JPH09280549A - 熱機器 - Google Patents

熱機器

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JPH09280549A
JPH09280549A JP11536196A JP11536196A JPH09280549A JP H09280549 A JPH09280549 A JP H09280549A JP 11536196 A JP11536196 A JP 11536196A JP 11536196 A JP11536196 A JP 11536196A JP H09280549 A JPH09280549 A JP H09280549A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼装置を熱機器本体に取り付けるに際し
て、両者の接合面間に介在させるパッキン部材の劣化を
防止するとともに、このパッキン部材が劣化したとして
も熱機器外部への高温ガスの噴出を防止すること。 【解決手段】 内部に燃焼空間19を形成し、この燃焼
空間19と連通する開口部5を備えた熱機器本体1と、
前記開口部5に臨ませて取り付けられる燃焼機器3と、
前記熱機器本体1と燃焼装置3との接合面間であって前
記開口部5よりも外方位置に介在させたパッキン部材2
3とを備えた熱機器において、前記接合面間であって前
記パッキン部材23の燃焼空間19側の周面に沿って空
気導入領域21を形成した構成であり、更に、前記空気
導入領域21内の圧力を、前記燃焼空間19内の圧力よ
りも高く設定した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱機器本体に、
その内部の燃焼空間と外部とを遮断するパッキン部材を
介在させて、燃焼装置を取り付けてなる熱機器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】焼却炉、ボイラ等の熱機器においては、
燃焼装置によって熱機器本体内の燃焼空間内に発生させ
た高温ガスの熱を系外に逃がさずに有効に利用するため
と、高温ガスがこの燃焼空間から熱機器の外に漏れるの
を防止するために、熱機器本体と燃焼装置との接合面間
にパッキン部材を介在させてある。このようなパッキン
部材は、断熱材としても機能するが、前記熱機器本体と
燃焼装置との間においては、常時、高温のガス(以下、
高温ガスという。)に晒されるため、熱による劣化が早
く進行する。また、このような用途に用いられるパッキ
ン部材は、一般にシール面との馴染み性が悪く、燃焼装
置の取付時には熱機器本体と燃焼機器の接合面間で強く
挟み込むことによって密着させているが、馴染んでくる
と面圧が低下してしまう。すると、このパッキン部材
と、熱機器本体や燃焼装置との接触面から高温ガスが浸
透していき、この高温ガスの浸透により、更にパッキン
部材が劣化する。その結果、この隙間から、高温ガスが
そのまま、外部に流出する。このような高温ガスの流出
は、火災の原因や作業者の火傷等の原因になる恐れがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、燃焼装置を熱機器本体に取り付けるに際
して、前記パッキン部材の劣化を防止するとともに、こ
のパッキン部材が劣化したとしても高温ガスの熱機器外
部への噴出を防止することのできる熱機器を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、内部に燃焼
空間を形成し、この燃焼空間と連通する開口部を備えた
熱機器本体と、前記開口部に臨ませて取り付けられる燃
焼機器と、前記熱機器本体と燃焼装置との接合面間であ
って前記開口部よりも外方位置に介在させたパッキン部
材とを備えた熱機器において、前記接合面間であって前
記パッキン部材の燃焼空間側の周面に沿って空気導入領
域を形成した接続した構成により、上述の課題を解決す
るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明は、内部に燃焼空間を形
成し、この燃焼空間と連通する開口部を備えた熱機器本
体と、前記開口部に臨ませて取り付けられる燃焼機器
と、前記熱機器本体と燃焼装置との接合面間であって前
記開口部よりも外方位置に介在させたパッキン部材とを
備えるものにおいて適用される。そして、この発明は、
前記熱機器本体と燃焼装置の接合面間におけるパッキン
部材の燃焼空間側の周面に沿って空気導入領域を形成す
ることによって実現される。即ち、前記接合面間におい
てパッキン部材の内側に形成した空気導入領域流路によ
って、前記パッキン部材の手前で燃焼空間からの高温ガ
スの侵入と熱的影響を防止するようにしたものである。
【0006】ここで、この発明でいう熱機器とは、焼却
