JPH09276550A - ゲームシステム - Google Patents

ゲームシステム

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JPH09276550A
JPH09276550A JP8113254A JP11325496A JPH09276550A JP H09276550 A JPH09276550 A JP H09276550A JP 8113254 A JP8113254 A JP 8113254A JP 11325496 A JP11325496 A JP 11325496A JP H09276550 A JPH09276550 A JP H09276550A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレーヤが長期間飽きることなく繰り返しゲ
ームを行うことができるゲームシステムを実現するこ
と。 【解決手段】 ゲーム内容のバージョンアップ情報を記
憶したROM22と、所定の条件に基づき自動的に前記
バージョンアップ情報を読み出しゲーム内容をバージョ
ンアップする演算部20とを含むゲーム装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲームシステムの
改良に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】従来よ
り、ゲーム装置、特に業務用のゲーム装置には、プレー
ヤに長期間飽きられることなく、しかも稼働率の高いこ
とが要求される。
【0003】このため、従来より各種のゲームシステム
が開発実用化され、高い集客効果を実現している。
【0004】しかし、従来のゲーム装置は、一旦出荷さ
れゲームセンター等に設置された後は、基本的にゲーム
内容は変更されない。このため、プレーヤが繰り返しゲ
ームにチャレンジし、ゲーム内容に習熟するにつれ、最
初は面白いゲームであっても、次第にプレーヤに飽きら
れ、ゲームの稼働率が低下してしまうことが多いという
問題があった。
【0005】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、プレーヤが長期間飽きるこ
となく繰り返しゲームを行うことができるゲームシステ
ムを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ゲーム内容のバージョンアップ
情報を記憶した記憶手段と、所定の条件に基づき自動的
に前記バージョンアップ情報を読み出しゲーム内容をバ
ージョンアップするバージョンアップ手段と、を含むこ
とを特徴とする。このように本発明は、所定の条件に基
づき、ゲーム内容を自動的にバージョンアップするた
め、プレーヤに長期間飽きられることはなく、しかも稼
働率の高いゲームシステムを実現することができる。
【0007】ここにおいて、前記バージョンアップ情報
は、本質的なゲーム内容に関連して形成することが好ま
しく、これにより、バージョンアップされる度にゲーム
の本質的内容が変化し、プレーヤに対しゲームに新たに
チャレンジするための強い動機付を与えることができ
る。
【0008】特に、本発明は業務用のゲームシステムに
適用することが好ましく、これにより、長期間稼働率が
高くかつ収益性の高いゲームシステムを実現することが
できる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、計
時機能を有する計時手段を含み、前記バージョンアップ
手段は計時された時間が所定のバージョンアップ条件に
なった際、前記バージョンアップ動作を行うことを特徴
とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項2において、前
記バージョンアップ手段は前記バージョンアップ条件と
して所定の日時が設定されたことを特徴とする。
【0011】請求項2,請求項3の発明のゲームシステ
ムは、計時手段の計時時間が所定のバージョンアップ条
件に合った際に、記憶手段からバージョンアップ情報を
呼び出し、ゲーム内容をバージョンアップする。これに
より、プレーヤがゲーム内容に習熟してしまい、ゲーム
へ再チャレンジする動機付をプレーヤに与えられなくな
った時点を時間的な条件に基づき判定し、ゲーム内容を
自動的にバージョンアップすることができる。
