JP 7186839A JP 18683995 A JP18683995 A JP 18683995A JP H0928124 A JPH0928124 A JP H0928124A
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soil
rolling
seeding
seeding device
measuring
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JP7186839A
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Hiroshi Nishimura
洋 西村
Takashi Goto
隆志 後藤
Mitsuhiro Horio
光広 堀尾
Tomohiko Ichikawa
友彦 市川
Takeshi Nasu
毅 奈須
Kyuhei Ouchi
久平 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO
SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Kubota Corp
Original Assignee
SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO
SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Kubota Corp
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
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    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 播種後の覆土を圃場面の部分的な硬軟に拘わ
らず適切に覆土を行う湛水直播機を構成する。 【構成】 ホッパーに貯留した種子を繰出し機構で繰り
出し、作溝器で形成される圃場面Pの溝に放出した後、
付勢機構52で下方に付勢された覆土具17での埋め戻
しで覆土を行う播種系を構成すると共に、夫々の付勢機
構52の左右方向で隣接するもの同士の付勢力を独立し
て調節する調節機構Bを隣接する付勢機構52に対応し
て備え、この調節機構Bを圃場面Pの硬度を計測する計
測機構を備え、この計測機構の計測結果に基づいて操作
する制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホッパーに貯留した種
子を繰出し機構で繰り出すと共に、この種子を作溝器で
形成される圃場面の溝に放出した後、付勢機構で下方に
付勢された覆土具での埋め戻しで覆土を行う複数条用の
播種装置を、走行機体に連結している湛水直播機に関
し、詳しくは、覆土具に作用する付勢機構の付勢力を調
節する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように構成された湛水直播
機として特公平6‐79522号公報に示されるものが
存在し、この従来例では、土の硬軟を検知して圃場の土
が硬い場合には、フロートの接地圧、覆土圧を付与し
(大きくし)、圃場の土が柔らかい場合にはフロートの
接地圧、覆土圧を小さくする制御系を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の湛水直播機で
は、圃場面の硬軟に対応した覆土圧を調節することによ
って種子に対する覆土量を適切に設定して、種子の発芽
を損なうことなく水による種子の流れを抑制しうる厚さ
の覆土を可能にするという良好な面を有するものであ
る。しかし、圃場面は部分的に硬質な部位、軟質な部位
が存在することから、従来例のように複数条の播種を行
う場合に全ての条の覆土圧を均一に調節するものでは、
例えば、複数条のうちの一部の条の圃場面が硬質であ
り、この条の覆土圧が他の条の圃場面の硬軟を基準とし
て設定された場合には、硬質の圃場面における覆土圧が
不足して覆土量が不十分となることもあり改善の余地が
ある。
【0004】本発明の目的は、複数条用の播種を行うも
のであっても覆土量の過不足を発生させ難い湛水直播機
を合理的に構成する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴(請求項
1)は冒頭に記したようにホッパーの種子を繰出し機構
で繰り出し、作溝器で形成された圃場面の溝に放出し、
付勢機構で下方に付勢された覆土具で埋め戻して覆土す
る複数条用の播種装置を、走行機体に連結している湛水
直播機において、前記複数の覆土具夫々の付勢機構の左
右方向で隣接するもの同士の付勢力を独立して調節する
調節機構を前記隣接する付勢機構に対応して備えている