炉、ボイラ等のように、内部に燃焼空間を備えた熱機器
本体に、この燃焼空間に燃焼装置を臨ませて取り付けた
もの全体を含む。前記熱機器本体は、熱機器がボイラで
ある場合には、一般に缶体と称される。ここで、前記接
合面とは、前記熱機器本体における燃焼装置の取付箇所
において、熱機器本体に燃焼装置を取り付ける際に対面
する面のことで、この発明においては、接触面間にパッ
キン部材を介在させているため、接合面同士が接触しな
い場合を含んでいる。
【0007】更に、前記パッキン部材は、熱機器本体と
燃焼装置との接合面間に介在され、高温ガスが熱機器外
に漏れるのを防止するために取り付けるものであって、
このような熱機器に使用されるものであるから断熱材と
しても機能する場合を含んでいる。このパッキン部材の
燃焼空間側の周面に沿って形成する空気導入領域は、熱
機器本体と燃焼装置の接合面間において、このパッキン
部材の内周側に位置するものである。従って、この空気
導入領域の外周側は前記パッキン部材の内周によって区
画される。即ち、この空気導入領域は、そこに供給され
る空気によって、前記パッキン部材の内側を更にシール
するものであり、この空気が、熱機器本体と燃焼装置と
の間から外部に漏れたとしても、前述したような熱の有
効利用や、高温ガスの漏れを防止する効果を有するため
である。従って、この空気導入領域の外周側の境界は、
前記接合面間において、前記パッキン部材によって規定
されるものであるが、この空気導入領域の内周側は、前
記パッキン部材の内周囲に何らかの構成部材を配置する
等して明確に規定する必要はない。更に、この発明にお
いては、空気導入領域に供給される空気の圧力を、前記
燃焼空間内に形成した高温ガスの圧力より高圧とする。
これにより、このパッキン部材の内周側に設ける空気導
入領域は、熱機器本体と燃焼装置の取付部において、パ
ッキン部材との間に隙間が生じても、前記空気導入領域
内のエア圧によって高温ガスの流出を防止する。前記空
気導入流路への空気の供給は、燃焼装置に付属の燃焼用
空気の供給手段を利用する他、別個の空気供給手段を用
いる。
【0008】
【実施例】以下、この発明に係る熱機器の具体的実施例
について、図1を参照しながら詳細に説明する。尚、図
1は、この発明に係る熱機器の一実施例を説明するため
の横断平面図である。図示する実施例において、熱機器
は、水管ボイラを例示するもので、この水管ボイラの缶
体、即ち、熱機器本体1は、その内部の燃焼空間19に
多数の伝熱管2を配置したもので、これらの伝熱管2に
対して、燃焼装置3からの高温ガス(火炎、燃焼ガスを
含む。)が接触する。前記熱機器本体1は、燃焼装置3
を取り付けるための第1接合部材4を有しており、この
第1接合部材4には、燃焼装置3によって燃焼空間19
内に高温ガスを形成させるための開口部5を形成してあ
る。
【0009】一方、燃焼装置3は、予混合式のガスバー
ナを例示してあり、この燃焼装置3は、予混合気の供給
流路6の下流側にバーナエレメント7を備え、このバー
ナエレメント7に形成した多数の予混合気噴出孔(図示
省略)から予混合気を噴出させて燃焼させるものであ
る。この予混合気の供給流路6は、筒形状のウインドボ
ックス8によって画成されており、このウインドボック
ス8の一側壁(以下では、底板部という)9の下流側に
形成したエレメント取付開口部10にバーナエレメント
7を取り付けてある。前記ガスバーナの底板部9は、こ
の燃焼装置3を前記熱機器1に取り付けるための第2接
合部材9としても機能するもので、後述するように、こ
の第2接合部材9を第2接合部材4と対面させた状態で
固定される。
【0010】このバーナエレメント7は、支持枠11を
介して前記ウインドボックス8のエレメント取付開口部
10に取り付けてある。即ち、前記支持枠11は、バー
ナエレメント7を保持する枠状部分12と、前記ウイン
ドボックス8にバーナエレメント7を固定するためのフ
ランジ状部分13とを備えている。前記枠状部分12の
周囲には、バーナエレメント7とエレメント取付開口部
10との間のシールと断熱を行なうための第1断熱材1
4を配置するが、この際、バーナエレメント7の表面と
面一になるように配置してある。更に、この第1断熱材
14の外側には、断面略L字型の保持部材15を設け、
この第1断熱材14を枠状部分12に対して所定の位置
に保持・固定している。この保持部材15の取り付けに
際して、第1断熱材14と支持枠11、保持部材15と
は、単に挟み込みだけでなく接着材等を使って接着もし
ておく。以上のようにして、第1断熱材14を組付けた
バーナエレメント7は、前記予混合気の供給流路6を画
成するウインドボックス8に取り付けられるが、この
際、バーナエレメント7はウインドボックス8の内側か
ら、前記のエレメント取付開口部10に挿入し、枠状部
