JPH10278264A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents

インクジェット記録ヘッド

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JPH10278264A
JPH10278264A JP9078697A JP9078697A JPH10278264A JP H10278264 A JPH10278264 A JP H10278264A JP 9078697 A JP9078697 A JP 9078697A JP 9078697 A JP9078697 A JP 9078697A JP H10278264 A JPH10278264 A JP H10278264A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
nozzle
contact angle
nozzles
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP9078697A
Other languages
English (en)
Inventor
Nan Touno
楠 東野
Shoichi Minato
祥一 湊
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP9078697A priority Critical patent/JPH10278264A/ja
Priority to US08/908,489 priority patent/US6042219A/en
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な画像を形成するインク記録ヘッド3を
提供する。 【解決手段】 複数のノズルのそれぞれの表面とインク
との接触角度、または上記複数のノズルのそれぞれの内
面とインクとの接触角度の少なくとも一方を、上記複数
のノズルからそれぞれ吐出するインク滴の量に基づいて
決定していることを特徴としたインクジェット記録ヘッ
ド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号に応じて
複数のノズルからインク滴を吐出させ、記録紙等の記録
媒体に付着させて画像を記録するインクジェット記録ヘ
ッドに関し、詳しくは、ノズルの表面とインクとの接触
角度及びノズルの内面とインクとの接触角度をインク滴
の量に応じて決定しているインクジェット記録ヘッドに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のノズルからインクを吐
出し、このインク滴が記録媒体に付着されるインクドッ
トにより画像を記録するインクジェット記録ヘッドが知
られている。インクジェット記録ヘッドを用いて高画質
な画像を形成するには、吐出するインク滴の量を階調段
階に応じて変更することが必要であり、インク滴の量を
変更する手段としては、インクに対する加圧力を変更す
る場合と、異なる径のノズルを複数設け、所望のインク
滴の量が吐出されるノズルからインク滴を吐出させる場
合とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記イ
ンクに対する加圧力を変更するインクジェット記録ヘッ
ド、及び上記異なる径のノズルを複数設けたインクジェ
ット記録ヘッドにおいては、ノズルの表面及びノズルの
内面とインクとの接触角度が考慮されていない。このた
め、例えば、ノズルから吐出されるインク滴の量が多い
場合であって、ノズルの表面とインクとの接触角度が小
さい場合には、インク滴を吐出した後のノズルの振動に
よってノズルからインクが溢れ出るという問題点があ
り、また、ノズルの内面とインクとの接触角度が大きい
場合にはノズルの内面とインクとの濡れ性が悪いため、
ノズルに対するインクの供給に支障を来すという問題点
があった。
【0004】また、ノズルから吐出されるインク滴の量
が少ない場合であってノズルの表面とインクとの接触角
度が大きい場合には、ノズルからインク滴が吐出しにく
くなるという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記問
題点を解決して良好な画像を形成することができるイン
クジェット記録ヘッドを提供することを目的としてなさ
れたもので、請求項1に記載のインクジェット記録ヘッ
ドでは、複数のノズルのそれぞれの表面とインクとの接
触角度、または上記複数のノズルのそれぞれの内面とイ
ンクとの接触角度の少なくとも一方を、上記複数のノズ
ルからそれぞれ吐出するインク滴の量に基づいて決定し
ていることを特徴としている。