点にあり、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0006】又、本発明では上記特徴に加えて、前記調
節機構で付勢力が調節される覆土具夫々が作用する圃場
面の硬度を計測する計測機構を備え、この計測機構の計
測結果に基づいて夫々の覆土具の調節機構を操作する制
御手段を備えている点(請求項2)、前記調節機構を付
勢力変更用のアクチュエータを備えて構成すると共に、
このアクチュエータを前記ホッパー同士の間の隙間に配
置してある点(請求項3)、前記播種装置を前記走行機
体に対して前後向き姿勢の軸芯周りでローリング自在に
連結すると共に、この播種装置のローリング姿勢を計測
するセンサ、及び、この播種装置をローリング方向に駆
動するローリングアクチュエータを備え、このセンサか
らの信号が水平を検出するようローリングアクチュエー
タを駆動する制御手段を備えている点(請求項4)にも
特徴を有するものであり、その作用、及び、効果は次の
通りである。
【0007】
【作用】上記特徴(請求項1)によると、播種作業時に
はホッパーからの種子が繰出し機構で繰り出された後、
作溝器で形成される圃場面の溝に放出され、このように
放出された種子は覆土具で覆土されるものとなり、この
覆土の際には付勢機構の付勢力に起因する覆土圧で覆土
量が決まるものとなる。又、この複数の覆土具のうち隣
接するもの同士の付勢力を調節機構で独立して調節でき
るように構成しているので、複数の播種条に対応する圃
場の一部に硬質、あるいは、軟質の部位が存在しても、
その部位の覆土具に対応する付勢機構の付勢力を調節機
構で調節することによって適切な覆土量を得ることが可
能となる。
【0008】請求項2によると、播種作業時において複
数の播種条に対応する圃場の一部に硬質、あるいは、軟
質の部位が存在しても、その部位の硬軟を計測機構が計
測して制御手段が、その部位に対応する付勢機構の付勢
力を調節機構で調節する結果、人為的な操作を行うこと
なく、覆土圧が自動的に必要な値に設定されて適切な覆
土量を得るものととなる。
【0009】請求項3によると、調節機構の付勢力変更
用のアクチュエータをホッパーの隙間に配置することに
よって播種装置のデッドスペースの有効利用を可能にし
て、播種装置の大型化も抑制し得るものとなる。
【0010】請求項4によると、播種装置が走行機体に
対して自動ローリング自在に連結されるので、走行機体
がローリング方向に傾斜した場合にも播種装置を圃場面
に追従した姿勢に設定して、播種装置の左右方向の圃場
面に対する浮き上がり、あるいは、沈み込みの現象を回
避して圃場面に対して所望の深さに播種を行い、覆土量
にも過不足を発生させることがない。
【0011】
【発明の効果】従って、複数条用の播種を行うもので、
圃場面の一部に硬質の部位、軟質の部位が存在しても覆
土量の過不足を発生させない湛水直播機が合理的に構成
された(請求項1)。又、圃場面の一部に硬質の部位、
軟質の部位が存在しても自動的な覆土圧の調節によっ
て、特別な操作を行わずとも適切な覆土量を得るものと
なり(請求項2)、播種装置の大型化を伴わないよう調
節機構を配置できるものとなり(請求項3)、走行機体
がローリング方向に傾斜しても全条の播種深さ、全条の
覆土量を適切に維持できるものとなった(請求項4)。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、ステアリング操作される駆動
型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2を備えた走行機
体3の中央部に運転座席4を備え、又、該走行機体3の
後端部に対し昇降シリンダ5で駆動昇降するリンク機構
6を介して前後姿勢の軸芯X周りでローリング自在に6
条播種用の播種装置Aを連結して湛水直播機を構成す
る。
【0013】前記播種装置Aは図3乃至図4に示すよう
に、、走行機体3から伝動軸7を介して走行機体3の走
行速度と同期した動力が伝えられる伝動ケース8と、こ
の伝動ケース8からの動力が伝えられる3つのチェーン
ケース9と、このチェーンケース9の下方に配置した3
つの整地フロート10とを有すると共に、種子Sの貯留
部11Aと粒状の肥料Mの貯留部11Bとを一体形成し
た透明樹脂製のホッパー11と(図5、図6を参照)、
このホッパー内の種子Sと肥料Mとを同時に繰出し可能
に構成された繰出し機構としての繰出し部12と、この
繰出し部12からの種子Sを下方に案内する可撓性で透
明な種子用のホース13と、繰出し部12からの肥料M
を下方に案内する可撓性で透明な肥料用ホース14と、
この種子用のホース13からの種子Sを圃場面下に送り
込むよう前記整地フロート10に備えた種子用の作溝器
15と、肥料用のホース14からの肥料Mを圃場面下に
送り込むよう前記整地フロート10に備えた肥料用の作