分12を、前記のエレメント取付開口部10から突出さ
せた状態で組付けられる。この組付け状態では、ウイン
ドボックス8の外側に突出するバーナエレメント7の支
持枠11の周囲は第1断熱材14で覆われ、更にその外
側が保持部材15で覆われた状態となる。 更に、この
燃焼装置3においては、前記保持部材15の周囲に、更
に第2断熱材20を配置してある。この第2断熱材20
では、前記第1断熱材14同様に、バーナエレメント7
表面と面一になるように配置している。この第1,第2
断熱材15,20は、後述するように、前記燃焼装置3
を、前記第1接合部材4の開口部5から熱機器本体1の
内の燃焼空間19に臨ませた状態で取り付ける際に、燃
焼装置3のバーナエレメント7の周囲と前記第2接合部
材4の開口部5との間の断熱と前記隙間の熱的遮蔽を主
に行うものである。尚、このバーナエレメント7の構造
は、例えば、薄肉の平板と波板を交互に積層することに
よって予混合気噴出孔を形成したものや、耐熱性の平板
状部材に多数の予混合気噴出孔を穿設したものを用いる
こともできる。
【0011】以上の構成の燃焼装置3は、バーナエレメ
ント7を、前記熱機器本体1側の第2接合部材4の開口
部5から熱機器本体1の内に臨ませた状態で取り付け
る。この際には、熱機器本体1の第2接合部材4と、底
板部9との間にパッキン部材23を介在させて取り付
け、熱機器本体1と燃焼装置3との間の密封並びに断熱
を行なう。このパッキン部材23は、第1接合部材4に
おける開口部5の周囲を取り巻くように、配置されるも
ので、この実施例においては燃焼装置3の底板部9の周
囲に沿って取り付けられており、従って、燃焼装置3を
熱機器本体1に取り付けた状態では、前記熱機器本体1
の第2接合部材4の開口部5周縁,燃焼装置3の底板部
9のエレメント取付開口部10周縁の外側に位置してい
る。このパッキン部材23は、前述のように、燃焼によ
る熱を系外に逃がさずに有効に利用するために、また、
燃焼ガスが熱機器本体外に漏れるのを防止するためのも
のである。このパッキン部材23は、この実施例では、
燃焼装置3の底板部9側に取り付けてあり、燃焼装置3
の取り付け時に、熱機器本体1の第2接合部材4に密着
する。
【0012】更に、このパッキン部材23の燃焼空間1
9側と通じる側の周面には、この面に沿って空気導入領
域21を形成する。即ち、熱機器本体1の第2接合部材
4と燃焼装置3の底板部9との間において、パッキン部
材23の内周側に空気導入領域23を形成する。この実
施例においては、このパッキン部材23の内周側と、前
記熱機器本体1の第2接合部材4と、燃焼装置3の底板
部9と、第2断熱材20とによって囲まれた空間が、空
気導入領域21である。ここで、この空気導入領域21
の外周側の境界は、前記パッキン部材23によって規定
されるものであるが、この空気導入領域21の内周側の
境界は、何らかの構成部材によって明確に規定する必要
はない。
【0013】この空気導入領域21には、空気導入流路
22を接続してある。この空気導入流路22は、前記ウ
インドボックス8における予混合気供給流路6の画成部
分よりも外側の位置において、前記ウインドボックス8
の底板部9を貫通させて形成してある。この空気導入流
路22は、1つでも良いが、好ましくは、前記空気導入
領域21に沿って適宜の間隔で複数設ける。更に、ウイ
ンドボックス8の側板部16には、所定の隙間を隔壁2
4を取り付けることによって空気供給経路25を形成し
てあり、この空気供給経路25に前記空気導入流路22
を連通させてある。この空気供給経路25は、前記空気
導入流路22を介して空気導入領域21に空気を供給す
るためのもので、この空気は、例えば、予混合気を形成
する前の燃焼用空気が導入される。この空気導入領域2
1に空気導入流路22から供給する空気は、この空気導
入領域21内において、前記燃焼装置3により熱機器本
体1内に形成した高温ガスの圧力より高圧とする。即
ち、この空気の供給圧力は、熱機器本体1における炉圧
より高圧とする。
【0014】尚、燃焼装置3の熱機器本体1への取り付
けに際しては、前記熱機器本体1側の第2接合部材4に
所定個数のボルト30を取り付け、各ボルト30に、押
え具31を挿入し、この押え具31を燃焼装置3の底板
部9の周辺に当接させた状態でこの各ボルト30にナッ
ト32をねじ込むことによって行っている。尚、図示す
る実施例においては、押え具31とナット32との間に
スプリングワッシャ等の弾性を有する弾性部材33を介
在させ、パッキン部材23及び第2断熱材20の馴染み
性の向上と、面圧の低下の調整を行っている。
【0015】以上の構成において、熱機器の運転時、即
ち燃焼装置3の動作時には、空気導入流路22から空気
導入領域21に空気が導入されている。この状態では、
