JP3181905B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JP3181905B2 JP3181905B2 JP27895190A JP27895190A JP3181905B2 JP 3181905 B2 JP3181905 B2 JP 3181905B2 JP 27895190 A JP27895190 A JP 27895190A JP 27895190 A JP27895190 A JP 27895190A JP 3181905 B2 JP3181905 B2 JP 3181905B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、原稿画像のコピー機能を備えたファクシミ
リ装置に関する。
リ装置に関する。
[従来の技術] 一般に使用されているG3,G4規格のファクシミリ装置
は、画情報を2値データで伝送している。このため、ハ
ーフトーン画像を伝送する場合には、多階調の画情報を
ディザ法や誤差拡散法などにより2値化して伝送するよ
うにしている。
は、画情報を2値データで伝送している。このため、ハ
ーフトーン画像を伝送する場合には、多階調の画情報を
ディザ法や誤差拡散法などにより2値化して伝送するよ
うにしている。
従来は、このようなファクシミリ装置で、原稿画像を
ハーフトーンでコピーする場合、画情報を伝送する場合
と同様に、原稿から読み取った画情報をディザ法や誤差
拡散法などにより2値化して、画像記録するようにして
いた。
ハーフトーンでコピーする場合、画情報を伝送する場合
と同様に、原稿から読み取った画情報をディザ法や誤差
拡散法などにより2値化して、画像記録するようにして
いた。
ところで、ディザ法や誤差拡散法で2値化した画情報
は、隣接した複数の画素により各種濃度を表現するの
で、元の画情報に比べて画質が悪化する。
は、隣接した複数の画素により各種濃度を表現するの
で、元の画情報に比べて画質が悪化する。
このため、原稿画像を高い解像度で読み取っても、上
記2値化のために、コピー画像の画質が低下していた。
記2値化のために、コピー画像の画質が低下していた。
一方、近年、ファクシミリ装置の画像記録方式とし
て、普通紙に画像記録する電子写真記録方式がよく採用
されている。この記録方式では、画素単位で画素の濃淡
を表現することができる。
て、普通紙に画像記録する電子写真記録方式がよく採用
されている。この記録方式では、画素単位で画素の濃淡
を表現することができる。
そこで、画質の良いコピー画像を得るために、原稿か
ら読み取った多階調の画情報を上記記録方式で記録する
ことが考えられる。
ら読み取った多階調の画情報を上記記録方式で記録する
ことが考えられる。
このような記録方式では、感光体への露光の都合上、
画情報を1ラインずつ一定速度で入力して、画像を1ペ
ージ単位で記録制御する必要がある。このため、従来
は、原稿画像をコピーする場合、原稿から順次読み取る
画情報をページメモリに一旦格納し、1ページ分格納し
終わった時点で、記録制御を行なっていた。
画情報を1ラインずつ一定速度で入力して、画像を1ペ
ージ単位で記録制御する必要がある。このため、従来
は、原稿画像をコピーする場合、原稿から順次読み取る
画情報をページメモリに一旦格納し、1ページ分格納し
終わった時点で、記録制御を行なっていた。
従って、多階調の画情報を記録するためには、その画
情報を1ページ分ページメモリに格納する必要がある。
情報を1ページ分ページメモリに格納する必要がある。
ところが、画情報のデータ量は、例えば64階調の場
合、2値画情報の6倍というように、データ量が膨大な
ものとなる。
合、2値画情報の6倍というように、データ量が膨大な
ものとなる。
このため、大容量のページメモリが必要になり、装置
コストが高くなってしまう。
コストが高くなってしまう。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来は、画質の良いコピー画像を得るた
めには、装置コストが上昇するという問題があった。
めには、装置コストが上昇するという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決し、低コストで画質の良
好なコピー画像を得ることができるファクシミリ装置を
提供することを目的とする。
好なコピー画像を得ることができるファクシミリ装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、原稿を読取走査して得られるアナログ信号
をビデオ処理手段(9)で多値画情報に変換した後、2
値化処理手段(10)で2値化し、符号化手段(7)でデ
ータ圧縮して送信する一方、受信したデータを復号化手
