JPH09278090A - ビール用樽のスピアチューブ - Google Patents

ビール用樽のスピアチューブ

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JPH09278090A
JPH09278090A JP8090686A JP9068696A JPH09278090A JP H09278090 A JPH09278090 A JP H09278090A JP 8090686 A JP8090686 A JP 8090686A JP 9068696 A JP9068696 A JP 9068696A JP H09278090 A JPH09278090 A JP H09278090A
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    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D1/00Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
    • B67D1/08Details
    • B67D1/0829Keg connection means
    • B67D1/0831Keg connection means combined with valves
    • B67D1/0838Keg connection means combined with valves comprising means for preventing blow-out on disassembly of the spear valve
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T137/3115Gas pressure storage over or displacement of liquid
    • Y10T137/3127With gas maintenance or application
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビール用樽の口金からスピアチューブが飛び
出すのを防止する手段としてのストッパーを改良する。 【解決手段】 ビール用樽2の口金3に螺合するブッシ
ュ4内に、下方へ押し込んで開くビールバルブ14を有
するダウンチューブ5をコイルスプリング6で上方へ付
勢してガスバルブ13とともに挿入したスピアチューブ
1において、前記ブッシュ4を口金3から螺脱させたと
き、樽2内の残圧でスピアチューブ1が飛び出すのを阻
止するストッパー部23を、断面略V字形又は円弧状に
形成して補強するとともに、そのストッパー部23がガ
スバルブ13及びダウンチューブ5と共に昇降するスト
ロークと略同長の丈を有する穴4cをブッシュ4に形成
してビール注出の都度ストッパー部23が穴4c内に引
き込まれないように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はビール用樽のスピ
アチューブに係り、特に、生ビール用の樽の口金に装着
されてディスペンスヘッドに接続すべきスピアチューブ
をメンテナンスのために取り外す場合に、該樽内の残圧
によりスピアチューブが不用意に飛び出す危険を防止す
る構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樽に詰められた生ビールを、樽の口金に
装着したディスペンスヘッドを介してディスペンサでジ
ョッキ等に注出するには、樽内に炭酸ガスを供給して内
圧を高め、ビールを押し出すようにしている。ディスペ
ンスヘッドは樽の口金に螺合して装着されているスピア
チューブ(フィッティング)と接続して樽内と連通し、
また樽外でディスペンサと連通している。そして、工場
に回収された樽を、シールリング・ガスバルブ等の交換
のために、メンテナンスする場合、スピアチューブを口
金から取り外さなければならない。
【0003】しかしながら、スピアチューブを口金から
取り外すときは、スピアチューブのガスバルブを充分に
開いて樽の残圧を抜いておかなければ、スピアチューブ
が口金から飛び出す危険があることは周知である。この