溝器16と、種子用の作溝器15の後方位置に配置した
覆土具17とを備えて構成されている。
【0014】又、この播種装置では、図8に示すよう
に、前記3つのチェーンケース9夫々の前端をツールフ
レーム18で連結し、このツールフレーム18の両端部
から補助フレーム19を立設してあり、又、図2、図3
に示すように、前記3つのチェーンケース9夫々の後端
に形成したブラケット20に横長姿勢のパイプフレーム
21を支持し、このパイプフレーム21に対して前記ホ
ッパー11を支持するフレーム体22を連結してある。
【0015】図8に示すように、前記リンク機構6の縦
リンク6Aの下端部位に前記ローリング用の軸芯Xを形
成してあり、この縦リンク6Aの上端部位に支持フレー
ム23を介して横長姿勢のネジ軸24を遊転支承し、こ
のネジ軸24を正逆転操作する電動型のローリングモー
タ25を備え、このネジ軸25に螺合して該ネジ軸25
の回動によって横方向に移動自在な移動部材26と前記
左右の補助フレーム19,19との間に操作バネ27,
27を介装し、更に、補助フレーム19に対して播種装
置のローリング姿勢を計測するローリングセンサ28を
備えている。又、図3に示すように、チェーンケース9
の下面に回動自在に備えた調節軸29から後方に延出し
た揺動アーム30の端部に対して、支軸31周りで揺動
自在に前記整地フロート10の後部を支持すると共に、
この整地フロート10の前部位置を屈折作動するリンク
部材32を介して前記ツールフレーム18の前面に支持
してあり、左右方向での中央位置の整地フロート10の
前部位置の上下方向への変位量を計測するようロッド3
3、アーム34を介して操作されるポテンショメータ型
のフロートセンサ35をツールフレーム18の前面側に
備えている。
【0016】そして、図1に示すように、走行機体3の
運転座席4の下方に配置した制御手段としての制御装置
36に対して図13に示すように、前記フロートセンサ
35、及び、制御感度設定器37、ローリングセンサ2
8、ローリング角設定器38、夫々からの入力信号系を
形成すると共に、この制御装置36から前記昇降シリン
ダ5の電磁バルブ39、前記ローリングモータ25、夫
々に対する出力信号系を形成してある。これにより作業
時にはローリングセンサ28で計測される播種装置Aの
ローリング姿勢を維持する方向にローリングモータ25
を駆動し、制御感度設定器38で設定されるフロートの
姿勢が維持される方向に昇降シリンダ5を駆動して播種
装置Aの対圃場面高さを設定高さに維持するように制御
動作が設定されている。尚、この制御系においては覆土
具17の覆土圧を調節する制御作動も行うよう構成さ
れ、この制御作動は後述する。
【0017】この播種装置Aでは図2、図3に示す如
く、種子用の作溝器15、肥料用の作溝器16夫々の前
面側に整地フロート10の底面に固設される状態に溝切
り板40,41を配置し、又、肥料用の作溝器16の圃
場面への突入量を、種子用の作溝器15の圃場面Pへの
突入量を大きくしてあり、又、種子用の作溝器15を、
夫々の横方向の配設間隔Dが略30センチメートルとな
る均等な間隔に設定してあり、肥料用の作溝器16を、
種子用の作溝器15と近接する位置に配置して、その配
設間隔を不均等に設定してある。
【0018】前記ホッパー11は図5乃至図7に示すよ
うに、内部に隔壁11Cを配置して、この隔壁11Cの
後側に前記種子Sの貯留部11Aを、隔壁11Cの前側
に前記肥料Mの貯留部11Bを夫々形成してあり、前記
繰出し部12は、ケース42の内部に対して、その外面
に凹部43Aを形成した種子用の繰出しロール43と、
その外面に凹部44Aを形成した肥料用の繰出しロール
44とを横向き姿勢の駆動軸45に外嵌状態に配置し、
種子用の繰出しロール43からの種子Sを前記種子用の
ホース13に送る漏斗状の案内部材46、及び、肥料用
の繰出しロール44からの肥料Mを前記肥料用のホース
14に送る漏斗状の案内部材47夫々を後側位置、及
び、前側位置に配置してある。そして、種子Sの繰出し
時には駆動軸45からの動力で夫々の繰出しロール4
3,44が同図に示す矢印の方向に回転することによっ
て種子Sはケース42の右側位置から種子用の繰出しロ
ール43の下部位置に供給され、肥料Mはケース42の
左側位置から肥料用の繰出しロール44の上部位置に供
給される。
【0019】図4及び図9に示すように、駆動軸45は
2条分を同時に駆動できるよう隣接する繰出し部11を
横方向に貫通する状態に配置され、その中間位置には一
対の一方向クラッチ48,48を備えている。又、前記
チェーンケース9の後部の左右両側面に備えた一対のク
ランクアーム49,49と前記一方向クラッチ48,4
8の操作アーム48A,48Aとの間にロッド50,5
0を介装して、クランクアーム49,49の回転運動で
押し引き操作されるロッド50,50からの力を一方向
