JPH09277558A - マルチノズル型インク供給装置及びこれを用いた静電吸引型インクジェット装置 - Google Patents
マルチノズル型インク供給装置及びこれを用いた静電吸引型インクジェット装置Info
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- JPH09277558A JPH09277558A JP9110796A JP9110796A JPH09277558A JP H09277558 A JPH09277558 A JP H09277558A JP 9110796 A JP9110796 A JP 9110796A JP 9110796 A JP9110796 A JP 9110796A JP H09277558 A JPH09277558 A JP H09277558A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数個のインクノズルを有するマルチノズル
型インク供給装置において、従来、全ノズルが一つのイ
ンク貯留部に連通していることにより、インク供給装置
が多少でも傾斜すると、各インクノズルでインクの水頭
圧に差が生じ、印刷精度にムラの出る要因となっていた
という不具合を解消する。 【解決手段】 ノズルヘッド2を具備するノズルユニッ
ト1内に、インク貯留体3を配設し、該インク貯留体3
の具備する各インク貯留槽3aを各ノズルヘッド2に連
接させ、インクタンク4からはインク供給タンク6にて
常時インクを供給し、インク貯留体3より溢れるインク
をインク排出通路Dを介してインク排出管8より排出す
る構成とする。
型インク供給装置において、従来、全ノズルが一つのイ
ンク貯留部に連通していることにより、インク供給装置
が多少でも傾斜すると、各インクノズルでインクの水頭
圧に差が生じ、印刷精度にムラの出る要因となっていた
という不具合を解消する。 【解決手段】 ノズルヘッド2を具備するノズルユニッ
ト1内に、インク貯留体3を配設し、該インク貯留体3
の具備する各インク貯留槽3aを各ノズルヘッド2に連
接させ、インクタンク4からはインク供給タンク6にて
常時インクを供給し、インク貯留体3より溢れるインク
をインク排出通路Dを介してインク排出管8より排出す
る構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルを複数個配
設したマルチノズル型インク供給装置、また、これを適
用するもので、特に、各ノズルに対向するゲート電極を
有し、全ノズルに均等に一定電圧であるバイアス電圧を
常時印加しておく構造の静電吸引型インクジェット装置
に関する。
設したマルチノズル型インク供給装置、また、これを適
用するもので、特に、各ノズルに対向するゲート電極を
有し、全ノズルに均等に一定電圧であるバイアス電圧を
常時印加しておく構造の静電吸引型インクジェット装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット装置、例えば、ノ
ズルに対向状にゲート電極を配設し、静電気吸引力を発
生させて、該ノズルより該ゲート電極側にインクを飛翔
させる構造の静電吸引型インクジェット装置に適用すべ
く、複数個のノズルを具備したマルチノズル型インク供
給装置は公知となっている。この従来のマルチノズル型
インク供給装置は、全ノズルの上端が一つのインク貯留
部の底部に連通しており、該インク貯留部にインクを充
填することで、各ノズル内にインクが充填される構造と
なっている。
ズルに対向状にゲート電極を配設し、静電気吸引力を発
生させて、該ノズルより該ゲート電極側にインクを飛翔
させる構造の静電吸引型インクジェット装置に適用すべ
く、複数個のノズルを具備したマルチノズル型インク供
給装置は公知となっている。この従来のマルチノズル型
インク供給装置は、全ノズルの上端が一つのインク貯留
部の底部に連通しており、該インク貯留部にインクを充
填することで、各ノズル内にインクが充填される構造と
なっている。
【0003】また、従来の静電吸引型インクジェット装
置においては、ノズルにインク飛翔時のみ印加するプリ
ント電圧を印加して、ゲート電極との間に静電気力を発
生させてインクを飛翔させる構造となっている。
置においては、ノズルにインク飛翔時のみ印加するプリ
ント電圧を印加して、ゲート電極との間に静電気力を発
生させてインクを飛翔させる構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、他に、プ
リント電圧のON・OFF制御に係る電圧負荷を抑えて
低コストを図るべく、各ノズルに均等に一定電圧のバイ
アス電圧を常時印加しておき、ゲート電極にプリント電
圧を印加するという構成の静電吸引型インクジェット装
