JPH09275214A - 微少電荷制御素子及びその作製法 - Google Patents

微少電荷制御素子及びその作製法

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JPH09275214A
JPH09275214A JP8084373A JP8437396A JPH09275214A JP H09275214 A JPH09275214 A JP H09275214A JP 8084373 A JP8084373 A JP 8084373A JP 8437396 A JP8437396 A JP 8437396A JP H09275214 A JPH09275214 A JP H09275214A
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JP
Japan
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electrode
gate electrode
insulating film
gap
substrate
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JP8084373A
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Masayoshi Ishibashi
雅義 石橋
Morio Taniguchi
彬雄 谷口
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の半導体微細加工技術の延長では作製が
困難な、単一電子素子などの微少電荷制御素子の動作部
等に使用される微小電極接合部を高精度に作製するこ
と。 【解決手段】 有機化合物で表面を被覆した金属微粒子
の水溶液8で満たされた容器7の中に絶縁膜1、ソース
電極2、ドレイン電極3、ゲート電極4からなる素子5
を入れ、上部に白金の対電極6を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単一電子素子などの
微少電荷制御素子及びその作製法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のデジタル電子素子では、シリコン
微細加工技術の進歩により集積化の容易性、低消費電力
および高速度処理という3つの特徴をもつシリコンMOS
トランジスタを使用したものが主流となっている。しか
し微細加工技術の進歩に伴い、年々素子の小型が進んで
いくなかで、シリコンMOSトランジスタが上記3つの特
徴を保ちながら動作するのは、電極の大きさ、間隔が
0.1μm程度が限界といわれている。現在の小型化の進
歩の割合でいくと2010年には0.1μmに達してしま
う。
【0003】そのため、シリコンMOSトランジスタより
も小さくかつ高性能な次の世代の素子の開発が要望され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】シリコンMOSトランジ
スタの次の世代の素子の有力な候補の一つに、Moscow S
tate 大学のLikharevが提案した単一電子素子がある。
単一電子素子はメソスコピック系で現れるクーロン障壁
現象を利用して1個の電子で動作するため、消費電力が
非常に少ないことが予想される。クーロン障壁現象が発
現するには素電荷をe、電極の電気容量をCとすると、 U=e2/C のエネルギー差が熱エネルギーと比べ優位である必要が
ある。そのため、室温でこの現象を利用するには、電気
容量Cが1 aF(=1/1018 F)のオーダー、つまり接
合の大きさ(ギャップ)が1nmのオーダーが必要である
ことを意味する。単一電子素子を動作させるためには、
素子内に上記クーロン障壁現象を発現させるための微小
電極接合部(トンネル接合部)が必要である。しかし、
この大きさの素子の加工は現在の半導体微細技術の延長
では困難である。
【0005】本発明の目的の一つは、現在の半導体微細
加工技術の延長では作製が困難な、微小電極接合部を動
作部としてもつ単一電子素子などの微少電荷制御素子を
提供することである。
【0006】本発明の他の目的は微小電極接合部を動作
部としてもつ単一電子素子などの微少電荷制御素子の新
しい作製方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、コロイド状
態の直径数ナノメートルのほぼ均一な大きさの金属微粒
子を、基板の上部に設置した対電極と基板の絶縁層の下
にあるゲート電極の間に電圧を印加することにより、基
板上の任意の場所に電界を発生させ、クーロン力により
任意の場所へ金属微粒子を配置する。また、必要なら、
この方法に有機物の自己組織化単層膜(SAM)技術を組
み合わせることにより、0.1nmオーダ単位でトンネル
接合部のギャップの制御を可能にする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施例を図に
基づいて詳細に説明する。
【0009】実施例1 図1に本発明にかかわる微少電荷制御素子の第1の実施
例を示す。左上に示したのが素子の平面図、右上および
左下に示したものは平面図のA−A’及びB−B’、C
−C’の位置で矢印方向に見た断面図である。微少電荷
制御素子7はシリコン基板5上の酸化シリコンの絶縁膜
1の表面上にソース電極2とドレイン電極3が幅の狭い
対向部を突き合わせた形で形成され、その間に、後述す
るように、トンネル接合部が形成される。ソース電極2
とドレイン電極3は金製でそれぞれ幅100nm、厚さ3
0nmで、それらの対向部の間隔は100nmである。ソー
ス電極2とドレイン電極3のそれぞれの前記対向部と反
対側は配線をつけ信号を取り出すための10000nm四
方のパットになっている。
【0010】前記対向部のギャップの下部には、酸化シ
リコンの絶縁層1をはさみ幅100nm、厚さ30nmのn
型のポリシリコンでできたゲート電極4が形成される。
ゲート電極4はシリコン基板5に対し凸状になされ、ソ
ース電極2とドレイン電極3の対向部のギャップの下部
のみ表面に近くなっている。また、ゲート電極4の他の
部分はシリコン基板5上に両側に延伸され、両端部でシ
リコン基板5を貫通して背面に導出されて約10000
nm四方のゲート電極取り出しパット6に接続される。
【0011】図2によって、ソース電極2とドレイン電
極3の間の対向部にトンネル接合部を形成する具体例を
説明する。
【0012】容器9内にオクタデカンチオールで表面を
被覆した金微粒子の水溶液(オクタデカンチオール被覆
金コロイド溶液)10を満たす。この水溶液の中に素子
7を配置する。この素子7の上部1mmの所に白金の対電
極8を配置するとともに、対電極8と、素子7のパット
6を介してゲート電極4の間に電圧を印加できるように
する。オクタデカンチオール被覆金コロイド溶液10
は、直径10nmの金コロイド水溶液をPrinceton大のB.
