JPH09279026A - カラーフィルター用樹脂溶液組成物、塗布方法、カラーフィルターおよび液晶表示装置 - Google Patents

カラーフィルター用樹脂溶液組成物、塗布方法、カラーフィルターおよび液晶表示装置

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JPH09279026A
JPH09279026A JP9133696A JP9133696A JPH09279026A JP H09279026 A JPH09279026 A JP H09279026A JP 9133696 A JP9133696 A JP 9133696A JP 9133696 A JP9133696 A JP 9133696A JP H09279026 A JPH09279026 A JP H09279026A
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color filter
film
liquid crystal
component
polyimide
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JP9133696A
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Masaharu Taniguchi
雅治 谷口
Takaharu Tsuda
敬治 津田
Tetsuya Goto
哲哉 後藤
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Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】塗布性と平坦化特性に優れ、かつ耐ラビング性
良好な配向膜を与える樹脂溶液組成物を提供する。 【解決手段】ポリイミドおよび/あるいはポリアミック
酸成分、ポリイミドシロキサン前駆体および溶剤成分か
らなるカラーフィルター用樹脂溶液組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーフィルター
用樹脂溶液組成物、該組成物から形成される透明層を有
するカラーフィルターおよび該カラーフィルターを有す
る液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置に用いられる配向膜
は、通常ポリイミドが広く使用され、芳香族、脂肪族な
いし脂環族のテトラカルボン酸無水物とジアミン成分を
極性溶剤中で反応せしめて得られるポリアミック酸ない
しポリイミド溶液をITOなどの液晶表示装置を構成す
る基板の最上層にフレキソ印刷もしくはスピンコートに
て500〜1000オングストロームの薄膜を形成、加
熱硬化する手法で得られていた。液晶配向膜形成用ポリ
イミドおよび/あるいはその前駆体成分に要求される特
性としてコーテイング液としての溶液特性と有機薄膜材
料としてのフィルム物性があり、ポリイミドおよび/あ
るいはその前駆体成分溶液は塗布性と耐ラビング性が必
ずしも十分でない場合が多く、特に、近年、透明基板に
対して平行な向きの電界(横電界)により駆動されるカ
ラー液晶表示装置に用いられる液晶配向膜形成用途に適
した平坦化膜を兼ね備えた厚物の配向膜形成用途には塗
布性が満足できるものでは無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、塗布
性と平坦化性および耐ラビング性に優れた配向膜の機能
を兼ね備えた透明層を与えるカラーフィルター用樹脂溶
液組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題はポリイミドお
よび/あるいはその前駆体成分、ポリイミドシロキサン
前駆体成分および溶剤成分を含有してなるカラーフィル
ター用樹脂溶液組成物によって達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明において使用されるポリイ
ミドおよび/あるいはその前駆体成分としては公知のポ
リイミドおよび/あるいはその前駆体であるポリアミッ
ク酸を広く使用することができ、下記の一般式(1)で
表される構造単位を主成分とするポリアミック酸および
/あるいはこのアミック酸をイミド閉環せしめたポリイ
ミドを使用することができる。
【0006】
【化1】 ここで一般式(1)のnは1〜2である。R1 は少なく
とも2個の炭素原子を有する3価または4価の有機基で
ある。R1 は環状炭化水素、芳香族環または芳香族複素