置について、特許出願している。この場合、プリント電
圧は小電圧ですみ、これに関連して設ける電気制御部品
を低コストに抑えることができるという効果の他、プリ
ント電圧の印加していない時に、バイアス電圧にて、各
ノズルよりゲート電極に向けてインクが盛り上がった状
態となっており、即ち、プリント電圧が印加されれば直
ちにインクが飛翔される状態となっていて、インクの飛
翔反応がよく、印刷精度が向上するという効果をも有す
る。
リント電圧のON・OFF制御に係る電圧負荷を抑えて
低コストを図るべく、各ノズルに均等に一定電圧のバイ
アス電圧を常時印加しておき、ゲート電極にプリント電
圧を印加するという構成の静電吸引型インクジェット装
置について、特許出願している。この場合、プリント電
圧は小電圧ですみ、これに関連して設ける電気制御部品
を低コストに抑えることができるという効果の他、プリ
ント電圧の印加していない時に、バイアス電圧にて、各
ノズルよりゲート電極に向けてインクが盛り上がった状
態となっており、即ち、プリント電圧が印加されれば直
ちにインクが飛翔される状態となっていて、インクの飛
翔反応がよく、印刷精度が向上するという効果をも有す
る。
【0005】しかし、このような静電吸引型インクジェ
ット装置を構成する上で、従来のマルチノズル型インク
供給装置を採用する場合には、次のような不具合があ
る。従来のマルチノズル型インク供給装置では、一つの
インク貯留部にインクが満たされ、ここに満たされたイ
ンクが各ノズル内に流入している構造であるが、この場
合、装置が傾斜していると、該インク貯留部内における
インクの水面は水平であるから、該インク貯留部の水面
から底部までのインク深さに差が生じる。
ット装置を構成する上で、従来のマルチノズル型インク
供給装置を採用する場合には、次のような不具合があ
る。従来のマルチノズル型インク供給装置では、一つの
インク貯留部にインクが満たされ、ここに満たされたイ
ンクが各ノズル内に流入している構造であるが、この場
合、装置が傾斜していると、該インク貯留部内における
インクの水面は水平であるから、該インク貯留部の水面
から底部までのインク深さに差が生じる。
【0006】ここで、前記の、バイアス電圧を印加した
時に、ノズルからインクが盛り上がる状態というのは、
インクの張力に関係し、これは、インクの水頭圧、即
ち、ノズル先端からインク水面まで充填されるインク圧
に左右される。該水頭圧は、ノズル先端からインク水面
までの高さに左右されるので、装置が傾斜している場合
に、インク深さが深くなっている所に連通しているノズ
ル内のインクには、高い水頭圧がかかり、一方、浅くな
っている所に連通しているノズル内のインクにかかる水
頭圧は低い。従って、各ノズルに均等にバイアス電圧を
印加しても、プリント電圧非印加時におけるインクの盛
り上がり方がノズルによってまちまちで、インクの飛翔
反応が異なり、その結果として、印刷精度にムラが生じ
てしまうという問題がある。このマルチノズル型インク
供給装置の有する不具合を解消することは、前記のよう
な、ノズルにバイアス電圧を、ゲート電極にプリント電
圧を印加する構造の静電吸引型インクジェット装置を構
成する上での重要な課題となる。
時に、ノズルからインクが盛り上がる状態というのは、
インクの張力に関係し、これは、インクの水頭圧、即
ち、ノズル先端からインク水面まで充填されるインク圧
に左右される。該水頭圧は、ノズル先端からインク水面
までの高さに左右されるので、装置が傾斜している場合
に、インク深さが深くなっている所に連通しているノズ
ル内のインクには、高い水頭圧がかかり、一方、浅くな
っている所に連通しているノズル内のインクにかかる水
頭圧は低い。従って、各ノズルに均等にバイアス電圧を
印加しても、プリント電圧非印加時におけるインクの盛
り上がり方がノズルによってまちまちで、インクの飛翔
反応が異なり、その結果として、印刷精度にムラが生じ
てしまうという問題がある。このマルチノズル型インク
供給装置の有する不具合を解消することは、前記のよう
な、ノズルにバイアス電圧を、ゲート電極にプリント電
圧を印加する構造の静電吸引型インクジェット装置を構
成する上での重要な課題となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のマルチ
ノズル型インク供給装置における以上のような不具合を
解決すべく、次のような装置構成、及びその使用方法を
用いるものである。まず、第一に、複数個のインクノズ
ルを具備するマルチノズル型インク供給装置において、
各ノズル毎に一定深さのインク貯留部を設け、各インク
ノズルのインク貯留部にインクを充填する手段を設け
る。
ノズル型インク供給装置における以上のような不具合を
解決すべく、次のような装置構成、及びその使用方法を
用いるものである。まず、第一に、複数個のインクノズ
