JPH09280804A - フライホイールハウジングの精度計測装置 - Google Patents

フライホイールハウジングの精度計測装置

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JPH09280804A
JPH09280804A JP8672296A JP8672296A JPH09280804A JP H09280804 A JPH09280804 A JP H09280804A JP 8672296 A JP8672296 A JP 8672296A JP 8672296 A JP8672296 A JP 8672296A JP H09280804 A JPH09280804 A JP H09280804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、容易、かつ高い作業効率で、フライ
ホイールハウジングの面振れ精度、芯振れ精度が計測で
きる精度計測装置を提供する。 【解決手段】本発明は、共通の基台11に、クランクシ
ャフト36の端面からの軸方向距離を計測する面振れ計
測治具31を有する面振れ測定装置30と、クランクシ
ャフト36の外周面からの径方向距離を計測する芯振れ
計測治具41を有する芯振れ測定装置40を設けて、精
度計測装置を構成した。この装置により、基台11の移
動で芯振れ計測治具41をエンジン後部に導き、芯振れ
計測治具41をエンジン後部に正対させて計測位置に位
置決めると、フライホイールハウジング8の芯振れの計
測が行われ、同じく面振れ計測治具31をエンジン後部
に導き、面振れ計測治具31をエンジン後部に正対させ
ると、フライホイールハウジング8の面振れの計測が行
われ、精度測定の作業を容易、かつ効率的にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンンジ後部に在
るフライホイールハウジングのクランクシャフトに対す
る精度を計測するフライホイールハウジングの精度計測
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン駆動式発電機など、エンジンは
各種利用機器の駆動に多く利用されている。こうした装
置では、一般にエンジン後部に装着されているフライホ
イールハウジング端に、発電機の機器本体を結合して、
同機器本体の入力軸をクランクシャフト端に接続するこ
とが行われている。
【0003】ところで、こうしたエンジン後部に利用機
器を直接的に結合する構造は、利用機器との間で精度的
に合致していないと、エンジンの各部や利用機器の各部
に無用な負担を与えてしまう。
【0004】そこで、こうした不具合が解消されるよ
う、エンジン後部に在るフライホイールハウジングのク
ランクシャフトに対する精度を計測して、エンジン側の
取付部(利用機器が接続されるハウジング端)が所定の
精度に保たれているか否かを評価することが行われてい
る。
【0005】従来、この計測作業には、人手作業で、ダ
イヤルゲージを用いて、フライホイールハウジングの取
付部における面振れ精度、芯振れ精度を測定していた。
具体的には、芯振れ精度は、図6(a),(b)に示さ
れるようにエンジンaの後部に在るクランクシャフトb
の端面に、マグネットスタンドcを用いて、ダイヤルゲ
ージdを支持させ、ダイヤルゲージdの先端部をエンジ
ン後部のフライホイールハウジング端の内周面(発電機
など利用機器に対する取付面となる部分)に当接させて
おく。そして、この状態からクランクシャフトbを回転
させて、フライホイールハウジングeの周方向の複数
点、例えば符号f〜iで示す4つの地点のクランクシャ
フトbを基準としたフライホイールハウジングeの内周
面までの径方向距離を計測することにより行われる。
【0006】また面振れ精度は、図7(a),(b)に
示されるようにエンジンaのクランクシャフトbの端面
に、同様にマグネットスタンドcを用いて、ダイヤルゲ
ージdを支持させ、ダイヤルゲージdの先端部をフライ
ホイールハウジングeの端面(発電機など利用機器に対
する取付面となる部分)に当接させておく。そして、こ
の状態からクランクシャフトbを回転させて、フライホ
イールハウジングeの周方向の複数点、例えば符号j〜
nで示す4箇所の地点におけるクランクシャフトbの端
面を基準としたフライホイールハウジングdの端面まで
の軸方向距離を計測することにより行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした計
測作業は、エンジンa毎に、クランクシャフトbの端面