【0012】特に、請求項3の発明によれば、バージョ
ンアップ条件として所定の日時を設定することにより、
例えば市場に出荷されたゲームシステムのゲーム内容
を、特定の日時(例えば12月24日のクリスマスイ
ブ)に、自動バージョンアップすることができる。この
ようにすることより、複数のゲームセンターにそれぞれ
個別に出荷された各ゲームシステムのゲーム内容を、出
荷の時期の違いに関係なく一律に同時にバージョンアッ
プすることができ、各ゲームセンター間におけるゲーム
内容のバラツキの発生を防止できる。
【0013】さらに、請求項3の発明によれば、ゲーム
内容のバージョンアップする日を、予めイベント化し
て、ゲームの面白さを盛り上げることができる。例え
ば、ゲームバージョンアップする日の1ヶ月前から、ゲ
ーム内容がバージョンアップされることをゲームシステ
ムのディスプレイ上にアトラクト画面などで予告表示
し、バージョンアップ後のゲームへのプレーヤの興味を
引きつけ、再度チャレンジするための強い動機付を与え
ることができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかにおいて、プレーヤのプレー情報が記憶される記
憶手段を含み、前記バージョンアップ手段は記憶された
プレー情報が所定のバージョンアップ条件になった際、
前記バージョンアップ動作を行うことを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、請求項4において、前
記記憶手段に、前記プレー情報としてプレー回数を記憶
させる手段を含み、前記バージョンアップ手段は前記バ
ージョンアップ条件として所定のプレー回数が設定され
たことを特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、請求項4において、前
記記憶手段に、前記プレー情報として各プレーヤのゲー
ム成績を記憶させる手段を含み、前記バージョンアップ
手段は前記バージョンアップ条件として基準平均ゲーム
成績が設定され、前記記憶手段に記憶された所定期間内
の平均ゲーム成績が前記基準平均ゲーム成績を上回った
とき前記バージョンアップ動作を行うことを特徴とす
る。
【0017】請求項4〜6の発明のゲームシステムは、
プレーヤのプレー情報を記憶しておき、記憶されたプレ
ー情報が所定のバージョンアップ条件になった際に、ゲ
ーム内容のバージョンアップを行う。
【0018】これにより、出荷したゲームシステムが複
数ある場合に、個々のゲームシステム毎に、そのプレー
状況を反映したバージョンアップを行うことができる。
【0019】すなわち、一般にゲームシステムでは、設
置されるエリア毎に、プレーヤのレベルに格差が生ずる
ことが多い。例えば、都心のゲームセンターに設置され
たゲームシステムと、郊外に設置されたゲームシステム
では、プレーヤの習熟度が異なる場合が多い。このよう
な場合に、プレーヤのレベルが短期間に向上することの
多い都心のゲームセンターに合わせて、ゲームシステム
のバージョンアップ動作を行うと、郊外のゲームセンタ
ー等に設置されたゲームシステムでは、多くのプレーヤ
がまだゲーム内容に習熟しない段階で、そのゲーム内容
がバージョンアップされてしまうというような事態の発
生が考えられる。
【0020】これに対し、請求項4〜6の発明は、各ゲ
ームシステム毎にプレーヤのプレー情報を記憶してお
き、そのプレー情報が所定のバージョンアップ条件にな
った際に、個別にゲーム内容のバージョンアップ動作を
行う。このようにすることにより、設置されたゲームセ
ンターのエリアや、そのゲームシステムにチャレンジす
るプレーヤのレベル等に応じて、ゲーム内容のバージョ
ンアップを行うことができる。
【0021】特に、請求項5の発明は、プレー情報とし
てプレー回数を記憶しておき、その総プレー回数がバー
ジョンアップ条件として設定された所定回数に達した際
に、ゲームのバージョンアップ動作を行うように構成さ
れている。例えば、ゲームのの総プレー回数が1000
回に達した場合に、自動的にバージョンアップ動作を行
うように構成されている。これにより、簡単な構成で、
ゲーム内容のバージョンアップを確実に行うことができ
る。
【0022】これに対し、請求項6の発明は、バージョ
ンアップ条件として基準平均ゲーム成績を設定してお
き、一定期間内のプレーヤの平均ゲーム成績が前記基準