ルを具備するマルチノズル型インク供給装置において、
各ノズル毎に一定深さのインク貯留部を設け、各インク
ノズルのインク貯留部にインクを充填する手段を設け
る。
【0008】第二に、前記構成のマルチノズル型インク
供給装置において、全インクノズルのインク貯留部より
溢れるインクを排出する手段を設ける。
供給装置において、全インクノズルのインク貯留部より
溢れるインクを排出する手段を設ける。
【0009】第三に、均等に一定電圧が常時印加される
複数個のインクノズルを有するインク貯留部と、各イン
クノズルに対向する対向電極とを有し、静電吸引力によ
りインクを飛翔させるようにした静電吸引型インクジェ
ット装置であって、該インク貯留部を各インクノズル毎
に一定深さに設けるとともに、各インク貯留部にインク
を充填する手段を設けた静電吸引型インクジェット装置
を構成する。
複数個のインクノズルを有するインク貯留部と、各イン
クノズルに対向する対向電極とを有し、静電吸引力によ
りインクを飛翔させるようにした静電吸引型インクジェ
ット装置であって、該インク貯留部を各インクノズル毎
に一定深さに設けるとともに、各インク貯留部にインク
を充填する手段を設けた静電吸引型インクジェット装置
を構成する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面より説明する。図1は本発明のマルチノズル型インク
供給装置の側面断面図、図2は同じく斜視図、図3は本
発明のマルチノズル型インク供給装置を傾斜した場合の
各ノズルN内のインクの状態を示す側面断面略図、図4
は静電吸引型インクジェット装置への適用実施例を示す
側面断面略図、図5は従来のマルチノズル型インク供給
装置の側面断面図、図6は従来のマルチノズル型インク
供給装置を傾斜した場合の各ノズルN内のインクの状態
を示す側面断面略図である。
面より説明する。図1は本発明のマルチノズル型インク
供給装置の側面断面図、図2は同じく斜視図、図3は本
発明のマルチノズル型インク供給装置を傾斜した場合の
各ノズルN内のインクの状態を示す側面断面略図、図4
は静電吸引型インクジェット装置への適用実施例を示す
側面断面略図、図5は従来のマルチノズル型インク供給
装置の側面断面図、図6は従来のマルチノズル型インク
供給装置を傾斜した場合の各ノズルN内のインクの状態
を示す側面断面略図である。
【0011】まず、図1及び図2より本発明のマルチノ
ズル型インク供給装置について説明する。箱型のノズル
ユニット1の底部には、複数のノズルヘッド2・2・・
・を内嵌していて、その先端を該底部より外側に突出さ
せており、一方、該ノズルユニット1内において、底面
にインク貯留体3が搭載されており、該インク貯留体3
にて、インク貯留桶3a・3a・・・を上下貫通状に穿
設している。各インク貯留桶3aの底部は、各ノズルヘ
ッド2に連通して、連設される各ノズルヘッド2及びイ
ンク貯留槽3aにてノズルNを形成している。一方、該
インク貯留体3の外側面と、該ノズルユニット1の内側
面との間は、インク排出通路Dとなっていて、該インク
貯留体3の上面に溢れるオーバーフローインクの流出通
路となっている。
ズル型インク供給装置について説明する。箱型のノズル
ユニット1の底部には、複数のノズルヘッド2・2・・
・を内嵌していて、その先端を該底部より外側に突出さ
せており、一方、該ノズルユニット1内において、底面
にインク貯留体3が搭載されており、該インク貯留体3
にて、インク貯留桶3a・3a・・・を上下貫通状に穿
設している。各インク貯留桶3aの底部は、各ノズルヘ
ッド2に連通して、連設される各ノズルヘッド2及びイ
ンク貯留槽3aにてノズルNを形成している。一方、該
インク貯留体3の外側面と、該ノズルユニット1の内側
面との間は、インク排出通路Dとなっていて、該インク
貯留体3の上面に溢れるオーバーフローインクの流出通
路となっている。
【0012】そして、該ノズルユニット1と別個にイン
クタンク4を設け、該インクタンク4より該ノズルユニ
ット1内のインク貯留体3の上面に向けて、インク供給
ポンプ6を介設するインク供給管7を配管しており、該
インク貯留体3の上方からインクを供給して、各ノズル
N、即ち、各インク貯留槽3aとノズルヘッド2にイン
クを充填する構造としている。また、該ノズルユニット
1内におけるインク排出通路Dからは、該インクタンク
4にインク排出管8を配管しており、インク貯留体3の
上面に溢れてインク排出通路Dを経たオーバーフローイ
ンクが、該インク排出管8を通って、インクタンク4に
戻される構造となっている。なお、該インクタンク4に
は、図1の如く、透明状の窓4aを設け、これにフォト
センサ5を対峙させて、該フォトセンサ5の検出によ
り、インクタンク4内のインク残量を確認できる構成と
している。