にダイヤルゲージdを装着してから、エンジンaのクラ
ンクシャフトbを回転させなければならず、かなり面倒
である。しかも、計測の全て作業は人手に頼るために作
業効率が低い難点があり、改善が要望されている。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、容易、かつ高い作業効率
で、フライホイールハウジングの面振れ精度、芯振れ精
度が計測できるフライホイールハウジングの精度計測装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した発明は、フライホイールハウジン
グの端面の複数点においてクランクシャフトの端面から
の軸方向距離を計測することによりフライホイールハウ
ジングの面振れ精度を計測する面振れ計測治具を有し、
この面振れ計測治具がエンジンの後部に正対する計測位
置と同計測位置から離脱する退避位置との間で移動可能
に設けられた面振れ測定装置と、フライホイールハウジ
ングの内周面の複数点においてクランクシャフトの外周
面からの径方向距離を計測することによりフライホイー
ルハウジングの芯振れ精度を計測する芯振れ計測治具を
有し、この芯振れ計測治具がエンジンの後部に正対する
計測位置と同計測位置から離脱する退避位置との間で移
動可能に設けられてなる芯振れ測定装置とを備えて精度
計測装置を構成したことに特徴がある。
【0010】請求項1に記載の発明によると、例えば計
測面振れ測定装置を退避位置からエンジン後部に正対す
る計測位置へ移動させて、同装置の面振れ計測治具で、
クランクシャフト端面からフライホイールハウジングの
端面の複数点までの軸方向距離を計測することにより、
面振れ精度が計測される。
【0011】面振れ精度の計測を終えたら、面振れ計測
装置を退避位置に退避させ、代わりに芯振れ計測装置を
退避位置からエンジン後部に正対する計測位置へ移動さ
せる。ついで、同装置の面振れ計測治具で、クランクシ
ャフトの外周面面からフライホイールハウジングの内周
面の複数点までの径方向距離を計測することにより、芯
振れ精度が計測される。
【0012】これにより、フライホイールハウジングの
面振れ、芯振れは、面振れ計測装置および芯振れ計測装
置の移動で、面振れ計測治具および芯振れ計測治具を、
順次、エンジン後部に正対させるだけで計測がなされる
ので、計測作業が容易化される上、作業効率も向上す
る。しかも、計測治具を用いた面振れ、芯振れの計測な
ので、自動化も容易となる。
【0013】請求項2に記載の発明は、上記目的に加
え、たとえエンジンの姿勢が変化しても、同変化になら
ってエンジン後部に面振れ計測治具、芯振れ計測治具が
正対するようにするために、請求項1に記載の面振れ計
測治具および芯振れ計測治具を、それぞれ全体が弾性部
材で移動可能に支持される構成とした。
【0014】請求項3に記載の発明は、上記目的に加
え、別々の計測作業を行う各計測装置の移動機構を簡素
化、さらには同移動機構が占める設置スペースの縮小化
を図るために、請求項1に記載の面振れ計測治具および
芯振れ計測治具を、共通の基台上に設置して、同基台の
移動により一体に移動するように設けたことにある。
【0015】請求項4に記載の発明は、上記目的に加
え、計測時の微調整が容易、クランクシャフトの端面を
基準とした正確な計測が行え、さらに複数種のフライホ
イールハウジング径に対応した面振れ計測が行えるよう
にするために、請求項1に記載の面振れ計測治具を、ク
ランク軸線方向に移動可能なベース部材と、同ベース部
材に設けられてクランクシャフトの端面に当接する基準
面と、ベース部材に取り付けられフライホイールハウジ
ングの端面に当接すべく複数種のフライホイールハウジ
ング径に対応して設けられた複数種のセンサとを有して
構成したことにある。
【0016】請求項5に記載の発明は、上記目的に加
え、計測時の微調整が容易、クランクシャフトの外周面
を基準とした正確な計測が行えるようにするために、請
求項1に記載の芯振れ計測治具を、クランク軸線方向に
移動可能なベース部材と、同ベース部材に設けられてク
ランクシャフトの外周面を杷持する杷持機構と、ベース
部材に取り付けられフライホイールハウジングの内周面
に当接すべく径方向に移動可能に設けられたセンサとを
有して構成したことにある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図5に
示す一実施形態にもとづいて説明する。図1は、本発明
の精度計測装置を適用した例えばエンジン搬送ラインの
一部を示していて、図中1はエンジン搬送路である。
【0018】エンジン搬送路1は、例えば前後方向に延
