JPH09276457A

JPH09276457A - ゴルフクラブ用シャフト及びヘッド

Info

Publication number: JPH09276457A
Application number: JP8119737A
Authority: JP
Inventors: Motoaki Ishizuka; 元秋石塚
Original assignee: TOKYO KOOSHIN SANGYO KK
Current assignee: TOKYO KOOSHIN SANGYO KK
Priority date: 1996-04-17
Filing date: 1996-04-17
Publication date: 1997-10-28
Also published as: US5885169A

Abstract

(57)【要約】【課題】ゴルファーの力の強弱等に関係なく、耐久性が
あり、打球の方向性に優れたゴルフクラブ用シャフトを
提供する。【解決手段】スウィング時のしなりが抑制される程度に
主管（３）の径を全長を通じて太径とし、かつ、該ヘッ
ド側端部（４）からグリップ側端部（５）にかけてのテ
ーパが１０００分の０から１０００分の５の範囲を有す
るものとすることにより、主管（３）の形状を逆テーパ
状としたゴルフクラブ用シャフト（１）、もしくはスト
レート状としたゴルフクラブ用シャフト（１１）、もし
くは正テーパ状としたゴルフクラブ用シャフト（２１）
とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本願発明は、ゴルフクラブ用
のシャフト及びヘッドに係り、詳しくは、ショット時の
方向性の優れたゴルフクラブ用シャフト、及び該ゴルフ
クラブ用シャフトに接続されるゴルフクラブ用ヘッドに
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】ゴルフクラブ用のシャフトは、ヘッド側
の径がウッド用約８．５ｍｍ、アイアン用約９．４ｍ
ｍ、後端部分の径がそれぞれ共に約１５．０ｍｍ、全体
の長さが４３乃至４５インチをしてなるテーパ状をした
ものからなるのが一般的であるが、このようなシャフト
は、先端部分の径が細いことからフレックスが柔らか
く、ショットの際にヘッドの先端部もしくはヒール部に
ボールが当たってしまうと大きく捩れてしまい、結果と
してボール（打球）の方向性や飛距離が低下してしまう
ものであった。

【０００３】このシャフトの捩れを抑えるための手段と
しては、その応力が係る部分の肉厚を大きくするか、も
しくは、該部分に剛性の高い部材による補強を施してな
ることが考えられるが、このような手段によるものは、
全体としての重量が重くなったり、衝撃が大きくなって
しまうことから、一部の上級者や力の強いゴルファーに
しか使えないものとなってしまうため好ましくない。

【０００４】そのため、特にシャフト自体に補強等を施
すことなく、ボールの方向性や飛距離を改善してなるも
のものとして、実公昭６０−３１７４３号公報に記載さ
れたように、シャフトを先端部から後端部にかけてのテ
ーパーが１０００分０から１０００分の４の範囲の略ス
トレート形状とすることにより、シャフトの先端部の径
を従来と同じ径にした場合に、シャフト自体が柔らか
く、また、シャフトの径が細くなり、スウィングの際の
空気抵抗値が小さく、ヘッドスピードが早くなって、ボ
ールの飛距離を向上させてなるようにしたものや、実開
昭６２−５９０５８号公報に記載されたように、ゴルフ
クラブのシャフトおよびグリップの径をそれぞれストレ
ートに形成することにより、ショットの際ヘッド近傍の
シャフト部分に強い捩れ作用が生ぜず、クラブフェイス
の向きが不安定になることがないようにして、打球の方
向性をコントロールし易いものとするとともに、シャフ
トのしなり現象がシャフトの先端側にのみ集中すること
なく全体的に作用されるようにして、大きな反発力が得
られ打球の飛距離の増大化を図るようにしてなるものが
提案されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、両者のものは
共に、従来のゴルフクラブ用のシャフト同様、根本的に
シャフトがしなることを前提としてなるものであること
から、フレックスが硬くシャフトのしなりが得られない
こととなってしまう太い径のものとすることは基本的に
出来ず、かといってシャフトが充分にしなることを重視
してシャフトの径を細くし過ぎてしまうと、ヘッド近傍
のシャフト部分の強度が低下することとなってしまい、
ヘッドに対するボールの当たる位置によっては、やは
り、ショットの際に強い捩れ作用が生じてクラブフェイ
スの向きが不安定になってしまったり、もしくは、シャ
フト自体が破損してしまうという恐れを有することとな
ってしまうことから、ヘッド近傍のシャフト部分の適度
な強度とシャフトの良好なしなりを有するバランスの良
いシャフトを得ることは、シャフトに用いられる素材や
シャフトの太さ、及びゴルファーの力の強弱等を考慮し
ながら調整しなければならず非常に煩わしいものであっ
た。