クタンク4を設け、該インクタンク4より該ノズルユニ
ット1内のインク貯留体3の上面に向けて、インク供給
ポンプ6を介設するインク供給管7を配管しており、該
インク貯留体3の上方からインクを供給して、各ノズル
N、即ち、各インク貯留槽3aとノズルヘッド2にイン
クを充填する構造としている。また、該ノズルユニット
1内におけるインク排出通路Dからは、該インクタンク
4にインク排出管8を配管しており、インク貯留体3の
上面に溢れてインク排出通路Dを経たオーバーフローイ
ンクが、該インク排出管8を通って、インクタンク4に
戻される構造となっている。なお、該インクタンク4に
は、図1の如く、透明状の窓4aを設け、これにフォト
センサ5を対峙させて、該フォトセンサ5の検出によ
り、インクタンク4内のインク残量を確認できる構成と
している。
【0013】こうして、インクタンク4より常時インク
供給ポンプ6及びインク供給管7を介してインクIがノ
ズルユニット1内に供給され、各ノズルNのノズルヘッ
ド2及びインク貯留槽3a内に充填され、インク貯留部
3の上方に溢れるインクIはインク排出通路Dを通じて
インク排出管8よりインクタンク4に戻されるようにな
っている。
供給ポンプ6及びインク供給管7を介してインクIがノ
ズルユニット1内に供給され、各ノズルNのノズルヘッ
ド2及びインク貯留槽3a内に充填され、インク貯留部
3の上方に溢れるインクIはインク排出通路Dを通じて
インク排出管8よりインクタンク4に戻されるようにな
っている。
【0014】ここで、本発明のマルチノズル型インク供
給装置を、図5図示の従来のマルチノズル型インク供給
装置と比較する。従来のマルチノズル型インク供給装置
は、インク貯留体3を設けられておらず、底部にノズル
ヘッド2・2・・・を配設するノズルユニット1内に直
接インクIを充填するものとなっている。即ち、ノズル
ヘッド2自体がそのままノズルNを形成しており、ま
た、ノズルユニット1内に一体のインク貯留部1aを形
成して、各ノズルNにインクを供給する構成となってい
る。
給装置を、図5図示の従来のマルチノズル型インク供給
装置と比較する。従来のマルチノズル型インク供給装置
は、インク貯留体3を設けられておらず、底部にノズル
ヘッド2・2・・・を配設するノズルユニット1内に直
接インクIを充填するものとなっている。即ち、ノズル
ヘッド2自体がそのままノズルNを形成しており、ま
た、ノズルユニット1内に一体のインク貯留部1aを形
成して、各ノズルNにインクを供給する構成となってい
る。
【0015】その一方、図1及び図2図示の本発明に係
るマルチノズル型インク供給装置では、ノズルユニット
1内にインク貯留体3を配設しており、ノズルNは、ノ
ズルヘッド2とノズル貯留桶3aより形成されており、
インク貯留部は、各ノズルNのノズル貯留桶3aに該当
し、即ち、各ノズルNに独立的にインク貯留部を設けて
いることとなり、インクは、各ノズルNの有する各イン
ク貯留部に供給されるものである。
るマルチノズル型インク供給装置では、ノズルユニット
1内にインク貯留体3を配設しており、ノズルNは、ノ
ズルヘッド2とノズル貯留桶3aより形成されており、
インク貯留部は、各ノズルNのノズル貯留桶3aに該当
し、即ち、各ノズルNに独立的にインク貯留部を設けて
いることとなり、インクは、各ノズルNの有する各イン
ク貯留部に供給されるものである。
【0016】本構造のマルチノズル型インク供給装置
は、ノズルユニット1における各ノズルNにおいて、ノ
ズルヘッド2の上にインク貯留槽3aを連設すること
で、インクの貯留部分の高さが高くなっており、ノズル
ヘッド2の先端には、ノズルヘッド2の高さとインク貯
留槽3aの高さとを合わせた分のインク水頭圧Pがかか
ることとなる。インク水頭圧Pは、インクの張力に関連
する。
は、ノズルユニット1における各ノズルNにおいて、ノ
ズルヘッド2の上にインク貯留槽3aを連設すること
で、インクの貯留部分の高さが高くなっており、ノズル
ヘッド2の先端には、ノズルヘッド2の高さとインク貯
留槽3aの高さとを合わせた分のインク水頭圧Pがかか
ることとなる。インク水頭圧Pは、インクの張力に関連
する。
【0017】一方、従来のように、ノズルユニット1に
おける各ノズルNがノズルヘッド2のみから構成されて
いる場合には、図5の如く、各ノズルNの水頭圧Pは、
ノズルヘッド2の先端(下端)からインク貯留部1a内
に溜まるインクの水面までの高さのインクが水頭圧Pを
形成する。この場合、図6のように、ノズルユニット1
が傾斜すると、傾斜下方に位置するノズルN1の場合に
は、インク貯留部1aに溜まるインクが深くなっている
ために、水頭圧P1は、インク貯留部1aに溜まるイン
クの深さ分だけ高くなり、一方、傾斜上方に位置するノ
ズルN2は、インク貯留部1aに溜まるインクが浅いた
め、水頭圧P2は、その分低くなる。
