JPH0927562A - 集積回路の製造方法 - Google Patents

集積回路の製造方法

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JPH0927562A
JPH0927562A JP8212214A JP21221496A JPH0927562A JP H0927562 A JPH0927562 A JP H0927562A JP 8212214 A JP8212214 A JP 8212214A JP 21221496 A JP21221496 A JP 21221496A JP H0927562 A JPH0927562 A JP H0927562A
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JP
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providing
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substrate
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JP8212214A
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Juergen Foerstner
ジャーガン・フォースナー
Myriam Combes
ミリアム・コブス
Blavier Arlette Marty
アーレット・マーティー−ブラビア
Guy Hautekiet
ガイ・ホウテキット
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MOTOROOLA SEMIKONDEYUKUTOUULE SA
Freescale Semiconducteurs France SAS
Original Assignee
MOTOROOLA SEMIKONDEYUKUTOUULE SA
Motorola Semiconducteurs SA
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Publication date
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の技術による問題点を克服する、あるい
は少なくとも軽減する、基板内に埋込層を作成するため
の方法を提供する。 【解決手段】 ある導電型を有する低濃度にドーピング
された埋込層2と、同一導電型を有して高濃度にドーピ
ングされた埋込層3とを有する集積回路を製造する方法
であって、基板上で2つの埋込層を設けようと欲する場
所に開口領域を定義するために基板1をマスキングし、
基板の開口部を低濃度のドーパントでドーピングして低
濃度にドーピングされた埋込層2を形成することによる
方法が形成される。次に低濃度にドーピングされた埋込
層2が形成される1つの開口領域がマスキングされ、も
う一方の開口領域が高濃度のドーパントでドーピングさ
れて、高濃度にドーピングされた埋込層3が形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路の製造方法に
関し、さらに詳しくは、バイポーラ装置の製造法などに
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】バイ
ポーラ装置は、通常、埋込層上の基板内に作成され、こ
の埋込層は、いずれかの導電型(P またはN )をもつ高
濃度にドーピングされた(+)ものでも、あるいは低濃
度にドーピングされた(−)ものでもよい。従って、埋
込層は異なる4つの型(P+,P-,N+,N-)をもつ可能性
がある。チップ上の装置密度を最大にするためには、寄
生電流を防ぐために互いに分離する必要のある埋込層間
の間隔を、最小限に抑えねばならない。既知の工程で
は、2つの隣接した埋込層が同じ型である場合は、同じ
マスクを用いて同型に形成することができるので、これ
らの層の間隔はマスクの限界寸法の変動にのみ依存す
る。
【0003】しかし、異なる型の埋込層が隣接すること
が求められる場合には、別々のマスクを用いて別々の段
階で製造するので、間隔は2つの異なるマスクの限界寸
法の変動のみならず、マスクの基準点に対する整合の変
動にも依存する。そのため、隣接する埋込層が異なる型
である場合には、すべての変動を許容するようにその間
隔を大きくしなければならない。
【0004】従って、本発明の目的は、基板内に埋込層
を作成する方法であって、従来の技術による問題点を克
服する、あるいは少なくとも軽減する方法を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決する方法】従って、本発明は、いずれか一
方の導電型の低濃度にドーピングされた少なくとも1つ