環を含有することが好ましく、かつ炭素数6から30の
3価または4価の基が好ましい。R1 の例として、フェ
ニル残基、ビフェニル残基、ターフェニル残基、ナフタ
レン残基、ペリレン残基、ジフェニルエーテル残基、ジ
フェニルスルフォン残基、ジフェニルプロパン残基、ベ
ンゾフェノン残基、ビフェニルトリフルオロプロパン残
基、シクロブチル残基、シクロペンチル残基などが挙げ
られるがこれらに限定されるものではない。
【0007】またR2 は少なくとも2個の炭素原子を有
する2価の有機基である。耐熱性の面から、R2 は環状
炭化水素、芳香族環または芳香族複素環を含有し、かつ
炭素数6から30の2価の基が好ましい。R2 の例とし
て、フェニル残基、ビフェニル残基、ターフェニル残
基、ナフタレン残基、ペリレン残基、ジフェニルエーテ
ル残基、ジフェニルスルフォン残基、ジフェニルプロパ
ン残基、ベンゾフェノン残基、ビフェニルトリフルオロ
プロパン残基、ジフェニルメタン残基、シクロヘキシル
メタン残基などが挙げられるがこれらに限定されるもの
ではない。一般式(1)で表わされる構造単位を主成分
とするポリマはR1 、R2 がこれらの内各々1個から構
成されていても良いし、各々2種以上から構成される共
重合体であっても良い。接着力を向上させるため耐熱性
を低下させない範囲でジアミン成分として、シロキサン
構造を有するビス(3−アミノプロピル)テトラメチル
ジシロキサンなどを共重合させても良い。またアミン末
端の封止剤として無水マレイン酸などの無水物をポリア
ミック酸の重合終了後に末端濃度に応じて加え、反応さ
せても良い。ポリアミック酸を閉環して得られるポリイ
ミド膜の力学的特性は、分子量が大きいほど良好であ
る。このため、ポリアミック酸の分子量も大きい事が望
まれる。これらのポリアミック酸において、特に酸無水
物成分の少なくとも1部として3,3´,4,4´−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸とジアミン成分を反応せ
しめて得られるポリアミック酸が好ましく使用される。
また本発明においてはあらかじめ閉環されたポリイミド
樹脂溶液組成物が使用されても良く、このような樹脂溶
液組成物成分としては例えば2,3,5−トリカルボキ
シシクロペンチル酢酸無水物のような脂環族テトラカル
ボン酸無水物とジアミン成分を反応せしめて得られる溶
媒可溶型のポリイミド成分が好ましく使用できる。
【0008】その他、本発明のポリイミドおよび/ある
いはその前駆体成分として Jpn.J.Appl.Phys.Lett.,50,
18(1987) 、Mol.Cryst.Liq.Cryst.,163,157(1988)、Jap
anDisplay,1992 Digest,819(1992) 、電子材料、30
(11),38(1991)に記載されるようなポリマ
成分を好ましく使用できる。
【0009】本発明において使用されるポリイミドシロ
キサン前駆体成分は特に限定されるものでは無いが下記
のごとくに調製されるものが好ましく使用される。
【0010】(A)アミノアルキル多価アルコキシシラ
ンあるいはアミノアリール多価アルコキシシランの加水
分解物、あるいはこれらの縮合物と多価カルボン酸無水
物の反応体。
【0011】(B)アミノアルキル多価アルコキシシラ
ンの加水分解物あるいはアミノアリール多価アルコキシ
シランの加水分解物ないしこれらの縮合物と多価カルボ
ン酸との反応体。
【0012】(C)アミノアルキル多価アルコキシシラ
ンあるいはアミノアリール多価アルコキシシランと多価
カルボン酸無水物の反応体。
【0013】(D)アミノアルキル多価アルコキシシラ
ンあるいはアミノアリール多価アルコキシシランの加水
分解物ないしこれらの縮合物と多価カルボン酸の反応
体。
【0014】(E)アルキルトリアルコキシシラン類を
加水分解あるいは加水分解・縮合せしめて得られるアル
キルシルセスキオキサンオリゴマーと上記(A)〜
(B)で得られた反応体の混合物。
【0015】これらのポリイミドシロキサン前駆体成分
は加熱処理によりポリイミドシロキサン膜を形成するも
のである。
【0016】本発明において使用される溶剤成分として
はポリアミック酸、ポリイミド溶液あるいはポリイミド
シロキサン前駆体溶液調製に使用されるN−メチルピロ
リドン、N,N´−ジメチルアセトアミド、γ−ブチロ
ラクトン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等
の極性溶剤が使用できるが、特に本発明の組成物におい