おける各ノズルNがノズルヘッド2のみから構成されて
いる場合には、図5の如く、各ノズルNの水頭圧Pは、
ノズルヘッド2の先端(下端)からインク貯留部1a内
に溜まるインクの水面までの高さのインクが水頭圧Pを
形成する。この場合、図6のように、ノズルユニット1
が傾斜すると、傾斜下方に位置するノズルN1の場合に
は、インク貯留部1aに溜まるインクが深くなっている
ために、水頭圧P1は、インク貯留部1aに溜まるイン
クの深さ分だけ高くなり、一方、傾斜上方に位置するノ
ズルN2は、インク貯留部1aに溜まるインクが浅いた
め、水頭圧P2は、その分低くなる。
【0018】その点、各ノズルN毎にインク貯留槽3a
を設けた図1及び図2図示の構造では、図3のように傾
斜した場合に、多少の傾斜では、インク貯留槽3a内の
インクはこぼれず、また、インク貯留体3の上方に溢れ
るインクは、全てインク排出通路Dに排出されているの
で、インク深さは傾斜によってもあまり変化せず、ま
た、各ノズルNに充填されるインクの深さは、いずれも
ノズルヘッド2先端(下端)からインク貯留槽3a内の
インク水面までとなっており、インク深さが略等しいの
で、傾斜下方にあるノズルN1においても、傾斜上方に
あるノズルN2においても、均等の水頭圧Pとなってい
る。即ち、各ノズルNの水頭圧は、傾斜していない時に
比べてあまり変化せず、更に、ノズル毎の差も殆どない
ので、このインク供給装置を用いて印刷する場合に、印
刷精度を向上し、また、印刷精度のバラツキの解消に貢
献できる。
を設けた図1及び図2図示の構造では、図3のように傾
斜した場合に、多少の傾斜では、インク貯留槽3a内の
インクはこぼれず、また、インク貯留体3の上方に溢れ
るインクは、全てインク排出通路Dに排出されているの
で、インク深さは傾斜によってもあまり変化せず、ま
た、各ノズルNに充填されるインクの深さは、いずれも
ノズルヘッド2先端(下端)からインク貯留槽3a内の
インク水面までとなっており、インク深さが略等しいの
で、傾斜下方にあるノズルN1においても、傾斜上方に
あるノズルN2においても、均等の水頭圧Pとなってい
る。即ち、各ノズルNの水頭圧は、傾斜していない時に
比べてあまり変化せず、更に、ノズル毎の差も殆どない
ので、このインク供給装置を用いて印刷する場合に、印
刷精度を向上し、また、印刷精度のバラツキの解消に貢
献できる。
【0019】このように、各ノズルNの水頭圧Pを均等
に保持できるノズルヘッド1を有するマルチノズル型イ
ンク供給装置を有効に活用する例として、図4図示の、
静電吸引型インクジェット装置に適用する場合について
説明する。まず、このインクジェット装置の概略構成に
ついて説明する。ノズルユニット1に対向状にゲート電
極盤9を配設し、更に、各ノズルN(ノズルヘッド2)
に対向するように、該ゲート電極体9にゲート電極9a
を形成している。ゲート電極9aは、各ノズルN(ノズ
ルヘッド2)との間に静電気力を発生させて、各ノズル
Nより飛翔するインクIを方向づけ、集中させるリング
状の電極である。そして、記録紙10は、該ノズルユニ
ット1とゲート電極体9との間に供給するか、または、
10’の如く、該ゲート電極体9を介して、該ノズルユ
ニット1と反対側に供給するかであり、後者の場合に
は、ノズルヘッド2から飛翔されるインクは、ゲート電
極9aの有する孔を通過して、記録紙10’上に付着す
ることとなる。
に保持できるノズルヘッド1を有するマルチノズル型イ
ンク供給装置を有効に活用する例として、図4図示の、
静電吸引型インクジェット装置に適用する場合について
説明する。まず、このインクジェット装置の概略構成に
ついて説明する。ノズルユニット1に対向状にゲート電
極盤9を配設し、更に、各ノズルN(ノズルヘッド2)
に対向するように、該ゲート電極体9にゲート電極9a
を形成している。ゲート電極9aは、各ノズルN(ノズ
ルヘッド2)との間に静電気力を発生させて、各ノズル
Nより飛翔するインクIを方向づけ、集中させるリング
状の電極である。そして、記録紙10は、該ノズルユニ
ット1とゲート電極体9との間に供給するか、または、
10’の如く、該ゲート電極体9を介して、該ノズルユ
ニット1と反対側に供給するかであり、後者の場合に
は、ノズルヘッド2から飛翔されるインクは、ゲート電
極9aの有する孔を通過して、記録紙10’上に付着す
ることとなる。
【0020】このように静電吸引型インクジェット装置
に適用される場合、ノズルヘッド2は、電圧印加可能な
電導部材で形成されており、また、本構造のインクジェ
ット装置の場合、全ノズルヘッド2に均等に一定電圧の
バイアス電圧BVを印加しておき、インク飛翔時にイン
ク飛翔対象となるゲート電極9aにプリント電圧PVを
印加するようになっている。これにより、インク飛翔の
度にON・OFF制御するプリント電圧は、予め印加さ
