JPH09278146A - 部品移動供給機構 - Google Patents

部品移動供給機構

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JPH09278146A
JPH09278146A JP8116885A JP11688596A JPH09278146A JP H09278146 A JPH09278146 A JP H09278146A JP 8116885 A JP8116885 A JP 8116885A JP 11688596 A JP11688596 A JP 11688596A JP H09278146 A JPH09278146 A JP H09278146A
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JP
Japan
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cover
vibration
upward
component
storage container
Prior art date
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Pending
Application number
JP8116885A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunichi Misaki
勲一 美崎
Kiyoshi Tomioka
清 富岡
Hidena Okahara
秀銘 岡原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKO SEIMITSU KK
Ceratec Co Ltd
Original Assignee
SANKO SEIMITSU KK
Ceratec Co Ltd
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Jigging Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】部品移動供給機構から発する振動及び騒音を従
前より一段と強力に低減せしめた部品移動供給機構を提
供すること。 【解決手段】部品移動供給機構において基台の外周側面
から上方又は上方と下方に伸長するカバーによって部品
収納容器の外周側面を囲う構成と前記カバーの内面,外
面のいずれか又は両面に制振材,吸音材のいずれか又は
双方を積層化して配設する構成と部品収納容器の外周側
面とカバー内周面とを非接触とする構成を採るものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電素子を駆動源と
する電子部品,機械部品等の各種部品を整列移動供給せ
しめる部品移動供給機構に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の部品移動供給機構の一つとして図
2に示す構成のもの,即ち圧電素子貼着基板2の両面に
圧電素子3を貼着した,いわゆるバイモルフ構造でなる
加振体4の一端を基台5に傾斜立設させて固定,他端を
連結部材6の一端に固定し,連結部材6の他端を被移動
供給部品7を収納する部品収納容器8の下面に直接又は
取付けテーブル(図示せず)を介して固定し,加振体4
と基台5を囲うべく基台5の外周にカバー9を取付けて
なる部品移動供給機構1がある。ここでカバー9は感電
防止,加振体等への塵埃付着防止等の目的の下に取付け
られるものである。
【0003】前記構成でなる部品移動供給機構1を構成
する加振体4に給電線(図示せず)を通して駆動電源か
らの交流電圧を印加すると加振体4は基台5と加振体4
との固定部所を支点として撓み振動を発生し,当該撓み
振動は連結部材6を介して部品収納容器8に伝達され
る。前記撓み振動を受けて部品収納容器8内に収納され
る被移動供給部品7は部品収納容器8に設けられた移動
供給路上を整列されて一方向に移動供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の部品移
動供給機構1にあってはその使用に際して相当量の振動
及び騒音を発することからその防止を図るべく基台5の
下面に振動吸収部材としてのゴム足10を付設したり或
いは加振体4と基台5の外周にカバーを配設したり,或
いはまた部品収納容器8の上面にポリウレタン材等の樹
脂コーティング,下面にシート状ダンピング材を貼着せ
しめる等の手段が採られていた。しかし,これらいずれ
の手段によってしてもその防止効果は十分でなく,その
ため更なる防止効果の向上が強く求められていたのであ
る。本発明はかかる従来の部品移動供給機構1が抱えて
いた前記課題の解決を図ること,即ち部品移動供給機構
1から発する振動及び騒音を従前より一段と強力に低減
せしめた部品移動供給機構1を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題の解決
を図るべく以下の手段を採るものである。即ち部品移動
供給機構において基台の外周側面から上方又は上方と下
方に伸長するカバーによつて部品収納容器の外周側面を
囲う構成と前記カバーの内面,外面のいずれか又は両面
に制振材,吸音材のいずれか又は双方を積層化して配設
する構成と部品収納容器の外周側面とカバー内周面とを
非接触とする構成を採るものである。
【0006】また別の課題の解決の手段として前記本発
明になる部品移動供給機構における部品収納容器をその
外周側面に制振材,吸音材のいずれか又は積層化して双
方を配設した構成とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下,図1を用いて本発明の実施
の形態に付き説明する。本発明における部品移動供給機
構1において加振体4は板状でなるチタン酸ジルコン酸
鉛等の三成分系複合ペロブスカイト酸化物Pb(Zr,
Ti)O,或いはニオブ酸リチウム(LiNb
),タンタル酸リチウム(LiTaO)等の単結
晶でなる圧電素子3を弾性を具有する圧電素子貼着基板
2にエポキシ樹脂等の接着剤,接着性を具有する高分子
フイルムを用いて貼着せしめ,更にその外面に電気的絶
縁保持,吸湿防止の見地から絶縁材で被覆し,また加振
体4への給電を行うべく圧電素子3の外面に設けられた
電極と圧電素子貼着基板2に給電線(図示せず)を接続
せしめることによって構成される。ここで前記圧電素子
貼着基板2は不銹鋼,ばね鋼,工具等の弾性を具有する
板状物が用いられる。
【0008】前記加振体4の一端は基台5にろう付け,
スポット溶接,ねじ止め等の手段によって固定され,他
端は連結部材6の一端にろう付け,スポット溶接,ねじ