段(7)で2値画情報に復元して一旦ページメモリ(1
2)に格納した後、読み出して用紙を記録走査し画像を
記録するファクシミリ装置において、原稿から1ライン
分毎の画情報を読み取る画像読取センサ(8)と、前記
読取走および記録走査を同期制御する走査機構制御手段
(13)と、2値または多値画情報を1ラインずつ一定速
度で入力して2値画像またはハーフトーン画像を記録す
る記録手段(11)とを備え、原稿を読取走査して得られ
る前記画像読取センサ(8)からのアナログ信号をビデ
オ処理手段(9)で処理し、得られる1ライン毎の多値
画情報を直接前記記録手段(11)に入力し、前記走査機
構制御手段(13)により前記読取走査および記録走査を
同期させながら前記記録手段(11)で記録することによ
り、用紙にハーフトーン画像を記録するようにしたこと
を特徴とする。
をビデオ処理手段(9)で多値画情報に変換した後、2
値化処理手段(10)で2値化し、符号化手段(7)でデ
ータ圧縮して送信する一方、受信したデータを復号化手
段(7)で2値画情報に復元して一旦ページメモリ(1
2)に格納した後、読み出して用紙を記録走査し画像を
記録するファクシミリ装置において、原稿から1ライン
分毎の画情報を読み取る画像読取センサ(8)と、前記
読取走および記録走査を同期制御する走査機構制御手段
(13)と、2値または多値画情報を1ラインずつ一定速
度で入力して2値画像またはハーフトーン画像を記録す
る記録手段(11)とを備え、原稿を読取走査して得られ
る前記画像読取センサ(8)からのアナログ信号をビデ
オ処理手段(9)で処理し、得られる1ライン毎の多値
画情報を直接前記記録手段(11)に入力し、前記走査機
構制御手段(13)により前記読取走査および記録走査を
同期させながら前記記録手段(11)で記録することによ
り、用紙にハーフトーン画像を記録するようにしたこと
を特徴とする。
[作用] 原稿画像の画情報は、多値のまま記録するので、画質
の良いコピー画像が得られると共に、多値画情報を格納
する大容量のページメモリを必要としないので、装置コ
ストの上昇を防止することができる。
の良いコピー画像が得られると共に、多値画情報を格納
する大容量のページメモリを必要としないので、装置コ
ストの上昇を防止することができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置
のブロック構成図を示したものである。図において、CP
U1は、この装置全体を監視・制御するもので、ROM2は、
その制御プログラムが格納されたものである。RAM3は、
装置動作中に各種データを一時格納するものである。
のブロック構成図を示したものである。図において、CP
U1は、この装置全体を監視・制御するもので、ROM2は、
その制御プログラムが格納されたものである。RAM3は、
装置動作中に各種データを一時格納するものである。
操作表示部4は、装置が動作状態を表示する一方、オ
ペレータが各種操作を行なうものである。網制御装置5
は、電話回線が接続され、発着信の際に所定の回線制御
を行なうものである。モデム6は、ファクシミリ通信の
際に、手順信号を送受信して伝送制御を行なう一方、画
情報を変復調して伝送するものである。符号化復号化部
7は、所定の符号化方式により、送信する画情報をデー
タ圧縮する一方、受信する画情報を元の画情報に復元す
るものである。
ペレータが各種操作を行なうものである。網制御装置5
は、電話回線が接続され、発着信の際に所定の回線制御
を行なうものである。モデム6は、ファクシミリ通信の
際に、手順信号を送受信して伝送制御を行なう一方、画
情報を変復調して伝送するものである。符号化復号化部
7は、所定の符号化方式により、送信する画情報をデー
タ圧縮する一方、受信する画情報を元の画情報に復元す
るものである。
CCDラインセンサ8は、原稿画像を1ラインずつ読み
取るものである。ビデオ処理部9は、CCDラインセンサ
8から出力されるアナログ画信号をデジタル信号である
多値画情報に変換すると共に、その多値画情報に対して
シェーディング補正など既知の補正処理を行なうもので
ある。
取るものである。ビデオ処理部9は、CCDラインセンサ
8から出力されるアナログ画信号をデジタル信号である
多値画情報に変換すると共に、その多値画情報に対して
シェーディング補正など既知の補正処理を行なうもので
ある。
2値化処理部10は、多値画情報を2値化するもので、
一定の閾値により単純に2値化する機能と、ディザ法あ
るいは誤差拡散法により2値化する機能とを備えてい
る。
一定の閾値により単純に2値化する機能と、ディザ法あ
るいは誤差拡散法により2値化する機能とを備えてい
る。
レーザ記録部11は、レーザ光により感光体に画像形成