危険を防止するために、特開平7−232799号公報
によれば、スピアチューブにおけるダウンチューブに嵌
合して口金に螺合するブッシュとの間に介在し、かつ、
ブッシュの穴から進退可能に斜め上方へ突出して口金の
下部に延伸するストッパー部を形成したストッパーを設
けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
トッパーは、ばね性を有する金属等の材料からなるもの
で、先端部に先端側に至るに従い斜め上方に突出してレ
字形に曲げられたストッパー部を有し、かつ、そのスト
ッパー部は平板状であるため、曲げ力に弱くて強度不足
であり、樽内の残圧でスピアチューブが口金から飛び出
そうとするのを有効に阻止することができない。
【0005】また、ストッパー部はディスペンスヘッド
によるビール注出の都度圧し下げられるガスバルブ及び
ダウンチューブとともにブッシュ内を下降するから、ブ
ッシュの穴から自身の弾性変形をしてブッシュ内に引き
込まれることを繰り返すために、ビール注出の頻度が高
くなるとその付け根から折れて損傷することも有り得
る。
【0006】したがって、ストッパー部が折損している
と、これを外部から確認できないために、残圧の不十分
な処理をした後、口金からスピアチューブを外すとスピ
アチューブが口金から飛び出すことにより、予期せぬ怪
我をすることが有り得て危険である。
【0007】さらに、ストッパー部はレ字形に曲げられ
ているため、その曲げた部分が上向きになり、そこにビ
ールが付着して溜まり易く、またそれを洗浄し難く、し
たがって、付着したビールが腐敗し、又はカビを発生さ
せたりする不都合がある。
【0008】そこで、この発明は、樽の口金からスピア
チューブが飛び出すのを防止する手段としてのストッパ
ーを改良しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるビール
用樽のスピアチューブは、請求項1によれば、ビール用
樽の口金に螺合してディスペンスヘッドを脱着可能とす
るブッシュ内に、下方へ押し込んで開くビールバルブを
有するダウンチューブを上方へ付勢して挿入し、かつ、
前記ブッシュとダウンチューブとの間にダウンチューブ
に嵌合してストッパーが介在し、該ストッパーに前記ブ
ッシュの穴から外方へ突出して前記口金の下部に位置す
るストッパー部を形成してなるスピアチューブにおい
て、前記ブッシュの穴丈を前記ダウンチューブがビール
注出に際して昇降するストロークと略同長又はそれ以上
とし、かつ、前記ストッパー部は断面を曲げて補強した
ことを特徴とする。
【0010】したがって、ディスペンスヘッドを操作し
てダウンチューブがブッシュ内で下降するとともに、ビ
ールバルブを圧し下げてビール用樽内のビールをジョッ
キ等に注出する際、ストッパー部はブッシュの穴からブ
ッシュ内に引き込まれることはなく、その為、ストッパ
ー部が変形を繰り返して折損する事態は生じない。
【0011】また、ストッパー部を曲げて補強したの
で、スピアチューブをビール用樽の口金から取り外すと
き、ビール用樽内の残圧でスピアチューブが飛び出して
ストッパー部が口金に衝接してもそれに耐えて容易に変
形することなく、有効にストッパーとして機能する。
【0012】請求項2によれば、前記ストッパーは前記
ダウンチューブを嵌合するリング部と、該リング部の外
周縁から略直角に曲げて延伸する所定幅及び長さの舌片
部と、該舌片部に逆U字形の切込部を形成してリング部
側のその端部を前記ブッシュの穴から外方へ突出させる
断面略V字形のストッパー部とからなることを特徴とす
る。また、請求項3によれば、前記ストッパーは前記ダ
ウンチューブを嵌合するリング部と、該リング部の外周
縁から略直角に曲げて延伸する所定幅及び長さの舌片部
と、該舌片部に逆U字形の切込部を形成してリング部側
のその端部を前記ブッシュの穴から外方へ突出させる断
面円弧形のストッパー部とからなることを特徴とする。
【0013】したがって、ストッパー部は強度が向上し
口金からスピアチューブが飛び出すのを有効に阻止でき
るとともに、ストッパー部を形成すべき舌片部にはビー
ルの溜まりを作るべき曲げ部がないので、洗浄が容易に
でき、腐敗やカビの発生を防止する。