てはポリイミドシロキサン前駆体を使用することに起因
して、多量のアルコール成分を使用することができる特
徴を有している。従来、実用されているポリイミド系液
晶配向膜形成用樹脂溶液組成物において、アルコール溶
剤を使用した例は無く、またポリマー成分の析出を避け
るために溶剤成分として20重量%以上のアルコール成
分を使用することができなかった。本発明の液晶配向膜
形成用樹脂溶液組成物においては溶剤成分の30重量%
以上、さらには50重量%以上のアルコール成分を使用
することができ、このような溶剤組成は例えば塗布ライ
ンの耐溶剤性レベルを緩和することができる。アルコー
ル成分は通常N−メチルピロリドン、N,N´−ジメチ
ルアセトアミド、γ−ブチロラクトンあるいは1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン等の極性溶剤とともに
ポリイミドシロキサン前駆体溶液調製に使用され、別
途、調製されたポリイミドおよび/あるいはその前駆体
溶液と混合され、本発明のカラーフィルター用樹脂溶液
組成物の溶剤成分を構成するものであるが、混合調製後
に添加することも可能である。
【0017】本発明において使用されるアルコール成分
としては特に限定されるものでは無いが、プロピレング
リコールモノアルキルエーテル、エチレングリコールモ
ノアルキルエーテル、ジエチレングリコールモノアルキ
ルエーテル、3−メトキシ−3−メチルブタノールのご
ときエーテル結合を有するアルコール類が好ましく使用
され、特に3−メトキシ−3−メチルブタノールが適し
ている。
【0018】本発明のカラーフィルター用樹脂溶液組成
物は透明基板上に任意の色数で各色別に所望のパターン
状に設けられた着色膜からなる画素を有し、該画素上に
透明導電層が形成されたカラーフィルター上に塗布され
ても良いが、画素上に透明導電層を持たないところの透
明基板に対して平行な向きの電界(横電界)により駆動
されるカラー液晶表示装置のカラーフィルターに好まし
く適用され、このカラーフィルターでは本発明の透明層
はオーバーコート膜の機能を兼ね備えている。本発明で
言うところのオーバーコート膜とは、該着色被膜が耐熱
性、耐薬品性、硬度、段差平坦性等の点で実用上問題を
有する場合に、該着色被膜の保護、カラーフィルター表
面の平坦化のため形成される膜であり、本発明において
透明層とは上記オーバーコート膜の機能に加えて、ラビ
ング等の配向処理により接触した液晶分子を配向させる
性能を有する膜のことである。
【0019】本発明で言うところの着色膜とは任意の色
の光を透過する性能を有する膜のことであり、液晶中に
表示不良の原因となる不純物を溶出しなければ、どのよ
うな材質のものであってもかまわない。
【0020】具体的材質としては、染色、染料分散ある
いは顔料分散されたポリイミド膜やアクリル膜および感
光性アクリル膜、染色あるいは染料分散されたPVA
(ポリビニルアルコール)、任意の光のみを透過するよ
うに膜厚制御されたSiO2 膜等がある。なかでも顔料
分散されたポリイミド膜である事がより好ましい。他の
材料で着色膜を形成する場合と比べて同等若しくはより
簡便なプロセスで着色膜を形成できる事に加えて、耐熱
性、耐光性、耐薬品性においてより優れており、本発明
の液晶配向膜等の形成時においてより高温のプロセス条
件に耐えうるからである。
【0021】本発明で言うところの配向処理とは、該オ
ーバーコート膜上に接触した液晶分子を配向させる性能
を該膜に付与する処理であればどのような方法であって
もよいが、より好ましくはラビング法が用いられる。比
較的簡便な装置で行えるため工業的な生産性が高いう
え、高い配向性能を示すからである。
【0022】本発明でいうところのラビング法とは、配
向処理を施す膜に対して、布等を使用して一方向にこす
る手法のことであり、ラビング処理された膜上に接触し
た液晶分子はこすられた方向に配向する。膜をこするの
に用いられる材料は、対象とする膜の硬度に応じて種々
のものがあるが,ポリイミド膜に対しては通常、毛足が
2〜3mmのレーヨンや綿布が用いられる。
【0023】本発明で用いられるカラーフィルターはブ
ラックマトリクスと呼ばれる、各画素間に配列された遮
光領域を有することが望ましい。液晶表示装置の混色を
防ぎコントラストを向上させることができるからであ
る。
【0024】ブラックマトリックスとしては通常Cr、
Al、Niなどの金属薄膜(厚さ約0.1〜0.2μ
m)や樹脂中に遮光剤を分散させてなる樹脂ブラックマ
トリクスが用いられる。これらのブラックマトリクスは