止め等の手段によって固定される。ここで前記加振体4
の基台5への取付けは少なくとも2部所とすることで足
る。
【0009】連結部材6は不銹鋼,ばね鋼,工具鋼等の
弾性を具有する板状物でならしめ,その他端は部品収納
容器8の下面又は部品収納容器8の下面に配設される取
付けテーブル(図示せず)にねじ止め等の手段によって
固定される。ここで連結部材6は加振体4で生じた撓み
振動を部品収納容器8に伝達すると共に振動振幅を増大
せしめるために配設されるものである。
【0010】部品収納容器8は被移動供給部品7を収納
すると共に当該部品を整列して移動供給せしめるための
ものであり,その内面には被移動供給部品7の移動供給
路が設けられている。
【0011】基台5の外周側面には上方に伸長又は上方
と下方の双方に伸長するカバー91が配設される。ここ
で上方伸長にあっては部品収納容器8の外周側面を囲う
べくカバー91の上端部は少なくとも部品収納容器8の
下面より上方に伸長させ,部品収納容器8の上面より更
に上方に伸長する場合も含まれる。下方伸長にあっては
カバー91の下端部は部品移動供給装置1の配設面に接
触しない範囲まで伸長させる。ここでカバー91の基台
5の外周側面への配設はねじ止め等の手段によって行わ
れる。
【0012】前記カバー91の内面,外面のいずれか又
は両面には変性瀝青質,合成樹脂及び充填材で構成する
シート状ダンピング材でなる遮音効果をも有する制振
材,有機天然繊維を主体とし樹脂で接着成形したフェル
ト状不織布マットでなる吸音材のいずれか又は双方を積
層化して配設せしめる。ここでカバー91に制振材と吸
音材とを積層化して配設する場合にあっては振動騒音防
止効果の点からは吸音材をカバー91の基材と制振材と
の間に介在させる積層形態がより有効である。
【0013】本発明では振動騒音防止効果,特に騒音防
止効果を更に高めるべく部品収納容器8の外周側面に前
記制振材,前記吸音材のいずれか又は双方を積層化して
配設することも含まれる。ここでその配設に感圧接着型
の制振材及び吸音材を用いることは配設作業性の点で有
効である。
【0014】制振材,吸音材のいずれか又は双方を積層
化して配設したカバー91の内面とその外周側面に制振
材,吸音材のいずれか若しくは双方を積層化して配設し
た,又はいずれをも配設しない部品収納容器8の外周側
面との間は間隙を設けて非接触とする。接触すれば部品
収納容器8の振動を阻害し,被移動供給部品7の移動供
給に少なからぬ悪影響をもたらすからである。
【0015】
【実施例】本発明に係る部品移動供給機構1の一実施例
として外径150mmの部品収納容器8に被移動供給部
品7として金属部品を投入し,移動供給させた場合,何
らの防振騒音対策も採られないときの騒音は部品収納容
器8の上方500mmの部所で78db,部品収納容器
8の外周側面に厚さ3mmの吸音材を配設し,かつ部品
収納容器8の上面まで厚さ3mmの吸音材を配設したカ
バー91で部品収納容器8を囲ったときの騒音は70d
b,前記の場合において部品収納容器8の外周側面に吸
音材,制振材のいずれをも配設しないときの騒音は72
dbと少なくとも騒音エネルギーは1/4以下にまで大
きく低減している。なお作業性の点で難があるが部品収
納容器8の上方をも吸音材で囲ったときは60dbと騒
音レベルは更に一段と低減する。
【0016】
【発明の効果】本発明のもたらす第一の効果は部品移動
供給機構1から発する振動・騒音が何らの防振・騒音対
策も採られない場合に比し騒音レベルで少なくとも1/
4以下にまで低減し,それにつれて部品移動供給機構1
の設置面への振動も半減するまでに至っている。即ち加
振体4からの振動を受けた基台5の振動は基台5に配設
されるカバー91に吸収されて防振効果をもたらすので
ある。
【0017】本発明の第二の効果は前記した振動・騒音
低減の効果は職場環境の改善につながり,作業者の精神
的ストレス及び生理的ストレスの解消に大きく寄与する
ことである。
【0018】本発明の第三の効果は被移動供給部品7の
部品移動供給機構1から次工程への移動供給をきわめて
円滑になさしめることである。従来部品移動供給機構1
とリニアフィーダ等の次工程との接続部において部品移
動供給機構1の振動により微細な段差及び隙間が生じ,
そのため特に微小なる被移動供給部品7は前記接続部で
移動供給不能に陥ることがあるといった不都合があった
が本発明に係る部品移動供給機構1に置換することで前
記不都合は完全に近く解消するに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の部品移動供給機構の正面の断面図で
ある。
【図2】は従来の部品移動供給機構の正面の断面図であ
る。
【符号の説明】
1.部品移動供給機構 2.圧電素子貼着基板 3.圧電素子 4.加振体 5.基台 6.連結部材 7.被移動供給部品 8.部品収納容器 9.カバー 91.カバー 10.ゴム足
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡原 秀銘 東京都あきる野市引田13番地 株式会社セ ラテック内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台の外周側面から上方又は上方と下方に
    伸長するカバーによって部品収納容器の外周側面を囲う
    構成と前記カバーの内面,外面のいずれか又は両面に制
    振材,吸音材のいずれか又は双方を積層化して配設する
    構成と部品収納容器の外周側面とカバー内周面とを非接
    触とする構成でなる部品移動供給機構。
  2. 【請求項2】部品収納容器をその外周側面に制振材,吸
    音材のいずれか又は積層化して双方を配設する構成とす
    る請求項1の部品移動供給機構。
  3. 【請求項3】制振材を変性瀝青質,合成樹脂及び充填材
    で構成するシート状ダンピング材でなる制振材,吸音材
    を有機天然繊維を主体とし樹脂で接着形成したフェルト
    状不織布マットでなる吸音材とする請求項1の部品移動
    供給機構。
JP8116885A 1996-04-04 1996-04-04 部品移動供給機構 Pending JPH09278146A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013515463A (ja) * 2009-12-23 2013-05-09 エッペンドルフ アクチェンゲゼルシャフト ツール動作を生成するための器具及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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