するレーザ方式の電子写真記録方式により普通紙に画像
記録するものである。ページメモリ12は、受信した2値
画情報を1ページ分格納するものである。
するレーザ方式の電子写真記録方式により普通紙に画像
記録するものである。ページメモリ12は、受信した2値
画情報を1ページ分格納するものである。
走査機構制御部13は、原稿を一定速度で搬送すること
により、原稿読み取り時の副走査制御を行なう一方、レ
ーザ光の照射方向を制御したり、図示せぬ感光体ドラム
を一定速度で回転させたりすることにより、画像記録時
の主走査制御および副走査制御を行なうものである。
により、原稿読み取り時の副走査制御を行なう一方、レ
ーザ光の照射方向を制御したり、図示せぬ感光体ドラム
を一定速度で回転させたりすることにより、画像記録時
の主走査制御および副走査制御を行なうものである。
第2図は、レーザ記録部11の構成を示したもので、レ
ーザ制御部111は、入力される画情報に基づいてレーザ
ダイオードユニット112を制御するものである。
ーザ制御部111は、入力される画情報に基づいてレーザ
ダイオードユニット112を制御するものである。
レーザ制御部111内のバッファメモリ111aは、1ライ
ン分の多値画情報を格納するものである。パルス変調回
路111bは、その画情報の各画素濃度をパルス幅変調する
ものである。バッファメモリ111cは、2値画情報を1ラ
イン分格納するものである。
ン分の多値画情報を格納するものである。パルス変調回
路111bは、その画情報の各画素濃度をパルス幅変調する
ものである。バッファメモリ111cは、2値画情報を1ラ
イン分格納するものである。
セレクタ111dは、そのバッファメモリ111cの出力と、
パルス変調回路111bの出力との内の一方を選択するもの
である。このセレクタ111dの出力は、ゲート回路111eを
介してトランジスタ111fのベースに入力されている。そ
のトランジスタ111fのエミッタはアースされ、コレクタ
は、レーザダイオードユニット112内のレーザダイオー
ド112aとフォトダイオード112bのそれぞれの一端に接続
されている。
パルス変調回路111bの出力との内の一方を選択するもの
である。このセレクタ111dの出力は、ゲート回路111eを
介してトランジスタ111fのベースに入力されている。そ
のトランジスタ111fのエミッタはアースされ、コレクタ
は、レーザダイオードユニット112内のレーザダイオー
ド112aとフォトダイオード112bのそれぞれの一端に接続
されている。
レーザダイオード112aは、レーザ光を発射するもの
で、フォトダイオード112bは、発射されるレーザ光の光
量を検知するものである。それらの他端は、光量調整回
路111gに接続されている。
で、フォトダイオード112bは、発射されるレーザ光の光
量を検知するものである。それらの他端は、光量調整回
路111gに接続されている。
光量調整回路111gは、発射されるレーザ光の光量が一
定になるように調整するものである。タイミング制御回
路111hは、上記各部を所定のタイミングで動作させるも
のである。
定になるように調整するものである。タイミング制御回
路111hは、上記各部を所定のタイミングで動作させるも
のである。
以上の構成で、次に、本実施例のファクシミリ装置の
通信動作を説明する。
通信動作を説明する。
画像送信する場合、オペレータは、ファクシミリ装置
に送信原稿をセットする。そして、操作表示部4の所定
の操作で、その原稿画像をハーフトーンで送信するかし
ないかを任意に選択する。次いで、送信宛先を設定し
て、通信動作を起動する。
に送信原稿をセットする。そして、操作表示部4の所定
の操作で、その原稿画像をハーフトーンで送信するかし
ないかを任意に選択する。次いで、送信宛先を設定し
て、通信動作を起動する。
ファクシミリ装置は、これにより、宛先に発呼して、
その相手先が応答すると、所定の伝送制御手順で画情報
を送信する。
その相手先が応答すると、所定の伝送制御手順で画情報
を送信する。
第3図は、この送信時における画情報の処理手順を示
したものである。すなわち、ファクシミリ装置は、走査
機構制御部13により送信原稿を搬送しながら、CCDライ
ンセンサ8により1ラインずつ画信号を取り出す。
したものである。すなわち、ファクシミリ装置は、走査
機構制御部13により送信原稿を搬送しながら、CCDライ
ンセンサ8により1ラインずつ画信号を取り出す。
この画信号は、画素濃度がアナログ値で示されるアナ
ログ信号である。
ログ信号である。
ビデオ処理部9は、そのアナログ信号を、例えば1画
素当たり6ビットすなわち64階調というような多値画情
報に変換する。また、その多値画情報に対して、シェー
ディング補正などの既知の補正処理を行なう。