いずれも好適に用いられるが、本発明においてはポリイ
ミド膜中に黒色顔料などを分散させてなる樹脂ブラック
マトリクスを用いることがより好ましい。低反射、耐熱
性, 、耐溶剤性に優れるという特徴と、低比誘電率であ
るため横電界に対して擾乱作用が少ないという特徴を合
わせ持つからである。
【0025】本発明で用いられる黒色顔料には特に制限
はないが、顔料の中でも耐光性、耐熱性、耐薬品性に優
れた物が望ましい。代表的な顔料の具体的な例をカラー
インデックス(CI)ナンバーで示す。黒色顔料の例と
してはピグメントブラック7などが挙げられる。本発明
ではこれらに限定されず種々の顔料を使用する事ができ
る。なお、顔料は必要に応じて、ロジン処理,酸性基処
理,塩基性処理などの表面処理が施されている物を使用
してもよい。
【0026】本発明のカラーフィルター用樹脂溶液組成
物とその塗膜は塗布品位とラビング耐性が良好であり、
透明基板に対して平行な向きの電界(横電界)により駆
動されるカラー液晶表示装置のカラーフィルターに適用
する場合には、液晶分子に接するカラーフィルター表面
にくるオーバーコート層の機能を兼ね備えた配向膜層に
直接ラビング処理を施して用いることができるため、カ
ラーフィルター表面に別途平坦化膜を形成することなく
液晶表示装置を作製するのに使用することができる。本
発明のカラーフィルター用樹脂溶液組成物は特に、カラ
ーフィルター基板側に透明電極層を有する必要のない基
板に平行な向きの電界により駆動される液晶表示装置の
カラーフィルター上の配向膜形成に好ましく用いられ
る。
【0027】
【実施例】
参考例1 3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物161.11g(0.50モル)およびピロメ
リット酸二無水物97.20g(0.49モル)をγブ
チロラクトン2677.7gとともに仕込み、これを攪
拌しながら4,4´−ジアミノジフェニルエーテル15
0.20g(0.75モル)、3,3´−ジアミノジフ
ェニルスルフォン49.64g(0.2モル)およびビ
ス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン1
2.42g(0.020モル)を添加し、60℃で2時
間反応させた後、無水マレイン酸1.97g(0.02
0モル)を加えてさらに60℃で2時間反応させ、粘度
9.2ポイズのポリアミック酸溶液を得た。
【0028】参考例2 メチルトリメトキシシラン13.6g(0.1モル)と
フェニルトリメトキシシラン19.8g(0.1モル)
およびγアミノプロピルメチルジエトキシシラン96.
0g(0.5モル)を3−メチル−3−メトキシブタノ
ール428.0gおよびγブチロラクトン333.3g
の混合液に加えて、30℃攪拌下に蒸留水28.8g
(1.8モル)を添加した。この溶液を60℃で2時間
攪拌した後、3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸二無水物80.6g(0.25モル)を加
えて、そのまま2時間攪拌を続けアミック酸含有のシロ
キサン溶液を得た。本溶液の粘度をE型粘度計で測定す
ると22.5センチポイズ(25℃)であった。
【0029】参考例3 3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物32.23g(0.10モル)を3−メチル−
3−メトキシブタノール100.0gおよびγブチロラ
クトン100.0gの混合液に加え、溶解させた後、γ
アミノプロピルメチルジエトキシシラン38.40g
(0.2モル)を3−メチル−3−メトキシブタノール
68.1gに溶解した液を約10分間で滴下して、40
℃で1時間反応させた。本溶液の粘度をE型粘度計で測
定すると17.5センチポイズ(25℃)であった。
【0030】参考例4 メチルトリメトキシシラン136g(1.0モル)、フ
ェニルトリメトキシシラン198g(1.0モル)、無
水ナジック酸164.0g(1.0モル)をγ−ブチロ
ラクトン200g、3−メチル−3−メトキシブタノー
ル600gに溶解し、30℃で撹拌しながら、144g
の蒸留水を加え、1時間撹拌し、加水分解・縮合を行な
った。
【0031】この溶液を、バス温70℃で2時間加熱・
攪拌した後、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラ
ン191.5g(1.0モル)をγ−ブチロラクトン1
41g、3−メチル−3−メトキシブタノール195.