クラッチ48,48で回転運動に変換して駆動軸45に
伝える系が形成されると共に、この系では駆動軸45を
滑らかに回転させるよう、一対のクランクアーム49,
49の位相差を180度に設定して常に何れか一方のク
ランクアーム49からの力で駆動軸45を回転できるよ
うに構成している。
【0020】図10及び図12に示すように、前記覆土
具17は、整地フロート10に支持片51を介して横向
き姿勢の軸芯Y周りで揺動自在に支持したロッド17A
の後端に一対の覆土板17B,17Bを備えると共に、
この覆土板17B,17Bを下方に揺動させる側に付勢
するツル巻き型のバネ52を備えて構成されている。
又、この播種装置Aでは、左右の3条の播種系の覆土具
17の覆土圧を独立して調節するよう一対の調節機構
B,B、及び、左右2箇所の圃場面P,Pの硬度を計測
する計測機構としての一対の圃場面センサC,Cを備え
ている。
【0021】図4及び図10に示すように、調節機構B
は左右方向で3条分の覆土具17の覆土圧を同時に等し
く調節するよう横長姿勢の操作軸53を同軸芯上に一対
備え、夫々の操作軸53,53の端部位置に該操作軸5
3,53の回動量を計測するポテンショメータ型の回動
センサ54,54を備え、又、この操作軸53に連結し
たアーム55を介して該操作軸53を回動操作するアク
チュエータとしての電動シリンダ56をホッパー11の
左右方向の隙間に対して縦方向に伸縮自在に配置してあ
る。又、この操作軸53に連結した操作アーム57と覆
土具17のロッド17Aとをコイルバネ58を介して吊
下げ状態に連係して、コイルバネ58から作用する付勢
力の変更で覆土圧を調節できるよう構成されている。
【0022】図11及び図12に示すように、前記圃場
面センサCは、軸体59周りに揺動自在に一対の揺動ア
ーム60,61を備え、一方の揺動アーム60の揺動端
に支軸62周りで接地ドラム63を遊転支承し、他方の
揺動アーム61の揺動端に支軸64周りで沈下ディスク
65を遊転支承し、夫々の揺動アーム60,61と一体
揺動する操作片60A,61Aの相対的な揺動量から接
地ドラム63と沈下ディスク65とのレベル差を計測し
て、レベル差を計測するポテンショメータ66を備えて
構成されている。尚、この補助面センサCでは、接地ド
ラム63を支持する揺動アーム60の支軸62のボス部
62Aを接地ドラム63の側に軸芯方向に入り込ませる
ことで横方向の寸法の縮小を可能に構成してあり、接地
ドラム63と沈下ディスク65との下側の外周縁のレベ
ル差が小さい場合には沈下ディスク65の圃場面Pに対
する沈下量が小さいので圃場面Pが硬質であると判別
し、逆に接地ドラム63と沈下ディスク65との下側の
外周縁のレベル差が大きい場合には沈下ディスク65の
圃場面Pに対する沈下量が大きいので圃場面Pが軟質で
あると判別する。又、図13に示す如く、調節機構Bの
回動センサ54、圃場面センサCのポテンショメータ6
6からの信号を前記制御装置36に入力する系、及び、
調節機構Bの電動シリンダ56を制御する信号系を形成
が形成されている。
【0023】そして、水稲の直播作業時には、図9に示
すように、種子用の繰出しロール43によってホッパー
11から種子Sとしての種籾が、種子用のホース13に
送り出され、作溝器15を介して該作溝器15が形成し
た圃場面Pの溝Tに対して種籾を放出すると共に、この
放出の直後覆土具17が溝Tを埋め戻す形態で覆土を行
うものとなり、この播種と同時にホッパー11内の肥料
Mが播種位置に近傍の圃場面下に送り込まれるようにな
っている。更に、この直播作業時には制御装置36が前
述したローリング作動、昇降作動を行う共に、播種装置
Aの左右位置の硬度が圃場面センサCから制御装置36
に入力され、制御装置36は、この左右の圃場面センサ
Cからの信号に基づいて、操作軸53の回動量を制御目
標に決定し、この制御目標となる量だけ操作軸53を回
動するよう回動センサ54からの信号をフィードバック
しながら電動シリンダ56を駆動し、圃場面Pが硬質の
場合には、その圃場面センサCの側の覆土圧を上昇させ
るようコイルバネ58による引き上げ操作量を小さく
し、圃場面Pが軟質の場合には、その圃場面センサCの
側の覆土圧を低減するようコイルバネ58による引き上
げ操作量を大きくする制御を左右独立して行うようにな
っている。この結果、圃場面の一部の硬度が異なる場合
にも、その硬度に対応した覆土圧で覆土を行い適切な覆
土量を得るようになっている。
【0024】〔別実施例〕本発明は上記実施例以外に、
例えば、図14に示すように、覆土具17を樹脂材のブ
ロー成形によって覆土部17Aとアーム部17Bとを一
体形成するよう実施することも可能である。
【0025】又、本発明は、複数の覆土具全ての覆土圧
を独立に調節自在に構成することも可能である。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】湛水直播機の全体側面図