【0006】請求項2に記載のインクジェット記録ヘッ
ドでは、上記複数のノズルの中で大径インク滴を吐出す
るノズルの表面とインクとの接触角度を、上記ノズルの
表面が撥水効果を有する接触角度としていることを特徴
としている。
【0007】請求項3に記載のインクジェット記録ヘッ
ドでは、上記複数のノズルの中で大径インク滴を吐出す
るノズルの内面とインクとの接触角度を、上記ノズルの
内面が親水効果を有する接触角度としている。
【0008】
【発明の作用及び効果】請求項1に係るインクジェット
記録ヘッドでは、吐出するインク滴の量が多いノズルに
あっては、ノズルの表面とインクとの接触角度を大きく
する。これにより、上記ノズルの表面に撥水作用が付加
されるため、インク滴を吐出した後のノズルの振動によ
ってノズルからインクが溢れ出ることが防止される。ま
た、上記ノズルでは、内面とインクとの接触角度を小さ
くすることによりノズルの内面に親水作用が付加される
ため、ノズルの内面とインクの濡れ性が向上することか
らノズルに対するインクの供給性を向上させることがで
きる。
【0009】また、吐出するインク滴の量が少ないノズ
ルでは、ノズルの表面とインクとの接触角度を小さくし
ている。これにより、ノズルの表面には親水作用が付加
されるのでノズルにインクが素早く良好に供給される。
【0010】このように、請求項1に係るインクジェッ
ト記録ヘッドでは、複数のノズルからそれぞれ吐出され
るインク滴の量に基づいて、複数のノズルのそれぞれの
表面とインクとの接触角度、または複数のノズルのそれ
ぞれの内面とインクとの接触角度を、撥水作用が得られ
る接触角度または親水作用が得られる接触角度としてい
る。したがって、複数のノズルの全てについて、吐出さ
れるインク滴のメニスカスを安定させることができ、イ
ンク滴の飛翔ばらつきの発生を防止することができる。
さらに、インク滴吐出後のノズルからインクが溢れるこ
とが無いので、インク滴の飛散(サテライトノイズ)
や、インク滴が飛翔する際に曲がることが無いので形成
される画像が良好なものとなる。
【0011】請求項2に係るインクジェット記録ヘッド
では、大径インク滴を吐出するノズルの表面に撥水作用
が付加されているため、インク滴を吐出した後のノズル
の振動によって上記ノズルからインクが溢れ出ることが
防止されるので、インク滴の飛散(サテライトノイズ)
や、インク滴が飛翔する際に曲がることが無いので形成
される画像が良好なものとなる。
【0012】請求項3に係るインクジェット記録ヘッド
では、大径インク滴を吐出するノズルの内面に親水作用
が付加されているため、ノズルの内面とインクの濡れ性
が向上していることからノズルに対するインクの供給が
素早く良好に行われるので、連続的にインクを吐出させ
る場合であってもインクが途切れることが無いため、速
い速度で印字することができ、良好な画像を形成するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態について説明する。図1から図3は
本発明に係るインクジェット記録ヘッド10を示してい
る。このインクジェット記録ヘッド10は、大径インク
滴吐出用ヘッド部12(以下「大径ヘッド部12」とい
う。)と小径インク滴吐出用ヘッド部14(以下「小径
ヘッド部14」という。)からなり、これら大径ヘッド
部12と小径ヘッド部14は、チャンネルプレート1
6、隔壁18、振動板20、ベースプレート22を重ね
て一体的に構成されている。
【0014】チャンネルプレート16はニッケルで形成
されており、隔壁18との対向部(対向面)をエッチン
グ等の加工方法により食刻して、大径ヘッド部12と小
径ヘッド部14に、インク24を収容する複数のインク
キャビティ26と、各インクキャビティ26のインク2
4を吐出するノズル28と、補給用インク24を収容す
るインク供給室30と、各インクキャビティ26をイン
ク供給室30に連結するインクインレット32が形成さ
れている。なお、チャンネルプレート16はニッケルに
限るものではなく、合成樹脂等の非導電性材料又はステ
ンレス等の金属で形成するようにしてもよい。図1に示
すように、大径ヘッド部12と小径ヘッド部14のイン
クキャビティ26は、これらヘッド部12、14が対向
する方向に向かって延びる長溝状にかつ平行に形成され
ている。また、インク供給室30は、インクキャビティ
26を挟んで中央線34の反対側に形成されており、図
示しないインクタンクに接続してある。
【0015】本実施の形態では、大径ヘッド部12のノ
ズル28と小径ヘッド部14のノズル29は同一径とし
てある。しかし、大径ヘッド部12と小径ヘッド部14
にそれぞれ対応する圧電部材42には異なる電圧を印加
することで、大径ヘッド部12のノズル28から吐出す
るインク滴の径は小径ヘッド部14のノズル29から吐
