JPH09280409A - 3位置型電磁弁 - Google Patents

3位置型電磁弁

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JPH09280409A
JPH09280409A JP8093867A JP9386796A JPH09280409A JP H09280409 A JPH09280409 A JP H09280409A JP 8093867 A JP8093867 A JP 8093867A JP 9386796 A JP9386796 A JP 9386796A JP H09280409 A JPH09280409 A JP H09280409A
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JP
Japan
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valve body
port
valve
mover
electromagnetic
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JP8093867A
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English (en)
Inventor
Takahito Ogaki
孝人 大垣
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンチロックブレーキ制御装置等のブレーキ
液圧制御装置に好適な3位置型電磁弁の組立性を高める
ことである。 【解決手段】 第2弁体が電磁付勢手段の電磁力による
第1弁体の可動方向とは反対方向からの第2付勢手段に
よって閉弁し、電磁付勢手段への電流値を上記第2の所
定値とした場合、発生する電磁力により可動子と第1弁
体を一体に作動させて第2弁体を押し開けるように構成
したため、組立も簡単で、加工コストも小さく、部品点
数も少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、3位置型電磁弁
に関し、詳しくは、アンチロックブレーキ制御装置等の
ブレーキ液圧制御装置に好適に用いられる3位置型電磁
弁に関する。
【0002】
【従来の技術】アンチロック制御では、一般に、ホイル
シリンダ液圧を加圧する状態(加圧モード)、ホイルシ
リンダ液圧を保持する状態(保持モード)、及びホイル
シリンダ液圧を減圧する状態(減圧モード)を車輪のス
キッド状況等に応じて切り替えてホイルシリンダ液圧を
制御する。
【0003】上記加圧モード、保持モード、減圧モード
の3つのモードを実現するために、例えば特公昭49−
28307号公報では車両のマスタシリンダとホイルシ
リンダの間に2ポート2位置型の電磁弁からなる流入弁
を設けると共に、ホイルシリンダからリザーバ等を介し
てマスタシリンダ側に還流する還流路にも2ポート2位
置型の電磁弁からなる流出弁を設けた、すなわち1ブレ
ーキ回路当たり2個の電磁弁を用いた構造が提案されて
いる。
【0004】これに対して1つの弁で、上記3つのモー
ドを実現することができる3位置型電磁弁が提供されて
いる。例えば、特開平7−144629号公報には、図
9に示すような3位置型電磁弁が提案されている。
【0005】この3位置型電磁弁は、マスタシリンダに
つながる第1ポート2、ホイルシリンダにつながる第2
ポート3及び還流路につながる第3ポート4を設けた筺
体1内に、ほぼ液密且つ摺動自在に挿入された第1弁体
であるスプール5、第1付勢手段である第1スプリング
6、第2弁体7、第2付勢手段である第2スプリング
8、可動子9、電磁コイルを含み可動子9に電磁力を与
える電磁付勢手段10で構成されている。
【0006】電磁付勢手段10が非作動状態(図9)に
おいて、スプール5は第1スプリング6に付勢され、第
1ポート2と第2ポート3との間を連通状態とし、第2
弁体7は第2スプリング8に付勢され第2ポート3と第
3ポート4の間を遮断状態としている。よってアンチロ
ック制御の加圧モードとなる。
【0007】電磁付勢手段10へ第1の所定値電流を与
えた場合、発生した電磁力による可動子9の図中下方へ
の移動と共に、スプール5が可動子9の第1係合部9a
に付勢され同じく図中下方に移動することにより第1ポ
ート2と第2ポート3間が遮断され、アンチロック制御
の保持モードとなる。
【0008】電磁付勢手段10へ第1の所定値より大き
い第2の所定値電流を与えた場合、発生した電磁力によ
る可動子9の図中下方への移動により、可動子9の第2
係合部9bが第2弁体7の係合部7aに係合し、さらに
図中下方に移動することにより、第1弁体であるスプー
