JPH0927908A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0927908A
JPH0927908A JP7175990A JP17599095A JPH0927908A JP H0927908 A JPH0927908 A JP H0927908A JP 7175990 A JP7175990 A JP 7175990A JP 17599095 A JP17599095 A JP 17599095A JP H0927908 A JPH0927908 A JP H0927908A
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JP
Japan
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printer
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conversion
facsimile apparatus
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JP7175990A
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English (en)
Inventor
Takeji Uchizono
武治 内園
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信相手先のプリンタに応じた輝度−濃度変
換を行ない、出力画像の再現性を向上させる。 【解決手段】 通信相手先との通信手順によって指定さ
れたプリンタ種別に応じて、γ変換処理部2の複数のγ
テーブル3から対応するγテーブルを選択し、そのγテ
ーブルを用いてスキャナ1で読み取られた画像データの
輝度−濃度変換を行ない、2値化処理部4で2値化して
通信制御部7から通信相手へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の輝度−濃度
変換手段を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、輝度−濃度変換はスキャナで読み
取った画像データを原稿と同等の濃度となるように変換
するもので、ファクシミリ装置では自機のプリンタで出
力した時に最適濃度になるように輝度−濃度変換用γテ
ーブルが設定されており、通信相手のプリンタが何であ
っても一つのγテーブルが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファク
シミリ装置で送信すると、相手装置のプリンタの種類に
よって出力画像の濃度が変わってしまい、特にハーフト
ーン画像の再現性が悪くなるという欠点があった。例え
ば、自機が電子写真方式のレーザビームプリンタ(LB
P)で、相手先の装置が感熱式のプリンタの場合、感熱
式はLBPに比べ出力が薄くなる特性を持っているた
め、送られた画像が薄くなってしまうことが多く、反対
に感熱式プリンタを持つファクシミリからLBPを持つ
ファクシミリへ送信すると出力画像が濃くなってしまう
ことが多いという欠点があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、通信相手先のプリンタに応じた輝度−濃度
変換を行ない、出力画像の再現性を向上させたファクシ
ミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るファクシミリ装置は、読み取った画像
データを輝度−濃度変換する複数の濃度変換手段と、通
信相手先のプリンタ種別に応じて、前記複数の濃度変換
手段から所望の濃度変換手段を選択する選択手段とを備
え、前記選択手段により選択された濃度変換手段に従っ
て、読み取った画像データを濃度変換し、相手先へ通信
することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0007】<第1実施形態>図1は、第1実施形態に
おけるファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図で
ある。図において、1はスキャナであり、原稿を光学的
に読み取り、光電変換及びA/D変換等の処理を行な
い、デジタル多値画像データを出力する。2はγ変換処
理部であり、輝度−濃度変換を行なう。3はγ変換用R
OMであり、複数の輝度−濃度変換用γテーブルを記憶
するものである。4は2値化処理部であり、濃度データ
に変換された画像多値データを変倍、2値化する。5は
画像メモリであり、画像データを蓄積する。6はプリン
タであり、スキャナ1で読み取った画像や、受信された
画像を出力する。7は通信を行うための通信制御部であ
り、通信手順の中で受信時は自機のプリンタ種別を相手
機に宣言し、送信時は相手機のプリンタ種別を認識する
機能を持ったものである。
【0008】図2は、感熱プリンタとLBPの輝度−濃
度特性を示す図である。図2に示す例は画像データの読
み取り階調が64の時のγテーブルで、γ変換用ROM
3に記憶されている。実線はプリンタがLBPのときの
もので、点線が感熱プリンタ用である。図から明らかな
ように、感熱プリンタはLPBよりも濃度が薄く出力さ
れるので、感熱プリンタのγデータはLBPのγデータ
よりも濃くなるように設定されている。
【0009】図3は、G3ファクシミリにおける通信手
順の一例を示す図である。左は送信側が出力する信号、
右は受信側が出力する信号を示している。ここで、NS
Fは受信側が自機の非標準機能又は独自モードを送信側
に伝える信号である。
【0010】従って、この信号により自機のプリンタ種
別を送信側に伝えることができる。尚、その他の信号は
公知のものであり、ここでの説明は省略する。
【0011】以上の構成からなる第1実施形態によるγ
テーブルの選択動作について以下に説明する。
【0012】送信時、通信制御部7は前述したように通
信手順の中で相手機のプリンタ種別をNSF信号から得
て、そのプリンタ種別に対応するγテーブルを選択する
ための選択信号を出力する。その選択信号はγ変換処理
部2に接続され、γ変換処理部2ではその選択信号によ
ってγテーブルを選択する。スキャナ1から読み取られ
た画像データはそのγデータを用いて輝度−濃度変換処
理が行なわれる。濃度データに変換された画像データは
2値化処理部4で2値化され、一旦メモリ5に蓄積さ
れ、通信制御部7で送信される。
【0013】<変形例>また、図4に示すように、γテ
ーブル用メモリ9を外部に持ち、γ変換処理部20内に
はγテーブル1つ分のRAMを持ち、複数のγテーブル
からγテーブル選択信号によって選択されたγテーブル
をγ変換処理部20にロードするように構成しても良
い。
【0014】更に、γテーブル用メモリ9をRAMによ
り構成し、操作部8からオリジナルのγテーブルを入力
したり、γテーブルの訂正を行うことも可能である。
【0015】以上説明したように、第1実施形態によれ
ば、通信相手先のプリンタの特性が通信手順の中で認識
できるので、相手機のプリンタに合ったγテーブルを選
択し、そのγデータで輝度−濃度変換を行なうことがで
きる。
【0016】従って、相手先のプリンタに合った画像を
送信することができ、通信出力画像の再現性が向上され
るという効果がある。
【0017】<第2実施形態>次に、図面を参照しなが
ら本発明に係る第2実施形態を詳細に説明する。
【0018】図5は、第2実施形態におけるファクシミ
リ装置の構成を示す概略ブロック図である。尚、第1実