の埋込層と、いずれか一方の導電型の高濃度にドーピン
グされた少なくとも1つの埋込層を有する集積回路を製
造する方法であって:基板を設ける段階;基板をマスキ
ングして、基板上で、少なくとも2つの埋込層を設ける
ことが望まれる場所に少なくとも2つの開口部を規定す
る段階;基板の開口部を、低濃度のドーパントでドーピ
ングして、それにより少なくとも低濃度にドーピングさ
れた埋込層を形成する段階;低濃度の埋込層が形成され
た1つの開口部をマスキングする段階;もう一方の開口
部を高濃度のドーパントでドーピングして、それにより
高濃度にドーピングされた埋込層を形成する段階;およ
び基板から両方のマスクを除去する段階;によって構成
されることを特徴とする。
【0006】本方法は、純粋なバイポーラ製造過程に
も、同一チップ上にバイポーラ装置とCMOS装置の両方が
製造されるBiCMOS製造過程にも用いることができる。
【0007】
【実施例】図1に示されるように、開始半導体ウェーハ
1は、6ないし8.5オーム・センチ体積抵抗率を有す
る、<100>結晶配向をもつP-型単結晶シリコン基板
である。基板1は、その上に約1500オングストロー
ムの厚みの酸化物層20が作成されるまで、熱酸化され
る。
【0008】次に、2つのN 型埋込層領域が、図2の参
照番号21により示されるフォトレジストにより第1マ
スキングまたはパターニング段階により規定され、次
に、露出された酸化物層20を湿式エッチングすること
により、図示されるように下部構造のシリコン基板1が
露出される。次に、図2に概略的に示されるように、ヒ
素(As)イオン注入が実行される。線量は、約2.5E
13at/cm2で、エネルギは約50KeV である。残ったフ
ォトレジスト21を完全に除去した後で、アニーリング
処理が行われ、シリコン基板1の被露出面を約200オ
ングストロームまで軽く再酸化させる。アニーリングの
サイクルは、以下のとおりである:まずウェーハを酸素
(O2)雰囲気中で約90秒励振する;次に塩化水素(HC
l)を総雰囲気の約3%まで導入し、約19分間乾式酸化
させる;最後に、ウェーハを窒素(N2)雰囲気中で約3
00分間励振する。これにより、すでに注入されたヒ素
が基板1内に拡散して、図3の参照番号2で示されるよ
うに、基板1の表面の規定された領域内にN-埋込層が形
成される。
【0009】次に、図4に示されるように、第2マスキ
ングまたはパターニング段階が実行され、NMOS装置につ
いては、すでにドーピングされている領域をマスキング
し、NPN およびPMOS領域はマスキングしない状態で残
す。次に、図4に概略図で示されるように、高濃度のヒ
素注入が実行される。線量は約5E15at/cm2で、エネ
ルギは約50KeV である。残ったフォトレジスト22を
完全に除去した後で、被露出面が再度熱酸化される;ま
ず、3%のHCl で摂氏約890度で約10分間乾式酸化
が実行される;次に、摂氏約890度で、約39分間蒸
気サイクルが実行される;最後に、ウェーハは摂氏約1
200度でN2中で約95分間励振され、これによりN+領
域3が形成される。その結果、N-領域2上では約900
オングストローム厚で、N+領域3上では約4,000オ
ングストローム厚の酸化物層が形成される。
【0010】この時点で、N-領域とN+領域とが明確に規
定される。第1注入段階しか受けなかった領域はN-層2
となり、両方の注入段階を経た領域はN+層3となる。N-
領域もN+領域も、その位置は、フォトレジスト層21を
用いる最初の1回だけのパターニング段階により規定さ
れているので、自己整合する。N-埋込層2は、後にNMOS
装置の場所となり、NPN 装置のコレクタとなるN+埋込層
3は後にNPN 装置ならびにPMOS装置の場所となる。もち
ろん、N-領域とN+領域の整合および間隔は第1マスキン
グ段階で規定されるので、その間隔は2つの異なる段階
が必要とされる場合よりも小さくなることが理解頂けよ
う。
【0011】4:1のケイフッ酸(HF)溶液内で約5分
間、酸化シリコンを正確に除去した後で、約700オン
グストローム厚の熱酸化物23が成長し、次の注入のマ
スクとして用いられる。これを図5に示す。次に、熱酸
化物23をフォトレジスト層24で覆うことにより、第
3マスキング段階が実行される。フォトレジスト層24
内には適切なパターンが開口され、約40KeV のエネル
ギでホウ素(B )が注入され、その線量は約1.3E1
4at/cm2である。この様子を図5に概略的に示す。次に
フォトレジスト24が除去され、注入されたホウ素はま
ず摂氏約1080度で、約35分間N2中でアニーリング
され、次にO2中で約10分間摂氏約1080度で励振さ
れ、最後に(O2/1%HCl )雰囲気中で、摂氏約108
0度で約10分間励振されて、それによりP+領域4が作
成される。
【0012】酸化シリコンが正確に除去された後で、N
−型のヒ素ドーピング・シリコンで約2μm厚,約0.