【０００６】本願発明は、このような課題に対処しよう
とするものであり、ゴルファーの力の強弱等に関係な
く、耐久性があり、方向性に優れたゴルフクラブ用シャ
フト、及びヘッドを提供することを目的に成されたもの
である。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本願発明は、ゴルフクラ
ブにおけるシャフトのフレックスを柔らかくし、根本的
にシャフトをしならせるということを前提としてなる従
来のゴルフクラブ用のシャフトに関する常識を進化さ
せ、前提としてのシャフトのしなりに関しては一切気に
することなく、また、応力が係る部分の肉厚を大きくし
たり、該部分に剛性の高い部材による補強を施したりす
ることなく、全く新しい観点より成されてなるものであ
り、ゴルフクラブのスウィング時におけるシャフトのし
なりが抑制される程度に主管の径を太径とすることによ
り全体的に強度を持たせてフレックスを硬くし、シャフ
ト自体の破損を防止すると共に、ショットの際の先端部
の捩れを抑制して、ボールの方向性を高めてなるもので
ある。

【０００８】また、本願発明は、ゴルフクラブ用ヘッド
におけるシャフトの差し込み口部の径を上記のように構
成したゴルフクラブ用シャフトの径に伴って太径とし、
該ゴルフクラブ用シャフトが直接接続可能となるように
するとともに、シャフトの差し込み首部の長さを太径と
したシャフトの差し込み口部の径の割合に反比例して短
首とし、重心が下がるようにすることで該ゴルフクラブ
用シャフトからもたらされる効果を高めるようにしてな
るものでもある。

【０００９】

【発明の実施の形態】本願発明は、スウィング時におけ
るシャフトのしなりが抑制される程度に主管の径を全長
を通じて太径とすることでシャフトのフレックスを硬く
し、先端部の捩れを抑制するようにしてなるゴルフクラ
ブ用シャフトである。

【００１０】また、本願発明は、上記のように構成した
ゴルフクラブ用シャフトの主管の形状を、１０００分の
０から１０００分の５の範囲のテーパを有する正テーパ
状もしくはストレート状もしくは逆テーパ状にしてなる
ものでもある。

【００１１】また、本願発明は、上記のようにそれぞれ
構成したゴルフクラブ用シャフトの主管の長さを、スウ
ィング時におけるシャフトのしなりが抑制されることと
なる範囲内において長尺にしてなるものでもある。

【００１２】また、本願発明は、ゴルフクラブ用ヘッド
におけるシャフトの差し込み口部の径を、上記のように
それぞれ構成したゴルフクラブ用シャフトが直接接続可
能となるように太径としてなるゴルフクラブ用ヘッドで
もある。

【００１３】さらに、本願発明は、上記のように構成し
たゴルフクラブ用ヘッドにおけるシャフトの差し込み首
部の長さを、太径とした該ゴルフクラブ用ヘッドのシャ
フトの差し込み口部の径の割合に反比例するように短首
としてなるものでもある。

【００１４】

【作用】ゴルフクラブのしなりが抑制される程度に主管
の径を全長を通じて太径にすると、シャフトのフレック
スが硬くなって強度が増大し、ショットの際の先端部の
捩れが抑制されることになるとともに、シャフトの表面
積が増大してショット時の衝撃が分散し易くなり、シャ
フトに係る応力が小さくなって破損が防止されることと
なる。

【００１５】また、シャフトのしなりが抑制される程度
にフレックスが硬くなることから、ショットにおける手
の返しの感覚と実際にヘッドがボールに当たる瞬間との
間に生じる時間的ずれが極めて小さくなり、インパクト
の瞬間に込められた力が無駄なくショットに利用される
こととなる。

【００１６】また、主管の形状を１０００分の０から１
０００分の５の範囲のテーパを有する正テーパ状もしく
はストレート状もしくは逆テーパ状をしたものとする
と、シャフトの径が全長を通じて均一化されたものとな
り、シャフトの強度も全体的に均一化したものとなる。

【００１７】また、主管の長さを、スウィング時におけ
るシャフトのしなりが抑制されることとなる範囲内にお
いて長尺にすると、ショットの際におけるヘッドの移動
距離が長くなり、遠心力が増大してボールの飛距離を向
上させることが出来ることとなる。

【００１８】また、ゴルフクラブ用ヘッドにおけるシャ
フトの差し込み口部の径を上記のようにそれぞれ構成し
たゴルフクラブ用シャフトが直接接続可能となるように
太径にすると、ショット時に加わることとなる応力をス
ムーズにシャフトに伝え分散させることが出来ることと
なる。

【００１９】また、ゴルフクラブ用ヘッドにおけるシャ
フトの差し込み首部の長さを上記のように構成したゴル
フクラブ用ヘッドのシャフトの差し込み口部の太径とし
た割合に反比例することとなるように短首にすると、重
心が低くヘッドに近づくことになってより正確なショッ
トが行えることとなる。