ル5は閉弁したままで第2弁体7が開弁し、第2ポート
3と第3ポート4との間を連通状態としてアンチロック
制御の減圧モードとなる。
【0009】さらに特開平7−144629号公報には
図10に示すような上記提案の3位置型電磁弁の組立作
業性を向上させた3位置型電磁弁が提案されている。
【0010】11は筺体、12は第1ポート、13は第
2ポート、14は第3ポート、15は第1弁体であり筺
体11内にほぼ液密且つ摺動自在に挿入されたスプー
ル、16は第1付勢手段である第1スプリング、17は
第2弁体、18は第2付勢手段である第2スプリング、
19は上記スプール15と一体となった可動子、20は
電磁コイルを含み可動子19に電磁力を与える電磁付勢
手段である。
【0011】電磁付勢手段が非作動状態(図10)にお
いて、スプール15は第1スプリング16に付勢され、
第1ポート12と第2ポート13との間を連通状態と
し、第2弁体17は第2スプリング18に付勢され第2
ポート13と第3ポート14との間を遮断状態としてい
る。よってアンチロック制御の加圧モードとなる
【0012】電磁付勢手段20へ第1の所定値電流を与
えた場合、発生した電磁力による可動子19の図中下方
への移動と共に、可動子19に一体に固定されたスプー
ル15が同じく図中下方に移動し第1弁体は閉弁して、
アンチロック制御の保持モードとなる。
【0013】電磁付勢手段20へ第1の所定値より大き
い第2の所定値電流を与えた場合、発生した電磁力によ
る可動子19の図中下方への移動により、可動子19に
一体に固定されたスプール15が第2弁体17に当接
し、さらに図中下方に移動することにより、第1弁体は
閉弁したままで第2弁体17が開弁し、アンチロック制
御の減圧モードとなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図9の3位置型電磁弁
においては、可動子9を第2弁体7に係合させて開弁方
向に引き下げる構成となっているため図9のままでは組
立が困難であり、現実的には第2弁体7を分割する必要
があった。よって加工コストが大きく部品点数が多くな
る等の考慮すべき点があった。
【0015】また、保持モード、減圧モードにおいて、
第1ポート2から第2ポート3にいたるスプール5と筺
体1の摺動すき間からのわずかな作動液の漏れはスプー
ル弁を用いる際には許容されるところであるが、可動子
9がスプール5の中を通っているためスプール径が大き
くなり、このスプール径の大径化は上記スプール5と筺
体1のすき間の断面積を大きくし、この作動液の漏れに
よる性能への影響が無視できない、また、上記スプール
径の大型化に伴い3位置型電磁弁も大型化するという課
題があった。
【0016】図10の3位置型電磁弁においては、電磁
付勢手段20により可動子19に与えられる電磁力を大
きくするためには、可動子19と筺体11の対向する面
積を大きくする必要があるが、可動子19の内周がスプ
ール15の外周に一体に固定されているため、上記スプ
ール径の大型化に伴い、可動子19の内径も大型化し、
十分な電磁力を得るには可動子19の外径を大きくする
必要が生じる。また、上記スプール15の外径および可
動子19の大型化に伴い3位置型電磁弁も大型にする必
要があった。
【0017】本発明は、上記のような従来の弁における
課題を解決するためになされたものであって、必要とさ
れる電磁力の大きさ及びその管理精度を大幅に小さくす
ることができ、かつ、非作動時における作動液の漏れの
ない小型かつ安価な3位置型電磁弁を提供することを目
的としてなされたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】従って、請求項1は、第
1ポート、第2ポート及び第3ポートを設けた筺体と、
筺体内を摺動して第1ポートと第2ポートの間を連通、
遮断する第1弁体と、第1弁体を開弁方向に付勢する第
1付勢手段と、第2ポートと第3ポートの間を連通、遮
断する第2弁体と、第2弁体を閉弁方向に付勢する第2
付勢手段と、電磁付勢手段と、上記第1弁体の一端に当
接し、上記電磁付勢手段の電磁力により筺体内を上記第
1弁体の摺動方向に移動して第1付勢手段及び第1弁体
の他端に位置している第2弁体に付勢する第2付勢手段
の付勢力に抗し、第1弁体と一体に作動し、この第1弁
体及び第2弁体を開閉させる可動子とを備え、電磁付勢
手段による電磁力がない場合、第1付勢手段の付勢力に
より第1弁体が開弁する一方第2付勢手段の付勢力によ
り第2弁体が閉弁し、電磁付勢手段への電流値を第1の
所定値とした場合、発生した電磁力により可動子が第1
付勢手段の付勢力に抗して第1弁体を閉弁する一方、電
磁付勢手段の電磁力による第1弁体の可動方向とは反対
方向の第2付勢手段の付勢力により第2弁体は閉弁状態