【図2】播種装置の全体後面図
【図3】播種装置の側面図
【図4】播種装置側部の拡大後面図
【図5】ホッパー、繰出し機構の播種系部位の縦断側面
【図6】ホッパー、繰出し機構の施肥系部位の縦断側面
【図7】ホッパー内部の平面図
【図8】播種装置のローリング系を表す正面図
【図9】フロートセンサの操作系等を表す側面図
【図10】調節機構の側面図
【図11】計測機構の側面図
【図12】覆土具、調節機構、計測機構を表す平面図
【図13】制御系のブロック回路図
【図14】別実施例の覆土具を表す平面図
【符号の説明】
3 走行機体 11 ホッパー 12 繰出し機構 15 作溝器 17 覆土具 25 ローリングアクチュエータ 28 センサ 36 制御手段 52 付勢機構 56 アクチュエータ A 播種装置 B 調節機構 C 計測機構 P 圃場面 S 種子 T 溝
フロントページの続き (72)発明者 堀尾 光広 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 市川 友彦 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 奈須 毅 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 大内 久平 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパー(11)に貯留した種子(S)
    を繰出し機構(12)で繰り出すと共に、この種子
    (S)を作溝器(15)で形成される圃場面(P)の溝
    (T)に放出した後、付勢機構(52)で下方に付勢さ
    れた覆土具(17)での埋め戻しで覆土を行う複数条用
    の播種装置(A)を、走行機体(3)に連結している湛
    水直播機であって、 前記複数の覆土具(17)夫々の付勢機構(52)の左
    右方向で隣接するもの同士の付勢力を独立して調節する
    調節機構(B)を前記隣接する付勢機構(52),(5
    2)に対応して備えている湛水直播機。
  2. 【請求項2】 前記調節機構(B)で付勢力が調節され
    る覆土具(17)夫々が作用する圃場面(P)の硬度を
    計測する計測機構(C)を備え、この計測機構(C)の
    計測結果に基づいて夫々の覆土具(17)の調節機構
    (B)を操作する制御手段(36)を備えている請求項
    1記載の湛水直播機。
  3. 【請求項3】 前記調節機構(B)を付勢力変更用のア
    クチュエータ(56)を備えて構成すると共に、このア
    クチュエータ(56)を前記ホッパー(11),(1
    1)同士の間の隙間に配置してある請求項1又は2記載
    の湛水直播機。
  4. 【請求項4】 前記播種装置(A)を前記走行機体
    (3)に対して前後向き姿勢の軸芯(X)周りでローリ
    ング自在に連結すると共に、この播種装置(A)のロー
    リング姿勢を計測するセンサ(28)、及び、この播種
    装置(A)をローリング方向に駆動するローリングアク
    チュエータ(25)を備え、このセンサ(28)からの
    信号が水平を検出するようローリングアクチュエータ
    (25)を駆動する制御手段(36)を備えている1、
    2又は3記載の湛水直播機。
JP7186839A 1995-07-24 1995-07-24 湛水直播機 Pending JPH0928124A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010020775A (ko) * 1999-05-14 2001-03-15 후쿠미쓰 고지 모내기기계 장착식 직파장치
JP2002084822A (ja) * 2000-09-08 2002-03-26 Iseki & Co Ltd 播種装置と該播種装置を装備した播種作業機
JP2015097502A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社クボタ 水田作業機
JP2016054659A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 株式会社クボタ 水田作業機
JP2016182083A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 株式会社クボタ 水田作業機
JP2020111217A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 常幸 小柳 粒状物散布用浮力体

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