【0014】請求項4によれば、前記ストッパー部が突
出するブッシュの穴の下部縁がストッパー部の断面形状
に合わせた形状であることを特徴とする。
【0015】したがって、残圧によってスピアチューブ
が飛び出すとき、瞬間的にストッパー部がブッシュの穴
下部縁に押し付けられるが、この時、このブッシュの穴
の下部縁がフラットである場合に生じるストッパー部の
変形、即ち、ストッパー部のV字形等断面をフラットに
戻し、更にストッパー部を下方に折り曲げようとする力
が働き、フラットとなったストッパー部の衝接部分は容
易に折れ曲がるということを防止でき、又、ダウンチュ
ーブがビール注出に際して昇降するストロークと略同長
とする場合のブッシュの穴丈を、可及的に小さくでき、
ブッシュの大幅な変更を必要としない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
つき図面を参照して説明する。図1に示すように、スピ
アチューブ1はビール用樽2の口金3にねじ部3a,4
aを介し螺合して脱着可能に装着されたブッシュ4と、
ブッシュ4内で炭酸ガスの通路を開閉するガスバルブ1
3と、コイルスプリング6で付勢されてガスバルブ13
に上端部(フランジ部11)が当接するダウンチューブ
5と、ダウンチューブ5内でコイルスプリング15にて
付勢されガスバルブ13の下端内縁部の弁座に当接して
ビールの通路を形成するビールバルブ14と、ダウンチ
ューブ5に嵌合してコイルスプリング6とブッシュ4間
に垂下し、ブッシュ4の穴4cからストッパー部23が
突出する弾性体からなるストッパー20とで構成され
る。ストッパー部23はビール用樽2内において口金3
の下部にほぼ接触する状態に配置されている。
【0017】そして、ストッパー部23が突出するブッ
シュ4の穴4cは、図2に示すように、その下部縁はス
トッパー部23の断面形状に合わせた形状をしている。
すなわち、穴4cは、方形の穴の下部縁を略V字形に形
成した五角形であり、ビール注出時にダウンチューブ5
が昇降するストロークと略同長又はそれ以上の丈Tを有
している。穴4cの下部縁をストッパー部23の断面形
状と同じ形状とすることにより、スピアチューブ1を取
り外すとき、残圧があった場合にスピアチューブ1が飛
び出そうとするときの衝撃反動でストッパー部23が穴
4cの下部縁に当たる際の衝撃によるストッパー部23
の変形を防止でき、又、ストッパー部23が昇降するス
トローク内で最小限の穴とすることができる。したがっ
て、ビール注出時にガスバルブ13及びダウンチューブ
5とともにストッパー20が昇降するとき、ストッパー
部23は穴4c内に引き込まれることなく昇降できる。
【0018】さらに、ストッパー20は、図4,5に示
すように、前記コイルスプリング6に押されてダウンチ
ューブ5のフランジ部11の下面に嵌合するリング部2
1と、このリング部21からL形に曲げて延設され、コ
イルスプリング6とブッシュ4との間に介在する舌片部
22とからなり、この舌片部22に穴4cからブッシュ
4の外方へ突出し図示上方へ傾斜してストッパー部23
が一体形成されている。ストッパー部23は舌片部22
にリング部21付近で逆U字形の切込部24を形成し、
その切込部24で囲まれた部分の上端部を舌片部22か
ら傾斜して上方へ立ち上げてある。そして、ストッパー
部23の強度を向上させるべく、その断面を曲げて補強
する。すなわち、図4に示すように、ストッパー部23
の断面をV字形とする。また、V字形に代え、図5に示
すように、ストッパー部23の断面は円弧状としてもよ
い。
【0019】なお、ブッシュ4は、図1,2に示すよう
に、上部開口縁にディスペンスヘッド又は装着用の治具
が係合するラチェット4bを周方向へ所定間隔で形成し
た筒状体であって、上部開口付近に内段部7が形成さ
れ、略中間部に外段部8が形成されて口金3の内底面と
の間にシールリング9が介在し、周壁にストッパー20
のストッパー部23が突出する穴4cとビール(充填
時)と炭酸ガス(注出時)の通路となる孔4dとが穿設
され、下部にダウンチューブ5を遊嵌する孔10が形成
されている。ブッシュ4の底部は内周縁に周方向へ等間
隔で3つのバヨネット片4eが中心に向けて突設され、
このバヨネット片4eに係合してリテイニングディスク
12が装着される。