れているバイアス電圧の分だけ小電圧ですむので、その
ON・OFF制御に関する電気制御部品等の低コスト化
を実現できるというメリットがある。
に適用される場合、ノズルヘッド2は、電圧印加可能な
電導部材で形成されており、また、本構造のインクジェ
ット装置の場合、全ノズルヘッド2に均等に一定電圧の
バイアス電圧BVを印加しておき、インク飛翔時にイン
ク飛翔対象となるゲート電極9aにプリント電圧PVを
印加するようになっている。これにより、インク飛翔の
度にON・OFF制御するプリント電圧は、予め印加さ
れているバイアス電圧の分だけ小電圧ですむので、その
ON・OFF制御に関する電気制御部品等の低コスト化
を実現できるというメリットがある。
【0021】また、プリント電圧が印加されていない時
には、バイアス電圧に印加されている分だけ、ノズルヘ
ッド2先端よりゲート電極9a側にインクIが盛り上が
り、この状態からインクを飛翔させることで、プリント
電圧が印加されるや否やインクが飛翔することなり、印
刷精度が高くなるという効果がある。
には、バイアス電圧に印加されている分だけ、ノズルヘ
ッド2先端よりゲート電極9a側にインクIが盛り上が
り、この状態からインクを飛翔させることで、プリント
電圧が印加されるや否やインクが飛翔することなり、印
刷精度が高くなるという効果がある。
【0022】但し、この場合には、ノズルヘッド2から
のインクIの盛り上がり度が一定でなければ、ノズルN
によってインクの飛翔反応性に差が生じ、従って、印刷
精度にバラツキが生じる。この盛り上がり度に差を生じ
させる要因としては、一つには各ノズルNにおけるバイ
アス電圧の差、もう一つには、各ノズルNにおけるイン
クの水頭圧の差がある。このうち、前者のバイアス電圧
に関しては、全ノズルN(全ノズルヘッド2)に均等に
印加されるから、この盛り上がり度に差を生じさせるも
のではない。問題は後者であって、前記のように、従来
のマルチノズル型インク供給装置では、その傾斜状況に
より、各ノズルで水頭圧Pに差が生じる可能性があっ
た。その点、本発明のマルチノズル型インク供給装置を
用いれば、多少傾斜していても、各ノズルNの水頭圧P
の差が殆ど生じず、従って、各ノズルNにおけるプリン
ト電圧PVの非印加時におけるバイアス電圧BVの印加
によるインクIの盛り上がり度にバラツキを生じさせ
ず、従って、印刷精度のバラツキを防ぐことができる。
のインクIの盛り上がり度が一定でなければ、ノズルN
によってインクの飛翔反応性に差が生じ、従って、印刷
精度にバラツキが生じる。この盛り上がり度に差を生じ
させる要因としては、一つには各ノズルNにおけるバイ
アス電圧の差、もう一つには、各ノズルNにおけるイン
クの水頭圧の差がある。このうち、前者のバイアス電圧
に関しては、全ノズルN(全ノズルヘッド2)に均等に
印加されるから、この盛り上がり度に差を生じさせるも
のではない。問題は後者であって、前記のように、従来
のマルチノズル型インク供給装置では、その傾斜状況に
より、各ノズルで水頭圧Pに差が生じる可能性があっ
た。その点、本発明のマルチノズル型インク供給装置を
用いれば、多少傾斜していても、各ノズルNの水頭圧P
の差が殆ど生じず、従って、各ノズルNにおけるプリン
ト電圧PVの非印加時におけるバイアス電圧BVの印加
によるインクIの盛り上がり度にバラツキを生じさせ
ず、従って、印刷精度のバラツキを防ぐことができる。
【0023】また、このことは、逆に、本発明のマルチ
ノズル型インク供給装置ならば、多少傾斜して設置して
も、印刷精度のバラツキを生じさせないということであ
り、即ち、マルチノズル型インク供給装置の配置精度を
さほど厳格にしなくてもよいのであって、配設作業の容
易化を実現できる。
ノズル型インク供給装置ならば、多少傾斜して設置して
も、印刷精度のバラツキを生じさせないということであ
り、即ち、マルチノズル型インク供給装置の配置精度を
さほど厳格にしなくてもよいのであって、配設作業の容
易化を実現できる。
【0024】そして、各ノズルNには、ノズルヘッド2
先端(下端)からインク貯留槽3a末端(上端)に到る
までインクを充填させることで、常に均一の水頭圧Pを
付与することができ、即ち、各ノズルNのバイアス電圧
BVによるインクの盛り上がり度は均一に制御されて、
一定の印刷精度を確保することができる。
先端(下端)からインク貯留槽3a末端(上端)に到る
までインクを充填させることで、常に均一の水頭圧Pを
付与することができ、即ち、各ノズルNのバイアス電圧
BVによるインクの盛り上がり度は均一に制御されて、
一定の印刷精度を確保することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、マルチノズル型インク供給装
置の構成及びその使用方法を、以上の如くにしたので、