平均ゲーム成績を上回ったときに、ゲーム内容のバージ
ョンアップ動作を行うように構成されている。これによ
り、ゲームにチャレンジするプレーヤの平均成績から、
ゲームに習熟してきたプレーヤの割合が多くなるタイミ
ングを見計らって、ゲームのバージョンアップを行うこ
とができるため、個々のゲームシステムのプレー状況を
正確に反映した、効率の良いバージョンアップ動作を行
うことかできる。
【0023】請求項7の発明は、プレーヤの操縦する移
動体が所定のゲームコースを移動するゲームを行う請求
項1ないし6のいずれかのゲームシステムにおいて、前
記バージョンアップ情報として、コース追加または変更
用の情報が記憶されたことを特徴とする。
【0024】本発明によれば、バージョンアップ情報と
して、コースの追加または変更用の情報が記憶されてい
る。これにより、例えばあるときからコースが追加され
たり、夏のコースから路面が凍結した冬のコースに変化
したり、例えばある区間を上級用のコースに入れ替える
というようなバージョンアップを行うことができ、ゲー
ムの内容に慣れたプレーヤに、ゲームへの再チャレンジ
するための強い動機付を与えることができる。
【0025】請求項8の発明は、請求項7において、前
記追加または変更用のコース情報は、次第に成長するコ
ース情報として形成され、前記バージョンアップ手段は
前記コース情報に基づき、ゲーム空間内に次第に成長す
る追加または変更用の工事中コースを形成することを特
徴とする。
【0026】本発明によれば、追加または変更されるコ
ースが、バージョンアップ時に突然発生するのではな
く、追加または変更用の工事中コースをゲーム空間内で
次第に成長させ、所定の条件(例えば工事完成)をバー
ジョンアップ条件として追加または変更のコースをプレ
ーヤに開放する。
【0027】これにより、プレーヤは、バージョンアッ
プ前においても、工事中のコースを見ながら、バージョ
ンアップされたゲームへのチャレンジ意欲が高まり、こ
の結果、多くのプレーヤにバージョンアップ後のゲーム
へ再チャレンジする強い動機付を与えることができる。
【0028】請求項9の発明は、プレーヤの操縦する移
動体が所定のゲームコースを移動するゲームを行う請求
項1ないし7のいずれかのゲームシステムにおいて、前
記ゲームコースの所定位置における前記移動体のコース
アウト情報が記憶される記憶手段を含み、前記バージョ
ンアップ情報は、前記ゲームコースの所定位置から次第
に成長する第3のコースの情報として形成され、前記バ
ージョンアップ手段は前記コースアウト情報に基づき、
ゲーム空間内に次第に成長する前記第3のコースを形成
することを特徴とする。
【0029】本発明は、ゲームコースにおいて、例えば
コースアウトし易いような所定位置での移動体のコース
アウト情報を、記憶手段に記憶しておく。
【0030】そして、このコースアウト情報に基づき、
前記ゲームコースのコースアウト位置から、所定方向に
伸びる第3のコースをゲーム空間内に形成し、この第3
のコースをコースアウト情報に基づき次第に成長させ
る。そして、所定の条件(例えば第3のコースの完成)
をバージョンアップ条件として、この第3のコースをプ
レーヤに開放する。
【0031】これにより、例えばヘアピンカーブなどで
多くのプレーヤがコースアウトした場合には、獣道のよ
うなコースが次第に形成されていき、これがヘアピンカ
ーブの前方コースに達すると、ショートカットコースと
しての第3のコースが完成することになる。この第3の
コースを有効に活用すれば、例えばタイムアタックなど
でゲームの時間短縮を図ることができ、プレーヤにより
面白いゲーム環境を提供できる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態を、3
次元ゲーム空間内に設定されたレーシングコースでレー
スを行うゲーム装置を例にとり説明する。
【0033】図1には実施例のサーキットレース型のゲ
ームシステムが示されている。実施例のゲームシステム
は、複数の独立したゲーム装置1−1,1−2,…が、
データ伝送ラインを介して互いに接続されている。
【0034】各ゲーム装置は、仮想3次元ゲーム空間内
において、プレーヤの操縦するプレーヤレーシングカー
が、他のプレーヤや、コンピュータの操縦するレーシン
グカーと順位を競い合うように形成されている。
【0035】各ゲーム装置は、実際のレーシングカーの