【００２０】

【実施例】以下、本願発明の実施例を図面に基づいて説
明する。本願発明は、繊維状の強化材で補強された合成
樹脂、例えば、強くて弾性率の高いカーボン繊維で強化
されたカーボンファイバー強化プラスチックを用いてな
るものであり、図１（イ）乃至（ハ）に示すように、主
管（３）の径を全長を通じて太径、例えば、主管（３）
のヘッド側端部（４）の径を従来のシャフトの径の２倍
近い１４．０乃至１７．０ｍｍとし、グリップ側端部
（５）の径を従来のシャフトと略同等の１５．０乃至１
６．０ｍｍとし、かつ、該ヘッド側端部（４）からグリ
ップ側端部（５）にかけてのテーパが１０００分の０か
ら１０００分の５の範囲を有するもの、例えば、主管
（３）の形状を逆テーパ状としたゴルフクラブ用シャフ
ト（１）、もしくはストレート状としたゴルフクラブ用
シャフト（１１）、もしくは正テーパ状としたゴルフク
ラブ用シャフト（２１）とすることにより、そのスウィ
ング時のしなりが抑制され、従来のシャフトに比してフ
レックスの硬いゴルフクラブ用シャフトとしてなるもの
である。

【００２１】なお、図１（ニ）に示すものは、ヘッド側
端部（５４）の径を８．５ｍｍとしたグリップ側（５
５）の径に比して極めて細径としてなる主管（５３）か
らなる従来のゴルフクラブ用シャフト（５１）であり、
図１（イ）乃至（ハ）中において、本願発明の上記各ゴ
ルフクラブ用シャフト（１，１１，２１）との差異がそ
れぞれ明確に比較できるように二点鎖線において示すこ
ととする。

【００２２】また、本願発明は、図２（イ）に示すよう
に、主管（３）の径を全長を通じて太径とするととも
に、その長さをスウィング時のしなりが抑制される範囲
内で長尺にしてなるゴルフクラブ用シャフト（３１）、
例えば、図２（ロ）において示す４５インチの長さの従
来のゴルフクラブ用シャフトよりも長い４８インチの長
尺としてなるものであり、その差異が明確に比較できる
よう図２（イ）中において、該従来のゴルフクラブ用シ
ャフトを二点鎖線において示すこととする。

【００２３】このように本願発明におけるゴルフクラブ
用シャフトは、従来のゴルフクラブ用シャフトにおける
常識とも言うべきバランスの良い充分なしなりの確保に
ついての概念に反することとなるように構成してなるも
のではあるが、該ゴルフクラブ用シャフトを装着してな
るゴルフクラブは、シャフト自体の強度が全体的に増大
することでボールの方向性が高められ、また、その長さ
を長尺とすることで遠心力を有効に利用し、シャフトの
径が太くなり空気抵抗が大きくなることによるスウィン
グスピードの低下と、フレックスが硬くなりしなりが得
られないことによるヘッドスピードの低下からもたらさ
れる飛距離の低下を解消して、飛距離が向上するように
してなるものである。

【００２４】また、本願発明は、図３（イ）に示すよう
に、ゴルフクラブ用ヘッドにおけるゴルフクラブ用シャ
フトの差し込み口部（６）の径を、上記のように構成し
た本願発明のゴルフクラブ用シャフトが直接接続可能と
なるように太径、すなわち、上記のように太径とした場
合のシャフトの径と同等の大きさとなるように太径とし
てなるゴルフクラブ用ヘッド（２）であり、図３（ロ）
に示すの従来のゴルフクラブ用ヘッド（５２）との差異
が明確に比較できるよう図３（イ）中において、該従来
のゴルフクラブ用ヘッド（５２）を二点鎖線において示
すこととする。

【００２５】さらに、本願発明は、図４（イ）に示すよ
うに、ゴルフクラブ用ヘッドにおけるゴルフクラブ用シ
ャフトの差し込み口部（６）の径を、上記のように構成
した本願発明のゴルフクラブ用シャフトの径に合わせて
太径とするとともに、差し込み首部（８）の長さを該太
径とした差し込み口部（６）の径の割合に反比例して短
首、例えば、ゴルフクラブ用シャフトの差し込み口部
（５６）の径が８．５ｍｍであり、差し込み首部（５
８）の長さが３０ｍｍであるゴルフクラブ用ヘッド（５
２）を従来品の基準にすると、該差し込み首部（６）の
径を従来品の１．６５倍の１４．０ｍｍとした場合は、
差し込み首部（８）の長さはその差し込み面積から計算
して１／１．６５倍の１８．２ｍｍのものとなり、ま
た、該差し込み首部（６）の径を従来品の２倍の１７．
０ｍｍとした場合は、差し込み首部（８）の長さは同じ
く差し込み面積から計算して１／２倍の１５ｍｍのもの
となり、該差し込み口部（６）の径の割合に反比例する
ようにしてなるゴルフクラブ用ヘッド（１２）であり、
図４（ロ）に示すの従来のゴルフクラブ用ヘッド（５
２）との差異が明確に比較できるよう図４（イ）中にお
いて、従来のゴルフクラブ用ヘッド（５２）を二点鎖線
において示すこととする。