のままとし、電磁付勢手段への電流値を上記第1の所定
値より大きい第2の所定値とした場合、発生した電磁力
により可動子が第1及び第2付勢手段の付勢力に抗して
第1弁体を閉弁する一方、可動子と一体に作動するこの
第1弁体によりさらに第2弁体を第1弁体とは反対方向
に押して開弁する構成とし、かつ上記可動子の位置に拘
わらず第1弁体の摺動方向両端の作動液を連通させる作
動液迂回部を第1弁体または第1弁体と可動子に設け、
第1弁体に対して摺動方向に作用する上記第1ポート及
び第2ポートの液圧による液圧力を相殺する構成し、上
記第1弁体は筺体内をほぼ液密状態で摺動するスプール
からなり、筺体第1ポート液封部と第1弁体の摺動角部
のすれ違いで第1ポートと第2ポートの間を遮断する構
成としていることを特徴とする3位置型電磁弁を提供す
るものである。
【0019】また請求項2は、請求項1において、上記
第1弁体と上記可動子との間に非磁性体材料で成る部材
をはさむことを特徴とする3位置型電磁弁を提供するも
のである。
【0020】請求項3は、請求項1または請求項2にお
いて、上記第2弁体の液封部をボール形状にしたことを
特徴とする3位置型電磁弁を提供するものである。
【0021】請求項4は、請求項1、2または請求項3
において、上記第1ポートを円周方向に複数個設けたま
たは第1弁体の摺動角部により液封される液封ポートを
複数個設けたもしくは摺動角部との液封部を環状溝とし
たことを特徴とする3位置型電磁弁を提供するものであ
る。
【0022】
【作用】請求項1の3位置型電磁弁では、第2弁体が電
磁付勢手段の電磁力による第1弁体の可動方向とは反対
方向からの第2付勢手段によって閉弁し、電磁付勢手段
への電流値を上記第2の所定値とした場合、発生する電
磁力により可動子と第1弁体を一体に作動させて第2弁
体を押し開けるように構成したため、組立も簡単で、加
工コストも小さく、部品点数も少ない。また、第1弁体
の中に可動子が通っていないため、第1弁体であるスプ
ール径を小さくすることができ、従って、スプールと筺
体のすき間の断面積を小さくすることで、作動液の漏れ
を小さくできる。また同程度の漏れを許容すればスプー
ルと筺体のすき間の公差管理も緩和できるためコストを
抑えることができる。また、スプール径を小さくするこ
とにより、可動子に対向する筺体の内径を小さくするこ
とで筺体と可動子の対向する面積を大きくでき、大きな
電磁力を得ることになり、ひいては可動子の外径を小さ
く抑え、3位置型電磁弁の小型化が図れる。
【0023】請求項2の3位置型電磁弁では、第1弁体
と可動子との間に非磁性体材料から成る部材をはさむこ
とにより、電磁付勢手段によって発生する磁束がスプー
ルを通りにくくなり、第1弁体と可動子の対向面を通り
やすくなるためより大きな電磁力を得ることができ、可
動子の外径を小さく抑えることができ、3位置型電磁弁
の小型化が図れる。
【0024】請求項3の3位置型電磁弁では、第2弁体
をボール形状にすることにより、部品形状を簡単にし、
さらに安価に3位置型電磁弁を実現できる。
【0025】請求項4の3位置型電磁弁では、第1ポー
トを円周方向に複数個設けることにより、第1弁体の摺
動角部により液封される液封部ポート径を小径化して加
圧モードから保持モードに移行する移動量を小さくでき
る。さらに加圧モードでの可動子と対向する筺体との距
離を小さくすることができるため、電磁付勢手段による
電磁力を大きくできることから3位置型電磁弁の応答性
の向上を図ることができる。また第1ポートの第1弁体
摺動角部との液封部を環状溝にすることにより、複数設
けた時の液封部のスプール摺動方向のズレからスプール
に負荷される半径方向の液圧差による力をキャンセルす
ることができる。なおこの際の筺体第1ポート液封部は
筺体とは別体部品とする方が環状溝加工上好ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施例に基づい
てこの発明を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実
施例に係わる3位置型電磁弁35を示している。この3
位置型電磁弁35の筺体21には、第1弁体25を液密
状に収容している第1液室21aを設け、この第1液室
21aの両側に、第2液室21b及び第3液室21cを
軸方向に直列に設けている。
【0027】さらに、筺体21には、第1液室21aと
連通する第1ポート22、第2液室21bと連通する第
2ポート23をそれぞれ径方向に設けると共に、第2液
室21bと連通する第3ポート24を軸方向に設けてい
る。上記第3液室21cの周辺には電磁石を備えた電磁
付勢手段30を設けている。
【0028】第1液室21aには、第1弁体を構成する