9オーム・センチ体積抵抗率を有するエピタキシャル層
5が図6に図示されるように成長する。比較的高温でエ
ピタキシャル層が成長すると、すでに注入され規定領域
内で励振されたヒ素とホウ素とが再び拡散して、N-,N+
およびP+埋込層を形成する。これを図5に参照番号2,
3,4によりそれぞれ示す。結果として得られるN-層2
は、P+層4よりも深くなるので、NMOS装置においては、
P+埋込層4がN-埋込層2により基板1から分離される。
【0013】約700オングストローム厚の酸化物層2
5を図7に示されるように成長させる熱酸化の後で、約
1250オングストローム厚の窒化シリコン層26が低
圧化学蒸着(LPCVD: Low Pressure Chemical Vapor Dep
osition )工程により付着される。埋込層間の深い分離
部を提供する領域は、第4マスキング段階の間に規定さ
れる。次に、エピタキシャル・シリコン5までの乾式エ
ッチングにより、酸化物層25と窒化物層26を貫通し
てウィンドウが作られる。次に、エピタキシャル・シリ
コン5は湿式エッチングされて、図7に示されるような
約9500オングストロームの深さのモート(moat)が作
成される。
【0014】ウェーハを酸化熱処理することにより、約
21500オングストローム厚の酸化物6の深い領域が
すでに規定されたモート内に形成され、このとき、窒化
物層26はウェーハの残りの部分の酸化に対するマスク
として機能する。
【0015】この段階で、酸化物6の深い領域が、図8
に図示されるように完全にエピタキシャル層5を貫通し
て延在する。2つの隣接するN 型埋込層3の間の分離を
強化するために、P+埋込層4を図8に図示されるよう
に、深い酸化物分離部6の下に用いることができる。
【0016】次に、窒化物層26を剥して、約500オ
ングストローム厚で残りの酸化物層25を下に残す。LP
CVD 工程により第2窒化物層27を、図9に図示するよ
うに、約1250オングストローム厚に付着する。
【0017】深い酸化物分離部6の両側にMOS 装置の表
面分離部となる領域が、第5マスキング段階により規定
される。図9に示すように、乾式エッチングにより、下
部の深い酸化物領域6まで第2窒化層27を貫通してウ
ィンドウが規定される。次に、さらに高圧の熱処理が行
われ、約10,000オングストローム厚の酸化物層7
がすでに規定されているウィンドウ内に成長し、残りの
窒化物層27はウェーハの残りの部分のマスクとして機
能する。この様子を図10に示す。次に、酸化物層25
と窒化物層27とで構成されるパッド構造全体が除去さ
れる。
【0018】その後の注入のためのスクリーン酸化物と
して用いられ、図11に参照番号28で示される約20
0オングストロームの熱酸化物をシリコン表面上に成長
させた後で、フォトレジスト29層を塗布することによ
り第6マスキング段階が実行される。ここで、P ウェル
領域を、すなわちNMOSトランジスタ本体に関して、規定
するウィンドウが規定される。次にウィンドウを通じ
て、約6E12at/cm2の線量と約170KeV のエネルギ
でホウ素イオンが注入され、P−ウェル領域8を形成す
る。
【0019】その結果できる酸化物とフォトレジスト2
9が除去される。
【0020】次に、熱酸化が実行され、約1000オン
グストロームの酸化物層が成長され、その上にこれも約
1000オングストローム厚のLPCVD 窒化物層が付着さ
れる。これを図12に示すが、酸化物と窒化物の積層さ
れた複合体を参照番号9で示す。第7マスキングおよび
注入段階により、図13に示すように、フォトレジスト
層30内に規定されたウィンドウを通じてNPN ベースが
注入され、積層体9を通じてP ベース領域10が形成さ
れる。注入線量は約1.15E14at/cm2で、注入エネ
ルギは約140KeV である。続いて、摂氏約900度の
アニーリング段階がN2中で実行される。次に、酸化物/
窒化物積層体9が、後にPMOSおよびNMOS装置となる領域
から第8パターニング段階により乾式/湿式エッチング
で除去され、ゲート酸化物層11(約400オングスト
ローム)が図14に示すように熱成長する。
【0021】次に、約3500オングストローム厚の多
結晶シリコン層36が図15に示すようにLPCVD 工程に
より付着され、リンでドーピングされる。MOS 装置のゲ
ート12が多結晶シリコン層36から形成され、図16
に示すように余分な多結晶シリコン層36を除去するこ
とにより第9パターニング段階によって規定される。第
10パターニング段階において、酸化物/窒化物積層体
9の乾式エッチングのためのフォトレジスト・マスクを
通じて適切なウィンドウが規定され、NPN 装置のエミッ
タ,ベースおよびコレクタ接触のための異なる開口部を