出するインク滴の径に比較して大きいものとなる。な
お、上記ノズル28と29の径を異なるものとして、吐
出するインク滴径が異なるようにしてもよい。
【0016】また、大径ヘッド部(ノズル28の表面)
12にはコーティング材料(旭ガラス社製サイトップ)
が塗布してあり、撥水層40が形成され、大径ヘッド部
12のインクに対する接触角度(87度)を大きくして
撥水効果が得られるようになっている。したがって、ノ
ズル28からは、インク滴を吐出した後のノズル28自
身の振動によってインクが溢れ出ることが防止される。
なお、ノズル28の内面は、ノズル28に対するインク
の供給が素早く良好に行われるように、インクとの接触
角度を小さくすることで親水効果を高める必要がある
が、ニッケルでつくられたチャンネルプレート16のイ
ンクに対する接触角度(32度)はもともと小さいの
で、塗布等の表面処理を必要としない。
【0017】さらに、小径ヘッド部14(ノズル29の
表面)及びノズル29の内面にはポリイミド樹脂からな
るコーティング材料が塗布してあり、それぞれ親水層4
1が形成されている。これにより、小径ヘッド部14と
インク、及びノズル29の内面とインクとの接触角度
(67度)をある程度小さいものとして、インクがノズ
ル29から良好に吐出できるようになっている。
【0018】なお、上記撥水層40を形成するには、ノ
ズル28の内部にホットメルトワックスを封入した状態
でコーティング材料をスプレー法によって大径ヘッド部
12に塗布した後、ノズル28の内部からホットメルト
ワックスを溶融除去することで行われる。また、コーテ
ィング材料をスプレー法によって大径ヘッド部12に塗
布した後、エキシマレーザ等で大径ヘッド部12に孔を
空けてノズル28を形成するようにしてもよい。上記親
水層41を形成するには、エキシマレーザ等で小径ヘッ
ド部14に孔を空けてノズル29を形成した後、スプレ
ー法によってコーティング材料を小径ヘッド部14とノ
ズル29の内部とに塗布することで行われる。なお、上
記大径ヘッド部12、小径ヘッド部14等に塗布される
コーティング材料を決定するために行った実験について
は後述する。
【0019】隔壁18は導電材料からなる薄肉フィルム
が使用されており、チャンネルプレート16と振動板2
0との間に固定されている。なお、隔壁18はこれに所
定の張力が加わった状態で固定するのが望ましい。ま
た、樹脂フィルム表面に蒸着により導電層を形成したも
のを隔壁として用いてもよい。
【0020】振動板20は周知の圧電材料からなり、そ
の上面と下面にはそれぞれ共通電極、個別電極として利
用される導電性金属層が設けてあり(図示せず。)隔壁
18とベースプレート22との間に固定されている。ま
た、振動板20はダイシング加工により縦方向溝58と
横方向溝60を形成して分断し、各インクキャビティ2
6に対応する圧電部材42と、隣接する圧電部材42の
間に位置する仕切壁44と、これらを囲む壁46に分離
されている。また、各圧電部材42は予め加熱しながら
高電圧を印加することによりそれぞれ分極処理されて活
性化されている。
【0021】ベースプレート22は合成樹脂等の非導電
材料からなり、その上面に振動板20を固定・支持して
いる。
【0022】上記構成のインクジェット記録ヘッド10
では、図示しないインクタンクからインク供給室30に
インク24が供給される。また、インク供給室30のイ
ンク24は、インクインレット32を介して各インクキ
ャビティ26に分配される。そして、印字信号制御回路
(図示せず)から駆動電圧(印字信号)が印加されると
圧電部材42が変形して隔壁18をインクキャビティ2
6に向かって押し込み、インクキャビティ26内のイン
ク24を加圧して、ノズル28を介してインク滴を吐出
する。
【0023】上述のように、大径ヘッド部12には撥水
層40が形成されているので、インク滴を吐出した後の
ノズル28の振動によって上記ノズル28からインクが
溢れ出ることが防止される。また、撥水効果によってイ
ンクのメニスカスを安定させることができるので、イン
ク滴の飛散(サテライトノイズ)やインク滴が飛翔する
際に曲がることが防止されることから良好な画像を形成
することができる。その上、ノズル28の内面はインク
との接触角度が小さく親水性に優れているのでノズル2
8にはインクが途切れることなくスムーズに供給するこ
とができる。したがって、印字速度が速い場合であって
も良好な画像を形成することができる。
【0024】さらに、小径ヘッド部14及びノズル29
の内面には親水層41が形成してあるので、ノズル29
からインクを良好に吐出することができ、また、ノズル
29にはインクがスムーズに供給される。
【0025】このように、インクジェット記録ヘッド1