スプール25を軸方向に摺動自在に配置している。この
スプール25には、第1液室21aと第2液室21b及
び第3液室21cを連通する作動液迂回路25aを設け
ている。
【0029】第2液室21bには、第1弁体25を第3
液室21c側に付勢する第1付勢手段である第1スプリ
ング26を設けて第1ポート22と第1液室21aを連
通状態としており、また第2液室21bには上記第3ポ
ート24を開閉する第2弁体27を配置している。この
第2弁体27は、筺体21に係止されたシート部21d
に対し、同様に筺体21に係止されたストッパ31との
間に縮装された第2付勢手段である第2スプリング28
により付勢され第2ポート23と第3ポート24との連
通を遮断している。
【0030】第3液室21cには、上記電磁付勢手段3
0により付勢される可動子29が配置してあり、この可
動子29は上記第1スプリング26の付勢力により図中
下方に付勢されており、可動子29に係止されたピン3
2にて筺体底部21eに当接している。この可動子29
の図中上端部29aには非磁性材料から成るシム33が
配置され、可動子上端部29aと筺体対向部21fの当
接を阻止している。本図では、この可動子29と第1弁
体25は別部品の構成としているが、一体に作動するこ
とから一つの部品として用いることも可能である。
【0031】この第1実施例の3位置型電磁弁35で
は、筺体第1ポート液封部22aを閉じる第1弁体であ
るスプール25の閉鎖移動量をa、スプール25が第2
弁体27に当接し開弁するための移動量をb、電磁付勢
手段30の電磁力により移動できる可動子29の移動量
をcとすると、a〈b〈cとなるように各部品の寸法を
設定している。
【0032】次に、第1実施例の3位置型電磁弁35の
作動について説明する。まず、電磁付勢手段30に電流
を通電せず、可動子29に対して電磁付勢力を付加しな
い時(非通電時)には、上記可動子29、スプール25
及び第2弁体27は上記図1に示す位置にある。
【0033】即ち、非通電時には、可動子29及びスプ
ール25は第1スプリング26の付勢力により図中下方
に付勢され、可動子29に係止されたピン32を介して
筺体底部21eに当接されており、筺体第1ポート液封
部22aはスプール25の摺動角部25bにより閉じら
れることなく第1液室21aを経て第2液室21bに連
通している。一方、第2弁体27は第2スプリング28
により図中下方に付勢され、この第2弁体液封部27a
が筺体21のシート部21dを閉鎖している。よって、
非通電時には、図中点線で示すように、第1ポート22
から第1液室21a、第2液室21bを介して第2ポー
ト23に連通する流路が形成される。
【0034】ここでスプール25には第1液室21aと
第2液室21b及び第3液室21cを連通する作動液迂
回路25aを設けてあるので、スプール25の両端面に
はこの3位置型電磁弁35の作動状態にかかわらず、第
2ポート23の液圧のみが作用するので、スプール25
に働く軸方向の液圧力は常に相殺される。従って、第1
スプリング26の付勢力はスプール25の摺動時に発生
するわずかな摺動抵抗に打ち勝つだけの小さな力でスプ
ール25を開弁状態に保つことができる。
【0035】次に、電磁付勢手段30に電流を通電し、
可動子29に対して中間の電流値(第1の所定値)を付
加した時(中間通電時)には、可動子29、スプール2
5及び第2弁体27は図2に示す位置にある。
【0036】即ち、中間通電時には、可動子29に図中
上向きの電磁力が作用し、第1スプリング26の付勢力
に抗して可動子29はスプール25を図中上方へ移動さ
せる。この移動量が第1ポート閉鎖移動量aを上回ると
筺体第1ポート液封部22aはスプール25の摺動角部
25bで閉鎖されるが、第2弁体開弁移動量bは第1ポ
ート閉鎖移動量aよりも大きく設定しているため、第3
ポート24は第2弁体27により閉鎖されたままであ
る。このように、中間通電時には、第2ポート23は第
1ポート22、第3ポート24のいずれにも連通しな
い。
【0037】この状態を実現するための最低必要な電磁
力は、やはりスプール25に働く軸方向の液圧力が相殺
されているので、第1スプリング26の付勢力と摺動抵
抗の和となる。
【0038】次に、電磁付勢手段30に大きな電流を通
電し、可動子29に対して上記第1の所定値よりも大き
な所定の電流値(第2の所定値)を付加した時(全通電
時)、可動子29、スプール25及び第2弁体27は図
3に示す位置となる。
【0039】即ち、全通電時には、可動子29は中間通
電時よりさらに図中上方に移動し、それに伴って可動子
29と一体に作動するスプール25がさらに図中上方へ
移動する。この可動子29の移動量が上記第2弁体開弁
移動量bを上回ると、第2スプリング28の付勢力に抗
して第2弁体27も可動子29、スプール25と共に図