6gに溶解した混合液を添加して、同温で1時間加熱、
攪拌した後、徐々に加熱、攪拌下に昇温して2時間後に
バス温125℃として2時間、加熱攪拌し、反応温度を
115℃まで上げて生成したアルコールと水192gを
留去させた。
【0032】この様にして得られた溶液を冷却、γ−ブ
チロラクトン192gで稀釈して、ポリナジックイミド
シロキサン前駆体溶液を得た。
【0033】このようにして得られた溶液の固形分濃度
を300℃、30分加熱の溶剤除去法で測定すると2
0.3重量%であり、粘度は12.5センチポイズ(2
5℃)であった。
【0034】参考例5 メチルトリメトキシシラン272.0g(2.0モ
ル)、フェニルトリメトキシシラン396.0g(2.
0モル)、酢酸0.34gを3−メチル−3−メトキシ
ブタノール785.6gに溶解し、30℃で撹拌しなが
ら、216gの蒸留水を加え、1時間加熱撹拌し、加水
分解・縮合を行なった。
【0035】この溶液を、徐々に加熱、攪拌下に昇温し
て2時間後にバス温130℃として2時間、加熱攪拌
し、生成したアルコールと水449.1gを留去させた
後、この溶液を80℃まで冷却して、3−メチル−3−
メトキシブタノール85.7gを添加して、オルガノシ
ルセスキオキサンオリゴマー溶液を得た。このように得
られた溶液の固形分濃度を300℃、30分加熱の溶剤
除去法で測定すると31.5重量%であり、粘度は51
センチポイズ(25℃)であった 参考例6 参考例2で得られた溶液100g,参考例5で得られた
溶液200gおよび参考例1で得られた溶液100gを
混合して本発明のカラーフィルター用樹脂溶液組成物を
得た。
【0036】参考例7 参考例3で得られた溶液100g,参考例5で得られた
溶液200gおよび参考例1で得られた溶液100gを
混合して本発明のカラーフィルター用樹脂溶液組成物を
得た。
【0037】参考例8 参考例3で得られた溶液100gに参考例1で得られた
溶液20gを添加混合して本発明のカラーフィルター用
樹脂溶液組成物を得た。
【0038】参考例9 参考例4で得られた溶液100gに参考例1で得られた
溶液20gを添加混合して本発明のカラーフィルター用
樹脂溶液組成物を得た。
【0039】参考例10 参考例4で得られた溶液100gに2,3,5−トリカ
ルボキシシクロペンチル酢酸無水物と4,4´−ジアミ
ノジフェニルエーテルの当モルを縮合閉環反応せしめて
得たポリイミドの5重量%溶液10gを溶解せしめて、
本発明のカラーフィルター用樹脂溶液組成物を得た。
【0040】実施例1 参考例6で得られた溶液10gを3−メチル−3−メト
キシブタノール10gおよびγブチロラクトン10gの
混合液で稀釈した後、ITOからなる透明導電層を有す
るガラス基板上にスピンコートし290℃で1時間熱処
理し、0.2μm厚みの塗膜を形成した。この膜をナイ
ロン製フェルトを巻き付けたロールを有するラビング装
置により、ロール回転数800rpm、ステージ移動速
度50mm/秒で5回ラビング処理を行なった。ラビン
グによる塗膜の損傷はまったく認められ無かった。この
ようにして得られた配向膜を有する基板一対をラビング
方向が逆平行になるように対向させて配置し、1mmの
スペーサー膜を使用して、基板側面にエポキシシール剤
(三井東圧化学(株)製“ストラクトボンド”ES−4
500)を塗布し、120℃で30分間硬化させて封止
した。この素子の内部に液晶(メルク製ZLI−229
3)を真空下で注入し、注入口をエポキシシール剤でふ
さぎ、120℃で30分間加熱して封止樹脂の硬化およ
び液晶のアイソトロピック処理を行なった。このように
して作製された試験用液晶セルを偏光顕微鏡のクロスニ
コル間で回転し観察したところ、明瞭な明暗が見られ、
液晶はラビング方向に配向していることが認められた。
またこの液晶セルについて磁場容量法によりプレチルト
角を測定したところ3°であった。
【0041】比較例1 実施例1において参考例6で得られた硬化性組成物の溶
液の代わりに、参考例2で得られた溶液100gと参考
例5で得られた溶液200gの混合液を使用して同様に
試験用液晶セルを作製した。これを偏光顕微鏡のクロス
ニコル間で回転し観察したところ、明暗が見られたが不
明瞭であり、液晶のラビング方向への配向が不十分であ
った。
【0042】実施例2 無アルカリガラス基板上に形成された着色被膜上に、参
考例6で得られた硬化性組成物の溶液をスピンコートし
280℃で2時間熱処理し、1μmの塗膜を形成した。
形成塗膜の表面粗度を表面粗さ計で測定したところ0.