びる細長の架台2の上部に駆動ローラコンベア3を設け
て構成されていて、供給側コンベア4から、エンジン5
を組立台6に載せたまま、排出側へ搬送させるようにな
っている。但し、7は駆動ローラコンベア3を駆動する
ためのモータを示す。
【0019】なお、エンジン5は、前部が搬送方向前方
へ向き、フライホイールハウジング8が装着された後部
が搬送方向後方へ向くように組立台5に載せてある。こ
のエンジン搬送路1の一部には、同エンジン搬送路1と
例えば直角に交差して左右方向に延びる移動路9が設け
られている。
【0020】またエンジン搬送路1には、この移動路9
を過ぎた所定の地点で、搬送されるエンジン5を、一
旦、停止させる例えばシリンダ式のストッパー機構1a
が設けられていて、エンジン5を精度計測を行う計測場
所Aで待機させるようにしてある。
【0021】移動路9は、例えば左右方向に延びる低位
な細長の架台10の上部に一対のリニアガイド10aを
設けて構成される。この左右方向に延びるリニアガイド
10aには、同ガイド10aで左右方向に摺動自在に支
持される基台11が設けられている。
【0022】基台11は、例えばリニアガイド10で支
えられた左右方向に延びる一対の縦壁11aと、この縦
壁11a間の例えば4箇所の地点を跨がるように設けた
複数、例えば4枚の帯形の渡り板11bとを有して構成
されている。
【0023】これら渡り板11bの上面には、左右2枚
の渡り板11bを1組として、前後方向に延びる一対の
リニアガイド13が設けられている。そして、これら2
組のリニアガイド13,13には、例えば矩形状のベー
ス板14a,14b(ベース部材に相当)がそれぞれ前
後方向に摺動自在に設けられている。
【0024】この共通の基台11に支えられた2組のベ
ース板14a,14bに、それぞれエンジン5の面振れ
を計測する面振れ測定装置30、エンジン5の芯振れを
計測する芯振れ測定装置40が設置してある。
【0025】面振れ測定装置30および芯振れ測定装置
40は、いずれもベース板14a,14bの上面に所定
の間隔で左右方向に並ぶ一対の支柱16を有している。
これらベース板14a,14b毎、一対の支柱16間に
は、上下方向に延びるリニアガイド17を介して、例え
ば縦壁状の支持板18a,18bが上下方向に摺動自在
に支持されている。
【0026】そして、例えば左側の支持板18aの後面
には、進退装置、例えばシリンダ装置19を内蔵した機
械ボックス20が設けられている。また右側の支持板1
8bの後面には、回転駆動装置、例えばモータ21を内
蔵した機械ボックス22が設けられている。
【0027】このうち支持板18aを貫通して同支持板
18aの前方に突き出ているシリンダ装置19の進退軸
19a(図3に図示)には、面振れ計測装置30を構成
する面振れ計測治具31が接続してある。また支持板1
8bを貫通して同支持板18bの前方に突き出ているモ
ータ21の回転軸21a(図2に図示)には、芯振れ計
測装置40を構成する芯振れ計測治具41が接続してあ
る。
【0028】これら面振れ計測治具31、芯振れ計測治
具41は、基台11、例えば片側の縦壁11aに連結し
て設けた送り装置、例えばシリンダ装置23の進退駆動
により、選択的に、上記計測場所Aで停止しているエン
ジン5の後部と向き合う位置に導かれるようにしてあ
る。
【0029】このうちの面振れ計測治具31廻りの構造
が図3に示され、芯振れ計測治具41廻りの構造が図2
に示されている。ここで、面振れ計測治具31の構造に
ついて説明すれば、図3中、32は基板である。基板3
2は、例えばエンジン5のフライホイールハウジング8
の内径より小さな外径の円板部材から構成されている。
この基板32の軸心部は、弾性支持機構33を介して、
支持板18aの前方へ突き出ているシリンダ装置19の
シリンダ端に支持されている。
【0030】弾性支持機構33は、例えばシリンダ端
に、基板32と向き合う環状板34を固定し、この環状
板34に、同環状板34の軸心回りに設けた弾性部材、
例えば複数のスプリング35を介して、基板32を保持
させてなり、この支持によって面振れ計測治具31の全
体を首振り可能(移動可能)に支持させる。
【0031】基板32の中央に設けた通孔36からは、
シリンダ装置19の進退軸19aの先端部が前方へ突き
出ている。この進退軸19aの先端部には、フライホイ
ールハウジング8内に臨むクランクシャフト36の端面
に当接する突当治具37が取り付けられている。そし
て、この突当治具37の先端面を面振れ計測の基準とな
る基準面37aとしてある。
【0032】これにより、シリンダ装置19の進退動に
よって基準面37aの前後位置をエンジン1の機種毎に