中上方へ移動し、第2弁体27の液封部27aが筺体の
シート部21dから離れ、第3ポート24が開放され
る。よって、全通電時には、図中点線で示すように第2
ポート23は第2液室21bを介して第3ポート24と
連通する。
【0040】中間通電時の電流値についてはある一定の
許容範囲を持つが、中間通電時(図2)に移行する前の
状態は、非通電時(図1)および全通電時(図3)の2
通りがあり、前の状態によって中間通電時の電流値の許
容範囲は異なってくる。非通電時(図1)と全通電時
(図3)では、可動子29の上端部29aと対向する筐
体対向部21fとの距離は非通電時の方が大きいため、
同じ電流値を発生させても得られる電磁力は非通電時の
方が小さくなる。よって中間通電時の状態を実現するた
めの最低必要な電磁力は、既に述べたように、第1スプ
リング26の付勢力と摺動抵抗の和となるが、上記電磁
力を確保するために必要な電流値の許容範囲は非通電時
からの方が全通電時からの方より大きい値となる。
【0041】上記中間通電時(図2)および全通電時
(図3)において、第3ポート24の液圧Pbはほぼ大
気圧に近いため、第2ポート23の液圧Poが高い場
合、第2弁体27の閉弁状態を保つためには、第2弁体
27でシールしている筺体21のシート部21dのシー
ル面積をA1とするとこの液圧差による力A1×(Pb
−Po)よりも第2スプリング28の付勢力が大きい必
要がある。そのためA1を大きくすることは第2スプリ
ング28の付勢力を大きくすることにつながるので望ま
しくない。具体的には、Pbが20MPaを超えること
もあるので、筺体21のシート部21dのシール径はφ
1mm程度あるいはそれ以下であるのが望ましい。
【0042】また、図3において可動子29の上端部2
9aが電磁付勢手段30による電磁力によって図中上方
に押され、対向する筺体対向部21fと直接接触した場
合、減圧モードから保持モードに移行するために、電磁
付勢手段30へ第1の所定値電流を与え、可動子29に
対する電磁力を弱めても、可動子上端部29aと対向す
る筺体対向部21fの間に強力な吸引力が働くので、第
1スプリング26の付勢力を吸引力に打ち勝つように強
くする必要がある。そこで可動子上端部29aあるいは
対向する筺体対向部21fに非磁性体材料から成るシム
33を設け可動子上端部29aと筺体対向部21fの直
接接触を避ける、又は、可動子上端部29aあるいは対
向する筺体対向部21fにスリットなどを入れて、直接
接触したときの接触面積を小さくする構造にすることに
より、可動子29の作動に影響ない程度に吸引力を弱め
ることが望ましい。
【0043】とくに低温に於ける作動液の粘性が大きく
なったとき、可動子29およびスプール25の移動する
応答性を悪化させないために、スプール25の作動液流
路である軸方向の貫通穴は大きく、具体的には、ブレー
キ液の場合、断面積1mm2以上であることが望まし
い。また、上記シム33についても、とくに低温での可
動子29の移動の応答性を確保するために、可動子上端
部29aと下端部29bの間の作動液の移動路を確保す
るためにスリットを入れることが望ましい。また、可動
子29についても同様の理由で軸方向に貫通穴あるいは
面取り、切り欠きを1個所あるいは複数個所設けること
が望ましい。
【0044】図3の全通電時の第3ポート24の開放に
必要な電磁力は第1、第2スプリング26、28の付勢
力の和となるが、これも第1スプリング26の付勢力が
小さいため、比較的小さい力となる。
【0045】上記中間通電時に、第1ポート22及び第
3ポート24を閉鎖した状態で維持される最大限の電磁
力は第1、第2スプリング26、28の付勢力の和とな
るが、前述のように第1スプリング26の付勢力の値は
かなり小さいため、第2スプリング28の付勢力をやや
大きめに設定すれば、上記最低限必要な電磁力と最大限
の電磁力の差を広く取ることができる。
【0046】また第2弁体27は閉弁時に筺体シート部
21dと接触して閉弁するようにしているので、アンチ
ロック制御非作動時の第3ポート24への液漏れは発生
しない。スプール25と筺体21との間の摺動隙間を通
る液漏れは発生するが、スプール25の外径を小さくす
ることによって筺体21との接触面積を小さくし、液漏
れの量を小さくすることにより実用上支障とならないレ
ベルとすることができる。
【0047】また、スプール25の外径を小さくするこ
とにより、可動子上端部29aに対向する筺体対向部2
1fの内径を小さくすることができるため、可動子29
との対向面積を大きくすることによって大きな電磁力を
得ることができ、ひいては可動子29の外径を小さく抑
えることができ、3位置型電磁弁の小型化が図れる。
【0048】また、図1において可動子29の下端部2