素当たり6ビットすなわち64階調というような多値画情
報に変換する。また、その多値画情報に対して、シェー
ディング補正などの既知の補正処理を行なう。
2値化処理部10は、その多値画情報を2値化する。こ
の際、上記オペレータの操作で、ハーフトーンが選択さ
れていない場合には、上記画信号を一定の閾値により単
純に2値化する。一方、ハーフトーンが選択されている
場合、ディザ処理または誤差拡散処理により2値化す
る。
の際、上記オペレータの操作で、ハーフトーンが選択さ
れていない場合には、上記画信号を一定の閾値により単
純に2値化する。一方、ハーフトーンが選択されている
場合、ディザ処理または誤差拡散処理により2値化す
る。
符号化復号化部7は、この2値化された画情報を既知
の符号化方式でデータ圧縮する。モデム6は、そのデー
タ圧縮された画情報を変調し、網制御装置5はその変調
したデータ信号を回線に送出する。
の符号化方式でデータ圧縮する。モデム6は、そのデー
タ圧縮された画情報を変調し、網制御装置5はその変調
したデータ信号を回線に送出する。
このようにして、原稿画像が送信される。
一方、画像受信する場合には、ファクシミリ装置は、
着信に応答し、所定の伝送制御手順で、画情報を受信す
る。
着信に応答し、所定の伝送制御手順で、画情報を受信す
る。
第4図は、この受信時における画情報の処理手順を示
したものである。この場合、受信したデータ信号は、網
制御装置5を介してモデム6に入力される。モデム6
は、そのデータ信号を2値データに復調する。符号化復
号化部7は、圧縮されているその2値データを元の2値
画情報に復元する。ページメモリ12は、順次復元される
2値画情報を格納する。
したものである。この場合、受信したデータ信号は、網
制御装置5を介してモデム6に入力される。モデム6
は、そのデータ信号を2値データに復調する。符号化復
号化部7は、圧縮されているその2値データを元の2値
画情報に復元する。ページメモリ12は、順次復元される
2値画情報を格納する。
ページメモリ12に1ページ分の2値画情報が格納され
ると、レーザ記録部11が動作を開始する。すなわち、レ
ーザ制御部111は、その2値画情報をバッファメモリ111
cに順次読み込む。
ると、レーザ記録部11が動作を開始する。すなわち、レ
ーザ制御部111は、その2値画情報をバッファメモリ111
cに順次読み込む。
このとき、走査機構制御部13は、画像記録のための主
走査および副走査制御を開始する。レーザ記録部11は、
その記録走査に同期して、バッファメモリ111cから2値
画情報を1ラインずつ取り出してセレクタ111d,111eを
介して、トランジスタ111fに入力する。
走査および副走査制御を開始する。レーザ記録部11は、
その記録走査に同期して、バッファメモリ111cから2値
画情報を1ラインずつ取り出してセレクタ111d,111eを
介して、トランジスタ111fに入力する。
トランジスタ111fは、その2値画情報によりレーザダ
イオード112aを駆動し、レーザダイオード112aは、画情
報に応じたレーザ光を発射する。このレーザ光は、図示
せぬ感光体上を走査されて、静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は、既知手順で現像されて記録紙に画像記録
される。
イオード112aを駆動し、レーザダイオード112aは、画情
報に応じたレーザ光を発射する。このレーザ光は、図示
せぬ感光体上を走査されて、静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は、既知手順で現像されて記録紙に画像記録
される。
この場合、レーザ光は2値画情報により制御されるの
で、2値画像が記録される。なお、この2値画情報が伝
送側でディザ処理あるいは誤差拡散処理により2値化さ
れたものである場合、疑似中間調の画像が得られること
なる。
で、2値画像が記録される。なお、この2値画情報が伝
送側でディザ処理あるいは誤差拡散処理により2値化さ
れたものである場合、疑似中間調の画像が得られること
なる。
次に、原稿画像をコピーする場合、オペレータは、原
稿をセットし、原稿画像をハーフトーンで記録するかし
ないかを任意に選択する。そして、起動操作する。これ
により、ファクシミリ装置はコピー動作を開始する。
稿をセットし、原稿画像をハーフトーンで記録するかし
ないかを任意に選択する。そして、起動操作する。これ
により、ファクシミリ装置はコピー動作を開始する。
第5図は、このコピー動作時における画情報の処理手
順を示したものである。すなわち、前記送信時と同様
に、走査機構制御部13により原稿を搬送しながら、CCD
ラインセンサ8により1ラインずつ画信号を取り出す。
順を示したものである。すなわち、前記送信時と同様