異なるシャフト端の位置に位置決められるようにしてあ
る。基板32の前面には、基板32の軸心から放射状、
例えば直交する4方向へ延びる複数、例えば4つのセン
サ支持台38が突設されている。
【0033】センサ支持台38は、いずれも基板32の
中心付近からエンジン5のフライホールハウジング8の
外径を越えるまで放射状に延びている。これらセンサ支
持台38の前部には、あらかじめエンジン1の機種に応
じた異なるフライホイールハウジング径の端面位置に対
応して、同ハウジング端面と当接動する複数種、例えば
2種類の計測センサ39a,39b(電子マイクロメー
タなどで構成されるもの)が突設されている。これら計
測センサ39a,39bは、例えば先端から突き出た計
測部分が進退作動するようになっていて、ハウジング端
面に対する計測部分の当接により、クランクシャフト端
面を基準としたフライホイールハウジング8の端面の各
4点までの軸方向距離を計測できるようにしてある(面
振れ精度の計測)。
【0034】なお、支持板18aには、基準面37aの
上下位置をエンジン1の機種に応じたシャフト端の位置
に位置決めるための昇降用のシリンダ装置24が設けて
ある。
【0035】またベース板14aには、同ベース板14
aを、測定場所Aに在るエンジン5のクランクシャフト
36の軸線方向に対して移動させる進退機構、例えばシ
リンダ装置25が設けられていて、このシリンダ装置2
5の進退動により、面振れ計測治具31の全体を、測定
場所Aに在るエンジン後部と接して面振れを計測する正
対位置(計測位置)と、この計測位置から離脱する待機
位置(退避位置)との間で移動させるようにしてある。
【0036】一方、芯振れ計測治具41の構造について
説明すれば、図2中、42は基体である。基体42は、
例えば十字状のプレート42a,42bを所定の間隙を
介して前後方向に相対させるように組合わせてなる。な
お、プレート42a,42bはいずれもエンジン5のフ
ライホイールハウジング8の外径を越えるまで十字状に
延びている。
【0037】この基体42の軸心部は、弾性支持機構4
3を介して、支持板18bの前方へ突き出ているモータ
21の回転軸端に支持されている。すなわち、弾性支持
機構43は、面振れ計測治具31と同様、例えば回転軸
21aの軸部に環状板44を固定し、基体42の後部を
構成するプレート42bに環状板44と向き合う保持板
45を固定し、これら環状板44と保持板45との間を
軸心回りに設けた弾性部材、例えば複数のスプリング4
6を介して連結してなる。
【0038】またプレート42bの中央に設けた通孔4
7には、モータ21の回転軸端が自在継手48を介して
接続されていて、芯振れ計測治具41の全体を、首振り
可能(移動可能)に支持させつつ、モータ21にて基体
42の軸心回りに回動できるようにしてある。
【0039】基体42の前部を構成するプレート42a
の裏面には、プレート左右端に設けた上下方向に延びる
一対のリニアガイド49を介して、例えばプレート左右
端に渡る帯形のスライダ板50が上下方向に移動自在に
設けられている。なお、51は同スライダ板50を上下
に駆動する駆動機構、例えばシリンダ装置を示す。
【0040】またスライダ板50の左右両側には、同ス
ライダ板50の上下両側に設けた一対のリニアガイド5
2で左右方向にガイドされる、一対の枠状に形成された
スライド板53a,53bが移動自在に設けられてい
る。
【0041】これらスライド板53a,53b間は、駆
動機構、例えばシリンダ装置54で連結されていて、シ
リンダ装置54の進退動により、スライド板53a,5
3bを接離する方向に移動できるようにしてある。
【0042】これらスライド板53a,53bの隣合う
上下辺の中央部分からは、一対の杷持片55a,55b
が、プレート42aの左右両側に設けた開口56a,5
6bを通じて、基体42の前方へ突き出ている。
【0043】またスライド板50の中央下段からも、上
記杷持片55a,55bと同じ形状の杷持片55cが、
プレート42aに設けた開口(図示しない)を通じて、
基体42の前方へ突き出ていて、杷持機構26を構成し
ている。
【0044】すなわち、基体42の前面中央で、左、
右、下の3つの地点に配設された杷持片55a〜55c
は、シリンダ装置54およびシリンダ装置51により、
三者相互が接離する方向に駆動されるようになってい
て、これら杷持片55a〜55cにて、フライホイール
ハウジング8内に臨むクランクシャフト36の外周面を
左右・下側から杷持できるようにしてある。
【0045】なお、杷持片55a〜55cはいずれも前
後方向用の駆動機構、例えばシリンダ装置57a〜57