次のような効果を奏する。まず、請求項1の如く、各ノ
ズル毎に一定深さのインク貯留部を設け、各ノズルのイ
ンク貯留部にインクを充填する手段を設けたマルチノズ
ル型インク供給装置を構成したので、従来のように、各
ノズルが一つのインク貯留部に連通している構成に比し
て、インク供給装置が多少傾斜していても、各ノズルの
貯留部毎にインクが充填された状態で保持され、ノズル
によるインクの充填量に差が生じず、即ち、各ノズルで
水頭圧が均等となり、インクの張力が均等となる。この
ことは、インクの飛翔状態に関して、各ノズル毎でバラ
ツキが生じず、即ち、印刷精度にムラが出ず、常に全体
に均一の印刷精度を生じさせることができることを意味
する。
置の構成及びその使用方法を、以上の如くにしたので、
次のような効果を奏する。まず、請求項1の如く、各ノ
ズル毎に一定深さのインク貯留部を設け、各ノズルのイ
ンク貯留部にインクを充填する手段を設けたマルチノズ
ル型インク供給装置を構成したので、従来のように、各
ノズルが一つのインク貯留部に連通している構成に比し
て、インク供給装置が多少傾斜していても、各ノズルの
貯留部毎にインクが充填された状態で保持され、ノズル
によるインクの充填量に差が生じず、即ち、各ノズルで
水頭圧が均等となり、インクの張力が均等となる。この
ことは、インクの飛翔状態に関して、各ノズル毎でバラ
ツキが生じず、即ち、印刷精度にムラが出ず、常に全体
に均一の印刷精度を生じさせることができることを意味
する。
【0026】そして、請求項1記載の構成と相まって、
請求項2の如く、全ノズルのインク貯留部より溢れるイ
ンクを排出する手段を設けることで、各インク貯留部よ
り溢れるインクは、速やかに排出され、従って、各ノズ
ルのインクの充填量は、常に一定の充填量に保持される
ので、常に各ノズルが、設定した水頭圧に保持され、イ
ンクの張力が一定となる。このことは、インクの飛翔状
態が一定に保持され、常に一定の印刷精度を得られるこ
とを意味する。
請求項2の如く、全ノズルのインク貯留部より溢れるイ
ンクを排出する手段を設けることで、各インク貯留部よ
り溢れるインクは、速やかに排出され、従って、各ノズ
ルのインクの充填量は、常に一定の充填量に保持される
ので、常に各ノズルが、設定した水頭圧に保持され、イ
ンクの張力が一定となる。このことは、インクの飛翔状
態が一定に保持され、常に一定の印刷精度を得られるこ
とを意味する。
【0027】そして、請求項3の如く、均等に一定電圧
が常時印加される複数個のインクノズルを有するインク
貯留部と、各インクノズルに対向する対向電極とを有
し、静電吸引力によりインクを飛翔させるようにした静
電吸引型インクジェット装置において、請求項1記載の
インク供給装置の構成を適用して、該インク貯留部を各
インクノズル毎に一定深さに設けるとともに、各インク
貯留部にインクを充填する手段を設けることで、インク
貯留部にはインクが一定に充填され、各インクノズルの
該一定電圧の印加による盛り上がり度が均等になり、従
って、インク供給装置が多少傾斜していても、各ノズル
で差のないインクの飛翔状態とし、また、常に一定の飛
翔状態に保持されるので、印刷精度は安定し、また、む
らの生じないものとすることができるのである。従っ
て、インク供給装置そのものの配設作業が容易となり、
また、ノズルに一定電圧のバイアス電圧を印加し、対向
電極にプリント電圧を印加する構造の静電吸引型インク
ジェット装置を導入することができて、低コスト化で、
印刷精度の安定し、精度の高い印刷を実現することがで
きるのである。
が常時印加される複数個のインクノズルを有するインク
貯留部と、各インクノズルに対向する対向電極とを有
し、静電吸引力によりインクを飛翔させるようにした静
電吸引型インクジェット装置において、請求項1記載の
インク供給装置の構成を適用して、該インク貯留部を各
インクノズル毎に一定深さに設けるとともに、各インク
貯留部にインクを充填する手段を設けることで、インク
貯留部にはインクが一定に充填され、各インクノズルの
該一定電圧の印加による盛り上がり度が均等になり、従
って、インク供給装置が多少傾斜していても、各ノズル
で差のないインクの飛翔状態とし、また、常に一定の飛
翔状態に保持されるので、印刷精度は安定し、また、む
らの生じないものとすることができるのである。従っ
て、インク供給装置そのものの配設作業が容易となり、
また、ノズルに一定電圧のバイアス電圧を印加し、対向
電極にプリント電圧を印加する構造の静電吸引型インク
ジェット装置を導入することができて、低コスト化で、
印刷精度の安定し、精度の高い印刷を実現することがで
きるのである。
【図1】本発明のマルチノズル型インク供給装置の側面
断面図である。
断面図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】本発明のマルチノズル型インク供給装置を傾斜