9bは第1スプリング26によって図中下部に押され、
対向する筺体底部21eと直接接触した場合、電磁付勢
手段30が作動すると可動子下端部29bと対向する筺
体底部21e部の間に強力な吸引力が働いて可動子29
が図中上方に移動する応答性が悪くなる。そこで可動子
下端部29bあるいは対向する筺体底部21eに非磁性
体材料から成るピン32を設けることにより、可動子2
9の作動に影響ない程度に吸引力を弱めることが望まし
い。
【0049】図4は、第1実施例の3位置型電磁弁35
をアンチロック制御装置に使用した一例を示している。
このアンチロック制御装置では、マスタシリンダ36を
第1ポート22に接続し、ホイルシリンダ37を第2ポ
ート23に接続している。また第3ポート24はリザー
バ38及びポンプ39を介して上記マスタシリンダ36
側に還流する還流路40に接続している。さらに、電磁
付勢手段30は、車輪速センサ等(図示せず)からの信
号に基づいて、アンチロック制御の加圧、保持及び減圧
モードを判断する制御部41により電流を供給される。
【0050】まず、非通電時には、上記のように第1ポ
ート22と第2ポート23が連通する一方、第3ポート
24が遮断され、マスタシリンダ36とホイルシリンダ
37が連通する一方、還流路40が遮断された加圧モー
ドとなる。
【0051】また、中間通電時には、上記のように第2
ポート23は第1ポート22と第3ポート24のいずれ
にも連通せず、ホイルシリンダ37の液圧が保持される
保持モードとなる。上記のように第1実施例の3位置型
電磁弁35では、この第2ポート23が第1ポート22
と第3ポート24のいずれにも連通しない状態を維持す
るための電流値が小さく、かつ、この状態を維持できる
電流値の幅が大きい。よって、制御部41から供給する
電流の値を小さくすることができると共に、高い精度で
電流を制御する必要がない。
【0052】さらに、全通電時には、上記のように第1
ポート22が閉鎖される一方、第3ポート24が開放さ
れ、第2ポート23は第3ポート24と連通し、ホイル
シリンダ37が還流路40と接続される減圧モードとな
る。
【0053】第1実施例では、第3ポート24は第2ス
プリング28により付勢された第2弁体27により閉鎖
しているため、この部分から作動液の漏れが生じること
がない。よって、図4の装置では、この第3ポート24
が閉鎖されている加圧モードの時に作動液の漏れが生じ
ることがない。また、中間通電時(保持モード)、全通
電時(減圧モード)では、スプール25により閉鎖され
た第1ポート22から僅かな作動液の漏れが生じるが、
上記減圧モードと保持モードは、アンチロック制御中で
あって、ホイルシリンダ37と接続した第2ポート23
の液圧が激しく上下する状態で生じるため、制御上ほと
んど問題がない。
【0054】図5に、スプール25が磁性体である場
合、電磁付勢手段30により発生する磁束で構成される
磁気回路を示す。ここで、磁束の流れは、筺体対向部2
1fと可動子上端部29aとの対向面を通る磁束M1と
スプール25を通る磁束M2に別れるが、電磁付勢手段
30によって可動子29に発生する電磁力を大きくする
ためにはスプール25を通る磁束M2を小さくする必要
がある。そこで、スプール25を非磁性体にすると、M
2を非常に小さくする事ができて好ましい。
【0055】図6は、本発明による3位置型電磁弁のア
ンチロック液圧制御装置に好適な第2の実施例を示す。
図1と異なる点は、スプール25と可動子29の間に非
磁性体材料のスペーサ34を設けることである。可動子
29に対向する筺体対向部21fと可動子上端部29a
に吸引力を最大限に発生させるためには、電磁付勢手段
30が作動することにより発生する磁束が、上記可動子
29に対向する筺体対向部21fと可動子上端部29a
を通過する量を最大限にすることが必要であるが、スプ
ール25が磁性体材料である場合、発生した磁束がスプ
ール25の方を通過し、上記筺体対向部21fを通過す
る磁束が減少してしまう。スプール25と可動子29の
間に非磁性体材料のスペーサ34を設けることによっ
て、上端部29aに発生する吸引力がほとんど減少しな
い程度に、スプール25を通過する磁束を抑えることが
できる。上記スペーサ34を上記シム33と共用するこ
とも可能である。
【0056】図7は、本発明による3位置型電磁弁のア
ンチロック液圧制御装置に好適な第3の実施例を示す。
第2弁体27をボール形状にするとさらに安価に3位置
型電磁弁を実現できる。
【0057】図8(A)(B)は、本発明による3位置
型電磁弁のアンチロック液圧制御装置に好適な第4の実
施例を示し、第1ポート22の液封部22aの構成に関
するものである。
【0058】図8(A)では、第1ポート22の液封部
22aを円周方向に複数個設けることによって、スプー