【0020】リテイニングディスク12は、図3に示す
ように、周方向へ等間隔で形成された3つの溝部12a
と、該溝部12aと異平面にあるフランジ部12bにそ
れぞれ凹部12c,12dを形成したリング状体で、凹
部12dはフランジ部12bから溝部12aにかけて形
成され、フランジ部12bの直径は、図2(B)に示す
ブッシュ4の孔内径Dと略同一である。したがって、図
2(B)に示すバヨネット片4eとフランジ部12bと
が重ならないようにリテイニングディスク12をブッシ
ュ4の底部の孔10に押し込んで約120回転すると、
図3(B)に示すように、溝部12aがバヨネット片4
eに当接して抜け止めされる。そして溝部12aの裏面
(上側)にコイルスプリング6の下端部が当接する。
【0021】ブッシュ4の前記内段部7は環状のガスバ
ルブ13が当接する弁座となり、このガスバルブ13の
下部はダウンチューブ5のフランジ部11の上面に当接
する外縁部と、ダウンチューブ5内に延伸してビールバ
ルブ用の弁座となる内面下端縁に、ダウンチューブ5の
内部においてコイルスプリング15で上方へ付勢された
ビールバルブ14が当接している。コイルスプリング1
5はダウンチューブ5の拡径部16に挿入されている。
ダウンチューブ5は上端部にフランジ部11を形成して
その下部にストッパーのリング部21、そして、それに
コイルスプリング6の上端部が当接し、コイルスプリン
グ6の下端部はブッシュ4の孔10の内底部に嵌装した
リテイニングディスク12に当接している。
【0022】上記構成のスピアチューブ1を口金3に挿
入し螺合して装着するとき、ストッパー部23は、図1
に示すように、穴4cから常に突出し上方へ開き傾斜し
て口金3の下部に当接可能な状態になっているので、そ
のままでは口金3内に挿入することができないが、ブッ
シュ4に下方へ押し込む力を加えることにより、ストッ
パー部23は口金3の内周壁に押されて穴4c内に自身
の弾性で倒れ込み、これにより口金3を通過でき、か
つ、口金3を通過すると解放されてストッパー部23は
自身の弾性により再び穴4cからブッシュ4外に突出す
る。
【0023】かくして、スピアチューブが口金3に装着
されると、ビールバルブ14はガスバルブ13に常に接
触しており、図示しないディスペンスヘッドがブッシュ
4に装着されてディスペンスヘッドのハンドルを押し下
げることにより垂下する圧下部が、ガスバルブ13とビ
ールバルブ14を押し下げて開き、ディスペンスヘッド
に付属する炭酸ガスボンベから供給される炭酸ガスがガ
スバルブ13とブッシュ4の間からビール用樽2内に流
入し、その内圧の上昇でビール用樽2内のビールがダウ
ンチューブ5を介してディスペンスヘッド内に流入し、
ディスペンサのコックの操作によりジョッキ等にビール
を注出できる。このとき、ダウンチューブ5の昇降動作
に連動してストッパー20が昇降し、そのストッパー部
23はブッシュ4内に引き込まれることなく穴4cから
突出した状態のまま昇降する。
【0024】そして、メンテナンスのためにスピアチュ
ーブ1を取り外すべきときは、ディスペンスヘッドを取
り外してブッシュ4の内部に図示しない治具を挿入し、
治具をブッシュ4内に押し込むことにより、ダウンチュ
ーブ5をブッシュ4内で下降させると、ダウンチューブ
5とガスバルブ13の間から残留ガスが治具に形成した
段部溝から外部へ排出される。そして、残留ガスが完全
に放出されると、治具を軸中心で旋回させてブッシュ4
のねじ部4aを口金3のねじ部3aから螺脱させる。
【0025】そこで、若しも残留ガスの放出が完全でな
く、ビール用樽2内になお残圧が存在していた場合、ス
ピアチューブ1は口金3から飛び出そうとする。しかし
ながら、ストッパー20のストッパー部23が口金3の
下部周縁に衝接してスピアチューブ1の飛び出しを阻止
する。そして、ストッパー部23が口金3の下部周縁に
衝接して引き抜き力が付加されても、ストッパー部23
は略V字形又は円弧断面に曲げ形成されて補強されてい
るので容易に変形することなく、ストッパーとしての機
能を完遂する。
【0026】なお、スピアチューブ1を口金3から完全
に引き抜くときは、ストッパー部23が穴4cから突出
している状態は変化しないので、ストッパー部23が口