前記パッキン部材23や第2断熱材20は、熱機器本体
1と燃焼装置3との間の断熱並びに密封を行なっている
が、パッキン部材23や第2断熱材20の馴染みによる
面圧の低下等により、第2断熱材20と熱機器本体1の
第2接合部材4や燃焼装置3の底板部9との間に隙間が
生じたとする。この場合、従来のものでは、第2断熱材
20自体の隙間や、第2断熱材20と前記底板部9との
接触面、パッキン部材23と前記第2接合部材4,底板
部9との接触面から高温ガスが浸透していき、この高温
ガスの浸透により、パッキン部材23の劣化が促進さ
れ、パッキン部材23と前記第2接合部材4,底板部9
との接触面に生じた隙間から、高温ガスがそのまま外部
に流出する等、火災の原因や作業者の火傷の原因になる
恐れがある。しかし、この発明によれば、パッキン部材
23の劣化によりそれらの接触面に隙間が生じても、前
記空気導入領域21内に供給される空気によって、前記
隙間から空気導入領域21への高温ガスの浸透を抑制
し、また、パッキン部材23の冷却を行なうため、パッ
キン部材23の劣化を抑制できる。しかも、この空気導
入領域21に、空気導入流路22から供給される空気
は、前記第2断熱材20の部分において、前記燃焼装置
3により熱機器本体1内に形成した高温ガスの圧力より
高く設定してあるため、パッキン部材23の劣化により
隙間が生じても、この隙間からは空気が噴出するのみで
あり、前記空気導入領域21内のエア圧によって高温ガ
スの流出を防止することができる。
【0016】尚、以上の実施例においては、空気導入流
路22から空気導入領域21への空気の供給は、燃焼用
空気の供給手段(即ち、送風機)を利用して、燃焼装置
3への燃焼用空気の供給経路から分岐して形成した空気
導入流路22によって行っているが、この送風機とは別
個に送風機やコンプレッサー等の空気供給手段を設けて
用いてもよい。更に、以上の説明においての燃焼装置で
は、バーナエレメントとウインドボックス、ウインドボ
ックスと熱機器本体との間に、第1,第2断熱材14,
20が介在するように形成したもので、修理点検時の各
部材の着脱性、密閉性等、作業性を含めてを考慮して形
成したものであるが、このような着脱が不要な、或は殆
ど無いような燃焼装置においては、必ずしも第1,第2
断熱材14,20を積層状態となるように設ける必要は
なく、バーナエレメント7の支持枠11の周囲、並びに
熱機器本体1と燃焼装置3との間に、一体的な断熱材を
設けたものでも良い。この場合、上述の実施例に比べ、
保持部材15を省略することができ、より一層の構造の
簡素化が可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る熱
機器によれば、燃焼装置と熱機器本体の接合面間に介在
させたパッキン部材の燃焼空間側の周面に沿って空気導
入領域を形成し、この空気導入領域に導入した空気によ
り、燃焼空間からの高温ガスの熱的影響を遮断し、同時
にパッキン部材の冷却を行なうことができるから、パッ
キン部材の焼損や、経時的な劣化を防止し、面圧の低下
を抑制し、パッキン部材の長寿命化も図れる。更に、空
気導入領域に導入する空気の圧力を、燃焼空間内の圧力
より高く設定し、パッキン部材の内周に作用する高温ガ
スよりも若干高い圧力の空気を前記空気導入領域に供給
することにより、パッキン部材が劣化して熱機器本体や
燃焼機器との間に隙間が生じても、この隙間からは、こ
の空気が熱機器本体外に流出するのみであり、高温ガス
の流出による種々の問題を解決することができ、高い安
全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る熱機器の一実施例を説明するた
めの横断平面図である。
【符号の説明】
1 熱機器本体 3 燃焼装置 4 第1接合部材 9 第2接合部材 19 燃焼空間 21 空気導入領域 23 パッキン部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に燃焼空間19を形成し、この燃焼
    空間19と連通する開口部5を備えた熱機器本体1と、
    前記開口部5に臨ませて取り付けられる燃焼機器3と、
    前記熱機器本体1と燃焼装置3との接合面間であって前
    記開口部5よりも外方位置に介在させたパッキン部材2
    3とを備えた熱機器において、前記接合面間であって前
    記パッキン部材23の燃焼空間19側の周面に沿って空
    気導入領域21を形成したことを特徴とする熱機器。
  2. 【請求項2】 前記空気導入領域21内の圧力を、前記
    燃焼空間19内の圧力よりも高く設定したことを特徴と
    する請求項1記載の熱機器。
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