ル25の摺動角部25bにより液封される液封部22a
のポート直径を小径化にして加圧モードから保持モード
に移動するストロークを小さくする、および、加圧モー
ドでの可動子29の上端部29aと対向する筺体対向部
21fとの距離を小さくすることができ、電磁付勢手段
30による電磁力を大きくできる。このことから3位置
型電磁弁の応答性の向上を図ることができる。
【0059】図8(B)では、第1ポート22のスプー
ル摺動角部25bとの液封部22aを環状溝にすること
により、複数設けた時の液封部22aのスプール軸方向
のズレからスプール25に負荷される半径方向の液圧差
による力をキャンセルすることができる。なおこの際の
筺体第1ポート液封部22aは筺体21とは別体部品と
する方が環状溝加工上好ましい。
【0060】第1ポート22および第2ポート23は既
に説明したように、それぞれ導入ポートおよび出力ポー
トであるため、該3位置型電磁弁に異物が侵入するのを
防止するためフィルタを設けることが望ましい。
【0061】以上の実施例について、図示した部品を複
数の部品を組立てて製作してもよいのはいうまでも無
い。とくに、第2弁体27でシールしている筺体21の
シート部21dは別部品を筺体21に圧入すると、組立
性が向上し、加圧状態から保持状態に移行する距離をシ
ート部21dの圧入深さで調整することができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1の3位置型電磁弁では、第2弁
体が電磁付勢手段の電磁力による第1弁体の可動方向と
は反対方向からの第2付勢手段によって閉弁し、電磁付
勢手段への電流値を上記第2の所定値とした場合、発生
する電磁力により可動子と第1弁体を一体に作動させて
第2弁体を押し開けるように構成したため、組立も簡単
で、加工コストも小さく、部品点数も少ない。
【0063】さらに、請求項1では、第1弁体の中に可
動子が通っていないため、第1弁体であるスプール径を
小さくすることができ、従って、スプールと筺体のすき
間の断面積を小さくすることで、作動液の漏れを小さく
できる。また、スプール径を小さくすることにより、可
動子に対向する筺体の内径を小さくすることで筺体と可
動子の対向する面積を大きくでき、大きな電磁力を得る
ことになり、ひいては可動子の外径を小さく抑え、3位
置型電磁弁の小型化が図れる。
【0064】請求項2の3位置型電磁弁では、第1弁体
と可動子との間に非磁性体材料から成る部材をはさむこ
とにより、電磁付勢手段によって発生する磁束がスプー
ルを通りにくくなり、筐体と可動子の対向面を通りやす
くなるためより大きな電磁力を得ることができ、可動子
の外径を小さく抑えることができ、3位置型電磁弁の小
型化が図れる。
【0065】請求項3の3位置型電磁弁では、第2弁体
をボール形状にすることにより、部品形状を簡単にし安
価に3位置型電磁弁を実現できる。
【0066】請求項4の3位置型電磁弁では、第1ポー
トを円周方向に複数個設けることにより、第1弁体の摺
動角部により液封される液封部ポート径を小径化にして
加圧モードから保持モードに移行する移動量を小さくで
きる。さらに加圧モードでの可動子と対向する筺体との
距離を小さくすることができるため、電磁付勢手段によ
る電磁力を大きくできることから3位置型電磁弁の応答
性の向上を図ることができる。
【0067】さらに、請求項4では、第1ポートの第1
弁体摺動角部との液封部を環状溝にすることにより、複
数設けた時の液封ポートの第1弁体摺動方向に対するズ
レから第1弁体に負荷される半径方向の液圧差による力
をキャンセルすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る3位置型電磁弁を示
す概略断面図である。
【図2】第1実施例の中間通電状態を示す概略断面図で
ある。
【図3】第1実施例の全通電状態を示す概略断面図であ
る。
【図4】第1実施例の3位置型電磁弁をアンチロック制
御装置に適用した一例を示す概略図である。
【図5】第1実施例の磁気回路を示す概略図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る3位置型電磁弁を示
す概略断面図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る3位置型電磁弁を示
す概略断面図である。
【図8】(A)は本発明の第4実施例に係る3位置型電
磁弁を示す概略断面図、(B)は本発明の第4実施例に
係る3位置型電磁弁を示す概略断面図である。
【図9】従来の3位置型電磁弁の一例を示す概略断面図
である。
【図10】従来の3位置型電磁弁の組立作業性を向上さ
せた例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