0では、ノズル28または29からそれぞれ吐出される
インク滴の量、すなわちインク滴径に基づいて、ノズル
28と29のそれぞれの表面及び内面に撥水層40また
は親水層41を形成し、インクとの接触角度をそれぞれ
の表面及び内面に対して好適なものとしている。したが
って、ノズル28及び29の両方を使用して形成される
画像が良好なものとなる。なお、インクは黒色以外の色
からなるカラーインクを使用してもよい。カラーインク
のインク滴径は、黒色または他のカラーインクとの反射
濃度の差に応じて決定されるが、決定されたインク滴径
の大小に応じて、カラーインクを吐出するノズルの表面
及び内面に撥水層40または親水層41を形成すれば、
カラーインクにより形成される画像が良好なものとな
る。
【0026】ここで、大径ヘッド部12等に塗布される
コーティング材料を決定するために行った実験について
説明する。本実験では、厚さ90μmのチャンネルプレ
ートに直径23μmのノズルを形成したものを5つ用意
し(チャンネルプレートA〜E)、これらのチャンネル
プレート表面及びノズルの内面を表1に示すコーティン
グ材料で塗布した。
【0027】
【表1】
【0028】また、上記表1に示された条件によって塗
布されたチャンネルプレートA〜Eに対するインクの接
触角度を測定したところ表2に示す結果が得られた。な
お、使用したインクの物性及び組成比を表3に示してい
る。
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】また、上記チャンネルプレートA〜Eを使
用し、チャンネルプレートA〜Eに対応する圧電部材に
20Vを印加することで約100μmの大径インク滴を
吐出した場合、及び10Vを印加することで約45μm
の小径インク滴を吐出した場合について、(i)インク
の溢れ、垂れ、(ii)ドット径のばらつき、及び(ii
i)インクの供給遅れ、に関する評価を行った。
【0032】上記(i)〜(iii)の評価方法について説
明する。 (i)インクの溢れ、垂れを評価するテストでは、イン
ク供給室にインクを供給した状態でノズルからインクが
溢れたり、垂れたりすることがないか目視により評価を
行った。具体的には、ノズルからインクが溢れたり、垂
れることが無い場合は〇、ノズルからインクが突出した
場合は△、ノズルからインクが溢れたり、垂れた場合は
×により評価している。
【0033】(ii)ドット径のばらつきを評価するテス
トでは、形成されたインクドットのばらつきが有るか否
かについて評価した。具体的には、インクドット径のば
らつきが±5μm以内である場合は〇、±15μm未満
である場合は△、±15μm以上である場合は×により
評価している。
【0034】(iii)インクの供給遅れを評価するテス
トでは、4KHzでインクドットを1000発連続印字
して直線を描き、インクドットの欠落の有無によって評
価した。具体的には、インクドットの欠落が無い場合は
〇、3個以内は△、4個以上は×により評価している。
上記(i)〜(iii)の評価結果をそれぞれ表4、表5及
び表6に示す。
【0035】
【表4】
【0036】
【表5】
【0037】
【表6】
【0038】上記表4、表5及び表6の結果から明らか
なように、大径インク滴を吐出した場合においては、チ
ャンネルプレートBが全ての評価について〇となった。
チャンネルプレートBが優れた結果を得た原因は、大径
インク滴を吐出する場合には、小径インク滴を吐出する
場合に比べて、より多くのインクを必要とすることから
ノズル内面の接触角度を小さくしてインクの供給がスム
ーズに行えるようにする必要があるからであり、また、
インク吐出後の残留振動によってインクがノズルから溢
れないようにチャンネルプレートの表面の接触角度を大
きくする必要があるからである。
【0039】小径インク滴を吐出した場合においては、
チャンネルプレートDが全ての評価について〇となっ
た。チャンネルプレートDが優れた結果を得た原因は、
チャンネルプレートの表面の接触角度があまり大きいと
ノズルから小径インク滴を吐出させることが困難になる
からである。
【0040】なお、上記評価テストの結果に基づいて、
インクジェット記録ヘッド10のチャンネルプレート1
6の材質(ニッケル)及びコーティング材料(サイトッ
プ、ポリイミド)は決定したが、チャンネルプレート1
6の材質はニッケルに限るものではなく、またコーティ
ング材料もサイトップ、ポリイミドに限定されるもので
はない。
【0041】例えば、チャンネルプレート16の材質を
ステンレスまたはポリイミドとし、これらにパーフロロ
アクリレートと金属との共析メッキによるコーティング
を行うようにしてもよい。この場合、ステンレスまたは
ポリイミドからなるチャンネルプレート16の接触角度
は、共析メッキによるコーティングによって36度また