004μmであった。
【0043】別途無アルカリガラス基板上に、1000
オングストロームの配向膜(日本合成ゴム製 オプトマ
ーAL1051)をスピンコートにて形成した。
【0044】上記1μmの塗膜並びに配向膜をラビング
マシンにてラビング処理した。ラビング処理された配向
膜上に,スクリーン印刷機を用いて熱硬化性エポキシ樹
脂をガラス基板の縁に沿って、液晶注入口部分を除いて
線状に印刷し、ラビング処理された1μm塗膜を形成し
たガラス基板と、配向膜とが向かい合い、かつラビング
処理方向が互いに直交するようにように張り合わせ、1
20℃で15分間、150℃で1時間加熱処理してエポ
キシ樹脂を硬化させた。貼り合わせたガラスセル中に、
液晶注入口を通じてツイストネマチック型の液晶(メル
ク社製 ZLI4792)を注入した後、注入口に紫外
線硬化性樹脂を塗布し、紫外線を照射、硬化させて注入
口を封じた。
【0045】このようにして得られたガラスセルを偏光
顕微鏡にて観察したところ、液晶部分がパラレルニコル
下で消光し、クロスニコル下で光を透過した。これによ
りラビング処理した1μm塗膜が配向膜として働く事を
確認した。
【0046】実施例3〜6 実施例2において参考例6で得られた硬化性組成物の溶
液の代わりに参考例7〜10で得られた硬化性組成物を
使用して、同様の結果を得ることができた。
【0047】実施例7 ポリアミック酸中に黒色顔料を分散してなる黒色ペース
トを無アルカリガラス上にスピンコートし、50℃で1
0分間、90℃で10分間、110℃で20分間オーブ
ンを用いて空気中で加熱乾燥して、膜厚1.6μmのポ
リイミド前駆体着色膜を得た。この膜上にポジ型フォト
レジスト(東京応化社製OFPR−800)を塗布し8
0℃で20分加熱乾燥して膜厚1μmのレジスト膜を得
た。キャノン社製紫外線露光機PLA−501Fを用
い、クロム製のフォトマスクを介して、波長365nm
での強度が50mJ/cm2 の紫外線を照射した。露光
後、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの
2.38wt%の水溶液からなる現像液に浸漬し、フォ
トレジストおよびポリイミド前駆体の現像を同時に行っ
た。エッチング後、不要となったフォトレジスト層をメ
チルセロソルブアセテートで剥離した。さらにこのよう
にして得られたポリイミド前駆体着色被膜を窒素雰囲気
中で300℃で30分間熱処理し、膜厚1.2μmのポ
リイミド着色被膜によりブラックマトリクスパターンを
得た。
【0048】さらにポリアミック酸中に顔料分散してな
る青、赤、緑の各色のカラーペーストについて、順次同
様のプロセスによりパターン化されたポリイミド着色被
膜を作製した。該着色被膜上に、参考例9で得られた溶
液をスピンコートし280℃で2時間熱処理し1.5μ
m厚みの塗膜を形成しカラーフィルターを得た。
【0049】1.5μm厚みの塗膜の表面粗度を表面粗
さ計で測定したところ0.03μmであった。こうして
得られたカラーフィルターの塗膜を直接ラビング処理機
にてラビング処理した。
【0050】ついで薄膜トランジスタ素子を備えた対向
基板を次の手順で作製した。
【0051】まず、無アルカリガラス上にクロムを用い
てフォトエッチングの手法によりゲート電極とコモン電
極をパターニングした後、これらの電極を覆うように窒
化シリコン(SiN)膜からなる絶縁膜を形成した。ゲ
ート絶縁膜上に非晶質シリコン(a―Si)膜を形成
し、この膜状にアルミニウムを用いて、ソース電極とド