cに接続されていて、杷持位置をエンジン1の機種に応
じたシャフト端に合わせて前後に調整できるようにして
ある。
【0046】また各スライダ板53a,53の枠部分で
囲まれる部分には、リニアガイド52で左右方向にガイ
ドされるスライド子58a,58bが配置されている。
これらスライド子58a,58bには、各スライダ板5
3a,53bに設置したスライド機構、例えばシリンダ
装置60a,60bに接続されていて、シリンダ装置6
0a,60bの進退動で、クランクシャフト36の直径
方向に移動できるようにしてある。
【0047】各スライド子58a,58bのクランクシ
ャフト36の軸心と対応する地点からは、開口56a,
56b通じて、計測センサとなる一対の接触子59a,
59bが基体42の前方へ突き出ている。
【0048】これら各接触子59a,59bの最外側の
端部には、フライホイールハウジング8の内周面と点接
触あるいはクランク軸線に沿う線接触する鋭角部(図示
しない)が形成されていて、シリンダ装置60a,60
bが伸張動作すると、各鋭角部で、クランクシャフト3
6の軸心と直交するフライホイールハウジング8の内周
面の2点を捕らえられるようにしてある。
【0049】またスライド子58a,58bの片側上面
には、スライド板53a,53bの左右辺に沿って設け
たスケール、例えばマグネットスケール62a,62b
に沿って変位するスケール子63a,63bが設けられ
ていて、杷持片55a〜55cでクランクシャフト36
を杷持した後、接触子59a,59bをフライホイール
ハウジング8の内周面に当接させることにより、クラン
クシャフト36の外周面からフライホイールハウジング
8の内面の180°位相した2点までの径方向距離を計
測できるようにしてある(芯振れ精度の計測)。
【0050】なお、プレート42aの開口56a,56
bは、杷持片56a〜56cの動き、接触子59a,5
9bの動きを逃がす大きさに設定してある。そして、モ
ータ21の駆動で杷持位置を90°位相させて、再びク
ランクシャフト36を杷持、接触子59a,59bを当
接させることにより、フライホイールハウジング8の内
周面の4点での芯振れ計測を行えるようにしてある。
【0051】なお、支持板18aには、芯振れ計測治具
41の杷持部の上下位置をエンジン1の機種に応じたシ
ャフト位置に位置決めるための昇降用のシリンダ装置6
4が設けてある。
【0052】またベース板14bにも、同ベース板14
bを、測定場所Aに在るエンジン5のクランクシャフト
36の軸線方向に対して移動させる進退機構、例えばシ
リンダ装置65が設けられていて、このシリンダ装置6
5の進退動により、プレート42aを測定場所Aに在る
エンジン後部と接するまで進ませて、芯振れ計測治具4
1の全体を芯振れを計測する正対位置(計測位置)、す
なわち杷持片55a〜55cがクランクシャフト36の
外周面に配置され、接触子59a,59bがフライホイ
ールハウジング8の開口のインロー部に配置されるまで
移動させたり、この計測位置から離脱する待機位置(退
避位置)まで移動させるようにしてある。
【0053】なお、こうした精度の計測に必要な各機器
の作動は、図示しない制御部で行われる。つぎに、この
ように構成された精度計測装置の作用を説明する。
【0054】今、供給側コンベア4から搬送されたエン
ジン5が、ストッパー機構1aにて計測場所Aで位置決
められ、同場所Aで芯振れ、面振れの順で精度計測が行
われるとする。
【0055】このときには、エンジン5が計測場所Aの
定位置で位置決められると、制御部はその位置決め信号
を受けて、シリンダ装置19を作動させ、まず、待機位
置に在る芯振れ測定装置40を、芯振れ計測治具41が
エンジン後部と正対する計測位置にまで前進させる。
【0056】ここで、制御部は、供給されるエンジン5
の機種の情報を受けていて、同機種のシャフト位置(シ
ャフト高さ、シャフト端面の前後位置など)に、杷持片
55a〜55cの前後位置および上下位置などが合致す
るよう、シリンダ装置57a〜57c、シリンダ装置6
4を作動させてある。
【0057】これにより、図4(a)に示されるように
芯振れ計測治具41は、杷持片55a〜55c(2つし
か図示せず)がクランクシャフト36の杷持に適した位
置に配置される。
【0058】ついで、制御部は、シリンダ装置65を伸
張方向に作動させ、図4(b)に示されるようにプレー
ト42aの前面がフライホイールハウジング端と当接す
るまで、芯振れ計測治具41を前進させる。
【0059】この当接に伴い、杷持片55a〜55c
(2つしか図示せず)は、クランクシャフト端の外周面