は71度から92度に変更することができる。このよう
に、塗布やメッキ等の公知のコーティングを施すこと
で、所望の接触角度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るインクジェット記録ヘッドの一
部平面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図、及び部分拡大断
面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【符号の説明】
10…インクジェット記録ヘッド、12…大径ヘッド
部、14…小径ヘッド部、16…チャンネルプレート、
18…隔壁、20…振動板、22…ベースプレート、2
4…インク、26…インクキャビティ、28、29…ノ
ズル、30…インク供給室、40…撥水層、41…親水
層、42…圧電部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルのそれぞれの表面とインク
    との接触角度、または上記複数のノズルのそれぞれの内
    面とインクとの接触角度の少なくとも一方を、上記複数
    のノズルからそれぞれ吐出するインク滴の量に基づいて
    決定していることを特徴としたインクジェット記録ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 上記複数のノズルの中で大径インク滴を
    吐出するノズルの表面とインクとの接触角度を、上記ノ
    ズルの表面が撥水効果を有する接触角度としていること
    を特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 上記複数のノズルの中で大径インク滴を
    吐出するノズルの内面とインクとの接触角度を、上記ノ
    ズルの内面が親水効果を有する接触角度としていること
    を特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット
    記録ヘッド。
JP9078697A 1996-08-07 1997-04-09 インクジェット記録ヘッド Pending JPH10278264A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9078697A JPH10278264A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 インクジェット記録ヘッド
US08/908,489 US6042219A (en) 1996-08-07 1997-08-07 Ink-jet recording head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9078697A JPH10278264A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 インクジェット記録ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10278264A true JPH10278264A (ja) 1998-10-20

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ID=14008291

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9078697A Pending JPH10278264A (ja) 1996-08-07 1997-04-09 インクジェット記録ヘッド

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JP (1) JPH10278264A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000021754A1 (fr) * 1998-10-14 2000-04-20 Nec Corporation Tete d'imprimante a jet d'encre et imprimante a jet d'encre

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000021754A1 (fr) * 1998-10-14 2000-04-20 Nec Corporation Tete d'imprimante a jet d'encre et imprimante a jet d'encre

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