金3の下部に引掛かり抜けないこととなるので、その場
合には、治具をブッシュ4内に押し込んでストッパー部
23を穴4c内に引き込め、ストッパー部23をコイル
スプリング6とブッシュ4内周壁との間に位置させた状
態でスピアチューブ1を口金3から引き抜くのである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、ビール
用樽の口金に装着されたスピアチューブを取り外す場合
に、スピアチューブがビール用樽の残圧により口金から
飛び出すのを阻止するストッパー部を、ダウンチューブ
がビール注出の際に昇降するストロークと同長又はそれ
よりも大とした丈のブッシュの穴から突出させたので、
ビール注出の都度ストッパー部が穴内に引き込まれる変
形運動を繰り返すことがないため、ストッパー部が容易
に損傷することはない。
【0028】しかも、ストッパー部の断面を略V字形又
は円弧状に曲げて補強したため、万一、ストッパー部が
口金下部に衝接しても容易に変形する事無くしてストッ
パーとしての機能を滅却する事態を生じない。さらに、
ストッパーは全体に上向きのU字形に曲げた部分を有し
ないので、ビール溜まりを形成することはなく、洗浄し
易くてカビや腐敗から回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すスピアチューブの
要部断面図
【図2】ブッシュの一部断面側面図(A)及び底面図
(B)
【図3】リテイニングディスクの平面図(A)及びX−
X断面図(B)
【図4】ストッパーの断面側面図(A)、平面図
(B)、展開図(C)及び部分拡大図(D)
【図5】ストッパーの他の例の断面側面図(A)、平面
図(B)、展開図(C)及び部分拡大図(D)
【符号の説明】 1…スピアチューブ 2…ビール用樽 3…口金 4…ブッシュ 4c…穴 5…ダウンチューブ 6,15…コイルスプリング 13…ガスバルブ 20…ストッパー 21…リング部 22…舌片部 23…ストッパー部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビール用樽の口金に螺合してディスペン
    スヘッドを脱着可能とするブッシュ内に、下方へ押し込
    んで開くビールバルブを有するダウンチューブを上方へ
    付勢して挿入し、かつ、前記ブッシュとダウンチューブ
    との間にダウンチューブに嵌合してストッパーが介在
    し、該ストッパーに前記ブッシュの穴から外方へ突出し
    て前記口金の下部に位置するストッパー部を形成してな
    るスピアチューブにおいて、 前記ブッシュの穴丈を前記ダウンチューブがビール注出
    に際して昇降するストロークと略同長又はそれ以上と
    し、かつ、前記ストッパー部は断面を曲げて補強したこ
    とを特徴とするビール用樽のスピアチューブ。
  2. 【請求項2】 前記ストッパーは、前記ダウンチューブ
    を嵌合するリング部と、該リング部の外周縁から略直角
    に曲げて延伸する所定幅及び長さの舌片部と、該舌片部
    に逆U字形の切込部を形成してリング部側のその端部を
    前記ブッシュの穴から外方へ突出させる断面略V字形の
    ストッパー部とからなることを特徴とする請求項1記載
    のビール用樽のスピアチューブ。
  3. 【請求項3】 前記ストッパーは、前記ダウンチューブ
    を嵌合するリング部と、該リング部の外周縁から略直角
    に曲げて延伸する所定幅及び長さの舌片部と、該舌片部
    に逆U字形の切込部を形成してリング部側のその端部を
    前記ブッシュの穴から外方へ突出させる断面円弧形のス
    トッパー部とからなることを特徴とする請求項1記載の
    ビール用樽のスピアチューブ。
  4. 【請求項4】 前記ストッパー部が突出するブッシュの
    穴の下部縁が、該ストッパー部の断面形状に合わせた形
    状であることを特徴とする請求項1,2又は3記載のビ
    ール用樽のスピアチューブ。
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Cited By (2)

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