V. Enustun等が開発した塩化金酸をクエン酸ナトリウム
で還元する方法(J. Am. Chem. Soc. 85 (1963)
3317)で合成し、テトラヒドロフランとオクタデカ
ンチオールを加え作製する。オクタデカンチオール被覆
金コロイド溶液10の濃度は、ゲート電極4の上部の素
子7表面の対向部のギャップをオクタデカンチオール被
覆金微粒子が一層覆う濃度の1ないし10倍に調節す
る。
【0013】素子7のトンネル接合部の作製は次の手順
で行う。オクタデカンチオール被覆金コロイド溶液10
内で、対電極8とゲート電極4の間にゲート電極4が正
になるように電圧を50mV印加し数分間静置する。オク
タデカンチオール被覆金微粒子は、溶液中で負に帯電し
ているため、正電極側に集まってくる。すなわち、ゲー
ト電極4の正電位に引かれて、素子7表面の対向部のギ
ャップの絶縁膜1の上部に集まってくる。その際、オク
タデカンチオール被覆金微粒子は表面自由エネルギーが
小さいため粒子間、粒子ー基板間の相互作用が小さく、
かつオクタデカンチオールの長いアルキル鎖からくる表
面大きな自由度をもつため系全体として歪みが最も少な
い最密六方格子に近い構造で安定化する。次に電圧を印
加した状態で素子7と対電極8をオクタデカンチオール
被覆金コロイド溶液10から取り出し、ゆっくりと溶媒
を蒸発させる。
【0014】この段階で素子7表面の走査型電子顕微鏡
(SEM)像をみると、オクタデカンチオール被覆金微粒
子が素子7表面のソース電極2とドレイン電極3の対向
部のギャップに、直径10nmの金微粒子がオクタデカン
チオールをスペーサとして約1.5nmの間隔で並んでい
るのが観察される。
【0015】これによりソース−ドレイン電極間のギャ
ップにトンネル接合部が作製できたことが確認できる。
【0016】オクタデカンチオールの代わりに炭素数が
6から30までのアルカンチオールを用いても同様にソ
ース−ドイン電極間のギャップにトンネル接合部が作製
できた。さらに、直径10nmの金コロイドの代わりに直
径0.8nm、1.6nm、2nm、5nm、20nm、40nmの金
コロイドを使用しても同様にソース−ドレイン電極間の
ギャップにトンネル接合部が作製できた。
【0017】また、このオクタデカンチオールは大気中
で紫外光を照射することにより、酸化脱離するので、電
圧を印加した状態で素子7と対電極8をオクタデカンチ
オール被覆金コロイド溶液10から取り出し、ゆっくり
と溶媒を蒸発させた段階で、紫外光を照射して、約1.