運転席と同様に形成されている。そして、プレーヤは、
シート18に着座し、ディスプレイ32に映し出された
疑似3次元画像(ゲーム画面)200を見ながら、操作
部10に設けられたハンドル14、アクセル15、シフ
トレバー16、ブレーキ等を操作して架空のレーシング
カーを運転してゲームを行う。
【0036】前記ゲーム画面200には、プレーヤカー
の運転席に位置する仮想プレーヤの視点から見える仮想
3次元空間内の景色がリアルに表示されている。
【0037】図2には、前記ゲーム装置の機能ブロック
図が示されている。
【0038】実施例の業務用ビデオゲーム装置は、操作
部10と、演算部20と、ROM22と、RAM24
と、画像合成部30と、ディスプレイ32と、音声合成
部40とのスピーカ42とを含む。
【0039】操作部10は、図1に示すハンドル14、
シフトレバー16及びその他のペダル類等の、プレーヤ
の操作する部材である。
【0040】前記ROM22内には、所定のレーシング
コースやその他の地形などから構成される3次元ゲーム
空間のマップデータや、所定のゲームプログラムなどが
記憶されている。
【0041】そして、演算部20は、前記ゲームプログ
ラムおよび操作部10から入力される操作信号に基づ
き、前記ゲーム空間内に設定されたレーシングコース
で、プレーヤの操縦するプレーヤカーと他のレーシング
カーとが競争するゲーム演算を行う。本実施例では、複
数台のゲーム装置1−1,1−2…がデータ伝送ライン
を介して互いに接続されているため、自機のプレーヤカ
ーと、他のプレーヤの運転するプレーヤカーおよびコン
ピュータの運転するコンピュータカーとの間での競争が
行われる。そして、プレーヤカーや、他のコンピュータ
カーのゲーム空間内の位置および状態等の演算結果は、
画像合成部30および音声合成部40へ向け出力される
と共に、図示しない伝送ラインを介して他のゲーム装置
へ向け送信される。前記RAM24は、このときの演算
の作業領域およびその他の用途に用いられる。
【0042】前記画像合成部30は、演算部20からの
入力信号に基づき、プレーヤカーの運転席に位置する仮
想プレーヤの視点から見える仮想3次元ゲーム空間の景
色の画像データを演算し、これをディスプレイ32上に
ゲーム画面200として表示する。
【0043】音声合成部40は、演算部20からの入力
信号に基づき、ゲーム演出用の音声信号を合成しスピー
カ42から音声出力する。
【0044】これにより、プレーヤはディスプレイ32
上に表示されるゲーム画面200を見ながら、しかもス
ピーカ42から出力される音声を聞きながら実際のレー
シングコースと同様な臨場感をもったレーシングゲーム
を行うことができる。
【0045】図3(A)には、実施例で用いられるレー
シングコース210の一例が示されている。ゲーム装置
1の出荷段階では、このレーシングコース210がゲー
ム空間内にセットされ、プレーヤはこのコース210上
を他のレーシングカーと順位を競い合いながら走行しゲ
ームを楽しむことができる。
【0046】本実施例の特徴は、ROM22内に、ゲー
ム内容のバージョンアップ情報を記憶しておき、演算部
20が、所定の条件に基づき自動的にこのバージョンア
ップ情報を呼び出しゲーム内容をバージョンアップする
ことを特徴とする。
【0047】このため、実施例のゲーム装置では、RO
M22内にバージョンアップ用の情報として図3(A)
に示す追加コース220のコース情報が記憶されると共
に、所定のバージョンアップ条件が記憶されている。こ
のバージョンアップ条件は、必要に応じて任意に設定で
きる。本実施例では、時間的条件を前記バージョンアッ
プ条件として設定するように構成されている。このた
め、実施例のゲーム装置には、計時機能を有する計時部
50が設けられ、その出力が演算部20へ入力されてい
る。
【0048】さらに、前記バージョンアップ条件とし
て、ある特定の日時が設定されてる。例えば、1996
年12月24日のクリスマスイブがバージョンアップ条
件として設定されている。
【0049】これにより、演算部20は、計時部50か
ら出力される日時が、前記バージョンアップ条件として
設定された日時になった時点で、ROM22に記憶され
たバージョンアップ情報を呼び出し、追加コース220
をゲーム空間内に開通させる。これにより、プレーヤは
通常のレーシングコース210のみならず、追加コース