に周囲に配置され、接触子59a,59bはフライホイ
ールハウンジング端のインロー部と向き合うように配置
される。
【0060】このとき、組立台6の姿勢の変化などによ
り、たとえエンジン5が傾いた姿勢になっていたとして
も、弾性支持機構43で生じるプリング46の弾性変位
により、常に芯振れ計測治具41はフライホイールハウ
ジング端にならう姿勢に保たれる。
【0061】このプレート42aの当接を終えた信号が
出力されると、続いて制御部は、シリンダ装置51,5
4を伸縮方向に作動させ、図4(c)に示されるように
杷持片55a〜55cでクランクシャフト36を3方向
から杷持する。
【0062】これにより、クランクシャフト36は芯振
れ計測治具41に対して固定され、芯振れ計測の基準が
定められていく。杷持を終えると、制御部は、シリンダ
装置60a,60bを伸長方向に作動させ、図4(d)
に示されるように待機位置に在るスライド子58a,5
8bをクランクヤフト36の径方向に移動させ、接触子
59a,59bをフライホイールハウジング8の開口端
の180°位相したインロー部分に当接させる。
【0063】このとき、スケール子63a,63bは、
接触子59a,59bの動きに追従して、マグネットス
ケール62a,62b沿いに変位するから、同マグネッ
トスケール62a,62bにて、接触子59a,59b
が接触した2つの地点の径方向距離、すなわちクランク
シャフト36の外周面から同地点までの径方向距離D
1 , D2 が計測される。
【0064】この地点での計測を終えたら、制御部は、
杷持片55a〜55cおよび接触子59a,59bを待
機位置に戻した後、基体全体が90°位相するようモー
タ21を駆動して、再び上記した計測工程を進める。
【0065】これにより、高い精度をもたらすハウジン
グ端面の4点における芯振れの計測がなされる。この芯
振れ精度の計測を終えると、つぎに面振れ精度の計測に
進む。
【0066】このときには、制御部はシリンダ装置23
を作動させ、今度は面振れ計測治具31をエンジン後部
と正対する計測位置にまで前進させる。このとき、制御
部は、先の芯振れのときと同様、エンジン5の機種の情
報にしたがい、同機種のシャフト位置(シャフト高さ、
シャフト端面の前後位置など)に対し、突当治具36の
前後位置および上下位置が合致するよう、シリンダ装置
19,24を作動させてあるこれにより、図5(a)に
示されるように面振れ計測治具31は、突当治具37が
クランクシャフト36の端面との当接に適した位置に配
置される。
【0067】ついで、制御部は、シリンダ装置25を伸
長方向に作動させ、図5(b)に示されるように突当治
具37の先端の基準面37aがクランクシャフト36の
端面と当接するまで、面振れ計測治具31を前進させ
る。
【0068】ここで、各センサ支持台38には、あらか
じめエンジン5の機種に対応したハウジング端面の4つ
地点と合致するよう2種類の計測センサ39a,39b
が設けてある。
【0069】それ故、制御部は、突当治具37のシャフ
ト端に対する突き当てを終えたら、エンジン5の機種に
対応する位置に在る各計測センサ39a(4つ)を作動
させる。
【0070】これにより、図4(c)に示されるように
各計測センサ39aの計測部分はハウジング端面と当接
するまで前進し、クランクシャフト36の端面を基準と
したハウジング端面の4点までの軸方向距離L1 、L2
が計測される。
【0071】これにより、高い精度をもたらすフライホ
イールハウジング8の端面の4点における面振れが計測
される。面振れの計測を終えたら、面振れ計測治具31
が待機位置に戻り、つぎに基台11が待機位置にまで戻
り、つぎのエンジン5の計測に備える。
【0072】なお、計測を終えたエンジン5は、ストッ
パー機構1aの解除により、排出側に送られ、測定場所
Aには、つぎの搬送されたエンジン5が位置決められ、
再び計測が開始される。
【0073】こうした精度計測装置を用いると、従来、
面倒な作業とされていたフライホイールハウジング36
の面振れ、芯振れの計測は、面振れ計測装置30、芯振
れ計測装置40の移動で、面振れ計測治具31および芯
振れ計測治具32を、順次、エンジン後部に正対させる
だけですむ。
【0074】したがって、計測作業は容易である。しか
も、作業効率も格段に向上する。そのうえ、面振れ計測
治具31、芯振れ計測治具32を用いて、フライホイー
ルハウジング36の面振れ、芯振れを計測するので、上
記のように計測作業の自動化が図れる。
【0075】また面振れ計測治具31、芯振れ計測治具
41共、弾性支持機構33,43で弾性的に移動可能に
支持してあるので、たとえ被計測物であるエンジン5の