5nmの間隔で並んでいる金微粒子のみのトンネル接合部
とすることもできる。
【0018】実施例2 図3に本発明にかかわる微少電荷制御素子の第2の実施
例を示す。左上に示したのが素子の平面図、右上および
左下に示したものは平面図のD−D’及びE−E’の位
置で矢印方向に見た断面図である。図4は図3の実施例
の配線関係に着目した平面図である。
【0019】図3に示す微少電荷制御素子が図1のそれ
と異なる点は、ソース−ドレイン電極間のギャップに形
成するトンネル接合部の幅を制御するための第2のゲー
ト電極を備える点にある。
【0020】図1の実施例同様、微少電荷制御素子19
はシリコン基板16上の酸化シリコンの絶縁膜11の表
面上にソース電極12とドレイン電極13が幅の狭い対
向部を突き合わせた形で形成され、その間にトンネル接
合部が形成される。ソース電極12とドレイン電極13
は金製でそれぞれ幅100nm、厚さ30nmで、それらの
対向部の間隔は100nmである。ソース電極2とドレイ
ン電極3のそれぞれの前記対向部と反対側は配線をつけ
信号を取り出すための10000nm四方のパットになっ
ている。
【0021】前記対向部のギャップの下部には酸化シリ
コンの絶縁層11をはさみ幅100nm、厚さ30nmのn
型のポリシリコンでできた第1ゲート電極14が形成さ
れる。第1ゲート電極14はシリコン基板16に対し凸
状になされ、ソース電極12とドレイン電極13の対向
部のギャップの下部のみ表面に近くなっている。また、
第1ゲート電極14の他の部分はシリコン基板5上で対
角方向に両側に延伸され、両端部でシリコン基板16を
貫通して背面に導出されて約10000nm四方のゲート
電極取り出しパット17に接続される。
【0022】前記対向部のギャップの下部には、さら
に、前記第1ゲート電極14の両側に、前記ソース電極
およびドレイン電極を結ぶ線と平行に、第1ゲート電極
14を挟み付ける形のポリシリコンでできた第2ゲート
電極15が酸化シリコンの絶縁層11をはさみ形成され
る。第2ゲート電極15の他の部分はシリコン基板5上
で、前記ゲート電極14とは逆の対角方向に両側に延伸
され、両端部でシリコン基板16を貫通して背面に導出
されて約10000nm四方のゲート電極取り出しパット
18に接続される。
【0023】図4は、各電極の配置及び電気的な接続関
係を平面的に示すもので、ソース電極12、ドレイン電
極13およびこれらの対向部のギャップ部分からなる配
置において、ギャップ部分にゲート電極14が、ゲート
電極14を挟むように第2ゲート電極15が配置されて
いることがわかる。そして、各ゲート電極は対角方向に
設けられたパット17、18にそれぞれ接続されてい
る。
【0024】この実施例でも、トンネル接合部は、実施
例1と同様に酸化シリコンの絶縁膜11表面上のソース
電極12とドレイン電極13の間に作製する。本実施例
2によるトンネル接合部の作製の装置の配置と回路例を
図5に示す。
【0025】実施例1と同様に、オクタデカンチオール
で表面を被覆した金のコロイド溶液22で満たされた容
器21の中に素子19を配置する。素子19の上部には
1 mm離して白金の対電極20を配置し、対電極20と
素子19の第1ゲート電極14、第2ゲート電極15に
接続されたパット14、18との間にそれぞれ電圧源を
いれ、各々別々に電圧を印加できるようにする。素子1
9のトンネル接合部の作製は実施例1と同様に行う。実
施例1との違いは、オクタデカンチオール被覆金コロイ
ド溶液19内で、対電極20と第1ゲート電極14の間
に第1ゲート電極14が正になるように電圧を50mV印
加し、さらに対電極20と第2ゲート電極15の間に第
2ゲート電極15が負になるように電圧を10mV印加す
ることである。対電極20と第2ゲート電極15の間
に、第1ゲート電極14と符号が逆の電圧を印加するこ
とにより、基板表面に発生させる見かけ上の正電極を第
1ゲート電極14の幅よりはるかに細くすることができ
る。
【0026】すなわち、実施例1では、ゲート電極4に
よってオクタデカンチオールで表面を被覆した金を対向
部のギャップ部分に集めてトンネル接合部を形成するだ
けであるが、実施例2では、第2ゲート電極を設けて、
第1のゲート電極の幅を等価的に狭くすることによっ
て、対向部のギャップ部分に集めるオクタデカンチオー
ルで表面を被覆した金の幅を狭くして、幅の狭いトンネ
ル接合部を形成することを可能にしたものである。
【0027】また、本実施例においても、オクタデカン
チオールの代わりに炭素数が6から30までのアルカン
チオールを用いても同様にソース−ドレイン電極間のギ
ャップにトンネル接合部が作製できた。さらに、直径1
0nmの金コロイドの代わりに直径0.8nm、1.6nm、2
nm、5nm、20nm、40nmの金コロイドを使用しても同
様にソース−ドレイン電極間のギャップにトンネル接合
部が作製できることは言うまでもなく、さらに、大気中
で紫外光を照射することにより、金微粒子のみのトンネ
ル接合部とすることもできる。
【0028】上記いずれの実施例においても、ソース−
ドレイン電極間のギャップにトンネル接合部を作製する
ために、対電極とゲート電極との間に電圧を印加すると
きの電流の大きさについては説明しなかった。これは、
ギャップ部分にオクタデカンチオールで表面を被覆した
金微粒子を集めるために対電極とゲート電極との間に電
界を作用させることに技術的な意味があり、電流の大き
さ自体には大きな意味が無いからである。
【0029】なお、本発明による微少電荷制御素子は、