した場合の各ノズルN内のインクの状態を示す側面断面
略図である。
した場合の各ノズルN内のインクの状態を示す側面断面
略図である。
【図4】静電吸引型インクジェット装置への適用実施例
を示す側面断面略図である。
を示す側面断面略図である。
【図5】従来のマルチノズル型インク供給装置の側面断
面図である。
面図である。
【図6】従来のマルチノズル型インク供給装置を傾斜し
た場合の各ノズルN内のインクの状態を示す側面断面略
図である。
た場合の各ノズルN内のインクの状態を示す側面断面略
図である。
1 ノズルユニット 2 ノズルヘッド 3 インク貯留体 3a インク貯留槽 4 インクタンク 6 インク供給ポンプ 7 インク供給管 8 インク排出管 9 ゲート電極盤 9a ゲート電極 D インク排出通路
Claims (3)
- 【請求項1】 複数個のインクノズルを具備するマルチ
ノズル型インク供給装置において、各ノズル毎に一定深
さのインク貯留部を設け、各インクノズルのインク貯留
部にインクを充填する手段を設けたことを特徴とするマ
ルチノズル型インク供給装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の構成のマルチノズル型イ
ンク供給装置において、全インクノズルのインク貯留部
より溢れるインクを排出する手段を設けたことを特徴と
するマルチノズル型インク供給装置。 - 【請求項3】 均等に一定電圧が常時印加される複数個
のインクノズルを有するインク貯留部と、各インクノズ
ルに対向する対向電極とを有し、静電吸引力によりイン
クを飛翔させるようにした静電吸引型インクジェット装
置であって、該インク貯留部を各インクノズル毎に一定
深さに設けるとともに、各インク貯留部にインクを充填
する手段を設けたことを特徴とする静電吸引型インクジ
ェット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9110796A JPH09277558A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | マルチノズル型インク供給装置及びこれを用いた静電吸引型インクジェット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9110796A JPH09277558A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | マルチノズル型インク供給装置及びこれを用いた静電吸引型インクジェット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09277558A true JPH09277558A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14017311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9110796A Pending JPH09277558A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | マルチノズル型インク供給装置及びこれを用いた静電吸引型インクジェット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09277558A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7585051B2 (en) | 2005-06-06 | 2009-09-08 | Fujifilm Corporation | Liquid ejection head |
JP2011251254A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Asahi Sunac Corp | 塗布装置 |
-
1996
- 1996-04-12 JP JP9110796A patent/JPH09277558A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7585051B2 (en) | 2005-06-06 | 2009-09-08 | Fujifilm Corporation | Liquid ejection head |
JP2011251254A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Asahi Sunac Corp | 塗布装置 |
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