形成する。この開口部は図17に参照番号34で示され
る。図18に示すように、第11マスキングおよび注入
段階でフォトレジスト層31が塗布され、ウィンドウが
開口されてヒ素を注入される領域を規定する。この高濃
度の注入の目的は、多結晶シリコン・ゲート12と表面
酸化物分離部11との相対エッジにより遮蔽され整合さ
れるNPN トランジスタのコレクタおよびエミッタ領域と
NMOSトランジスタのソースおよびドレイン領域に関し、
図18の参照番号13で示される電気接触部を形成する
ことである。ヒ素線量は、約1.4E15at/cm2で、エ
ネルギは約30KeV である。
【0022】摂氏約1020度で約17分間、N2中でヒ
素注入を行った後、図19のフォトレジスト層32を塗
布し、ホウ素注入が行われたフォトレジスト層32内に
ウィンドウを規定することにより第12マスキング段階
が行われる。この高濃度のホウ素注入の目的は、多結晶
シリコン・ゲート12と表面酸化物分離部11との相対
エッジにより遮蔽され自己整合されるNPN トランジスタ
のベース領域とPMOSトランジスタのソースおよびドレイ
ン領域に関し、図19の参照番号14により示される電
気接触部を形成することである。この注入部は、次に摂
氏約900度で30分間N2中でアニーリングされ、フォ
トレジスト層32が除去される。
【0023】さらに酸化物、いわゆるテトラエチルオル
トシリケート(TEOS)の第1非ドーピング薄層、引続き
すぐにリンおよびホウ素をドーピングしたTEOS(BPTEO
S)の第2層のプラズマ強化蒸着(PECVD: plasma-enhan
ced vapor deposition )段階を行う。次にリフロー処
理を行う。TEOSとBPTEOSとの積層体は、図20の参照番
号15により示される。第13パターニング段階で、図
21に示されるように積層体15の乾式除去により接触
開口部35がTEOS/BPTEOS積層体内に形成される。
【0024】次に、ケイ化プラチナ合金(PtSi)がすべ
ての接触開口部内に形成される。次にチタン/タングス
テン(TiW )層が付着され、続いて銅/シリコン/アル
ミニウム合金(AlCuSi)が付着される。いずれの層も、
第14マスキング段階によりパターニングされ、2つの
層が腐食を受けて異なる接触部の金属相互接続部ができ
る。PtSi/TiW/AlCuSi で形成された複合層全体は、図2
2の参照番号16で示される。
【0025】図23に示されるように、プラズマ強化蒸
着(PECVD )工程により窒化シリコンの絶縁パッシベー
ション層17が付着され、第16マスキング段階により
パッド領域が規定される。パッシベーション層17の腐
食とウェーハ1の背面の研磨とにより、作成段階の手順
は完了する。
【0026】以上、本発明により同一の作成工程を用い
て1つの集積回路上にバイポーラ装置とMOS 装置の両方
が製造された。
【0027】本発明では1つの特定の実施例しか詳細に
説明されていないが、本発明の精神から逸脱することな
く種々の改良および改善を加えることができることは当
業者には認識頂けよう。たとえば、作成過程の動作手順
の間に、作成される集積回路によっては必要とされる抵
抗,キャパシタ,ダイオードなどの受動回路素子を容易
に形成することができる。また、この作成過程は、既存
の装置を改良するためにさらにマスキング段階を加える
ことにより改良することもできる。たとえば、NPN トラ
ンジスタのコレクタ・アクセスを減らすために、図24
に示すような深い電気N+接触18を形成して、N+埋込
層、すなわちNPN トランジスタのコレクタまで到達する
こともできる。別の可能性としては、オプションのマス
キングおよび注入段階を用いて、MOS 装置の閾値電圧を
特定の所望値に調整することもできる。
【0028】用途によっては、分離コレクタ縦型PNP ト
ランジスタなどの他の能動装置を容易に形成することが
できる。N-ベース領域を形成するには、高濃度のヒ素注
入の直前にマスキング段階を追加し、さらにN-型注入段
階を行うことが必要とされる。PMOSトランジスタのソー
ス/ドレイン注入を用いることにより、P+エミッタを容
易に形成することができる。最後に、P+埋込層は、第1
のN-型埋込層そのものにより基板から分離されて、コレ
クタとして機能する。縦型に分離されたPNP トランジス
タのコレクタ・アクセスを軽減する、P+埋込層に到達す
る深い電気P-型接触を形成するためにP-ウェルを用いる
こともできる。このような縦型PNP トランジスタの例を
図25に示す。ここではN-ベースは、参照番号19によ
り示され、残りの構造部は上記の工程の対応する注入段
階と同じ参照番号を有する。
【図面の簡単な説明】
本発明の1つの実施例が、例として、以下の図面を参照