レイン電極を形成した。その際、コモン電極とドレイン
電極の間に基板に平行な向きに電界がかかるよう電極を
パターニングした。これらの電極上にSiN膜で保護膜
を形成した。最後にポリイミド系の配向膜を最上層に設
け、ラビング処理して薄膜トランジスタを備えた電極付
き対向基板を得た。
【0052】電極付き対向基板とカラーフィルターとを
貼り合わせ、液晶表示装置を作製し問題なく動作するこ
とを確認した。
【0053】比較例2 実施例7において参考例9で得られた硬化性組成物の溶
液の代わりに、参考例1で得られた溶液を使用して、同
様のプロセスによりパターン化されたポリイミド着色被
膜上に、1.5μm厚みの塗膜を形成しカラーフィルタ
ーを得た。この1.5μm厚みの塗膜の表面粗度を表面
粗さ計で測定したところ0.23μmであった。さらに
同様プロセスで液晶表示装置を作製したが、表示ムラの
多い表示となった。
【0054】実施例8 実施例7において参考例9で得られた硬化性組成物の溶
液の代わりに参考例10で得られた硬化性組成物を使用
して、同様の結果を得ることができた。
【0055】
【発明の効果】本発明の、配向膜形成用樹脂溶液組成物
溶液は良好な塗布性を示し、かつ本組成物溶液から得ら
れる配向膜は優れた耐ラビング性を有している。本配向
膜は基板に平行な向きの電界にて駆動される液晶表示装
置に好ましく使用され、配向膜塗布の工程を省略でき、
かつ平坦性のよいカラーフィルターを得ることができ
る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリイミドおよび/あるいはその前駆体成
    分、ポリイミドシロキサン前駆体成分および溶剤成分を
    含有してなるカラーフィルター用樹脂溶液組成物。
  2. 【請求項2】ポリイミドおよび/あるいはその前駆体成
    分が脂環族テトラカルボン酸無水物とジアミン成分を反
    応せしめて得られるポリマー成分であることを特徴とす
    る請求項1記載のカラーフィルター用樹脂溶液組成物。
  3. 【請求項3】ポリイミドおよび/あるいはその前駆体成
    分が3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボ
    ン酸無水物とジアミン成分を反応せしめて得られるポリ
    マー成分であることを特徴とする請求項1記載のカラー
    フィルター用樹脂溶液組成物。
  4. 【請求項4】透明基板上に着色膜が形成されてなるカラ
    ーフィルターにおいて、該着色膜上に透明導電層を介し
    て請求項1記載のカラーフィルター用樹脂溶液組成物か
    ら形成される透明層を有することを特徴とするカラーフ
    ィルター。
  5. 【請求項5】透明基板上に着色膜が形成されてなるカラ
    ーフィルターにおいて、該着色膜上に請求項1記載の液
    晶配向膜形成用樹脂溶液組成物から形成される液晶配向
    膜を有することを特徴とするカラーフィルター。
  6. 【請求項6】請求項1記載の樹脂溶液組成物から形成さ
    れる透明層を持つカラーフィルターを有することを特徴
    とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の液晶表示装置において、基
    板に平行な向きに電界をかける構成を持つ電極が薄膜ト
    ランジスタにより駆動されることを特徴とする液晶表示
    装置。
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