JPH09279508A - アスファルトクッカー車 - Google Patents

アスファルトクッカー車

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JPH09279508A
JPH09279508A JP8089192A JP8919296A JPH09279508A JP H09279508 A JPH09279508 A JP H09279508A JP 8089192 A JP8089192 A JP 8089192A JP 8919296 A JP8919296 A JP 8919296A JP H09279508 A JPH09279508 A JP H09279508A
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heating
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Hideto Horai
秀人 蓬莱
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撹拌槽にグースアスファルトを積載して加熱
・撹拌しながら運搬するクッカー車に衝突等による衝撃
が加わっても未然に火災を防止できるようにする。 【解決手段】 アスファルトクッカー車1の車体3にG
センサ(加速度センサ)17を取り付け、撹拌槽4にグ
ースアスファルトを積載して加熱・撹拌しながら運搬し
ている途中でGセンサ17により衝撃を検出すると撹拌
槽4を加熱する加熱装置であるガスバーナ13への燃料
を停止して火炎発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路舗装材として
用いられるグースアスファルトを加熱・撹拌しながら施
工現場に運搬するアスファルトクッカー車に関する。
【0002】
【従来の技術】アスファルトクッカー車は、トラックの
車体にクッカーと呼ばれる撹拌槽を搭載し、該撹拌槽に
は内容物を撹拌する撹拌装置や加熱装置を備え、アスフ
ァルトプラントにより予備混練された天然アスファルト
を配合したグースアスファルトを積載し、加熱撹拌しな
がら施工現場に運搬するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ア
スファルトクッカー車に積載したグースアスファルトに
は可燃物であるアスファルト成分が大量に含まれてお
り、それを加熱・撹拌しながら施工現場へと走行した
り、施工現場で待機したりしているときに、万一、クッ
カー車に衝突等の衝撃が加わり、撹拌等が停止するよう
なことが生じたり、撹拌槽よりグースアスファルトが漏
出したりすると、加熱を直ちに停止しなければ撹拌槽内
や漏出したグースアスファルトが過熱されて発火し、火
災に至るおそれがある。
【0004】本発明は上記の点に鑑み、加熱装置による
加熱中のクッカー車に衝突等による衝撃が加わっても未
然に火災を防止できるようにしたアスファルトクッカー
車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、グースアスファルトの加熱、撹拌を行う
撹拌槽をトラックの車体に搭載したアスファルトクッカ
ー車において、前記車体に衝撃を検出するGセンサを配
設し、該Gセンサにより検出した衝撃が予め設定した衝
撃以上の大きさであれば前記加熱装置による撹拌槽の加
熱を停止するように構成したことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のアスファルトクッカー車
にあっては、グースアスファルトを積載し、加熱・撹拌
しながら運搬している途中に、クッカー車に衝撃が加わ
ると車体に配設したGセンサが衝撃を検出し、その衝撃
が予め設定した衝撃以上であれば直ちに加熱装置による
撹拌槽の加熱を停止させ、撹拌槽内のグースアスファル
トを過熱しないようにして火災を未然に防ぐ。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図中の1はグースアスファルトを撹拌・運
搬するアスファルトクッカー車であって、トラック2の
車体3にクッカーと呼ばれる撹拌槽4を搭載している。
撹拌槽4には回転軸5に放射状に固着した撹拌羽根6を
配設し、該回転軸5を油圧モータ7によって回転するよ
うにしている。また、油圧モータ7は油圧ホース8を介
して斜板タイプの可変容量式の油圧ポンプ9に接続され
ており、油圧ポンプ9の駆動により発生させた圧油によ
り油圧モータ7を回転するようにしている。
【0009】更に、油圧ポンプ9は、トラックに搭載さ
れた走行用エンジン10に具備された動力取出装置11
のP.T.O軸12に接続されており、走行用エンジン
10の強力な動力により駆動するようにしている。
【0010】また、撹拌槽4の下部には撹拌槽4に積載
するグースアスファルトを加熱するLPガス用のガスバ
ーナ13を配設し、該ガスバーナ13はLPガス供給用
配管14によりLPガスボンベ15に接続されている。
そして、前記LPガス供給用配管14には緊急時にLP
ガスの供給を緊急停止する緊急遮断弁16を介装すると
共に、トラック2の車体3には衝撃を検出するGセンサ
(加速度センサ)17を配設している。
【0011】Gセンサ17としては、圧電式、歪ゲージ
式、サーボ式等種々あるが、その中でも圧電式のGセン
サが一般的であり、この圧電式のGセンサは、衝撃力を
圧電素子で受け、その加速度に比例した電圧を出力をす
る。このとき、圧電素子により発生する電圧出力は微弱
であるため、センサ内に内蔵したアンプにより増幅して
電圧信号として出力する。