220をも走行でき、この結果、プレーヤのゲームに対
する興味を持続させ、プレーヤに長期間飽きられること
のないゲーム装置を実現することができる。
【0050】特に、本実施例のように、バージョンアッ
プ日時が予め設定されている場合には、バージョンアッ
プ以前にこのバージョンアップ自体をイベント化してプ
レーヤにアピールし、ゲームに対する興味を高めること
ができる。
【0051】また、本実施例において、前記バージョン
アップ用の追加コース220は、コース210の2ヶ所
210a,210bを結ぶ予定の工事中のコースの形態
として記憶されており、コース220自体は複数のセグ
メントコース220−1,220−2…の組合せとして
構成されている。すなわち、ゲーム装置が出荷される
と、演算部20は、計時部50から出力される日時のデ
ータに基づき、ROM22からこの追加コース220の
セグメントコースを220−1,220−2…の順に呼
び出し、当該日時までに建設された工事中のコースをゲ
ーム空間内に設定する。このとき、この工事中のコース
220は、その入口に通行止めの道路標識が設けられ、
このコース220へ各レーシングカーは侵入できないよ
うにゲーム設定されている。
【0052】この工事中のコース220は、日一日と完
成に向け、コースが延長されていく。すなわち、次第に
出来上がっていくバージョンアップ用のコース220
は、レーシングコース210を走行するプレーヤカーか
ら見ることができ、これによりプレーヤのバージョンア
ップされたゲームへの興味を高めることができる。
【0053】そして、このコース220は、バージョン
アップ日時、ここでは1996年12月24日に完成
し、図3(B)に示すようにプレーヤが走行できるよう
に開放され、バージョンアップが終了する。
【0054】このとき、各プレーヤカーは、レーシング
コース210の古いコースおよび追加されたバージョン
アップコース210のいずれをも選択的に通過すること
ができる。
【0055】なお、必要に応じ、レーシングコース21
0の所定区間を、バージョンアップされたコース220
に置き換え、コース自体を変更するように形成してもよ
い。
【0056】また、必要に応じレーシングコース210
全体を、バージョンアップされたレーシングコースに置
き換えるように形成してもよい。
【0057】このように、各ゲーム装置1を、所定の日
時で一斉にバージョンアップするように構成することに
より、例えば複数台のゲーム装置を異なるゲームセンタ
ー等へ出荷した場合でも、各ゲームセンターに置かれた
全てのゲーム装置1は、同じ日に同時にバージョンアッ
プされることになるため、各ゲームセンター間のゲーム
装置のゲーム内容にバラツキが発生することを避けるこ
とができる。
【0058】なお、前記バージョンアップ条件として
は、これ以外にも、必要に応じ各種の条件を採用するこ
とができる。例えば、各ゲーム装置を出荷する際に、計
時部50をリセットし、その時点から3ヶ月後にゲーム
内容をバージョンアップするように設定してもよい。こ
のようにすることにより、早く出荷されたゲーム装置
は、早くバージョンアップされ、遅く出荷されたゲーム
装置は遅くバージョンアップされることになるため、各
ゲームセンター毎の、ゲーム装置の設置開始時期のバラ
ツキを考慮して、バージョンアップを行うことが可能と
なる。
【0059】また、前記実施例では、バージョンアップ
条件として、時間的な条件を採用する場合を例に取り説
明したが、図2に示すようプレーデータ用メモリ26を
設け、このメモリ26内にプレーヤのプレー情報を順次
書き込むことにより、プレー情報をバージョンアップ条
件として設定することもできる。
【0060】例えば、プレーデータ用メモリ26内に、
ゲーム装置1が設置されてからのトータルプレー回数を
書き込み、このプレー回数が例えば10000回に達し
た場合に、自動的にバージョンアップをするように形成
することもできる。
【0061】また例えば、プレーデータ用メモリ26内
に、各プレー毎のゲーム時間やゲーム成績を順次積算し
ていき、そのトータルのゲーム時間やゲーム成績が所定
基準値に達した場合に、自動的にバージョンアップをす
るように形成することもできる。
【0062】これにより、個々のゲーム装置のプレー状
況を反映したバージョンアップを行うことができる。
【0063】また、プレーデータ用メモリ26内に、各
