JPH09279042A - 気孔材料 - Google Patents
気孔材料Info
- Publication number
- JPH09279042A JPH09279042A JP8125206A JP12520696A JPH09279042A JP H09279042 A JPH09279042 A JP H09279042A JP 8125206 A JP8125206 A JP 8125206A JP 12520696 A JP12520696 A JP 12520696A JP H09279042 A JPH09279042 A JP H09279042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cotton candy
- refractory
- coating material
- air permeability
- unvulcanized rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Confectionery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 気孔材料
【構成】 塗料、耐火物、プラスチックおよびゴムに綿
菓子を添加混合し、以後の工程で綿菓子を消去する。
菓子を添加混合し、以後の工程で綿菓子を消去する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明の気孔材料は鋳型塗料、耐
火物およびプラスチック製フィルター、ゴム製印材など
に利用できる。
火物およびプラスチック製フィルター、ゴム製印材など
に利用できる。
【０００２】
【従来の技術】鋳型塗料は気孔性を改善する良策はな
く、専ら細粒と粗粒の耐火物を混合している。一方、耐
火物、プラスチックおよびゴムなどには通常有機繊維、
食塩などの微粉末を混合し、以後の工程でこれを焼失す
るか、溶解除去しているが、貫通性の優れた微細な気孔
をつくることが困難であった。
く、専ら細粒と粗粒の耐火物を混合している。一方、耐
火物、プラスチックおよびゴムなどには通常有機繊維、
食塩などの微粉末を混合し、以後の工程でこれを焼失す
るか、溶解除去しているが、貫通性の優れた微細な気孔
をつくることが困難であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】鋳型塗料、耐火物、プ
ラスチックおよびゴムに微細な貫通性の気孔を付与す
る。
ラスチックおよびゴムに微細な貫通性の気孔を付与す
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では微細な貫通性
のある気孔をつくるために、綿菓子を利用した。綿菓子
は数ミクロン径の長繊維であり、有機溶剤系の鋳型塗
料、耐火物およびプラスチックの微粉末、未加硫ゴムに
添加撹拌することにより均質に混合できる。
のある気孔をつくるために、綿菓子を利用した。綿菓子
は数ミクロン径の長繊維であり、有機溶剤系の鋳型塗
料、耐火物およびプラスチックの微粉末、未加硫ゴムに
添加撹拌することにより均質に混合できる。
【０００５】
【作用】綿菓子を添加した有機溶剤系の鋳型塗料は硬化
後、火炎で加熱すると綿菓子が焼失し、通気性が著しく
改善された。綿菓子を添加した耐火物およびプラスチッ
クの粉末は成型後、前者は焼成し、後者は水中に浸漬す
ることによって多孔性を付与することができた。一方、
綿菓子を添加した未加硫ゴムは加硫成形後、水中に浸漬
することによって、多孔性を付与することができた。
後、火炎で加熱すると綿菓子が焼失し、通気性が著しく
改善された。綿菓子を添加した耐火物およびプラスチッ
クの粉末は成型後、前者は焼成し、後者は水中に浸漬す
ることによって多孔性を付与することができた。一方、
綿菓子を添加した未加硫ゴムは加硫成形後、水中に浸漬
することによって、多孔性を付与することができた。
【０００６】
【実施例】アルコール系の鋳型塗料、アルミナおよびポ
リエチレンの微粉末（各々約２００メッシュ）、未加硫
ゴムに綿菓子を０．５重量％（以下重量は省略す
る。）、１％、５％添加した。次に鋳型塗料は硬化後、
ガスバーナーで加熱し、アルミナは成形後１５００℃の
電気炉で焼成し、ポリエチレンは造型機で成型後水中に
浸潰し、未加硫ゴムは加硫成型後水中に浸漬して綿菓子
を除去した。次に綿菓子未添加のものと添加したものの
通気度を鋳型の通気度試験装置で測定した。結果は表１
に示す。
リエチレンの微粉末（各々約２００メッシュ）、未加硫
ゴムに綿菓子を０．５重量％（以下重量は省略す
る。）、１％、５％添加した。次に鋳型塗料は硬化後、
ガスバーナーで加熱し、アルミナは成形後１５００℃の
電気炉で焼成し、ポリエチレンは造型機で成型後水中に
浸潰し、未加硫ゴムは加硫成型後水中に浸漬して綿菓子
を除去した。次に綿菓子未添加のものと添加したものの
通気度を鋳型の通気度試験装置で測定した。結果は表１
に示す。
【０００７】
【表１】 通気度４％の鋳型塗料に綿菓子を０．５％入れたものは
２６％、１％入れたものは４４％と通気度が改善され
た。通気度１２％のアルミナの粉末に綿菓子を０．５％
入れたものは３５％、１％入れたものは４７％と通気度
が改善された。通気度１６％のポリエチレンの粉末に綿
菓子を０．５％入れたものは２４％、１％入れたものは
３６％、５％入れたものは６８％と通気度が改善され
た。通気度０％の未加硫ゴムに綿菓子を０．５％入れた
ものは１４％、１％入れたものは２６％、５％入れたも
のは５９％と通気度が改善された。
２６％、１％入れたものは４４％と通気度が改善され
た。通気度１２％のアルミナの粉末に綿菓子を０．５％
入れたものは３５％、１％入れたものは４７％と通気度
が改善された。通気度１６％のポリエチレンの粉末に綿
菓子を０．５％入れたものは２４％、１％入れたものは
３６％、５％入れたものは６８％と通気度が改善され
た。通気度０％の未加硫ゴムに綿菓子を０．５％入れた
ものは１４％、１％入れたものは２６％、５％入れたも
のは５９％と通気度が改善された。
【０００８】有機溶剤系の鋳型塗料、耐火物のアルミ
ナ、高分子材料のポリエチレンおよびゴムに綿菓子を添
加混合し、塗布あるいは成型硬化後、綿菓子を消去する
ことにより各々の通気性を著しく改善することが可能と
なった。
ナ、高分子材料のポリエチレンおよびゴムに綿菓子を添
加混合し、塗布あるいは成型硬化後、綿菓子を消去する
ことにより各々の通気性を著しく改善することが可能と
なった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０８Ｌ 23/06 ＬＢＺ Ｃ０８Ｌ 23/06 ＬＢＺ
Claims (1)
- 塗料、耐火物、プラスチックおよび未加硫ゴムに綿菓子
を添加混合し、以後の工程で綿菓子を消去することを特
徴とする気孔材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8125206A JPH09279042A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 気孔材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8125206A JPH09279042A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 気孔材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09279042A true JPH09279042A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14904529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8125206A Pending JPH09279042A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 気孔材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09279042A (ja) |
-
1996
- 1996-04-10 JP JP8125206A patent/JPH09279042A/ja active Pending
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