【００２６】従って本願発明は、上記のようにそれぞれ
構成したゴルフクラブ用シャフトに、上記のようにそれ
ぞれ構成したゴルフクラブ用ヘッドを組み合わせること
により、該ゴルフクラブ用シャフトからもたらされる効
果を十分に引き出したゴルフクラブとすることが出来る
ものでもある。

【００２７】

【発明の効果】以上のように本願発明によれば、シャフ
トを肉厚としたり、特別な部材による補強を施したりす
ることなく、シャフトの強度を増大させてなるものであ
るので、シャフト自体が重くなり過ぎないことはもちろ
んのこと、ゴルファーの力の強弱等に関係なく、方向性
に優れたゴルフクラブを提供することが出来ることとな
る。

【００２８】しかも、主管の径を全長を通じて太径、か
つ、略等しいものとするため、衝撃が分散しやすく折れ
にくいものとなり、長尺化することが出来ることとな
る。

【００２９】また、シャフトのしなりが抑制されてなる
ので、ショット時の感覚と実際のインパクトの瞬間との
間に生じる時間的ずれが極めて小さくなって力を入れる
際のタイミングが容易に計られることにより、その際に
込められた力が効率良くショットに利用されることとな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】（イ）乃至（ハ）本願発明のゴルフクラブ用
シャフトをそれぞれ示す斜視図、（ニ）従来品のゴルフ
クラブ用シャフトを示す斜視図。

【図２】（イ）本願発明のゴルフクラブ用シャフトの
他の実施例を示す斜視図、（ニ）従来品のゴルフクラブ
用シャフトを示す斜視図。

【図３】（イ）本願発明のゴルフクラブ用ヘッドを示
す平面図、（ニ）従来品のゴルフクラブ用ヘッドを示す
平面図。

【図４】（イ）本願発明のゴルフクラブ用ヘッドを示
す正面図、（ニ）従来品のゴルフクラブ用ヘッドを示す
正面図。

【符号の説明】

１，１１，２１，３１・・・ゴルフクラブ用シャフト２，１２・・・ゴルフクラブ用ヘッド３・・・主管４・・・ヘッド側端部５・・・グリップ側端部６・・・差し込み口部８・・・差し込み首部５１・・・従来のゴルフクラブ用シャフト５２・・・従来のゴルフクラブ用ヘッド

【手続補正書】

【提出日】平成８年８月２９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図２】（イ）本願発明のゴルフクラブ用シャフトの
他の実施例を示す斜視図、（ロ）従来品のゴルフクラブ
用シャフトを示す斜視図。

【図３】（イ）本願発明のゴルフクラブ用ヘッドを示
す平面図、（ロ）従来品のゴルフクラブ用ヘッドを示す
平面図。

【図４】（イ）本願発明のゴルフクラブ用ヘッドを示
す正面図、（ロ）従来品のゴルフクラブ用ヘッドを示す
正面図。

【符号の説明】１，１１，２１，３１・・・ゴルフクラブ用シャフト２，１２・・・ゴルフクラブ用ヘッド３・・・主管４・・・ヘッド側端部５・・・グリップ側端部６・・・差し込み口部８・・・差し込み首部５１・・・従来のゴルフクラブ用シャフト５２・・・従来のゴルフクラブ用ヘッド

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】スウィング時のしなりが抑制される程度
に主管の径を全長を通じて太径とし、シャフトのフレッ
クスを硬くしてなることを特徴とするゴルフクラブ用シ
ャフト。
【請求項２】主管の形状を１０００分の０から１００
０分の５の範囲のテーパを有する正テーパ状もしくはス
トレート状もしくは逆テーパ状としてなることを特徴と
する請求項１に記載のゴルフクラブ用シャフト。
【請求項３】スウィング時のしなりが抑制される範囲
内で主管の長さを長尺にしてなることを特徴とする請求
項１または２に記載のゴルフクラブ用シャフト。
【請求項４】シャフトの差し込み口部の径を請求項１
乃至３の何れかに記載のゴルフクラブ用シャフトが直接
接続可能となるように太径としてなることを特徴とする
ゴルフクラブ用ヘッド。
【請求項５】シャフトの差し込み首部の長さを太径と
したシャフトの差し込み口部の径の割合に反比例して短
首としてなることを特徴とする請求項４に記載のゴルフ
クラブ用ヘッド。