してより詳しく説明される。
【図1】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形成
する製造過程に含まれる段階を示す。
【図2】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形成
する製造過程に含まれる段階を示す。
【図3】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形成
する製造過程に含まれる段階を示す。
【図4】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形成
する製造過程に含まれる段階を示す。
【図5】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形成
する製造過程に含まれる段階を示す。
【図6】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形成
する製造過程に含まれる段階を示す。
【図7】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形成
する製造過程に含まれる段階を示す。
【図8】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形成
する製造過程に含まれる段階を示す。
【図9】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形成
する製造過程に含まれる段階を示す。
【図10】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図11】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図12】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図13】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図14】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図15】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図16】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図17】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図18】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図19】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図20】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図21】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図22】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図23】同一基板上にPMOS,NMOSおよびNPN 装置を形
成する製造過程に含まれる段階を示す。
【図24】NPN 装置の構造における可能な変形を示す。
【図25】縦型PNP 装置と同一基板上にあるNPN 装置を
示す。
【符号の説明】
1 基板 2 N-埋込層 3 N+埋込層 4 P+埋込層 5 エピタキシャル層 6 酸化物の深い領域 7 酸化物層 8 P ウェル領域 9 酸化物/窒化物積層体 10 P ベース領域 11 ゲート酸化物層 12 MOS 装置のゲート 13,14 電気接触部 15 TEOS/BPTEOS 積層体 16 PtSi/TiW/AlCuSi 複合層 17 パッシベーション層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャーガン・フォースナー アメリカ合衆国アリゾナ州メサ、ノース・ フラスナー・ドライブ539 (72)発明者 ミリアム・コブス フランス国プレイザンス・デュ・タッチ 31830、ケミン・デ・バスターズ13 (72)発明者 アーレット・マーティー−ブラビア フランス国フロウジン31270、インパス・ ルイス・アラゴン5 (72)発明者 ガイ・ホウテキット フランス国プレイザンス・デュ・タッチ 31830、ル・デ・ブレタン25

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いずれか一方の導電型の低濃度にドーピ