21・・・筺体 22・・・第1ポート 22a・・筺体第1ポート液封部 23・・・第2ポート 24・・・第3ポート 25・・・第1弁体であるスプール 25a・・第1弁体の作動液迂回路 25b・・第1弁体摺動角部 26・・・第1付勢手段である第1スプリング 27・・・第2弁体 28・・・第2付勢手段である第2スプリング 29・・・可動子 30・・・電磁付勢手段 31・・・ストッパ 32・・・ピン(非磁性) 33・・・シム(非磁性) 34・・・スペーサ(非磁性) 35・・・第1実施例の3位置型電磁弁 36・・・マスタシリンダ 37・・・ホイルシリンダ 38・・・リザーバ 39・・・ポンプ 40・・・還流路 41・・・制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンチロックブレーキシステムやトラク
    ションコントロールシステム等の車両用ブレーキ液圧制
    御装置に用いられる電磁弁において、 第1ポート、第2ポート及び第3ポートを設けた筺体
    と、筺体内を摺動して第1ポートと第2ポートの間を連
    通、遮断する第1弁体と、第1弁体を開弁方向に付勢す
    る第1付勢手段と、第2ポートと第3ポートの間を連
    通、遮断する第2弁体と、第2弁体を閉弁方向に付勢す
    る第2付勢手段と、電磁付勢手段と、上記第1弁体の一
    端に当接し、上記電磁付勢手段の電磁力により筺体内を
    上記第1弁体の摺動方向に移動して第1付勢手段及び第
    1弁体の他端に位置している第2弁体に付勢する第2付
    勢手段の付勢力に抗し、第1弁体と一体に作動し、この
    第1弁体および第2弁体を開閉させる可動子とを備え、
    電磁付勢手段による電磁力がない場合、第1付勢手段の
    付勢力により第1弁体が開弁する一方第2付勢手段の付
    勢力により第2弁体が閉弁し、電磁付勢手段への電流値
    を第1の所定値とした場合、可動子が第1付勢手段の付
    勢力に抗して第1弁体を閉弁する一方、電磁付勢手段の
    電磁力による第1弁体の可動方向とは反対方向の第2付
    勢手段の付勢力により第2弁体は閉弁状態のままとし、
    電磁付勢手段への電流値を上記第1の所定値より大きい
    第2の所定値とした場合、可動子が第1及び第2付勢手
    段の付勢力に抗して第1弁体を閉弁する一方、可動子と
    一体に作動するこの第1弁体により、さらに第2弁体を
    第1弁体とは反対方向に押して開弁する構成とし、かつ
    上記可動子の位置に拘わらず第1弁体の摺動方向両端の
    作動液を連通させる作動液迂回部を第1弁体または第1
    弁体と可動子に設け、第1弁体に対して摺動方向に作用
    する上記第1ポート及び第2ポートの液圧による液圧力
    を相殺する構成とし、上記第1弁体は筺体内をほぼ液密
    状態で摺動するスプールからなり、筺体第1ポート液封
    部と第1弁体の摺動角部のすれ違いで第1ポートと第2
    ポートの間を遮断する構成としていることを特徴とする
    3位置型電磁弁。
  2. 【請求項2】 上記第1弁体と上記可動子との間に非磁
    性体材料で成る部材をはさむことを特徴とする請求項1
    に記載の3位置型電磁弁。
  3. 【請求項3】 上記第2弁体をボール形状にしたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の3位置型電
    磁弁。
  4. 【請求項4】 上記第1ポートを円周方向に複数個設け
    たまたは第1弁体の摺動角部により液封される液封ポー
    トを複数個設けたもしくは摺動角部との液封部を環状溝
    としたことを特徴とする請求項1、2または請求項3に
    記載の3位置型電磁弁。
JP8093867A 1996-04-16 1996-04-16 3位置型電磁弁 Pending JPH09280409A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050213A (ja) * 2006-04-12 2013-03-14 Waters Technologies Corp 能動バルブおよび能動バルブの動作の方法
JP2013512398A (ja) * 2009-12-01 2013-04-11 ドルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト ハイドロリック式の電磁方向制御弁およびハイドロリック式の電磁方向制御弁を備えたドアクローザ

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