プレーヤのゲーム成績を記憶しておき、所定期間内のプ
レーヤの平均ゲーム成績が、所定の基準成績を上回った
際に、自動的にバージョンアップを行うように形成して
もよい。例えば、プレーヤの平均プレー時間や、ゲーム
進行の到達点などを成績データとしてメモリ26に記憶
しておき、例えば1日当たりの平均成績が、基準レベル
を上回った際に、自動的に前記バージョンアップを行う
ように形成することができる。これにより、平均的なプ
レーヤのゲーム成績が高くなり、ゲーム内容に習熟して
きた時点で自動的にバージョンアップが行われ、プレー
ヤにバージョンアップされた新たなゲーム環境を提供で
きるため、プレーヤは新たな気持ちで再度ゲームへチャ
レンジし、長期間飽きられることのない稼働率の高いゲ
ーム装置を実現することができる。
【0064】なお、図1に示すよう複数台のゲーム装置
1−1,1−2,…1−4で相互にデータ伝送しながら
ゲームを行うようなタイプのゲームシステムでは、相互
に接続された各ゲーム装置のゲーム成績を、1台のゲー
ム装置のプレーデータ用メモリ26内に蓄積し、各ゲー
ム装置1−1,1−2…1−4を、一斉にバージョンア
ップするように構成することが好ましい。
【0065】図4には、本発明のゲーム装置の他の態様
が示されている。
【0066】このゲーム装置では、ROM22内に記憶
されたゲームコース210のヘアピンカーブ位置210
aに、第3のコース230のコース情報がバージョンア
ップデータとして設定されている。この第3のコース2
30は、ヘアピンカーブのコーナ210a,210b間
を連結するショートカットコースとして構成され、コー
ス自体は複数のセグメントコース230−1,230−
2…230−6の組合せとして構成されている。
【0067】そして、演算部20は、レーシングカーが
コース210のコーナ部210aで曲がりきれずにコー
スアウトする度に、そのコースアウト回数をメモリ26
内に記憶しておく。そして、このヘアピンカーブ210
でのコースアウトの回数が所定回数に達する毎に、RO
M22から第3のコース230のセグメントコース情報
を読み出し、ゲーム空間内に設定する。
【0068】従って、コースアウトの回数が一定回数に
達する度に、このヘアピンカーブ210から先方のコー
ナ部へ向けて、第3のコース230が、獣道のようにセ
グメントコース230−1,230−2,230−3…
230−6の順に形成されて行く。
【0069】そして、最後のセグメント230−6が形
成された時点が、この第3のコース230が追加される
バージョンアップ条件となり、この時点でコース210
のコーナ部210aと、先方のコーナ部210bとを結
ぶショートカットコース230が開通することになる。
【0070】このように、本実施例では、プレーヤがコ
ーナ部210aでコースアウトする度に、ショートカッ
トコース230が次第に出来上がっていく様子を見なが
らプレーすることができ、プレーヤはゲームをする度に
変化するゲーム環境内で、ゲームに飽きることなくレー
シングコースにチャレンジすることができる。
【0071】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が
可能である。
【0072】例えば、前記実施例では、バージョンアッ
プ情報として、コースの追加変更を例に取り説明した
が、本発明はこれに限らず、例えば出荷時は滑りにくい
夏のコース、バージョンアップ後は滑りやすい冬のコー
スというようにコンディション自体が違う複数のコース
を、バージョンアップ情報として記憶してもよい。
【0073】また、前記実施例は、ゲーム装置自体が、
バージョンアップ動作を行う場合を例に取り説明した
が、本発明はこれに限らず、ゲームセンターに設置され
た各ゲーム装置を、通信ラインを介して各ゲームセンタ
ーを管理するホストセンターに直結するタイプのゲーム
システムにも適用することができる。この場合には、ホ
スト側のコンピュータで、各ゲーム端末のバージョンア
ップを一括して制御するように構成することが好まし
い。
【0074】また、前記実施例では、本発明をレーシン
グゲームを行う装置に適用する場合を例により説明した
が、本発明はこれに限らず、これ以外の各種ゲームに適
用できることは言うまでもない。
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のゲームシステムの外観斜視説明図であ