に、走査機構制御部13により原稿を搬送しながら、CCD
ラインセンサ8により1ラインずつ画信号を取り出す。
ビデオ処理部9は、そのアナログ画信号を多値画情報
に変換すると共に所定の補正処理を行なう。
に変換すると共に所定の補正処理を行なう。
この場合、その多値画情報は、1ラインずつ順次バッ
ファメモリ111aに転送する。パルス変調回路111bは、そ
の多値画情報をパルス幅変調して、各画素濃度に比例し
たパルス幅をもつパルス信号を出力する。このパルス
は、セレクタ111d,ゲート回路111eを介してトランジス
タ111fに入力される。
ファメモリ111aに転送する。パルス変調回路111bは、そ
の多値画情報をパルス幅変調して、各画素濃度に比例し
たパルス幅をもつパルス信号を出力する。このパルス
は、セレクタ111d,ゲート回路111eを介してトランジス
タ111fに入力される。
トランジスタ111fは、そのパルス信号によりレーザダ
イオード112を駆動し、レーザダイオード112aは、多値
画情報に応じたレーザ光を発射する。このレーザ光によ
り、前記と同様に画像記録が行なわれる。
イオード112を駆動し、レーザダイオード112aは、多値
画情報に応じたレーザ光を発射する。このレーザ光によ
り、前記と同様に画像記録が行なわれる。
ところで、走査機構制御部13は、原稿画像の読み取る
際の副走査制御と、画像記録する際の副走査制御とを行
なうが、このコピー動作の場合、その2つの副走査制御
を同期して実行する。これにより、CCDラインセンサ8
で原稿画像が1ライン読み取られると、直ちにレーザ記
録部11でその画像記録されるようになる。
際の副走査制御と、画像記録する際の副走査制御とを行
なうが、このコピー動作の場合、その2つの副走査制御
を同期して実行する。これにより、CCDラインセンサ8
で原稿画像が1ライン読み取られると、直ちにレーザ記
録部11でその画像記録されるようになる。
また、この場合、レーザ光は、多値画情報により変調
されるので、ハートトーンで画像記録される。
されるので、ハートトーンで画像記録される。
以上のように、本実施例では、原稿画像をコピーする
場合、原稿画像から読み取った多値画情報を2値化しな
いで、そのまま記録するようにしている。これにより、
原稿画像を読み取った解像度で、その原稿画像を記録す
ることができ、コピー画像の画質が向上するようにな
る。
場合、原稿画像から読み取った多値画情報を2値化しな
いで、そのまま記録するようにしている。これにより、
原稿画像を読み取った解像度で、その原稿画像を記録す
ることができ、コピー画像の画質が向上するようにな
る。
また、上記コピー動作の場合、画像読み取りの副走査
と画像記録の副走査とを同期させることにより、読み取
った多値画情報を直接レーザ記録部11に入力して記録す
るようにしている。
と画像記録の副走査とを同期させることにより、読み取
った多値画情報を直接レーザ記録部11に入力して記録す
るようにしている。
これにより、画情報を1ページ分格納する大容量のペ
ージメモリが不要になるため、装置コストの上昇を防止
することができる。
ージメモリが不要になるため、装置コストの上昇を防止
することができる。
なお、以上の実施例では、多値画情報に基づいてレー
ザ光をパルス変調し、ハーフトーン画像を記録するよう
にしたが、レーザ光を振幅変調してもよいことは言うま
でもない。
ザ光をパルス変調し、ハーフトーン画像を記録するよう
にしたが、レーザ光を振幅変調してもよいことは言うま
でもない。
また、レーザ方式の電子写真記録方式で、ハーフトー
ン画像を記録するすようにしたが、本発明は、それらの
記録方式に限らず、画素単位で濃淡を表示できる他の画
像記録方式においても同様に適用することができる。
ン画像を記録するすようにしたが、本発明は、それらの
記録方式に限らず、画素単位で濃淡を表示できる他の画
像記録方式においても同様に適用することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、2値または多値の画
情報を一定タイミングで入力して2値画像またはハーフ
トーン画像を記録する記録手段を備え、原稿画像のコピ
ーの際には、原稿画像を読み取って得た多値画情報を上
記一定タイミングで順次取り出して記録手段に直接入力
して、原稿画像をハーフトーンで記録するようにしたの
で、原稿画像の画情報を多値のまま記録することによ
り、画質の良いコピー画像が得られると共に、多値画情
報を格納する大容量のページメモリを必要としないの
で、装置コストの上昇を防止することができるようにな
る。
情報を一定タイミングで入力して2値画像またはハーフ
トーン画像を記録する記録手段を備え、原稿画像のコピ
ーの際には、原稿画像を読み取って得た多値画情報を上