姿勢が変化しても、同変化したエンジン後部に対して所
定に面振れ計測治具31、芯振れ計測治具41を正対さ
せることができるので、誤差の発生を抑制した面振れ、
芯振れの計測が実現される。
【0076】また面振れ、芯振れといった別々の計測作
業を行う面振れ測定装置30、芯振れ測定装置40を共
通の基台11に設置して、両装置30,40を基台11
で移動させたので、測定装置30,40を移動させるに
必要な移動機構は共通化により簡素となる。しかも、同
移動機構が占める設置スペースの少なくてすむ。
【0077】加えて、面振れ計測治具31は、シャフト
端面に基準面37aを突き当て、フライホイールハウジ
ング8の端面に計測センサ39a,39bを当接させ
て、シャフト端面からの軸方向距離を計測する構造なの
で、クランクシャフト36の端面を基準とした正確な面
振れ計測が行える。しかも、基準面37a、計測センサ
39a,39bは、クランクシャフト36の軸線方向に
移動可能なベース板14aに設けてあるので、ベ−ス板
14aの移動を用いて、計測時の微調整を容易に行え
る。そのうえ、計測センサ39a,39bは、あらかじ
めエンジン5の機種、すなわち複数種のフライホイール
ハウジング径と対応して設けてあるから、1つの治具で
複数種のフライホイールハウジング8の面振れ計測が行
える。
【0078】また芯振れ計測治具41は、クランクシャ
フト36の外周面を杷持し、フライホイールハウジング
8の内周面に接触子59a,59bを当接させて、シャ
フト外周面からの径方向距離を計測する構造なので、ク
ランクシャフト36の外周面を基準とした正確な芯振れ
計測が行える。しかも、1つの治具で複数種のフライホ
イールハウジング8の芯振れ計測が行える。そのうえ、
クランクシャフト36を杷持する杷持機構56、接触子
59,59bは、クランクシャフト36の軸線方向に移
動可能なベース板14bに設けてあるので、ベ−ス板1
4aの移動を用いて、計測時の微調整を容易に行える。
【0079】なお、一実施形態において、面振れ計測治
具、芯振れ計測治具の各部の駆動、基台の駆動などにシ
リンダ装置を用いたが、他の駆動機構を用いて駆動する
ようにしてもよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、面振れ計測治具、芯振れ計測治具を、順
次、エンジン後部に正対させることにより、フライホイ
ールハウジングの面振れ、芯振れの計測が行えるから、
面倒な作業とされていた測定作業を容易にすることがで
きる。しかも、高い作業効率で測定作業を進めることが
できる。
【0081】そのうえ、面振れ計測治具、芯振れ計測治
具を用いて、フライホイールハウジングの面振れ、芯振
れを計測するので、計測作業の自動化は容易である。請
求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に
加え、たとえエンジンの姿勢が変化しても、同変化した
エンジン後部に対して常に所定に面振れ計測治具、芯振
れ計測治具を正対させることができ、エンジンの姿勢変
化を要因とした誤差の発生を抑制した面振れ、芯振れの
計測を行うことができる。
【0082】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加え、別々な作業を行う面振れ測定装
置、芯振れ測定装置の移動機構を、同面振れ測定装置、
芯振れ測定装置を移動させる移動機構の共通化により、
簡素化させることができる。
【0083】しかも、移動機構が占める設置スペースの
縮小化も図れる。請求項4に記載の発明によれば、請求
項1の発明の効果に加え、面振れ計測治具が、シャフト
端面に基準面を突き当て、フライホイールハウジングの
端面にセンサを当接させて、シャフト端面からの軸方向
距離を計測する構造なので、クランクシャフトの端面を
基準とした正確な面振れ計測を行うことができる。
【0084】しかも、基準面、センサは、クランク軸線
方向に移動可能なベース部材に設けてあるので、計測時
の微調整を容易に行うことができる。そのうえ、センサ
は、複数種のフライホイールハウジング径と対応して設
けてあるから、1つの治具で複数種のフライホイールハ
ウジングに対応でき、利便性に優れる。
【0085】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加え、芯振れ計測治具が、クランクシャ
フトの外周面を杷持し、フライホイールハウジングの内
周面にセンサを当接させて、クランクシャフトの外周面
からの径方向距離を計測する構造なので、クランクシャ
フトを基準とした正確な芯振れ計測を行うことができ