る。
【図2】実施例のゲームシステムの機能ブロック図であ
る。
【図3】実施例のゲームシステムのバージョンアップの
説明図であり、同図(A)はバージョンアップ前のレー
シングコース、同図(B)はバージョンアップ後のレー
シングコースの説明図である。
【図4】実施例のゲームシステムのバージョンアップの
説明図であり、同図(A)はバージョンアップ前のコー
ス、同図(B)はバージョンアップ後のコースの説明図
である。
【符号の説明】
1−1,1−2,1−3,1−4 ゲーム装置 10 操作部 20 演算部 22 ROM 24 RAM 26 プレーデータ用メモリ 50 計時部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーム内容のバージョンアップ情報を記
    憶した記憶手段と、 所定の条件に基づき自動的に前記バージョンアップ情報
    を読み出しゲーム内容をバージョンアップするバージョ
    ンアップ手段と、 を含むことを特徴とするゲームシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 計時機能を有する計時手段を含み、 前記バージョンアップ手段は、 計時された時間が所定のバージョンアップ条件になった
    際、前記バージョンアップ動作を行うことを特徴とする
    ゲームシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記バージョンアップ手段は前記バージョンアップ条件
    として所定の日時が設定されたことを特徴とするゲーム
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、 プレーヤのプレー情報が記憶される記憶手段を含み、 前記バージョンアップ手段は記憶されたプレー情報が所
    定のバージョンアップ条件になった際、前記バージョン
    アップ動作を行うことを特徴とするゲームシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記記憶手段に、前記プレー情報としてプレー回数を記
    憶させる手段を含み、 前記バージョンアップ手段は前記バージョンアップ条件
    として所定のプレー回数が設定されたことを特徴とする
    ゲームシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 前記記憶手段に、前記プレー情報として各プレーヤのゲ
    ーム成績を記憶させる手段を含み、 前記バージョンアップ手段は前記バージョンアップ条件
    として基準平均ゲーム成績が設定され、前記記憶手段に
    記憶された所定期間内の平均ゲーム成績が前記基準平均
    ゲーム成績を上回ったとき前記バージョンアップ動作を
    行うことを特徴とするゲームシステム。
  7. 【請求項7】 プレーヤの操縦する移動体が所定のゲー
    ムコースを移動するゲームを行う請求項1ないし6のい
    ずれかのゲームシステムにおいて、 前記バージョンアップ情報として、コース追加または変
    更用の情報が記憶されたことを特徴とするゲームシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記追加または変更用のコース情報は、次第に成長する
    コース情報として形成され、 前記バージョンアップ手段は前記コース情報に基づき、
    ゲーム空間内に次第に成長する追加または変更用の工事
    中コースを形成することを特徴とするゲームシステム。
  9. 【請求項9】 プレーヤの操縦する移動体が所定のゲー
    ムコースを移動するゲームを行う請求項1ないし7のい
    ずれかのゲームシステムにおいて、 前記ゲームコースの所定位置における前記移動体のコー
    スアウト情報が記憶される記憶手段を含み、 前記バージョンアップ情報は、前記ゲームコースの所定
    位置から次第に成長する第3のコースの情報として形成
    され、 前記バージョンアップ手段は前記コースアウト情報に基
    づき、ゲーム空間内に次第に成長する前記第3のコース
    を形成することを特徴とするゲームシステム。
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