【0012】また、撹拌槽4には温度センサ18が挿入
されており、撹拌槽4内のグースアスファルトの温度を
検出するようにしている。
【0013】19は上記の各種装置を制御するクッカー
制御装置であって、Gセンサ17や温度センサ18から
は検出信号を取り込み、油圧ポンプ9やガスバーナ13
及び緊急遮断弁16等には制御信号を送り出す。
【0014】しかして、本発明のアスファルトクッカー
車によりグースアスファルトを運搬する場合について説
明すると、先ず施工現場の施工状況に合わせて複数台の
アスファルトクッカー車1を用意し、先ずその内の一台
をアスファルトプラント(図示せず)の下位に入れて待
機させる。
【0015】待機させたアスファルトクッカー車1では
走行用エンジン10に具備されたP.T.O軸12より
取り出した動力により油圧ポンプ9を駆動し、油圧ポン
プ9により発生させた圧油によって油圧モータ7を回転
させ、それによって撹拌槽4の撹拌羽根6を回転させ
る。
【0016】次いで、出荷要請に基づいて予めアスファ
ルトプラントのミキサ(図示せず)により天然アスファ
ルトを配合したグースアスファルトを予備混練し、アス
ファルトプラントの下位に待機したアスファルトクッカ
ー車1の撹拌槽4に積み込んで行く。グースアスファル
トを撹拌槽4に積み込み始めるとガスバーナ13に点火
して撹拌槽4を加熱する。
【0017】このようにしてアスファルトクッカー車1
の複数台にグースアスファルトを順次積み込んで施工現
場に運搬するのであるが、グースアスファルトの性状を
高品質に維持するために、撹拌槽4内に挿入した温度セ
ンサ18によってグースアスファルトの温度を検出して
クッカー制御装置19に取り込み、設定温度となるよう
にガスバーナ13の燃焼量を制御して温度管理を行う。
【0018】また、クッカー制御装置19は、検出した
温度に応じて油圧ポンプ9の斜板の角度(傾転角)を変
化させて油圧ポンプ9の圧油の吐出量を変化させ、撹拌
羽根6が予め設定した適正な回転数(1rpm〜4rp
m)になるように油圧モータ7の回転数を調整する。
【0019】このようにして撹拌槽4にグースアスファ
ルトを積載して加熱・撹拌しながら運搬するのである
が、万一、運搬途中や待機中にアスファルトクッカー車
1が衝突等により衝撃を受けると、車体3に取り付けた
Gセンサ17が衝撃の加速度を検出し、その加速度に比
例した電圧信号をクッカー制御装置19が読み取り、ク
ッカー制御装置19は直ちに衝撃の大きさを判断し、予
め設定した加速度以上の衝撃が加わったと判断した場合
にはLPガス供給用配管14の緊急遮断弁16に対して
遮断信号を発して緊急遮断弁16を作動させ、LPガス
の供給を停止してガスバーナ13で燃焼しているLPガ
スの炎を消火する。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明のアスファルトク
ッカー車にあっては、トラック2の車体3にGセンサ1
7を取り付け、Gセンサ17により衝撃を検出すると撹
拌槽4を加熱する加熱装置の加熱を停止するようにした
ので、グースアスファルトを加熱・撹拌しながら運搬し
ている途中で万一衝突等により衝撃を受けると撹拌槽4
の加熱を直ちに停止することができて撹拌槽4内のグー
スアスファルトを過熱することがなく未然に火災を防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアスファルトクッカー車を示す概要説
明図である。
【符号の説明】
1…アスファルトクッカー車 2…トラック 3…車体 4…撹拌槽 6…撹拌羽根 7…油圧モータ 8…走行用エンジン 9…動力取出装置 10…P.T.O軸 11…油圧ポンプ 13…ガスバーナ(加熱装置) 14…LPガス供
給用配管 15…LPガスボンベ 16…緊急遮断弁 17…Gセンサ 18…温度センサ 19…クッカー制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グースアスファルトの加熱、撹拌を行う撹
    拌槽をトラックの車体に搭載したアスファルトクッカー
    車において、前記車体に衝撃を検出するGセンサを配設
    し、該Gセンサにより検出した衝撃が予め設定した衝撃
    以上の大きさであれば前記加熱装置による撹拌槽の加熱
    を停止するように構成したことを特徴とするアスファル
    トクッカー車。
JP08919296A 1996-04-11 1996-04-11 アスファルトクッカー車 Expired - Lifetime JP3673595B2 (ja)

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JP08919296A JP3673595B2 (ja) 1996-04-11 1996-04-11 アスファルトクッカー車

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JPH09279508A true JPH09279508A (ja) 1997-10-28
JP3673595B2 JP3673595B2 (ja) 2005-07-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297904A (ja) * 2006-04-06 2007-11-15 Nippon Road Co Ltd:The 海洋護岸用の材料運搬方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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