施形態と同様なものには同一の符号を付し、その説明は
省略する。
【0019】図において、8は操作部であり、通信相手
先の電話番号やγテーブルの設定等、装置の全般を受け
持つ。10は登録用メモリであり、通信相手先の電話番
号と相手先装置のプリンタ種別を示す番号を記憶する。
【0020】以上の構成からなる第2実施形態によるγ
テーブルの選択動作について以下に説明する。
【0021】まず、操作部8から通信相手先の電話番号
と相手装置のプリンタが何かを示すプリンタ番号を(例
えば、相手装置のプリンタがLBPの場合には“1”、
感熱プリンタの場合には“2”というように)予め登録
する。ここで、登録した電話番号と相手装置のプリンタ
番号は登録用メモリ10に記憶される。
【0022】送信時に、相手先の電話番号が操作部8よ
り入力されると、登録用メモリ10を検索し、その電話
番号と共にプリンタ番号が登録されているか否かをチェ
ックする。ここで、登録されていればそのプリンタ番号
を読み出し、その番号に対応するγテーブルをγ変換用
ROM3から選択する。即ち、例えばプリンタ番号とし
て“1”が登録されていればLBP用のγテーブルが選
択され、また“2”が登録されていれば感熱プリンタ用
γテーブルが選択される。尚、プリンタ番号が登録され
ていない場合には、自機プリンタ用のγテーブルを示す
プリンタ番号が読み出され、自機プリンタ用γテーブル
が選択される。
【0023】そして、スキャナ1から読み込まれた画像
データは、γ変換処理部2において選択されたγテーブ
ルによって輝度−濃度変換される。変換された画像デー
タは2値化処理部4、画像メモリ5を経て、通信制御部
7によって操作部8より入力された電話番号の相手先に
送信される。
【0024】このように、相手装置のプリンタに適した
画像を送信することができる。
【0025】<変形例>第2実施形態では、登録用メモ
リ10に相手先電話番号とプリンタ番号を登録している
が、登録用メモリ10をなくし、送信毎に操作部8より
プリンタ番号を指定してγテーブルを選択するようにし
ても、同様な効果が得られる。
【0026】また、図6に示すように、γテーブル用メ
モリ9を外部に持ち、γ変換処理部20内にはγテーブ
ル1つ分のRAMを持ち、複数のγテーブルからγテー
ブル選択信号によって選択されたγテーブルをγ変換処
理部20にロードするように構成しても良い。
【0027】更に、γテーブル用メモリ9をRAMによ
り構成し、操作部8からオリジナルのγテーブルを入力
したり、γテーブルの訂正を行うことも可能である。
【0028】以上説明したように、第2実施形態によれ
ば、通信相手先のプリンタの特性が予めわかっていれば
そのプリンタ種別を示す番号をその通信相手先の電話番
号と共に登録することにより、送信時に、相手先の電話
番号を入力するだけで相手先のプリンタに適したγテー
ブルによりγ変換処理を行なえ、相手先のプリンタに応
じた画像を送信することができ、通信出力画像の再現性
が向上するという効果がある。
【0029】尚、本発明は、ホストコンピュータ、イン
ターフェース、プリンタ等の複数の機器から構成される
システムに適用しても、複写機等の1つの機器から成る
装置に適用しても良い。また、本発明は記憶媒体に格納
されたプログラムをシステム或いは装置に供給すること
によって達成される場合にも適用できることは言うまで
もない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信相手先のプリンタに応じた輝度−濃度変換を行な
い、出力画像の再現性を向上させることが可能となる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるファクシミリ装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】感熱プリンタとLBPの輝度−濃度特性を示す
図である。
【図3】G3ファクシミリにおける通信手順の一例を示
す図である。
【図4】第1実施形態の変形例におけるファクシミリ装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図5】第2実施形態におけるファクシミリ装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図6】第2実施形態の変形例におけるファクシミリ装
置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 スキャナ 2 γ変換処理部 3 γ変換用ROM 4 2値化処理部 5 画像メモリ 6 プリンタ 7 通信制御部 8 操作部 9 γテーブル用メモリ 10 登録用メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取った画像データを輝度−濃度変換
    する複数の濃度変換手段と、 通信相手先のプリンタ種別に応じて、前記複数の濃度変
    換手段から所望の濃度変換手段を選択する選択手段とを
    備え、 前記選択手段により選択された濃度変換手段に従って、
    読み取った画像データを濃度変換し、相手先へ通信する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、通信相手との通信手順
    によって特定されたプリンタ種別に対応する濃度変換手
    段を選択することを特徴とする請求項1記載のファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、操作者によって指定さ
    れたプリンタ種別に対応する濃度変換手段を選択するこ
    とを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、通信相手先の番号情報
    とプリンタ種別とを登録する登録手段を含み、操作者が
    通信相手先の番号情報を指定することにより対応する濃
    度変換手段を選択することを特徴とする請求項3記載の
    ファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の濃度変換手段は、複数のγ変
    換用テーブルで構成されることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記γ変換用テーブルは、書き換え可能
    であることを特徴とする請求項5記載のファクシミリ装
    置。
JP7175990A 1995-07-12 1995-07-12 ファクシミリ装置 Withdrawn JPH0927908A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278732A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Ricoh Co Ltd ネットワークプリンタ
US6563603B1 (en) 1998-10-19 2003-05-13 Minolta Co., Ltd. Image processor, image forming apparatus, image forming system comprising these apparatuses, computer-readable recording medium that records image forming program, and image forming method

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