制御電極の電位を制御して、トンネル接合部のトンネル
効果の発現を制御できるから、ソース−ドレイン電極間
のオンオフ動作は勿論、リニアな特性をも実現できる。
また、図の実施例は、簡略されているが、実際の素子
は、現状の半導体技術による素子と同様に、共通の基板
状に、多数の素子が配列されるのは勿論、保護膜で覆わ
れた素子となることは言うまでもなかろう。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば現
在の半導体微細加工技術の延長では作製が困難な、単一
電子素子などの微少電荷制御素子を作製することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の微少電荷制御素子の実施例の平面図及
び断面図。
【図2】図1の実施例のトンネル接合部を作製する装置
の配置と回路の概略図。
【図3】本発明の微少電荷制御素子の他の実施例の平面
図及び断面図。
【図4】図3の実施例の部品の配置及び電気的接続関係
を示す平面図。
【図5】図3の実施例のトンネル接合部を作製する装置
の配置と回路の概略図。
【符号の説明】
1:絶縁膜、2:ソース電極、3:ドレイン電極、4:
ゲート電極、5:シリコン基板、6:ゲート電極取り出
しパット、7:素子、8:対電極、9:容器、10:オ
クタデカンチオール被覆金コロイド溶液、11:絶縁
膜、12:ソース電極、13:ドレイン電極、14:第
1ゲート電極、15:第2ゲート電極、16:シリコン
基板、17、18:第1、第2ゲート電極取り出しパッ
ト、19:素子、20:対電極、21:容器、22:オ
クタデカンチオール被覆金コロイド溶液。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板、該基板上に形成された絶縁膜、該絶
    縁膜の表面上に幅の狭い対向部を突き合わせた形で形成
    されたソース電極およびドレイン電極、該ソース電極お
    よびドレイン電極のギャップに形成されたトンネル接合
    部および該ギャップの位置で前記絶縁膜内に設けられた
    ゲート電極とよりなることを特徴とする微少電荷制御素
    子。
  2. 【請求項2】前記ソース電極およびドレイン電極を結ぶ
    線と平行に、前記ゲート電極を挟み付ける形で第2のゲ
    ート電極を前記絶縁膜内に設けらた請求項第1項記載の
    微少電荷制御素子。
  3. 【請求項3】基板、該基板上に形成された絶縁膜、該絶
    縁膜の表面上に幅の狭い対向部を突き合わせた形で形成
    されたソース電極およびドレイン電極、該ソース電極お
    よびドレイン電極のギャップの位置で前記絶縁膜内に設
    けられたゲート電極とよりなる素子を形成すること、該
    素子を金属微粒子を有機化合物で被覆した金属微粒子の
    コロイド溶液中に浸すこと、該コロイド溶液中で前記ゲ
    ート電極と前記素子と離れて配置された対電極との間に
    所定の電圧を付与して前記ギャップ位置に金属微粒子を
    集めること、前記素子を電圧を印加した状態で大気中に
    取り出すこと、金属微粒子に付着した溶媒を除去してト
    ンネル接合部とすることとよりなることを特徴とする微
    少電荷制御素子の作製法。
  4. 【請求項4】基板、該基板上に形成された絶縁膜、該絶
    縁膜の表面上に幅の狭い対向部を突き合わせた形で形成
    されたソース電極およびドレイン電極、該ソース電極お
    よびドレイン電極のギャップの位置で前記絶縁膜内に設
    けられた第1のゲート電極、前記ソース電極およびドレ
    イン電極を結ぶ線と平行に前記ゲート電極を挟み付ける
    形で前記絶縁膜内に設けられた第2のゲート電極とより
    なる素子を形成すること、該素子を金属微粒子を有機化
    合物で被覆した金属微粒子のコロイド溶液中に浸すこ
    と、該コロイド溶液中で前記第1のゲート電極と前記素
    子と離れて配置された対電極との間に所定の電圧を付与
    して前記ギャップ位置に金属微粒子を集めること、該コ
    ロイド溶液中で前記第2のゲート電極と前記素子と離れ
    て配置された対電極との間に所定の電圧を付与して前記
    ギャップ位置に金属微粒子を集めるのを阻害すること、
    前記素子を少なくとも第1のゲート電極と対極間に電圧
    を印加した状態で大気中に取り出すこと、金属微粒子に
    付着した溶媒を除去してトンネル接合部とすることとよ
    りなることを特徴とする微少電荷制御素子の作製法。
JP8084373A 1996-04-08 1996-04-08 微少電荷制御素子及びその作製法 Pending JPH09275214A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002540383A (ja) * 1999-01-25 2002-11-26 ミナーヴァ・バイオテクノロジーズ・コーポレーション 神経変性疾患における異常型タンパク質凝集の迅速かつ高感度の検出
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KR101394412B1 (ko) * 2007-12-21 2014-05-14 재단법인 포항산업과학연구원 단전자 트랜지스터의 형성방법

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