る。
【0086】しかも、クランクシャフトを杷持する杷持
機構、センサは、クランク軸線方向に移動可能なベース
部材に設けてあるので、計測時の微調整を容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の精度計測装置の示す斜視
図。
【図2】同精度測定装置の芯振れ測定装置を、同装置を
構成している芯振れ計測治具の構成と共に示す斜視図。
【図3】同精度測定装置の面振れ測定装置を、同装置を
構成している面振れ計測治具の構成と共に示す斜視図。
【図4】芯振れ計測治具によって、クランクシャフトの
外周面からフライホイールハウジングの内周面までの径
方向距離を測定するまでの工程を説明するための図。
【図5】面振れ計測治具によって、クランクシャフトの
端面からフライホイールハウジングの端面までの軸方向
距離を測定するまでの工程を説明するための図。
【図6】従来の人手作業で行われていた芯振れ計測作業
を説明するための図。
【図7】同じく芯振れ計測作業を説明するための図。
【符号の説明】
5…エンジン 8…フライホイールハウジング 11…基台 14a,14b…ベース板(ベース部材) 30…面振れ測定装置 31…面振れ計測治具 33,43…弾性支持機構 36…クランクシャフト 37…突当治具 37a…基準面 39…計測センサ 40…芯振れ測定装置 41…芯振れ計測治具 56…杷持機構 59a,59…接触子(センサ)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの後部に装着されるフライホイ
    ールハウジングのクランクシャフトに対する精度を計測
    するフライホイールハウジングの精度計測装置であっ
    て、 上記フライホイールハウジングの端面の複数点において
    上記クランクシャフトの端面からの軸方向距離を計測す
    ることにより上記フライホイールハウジングの面振れ精
    度を計測する面振れ計測治具を有し、この面振れ計測治
    具が上記エンジンの後部に正対する計測位置と同計測位
    置から離脱する退避位置との間で移動可能に設けられて
    なる面振れ測定装置と、 上記フライホイールハウジングの内周面の複数点におい
    て上記クランクシャフトの外周面からの径方向距離を計
    測することにより上記フライホイールハウジングの芯振
    れ精度を計測する芯振れ計測治具を有し、この芯振れ計
    測治具が上記エンジンの後部に正対する計測位置と同計
    測位置から離脱する退避位置との間で移動可能に設けら
    れてなる芯振れ測定装置と、 を備えたことを特徴とするフライホイールハウジングの
    精度計測装置。
  2. 【請求項2】 上記面振れ計測治具および上記芯振れ計
    測治具は、それぞれ全体が弾性部材で移動可能に支持さ
    れて設けられることを特徴とする請求項1に記載のフラ
    イホイールハウジングの精度計測装置。
  3. 【請求項3】 上記面振れ計測治具および上記芯振れ計
    測治具は、共通の基台上に設置されて、同基台の移動に
    より一体に移動するように設けられることを特徴とする
    請求項1に記載のフライホイールハウジングの精度計測
    装置。
  4. 【請求項4】 上記面振れ計測治具は、クランク軸線方
    向に移動可能なベース部材と、同ベース部材に設けられ
    て上記クランクシャフトの端面に当接する基準面と、上
    記ベース部材に取り付けられ上記フライホイールハウジ
    ングの端面に当接すべく複数種のフライホイールハウジ
    ング径に対応して設けられた複数種のセンサとを有して
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフラ
    イホイールハウジングの精度計測装置。
  5. 【請求項5】 上記芯振れ計測治具は、クランク軸線方
    向に移動可能なベース部材と、同ベース部材に設けられ
    て上記クランクシャフトの外周面を杷持する杷持機構
    と、上記ベース部材に取り付けられ上記フライホイール
    ハウジングの内周面に当接すべく径方向に移動可能に設
    けられたセンサとを有して構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のフライホイールハウジングの精度
    計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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