記一定タイミングで順次取り出して記録手段に直接入力
して、原稿画像をハーフトーンで記録するようにしたの
で、原稿画像の画情報を多値のまま記録することによ
り、画質の良いコピー画像が得られると共に、多値画情
報を格納する大容量のページメモリを必要としないの
で、装置コストの上昇を防止することができるようにな
る。
第1図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図、第2図はレーザ制御部のブロック構成
図、第3図は画像送信時における画情報の処理手順を示
す説明図、第4図は画像受信時における画情報の処理手
順を示す説明図、第5図は原稿画像コピー時における画
情報の処理手順を示す説明図である。 1……CPU、2……ROM、3……RAM、4……操作表示
部、5……網制御装置、6……モデム、7……符号化復
号化部、8……CCDラインセンサ、9……ビデオ処理
部、10……2値化処理部、11……レーザ記録部、12……
ページメモリ、13……走査機構制御部、111……レーザ
制御部、111a,111c……バッファメモリ、111b……パル
ス変調回路、111f……トランジスタ、111g……光量調整
回路、111h……タイミング制御回路、112……レーザダ
イオードユニット。
ロック構成図、第2図はレーザ制御部のブロック構成
図、第3図は画像送信時における画情報の処理手順を示
す説明図、第4図は画像受信時における画情報の処理手
順を示す説明図、第5図は原稿画像コピー時における画
情報の処理手順を示す説明図である。 1……CPU、2……ROM、3……RAM、4……操作表示
部、5……網制御装置、6……モデム、7……符号化復
号化部、8……CCDラインセンサ、9……ビデオ処理
部、10……2値化処理部、11……レーザ記録部、12……
ページメモリ、13……走査機構制御部、111……レーザ
制御部、111a,111c……バッファメモリ、111b……パル
ス変調回路、111f……トランジスタ、111g……光量調整
回路、111h……タイミング制御回路、112……レーザダ
イオードユニット。
Claims (1)
- 【請求項1】原稿を読取走査して得られるアナログ信号
をビデオ処理手段で多値画情報に変換した後、2値化処
理手段で2値化し、符号化手段でデータ圧縮して送信す
る一方、受信したデータを復号化手段で2値画情報に復
元して一旦ページメモリに格納した後、読み出して用紙
を記録走査し画像を記録するファクシミリ装置におい
て、 原稿から1ライン分毎の画情報を読み取る画像読取セン
サと、 前記読取走および記録走査を同期制御する走査機構制御
手段と、 2値または多値画情報を1ラインずつ一定速度で入力し
て2値画像またはハーフトーン画像を記録する記録手段
とを備え、 原稿を読取走査して得られる前記画像読取センサからの
アナログ信号をビデオ処理手段で処理し、得られる1ラ
イン毎の多値画情報を直接前記記録手段に入力し、前記
走査機構制御手段により前記読取走査および記録走査を
同期させながら前記記録手段で記録することにより、用
紙にハーフトーン画像を記録するようにしたことを特徴
とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27895190A JP3181905B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27895190A JP3181905B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04156056A JPH04156056A (ja) | 1992-05-28 |
JP3181905B2 true JP3181905B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=17604337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27895190A Expired - Fee Related JP3181905B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3181905B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP27895190A patent/JP3181905B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04156056A (ja) | 1992-05-28 |
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