    ングされた少なくとも1つの埋込層と、同じ導電型の高
    濃度にドーピングされた少なくとも1つの埋込層とを有
    する集積回路を製造する方法であって:基板を設ける段
    階;前記基板をマスキングして、基板上の、前記少なく
    とも2つの埋込層を設けることが望まれる場所に少なく
    とも2つの開口部を規定する段階;前記基板の前記開口
    部を、低濃度のドーパントでドーピングして、それによ
    り前記の少なくとも低濃度にドーピングされた埋込層を
    形成する段階;前記の低濃度の埋込層が形成された1つ
    の開口部をマスキングする段階;もう一方の開口部を高
    濃度のドーパントでドーピングして、それにより前記の
    高濃度にドーピングされた埋込層を形成する段階;およ
    び前記基板から両方のマスクを除去する段階;によって
    構成されることを特徴とする集積回路製造方法。
  2. 【請求項2】 前記工程が純粋にバイポーラ製造工程で
    ある請求項1記載の集積回路製造方法。
  3. 【請求項3】 前記工程が、バイポーラ装置とCMOS装置
    の両方を同一チップ上に製造するBiCMOS製造工程である
    請求項1記載の集積回路製造方法。
  4. 【請求項4】 前記基板がP-シリコン基板であり、前記
    の低濃度にドーピングされた埋込層がN-埋込層領域であ
    り、前記の高濃度にドーピングされた埋込層がN+埋込層
    領域である、バイポーラ装置とCMOS装置の両方を同一チ
    ップ上に有する集積回路を製造する方法であって:少な
    くとも1つのNMOS装置に関して、前記N-埋込層領域内と
    前記P-基板内とにP+領域を設ける段階;前記P+,N+およ
    びN-領域上にN-エピタキシャル層を設ける段階;前記NM
    OS装置の前記N-エピタキシャル層内に前記P+領域まで延
    在するP ウェル領域を設ける段階;少なくとも1つのNP
    N 装置に関して、前記N-エピタキシャル層の第1部分内
    にP ベース領域を設ける段階;前記NPN 装置のP ベース
    領域部分にN+領域を設けてそのエミッタを形成するこ
    と;前記NPN 装置のN-エピタキシャル層の第2部分にN+
    領域を設けてそのコレクタ接触を形成すること;および
    前記NMOS装置のP ウェル領域の第1および第2部分にN+
    領域を設けてそのソースおよびドレインを形成するこ
    と;を同時に行う段階;および少なくとも1つのPMOS装
    置に関して、前記N-エピタキシャル層の第1および第2
    部分にP+領域を設けてそのソースおよびドレインを形成
    すること;および前記NPN 装置のP ベース領域部分にP+
    領域を設けてそのベース接触を形成すること;を同時に
    行う段階;によってさらに構成される請求項3記載の集
    積回路製造方法。
  5. 【請求項5】 前記NPN 装置のコレクタ接触を形成する
    前記N+領域が形成される前に、前記N-エピタキシャル層
    の第2部分内に深いN+領域を設ける段階;によってさら
    に構成される請求項4記載の集積回路製造方法。
  6. 【請求項6】 N-埋込層領域が、P+領域がその中に形成
    される前にNMOS装置に関してP-基板内に形成される請求
    項4記載の集積回路製造方法。
  7. 【請求項7】 前記NPN 装置の前記ベース領域が、前記
    NPN 装置の前記N-エピタキシャル層の第2部分内に設け
    られたP++ 領域上に設けられる請求項4記載の集積回路
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記P-シリコン基板内で、少なくとも1
    つの縦型PNP 装置に関してN-埋込層領域を設ける段階;
    前記N-埋込層領域上にN-エピタキシャル層を設ける段
    階;前記縦型PNP 装置の前記N-エピタキシャル層の第1
    部分内にP-ウェル領域を設ける段階;前記縦型PNP 装置
    の前記N-エピタキシャル層の第2部分内にN-ベース領域
    を設ける段階;前記縦型PNP 装置の前記N-ベース領域上
    にN+領域を設けて、そのベース接触を形成する段階;お
    よび前記縦型PNP 装置の前記P-ウェルおよびN-ベース領
    域上にP+領域を設けて、そのコレクタおよびエミッタ接
    触を形成する段階;によってさらに構成される請求項4
    ないし7のいずれか1項に記載の集積回路製造方法。
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